JP2926683B2 - フィンシャットレジスタの作動制御構造 - Google Patents

フィンシャットレジスタの作動制御構造

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JP2926683B2 JP742998A JP742998A JP2926683B2 JP 2926683 B2 JP2926683 B2 JP 2926683B2 JP 742998 A JP742998 A JP 742998A JP 742998 A JP742998 A JP 742998A JP 2926683 B2 JP2926683 B2 JP 2926683B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィンシャットレジ
スタの作動制御構造に関する。詳しくは、自動車の空調
システムの空気吹き出し口に設けられるフインシャット
ジスタにおけるフィンの作動制御構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用レジスタのフィンシャット構造と
は、図4に示すように、横フィン1を閉じた時、該横フ
ィン1が意匠面2と同一となるように造形されたレジス
タである。この場合、フィンシャットのみではブロワか
らの風をシャットすることは困難であるため、図5の如
くシャットダンパを設けている。
【0003】同図(a)は正面図、(b)は断面図であ
り、1は横フィン、2は意匠面、3は風向調節用の縦フ
ィン、4はダンパであり、該ダンハ4はダンパ用ノブ5
を操作することにより実線で示す状態から、矢印A方向
に回動し、2点鎖線で示す状態を経て風を完全に締め切
ることができるようになっている。
【0004】またフィンシャットの横フィン1はリンク
6に係合され、該リンク6がレバー7に係合され、該レ
バー7を回動することによりリンク6が駆動され、横フ
ィン1を開閉するようになっている。また、風向調節用
の縦フィン3はノブ8を操作することにより、縦フィン
3に取り付けられたレバー9及び、ピン10を中心にし
て回動可能に設けられたレバー11を介して駆動され向
きを変えられるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフィンシャ
ット構造においては、自動化されていないためフィンシ
ャットの横フィン1を閉鎖するように操作するために
は、使用者自身がマニュアル操作する必要があり面倒で
ある。また、フィンシャットの横フィン1とシャットダ
ンパ4とは連動されていないため、シャットダンパ4が
開で、レジスタから風が出る状態の時、フィンシャット
の横フィン1を閉鎖すると、フィンとフィンの隙間から
の風もれ、及び風もれによる笛吹音の発生などの問題が
生ずる。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、フィン
シャットを自動化すると共に、風もれ及び笛吹音の発生
を防止可能としたフィンシャットレジスタの作動制御構
造を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のフィ
ンシャットレジスタの作動制御構造は、風向きを調節す
る複数の横フィン22と複数の縦フィン23とを有し、
前記複数の横フィン22及び複数の縦フィン23の少な
くとも一方によりレジスタ開口部を全閉できる車両用の
フィンシャットレジスタにおいて、前記横フィン22及
び縦フィン23の少なくとも一方にフィン駆動用のモー
タを設け、レジスタに接続したダクト25には該ダクト
25を全閉できるシャットダンパ26を設けると共に、
該シャットダンパ26が全閉したことを検出するスイッ
チ34を設け、更に前記フィン駆動用モータ及びスイッ
チ34を接続して、該スイッチ34が前記シャットダン
パ26の全閉を検知した場合には横フィン22及び縦フ
ィン23の少なくとも一方を全閉とし、スイッチ34が
シャットダンパ26の全閉を検知しない場合は、イグニ
ッションスイッチ及びエアコン吹出しモードに連動して
横フィン22及び縦フィン23の少なくとも一方の開閉
動作を制御するモータ制御回路39を設けてなり、前記
シャットダンパ26の全閉した時のみ横フィン22及び
縦フィン23の少なくとも一方を全閉することにより、
該横フィン22又は縦フィン23からの風もれ、および
風もれによる笛吹音を防止可能としたことを特徴とす
る。また、請求項2の発明は、前記フィン駆動用のモー
タは少なくともレジスタ開口部を全閉する側のフィンに
設けることを特徴とする。
【0008】この構成を採ることにより、横フィン全閉
時にはダンパが全閉しているため、全閉している横フィ
ンの間から風がもれることがなく、従って風もれによる
笛吹き音の発生も防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態におけ
るレジスタを示す図で、(a)は斜視図、(b)は
(a)図のB矢視図、(c)は(a)図のc−c線にお
ける断面図である。同図において、20はレジスタの外
筐、21は意匠面、22は水平軸により回動可能な横フ
ィン、23は縦フィン、24は複数の横フィンを連動さ
せるリンク、25はダクト、である。そして該ダクト2
5には図2に示すように、シャットダンパ26が設けら
れている。
【0010】このシャットダンパ26には図2(a)の
如く、レバー27が取り付けられ、軸28を中心にして
回動可能となっており、つまみ29を有し、軸30を支
点とする操作レバー31によりリンク32を介して開閉
されるようになっている。また、操作レバー31に突起
33が設けられると共に、ダクト25の側壁に前記操作
レバー31の突起33によりスイッチレバー34aが回
動されるスイッチ34が設けられ、図2(b)の如くシ
ャットダンパ26が閉鎖されたときにスイッチレバー3
4aが押圧回動されてスイッチ34はオンとなりシャッ
トダンパ26が閉鎖されたことを検出することができる
ようになっている。
【0011】また、図1に示すように、レジスタの外筐
20の左右両壁にはブラケット35を介して横フィン2
1を駆動するモータ36,36′が設けられ、該モータ
36,36′の軸と横フィン22との軸はジョイント3
7により接続されている。また、レジスタの外筐20の
上部の壁には縦フィン23を駆動するモータ38,3
8′が設けられている。なお、フィン駆動用モータは横
フィン21又は縦フィン23の何れか一方にのみ設けて
も良い。
【0012】これらの横フィンを駆動するモータ36,
36′及び縦フィンを駆動するモータ38,38′とシ
ャットダンパ26の閉鎖を検知するスイッチ34は図3
に示すようにモータ制御回路39に接続されている。そ
して、モータ制御回路39は表1及び2のようにモータ
の制御を行うようになっている。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】即ち、スイッチ34がダンパ閉鎖を検知し
ていればイグニッションキーのON,OFFにかかわら
ず横フィン22及び縦フィン23の少なくとも一方は全
閉(フィンシャット)される。スイッチ34がダンパ閉
鎖を検知していない時(閉以外)は表2に示すように横
フィン及び縦フィンの制御を行うようになっている。即
ち、イグニッションキーがONとなりエアコン操作によ
り吹出しモードがFACE、B/Lの場合は横フィン及
び縦フィンは開となり、FOOTおよびDEFの場合は
フィンシャットとなる。
【0016】このように制御することにより、レジスタ
から風が出る時は、横フィン及び縦フィンは開となり、
風を出さない時はフィンシャットされる。なお、前記の
ように、ダンパ開時でも、イグニッションOFF時及び
吹出しモードFOOT及びDEF時はフィンシャットす
る。この時はエアコンユニットからレジスタには風が送
られていないため、ダンパ開、フィンシャットでも風も
れ、笛吹き音の問題は発生しない。
【0017】本実施の形態では2つのレジスタ開口をモ
ータを含め全く独立であることを前提に説明したが、2
つのレジスタ開口に対しフィンシャットのためのアクチ
ュエータを1つとすることもできる。この場合は次のよ
うな制御を行う必要がある。即ち、左右が独立したレジ
スタの場合、表1,2の条件が左側、右側レジスタそれ
ぞれに存在している。よってそのフィンシャットアクチ
ュエータの制御は各表1,2の条件がandにならない
とフィンシャットしない制御とする。(どちらか一方の
開口から風がでている時はフィンシャットしない。)
【0018】以上の実施の形態では、横フィン及び縦フ
ィンとシャットダンパの動きを機構的に独立させ、シャ
ットダンパの検出スイッチの入力によりモータを制御し
動きの連動を行ったが、他の実施の形態として、横フィ
ン及び縦フィンとシャットダンパを機構的にリンクさせ
る方法もある。この場合は、横フィン及び縦フィンとシ
ャットダンパの操作ノブを1つにし、ノブストロークの
ある範囲で風向き調節、別のある範囲でフィンシャット
及びダンパ動作を行なえるようにする。この時はイグニ
ッション連動、吹出しモード連動の機能のみとなる。
【0019】
【発明の効果】本発明のフィンシャットレジスタの作動
制御構造に依れば、モータ制御回路によりダンパが全閉
されていなければレジスタの横フィン又は縦フィンを全
閉できないように制御することにより、全閉した横フィ
ン又は縦フィンからの風もれ、及び風もれによる笛吹き
音の防止が可能になり、レジスタの品質向上に寄与する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるフィンシャットレ
ジスタを示す図で、(a)は斜視図、(b)は(a)図
のB矢視図、(c)は(a)図のc−c線における断面
図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるシャットダンパを
示す図で、(a)はダンパ開の状態、(b)はダンパ閉
の状態を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図4】従来の車両用レジスタのフィンシャット構造を
示す正面図である。
【図5】従来の車両用レジスタのフィンシャット構造を
示す図で、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【符号の説明】 20…外筐 21…意匠面 22…横フィン 23…縦フィン 24,32…リンク 25…ダクト 26…シャットダンパ 27…レバー 28,30…軸 31…操作レバー 33…突起 34…スイッチ 35…ブラケット 36,36′,38,38′…フィン駆動用モータ 37…ジョイント 39…モータ制御回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風向きを調整する複数の横フィン(2
    2)と複数の縦フィン(23)とを有し、前記複数の横
    フィン(22)及び複数の縦フィン(23)の少なくと
    も一方によりレジスタ開口部を全閉できる車両用のフィ
    ンシャットレジスタにおいて、 前記横フィン(22)及び縦フィン(23)の少なくと
    も一方にフィン駆動用のモータを設け、 レジスタに接続したダクト(25)には該ダクト(2
    5)を全閉できるシャットダンパ(26)を設けると共
    に、該シャットダンパ(26)が全閉したことを検出す
    るスイッチ(34)を設け、 更に前記フィン駆動用モータ及びスイッチ(34)を接
    続して、該スイッチ(34)が前記シャットダンパ(2
    6)の全閉を検知した場合には横フィン(22)及び縦
    フィン(23)の少なくとも一方を全閉とし、スイッチ
    (34)がシャットダンパ(26)の全閉を検知しない
    場合は、イグニッションスイッチ及びエアコン吹出しモ
    ードに連動して横フィン(22)及び縦フィン(23)
    の少なくとも一方の開閉動作を制御するモータ制御回路
    (39)を設けてなり、 前記シャットダンパ(26)の全閉した時のみ横フィン
    (22)及び縦フィン(23)の少なくとも一方を全閉
    することにより、該横フィン(22)又は縦フィン(2
    3)からの風もれ、および風もれによる笛吹音を防止可
    能とした ことを特徴とするフィンシャットレジスタの作
    動制御構造。
  2. 【請求項2】 前記フィン駆動用のモータは少なくとも
    レジスタ開口部を全閉する側のフィンに設けることを特
    徴とする請求項1に記載のフィンシャットレジスタの作
    動制御構造。
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