JPH09196456A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH09196456A JPH09196456A JP718296A JP718296A JPH09196456A JP H09196456 A JPH09196456 A JP H09196456A JP 718296 A JP718296 A JP 718296A JP 718296 A JP718296 A JP 718296A JP H09196456 A JPH09196456 A JP H09196456A
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- Japan
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- air
- air guide
- plate
- baffle plate
- air conditioner
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 暖房運転時に、吹出方向を可及的に下方に向
けて維持し、足もとに温風を届かせることができる空気
調和機を提供することを目的とする。 【解決手段】 本体1内に形成した吸込口2と吹出口6
とを結ぶ空気通路に、熱交換器3、送風ファン4等を設
け、前記吹出口に上下風向板7を回動自在に軸支してな
る空気調和機において、前記吹出口の手前に、前記送風
ファンからの風を本体下方に吹き出すための導風路5aを
設け、同導風路に開閉可能な導風板を設けるとともに、
同導風板と前記上下風向板とを連係手段10により連係
し、前記上下風向板の回動に連係して前記導風板を開閉
するようにした。
けて維持し、足もとに温風を届かせることができる空気
調和機を提供することを目的とする。 【解決手段】 本体1内に形成した吸込口2と吹出口6
とを結ぶ空気通路に、熱交換器3、送風ファン4等を設
け、前記吹出口に上下風向板7を回動自在に軸支してな
る空気調和機において、前記吹出口の手前に、前記送風
ファンからの風を本体下方に吹き出すための導風路5aを
設け、同導風路に開閉可能な導風板を設けるとともに、
同導風板と前記上下風向板とを連係手段10により連係
し、前記上下風向板の回動に連係して前記導風板を開閉
するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、とくに暖房運転時に、
吹出風向を可及的に下方に向けて維持することができる
空気調和機に関する。
吹出風向を可及的に下方に向けて維持することができる
空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図3で示す
ように、本体1の前面および、または上部に設けた吸込
口2と送風ケーシングにより構成した吹出口6とを結ぶ
空気通路に、熱交換器3および送風ファン4を設け、前
記熱交換器3で熱交換した空気を前記送風ファン4で前
記吹出口6に送出し、同吹出口6に回動自在に軸支した
上下風向板7により上下方向の風向を調節してなる構成
であった。
ように、本体1の前面および、または上部に設けた吸込
口2と送風ケーシングにより構成した吹出口6とを結ぶ
空気通路に、熱交換器3および送風ファン4を設け、前
記熱交換器3で熱交換した空気を前記送風ファン4で前
記吹出口6に送出し、同吹出口6に回動自在に軸支した
上下風向板7により上下方向の風向を調節してなる構成
であった。
【0003】前記構成により、暖房運転時は、前記上下
風向板6を略垂直位置に回動することにより、室内の足
もとに向けて温風を送出して空気調和を行っていた。し
かしながら、前記上下風向板7を略垂直位置に回動した
際、同上下風向板7および前記吹出口6の下部によって
空気抵抗が大きくなり、風量が減少して温風が室内の足
もとまで届きにくいという問題を有していた。
風向板6を略垂直位置に回動することにより、室内の足
もとに向けて温風を送出して空気調和を行っていた。し
かしながら、前記上下風向板7を略垂直位置に回動した
際、同上下風向板7および前記吹出口6の下部によって
空気抵抗が大きくなり、風量が減少して温風が室内の足
もとまで届きにくいという問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、暖房運転時に、吹出方向を可及的に
下方に向けて維持し、足もとに温風を届かせることがで
きる空気調和機を提供することを目的とする。
記の問題点に鑑み、暖房運転時に、吹出方向を可及的に
下方に向けて維持し、足もとに温風を届かせることがで
きる空気調和機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本体内に形成した吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路
に、熱交換器、送風ファン等を設け、前記吹出口に上下
風向板を回動自在に軸支してなる空気調和機において、
前記吹出口の手前に、前記送風ファンからの風を本体下
方に吹き出すための導風路を設け、同導風路に開閉可能
な導風板を設けるとともに、同導風板と前記上下風向板
とを連係手段により連係し、前記上下風向板の回動に連
係して前記導風板を開閉するようにした構成としてい
る。
め、本体内に形成した吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路
に、熱交換器、送風ファン等を設け、前記吹出口に上下
風向板を回動自在に軸支してなる空気調和機において、
前記吹出口の手前に、前記送風ファンからの風を本体下
方に吹き出すための導風路を設け、同導風路に開閉可能
な導風板を設けるとともに、同導風板と前記上下風向板
とを連係手段により連係し、前記上下風向板の回動に連
係して前記導風板を開閉するようにした構成としてい
る。
【0006】また、前記導風板の背面両側に支軸部を設
け、同支軸部を前記吹出口の両側壁に回動自在に軸支し
た構成としている。また、前記導風板の支軸部を、同導
風板の背面に立設したアームと、同アームの先端部外方
に突出した支軸とで形成した構成としている。また、前
記アームと前記支軸とを、前記導風板と一体的に形成し
た構成としている。
け、同支軸部を前記吹出口の両側壁に回動自在に軸支し
た構成としている。また、前記導風板の支軸部を、同導
風板の背面に立設したアームと、同アームの先端部外方
に突出した支軸とで形成した構成としている。また、前
記アームと前記支軸とを、前記導風板と一体的に形成し
た構成としている。
【0007】また、前記導風板を回動した際、その後端
を前記空気通路に突出させた構成としている。
を前記空気通路に突出させた構成としている。
【0008】また、前記連係手段が、前記上下風向板お
よびその回動軸を接続したステイ部と、前記導風板の後
端部と、同後端部および前記ステイ部に両端を夫々連結
したリンクとからなり、前記上下風向板を略水平位置に
回動した際、前記導風板が前記導風路を閉じ、略垂直位
置に回動した際、前記導風板が前記導風路を開くように
した構成としている。
よびその回動軸を接続したステイ部と、前記導風板の後
端部と、同後端部および前記ステイ部に両端を夫々連結
したリンクとからなり、前記上下風向板を略水平位置に
回動した際、前記導風板が前記導風路を閉じ、略垂直位
置に回動した際、前記導風板が前記導風路を開くように
した構成としている。
【0009】また、前記ステイ部に第一連結ピンを設
け、同第一連結ピンを前記リンクの一端に設けた長手方
向に延びる長孔からなる第一連結孔に連結し、前記導風
板に第二連結ピンを設け、同第二連結ピンを前記リンク
の他端に設けた第二連結孔に連結して、前記上下風向板
を前記吹出口を閉じた停止位置から略水平位置に回動す
る間、前記第一連結ピンを前記第一連結孔内で摺動させ
て、前記導風板が前記導風路を開かないようにした構成
としている。
け、同第一連結ピンを前記リンクの一端に設けた長手方
向に延びる長孔からなる第一連結孔に連結し、前記導風
板に第二連結ピンを設け、同第二連結ピンを前記リンク
の他端に設けた第二連結孔に連結して、前記上下風向板
を前記吹出口を閉じた停止位置から略水平位置に回動す
る間、前記第一連結ピンを前記第一連結孔内で摺動させ
て、前記導風板が前記導風路を開かないようにした構成
としている。
【0010】また、前記連係手段を、前記上下風向板お
よび前記導風板の両側に設けた構成としている。
よび前記導風板の両側に設けた構成としている。
【0011】また、前記導風板の前端上部に略L字状の
段差部を設け、同段差部に対向して前記導風路の前端に
凸部を設け、前記導風板の後端下部に対向して前記導風
路の後端に略L字状の凹部を設け、前記導風板で前記導
風路を閉じた際、前記段差部に前記凸部を当接し、前記
凹部に前記導風板の後端下部を当接して、同導風板が前
記空気通路に突出しないようにした構成としている。
段差部を設け、同段差部に対向して前記導風路の前端に
凸部を設け、前記導風板の後端下部に対向して前記導風
路の後端に略L字状の凹部を設け、前記導風板で前記導
風路を閉じた際、前記段差部に前記凸部を当接し、前記
凹部に前記導風板の後端下部を当接して、同導風板が前
記空気通路に突出しないようにした構成としている。
【0012】更に、前記上下風向板を、駆動モータと、
同駆動モータの駆動力を伝達する歯車とからなる駆動装
置で駆動するようにした構成としている。
同駆動モータの駆動力を伝達する歯車とからなる駆動装
置で駆動するようにした構成としている。
【0013】
【作用】上記構造により、暖房運転時に、空気抵抗で風
量が減少しないようにして、吹出方向を可及的に下方に
向けて維持し、足もとに温風を届かせることができる空
気調和機となる。
量が減少しないようにして、吹出方向を可及的に下方に
向けて維持し、足もとに温風を届かせることができる空
気調和機となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1(A)および図1(B)と、図2とに
おいて、1は空気調和機の室内機本体,2は同本体1に
着脱可能に被せられた前面カバーおよび、または同本体
1の上面部とに設けられた吸込口である。3は前記吸込
口2と後述する吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前
記吸込口2から吸い込まれた空気を熱交換する熱交換器
である。4は前記空気通路に設けられ、熱交換された空
気を後述する吹出口に送出する送風ファン、5は後述す
る吹出口を構成した送風ケーシング、6は熱交換された
空気を室内に向けて吹き出すための吹出口である。
に説明する。図1(A)および図1(B)と、図2とに
おいて、1は空気調和機の室内機本体,2は同本体1に
着脱可能に被せられた前面カバーおよび、または同本体
1の上面部とに設けられた吸込口である。3は前記吸込
口2と後述する吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前
記吸込口2から吸い込まれた空気を熱交換する熱交換器
である。4は前記空気通路に設けられ、熱交換された空
気を後述する吹出口に送出する送風ファン、5は後述す
る吹出口を構成した送風ケーシング、6は熱交換された
空気を室内に向けて吹き出すための吹出口である。
【0015】前記送風ケーシング5には、とくに暖房運
転時に、前記吹出口6の手前から前記本体1の下方に向
けて温風を効率よく吹き出すための導風路5aが設けれた
構成となっている。前記導風路5aは、後述する上下風向
板に連動して、後述する導風板によって開閉されるよう
にした構成となっているが、これについては、別途詳細
に説明する。
転時に、前記吹出口6の手前から前記本体1の下方に向
けて温風を効率よく吹き出すための導風路5aが設けれた
構成となっている。前記導風路5aは、後述する上下風向
板に連動して、後述する導風板によって開閉されるよう
にした構成となっているが、これについては、別途詳細
に説明する。
【0016】また、前記導風路5aの前端には、後述する
導風板の前端上部に対向して凸部5bが連続的に形成さ
れ、後端には、後述する導風板の前端下部に対向して略
L字状の凹部5cが連続的に形成された構成となってお
り、前記凸部5bおよび前記凹部5cに後述する導風板の前
後を当接した状態で前記導風路5aを閉じることによっ
て、同導風板が前記空気通路に突出しないため、後述す
る上下風向板を略水平位置に回動した際、前記吹出口6
に向けて円滑に送風できるようにした構成となってい
る。
導風板の前端上部に対向して凸部5bが連続的に形成さ
れ、後端には、後述する導風板の前端下部に対向して略
L字状の凹部5cが連続的に形成された構成となってお
り、前記凸部5bおよび前記凹部5cに後述する導風板の前
後を当接した状態で前記導風路5aを閉じることによっ
て、同導風板が前記空気通路に突出しないため、後述す
る上下風向板を略水平位置に回動した際、前記吹出口6
に向けて円滑に送風できるようにした構成となってい
る。
【0017】7は両側に回動軸7aを備えて前記吹出口6
の両側壁に回動自在に軸支された上下風向板である。前
記上下風向板7は、同上下風向板7と前記回動軸7aとを
接続したステイ部に、同回動軸7aから離間して後述する
リンクの一端を連結するための第一連結ピン7bを備えた
構成となっている。また、前記回動軸7aは、後述する駆
動モータの駆動軸に設けた後述する駆動歯車に歯合し、
同駆動モータの駆動力を伝達して前記上下風向板7を回
動するための従動歯車7cを設けた構成となっている。
の両側壁に回動自在に軸支された上下風向板である。前
記上下風向板7は、同上下風向板7と前記回動軸7aとを
接続したステイ部に、同回動軸7aから離間して後述する
リンクの一端を連結するための第一連結ピン7bを備えた
構成となっている。また、前記回動軸7aは、後述する駆
動モータの駆動軸に設けた後述する駆動歯車に歯合し、
同駆動モータの駆動力を伝達して前記上下風向板7を回
動するための従動歯車7cを設けた構成となっている。
【0018】8は前記上下風向板7を回動するための駆
動モータで、同駆動モータ8と、同駆動モータ8の駆動
軸に設けた駆動歯車8bと、前記従動歯車7cとで駆動装置
を構成している。前記駆動モータ8の駆動力によって前
記上下風向板7を駆動するようにしたことにより、同上
下風向板7を容易に、且つ正確に駆動し回動できるよう
にした構成となり、また、前記駆動モータ8の駆動力を
後述するリンクによって後述する導風板に連係させるこ
とにより、同導風板で前記導風路5aを開閉できるように
した構成となっている。
動モータで、同駆動モータ8と、同駆動モータ8の駆動
軸に設けた駆動歯車8bと、前記従動歯車7cとで駆動装置
を構成している。前記駆動モータ8の駆動力によって前
記上下風向板7を駆動するようにしたことにより、同上
下風向板7を容易に、且つ正確に駆動し回動できるよう
にした構成となり、また、前記駆動モータ8の駆動力を
後述するリンクによって後述する導風板に連係させるこ
とにより、同導風板で前記導風路5aを開閉できるように
した構成となっている。
【0019】9は前記導風路5aを開閉するための導風板
である。前記導風板9は、その背面両側に立設したアー
ム9aと、その先端部に外方に突出させた支軸9bとからな
る支軸部を設けた構成となっており、前記支軸9bを前記
吹出口6の両側壁で回動自在に軸支して、前記導風路5a
を正確に開閉できるようにした構成となっている。前記
構成で、前記両アーム9aの先端部に外方に突出させた前
記支軸9bを前記吹出口6の両側壁で回動自在に軸支した
ことにより、前記導風板9で前記導風路5aを正確に開閉
できて、同導風路5aを開いた際、同導風路5aに効果的に
風を導くことができるようにした構成となっている。ま
た、前記構成で、前記両アーム9aおよび前記支軸9bから
なる支軸部を前記導風板9と一体的に形成したことによ
り、寸法形状が精度よく仕上げられると共にコスト的に
有利な構成となっている。
である。前記導風板9は、その背面両側に立設したアー
ム9aと、その先端部に外方に突出させた支軸9bとからな
る支軸部を設けた構成となっており、前記支軸9bを前記
吹出口6の両側壁で回動自在に軸支して、前記導風路5a
を正確に開閉できるようにした構成となっている。前記
構成で、前記両アーム9aの先端部に外方に突出させた前
記支軸9bを前記吹出口6の両側壁で回動自在に軸支した
ことにより、前記導風板9で前記導風路5aを正確に開閉
できて、同導風路5aを開いた際、同導風路5aに効果的に
風を導くことができるようにした構成となっている。ま
た、前記構成で、前記両アーム9aおよび前記支軸9bから
なる支軸部を前記導風板9と一体的に形成したことによ
り、寸法形状が精度よく仕上げられると共にコスト的に
有利な構成となっている。
【0020】また、前記導風板9は、その後端部に第二
連結ピン9cを立設し、同第二連結ピン9cに、前記第一連
結ピン7bに一端を連結した後述するリンクの他端を連結
することにより、前記導風板9と前記上下風向板7とを
連係して、同上下風向板7の回動に応じて前記導風板9
により前記導風路5aを開閉できるようにした構成となっ
ている。
連結ピン9cを立設し、同第二連結ピン9cに、前記第一連
結ピン7bに一端を連結した後述するリンクの他端を連結
することにより、前記導風板9と前記上下風向板7とを
連係して、同上下風向板7の回動に応じて前記導風板9
により前記導風路5aを開閉できるようにした構成となっ
ている。
【0021】また、前記導風板9は、その前端上部に略
L字状の段差部9dを設けた構成となっており、同段差部
9dを前記凸部5bに当接することによって、図2で示す破
線のように、前記導風板9の前端部を前記空気通路に突
出させないようにし、同時に、同空気通路の機密性を保
つことができるようにした構成となっている。なお、同
様に、前記凹部5cに前記導風板9の後端部を当接するこ
とによって、図2で示す破線のように、前記導風板9の
後端部を前記空気通路に突出させないようにし、同時
に、同空気通路の機密性を保つことができるようにした
構成となっている。
L字状の段差部9dを設けた構成となっており、同段差部
9dを前記凸部5bに当接することによって、図2で示す破
線のように、前記導風板9の前端部を前記空気通路に突
出させないようにし、同時に、同空気通路の機密性を保
つことができるようにした構成となっている。なお、同
様に、前記凹部5cに前記導風板9の後端部を当接するこ
とによって、図2で示す破線のように、前記導風板9の
後端部を前記空気通路に突出させないようにし、同時
に、同空気通路の機密性を保つことができるようにした
構成となっている。
【0022】10は前記第一連結ピン7bに一端を連結し、
他端を前記第二連結ピン9cに連結したリンクである。前
記リンク10は、一端に前記第一連結ピン7bに連結するた
めの、長手方向に延びる長孔からなる第一連結孔10a を
設け、他端に前記第二連結ピン9cに連結するための第二
連結孔10b を設けた構成となっており、これによって、
冷房運転時に、前記上下風向板7が前記吹出口6を閉じ
た停止位置から略水平位置に回動した際、図2で示す破
線のように、前記第一連結ピン7bが前記第一連結孔10a
内を摺動して前記導風板9が前記導風路5aを閉じた状態
となり、図1(A)で示すように、前記吹出口6から水
平方向に送風できるようにした構成となり、暖房運転時
に、図2で示す実線のように、前記前記第一連結孔10a
内を摺動しきった前記第一連結ピン7bにより前記リンク
10を移動させて前記導風板9が前記導風路5aを開いた状
態となり、図1(B)で示すように、前記吹出口6から
効果的に下向に送風できるようにした構成となる。
他端を前記第二連結ピン9cに連結したリンクである。前
記リンク10は、一端に前記第一連結ピン7bに連結するた
めの、長手方向に延びる長孔からなる第一連結孔10a を
設け、他端に前記第二連結ピン9cに連結するための第二
連結孔10b を設けた構成となっており、これによって、
冷房運転時に、前記上下風向板7が前記吹出口6を閉じ
た停止位置から略水平位置に回動した際、図2で示す破
線のように、前記第一連結ピン7bが前記第一連結孔10a
内を摺動して前記導風板9が前記導風路5aを閉じた状態
となり、図1(A)で示すように、前記吹出口6から水
平方向に送風できるようにした構成となり、暖房運転時
に、図2で示す実線のように、前記前記第一連結孔10a
内を摺動しきった前記第一連結ピン7bにより前記リンク
10を移動させて前記導風板9が前記導風路5aを開いた状
態となり、図1(B)で示すように、前記吹出口6から
効果的に下向に送風できるようにした構成となる。
【0023】また、前記リンク10で前記上下風向板7と
前記導風板9とを連係するようにした連係手段を、これ
ら上下風向板7および導風板9の両側に設けることによ
って正確に連係できて、前記導風板9で前記導風路5aを
より正確に開閉できるようにした構成となる。
前記導風板9とを連係するようにした連係手段を、これ
ら上下風向板7および導風板9の両側に設けることによ
って正確に連係できて、前記導風板9で前記導風路5aを
より正確に開閉できるようにした構成となる。
【0024】前記構成で、前記導風板9が前記導風路5a
を開いた際、図2で示す突出部aのように、前記導風板
9の後部を前記空気通路に突出させて、前記導風路5aに
より効果的に風を導けるようにした構成となっている。
を開いた際、図2で示す突出部aのように、前記導風板
9の後部を前記空気通路に突出させて、前記導風路5aに
より効果的に風を導けるようにした構成となっている。
【0025】以上の構成により、図1(A)および図1
(B)と、図2とで示すように、冷房運転時に、前記上
下風向板7を略水平位置に回動して前記導風板9で前記
導風路5aを閉じることにより、前記吹出口6から冷風を
水平方向に送出できるようにした空気調和機となり、暖
房運転時に、前記上下風向板7を略垂直位置に回動して
前記導風板9で前記導風路5aを開くことにより、前記吹
出口6および前記導風路5aから温風を効果的に下方に送
出できるようにした空気調和機となる。また、前記上下
風向板7と前記導風板9とを前記リンク10で連係したこ
とにより、前記導風板9を駆動し前記導風路5aを開閉す
るための専用の駆動装置を用いる必要がなくなって、コ
スト的に有利な構成でなる空気調和機となる。
(B)と、図2とで示すように、冷房運転時に、前記上
下風向板7を略水平位置に回動して前記導風板9で前記
導風路5aを閉じることにより、前記吹出口6から冷風を
水平方向に送出できるようにした空気調和機となり、暖
房運転時に、前記上下風向板7を略垂直位置に回動して
前記導風板9で前記導風路5aを開くことにより、前記吹
出口6および前記導風路5aから温風を効果的に下方に送
出できるようにした空気調和機となる。また、前記上下
風向板7と前記導風板9とを前記リンク10で連係したこ
とにより、前記導風板9を駆動し前記導風路5aを開閉す
るための専用の駆動装置を用いる必要がなくなって、コ
スト的に有利な構成でなる空気調和機となる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によると、暖房運転
時に、空気抵抗で風量が減少しないようにして、吹出方
向を可及的に下方に向けて維持し、足もとに温風を届か
せることができる空気調和機となる。
時に、空気抵抗で風量が減少しないようにして、吹出方
向を可及的に下方に向けて維持し、足もとに温風を届か
せることができる空気調和機となる。
【図1】本発明による空気調和機の室内機の断面図で、
(A)は冷房運転時に導風路を閉じて冷風を水平方向に
送出する状態を示し、(B)は暖房運転時に導風板によ
り導風路に温風を導き下方に送出する状態を示す。
(A)は冷房運転時に導風路を閉じて冷風を水平方向に
送出する状態を示し、(B)は暖房運転時に導風板によ
り導風路に温風を導き下方に送出する状態を示す。
【図2】本発明による空気調和機の室内機の要部断面図
である。
である。
【図3】従来例による空気調和機の室内機の断面図であ
る。
る。
1 室内機本体 2 吸込口 3 熱交換器 4 送風ファン 5 送風ケーシング 5a 導風路 5b 凸部 5c 凹部 6 吹出口 7 上下風向板 7a 回動軸 7b 第一連結ピン 7c 従動歯車 8 駆動モータ 8a 駆動軸 8b 駆動歯車 9 導風板 9a アーム 9b 支軸 9c 第二連結ピン 9d 段差部 10 リンク 10a 第一連結孔 10b 第二連結孔 a 突出部
Claims (10)
- 【請求項1】 本体内に形成した吸込口と吹出口とを結
ぶ空気通路に、熱交換器、送風ファン等を設け、前記吹
出口に上下風向板を回動自在に軸支してなる空気調和機
において、 前記吹出口の手前に、前記送風ファンからの風を本体下
方に吹き出すための導風路を設け、同導風路に開閉可能
な導風板を設けるとともに、同導風板と前記上下風向板
とを連係手段により連係し、前記上下風向板の回動に連
係して前記導風板を開閉するようにしたことを特徴とす
る空気調和機。 - 【請求項2】 前記導風板の背面両側に支軸部を設け、
同支軸部を前記吹出口の両側壁に回動自在に軸支したこ
とを特徴とする請求項1記載の空気調和機。 - 【請求項3】 前記導風板の支軸部を、同導風板の背面
に立設したアームと、同アームの先端部外方に突出した
支軸とで形成したことを特徴とする請求項1または請求
項2記載の空気調和機。 - 【請求項4】 前記アームと前記支軸とを、前記導風板
と一体的に形成したことを特徴とする請求項3記載の空
気調和機。 - 【請求項5】 前記導風板を回動した際、その後端を前
記空気通路に突出させたことを特徴とする請求項1、請
求項2または請求項3記載の空気調和機。 - 【請求項6】 前記連係手段が、前記上下風向板および
その回動軸を接続したステイ部と、前記導風板の後端部
と、同後端部および前記ステイ部に両端を夫々連結した
リンクとからなり、前記上下風向板を略水平位置に回動
した際、前記導風板が前記導風路を閉じ、略垂直位置に
回動した際、前記導風板が前記導風路を開くようにした
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。 - 【請求項7】 前記ステイ部に第一連結ピンを設け、同
第一連結ピンを前記リンクの一端に設けた長手方向に延
びる長孔からなる第一連結孔に連結し、前記導風板に第
二連結ピンを設け、同第二連結ピンを前記リンクの他端
に設けた第二連結孔に連結して、前記上下風向板を前記
吹出口を閉じた停止位置から略水平位置に回動する間、
前記第一連結ピンを前記第一連結孔内で摺動させて、前
記導風板が前記導風路を開かないようにしたことを特徴
とする請求項6記載の空気調和機。 - 【請求項8】 前記連係手段を、前記上下風向板および
前記導風板の両側に設けたことを特徴とする請求項1、
請求項6または請求項7記載の空気調和機。 - 【請求項9】 前記導風板の前端上部に略L字状の段差
部を設け、同段差部に対向して前記導風路の前端に凸部
を設け、前記導風板の後端下部に対向して前記導風路の
後端に略L字状の凹部を設け、前記導風板で前記導風路
を閉じた際、前記段差部に前記凸部を当接し、前記凹部
に前記導風板の後端下部を当接して、同導風板が前記空
気通路に突出しないようにしたことを特徴とする請求項
1または請求項6記載の空気調和機。 - 【請求項10】 前記上下風向板を、駆動モータと、同
駆動モータの駆動力を伝達する歯車とからなる駆動装置
で駆動するようにしたことを特徴とする請求項1、請求
項6、請求項7または請求項8記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP718296A JPH09196456A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP718296A JPH09196456A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09196456A true JPH09196456A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11658931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP718296A Pending JPH09196456A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09196456A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1295462C (zh) * | 2002-07-12 | 2007-01-17 | 富士通将军股份有限公司 | 空调器 |
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JP2020506358A (ja) * | 2017-09-12 | 2020-02-27 | 広東美的制冷設備有限公司Gd Midea Air−Conditioning Equipment Co.,Ltd. | 空気調和機 |
US11788764B2 (en) | 2017-09-12 | 2023-10-17 | Gd Midea Air-Conditioning Equipment Co., Ltd. | Air conditioner |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP718296A patent/JPH09196456A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3604936B1 (en) * | 2017-09-12 | 2023-08-30 | GD Midea Air-Conditioning Equipment Co., Ltd. | Air conditioner |
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CN109520108B (zh) * | 2018-12-18 | 2024-04-23 | 广东美的制冷设备有限公司 | 导风装置、导风组件和具有该导风组件的空调器 |
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