JP5422283B2 - 移動農機 - Google Patents
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Description
前記エンジン(9)の出力軸(9a)と同軸上に配置され、前記エンジン(9)の出力軸(9a)と前記駆動プーリ(29)との動力伝達を接・断し得る電磁クラッチ(90)と、
前記エンジン(9)と前記電磁クラッチ(90)との間に配置され、前記出力軸(9a)と一体に回転する補機駆動プーリ(27)と、
補機伝動ベルト(51)を介して前記補機駆動プーリ(27)に連動される補機従動プーリ(35,53)と、
前記補機従動プーリ(35,53)と一体に回転される駆動軸(31a,32a)を有する補機(32)と、を備え、
前記冷却ファン(45)と一体に回転する前記従動プーリ(37)は、前記補機(32)の駆動軸(32a)に対して回転自在に支持され、
前記電磁クラッチ(90)は、コイルユニット支持部材(88)に支持され、電磁コイル(91a)を有するコイルユニット(91)と、前記支持軸(86a)と一体に回転する駆動ドライブハブ(92)と、前記駆動ドライブハブ(92)に固着された摩擦パッド(93)と、該摩擦パッド(93)に対向配置され、前記駆動プーリ(29)に固定されたアマチュアディスク(94)と、を有し、
前記コイルユニット支持部材(88)は、前記補機駆動プーリ(27)と前記駆動プーリ(29)との間に配置され、第1のベアリング(b4)を介して前記支持軸(86a)を回転自在に支持する底部(88a)と、該底部(88a)から前記駆動プーリ(29)に向かって延びる円筒部(88b)と、を有し、
前記駆動プーリ(29)は、前記円筒部(88b)の外周面に配置された第2のベアリング(b6)を介して支持され、プーリ部(29b)と該プーリ部(29b)の内径側に延びかつ前記アマチュアディスク(94)を固定するフランジ状部(29a)と、を有し、該フランジ状部(29a)の内径部分と前記支持軸(86a)との間に第3のベアリング(b5)を介在し、
前記電磁クラッチ(90)は、前記支持軸(86a)と、前記第1のベアリング(b4)と、前記コイルユニット支持部材(88)の前記底部(88a)及び円筒部(88b)と、前記第2のベアリング(b6)と、前記駆動プーリ(29)の前記フランジ状部(29a)及びプーリ部(29b)と、前記第3のベアリング(b5)と、で囲まれた空間内に配置されてなる、
ことを特徴とする移動農機(1)にある。
図1に示すように、本実施の形態に係るコンバイン(移動農機)1は、左右一対のクローラ走行装置2,2に支持された機体3を有していると共に、機体3の前方に前処理部5が昇降自在に設けられている。該前処理部5の後方の一側方には作業者が運転操作を行うキャビン6が設けられており、キャビン6内の運転座席(不図示)の下方にはエンジン9が収容されているエンジンルーム7が位置している。該エンジンルーム7は、上記キャビン6のドア10が設けられている機体3の右側面に開口しており、開口部にはエンジンカバー11が開閉自在に取付けられている。
ついで、冷却装置について説明する。図2及び図3に示すように、冷却装置は上記吸引ファン(エンジン)側からエンジンカバー(吸気口)側に向って、ラジエータ12、オイルクーラ13、コンデンサ15の順で略々一列状に並んで配設されており、それぞれ被冷却流体を冷却するための多数の冷却フィンを有している。
次に、エンジンルーム内の構成について詳しく説明をする。図2及び図4に示すように、機体3はその前後方向に並設された一対の機体横フレーム21,21を有しており、機体横フレーム21,21の左右には取付けブラケット22,22が設けられている。これら取付けブラケット22,22にはエンジンサポート23a,23bが取付けられており、エンジン9はエンジンサポート23a,23bにボルトによって固定されて機体3に搭載されている。また、各ブラケット22,22とエンジンサポート23a,23bとの間にはエンジン防振ゴム(防振部材)25が介在しており、エンジン9の振動が機体3に、もしくは機体3からの振動がエンジン9に伝達しないようになっている。
次に、本実施の形態に係るコンバインの作用について説明をする。
そして、作業者が不図示の作業機クラッチ(例えば脱穀クラッチや作業機クラッチなど)を接続(係合)状態にして収穫作業を開始すると、不図示の制御部が除塵制御を開始し、所定のタイマ(第1タイマ)が経過すると図9に示す電磁クラッチ90に切離信号が出力される。該切離信号が出力されると、電磁クラッチ90の配線99に給電されていた電力が切断され、該電磁クラッチ90の磁場が消されると共に、バネディスク95の付勢力により、摩擦パッド93とアマチュアディスク94とが切離される。これにより、クランク軸9aからの駆動回転が切離され、第2駆動プーリ29の回転が停止される。そのため、図8に示すように、ファン駆動ベルト52を介してファンプーリ37も停止され、つまり吸引ファン伝動系Bの動力が切断されて、吸引ファン45が停止される。
以上説明した本コンバイン1によると、エンジン9のクランク軸9aと第2駆動プーリ29との動力伝達を接・断し得る電磁クラッチ90を該エンジン9のクランク軸9aと同軸上に配置したので、冷却ファン45と同軸上に並設することを不要とすることができ、冷却装置(ラジエータ12、オイルクーラ13、コンデンサ15)等の配置変更を行うことなく、大幅な設計変更を不要とすることができる。また、電磁クラッチ90が、冷却ファン45と同軸上にないため、該冷却ファン45により吸い込む外気を該電磁クラッチ90が直接受けることがなく、塵埃を被り難くなって、耐久性向上も図ることができる。
9 エンジン
9a 出力軸(クランク軸)
27 補機駆動プーリ(第1駆動プーリ)
29 駆動プーリ(第2駆動プーリ)
31a (オルタネータの)駆動軸
32 補機(ウォータポンプ)
32a (ウォータポンプの)駆動軸
35 補機従動プーリ(ウォータポンププーリ)
37 従動プーリ(ファンプーリ)
45 冷却ファン
51 補機伝動ベルト(補機駆動ベルト)
52 伝動ベルト(ファン駆動ベルト)
53 補機従動プーリ(オルタネータプーリ)
90 電磁クラッチ
Claims (1)
- 出力軸を有するエンジンと、前記エンジンの出力軸と一体に回転する支持軸上に配設された駆動プーリと、前記エンジンの出力軸と平行な軸上に配置され、伝動ベルトを介して前記駆動プーリに連動される従動プーリと、前記従動プーリと一体に回転される冷却ファンと、を備えた移動農機において、
前記エンジンの出力軸と同軸上に配置され、前記エンジンの出力軸と前記駆動プーリとの動力伝達を接・断し得る電磁クラッチと、
前記エンジンと前記電磁クラッチとの間に配置され、前記出力軸と一体に回転する補機駆動プーリと、
補機伝動ベルトを介して前記補機駆動プーリに連動される補機従動プーリと、
前記補機従動プーリと一体に回転される駆動軸を有する補機と、を備え、
前記冷却ファンと一体に回転する前記従動プーリは、前記補機の駆動軸に対して回転自在に支持され、
前記電磁クラッチは、コイルユニット支持部材に支持され、電磁コイルを有するコイルユニットと、前記支持軸と一体に回転する駆動ドライブハブと、前記駆動ドライブハブに固着された摩擦パッドと、該摩擦パッドに対向配置され、前記駆動プーリに固定されたアマチュアディスクと、を有し、
前記コイルユニット支持部材は、前記補機駆動プーリと前記駆動プーリとの間に配置され、第1のベアリングを介して前記支持軸を回転自在に支持する底部と、該底部から前記駆動プーリに向かって延びる円筒部と、を有し、
前記駆動プーリは、前記円筒部の外周面に配置された第2のベアリングを介して支持され、プーリ部と該プーリ部の内径側に延びかつ前記アマチュアディスクを固定するフランジ状部と、を有し、該フランジ状部の内径部分と前記支持軸との間に第3のベアリングを介在し、
前記電磁クラッチは、前記支持軸と、前記第1のベアリングと、前記コイルユニット支持部材の前記底部及び円筒部と、前記第2のベアリングと、前記駆動プーリの前記フランジ状部及びプーリ部と、前記第3のベアリングと、で囲まれた空間内に配置されてなる、
ことを特徴とする移動農機。
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