JPH07139271A - モーター内蔵シャッタードラム - Google Patents
モーター内蔵シャッタードラムInfo
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- JPH07139271A JPH07139271A JP14596693A JP14596693A JPH07139271A JP H07139271 A JPH07139271 A JP H07139271A JP 14596693 A JP14596693 A JP 14596693A JP 14596693 A JP14596693 A JP 14596693A JP H07139271 A JPH07139271 A JP H07139271A
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Abstract
軸支された筒状のシャッタードラム(30)、そのシャッタ
ードラム(30)の内側に位置してシャッターボックス(20)
に固定される筒状のモーターケース(31)、そのモーター
ケース(31)に内蔵固定されたモーター本体(32)、及びそ
のモーター本体(32)に対して回転可能であるとともにモ
ーターケース(31)内からシャッタードラム(30)内へ突出
する出力軸(33)を備える。また、出力軸(33)とシャッタ
ードラム(30)とを固定することによってシャッタードラ
ム(30)を出力軸(33)の回転に伴って回転可能とするため
の出力軸ドラム固定手段を備える。
Description
ードラム、更に詳しくは、シャッターカーテンを昇降さ
せるためのモーターを、シャッタードラム内に内蔵した
シャッタードラムに関するものである。
ためのモーターを、シャッタードラム内に内蔵する技術
に関しては、特開昭61−53984号、実開昭63−
73496号、実開昭61−189992号など、さま
ざまなものが提供されている。例えば、特開昭61−5
3984号に示されている技術について、図面を参照さ
せながら説明する。
ローラ式の雨戸を巻き上げるための巻取り芯(2)を回
転自在に枢支し、雨戸を延展させ下降させるときに負荷
が掛かると空転可能となったクラッチ(3)を介して駆
動用のモータ(4)と巻取り芯(2)とを連結し、巻取
り芯(2)の外周にベルトホイル(5)を設け、このベ
ルトホイル(5)に手動操作可能なベルト(6)を懸け
回してなるシャッター型雨戸の巻き上げ機構である。
取り装置(10)は固定台(11)にモータ(4)の基
端が固定されており、モータ(4)の回転軸は、クラッ
チ(3)を介して巻取り芯(2)に内蔵されて連結され
ている。巻取り芯(2)は一端をモータ(4)基部外周
に設けられたベアリング(12)により回転自在に支持
されており、他端に突出した回転軸(13)を軸受けに
より回転自在に支持されている。
−73496号、実開昭61−189992号なども、
モーターが直接に巻取り芯に固定されている。
のモーター内蔵シャッタードラムのように、モーターが
直接に巻取り芯(シャッタードラム)に固定されている
場合、モーターの回転時に、モーター自身が生じる振動
によって、巻取り芯(シャッタードラム)の回転の安定
性が損なわれるという問題点があった。
ャッタードラム)の回転の安定性を高めることにある。
を達成するためのものである。請求項1記載のモーター
内蔵シャッタードラムは、シャッターカーテン(40)を内
蔵するためのシャッターボックス(20)において、そのシ
ャッターボックス(20)に対して回転可能に軸支された筒
状のシャッタードラム(30)、そのシャッタードラム(30)
の内側に位置してシャッターボックス(20)に固定される
筒状のモーターケース(31)、そのモーターケース(31)に
内蔵固定されたモーター本体(32)、及びそのモーター本
体(32)に対して回転可能であるとともにモーターケース
(31)内からシャッタードラム(30)内へ突出する出力軸(3
3)を備え、出力軸(33)とシャッタードラム(30)とを固定
することによってシャッタードラム(30)を出力軸(33)の
回転に伴って回転可能とするための出力軸ドラム固定手
段を備えたことを特徴とする。
タードラムは、請求項1記載のモーター内蔵シャッター
ドラムを技術的に限定したものであり、シャッターボッ
クス(20)及びモーターケース(31)における反出力軸(33)
側には、モーターケース(31)の内部とシャッターボック
ス(20)の外部とを連通する貫通穴(22,37)を設けたこと
を特徴とする。
ムによれば、以下のような作用を奏する。モーター本体
(32)に対して出力軸(33)が回転すると、出力軸ドラム固
定手段を介してシャッタードラム(30)が回転する。しか
し、モーター本体(32)はモーターケース(31)に対して固
定されており、そのモーターケース(31)はシャッターボ
ックス(20)に対して固定されているので、出力軸(33)の
回転に伴ってモーター本体(32)に生じる振動は、シャッ
タードラム(30)に伝わることがない。従って、シャッタ
ードラム(30)は、安定して回転する。
ラムによれば、請求項1記載のモーター内蔵シャッター
ドラムの奏する作用の他、以下のような作用を奏する。
即ち、出力軸(33)の回転に伴ってモーター本体(32)が加
熱した場合には、貫通穴(22,37)を介してシャッターボ
ックス(20)の外部の空気が流入することによって、モー
ター本体(32)が冷却される。
ドラムの一実施例を、図面とともに説明する。ここで使
用する図面は、図1乃至図3である。図1は、モーター
内蔵シャッタードラムが使用されるシャッターの正面図
及び側面図である。図2は、モーター内蔵シャッタード
ラムの構造を示す断面図である。図3は、モーター内蔵
シャッタードラムが機能した場合を示す側面図である。
ドラムの構成について説明する。図1に示すシャッター
は、主に住宅において雨戸代わりに使用されるシャッタ
ーであり、上部に備え付けられたシャッターボックス2
0と、そのシャッターボックス20に内装されるほぼ円
筒状をしたシャッタードラム30と、そのシャッタード
ラム30に巻き取られるシャッターカーテン40とを備
えている。本実施例では、住宅に備えられるシャッター
を例に採るが、本発明は、どのようなシャッターにも応
用できる。
であるモーター内蔵シャッタードラムの構造を説明す
る。本実施例のモーター内蔵シャッタードラムは、請求
項2記載のものに対応する実施例である。シャッターカ
ーテン40を内蔵するためのシャッターボックス20
は、以下のような構成を備えている。即ち、そのシャッ
ターボックス20に対して円筒状のカラー21を介して
回転可能に軸支されたシャッタードラム30、シャッタ
ーボックス20にケース固定ピン36を介してシャッタ
ードラム30の内側に位置して固定される円筒状のモー
ターケース31、及びそのモーターケース31に内蔵固
定されたモーター本体32を備えている。
32に対して回転可能であるとともにモーターケース3
1内からシャッタードラム30内へ突出する出力軸33
を備えている。そして、出力軸33とシャッタードラム
30とを固定することによってシャッタードラム30を
出力軸33の回転に伴って回転可能とするため、出力軸
33の周囲に固定される円筒状の駆動輪34と、その駆
動輪34とシャッタードラム30とを固定する駆動輪ド
ラム固定ピン35とからなる出力軸ドラム固定手段を備
えている。
側の端部には、モーターケース31の内部からモーター
ケース31の外側に位置するシャッターボックス20へ
連通するケース穴37を設けている。また、そのケース
穴37に対応するシャッターボックス20における位置
には、ボックス穴22を設けている。従って、そのボッ
クス穴22とモーターケース31のケース穴37とが連
通してモーターケース31の内部とシャッターボックス
20の外部とが連通する貫通穴が設けられていることと
なる。この貫通穴は、モーター本体32への結線用の通
路と、モーター本体32の冷却用の穴とを兼ねる。
ターカーテン40の先端には、モーター本体32の動作
を制御する制御部材50が設けられている。制御部材5
0は、センサーユニット51の先端にマグネット式の感
知レバー52を備えるとともに、センサーユニット51
の内部にリードスイッチ53を備えている。図3中、実
線で示した制御部材50は、シャッターカーテン40を
内卷きにした場合を示し、想像線で示した制御部材50
は、シャッターカーテン40を外卷きにした場合を示し
ている。なお、外巻きにした場合には、シャッタードラ
ム30は図3にて実線で示したものと異なり、裏返った
ものとなる。
る。モーター本体32に対して出力軸33が回転する
と、出力軸ドラム固定手段を介してシャッタードラム3
0が回転する。しかし、モーター本体32はモーターケ
ース31に対して固定されており、そのモーターケース
31はシャッターボックス20に対して固定されている
ので、出力軸33の回転に伴ってモーター本体32に生
じる振動は、シャッタードラム30に伝わることがな
い。従って、シャッタードラム30は、安定して回転す
る。
な場合、出力軸33の回転に伴ってモーター本体32が
加熱するが、そのような場合には、シャッターボックス
20のボックス穴22及びモーターケース31のケース
穴37を介してシャッターボックス20の外部の空気が
流入することによって、モーター本体32が冷却され
る。
る。上記実施例に示したモーター内蔵シャッタードラム
によれば、シャッタードラム30の回転の安定性を高め
ることができた、という効果がある。また、出力軸33
の回転によってモーター本体32が加熱した場合にも、
シャッターボックス20のボックス穴22及びモーター
ケース31のケース穴37の働きで冷却が簡易に行え
る、という効果がある。
て説明する。上記実施例のモーター内蔵シャッタードラ
ムは、請求項2記載のモーター内蔵シャッタードラムの
実施例であるとして説明したが、シャッターボックス2
0のボックス穴22及びモーターケース31のケース穴
37を設けるという限定をしないこととすれば、請求項
1記載のモーター内蔵シャッタードラムについての実施
例を提供したこととなる。
ドラムによれば、シャッタードラムの回転の安定性を高
めることができた、という効果がある。また、請求項2
記載のモーター内蔵シャッタードラムによれば、請求項
1記載のモーター内蔵シャッタードラムの効果を奏する
とともに、モーター本体が加熱した場合にも、貫通穴の
働きで冷却が簡易に行えるという特有の効果がある。
ャッターの正面図及び側面図である。
面図である。
を示す側面図である。
を説明するための断面図である。
ル 6 ベルト 10 巻取り装置 11 固定台 12 ベアリン
グ 13 回転軸 20 シャッターボックス 21 カラー 22 ボックス穴 30 シャッタードラム 31 モーター
ケース 32 モーター本体 33 出力軸 34 駆動輪 35 駆動輪ド
ラム固定ピン 36 ケース固定ピン 37 ケース穴 40 シャッターカーテン 50 制御部材 51 センサー
ユニット 52 感知レバー 53 リードス
イッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 シャッターカーテンを内蔵するためのシ
ャッターボックスにおいて、そのシャッターボックスに
対して回転可能に軸支された筒状のシャッタードラム、
そのシャッタードラムの内側に位置してシャッターボッ
クスに固定される筒状のモーターケース、そのモーター
ケースに内蔵固定されたモーター本体、及びそのモータ
ー本体に対して回転可能であるとともにモーターケース
内からシャッタードラム内へ突出する出力軸を備え、出
力軸とシャッタードラムとを固定することによってシャ
ッタードラムを出力軸の回転に伴って回転可能とするた
めの出力軸ドラム固定手段を備えたことを特徴とするモ
ーター内蔵シャッタードラム。 - 【請求項2】 シャッターボックス及びモーターケース
における反出力軸側には、モーターケース内部とシャッ
ターボックスの外部とを連通する貫通穴を設けたことを
特徴とする請求項1記載のモーター内蔵シャッタードラ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14596693A JP3348115B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | モーター内蔵シャッタードラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14596693A JP3348115B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | モーター内蔵シャッタードラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07139271A true JPH07139271A (ja) | 1995-05-30 |
JP3348115B2 JP3348115B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=15397127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14596693A Expired - Fee Related JP3348115B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | モーター内蔵シャッタードラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3348115B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006040747A1 (fr) * | 2004-10-15 | 2006-04-20 | Dynaco International S.A. | Dispositif avec un tambour dans lequel est monte un moteur d'entrainement |
AU2007101192B4 (en) * | 2007-12-13 | 2009-06-04 | Automatic Technology (Australia) Pty Ltd | Roller Door Drive Assembly |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP14596693A patent/JP3348115B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006040747A1 (fr) * | 2004-10-15 | 2006-04-20 | Dynaco International S.A. | Dispositif avec un tambour dans lequel est monte un moteur d'entrainement |
BE1016242A3 (fr) * | 2004-10-15 | 2006-06-06 | Dynaco International Sa | Dispositif avec un tambour dans lequel est monte un moteur d'entrainement. |
US8608457B2 (en) | 2004-10-15 | 2013-12-17 | Dynaco Europe Nv | Device with a drum with a drive motor mounted therein |
AU2007101192B4 (en) * | 2007-12-13 | 2009-06-04 | Automatic Technology (Australia) Pty Ltd | Roller Door Drive Assembly |
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---|---|
JP3348115B2 (ja) | 2002-11-20 |
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