JPS63132719A - 連続熱間圧延ラインにおけるストリツプ巻取制御方法 - Google Patents

連続熱間圧延ラインにおけるストリツプ巻取制御方法

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JPS63132719A
JPS63132719A JP27908086A JP27908086A JPS63132719A JP S63132719 A JPS63132719 A JP S63132719A JP 27908086 A JP27908086 A JP 27908086A JP 27908086 A JP27908086 A JP 27908086A JP S63132719 A JPS63132719 A JP S63132719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
speed
winding
rolling mill
slack
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Pending
Application number
JP27908086A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Yoshinami
善波 清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS63132719A publication Critical patent/JPS63132719A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、連続熱間圧延ラインにおいて圧延されるス
トリップの巻取を制御するための方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 一般に、連続熱間圧延ラインにおける巻取機は。
第3図(模式的な側面図)に示すように配置されており
、この第3図において、1は圧延機、2a。
2bは圧延機1により圧延されるストリップ6の通過を
検出するためのストリップ検出器、3はストリップ6を
巻取機5の中心に導くためのサイドガイド、4,4aは
ピンチローラであり、これらのピンチローラ4,4aは
、ストリップ6の先端を巻取機5のマンドレル5aに導
き、このストリップ6の尾端が圧延機1を通過した後に
は同ストリップ6に巻取張力を与えるためのものである
また、5bはマンドレル5aの周囲に3個または4個取
り付けられたユニットロール、6aは巻取中のストリッ
プ6のコイル、7はストリップ6を案内するテーブルロ
ーラ、8はストリップ6を冷却するための冷却水を噴射
する冷却水噴射ノズルである。
このような連続熱間圧延ラインにおいて、圧延されたス
トリップ6を巻取機5に巻き取る上で。
特に重要なことは、第1に巻取中のストリップ6の温度
が同ストリップ6の材質および用途に応じて定められた
温度範囲にあることであり、第2に巻き取られたストリ
ップ6のコイル6aの巻き状態が良好であること、即ち
ストリップ6のエツジがそろって巻き取られコイル6a
の端面が平坦になることである。
一般に、上記の第1の点に対しては、巻取温度制御が行
なわれており、ストリップ6の圧延機1出側温度、スト
リップ6の断面寸法、ストリップ6の速度等を測定また
は設定して、冷却水噴射ノズル8からの散水量を制御し
、ストリップ6の巻取温度が目標値になるように制御し
ている。
また、上記の第2の点に対しては、サイドガイド3.ピ
ンチロール4.マンドレル5a等の機械系のアライメン
トを精度良く維持管理することと、巻取時の張力を適度
に制御することとが重要であるとされている。このよう
な点から、従来、マンドレル5aの駆動モータによりス
トリップ6の張力制御を行なうとともに、ピンチロール
4,4aによりストリップ6の速度制御を行なって、コ
イル6aの巻き状態を調整している。
このため、第3図に示すような制御系がそなえられてい
る。第3図において、9aは圧延機1におけるワークロ
ール、9bは同ワークロール9aの回転数を検出するパ
ルス発信器、9Cはピンチロール4の回転数を検出する
パルス発信器、9dは計算制御装置であり、この計算制
御袋[9dは、ストリップ検出器2a、2bおよびパル
ス発信器9b、9cからの検出信号に基づいて、ピンチ
ロール速度指令値9gおよびマンドレル速度指令値9h
を演算しそれぞれピンチロール速度制御装置9eおよび
マンドレル速度制御袋[9fへ出力するものである。
ここで、ピンチロール4の速度が制御されるのは、上記
の第1の目的であるストリップ6の温度制御精度を維持
するために、圧延機1をストリップ6の尾端が通過した
後、ストリップ6の速度が急激に上昇しないようにする
ためである。また、このストリップ6の急上昇の防止は
、温度制御上の問題だけでなく、ストリップ6の尾端で
ピンチロール4,4aにこのストリップ6が折れ込んで
、この折れ込み部においてストリップ6が破断したり、
冷却水噴射ノズル8にストリップ6が接触したりするの
を防止することにもつながる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、従来の連続熱間圧延ラインにおけるストリッ
プ巻取制御方法では、圧延機1を通過し □゛てストリ
ップ6の先端がマンドレル5aに巻き付くまでは、第2
図に示すように、ピンチロール4゜マンドレル5a、ユ
ニットロール5bの速度は、ストリップ6の速度に対し
て適当なリード速度V。
をとっている、一方、このとき、ストリップ6にはまだ
ピンチロール4による張力が作用していないため、いく
らかのたるみがあり、リード速度vLはこのたるみを除
くために必要となる。
そして、ストリップ6の先端は、ピンチロール4に噛み
込まれた後(第2図の時間t1以後)、第1番目のユニ
ットロール5bとマンドレル5aとの間へ進み、ストリ
ップ6の先端は、ユニットロール5bとエプロンとによ
りマンドレル5aに沿つた形に曲げられ、ユニットロー
ル5bの押付力。
リード速度によりマンドレル5aに堅く巻き付けられる
。ピンチロール4のリード速度は、前述のストリップ6
のたるみがなくなる瞬間、つまり時間t、には、綱をピ
ンと張るのに似て、圧延機1とピンチロール4.マンド
レル5aとの間で、ストリップ6に対して非常に大きな
張力が作用する(第2図の実線a参照)。
この衝撃的な張力は、ストリップ6を長手方向に伸ばす
と同時に、その幅、板厚を減少させ、ストリップ6の品
質に関して悪影響を及ぼし、歩留り減少の一要因となっ
ていた。なお、この衝撃的な張力は、リード速度とほぼ
比例関係にある。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので1巻取開始時にストリップに作用する衝撃的な
張力を軽減できるようにして、この張力がストリップの
品質に影響するのを防止した、連続熱間圧延ラインにお
けるストリップ巻取制御方法を得ることを目的とする。
[隙題点を解決するための手段] この発明に係る連続熱間圧延ラインにおけるストリップ
巻取制御方法は、圧延機と巻取機との間のストリップの
たるみ量を演算し、同たるみ量からたるみがなくなるま
での時間を求め、この時間、ストリップ巻取のための速
度を徐々に減少させて、上記巻取機による巻取を行なう
ものである。
[作   用] この発明における連続熱間圧延ラインにおける巻取機の
制御方法では、ストリップのたるみがなくなる時点で、
圧延機から出るストリップ速度と、巻取機で巻き取って
いるストリップ速度との差が減少して、ストリップに作
用する衝撃的な張力が軽減される。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例による連続熱間圧延ラインにお
けるストリップ巻取制御方法を説明するためのフローチ
ャートである。なお、本実施例の方法が適用される連続
熱間圧延ライン、巻取機およびその制御系は第3図に示
すものと全く同様であるので、その構造の詳細な説明は
省略する。
本実施例の方法を第1図に従い説明する。まず、ワーク
ロール9aの回転数に比例したパルス発信器9bのパル
スが計算制御装置9dに読み込まれると同時に、圧延機
1の出側およびピンチロール4の入側にそれぞれ配置さ
れたストリップ検出器2a、2bからのストリップ検出
信号が計算演算袋[9dに入力される(ステップSl)
そして、この計算制御装置9dにおいて、ストリップ6
がストリップ検出器2aに検出されてからストリップ検
出器2bに検出されるまでの間に圧延機lにより圧延さ
れたストリップ6の長さQoを、読み込まれたパルス、
ワークロール9aの外径および先進率から演算する(ス
テップS2)。
また、計算制御装置i9dにおいては、予め、圧延機1
の中心位置とストリップ検出器2aとの距離Ω8.ピン
チロール4とストリップ位置検出器2bとの距離Lt圧
延機1とピンチロール4との距離Ω、が記憶されており
、これらの距離Ω□。
ρ2.p、と演算された圧延長さ2゜とから、圧延機1
とピンチロール4(巻取機5)との間におけるストリッ
プ6のたるみ量ΔQを演算する(ステップS3)。
次に、このたるみ量ΔQと、ピンチロール4の速度とか
ら、同たるみ量ΔQからたるみがなくなるまでの時間Δ
tを求める(ステップS4)。
この後、従来手段では、第2図に実線aで示すように、
ピンチロール4のリード速度は、ストリップ6のたるみ
がなくなる時間t2までほぼ一定(v8)となる制御が
行なわれているが1本実施例の方法では、先に求めた時
間ΔQをもとに、ストリップ6がピンチロール4に噛み
込み始めてからたるみがなくなるまでの間(Δt)の1
時間t□から時間teaに亘り、ストリップ巻取のため
の速度(ピンチロール4の速度)を、ピンチロール4の
初期リード速度v1から圧延機1より出るストリップ速
度v6まで徐々に減少させる。
即ち、ピンチロール4のリード速度が第2図に一点鎖線
すで示すように傾斜をもつように、ピンチロール速度指
令信号9gを計算制御装置9dから出力して、ピンチロ
ール4を制御する(ステップS5)。
このとき、速度傾斜率は、ピンチロール4のリード速度
(v8)および同ピンチロール4におけるストリップ6
の通過長さと、圧延機1からのストリップ速度(Va)
および同圧延機1におけるストリップ6の通過長さとに
応じて求める。
このように1本実施例の方法によれば、ストリップ6の
たるみがなくなる時点で、圧延機1がら出るストリップ
速度v0と1巻取機1で巻き取っているストリップ速度
つまりピンチロール4のリード速度との差が減少して、
ストリップ6に作用する衝撃的な張力が軽減される。
従って、この張力がストリップ6の品質に影響するのを
確実に防止でき、ストリップ6の品質が大幅に向上する
のである。
なお、上記実施例では、圧延機1からのストリップ速度
を一定としているが、本実施例によれば、圧延機1から
のストリップ速度が一定でなくても。
このストリップ速度とピンチロール4のリード速度との
差によるたるみ量を計算し、その後のたるみ量の絶対値
を時々刻々計算することによって、ストリップ6のたる
み量が零になるときの速度差を減少させることができ、
衝撃的な張力により発生するストリップ6の変形が減少
するようになる。
また、上記実施例では、ピンチロール4のリード速度の
みを調整しているが、巻取機5のユニットロール5bの
Q OC(Q uick Open Control)
と組み合わせることにより、マンドレル5aのリード速
度の傾斜的速度変更を行ない、ストリップ6がマンドレ
ル5aに巻き付くまでのストリップ6のマンドレル面で
のすべりを減少させることができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、ストリップのたるみ
がなくなる時点で、圧延機から出るストリップ速度と、
巻取機で巻き取っているストリップ速度との差が減少し
て、ストリップに作用する衝撃的な張力を軽減できるよ
うに構成したので、この張力により発生するストリップ
の変形が確実に減少し、ストリップの品質が大幅に向上
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による連続熱間圧延ライン
におけるストリップ巻取制御方法を説明するためのフロ
ーチャート、第2図はピンチロールのリード速度の制御
状態を本方法と従来手段と比較して示すグラフ、第3図
は一般的な連続熱間圧延ライン、巻取機およびその制御
系を示す模式的な側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧延機を有する連続熱間圧延ラインにストリップを通過
    させ同ストリップを巻取機に巻き取る制御方法において
    、上記の圧延機と巻取機との間の上記ストリップのたる
    み量を演算し、同たるみ量からたるみがなくなるまでの
    時間を求め、この時間、ストリップ巻取のための速度を
    徐々に減少させて、上記巻取機による巻取を行なうこと
    を特徴とする連続熱間圧延ラインにおけるストリップ巻
    取制御方法。
JP27908086A 1986-11-21 1986-11-21 連続熱間圧延ラインにおけるストリツプ巻取制御方法 Pending JPS63132719A (ja)

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JP27908086A JPS63132719A (ja) 1986-11-21 1986-11-21 連続熱間圧延ラインにおけるストリツプ巻取制御方法

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JPS63132719A true JPS63132719A (ja) 1988-06-04

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JP27908086A Pending JPS63132719A (ja) 1986-11-21 1986-11-21 連続熱間圧延ラインにおけるストリツプ巻取制御方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999024185A1 (de) * 1997-11-07 1999-05-20 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und einrichtung zum aufhaspeln eines aus einer warmwalzstrasse auslaufenden metallbandes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999024185A1 (de) * 1997-11-07 1999-05-20 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und einrichtung zum aufhaspeln eines aus einer warmwalzstrasse auslaufenden metallbandes

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