JPS63132099A - 転写箔 - Google Patents
転写箔Info
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- JPS63132099A JPS63132099A JP27833686A JP27833686A JPS63132099A JP S63132099 A JPS63132099 A JP S63132099A JP 27833686 A JP27833686 A JP 27833686A JP 27833686 A JP27833686 A JP 27833686A JP S63132099 A JPS63132099 A JP S63132099A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、転写した絵柄層上に硬度の高いトップコート
層を設けることが可能な絵柄層を転写する転写箔に関す
る。
層を設けることが可能な絵柄層を転写する転写箔に関す
る。
従来、無機質材料、金属板等の基材に転写法により絵柄
層を形成し、次に、該絵柄層上に透明なｌ・ツブコート
層を施して化粧板を製造する方法は、例えば、特公号５
９−１１１１号公報、特開昭５５−１３９８７５号公報
に示されるように、−ｉ的に行なわれている。
層を形成し、次に、該絵柄層上に透明なｌ・ツブコート
層を施して化粧板を製造する方法は、例えば、特公号５
９−１１１１号公報、特開昭５５−１３９８７５号公報
に示されるように、−ｉ的に行なわれている。
しかしながら、上記公報に示された方法によれば、絵柄
層を基材に良好に転写するためには、基材上に設けたア
ンダーコート層を半硬化状態で行なう必要があった。
層を基材に良好に転写するためには、基材上に設けたア
ンダーコート層を半硬化状態で行なう必要があった。
このアンダーコート層を完全に硬化させた後、転写法に
より絵柄層を設けるには、絵柄層を転写する転写箔に接
着剤層を設けて行なう方法がとられており、一般に熱可
塑性アクリル樹脂等が用いられていた。
より絵柄層を設けるには、絵柄層を転写する転写箔に接
着剤層を設けて行なう方法がとられており、一般に熱可
塑性アクリル樹脂等が用いられていた。
絵柄層を良好に転写するため、基材上に設けたアンダー
コート層を完全に硬化せず、半硬化状態に保つには、非
常に厳密な管理を必要とし、その工程上、非常に制約の
多いものとなっている。
コート層を完全に硬化せず、半硬化状態に保つには、非
常に厳密な管理を必要とし、その工程上、非常に制約の
多いものとなっている。
また、転写性を確保するため、熱可塑性アクリル樹脂等
の接着剤層を設けた転写箔を利用すれば、アンダーコー
ト層が硬化しても絵柄層の転写は可能である。
の接着剤層を設けた転写箔を利用すれば、アンダーコー
ト層が硬化しても絵柄層の転写は可能である。
しかし、絵柄層を転写後、絵柄層上に硬度の貰いトップ
コート層を設けても、下側の接着剤層が軟かいため、表
面の硬度が十分に得られない欠点を有していた。
コート層を設けても、下側の接着剤層が軟かいため、表
面の硬度が十分に得られない欠点を有していた。
本発明は、基材上に設けるアンダーコートｉが硬化した
後であっても絵柄層の転写が可能で、転写後に硬度の高
いトップコート層を設けても、そのトップコートＮの硬
度が保てる接着剤層を有する転写箔を従供することを目
的とする。
後であっても絵柄層の転写が可能で、転写後に硬度の高
いトップコート層を設けても、そのトップコートＮの硬
度が保てる接着剤層を有する転写箔を従供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段］
転写基体フィルムの片面に剥離可能な絵柄層および接着
剤層を設けてなる転写箔において、接着剤層をガラス転
移温度が一２０℃乃至２０℃の範囲にあるポリエステル
・ポリオール樹脂またはアクリル・ポリオール樹脂のい
ずれか一方に、当量のブロックイソシアネート樹脂を混
合した樹脂を用いることにより解決した。
剤層を設けてなる転写箔において、接着剤層をガラス転
移温度が一２０℃乃至２０℃の範囲にあるポリエステル
・ポリオール樹脂またはアクリル・ポリオール樹脂のい
ずれか一方に、当量のブロックイソシアネート樹脂を混
合した樹脂を用いることにより解決した。
ここで、転写基体フィルムは、絵柄層を形成する面に離
型コート層を設けた紙、プラスチックフィルム、または
これらの積層体が用いられ、特に紙とポリオレフィンフ
ィルムとの積層体が一般的に用いられる。この種類は、
絵柄層に用いるインキの種類に応じて適宜選択すればよ
い。
型コート層を設けた紙、プラスチックフィルム、または
これらの積層体が用いられ、特に紙とポリオレフィンフ
ィルムとの積層体が一般的に用いられる。この種類は、
絵柄層に用いるインキの種類に応じて適宜選択すればよ
い。
また、絵柄層を形成するインキは、目的とする化粧材の
用途、基材のアンダーコート層やトップコート層に用い
る材料に応じて適宜選択すればよい。
用途、基材のアンダーコート層やトップコート層に用い
る材料に応じて適宜選択すればよい。
さらに、接着剤層を形成するポリオール系樹脂は、−２
０℃乃至２０℃の範囲にガラス転移温度を有する樹脂で
、好ましくは、−１０℃乃至１０℃の範囲のガラス転移
温度を有する樹脂が適当である。ガラス転移温度が２０
℃を超えると基材に設けるアンダーコート層と対して良
好な転写性が得られず、また、−２０℃未満であると、
トップコート層表面の平滑性が得られず、いわゆる表面
の荒れが発生する。
０℃乃至２０℃の範囲にガラス転移温度を有する樹脂で
、好ましくは、−１０℃乃至１０℃の範囲のガラス転移
温度を有する樹脂が適当である。ガラス転移温度が２０
℃を超えると基材に設けるアンダーコート層と対して良
好な転写性が得られず、また、−２０℃未満であると、
トップコート層表面の平滑性が得られず、いわゆる表面
の荒れが発生する。
そして、ポリオール系樹脂としては、ポリカルボン酸、
あるいはその無水物と多価アルコールとの縮合によって
得られるポリエステル・ポリオール樹脂、またはヒドロ
キシアルキルアクリレートもしくはメタクリレートを単
量体成分として公知の方法で得られた重合体であるアク
リル・ポリオール樹脂が使用に適している。 ・ 一方、このポリオール系樹脂の水酸基と等量のイソシア
ネート基を有するようにン毘合するフ゛口。
あるいはその無水物と多価アルコールとの縮合によって
得られるポリエステル・ポリオール樹脂、またはヒドロ
キシアルキルアクリレートもしくはメタクリレートを単
量体成分として公知の方法で得られた重合体であるアク
リル・ポリオール樹脂が使用に適している。 ・ 一方、このポリオール系樹脂の水酸基と等量のイソシア
ネート基を有するようにン毘合するフ゛口。
クイソシアネート樹脂としては、一般的にε−カプロラ
クタムやフェノールをブロック剤として用いたジイソシ
アネート、およびポリイソシアネートが用いられる。
クタムやフェノールをブロック剤として用いたジイソシ
アネート、およびポリイソシアネートが用いられる。
接着剤層としてポリオール系樹脂とブロックイソシアネ
ート樹脂を用いたので被転写体である基材のアンダーコ
ート層を架橋させ、硬度を上げても、十分に転写可能で
、また、転写後、加熱することにより接着剤層自体が架
橋し、硬化する。
ート樹脂を用いたので被転写体である基材のアンダーコ
ート層を架橋させ、硬度を上げても、十分に転写可能で
、また、転写後、加熱することにより接着剤層自体が架
橋し、硬化する。
以下、本発明の実施例を図面に従い説明する。
第１図は、本発明の転写箔の一実施例を示す転写箔の断
面図で、厚さ２５μのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムからなる基体フィルム１の表面に熱硬化型樹脂から
離型コート層２、この離型コート層２上に塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合樹脂をバインダーとするインキを用い
、グラビア印刷法により不ロ柄の絵柄層３およびガラス
転移温度が一１０℃であるアクリル・ポリオール樹脂と
ε−カブロラクタムブロソクトリレンジインソシアネー
トを当量混合した接着剤層４を設けた転写箔である。
面図で、厚さ２５μのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムからなる基体フィルム１の表面に熱硬化型樹脂から
離型コート層２、この離型コート層２上に塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合樹脂をバインダーとするインキを用い
、グラビア印刷法により不ロ柄の絵柄層３およびガラス
転移温度が一１０℃であるアクリル・ポリオール樹脂と
ε−カブロラクタムブロソクトリレンジインソシアネー
トを当量混合した接着剤層４を設けた転写箔である。
この第１図の転写箔を、第２図に示すように、前処理と
ブライマー処理を施した鋼板からなる基材１０上に鉛筆
硬度が４Ｈである熱硬化型アクリル樹脂からなるアンダ
ーコート層１１を設けた。
ブライマー処理を施した鋼板からなる基材１０上に鉛筆
硬度が４Ｈである熱硬化型アクリル樹脂からなるアンダ
ーコート層１１を設けた。
そして、前記アンダーコート層１１上に、第１図に示し
た転写箔を接着剤層４を重ね合せ、加熱圧着した。
た転写箔を接着剤層４を重ね合せ、加熱圧着した。
次に、基体フィルム１を剥離後、加熱して接着剤層を硬
化し、第３図に示すように絵柄層３上にウレタンアクリ
レート系紫外線硬化型樹脂からなる透明なトップコート
層２０を塗布後、紫外線を照射し、硬化した。表面の鉛
筆硬度は６Ｈであった。
化し、第３図に示すように絵柄層３上にウレタンアクリ
レート系紫外線硬化型樹脂からなる透明なトップコート
層２０を塗布後、紫外線を照射し、硬化した。表面の鉛
筆硬度は６Ｈであった。
得られた製品の表面の光沢は、６０°鏡面反射率におい
て９０％以上で極めて、平滑な状態であった。
て９０％以上で極めて、平滑な状態であった。
本発明は、以上の構成からなるので、接着剤層は、常温
で反応しないので保存安定性が良く、安定した接着性が
得られる。
で反応しないので保存安定性が良く、安定した接着性が
得られる。
また、転写する基材のアンダーコート層が硬化しても、
十分な転写適正を有し、しかも転写後加熱することによ
り、架橋、硬化するので、表面に紫外線硬化型樹脂から
なる高い硬度を有するトップコート層を設けても、しわ
や縮み等が発生せず、平滑な表面状態が得られる。
十分な転写適正を有し、しかも転写後加熱することによ
り、架橋、硬化するので、表面に紫外線硬化型樹脂から
なる高い硬度を有するトップコート層を設けても、しわ
や縮み等が発生せず、平滑な表面状態が得られる。
第１図は、本発明の一実施例を示す断面図、第２図及び
第３図は、第１図の転写箔を用いて化粧板を製造する工
程を示す説明図である。 １・・・基体フィルム、 ３・・・絵柄層、 ４・・・接着剤層。
第３図は、第１図の転写箔を用いて化粧板を製造する工
程を示す説明図である。 １・・・基体フィルム、 ３・・・絵柄層、 ４・・・接着剤層。
Claims (1)
- 転写基体フィルムに剥離可能に形成した、少なくとも絵
柄層と接着剤層とを有する転写箔において、前記接着剤
層が、ガラス転移温度が−２０℃乃至２０℃の範囲にあ
るポリエステル・ポリオール樹脂、またはアクリル・ポ
リオール樹脂のいずれかに、当量のブロックイソシアネ
ート樹脂を混合した樹脂からなる転写箔。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27833686A JPS63132099A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 転写箔 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27833686A JPS63132099A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 転写箔 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63132099A true JPS63132099A (ja) | 1988-06-04 |
Family
ID=17595911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27833686A Pending JPS63132099A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 転写箔 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63132099A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7745065B2 (en) * | 2005-06-02 | 2010-06-29 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Volume hologram transfer foil, and volume hologram multilayer structure |
| JP2012148491A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Seiko Epson Corp | 熱転写媒体の製造方法、熱転写媒体、画像形成方法および記録物 |
| US20130309504A1 (en) * | 2011-03-28 | 2013-11-21 | Toyobo Co.,Ltd | Weather-resistant adhesive composition |
| JP2018167434A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 大日本印刷株式会社 | 転写シート |
| JP2020019142A (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | 大日本印刷株式会社 | 転写シート |
| US10837220B1 (en) * | 2019-10-02 | 2020-11-17 | Robert A. Kelley | Insulated diamond plate backed novel portions of a garage door panel |
-
1986
- 1986-11-21 JP JP27833686A patent/JPS63132099A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7745065B2 (en) * | 2005-06-02 | 2010-06-29 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Volume hologram transfer foil, and volume hologram multilayer structure |
| JP2012148491A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Seiko Epson Corp | 熱転写媒体の製造方法、熱転写媒体、画像形成方法および記録物 |
| US20130309504A1 (en) * | 2011-03-28 | 2013-11-21 | Toyobo Co.,Ltd | Weather-resistant adhesive composition |
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| US10837220B1 (en) * | 2019-10-02 | 2020-11-17 | Robert A. Kelley | Insulated diamond plate backed novel portions of a garage door panel |
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