JPS63131694A - 遠方監視制御装置の信号伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、遠方監視制御装置における制御信号の伝送装
置に関する。

Ｂ、発明の概要 本発明は制御信号としてグループ内の複数の機　　。

器に対し、各機器毎の制御実行ビットと制御状態が変更
される機器を指示する補助符号ビットとを一括伝送する
信号伝送装置において、選択指令部により制御すべき機
器を選択し、進択中記憶回路により選択指令に該当する
グループを指定し、補助符号記憶部により前記選択指令
部の選択信号でグループ内の機器を指定すると共に、前
記選択中記憶回路の出力信号と前記補助符号記憶部の出
力信号との論理積信号により選択した機器を表示して誤
操作をなくし信頼性の向上を図ったものである。

Ｃ９従来の技術 遠方監視制御装置は、中央部の親局がら機器類を設備す
る子局に制御信号を伝送して該機器類を制御し、子局か
らは監視機器の制御状態や設備の計測量になる表示信号
を親局に伝送して親局又はその上位計算機による監視及
び制御の集中管理を可能にする。

この遠方監視制御装置によるシステム構成は、監視と制
御の信頼性やコスト等から各種方式が採用され、親局と
子局間のデータ伝送にも伝送回路の回線構成（マルチド
ロップ、ループ等）や起動方式（ランダム、サイクリッ
ク伝送等）、さらに信号形式（周波数式、パルス式）や
誤り検定方式（パリティ検定等の単一伝送による検定方
式や運送照合。

返信照合等の複数回伝送による検定方式）など種々の方
式、形式の組合せが採用される。

第３図は遠方監視制御装置の従来の親局構成を示す。表
示器ｌは子局の各種機器の制御状態を含めた系統図等を
オペレータの操作によって切換表示し、この表示図形中
から制御を必要とする機器をライトペン２等を使って選
択指定する。この指定された機器に対する制御実行はオ
ペレータが入指令実行スイッチ３ａ、切指令実行スイッ
チ３ｂを操作することで行う。例えば機器が開閉器、ポ
ンプモータ等では実行スイッチ部３はその「入」、「切
」を指令する。ディスプレイ装置１による機器選択信号
および実行スイッチ部３による制御信号はそれぞれイン
タフェース４．５を介して符号変換部６に取込み、この
変換部６では機器選択信号に対しては指定機器に対応す
る選択、制御データへの変換を行う。また、変換部６は
、後述するように、子局側からの表示データをディスプ
レイ装置１の表示用データに変換する。

符号変換部６を経た選択制御データは制御指令検出記憶
部７に順次記憶する。この記憶データは遭別部８によっ
て優先度類に読出し、符号作成部９によって当該データ
に子局コード、ポジションコード等を付加して所期の伝
送フォーマット化した伝送データを作成し、インタフェ
ース１０．システムバス１１を介して伝送部１２による
子局側への伝送を行う。

図示しない子局側では受信した制御データから当該機器
に対する制御を実行する。そして、サイクリックに、又
は親局からの要求や変換時、各機器の開閉状態や計測信
号の表示データを親局に伝送する。親局は受信部１３で
受信したデータをシステムバス１１を通して上位計算機
に転送、さらにインタフェース１４を介して表示内容検
出記憶部１５に順次記憶し、この記憶データはオペレー
タからの要求等に応じて符号変換部６を通してディスプ
レイ装置ｌに表示する。

Ｄ９発明が解決しようとする問題点 従来の遠方監視制御装置においては、オペレー夕が選択
スイッチで任意のグループとグループ内の機器を選択し
実行スイッチを操作して制御実行命令を得る場合、選択
したスイッチを記憶し表示するものは従来より行われて
いる。かかる方法であれば、誤った選択スイッチを操作
した場合オペレータの注意を換起することはできるが、
かかる場合でも同一グループ内で選択していない機器に
対して誤った制御命令が子局側へ伝送される場合がある
。すなわち、同一グループ内の各機器毎に制御実行ビッ
トが割り当てられているので同一グループ内であれば選
択していない機器に対する制御実行ビットも現在の機器
状態に対応した内容で共に伝送される。したがって、選
択されていない機器に対応する制御実行ビットに誤りが
あれば誤った制御が実行される。このように、誤った制
御命令が出されると、重大な事故を招きやすく、このた
め高い信頼性が要求される。例えば、変電所の監視制御
に送受信系や信号処理に誤動作が発生したり、オペレー
タの操作ミスがあると、開閉器の「切」、「入」制御に
誤りが発生して設備焼損や人身事故を招く虞れがある。

そこで、従来から制御信号の伝送の信頼性を高めるよう
種々の方式、形式の組合せが採られているが、これは装
置を複雑化してコストアップになること及び誤り検定数
を多くして伝送効率の低下を招く問題があった。

従来の問題点を解消するものとして、制御信号中の後述
する理由で生ずる余りビットを補助符号ビットに割当て
、この補助符号ビットは制御ビットが状態変更する制御
機器を指示する伝送フォーマット構成とし、制御ビット
と補助符号ビットとの論理から制御信号の正当性を判定
する伝送方法を本出願人は提案している。

この伝送方法を第３図の従来の親局構成及び第４図に示
す伝送フォーマットを参照して説明する。

符号作成部９による制御系（下り系）伝送フォーマット
作成には第４図（ａ）に示すようにグループポジション
、制御データによって夫々グループ化した四つの制御機
器毎の制御実行ビット（４ビツト）に加えて表示系とビ
ット数を合せた結果を生ずる余りビットを状態変更する
機器を指定する補助符号ビット（４ビツト）で構成する
。同図（ｂ）は表示系（上り系）の伝送フォーマットを
示す。

このうち、制御データはディスプレイ装置１で選択され
た機器とこれに対する実行スイッチ３．〜３ｎによる「
入」、「切」指令との組合せで制御命令検出記憶部７が
データ作成し、補助符号はディスプレイ装置ｌ上で選択
された機器から状態変更がある機器として抽出して制御
命令検出記憶部７がデータ作成する。すなわち、４ケの
機器中１ヶのみ状態を変化させたい場合、２ヶ、３ヶ、
４ケ全て状態を変化させたい場合等多くの組合せがある
。

その場合、ディスプレイ装置ｌ上でオペレータが指定し
た機器に対してのみ補助符号を付加する。

例えば４ケの被制御機器の現在の状態が「入」、「切」
。

「入」、「入」の状態にあって、これ等の機器状態を「
切」、「切」、「入」、「人」とする場合は第１番目の
機器のみ状態を変化させるように補助符号を「ｌ」。

ｒｏ　Ｊ、　ｒｏ　Ｊ、　ｒｏ　Ｊとしオペレータに第
１番目の機器が選択されたことを表示し、実行スイッチ
を切指令とすれば凹状態１，０．１．１を補助符号対芯
位置のみ「切」に変化させＯ，０，１，１としたグルー
プ内各機器制御信号とする。

このような補助符号を付加した伝送により、子局側では
、機器制御を補助符号“１”に対応する機器にのみ出力
することで伝送系での誤動作、外乱により第２〜第４ビ
ツトの制御信号が誤っても補助符号が１，０．Ｏ，Ｏで
あるため実行されず、逆に補助符号が誤っても制御ビッ
トに誤りがなければ従来状態と同じ方向の制御であるか
ら誤った制御が発生するのを無くし、しかも制御系の余
りビットを利用するため伝送系が複雑になることなく伝
送効率も落さない。

しかしながら、親局側での補助符号作成時に、制御命令
検出記憶部７の誤動作やオペレータの誤操作によって補
助符号自体が誤って作成される虞れがある。この場合、
誤った補助符号がそのまま伝送され、誤った機器制御に
なってしまう問題がある。

Ｅ１問題点を解決するための手段と作用本発明は上記の
問題点に鑑みてなされたもので、子局側の複数の制御機
器をグループ化し、親局から子局に送る制御信号はグル
ープ内の各機器毎の制御実行ビットと各機器のうち状態
変更を指示する補助符号ビットとを一括伝送し、子局側
は前記制御実行ビットで補助符号「１」に対応する機器
を制御する信号伝送装置において、制御すべき機器を選
択する選択指令部と、該選択指令部の選択指令により該
当グループを指定する選択中記憶回路と、該選択中記憶
回路の指定信号と前記選択指令部の選択信号によりグル
ープ内の機器を指定する補助符号記憶部と、前記選択指
令部と前記補助符号記憶部からの各信号を入力条件とす
る論理積部と、該論理積部の論理出力信号により選択し
た補助符号に対応ポジションを表示する表示部とによっ
て前記親局を構成し誤操作を防止するようにしたもので
ある。

Ｆ、実施例 第１図は本発明の実施例を示す親局構成図である。同図
が第３図と異なる部分は、判定部１６とその判定結果の
表示部１７からなる検定手段を設けた点にある。判定部
１６は制御実行ビットと補助符号ビットを基に最終的に
オペレータに判定されるものである。

第２図は判定部１６と表示部１７における１グル一プ分
の具体例を示す。同図中、ＤＲは補助符号リセット信号
、ＳＲは選択リセット信号である。判定部１６は補助符
号リセット信号ＤＲと制御すべき子局の機器を選択する
ための選択指令部２２からの選択中信号を入力とするフ
リップ・フロップ１８１〜１８４からなる補助符号記憶
部１８１選択指令部２２の選択指定スイッチ２２．〜２
２４からの選択中信号を入力とするオアゲート１９．こ
のオアゲート１９の出力信号と選択セット信号を入力と
する選択中記憶回路２０．および補助符号記憶回路１８
の出力信号と選択中記憶回路２０の出力信号を入力とす
るアントゲ−）２１．〜２１４からなる論理演算部２１
とによって構成されている。

なお、本図は説明の便宜上表示部１７を独立させている
がディスプレイ装置ｌを共用することも可能である。同
様に選択司令部２２の選択スイッチ２２゜〜２２４もラ
イトペン２て代行できる。

上記構成において、補助符号記憶部１８の各フリップ・
フロップ１８１〜１８４は補助符号リセット指令信号Ｄ
Ｒによりリセットされるとともに、選択中記憶回路２０
は選択リセット指令信号ＳＲによってリセットされる。

オペレータが選択指令部２２の選択指定スイッチ２２．
〜２２４のいずれかを操作すると、選択指定信号により
補助符号記憶部１８の対応するフリップ・フロップがラ
ッチされるとともに、選択中記憶回路２０に選択指定信
号を記憶する。論理積部２１のアンドゲート２１．〜２
１４には、補助符号記憶部１８のラッチ出力が入力され
るとともに、選択中記憶部２０から該当する選択指定信
号が入力される。論理積部２１の該当するアンドゲート
は、補助符号記憶部１８からの該当するラッチ信号と選
択中記憶部２０からの該当する信号を入力条件として出
力信号を発し、選択表示部１７の該当する選択表示灯１
７．〜１７４を点灯させる。オペレータＭは、選択表示
灯１７．〜１７４の表示状態により選択内容が正当であ
るか否かを判定することができる。

Ｇ９発明の効果 本発明は以上の如くであって、制御実行ビットに加えて
補助符号ビットを持つ制御信号を生成して一括伝送する
ものにおいて、選択中記憶と補助符号記憶部との論理積
をとってオペレータに報知することによってオペレータ
の操作ミスや信号生成処理系の誤りを無くして信頼性の
高い制御を得ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す親局構成図、第２図は
第１図における判定部と表示部の具体例を示す回路図、
第３図は従来の親局構成図、第４図は本発明に係る制御
信号と表示信号の伝送フォーマットを示す図である。 １・・・ディスプレイ装置、２・・・ライトペン、３・
・・実行部、３ａ、　３ｂ・・・実行スイッチ、６・・
・符号変換部、７・・・制御命令検出記憶部、８・・・
選別部、９・・・符号作成部、１２・・・送信部、１３
・・・受信部、１５・・・表示内容検出記憶部、１６・
・・判定部、１７・・・表示部、１８・・・補助符号記
憶部、１９・・・オアゲート、２０・・・選択中記憶回
路、２１・・・論理積部、２２・・・選択指令部、２２
．〜２２４・・・選択指定スイッチ。 第４図 伝送フｊ−ぐ、ノト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 子局側の複数の制御機器をグループ化し、親局から子局
   に送る制御信号はグループ内の各機器毎の制御ビットと
   各機器のうち状態変更を指示する補助符号ビットを一括
   伝送し、子局側は前記制御ビット中補助符号ビットで指
   示する当該機器を制御する信号伝送装置において、制御
   すべき機器を選択する選択指令部と、該選択指令部の選
   択指令により該当グループを指定する選択中記憶回路と
   、該選択中記憶回路の指定信号と前記選択指令部の選択
   信号によりグループ内の機器を指定する補助符号記憶部
   と、前記選択指令部と前記補助符号記憶部からの各信号
   を入力条件とする論理積部と、該論理積部の論理出力信
   号により選択した補助符号に対応する機器を表示する表
   示部とによって前記親局を構成したことを特徴とする遠
   方監視制御装置の信号伝送装置。