JPS63131574A - 半導体スイツチング装置 - Google Patents
半導体スイツチング装置Info
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- JPS63131574A JPS63131574A JP27802786A JP27802786A JPS63131574A JP S63131574 A JPS63131574 A JP S63131574A JP 27802786 A JP27802786 A JP 27802786A JP 27802786 A JP27802786 A JP 27802786A JP S63131574 A JPS63131574 A JP S63131574A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ゲートターンオフサイリスタや、トランジス
タなどの半導体スイッチング装置に係り。
タなどの半導体スイッチング装置に係り。
特に、し中断耐量の向上に好適な、接合濃度プロフィル
を有する半導体スイッチング装置に関するものである。
を有する半導体スイッチング装置に関するものである。
従来のゲートターンオフサイリスタや、トランジスタな
どの半導体装置の最大しゃ断電流を増大させる方法が1
例えば特開昭59’−99769号。
どの半導体装置の最大しゃ断電流を増大させる方法が1
例えば特開昭59’−99769号。
特開昭59−86260号及び、特開昭53−1227
0号公報などに開示されている。
0号公報などに開示されている。
特開昭59−99769号公報では、半導体装置の外周
に設けられた制御電極の接続煮より遠い位置にある短冊
状の単位半導体素子はどその寸法を小さくすることによ
り、半導体装置内の単位半導体素子の動作の均一化をは
かり、しゃ断電流の増大をはかつている。
に設けられた制御電極の接続煮より遠い位置にある短冊
状の単位半導体素子はどその寸法を小さくすることによ
り、半導体装置内の単位半導体素子の動作の均一化をは
かり、しゃ断電流の増大をはかつている。
特開昭59−86260号公報では、単位の半導体素子
が多重にリング状に配置された半導体装置の中間に、制
御電極をリング状に設け、それぞれの単位の半導体素子
と制御電極との間の距離のばらつきを小さくすることに
より、複数の単位半導体素子の動作の均一性をはかり、
し中断耐量の増大をはかる構造が開示されている。
が多重にリング状に配置された半導体装置の中間に、制
御電極をリング状に設け、それぞれの単位の半導体素子
と制御電極との間の距離のばらつきを小さくすることに
より、複数の単位半導体素子の動作の均一性をはかり、
し中断耐量の増大をはかる構造が開示されている。
一方1%開昭53−12270号公報では、バッファ領
域を設けることによって電極の圧接状態を緩和し、し中
断性能の向上をはかりていた。
域を設けることによって電極の圧接状態を緩和し、し中
断性能の向上をはかりていた。
以上のような従来技術は、半導体基体表面の電極抵抗の
バランスを主に対画して動作の一様性の向上をはかつて
いるが、単位半導体素子の安定化には配慮がなされてい
ない。
バランスを主に対画して動作の一様性の向上をはかつて
いるが、単位半導体素子の安定化には配慮がなされてい
ない。
すなわち、半導体基体表面に汚れが生じると、リーク電
流や表面電荷密度にばらつきを生じ、これによって各単
位半導体素子の#i1%−性、特に遮断〔ターンオフ)
特性がばらつくという点につσ1て考慮されておらず、
その結果、大口径の半導体基体を用いても、その割には
半導体装置全体としての最大連断電流の増大がはかれな
いという問題があった。
流や表面電荷密度にばらつきを生じ、これによって各単
位半導体素子の#i1%−性、特に遮断〔ターンオフ)
特性がばらつくという点につσ1て考慮されておらず、
その結果、大口径の半導体基体を用いても、その割には
半導体装置全体としての最大連断電流の増大がはかれな
いという問題があった。
本発明の目的は、各単位半導体素子の表面の安定化をは
かつて、多数の単位半導体素子の特性〔特に、そのター
ンオフ特性)を均一にすることにより、半導体基体内の
各単位半導体素子間の動作の一様性を高め、最大し中断
mcaを増大できるゲートターンオフサイリスタや、ト
ランジスタなどの半導体スイッチング装置を提供するこ
とにめる・ 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、1つの半導体基体内に多数配置したそれぞ
れの単位半導体素子において、多数の小領域に分割され
た状態で、前記基体の一方の全面に露出するように配設
されたエミッタ領域を取り囲むベース領域の表面領域の
不純物濃度を3×10”atoms/csiLl上とす
ることによって連成される・ また、l!IN把表面懺域の不純物濃度は、前記ベース
領域の深さ方向の不純物濃度のピーク値より小であるこ
とが望ましい。
かつて、多数の単位半導体素子の特性〔特に、そのター
ンオフ特性)を均一にすることにより、半導体基体内の
各単位半導体素子間の動作の一様性を高め、最大し中断
mcaを増大できるゲートターンオフサイリスタや、ト
ランジスタなどの半導体スイッチング装置を提供するこ
とにめる・ 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、1つの半導体基体内に多数配置したそれぞ
れの単位半導体素子において、多数の小領域に分割され
た状態で、前記基体の一方の全面に露出するように配設
されたエミッタ領域を取り囲むベース領域の表面領域の
不純物濃度を3×10”atoms/csiLl上とす
ることによって連成される・ また、l!IN把表面懺域の不純物濃度は、前記ベース
領域の深さ方向の不純物濃度のピーク値より小であるこ
とが望ましい。
そして、前記のような表面領域の不純物1度真整は、通
常の半導体処理工程による主接合形成後に、前記第2半
導体層の表面層領域に前記ベース領域の不純物と同導1
1E型の不純物を付加することによって実現される・ このように付加する不純物は、当該領域にドープされた
本来の不純物に比較して拡散係数が小であると共に、そ
の上に形成されるパッジベージ1ン層を通して放散しに
(いものであることが望ましいO 〔作用〕 大口径の基本で製造された半導体装置の、電流し中断で
破壊した個所を本発明者等が調査してみたところ、以下
のような現象が見られた。
常の半導体処理工程による主接合形成後に、前記第2半
導体層の表面層領域に前記ベース領域の不純物と同導1
1E型の不純物を付加することによって実現される・ このように付加する不純物は、当該領域にドープされた
本来の不純物に比較して拡散係数が小であると共に、そ
の上に形成されるパッジベージ1ン層を通して放散しに
(いものであることが望ましいO 〔作用〕 大口径の基本で製造された半導体装置の、電流し中断で
破壊した個所を本発明者等が調査してみたところ、以下
のような現象が見られた。
(1)従来のように、制御電極と単位半導体素子との間
の電気抵抗をバランス良く講成しても、制御電極から近
い距離にある単位半導体素子が破壊している。
の電気抵抗をバランス良く講成しても、制御電極から近
い距離にある単位半導体素子が破壊している。
(2)半導体装置の構造及び製造ロフトが同一にもかか
わらず、半導体装置ごとのし中断耐量に大鴨な差異があ
る・ そこで、本発明者らは、1つの半導体基体内における各
単位半導体素子の緒特性の面内分布を調べた。その結果
、大口径半導体装置になるほど。
わらず、半導体装置ごとのし中断耐量に大鴨な差異があ
る・ そこで、本発明者らは、1つの半導体基体内における各
単位半導体素子の緒特性の面内分布を調べた。その結果
、大口径半導体装置になるほど。
各単位半導体素子間の特性(特に、ターンオフ特性)ば
らつきが大きくなり、また1局所的に特性値の異常な単
位半導体素子が形成されていることがわかった・ 明らかなように、単位半導体素子間の特性(特に、ター
ンオフ時性)の面内均一性が悪いと、を流し中断時に、
電流が基体の市内で年月−にし中断され、その結果、/
wl所的に電流が集中して破壊にいたる。
らつきが大きくなり、また1局所的に特性値の異常な単
位半導体素子が形成されていることがわかった・ 明らかなように、単位半導体素子間の特性(特に、ター
ンオフ時性)の面内均一性が悪いと、を流し中断時に、
電流が基体の市内で年月−にし中断され、その結果、/
wl所的に電流が集中して破壊にいたる。
したがって、半導体基体内のすべての単位半導体素子の
電気的特性(特に、ターンオフ特性)を均一にすること
ができれば電流集中が起きに(くなり、半導体装置の遮
断耐量が向上することが期待できる。
電気的特性(特に、ターンオフ特性)を均一にすること
ができれば電流集中が起きに(くなり、半導体装置の遮
断耐量が向上することが期待できる。
ところで、各単位半導体素子の時性ばらつきを大きくし
ている原因は、各単位半導体素子間造のpベース層表面
状態が、拡散時のアウトディフィシ1ンにより不安定と
なり、熱処理中にこの表面がコンタミネーシ肩ンを起し
たり1表面の不純物r!s度(分布)が各単位半導体素
子間でばらついたりしていることであることがわかった
。
ている原因は、各単位半導体素子間造のpベース層表面
状態が、拡散時のアウトディフィシ1ンにより不安定と
なり、熱処理中にこの表面がコンタミネーシ肩ンを起し
たり1表面の不純物r!s度(分布)が各単位半導体素
子間でばらついたりしていることであることがわかった
。
時に、オン電圧のばらつきは、’[流し中断時の電流ば
らつきに直接相関があり、オン電圧の低い単位半導体素
子のところで破壊する。
らつきに直接相関があり、オン電圧の低い単位半導体素
子のところで破壊する。
オン電圧のばらつきは、単位半導体素子のトランジスタ
憤域の11L流増鴨率と良く相関し、また電流増幅率の
ばらつきはpベースIff面状態の不均一さの程度によ
ることから、前記pベース民間の状態を均一にすること
ができれば、各単位半導体素子間の面内特性のばらつき
を小さくでき、半導体装置の電濃し中断耐量を増大させ
るのにつながることになる・ 単位半導体素子の電流増幅率が不均一となる原因は、つ
ぎのように説明される。
憤域の11L流増鴨率と良く相関し、また電流増幅率の
ばらつきはpベースIff面状態の不均一さの程度によ
ることから、前記pベース民間の状態を均一にすること
ができれば、各単位半導体素子間の面内特性のばらつき
を小さくでき、半導体装置の電濃し中断耐量を増大させ
るのにつながることになる・ 単位半導体素子の電流増幅率が不均一となる原因は、つ
ぎのように説明される。
すなわち、単位半導体素子のpベース層表面の不純物濃
度が、アウトディフユージ璽ンのために低下していると
、パッジベージ曹ン酸化膜中の正電荷のためにpベース
層中の電子が引きつけられ。
度が、アウトディフユージ璽ンのために低下していると
、パッジベージ曹ン酸化膜中の正電荷のためにpベース
層中の電子が引きつけられ。
pベース層表面に11型反転層が形成される。
したがって、pベース層中こと注入される電子の一部が
、am反転層を通ってホールと再結合してしまうため、
nベース層に到達する電子が少な(なって電流増4@率
が減少する。
、am反転層を通ってホールと再結合してしまうため、
nベース層に到達する電子が少な(なって電流増4@率
が減少する。
affi反転層のできかたは、pベース1−表面の不純
物S度や、酸化膜中の電荷などに影響され易いために、
これらのばらつきが大きいとt流増幅率ひいてはオン電
圧及び電流分布のばらつさが太きくなり、電流しゃ断耐
量の低下をもたらすことに □なる。
物S度や、酸化膜中の電荷などに影響され易いために、
これらのばらつきが大きいとt流増幅率ひいてはオン電
圧及び電流分布のばらつさが太きくなり、電流しゃ断耐
量の低下をもたらすことに □なる。
以上のような考察に基づき1本発明は、半導体基体内の
各単位半導体素子間でのpベース層表面の不純物濃度の
ばらつきを低減することにより。
各単位半導体素子間でのpベース層表面の不純物濃度の
ばらつきを低減することにより。
各単位半導体素子間でのターンオフ特性の均一化をはか
り、半導体装置の#lL流遁断耐皺の低下を防止しよう
とするものである。
り、半導体装置の#lL流遁断耐皺の低下を防止しよう
とするものである。
以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図により説明
する。第1図(a)(b)は本発明を適用したゲートタ
ーンオフC以下、 GTOと略する)サイリスタの表面
及び、一部単位GTOの断面を示す図である。
する。第1図(a)(b)は本発明を適用したゲートタ
ーンオフC以下、 GTOと略する)サイリスタの表面
及び、一部単位GTOの断面を示す図である。
半導体基体1には1周知のように、p型のアノードエミ
ッタ層2.nベース層3、pベース層4及びa型のカソ
ードエミツタ層5からなる単位GTO1−1が、リング
状に多数配置されている・なお、8は制御電極である。
ッタ層2.nベース層3、pベース層4及びa型のカソ
ードエミツタ層5からなる単位GTO1−1が、リング
状に多数配置されている・なお、8は制御電極である。
アノードエミツタ層2s pベース層4及びカソードエ
ミツタ層5にはそれぞれアノード電極2人。
ミツタ層5にはそれぞれアノード電極2人。
ゲート電極4人、およびカソード電極5人が形成されて
いる。ゲート電極4人とカソード電極5人の間のρベー
ス@4我面にはパッジベージlン膜6が形成されている
。な2% pベース層4の電極形成部の表面には′II
L極取出しのための1層4Dが形成されている。
いる。ゲート電極4人とカソード電極5人の間のρベー
ス@4我面にはパッジベージlン膜6が形成されている
。な2% pベース層4の電極形成部の表面には′II
L極取出しのための1層4Dが形成されている。
本発明の?st造上の特徴は&rI型のカソードエミッ
タ1−5を取り囲むpベースl−4の、熱拡散時のアウ
トディフェージ四ンで不純物濃度が落ち込んだ表面領域
に、新規な9層4Sを付加形成した点 ・にある。
タ1−5を取り囲むpベースl−4の、熱拡散時のアウ
トディフェージ四ンで不純物濃度が落ち込んだ表面領域
に、新規な9層4Sを付加形成した点 ・にある。
第2図は、その9層4S及びpベース1−4領域の、第
1図(b)に矢印で示した方向での不純物濃度プロフィ
ルを示している。
1図(b)に矢印で示した方向での不純物濃度プロフィ
ルを示している。
従来のGTOサイリスタのpベース層表面での不純物濃
度は、第2図に点線で示すように、ピークの濃度より約
2桁半i[低くなっていた。これに対し、本発明では、
第2図中の実線Qのプロフィルで見られるように、pベ
ース層表面での不純物濃度の落ち込みをおさえた構造と
している。
度は、第2図に点線で示すように、ピークの濃度より約
2桁半i[低くなっていた。これに対し、本発明では、
第2図中の実線Qのプロフィルで見られるように、pベ
ース層表面での不純物濃度の落ち込みをおさえた構造と
している。
なお1本発明者らの実験によれば、表面の不純wm度を
約3 x 10”atoms/aj Id上にすれば
。
約3 x 10”atoms/aj Id上にすれば
。
単位GTOサイリスタ間の特性のばらつきが問題になら
ず1本発明の効果が実用上十分に達成できることが分り
た。
ず1本発明の効果が実用上十分に達成できることが分り
た。
またWX2図のように1表面から約18μmの深さの位
置で最高濃度8 x 101?atoms/−を示すよ
うなGTOサイリスタの場合1表面の不純物濃度を約3
X 10” −5X 101?atoms/−の範囲
に保ってやれば1本発明の効果が最も良く達成できるこ
とが確認された・ また1表面の不純分′a度が高いほど、本発明が目的と
している各単位GTOサイリスタの特性の均一化という
面では好ましい結果が得られるが、表面の不純物11K
が最高濃度を超えると、他の特性面で不都合が生ずるの
で、表面の不純物一度は最高濃度を超えない範囲に選定
されるのが望ましい一 本発明の構造を有するGTOサイリスタは、以下のプロ
セスで比較的容易に形成でさる。すなわち、従来より周
知の通常の半導体処理工程をへて主接合形成用の熱拡散
を完了した半導体基体の表面に、イオン打ち込み方法ま
たはデボジシ1ン方法で1例えばボロンの不純物層を形
成し、パッジベージ曹ン膜形成用の熱処理等で再拡散し
て形成する・ したがって、pベース層4の表面部分に付加する前記不
純物としては1本来pベース層4にドープされている不
純物に比較して拡散係数が小さく。
置で最高濃度8 x 101?atoms/−を示すよ
うなGTOサイリスタの場合1表面の不純物濃度を約3
X 10” −5X 101?atoms/−の範囲
に保ってやれば1本発明の効果が最も良く達成できるこ
とが確認された・ また1表面の不純分′a度が高いほど、本発明が目的と
している各単位GTOサイリスタの特性の均一化という
面では好ましい結果が得られるが、表面の不純物11K
が最高濃度を超えると、他の特性面で不都合が生ずるの
で、表面の不純物一度は最高濃度を超えない範囲に選定
されるのが望ましい一 本発明の構造を有するGTOサイリスタは、以下のプロ
セスで比較的容易に形成でさる。すなわち、従来より周
知の通常の半導体処理工程をへて主接合形成用の熱拡散
を完了した半導体基体の表面に、イオン打ち込み方法ま
たはデボジシ1ン方法で1例えばボロンの不純物層を形
成し、パッジベージ曹ン膜形成用の熱処理等で再拡散し
て形成する・ したがって、pベース層4の表面部分に付加する前記不
純物としては1本来pベース層4にドープされている不
純物に比較して拡散係数が小さく。
また前記表面上に形成されたパッジベージ謬ン膜を通し
て放散する割合が小さいようなものでなければならない
、前述のボロンは本発明の付加不純物として好適な物質
の1つである。
て放散する割合が小さいようなものでなければならない
、前述のボロンは本発明の付加不純物として好適な物質
の1つである。
以上のように、pベース層の表面部に不純物を追加して
その一度を適正値まで増大することにより、熱処理拡散
に伴なうアウトデフユージ買ンによって表面の不純物一
度が低下した結果、不安定になっていたρベース層表面
を安定化し、各単位半導体素子の緒特性の面内ばらつき
を均一にできるので、を流し中断時の局所的な電流集中
を緩和でき、最大し中断電流を大幅に増大できる。
その一度を適正値まで増大することにより、熱処理拡散
に伴なうアウトデフユージ買ンによって表面の不純物一
度が低下した結果、不安定になっていたρベース層表面
を安定化し、各単位半導体素子の緒特性の面内ばらつき
を均一にできるので、を流し中断時の局所的な電流集中
を緩和でき、最大し中断電流を大幅に増大できる。
本発明者らが、半導体ペレット直径70wのGTOサイ
リスタを用いて、従来構造のものと本発明構造のものと
を比較したところ、従来の構造では最大し中断′tfL
が2300人であったものが。
リスタを用いて、従来構造のものと本発明構造のものと
を比較したところ、従来の構造では最大し中断′tfL
が2300人であったものが。
本発明の構造では、最大3300人の電流がし中断でき
、最大しゃ断1iIc流を約40%増大できた。
、最大しゃ断1iIc流を約40%増大できた。
第1図は本発明の一実施例の半導体装置を示す図で、同
図(a)はその表面パターン図、同図(b)は(、)図
の人−に線にそう断面図、第2図は第1図(b)の矢印
方向に測定した不純物濃度分布を示す図である。 1・・・半導体基体、2・・・アノードエミッタ層、3
・・・ロベース層、4・・・pバーり層b’s・・・p
Ni、5・・・カソードエミッタ1−12人・・・アノ
ード電極。
図(a)はその表面パターン図、同図(b)は(、)図
の人−に線にそう断面図、第2図は第1図(b)の矢印
方向に測定した不純物濃度分布を示す図である。 1・・・半導体基体、2・・・アノードエミッタ層、3
・・・ロベース層、4・・・pバーり層b’s・・・p
Ni、5・・・カソードエミッタ1−12人・・・アノ
ード電極。
Claims (5)
- (1)相互に導電型を異にし、隣接半導体層間にpn接
合を形成するように順次配置された少なくとも第1ない
し第3の半導体層を備えた半導体基体を有し、第1半導
体層は、前記半導体基体の一方の主面に露出して多数の
短冊状領域に分割され、該短冊状領域には第1主電極が
形成され、前記第2半導体層は、前記第1半導体層を取
り囲むように、前記半導体基体の前記一方の主面に露出
するとともに、その一部表面に制御電極が形成された半
導体スイッチング装置において、 前記第1半導体層を取り囲んで隣接した、前記第2半導
体層の表面層領域の不純物濃度を、3×10^1^6a
toms/cm^3以上としたことを特徴とする半導体
スイッチング装置。 - (2)前記第2半導体層の表面層領域の不純物濃度が、
該第2半導体層の深さ方向の不純物濃度のピーク値より
高くないことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記
載の半導体スイッチング装置。 - (3)通常の半導体処理工程による主接合形成後に、前
記第2半導体層の表面層領域に前記第2半導体層の不純
物と同導電型の不純物が付加されたことを特徴とする前
記特許請求の範囲第1項または第2項記載の半導体スイ
ッチング装置。 - (4)付加される不純物は、前記第2半導体層の不純物
に比較して拡散係数が小であることを特徴とする前記特
許請求の範囲の第3項記載の半導体スイッチング装置。 - (5)付加される不純物は、前記第2半導体層の不純物
に比較して、その上に形成されるパッシベーション層を
通して放散しにくいものであることを特徴とする前記特
許請求の範囲の第3項記載の半導体スイッチング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27802786A JPS63131574A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 半導体スイツチング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27802786A JPS63131574A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 半導体スイツチング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63131574A true JPS63131574A (ja) | 1988-06-03 |
Family
ID=17591631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27802786A Pending JPS63131574A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 半導体スイツチング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63131574A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0282052U (ja) * | 1988-12-13 | 1990-06-25 | ||
JPH036861A (ja) * | 1989-06-05 | 1991-01-14 | Fuji Electric Co Ltd | エピタキシャルゲートターンオフサイリスタ |
JP2009054931A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Hitachi Ltd | バイポーラ素子及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-11-21 JP JP27802786A patent/JPS63131574A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0282052U (ja) * | 1988-12-13 | 1990-06-25 | ||
JPH036861A (ja) * | 1989-06-05 | 1991-01-14 | Fuji Electric Co Ltd | エピタキシャルゲートターンオフサイリスタ |
JP2009054931A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Hitachi Ltd | バイポーラ素子及びその製造方法 |
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