JPS63130549A - 2,4−ジクロル−3−メチルフエノ−ルの製造法 - Google Patents

2,4−ジクロル−3−メチルフエノ−ルの製造法

Info

Publication number
JPS63130549A
JPS63130549A JP61274872A JP27487286A JPS63130549A JP S63130549 A JPS63130549 A JP S63130549A JP 61274872 A JP61274872 A JP 61274872A JP 27487286 A JP27487286 A JP 27487286A JP S63130549 A JPS63130549 A JP S63130549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dichloro
acid
methyl
methylphenol
catalyst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61274872A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07108873B2 (ja
Inventor
Akira Takeshita
明 竹下
Shinzaburo Masaki
正木 真三郎
Takeo Fujii
健夫 藤井
Toru Tokumaru
徳丸 融
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP61274872A priority Critical patent/JPH07108873B2/ja
Publication of JPS63130549A publication Critical patent/JPS63130549A/ja
Publication of JPH07108873B2 publication Critical patent/JPH07108873B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
■産業上の利用分野】 本発明は、2.4−ジクロル−3−メチル−6−ターシ
ャリブチルフェノールを脱ブチル化反応させることによ
り2,4−ジクロル−3−メチルフェノールを製造する
方法に関するものである。 2.4−ジクロル−3−メチルフェノールは、農薬等の
中間体として有用なものである。
【従来の技術及び問題点】
2、4− 、;クロル−3−メチル−6−ターシャリブ
チルフェノールの脱ブチル化反応により、2.4−ジク
ロル−3−メチルフェノールを製造する方法はよく知ら
れており、一般に、その時に使用される触媒として、硫
酸、アルミニウムフェルレート、アルミニラムクレゾレ
ート等のほか珪藻土、白土、シリカアルミナ、強酸性イ
オン交換樹脂等が知られている。 しかし、これらの触媒は、たとえば硫酸の場合、脱ブチ
ル化を起こすと共に、自身が反応してスルホン酸類が副
生じ、収率の低下をまねくだけでなく、得うれた2、4
−ジクロル−3−メチルフェノールを蒸留により取り出
す前には、中和処理が必要であるが、この時に発生する
無機塩は蒸留操作を円滑に進める上で、しばしば障害と
なっている。 又、スルホン酸類と生成したインブチレンが反応した物
質は、蒸留操作時悪影響を及ぼすので、中和処理時に無
害化させねばならないが、そのために高温過酷な処理を
必要とする。 更にこれら触媒では、装置腐食性が激しく工業的に実施
する上で、高級な材質の装置を必要とするなど種々問題
があった。 本発明者らは、上言己実情に鑑み、鋭意研究を重ねた結
果、触媒としてヘテロポリ酸を使用することにより、高
収率でかつ工業的に有利に目的物が得ちれる事を見出し
、本発明を完成するに至ったものである。
【問題点を解決するための手段】
本発明の目的は、本発明に従って、2.4−ジクロル−
3−メチル−6−ターシャリブチルフェノールをヘテロ
ポリ酸の存在下、脱ブチル化反応させることにより達成
される。 以下、本発明の詳細な説明する。 く触媒〉 本発明は、触媒としてヘテロポリ酸を用いることを必須
の要件とするものである。本発明にいうヘテロポリ酸と
は、無機酸と結合してできるポリ酸のうち、2種以上の
金属によって生成される酸をいい、一般的には1種の金
属(またはへテロ原子)を中心として、それに酸素等を
介して他の金属(ポリ原子)が配位して形成されたもの
の総称である。ここで、ペテロ原子としては、ホウ素、
アルミニウム、ケイ素、リン、チタン、ゲルマニウム、
ヒ素、ジルコニウム、スズ、チルルナトラ例示すること
ができる。また、ポリ原子としてはモリブデン、タング
ステン、バナジウム又はニオブ等を例示することができ
る。 具体的には、モリブドリン酸、モリブドケイ酸、モリブ
ドヒ酸、モリブドテルル酸、モリブドアルミン酸、タン
グストケイ酸、タングストリン酸、タングストホウ酸、
タングストチタン酸、タングストケイ酸等であり、これ
らのなかでもモリブドリン酸、モリブドケイ酸、タング
ストリン酸、タングストケイ酸等が好ましく用いられる
。なお、これらのヘテロポリ酸は、通常水和物の形で用
いられる。 触媒の使用量は、2.4−ジクロル−3−メチル−6−
ターシャリブチルフェノールに対して0.01〜10重
量%、好ましくは0,1〜5重量%である。 く反応条件〉 本発明における反応温度は、140〜260℃、好まし
くは160〜240℃である。 反応温度は、使用する触媒量と組合せて工業的に有利な
反応時間となる様に決めることができる。 反応時間は通常0.5〜10時間で充分である。 本発明の反応様式は、常圧、加圧もしくは減圧の回分式
または連続式いずれでも可能であることは言うまでもな
い。 く反応後の処理〉 反応後の処理は、析出する触媒を分離することにより、
再使用可能である。 分離する手段としては、濾過あるいは遠心分離あるいは
デカンタ−など通常の分離手段で充分に目的を達するこ
とができる。 あるいはまた、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムなど
のアルカリで中和することにより触媒を無害化できる。 硫酸触媒使用時の様な、スルホン酸類の副生がないため
、中和処理も高温にする必要がなく、緩和な条件で充分
である。 あるいは更に、水洗、分液によっても系内に存在するヘ
テロポリ酸を除くこともできる。 触媒除去あるいは無害化後の反応物は、溶媒留去後通常
の蒸留操作を実施することにより、高収率、高純度の2
.4−ジクロル−3−メチルフェノールを得ることがで
きる。
【発明の効果】
本発明のヘテロポリ酸を用いる方法によれば、副反応が
極めて少なく、また反応終了後、析出するヘテロポリ酸
を系内から取り出すことによって、反応に再使用するこ
ともでき、ヘテロポリ酸のコストを低くすることができ
る。 又、触媒として硫酸を使用した時の様なスルホン化物等
の不純物がなく、極めて高い収支で反応を実施すること
ができる。 更にまた、装置腐食性が低く、安価な材質の装置で充分
である事も、工業的に実施する上で極めて有用である。
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に詳細な説明するが、本
発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限定され
るものではない。 尚、実施例中、部及び%はそれぞれ重量部及び重量%を
意味する。 実施例 1 2.4−ジクロル−3−メチル−6−ターシャリブチル
フェノール100部(純度97%)とタングストケイ酸
0.2部をフラスコに入れ、撹拌下200℃まで昇温し
た。同温度にて2時間保温した。留出するインブチレン
ガスは深冷・トラップに導いて回収した。 回収したイソブチレンは20.8部であり反応混合物7
8.5部が得られた。 ガスクロマトグラフィーにより組成分析したところ、2
.4−ジクロル−3−メチルフェノールの含量は89.
2%であった。これは原料2,4−ジクロル−3−メチ
ル−6−ターシャリブチルフェノールに対して95%の
収率であった。 実施例 2 2.4−ジクロル−3−メチル−6−ターシャリブチル
フェノール100部(純度97%)とタングストリン酸
0.1部を加えて、210℃まで昇温した。同温度にて
2時間保温した。120℃まで冷却後、ソーダ灰にて中
和し、反応混合物を減圧下蒸留して純度98.3%の2
.4−ジクロル−3−メチルフェノールの留分69.7
 Bを得た。 脱ブチル化収率は、原料2.4−ジクロル−3−メチル
−6−ターシャリブチルフェノールに対して93%であ
った。 、比較例 実施例1でタングストケイ酸0.1IiEの代わりに、
98%硫酸0.6部を使用し、同様の条件で反応を行っ
た。 反応混合物の重量は82.1部であり、ガスクロマトグ
ラフィー分析による組成は、2,4−ジクロル−3−メ
チルフェノール含量71.8%であった。これは原料2
.4−ジクロル−3−メチル−6−ターシャリブチルフ
ェノールに対して80%の収率であった。 その他の成分として原料が20.2%、不明成分が8.
0%含まれていた。 以  上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2,4−ジクロル−3−メチル−6−ターシャリ
    ブチルフェノールをヘテロポリ酸の存在下、脱ブチル化
    反応させることを特徴とする2,4−ジクロル−3−メ
    チルフェノールの製造法。
  2. (2)ヘテロポリ酸の使用量が、2,4−ジクロル−3
    −メチル−6−ターシャリブチルフェノールに対して0
    .01〜10重量%である特許請求の範囲第1項に記載
    の方法。
  3. (3)反応温度が、140℃〜260℃である特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載の方法。
JP61274872A 1986-11-18 1986-11-18 2,4−ジクロル−3−メチルフエノ−ルの製造法 Expired - Lifetime JPH07108873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61274872A JPH07108873B2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18 2,4−ジクロル−3−メチルフエノ−ルの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61274872A JPH07108873B2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18 2,4−ジクロル−3−メチルフエノ−ルの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63130549A true JPS63130549A (ja) 1988-06-02
JPH07108873B2 JPH07108873B2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=17547735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61274872A Expired - Lifetime JPH07108873B2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18 2,4−ジクロル−3−メチルフエノ−ルの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07108873B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2391556T3 (es) 2002-05-03 2012-11-27 Donnelly Corporation Sistema de detección de objetos para vehículo

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07108873B2 (ja) 1995-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01149746A (ja) ビスフェノールaの製造方法
JPH0446133A (ja) シクロヘキサン―1,2―ジオールの製造方法
JPS62294636A (ja) 2−メチル−1,4−ナフトキノンの製造法
US4508920A (en) Process for the preparation of aromatic hydroxycarboxylic acids
US4775447A (en) Process for the production of 2,2-dimethoxypropane
JPS63130549A (ja) 2,4−ジクロル−3−メチルフエノ−ルの製造法
US6162946A (en) Processing for producing allyl 2-hydroxyisobutyrate
JPS63130546A (ja) 2−メチル−レゾルシノ−ルの製造法
JPS5944305B2 (ja) N−t−ブチルホルムアミドの製造法
JPS63130545A (ja) 3−メチルフエノ−ル類の製造方法
JPS63130544A (ja) 2−タ−シヤリブチル−4−メチルフエノ−ルの製造方法
JPH04266884A (ja) 環式アクロレイングリセリンアセタールの混合物の製造法
US3933928A (en) Method for producing 2,6-di-tert.-butyl-4-cumyl phenol
US5688973A (en) Process for the production of 2-vinyl-1,3-dioxolane
JPH04327582A (ja) エピクロロヒドリンの製造方法
JPS63130543A (ja) フエノ−ル類の製造方法
JPH0459304B2 (ja)
JPH0449261A (ja) 2―アルコキシシクロヘキサノールの製造方法
JP2501603B2 (ja) α−メチルスチレンの製造法
JP2726711B2 (ja) イソプロピルエーテルの製造方法
SU789488A1 (ru) Способ получени перфторэтилнонилкетона
JPH03275644A (ja) α―ヒドロキシイソ酪酸の製造方法
JPH0812610A (ja) 4−アルキル化フェノール類の製造法
JPS63243046A (ja) tert.ブチルフエノ−ル類の製造方法
JPH03220136A (ja) 第3級オレフィンの製造方法