JPS6312881Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6312881Y2 JPS6312881Y2 JP8158881U JP8158881U JPS6312881Y2 JP S6312881 Y2 JPS6312881 Y2 JP S6312881Y2 JP 8158881 U JP8158881 U JP 8158881U JP 8158881 U JP8158881 U JP 8158881U JP S6312881 Y2 JPS6312881 Y2 JP S6312881Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- swc
- cutting edge
- built
- cutting tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- RYZCLUQMCYZBJQ-UHFFFAOYSA-H lead(2+);dicarbonate;dihydroxide Chemical compound [OH-].[OH-].[Pb+2].[Pb+2].[Pb+2].[O-]C([O-])=O.[O-]C([O-])=O RYZCLUQMCYZBJQ-UHFFFAOYSA-H 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は切削条件領域を拡大したSWC切削工
具に関する。
具に関する。
SWC切削工具は、Silver White Chip cutting
と呼ばれる加工法に用いられている。これは第１
図に示すように、SWC切削工具１の先端に平坦
なネガテイブランド面２を設けて、これとすくい
面３とで切刃４が形成されている。そして被加工
物５を切削することによりネガテイブランド面２
に構成刃先６が形成されるが、逐次生成される構
成刃先６は側方（紙面直角方向）に付随切屑とし
て導出され先端から脱落することなく切削が進行
し、工具の長寿命化をもたらす効果を奏するので
ある。
と呼ばれる加工法に用いられている。これは第１
図に示すように、SWC切削工具１の先端に平坦
なネガテイブランド面２を設けて、これとすくい
面３とで切刃４が形成されている。そして被加工
物５を切削することによりネガテイブランド面２
に構成刃先６が形成されるが、逐次生成される構
成刃先６は側方（紙面直角方向）に付随切屑とし
て導出され先端から脱落することなく切削が進行
し、工具の長寿命化をもたらす効果を奏するので
ある。
しかるに上述の加工法は例えばプレーナ加工に
おいては切削速度が80ｍ／分（超硬工具の場合）
を超えると、構成刃先は消滅するといわれてい
る。すなわちSWC効果についてもその適用され
る領域にも制限があるという不都合があつた。
おいては切削速度が80ｍ／分（超硬工具の場合）
を超えると、構成刃先は消滅するといわれてい
る。すなわちSWC効果についてもその適用され
る領域にも制限があるという不都合があつた。
本考案は上述の事情にかんがみてなされたもの
で、ネガテイブランド面に凹溝を設けて構成刃先
の付着性を向上させることによりSWC効果領域
を増大させたSWC切削工具である。
で、ネガテイブランド面に凹溝を設けて構成刃先
の付着性を向上させることによりSWC効果領域
を増大させたSWC切削工具である。
以下本考案の詳細を図示の実施例により説明す
る。
る。
第２図により第１実施例を説明する。なお従来
例と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は
省略する。SWC切削工具１の先端のネガテイブ
ランド面２に切刃４と直角な方向に延在する凹溝
８が形成されている。このネガテイブランド面２
に構成刃先が形成されるが、凹溝８との係合によ
り構成刃先はネガテイブランド面２との付着性が
よい。
例と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は
省略する。SWC切削工具１の先端のネガテイブ
ランド面２に切刃４と直角な方向に延在する凹溝
８が形成されている。このネガテイブランド面２
に構成刃先が形成されるが、凹溝８との係合によ
り構成刃先はネガテイブランド面２との付着性が
よい。
第３図は縦軸に構成刃先の厚さｔ（第１図参照）
をとり、横軸に切削速度をとつたもので、曲線Ａ
は従来のSWC切削工具に関するもので、曲線Ｂ
は第１実施例に関するものである。曲線Ｂは曲線
Ａより右方に延びている。すなわち切削速度の小
なる領域においては生成状態はほぼ同様である
が、本考案のものは切削速度が従来のものより大
なる領域において構成刃先が付着されている。
をとり、横軸に切削速度をとつたもので、曲線Ａ
は従来のSWC切削工具に関するもので、曲線Ｂ
は第１実施例に関するものである。曲線Ｂは曲線
Ａより右方に延びている。すなわち切削速度の小
なる領域においては生成状態はほぼ同様である
が、本考案のものは切削速度が従来のものより大
なる領域において構成刃先が付着されている。
第４図は第２実施例を示すもので、第１実施例
とは凹溝のみが相違しており、他は同様なので相
違点のみ説明する。すなわちネガテイブランド面
２に切刃４に直角な方向に互に平行に複数個の凹
溝１１が形成されている。
とは凹溝のみが相違しており、他は同様なので相
違点のみ説明する。すなわちネガテイブランド面
２に切刃４に直角な方向に互に平行に複数個の凹
溝１１が形成されている。
以上詳述したように本考案のSWC切削工具は、
ネガテイブランド面に切刃に直角な方向に延在す
る凹溝を設けて構成したので、構成刃先（ベラー
グ）は凹溝と係合するので付着性がよく脱落しに
くいので、SWC効果を奏する領域が従来より著
しく増大する。このためSWC切削工具の寿命の
向上とともに加工能率も著しく向上する効果を奏
するものである。
ネガテイブランド面に切刃に直角な方向に延在す
る凹溝を設けて構成したので、構成刃先（ベラー
グ）は凹溝と係合するので付着性がよく脱落しに
くいので、SWC効果を奏する領域が従来より著
しく増大する。このためSWC切削工具の寿命の
向上とともに加工能率も著しく向上する効果を奏
するものである。
なお本実施例においては凹溝は断面一様に形成
したが、例えばすくい面側を狭く、くさび状に形
成してもよいことはもちろんである。
したが、例えばすくい面側を狭く、くさび状に形
成してもよいことはもちろんである。
第１図は従来のSWC切削工具による切削状態
を説明する断面正面図、第２図は本考案の第１実
施例の要部を示す斜視図、第３図は従来例および
第１実施例のSWC切削工具の効果領域比較線図、
第４図は本考案の第２実施例の要部を示す斜視図
である。 ２……ネガテイブランド面、３……すくい面、
４……切刃、８，１１……凹溝。
を説明する断面正面図、第２図は本考案の第１実
施例の要部を示す斜視図、第３図は従来例および
第１実施例のSWC切削工具の効果領域比較線図、
第４図は本考案の第２実施例の要部を示す斜視図
である。 ２……ネガテイブランド面、３……すくい面、
４……切刃、８，１１……凹溝。
Claims (1)
- ネガテイブランド面とすくい面とで切刃を形成
し上記ネガテイブランド面に構成刃先を付着させ
て切削するSWC切削工具において、上記ネガテ
イブランド面に上記切刃に直角な方向に延びる凹
溝を設けたことを特徴とするSWC切削工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8158881U JPS6312881Y2 (ja) | 1981-06-04 | 1981-06-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8158881U JPS6312881Y2 (ja) | 1981-06-04 | 1981-06-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57193302U JPS57193302U (ja) | 1982-12-08 |
| JPS6312881Y2 true JPS6312881Y2 (ja) | 1988-04-13 |
Family
ID=29877091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8158881U Expired JPS6312881Y2 (ja) | 1981-06-04 | 1981-06-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6312881Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-04 JP JP8158881U patent/JPS6312881Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57193302U (ja) | 1982-12-08 |
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