JPS63128602A - プラスチツク正特性サ−ミスタ - Google Patents
プラスチツク正特性サ−ミスタInfo
- Publication number
- JPS63128602A JPS63128602A JP27503186A JP27503186A JPS63128602A JP S63128602 A JPS63128602 A JP S63128602A JP 27503186 A JP27503186 A JP 27503186A JP 27503186 A JP27503186 A JP 27503186A JP S63128602 A JPS63128602 A JP S63128602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic
- temperature coefficient
- conductive plastic
- metal electrode
- positive temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 21
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 21
- 239000002923 metal particle Substances 0.000 claims description 3
- 238000007751 thermal spraying Methods 0.000 claims description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 230000006355 external stress Effects 0.000 description 3
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 2
- 229920001940 conductive polymer Polymers 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 239000002033 PVDF binder Substances 0.000 description 1
- JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N barium titanate Chemical compound [Ba+2].[Ba+2].[O-][Ti]([O-])([O-])[O-] JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910002113 barium titanate Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000620 organic polymer Polymers 0.000 description 1
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 1
- 229920002981 polyvinylidene fluoride Polymers 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、正の抵抗温度特性を有する導電性プラスチッ
クに金属電極を付与したプラスチック正特性サーミスタ
に関し、導電性プラスチックと接触する金属電極面に多
数の凸部を形成することにより、導電性プラスチックに
対する凸部のアンカ効果を利用して、導電性プラスチッ
クと金属電極との間の接着強度を向上させたものである
。
クに金属電極を付与したプラスチック正特性サーミスタ
に関し、導電性プラスチックと接触する金属電極面に多
数の凸部を形成することにより、導電性プラスチックに
対する凸部のアンカ効果を利用して、導電性プラスチッ
クと金属電極との間の接着強度を向上させたものである
。
従来の技術
正特性サーミスタとしては、チタン酸バリウム系半導体
磁器を用いたものが最も良く知られていたが、最近、正
の抵抗温度特性を有する導電性ポリマー組成物を用いた
プラスチック正特性サーミスタが注目されている。プラ
スチック正特性サーミスタに関する公知文献としては、
例えば特開昭５５−９５２０３号公報等がある。
磁器を用いたものが最も良く知られていたが、最近、正
の抵抗温度特性を有する導電性ポリマー組成物を用いた
プラスチック正特性サーミスタが注目されている。プラ
スチック正特性サーミスタに関する公知文献としては、
例えば特開昭５５−９５２０３号公報等がある。
第２図は従来のプラスチック正特性サーミスタの一般的
な構造を示す図で、ポリオレフィン、ポリフッ化ビニリ
デン等の有機ポリマー中に導電性カーボンブラック等を
分散させた導電性ポリマー組成物でなる導電性プラスチ
ックｌに、Ｎｉ箔等の金属電極２．３を熱圧着等の手段
によって貼り付けた構造となっている。
な構造を示す図で、ポリオレフィン、ポリフッ化ビニリ
デン等の有機ポリマー中に導電性カーボンブラック等を
分散させた導電性ポリマー組成物でなる導電性プラスチ
ックｌに、Ｎｉ箔等の金属電極２．３を熱圧着等の手段
によって貼り付けた構造となっている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、導電性プラスチック１に対して電極２．
３を面状に貼り付ける従来構造では、導電性プラスチッ
ク１と電極２．３との接触界面が平滑面となるため１両
者間の接着強度が弱くなる。しかも、正特性サーミスタ
は、基本的に、通電時に発熱し、非通電時に冷却する熱
膨張−収縮サイクルで動作する。これに加えて、導電性
プラスチックｌと電極２．３との熱膨張係数は著しく異
なる。このため、接着強度の弱い従来の構造では、熱膨
張−収縮サークルにおいて、導電性プラスチックｌと電
極２，３との熱膨張係数の差に起因して発生する熱的ス
トレスによって、電極２．３が導電性プラスチック１か
ら剥離してしまい、抵抗値等の特性変動、性能の劣化等
を招いてしまうという問題点があった。また、電極２．
３の剥離により局部集中発熱を招くこともあった。
３を面状に貼り付ける従来構造では、導電性プラスチッ
ク１と電極２．３との接触界面が平滑面となるため１両
者間の接着強度が弱くなる。しかも、正特性サーミスタ
は、基本的に、通電時に発熱し、非通電時に冷却する熱
膨張−収縮サイクルで動作する。これに加えて、導電性
プラスチックｌと電極２．３との熱膨張係数は著しく異
なる。このため、接着強度の弱い従来の構造では、熱膨
張−収縮サークルにおいて、導電性プラスチックｌと電
極２，３との熱膨張係数の差に起因して発生する熱的ス
トレスによって、電極２．３が導電性プラスチック１か
ら剥離してしまい、抵抗値等の特性変動、性能の劣化等
を招いてしまうという問題点があった。また、電極２．
３の剥離により局部集中発熱を招くこともあった。
更に、電極２．３にリード線を接続固定した構造のもの
では、リード線に加わる外力によって電極２．３が剥離
してしまという問題点もあった。
では、リード線に加わる外力によって電極２．３が剥離
してしまという問題点もあった。
問題点を解決するための手段
上述する従来の問題点を解決するため、本発明は、正の
抵抗温度特性を有する導電性プラスチックに金属電極を
付与してなるプラスチック正特性サーミスタにおいて、
前記金属電極は、前記導電性プラスチックと接触する面
に多数の凸部を有することを特徴とする。
抵抗温度特性を有する導電性プラスチックに金属電極を
付与してなるプラスチック正特性サーミスタにおいて、
前記金属電極は、前記導電性プラスチックと接触する面
に多数の凸部を有することを特徴とする。
作用
本発明に係るプラスチック正特性サーミスタは、金属電
極を導電性プラスチックに対して熱圧着させた場合、金
属電極に設けた凸部が導電性プラスチックの表面からそ
の内部に貫入し、凸部によるアンカ作用が得られる。こ
のため、導電性プラスチックと金属電極との間の接着強
度が飛躍的に向上し、熱膨張−収縮サークルにおける熱
的ストレスやリード線等を通した加えられる外的ストレ
スにも充分に耐えられるようになり、電極剥離が生じに
くくなる。
極を導電性プラスチックに対して熱圧着させた場合、金
属電極に設けた凸部が導電性プラスチックの表面からそ
の内部に貫入し、凸部によるアンカ作用が得られる。こ
のため、導電性プラスチックと金属電極との間の接着強
度が飛躍的に向上し、熱膨張−収縮サークルにおける熱
的ストレスやリード線等を通した加えられる外的ストレ
スにも充分に耐えられるようになり、電極剥離が生じに
くくなる。
実施例
第１図は本発明に係るプラスチック正特性サーミスタの
断面図である０図において、第２図と同一の参照符号は
同一性ある構成部分を示し、正の抵抗温度特性を有する
導電性プラスチック１の相対向する両面に、金属薄板で
なる金属電極２．３を熱圧着等の手段によって貼り付け
である。導電性プラスチック１と接触する電極２．３の
面上には、多数の凸部４．５を付着させである。これら
の凸部４．５は溶射法によって金属粒子を付着させる等
の手段によって形成できる。
断面図である０図において、第２図と同一の参照符号は
同一性ある構成部分を示し、正の抵抗温度特性を有する
導電性プラスチック１の相対向する両面に、金属薄板で
なる金属電極２．３を熱圧着等の手段によって貼り付け
である。導電性プラスチック１と接触する電極２．３の
面上には、多数の凸部４．５を付着させである。これら
の凸部４．５は溶射法によって金属粒子を付着させる等
の手段によって形成できる。
金属電極２．３を導電性プラスチックｌに対して熱圧着
させた状態では、金属電極２．３に設けた凸部４．５が
導電性プラスチック１の表面からその内部に貫入し、凸
部４．５によるアンカ作用が得られる。このため、導電
性プラスチックｌと金属電極２．３との間の接着強度が
飛躍的に向上し、熱膨張−収縮サークルにおける熱的ス
トレスや他の外的ストレスにも充分に耐えられ、電極剥
離やそれによる性能劣化が起きにくくなる。
させた状態では、金属電極２．３に設けた凸部４．５が
導電性プラスチック１の表面からその内部に貫入し、凸
部４．５によるアンカ作用が得られる。このため、導電
性プラスチックｌと金属電極２．３との間の接着強度が
飛躍的に向上し、熱膨張−収縮サークルにおける熱的ス
トレスや他の外的ストレスにも充分に耐えられ、電極剥
離やそれによる性能劣化が起きにくくなる。
発明の効果
以上述べたように、本発明は、正の抵抗温度特性を有す
る導電性プラスチックに金属電極を付与してなるプラス
チック正特性サーミスタにおいて、前記金属電極は、前
記導電性プラスチックと接触する面に多数の凸部を有す
ることを特徴とするから、金属電極に設けた凸部が導電
性プラスチックの表面からその内部に貫入し、凸部によ
るアンカ作用が得られ、導電性プラスチックと金属電極
との間の接着強度が飛躍的に向上し、熱膨張−収縮サー
クルにおける熱的ストレスや他の外的ストレスにも充分
に耐えられ、性能劣化を来たさないプラスチック正特性
サーミスタを提供することができる。
る導電性プラスチックに金属電極を付与してなるプラス
チック正特性サーミスタにおいて、前記金属電極は、前
記導電性プラスチックと接触する面に多数の凸部を有す
ることを特徴とするから、金属電極に設けた凸部が導電
性プラスチックの表面からその内部に貫入し、凸部によ
るアンカ作用が得られ、導電性プラスチックと金属電極
との間の接着強度が飛躍的に向上し、熱膨張−収縮サー
クルにおける熱的ストレスや他の外的ストレスにも充分
に耐えられ、性能劣化を来たさないプラスチック正特性
サーミスタを提供することができる。
第１図は本発明に係るプラスチック正特性サーミスタの
断面図、第２図は従来のプラスチック正特性サーミスタ
の断面図である。 １・・・導電性プラスチック ２．３・・・電極 ４ 、 ５ ・ 壷 会 凸部 第１図 第２図
断面図、第２図は従来のプラスチック正特性サーミスタ
の断面図である。 １・・・導電性プラスチック ２．３・・・電極 ４ 、 ５ ・ 壷 会 凸部 第１図 第２図
Claims (3)
- （１）正の抵抗温度特性を有する導電性プラスチックに
金属電極を付与したプラスチック正特性サーミスタにお
いて、前記金属電極は、前記導電性プラスチックと接触
する面に多数の凸部を有することを特徴とするプラスチ
ック正特性サーミスタ。 - （２）前記凸部は、前記金属電極の面上に金属粒子を付
着させて形成したことを特徴とする特許請求の範囲第１
項に記載のプラスチック正特性サーミスタ。 - （３）前記金属粒子は、溶射法によって付着させたこと
を特徴とする特許請求の範囲第２項に記載のプラスチッ
ク正特性サーミスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27503186A JPS63128602A (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | プラスチツク正特性サ−ミスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27503186A JPS63128602A (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | プラスチツク正特性サ−ミスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63128602A true JPS63128602A (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=17549907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27503186A Pending JPS63128602A (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | プラスチツク正特性サ−ミスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63128602A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04204017A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-24 | Kaijo Corp | 超音波送受波器 |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP27503186A patent/JPS63128602A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04204017A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-24 | Kaijo Corp | 超音波送受波器 |
| JP2791960B2 (ja) * | 1990-11-30 | 1998-08-27 | 株式会社カイジョー | 超音波送受波器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3835434A (en) | Ptc resistor package | |
| JPH0482183B2 (ja) | ||
| JPH0868699A (ja) | サーミスタセンサ | |
| US4644316A (en) | Positive temperature coefficient thermistor device | |
| JP2896497B2 (ja) | フレキシブル熱電素子モジュール | |
| JP5494968B2 (ja) | 温度センサ | |
| JPH0734449B2 (ja) | 半導体装置の電極接合部構造 | |
| JP2828358B2 (ja) | 半導体放熱構造 | |
| JP2000101152A (ja) | 熱電素子 | |
| JPS63128602A (ja) | プラスチツク正特性サ−ミスタ | |
| JP3161240B2 (ja) | サーミスタセンサ | |
| JPS63128603A (ja) | プラスチツク正特性サ−ミスタ | |
| JP2698259B2 (ja) | ヒートシンクの製造方法 | |
| JPS61158684A (ja) | 筒形ヒ−タの組立方法 | |
| US6201464B1 (en) | Thermistor device having uninsulated peripheral edge | |
| JPS6358903A (ja) | 正特性サ−ミスタ素子の電極取出方法 | |
| JPH09162451A (ja) | 圧電積層体 | |
| JPS586617Y2 (ja) | 半田こて | |
| JPH11132866A (ja) | サーミスタ温度センサ | |
| JPS6330158Y2 (ja) | ||
| JPS62113402A (ja) | 有機性正特性サ−ミスタ | |
| JPS63128604A (ja) | プラスチツク正特性サ−ミスタ | |
| JPH0512961Y2 (ja) | ||
| JPH0453006Y2 (ja) | ||
| JP3413929B2 (ja) | 正特性サーミスタの製造方法 |