JPS63128469A - スペルチェック用データ処理装置 - Google Patents

スペルチェック用データ処理装置

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JPS63128469A
JPS63128469A JP61275675A JP27567586A JPS63128469A JP S63128469 A JPS63128469 A JP S63128469A JP 61275675 A JP61275675 A JP 61275675A JP 27567586 A JP27567586 A JP 27567586A JP S63128469 A JPS63128469 A JP S63128469A
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Toshiyuki Sakai
俊之 酒井
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熊澤 一
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好生 杉浦
Satoshi Furukawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はデータ処理装置に関し、特に入力データ(例え
ば、単語など)に対応する候補データ(例えば、正しい
スペルの単語、類語、活用形の変化した語など)を候補
メモリより検索し、それらを対にしてディスプレイに複
数対表示し、これらの入力データをその候補データで順
々に置換するようにしたものである。
(従来技術) 従来、電子タイプライタやワードプロセッサなどのデー
タ処理装置では、多数の単語のスペル情報を格納した辞
書メモリを備え、入力された各単語毎にスペルチェック
を実行し、ミススペル単語に対しては候補単語を辞書メ
モリから検索して表示するようにしたものがあり、ミス
スペル単語を候補単語で置換することができるようにな
っている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のデータ処理装置では、複数箇所でミススペル単語
が検出された場合であっても、複数箇所のミススペル単
語にそれぞれ対応する候補単語を同時に表示することは
できず、1つのミススペル単語に対してその候補単語と
置換するか否かを指示する操作を完了するまでは、次の
箇所のミススペル単語の候補単語を見ることができなか
った。
従って、複数箇所で検出されたミススペル単語及びそれ
らの候補単語の相互関係を比較検討して最適な候補単語
を選択することは全くできなかったため、データ入力作
業の精度や能率が低かった。
また、複数箇所で同一のミススペル単語が検出された場
合でも逐一同様な操作を何度も繰り返さなければならな
かった。
(発明の目的) 本発明の目的は、入力データとそれに対応する候補デー
タとを対にして複数対表示し、これら複数の入力データ
を順々に候補データで置換処理し得るようなデータ処理
装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係るデータ処理装置は、文字や記号のデータを
入力する入力手段を設け、前記入力手段で入力された入
カデニタと置き換え可能な候補データを記憶している候
補メモリを設け、前記入力データの候補データを前記候
補メモリにおいて検索する検索手段を設け、前記検索手
段により候補データが検出されなかった入力データを除
いて、候補データが検出された入力データとその候補デ
ータとを対にして複数対表示する表示手段を設け、前記
候補データが検出された入力データをその候補データで
置き換える置換手段を設けたものである。
(作用) 候補データメモリには予め入力データに対応する候補デ
ータが格納されており、人力手段からデータが入力され
ると、検索手段はその入力データについて候補メモリを
検索して入力データに対応する候補データを検索する。
そして、候補データが検出されると、表示手段は該入力
データとその候補データとを対にして順々に複数対表示
する。但し、この場合候補データが検出されなかった入
力データは除外される。
置換手段は、入力データとその候補データとが対になっ
ているものについて、人力データを候補データで置換処
理することになる。
(発明の効果) 本発明に係るデータ処理装置によれば、以上説明したよ
うに、候補データが検出されなかった入力データを省い
て入力データと入力データに対応する候補データとの対
が複数個表示されるので、複数個の入力データとそれら
の候補データとの相互関係を比較検討しながら表示され
た入力データを候補データで置換する作業に専念するこ
とが出来、データ入力作業を正確且つ能率的に行なうこ
とが出来る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
本実施例は本発明を電子タイプライタに適用した場合の
もので、入力された各単語をスペルチェックし且つミス
スペル単語の候補単語を検索し、これらミススペル単語
と候補単語とを順々に複数対ディスプレイに表示させ、
カーソルで指示されたミススペル単語を順々にその候補
単語で置換するようにしたものである。
第2図に示すように、前記タイプライタ1の本体フレー
ム2の前部には、キーボード3が配置され、キーボード
3の後方で本体フレーム2内には印字機構が配設されて
いる。
上記キーボード3には次のような各種のキーが設けられ
ている。即ち、アルファベットキー1゜と数字キー11
と記号キー12とを含む文字記号キー、スペースキー1
3、バンクスペースキー14、リターンキー15、シフ
トキー16、コードキー17、紙送りキー23、−紙戻
しキー24、LCDディスプレイ71上においてデータ
入力位置を示すカーソルを移動させるためのカーソル移
動キー26、文字消去のための消去指令信号を出力する
コレクションキー27、候補単語を順次表示させる次候
補キー28、データの置換を開始させる実行キー29な
どである。
上記各種機能キーを操作することによって得られる各機
能やその他のキーについては、既存のタイプライタと同
様なので説明を省略する。
前記キーボード3の後部には、入力した文字や記号を表
示するためのLCDディスプレイ(液晶ディスプレイ)
71が設けられている。プラテン30はプラテン駆動モ
ータ50或いはプラテンノブ31により回転駆動され、
印字用紙45を紙送りする。
また、キャリッジ32は、第3図に示すように2本のガ
イド軸34・35に支持され、キャリッジ駆動モータ5
1で駆動されるワイヤ36によってプラテン30に沿っ
て左右方向へ往復移動される。
前記キャリッジ32には活字ホイール駆動モータ54が
配設され、そのモータ軸にはホイールカセット38内の
活字ホイール37が着脱自在に装着され、活字ホイール
37の選択されたスポークの先端の活字39が印字ハン
マ40に対向する印字位置にセットされる。前記印字ハ
ンマ40を駆動する印字ハンマソレノイド55は印字ハ
ンマソレノイドドライバ65からの駆動電流で駆動され
、印字活字39を印字用紙45に打撃するようになって
いる。
印字リボン41を収納したリボンカセット42はホルダ
43上に!32置され、そのホルダ43の前端部はキャ
リッジ32に対して回動自在にガイド軸35に装着され
、印字リボン41はリボンカセット42の供給スプール
から供給されて巻取スプールに巻取られ、巻取スプール
はリボン送りモータ52で駆動される。ホルダ43の後
部に一段低く形成された部分には訂正リボン44が供給
スプールと巻取りスプールとに亙って設けられている。
前記印字リボン41を印字位置の活字39とプラテン3
0との間に位置させた印字姿勢(第3図参照)と、印字
リボン41を印字姿勢よりも下方へ移動させた休止姿勢
(図示路)と、訂正リボン44を印字位置の活字39と
プラテン30との間に位置させた訂正姿勢とにホルダ4
3を位置切換えするために、リボンリフトモータ53で
回転駆動される駆動軸とカム機構(図示路)とが設けら
れている。
キャリッジ32及びホルダ43には、ホルダ43の訂正
姿勢への揺動に伴ない前記訂正リボン44を巻取るため
の訂正リボン巻取り機構(図示路)が設けられている。
次に、前記タイプライタ1の制御系の全体構成について
第4図のブロック図に基いて説明する。
前記印字機構PMの駆動部は、プラテン駆動モータ50
及びそのドライバ60と、キャリッジ馬区動モータ51
及びそのドライバ61と、リボン送りモータ52及びそ
のドライバ62と、リボンリフトモータ53及びそのド
ライバ63と、活字ホイール駆動モータ54及びそのド
ライバ64と、印字ハンマソレノイド55及びそのドラ
イバ65、などから構成されている。前記各ドライバ6
0〜65は制御装置Cに接続されている。
表示装置りは、表示用CPU70と、20桁(20文字
)で2行分の文字や記号を表示するLCDディスプレイ
71と、文字・記号のコードデータに対応するドツトパ
ターンデータを有するキャラクタジェネレータとLCD
ディスプレイ71に表示するための表示データを各表示
位置と対応して記憶する表示用RAMとを内蔵したディ
スプレイコントローラ73とから構成されている。
前記表示用CPU70は、インターフェース75を介し
てメインCPU76から出力されるコマンドデータや文
字コードデータに基いて、文字コードデータに対応する
表示データをキャラクタジェネレータから読出し、読出
した表示データをディスプレイコントローラ73へ出力
する。
ディスプレイコントローラ73は、表示データを表示用
RAMに書込むと同時に、その表示データに対応する表
示信号をLCDディスプレイ71に出力する。
制御装置Cは、メインCPU (中央演算装置)76と
、CPU76に接続されたROM (リード・オンリ・
メモリ)80及びRAM(ランダム・アクセス・メモリ
)94とから構成されており、メインCPU76にはデ
ータバス等を介してキーボード3と、前記印字機構PM
の各ドライバ60〜65と、インターフェース75とが
接続されている。
前記ROM80のプログラムメモリ81には、キーボー
ド3から入力される各文字等のコードデ−夕や各機能の
コードデータに対応させて前記各モータ50〜54及び
印字ハンマソレノイド55と表示装置りを制御する制御
プログラム、スペルチェック処理のためのスペルチェッ
ク制御プログラム、スペルチェックした結果ミススペル
を検出したときにスペルチェックした単語を構成する各
文字について他のアルファベット文字と交換した単語に
ついて辞書メモリ81内を検索しミススペル単語の候補
単語を検出する候補単語検索制御プログラム、訂正リボ
ン44により印字文字等を消去する消去制御の制御プロ
グラム及び後述のミススペル単語置換制御の制御プログ
ラムなどが記憶されている。
ROM80の辞書メモリ82には、単語のスペルチェッ
クのために、例えば約70,000語の単語に関する辞
書情報(スペル、同義語、活用形など)がアルファベッ
ト順に分類して格納されている。
前記RAM90には、印字位置と対応させたキャリッジ
32の現在位置を記憶する現在位置メモリ91と、活字
ホイール37の現在の回転角度位置(印字位置にある活
字39のスポーク番号)を記憶する活字位置メモリと、
スペルチェックをするために現在入力されている最新の
単語のデータを格納する単語データメモリ92と、キー
人力と並行して印字するタイプライタモードや1印字行
分のデータ入力毎に1印字行ずつ印字するライン・パイ
・ラインモードのときに、印字データを印字位置と対応
させて順々に記憶する印字データメモリ93と、入力デ
ータをテキストメモリにストアするメモリモードのとき
に入力されるか或いはテキストメモリから読出されてL
CDディスプレイ71に表示しているデータを含む文字
や記号のデータを記憶するラインバッファ94と、入力
されるデータをファイルデータとして記憶するテキスト
メモリと、現在のカーソル表示位置をLCDディスプレ
イ71の各表示位置と対応させて入力データ或いはカー
ソル移動キー26の操作に応じてカーソル表示位置を計
数するカーソル表示位置カウンタと、カーソル表示位置
カウンタの値に対応してラインバッファ94のアドレス
を指示するカーソル位置ポインタ95と、文書入力中に
検出された各ミススペル単語の末尾文字の印字データメ
モリ93におけるアドレスデータ及び候補単語のデータ
を記憶する候補データメモリ96と、メインCPU76
で演算処理した結果を一時的に記憶する各種メモリなど
が設けられている。
前記メインCPU76は、タイプライタモードのときに
制御プログラムに基いて、キーボード3から入力される
各文字や記号に対応するコードデータを印字機構PMに
より印字用紙45に印字制御し、印字データを印字位置
と対応させて印字データメモリ93に順次記憶させると
共に、キャリ・ッジ駆動モータ51や活字ホイール駆動
モータ54を駆動する毎に変わる現在位置のデータを現
在位置メモリ91及び活字位置メモリに記憶させる。
そして、メモリモードのときにメインCPU76は、制
御プログラムに基いて各文字や記号に対応するデータを
、ラインバッファ95やテキストメモリに書込むと共に
インターフェース75を介して表示装置りの表示用CP
U70に出力し、同時にカーソル表示位置を制御する。
入力コードデータが印字機構PMの各モータを作動させ
る各種の機能キーからのコマンドデータのときにはメイ
ンCPU76は、そのデータを制御プログラムで処理す
ることにより入力データに対応する制御信号を各ドライ
バ60〜65へ出力する。
更に、タイプライタモードのときにコレクションキー2
7を操作して文字消去する場合、メインCP076はプ
ログラムメモリ81から消去制御プログラムを読込み、
リボンリフトモータドライバ63に制御信号を出力する
。これによりリボンリフトモータ53が回転されてホル
ダ43が修正姿勢に揺動駆動される。そして、メインC
PU76は現在位置メモリ91のデータに基いて印字ヘ
ッドに対応する印字データメモリ93のデータを読出し
、活字ホイール駆動モータドライバ64に駆動信号を出
力し、活字ホイール37を回転駆動させ、消去すべき文
字や記号と同一の活字39が印字位置に位置し、印字ハ
ンマソレノイドドライバ65からの駆動電流により印字
ハンマソレノイド55が駆動されて印字ハンマ40が打
撃され、印字用紙45上の印字文字が消去される。
上記の場合に、現在入力中の単語の消去のときには、消
去した印字文字に対応するデータが印字データメモリ9
3から消去される。
入力した単語についてスペルチェックをするスペルチェ
ックモードが選択されている場合に、単語の入力に続い
ての単語の区切りキー(スペース、リターン、ピリオド
、コンマ、コロン、セミコロンなどのキー)を操作する
と、メインCPU76は、プログラムメモリ81からス
ペルチェック制御プログラムを読込み、単語データメモ
リ92に書込まれている最新の入力単語について辞書メ
モリ82内の各単語と照合しながら同−啜りの単語が格
納されているか否かを検索(スペルチェック)させる。
そして、入力単語と同−綴りの単語が辞書メモリ82内
に存在しないときつまりスペルの誤りが検出されると、
メインCP’U76は、アラーム等により操作者にスペ
ルの誤りを知らせ、候補単語検索制御プログラムに基い
て辞書メモリ82からスペルミスの単語に関連する正し
いスペルの候補単語を検出して出力する。
ところで、本実施例の電子タイプライタでは、タイプラ
イタモードで文書のデータを入力しつつ印字していく途
中において、各単語の入力毎に辞書メモリ82を検索し
てスペルチェックを実行し、ミススペル単語及びその候
補単語を順次記憶するとともに、ミススペル単語とその
候補単語とを対にしてLCDディスプレイ71に複数対
表示させ、文書の印字終了後に複数のミススペル単語の
夫々をその候補単語で順次置換するとともに各ミススペ
ル単語を消去して候補単語を訂正印字するようになって
いる。
次に、電子タイプライタの制御装置で実行されるスペル
チェック及びミススペル単語置換制御のフローチャート
について、第7図により説明する。
タイプライクに電源が投入されると制御が開始され、ス
テップSl(以下、単にSlと記載し他のステップにつ
いても同様に扱う)においてRAM90の各メモリをク
リアしたり、制御プログラムをメインCPU76へ読込
むなどの初期設定が実行され、次に82においてキー人
力待ちしてから、S3へ移行する。
そして、S3において入カキ−が単語を区切る区切りキ
ー以外の文字記号キー10〜12か否か判定され、Ye
sのときにはS4へまたNoのときにはS6へ移行する
S4においては、入力データが単語データメモリ92及
び印字データメモリ93にストアされ、次に35におい
て、メインCPU76からの駆動信号により活字ホイー
ル駆動モータ54と印字ハンマソレノイド55とが駆動
され、キー人力された文字が印字用紙45に印字され、
S5からS2へ戻る。82〜S5を繰返していって各単
語を構成する全部の文字が印字されると、S3における
判定がNoとなりS3からS6へ移行する。
次に、S6において、各単語を区切るスペースやキャリ
ッジリターンやr、」r、」r:」r;」等の区切りキ
ーが操作されたか否かが判定され、区切キーのときには
S7へ移行し、区切キーでないときにはS20へ移行す
る。
S7において、区切キーに対応する動作(印字処理やス
ペース送りや改行など)が実行されると共に区切キーに
対応するコードデータが印字データメモリ93にストア
され、次にS8において単語データメモリ92にストア
されている最新の入力単語について辞書メモリ82を検
索することによりスペルチェックが実行されると、S9
においてミススペル有りか否か判定され、ミススペルが
有るときつまりミススペル単語のときにはSIOへ移行
し、ミススペルがないときには319へ移行する。
SIOにおいて、候補データメモリ96のミススペル単
語を検索することにより今回のミススペル単語と同一の
ミススペル単語が有るか否かが判定され、Yesのとき
にはSllへ移行し、N。
のときにはS13へ移行する。
既にストアされているミススペル単語が存在する場合に
は、311において、現在位置メモリ91のデータに基
いてミススペル単語の末尾文字のアドレスが、前回のミ
ススペル単語の候補データメモリ96にストアされ31
1から312へ移行する。尚、候補データメモリ96の
メモリマツプは例えば第5図のようになる。
次に312では、同一の前の単語を反転表示に切換えて
から、319へ移行する。
例えば、第6図に示すように、ミススペル単語rBra
ther」、rstran、gJ、rstody」、r
Japonjが表示されているときに、再度ミススペル
単語rstody」が検出されると、その同一の前の単
語が反転表示される。
この反転表示は、ROM80の反転制御プログラムによ
り、ディスプレイコントローラ73内のキャラクタジェ
ネレータから表示用CPU70へ読出されるドツトパタ
ーンデータを反転させることにより実行される。
S13において、辞書メモリ82を検索することにより
ミススペル単語に対応する正しいスペルの候補単語を検
索し、次にS14おいて、候補単語が有るか否か判定し
、Yesのときには315へまたNoのときにはS17
へ移行する。
315において、ミススペル単語を表わすデータと末尾
文字のアドレスデータとそのミススペル単語に対応する
全ての候補単語のデータとが、候補データメモリ96に
ストアされる。
S16において、候補データメモリ96に記憶されたミ
ススペル単語のデータ及びその1番目の候補単語のデー
タはラインバッファ94に転送され、ラインバッファ9
4からディスプレイコントローラ73を介してLCDデ
ィスプレイ71の次の位置に表示され、516から31
9へ移行する。
ミススペル単語であってもその候補単語が検出されない
場合には、514から317へ移行し、517において
そのミススペル単語が候補データメモリにストアされる
。次に318において、そのミススペル単語がディスプ
レイ71上の次の位置に表示され、318から519へ
移行する。
S19において、単語データメモリ92がクリアされる
と、S19から82へ戻る。
このように、S2、S3、S6〜S19を繰返すことに
より入力された各単語はスペルチェックされ、ミススペ
ル単語及びその候補単語がLCDディスプレイ71に対
で表示されていく。
次に、S6において区切りキーでないと判定されると、
320において、カーソル移動キー26が操作されたか
否かが判定され、YesのときにはS21へ移行し、ま
たNoのときにはS23へ移行する。
S21においては、カーソル移動キー26からの指令に
応じてカーソルが移動され、次に322においてカーソ
ルで指示されたミススペル単語及びその候補単語だけ通
常の表示に切換えられ、S22から32へ戻る。
このように、S2、S3、S6、S20〜S22を繰返
すことにより、所望のミススペル単語の位置にカーソル
を移動させ、その単語が他の単語と識別のため通常に表
示される(第6図参照)。
S20においてNoと判定されると、S23において、
次候補キー28が操作されたか否かが判定され、Yes
のときにはS24へ移行し、またNoのときには325
へ移行する。
324においては、カーソルで指示されたミススペル単
語における次の候補単語のデータが候補データメモリ9
6から読み出され、ラインバッファ94にストアされて
いる候補単語のデータと置換され、この候補単語がLC
Dディスプレイ71に表示され、S24から32へ戻る
このように、S2、S3、S6.320、S23、S2
4を繰返すことにより順次候補単語が書き換えられ、候
補単語が無くなれば再び1番目の候補単語が表示される
ようになっている。
S25においては、実行キー29が操作されたか否かが
判定され、Yesのときには326へ移行し、またNo
のときにはS30へ移行する。S26においては、カー
ソルで指示され候補データメモリ96にストアされてい
るミススペル単語の末尾文字のアドレスデータに基いて
ミススペル単語の末尾の文字位置ヘキャリッジが移動さ
れる。
尚、複数の同一のミススペル単語が印字されている場合
には、例えば最も新しい方の単語(アドレス値の大きい
方の単語)の末尾文字位置ヘキャリッジが移動する。
次に327において、消去制御の制御プログラムにより
、印字データメモリ93にストアされているミススペル
単語のデータに基いて該ミススペル単語が末尾文字から
先頭文字まで順次消去され、次に328において、LC
Dディスプレイ71に表示されている候補単語のデータ
で、印字データメモリ93にストアされている該ミスス
ペル単語のデータが置換されるとともに、その候補単語
が消去されたミススペル単語の位置に印字される。
次に、329において、候補データメモリ96の次のア
ドレスデータが有るか否か即ち同一のミススペル単語が
他にも有るか否かが判定され、YesのときにはS26
へ戻り、またNoのときにはS2へ戻る。
326〜329のステップを繰返すことにより、印字デ
ータメモリ93の複数の同一ミススペル単語のデータは
順次候補単語のデータに置換されるとともに印字済みの
ミススペル単語に代えて候補単語が印字されることにな
る。
このように、カーソル移動キー26を操作してカーソル
によってミススペル単語を指定し、次候補キー28を操
作して所望の候補単語を選択してから、実行キー29を
操作すると、指定されたスペルミス単語のデータ及び印
字文字が候補単語のデータ及び印字文字と置換されるこ
とになる。
前記実施例に係るスペルチェック及びミススペル単語置
換制御によれば、入力された単語を印字しながら、スペ
ルチェックし且つミススペル単語に対する候補単語を検
索して順々に候補データメモリ96にストアし、またこ
れら複数のミススペル単語とその候補単語を順々にディ
スプレイに表示できるので、ミススペルの有無に拘らず
文書人力作業を能率的に行なうことが出来、また複数の
ミススペル単語の夫々を候補単語で置換する作業を能率
的に行なうことが出来る。複数の同一のミススペル単語
に対しては個別に置換する必要がなく一括して置換し得
るので一層能率的である。
ここで、上記実施例を次のように部分的に変更してもよ
い。
(1)  本実施例においては、各ミススペル単語に対
して順次候補単語を選択してデータ置換及び訂正印字さ
せたが、初めに各ミススペル単語の各候補単語を次候補
キー28を操作して選択してから、実行キー29を操作
して複数種のミススペル単語について自動的にデータ置
換と置換印字させてもよい。
(2)LCDディスプレイ71に表示された複数のミス
スペル単語を全部置換したときにはカーソル移動キー2
6を操作することにより、画面をスクロールさせ又は切
換えて、ラインバッファ94にストアされた次の1画面
分のミススペル単語とそれに対応する候補単語とを表示
させる。
(3)前記実施例における制御はタイプライタモードに
ついて説明したが、人力データを順次メモリへ記憶して
いき、1行分或いはそれ以上の入力デーりが蓄積されて
から一括して印字を行うライン・パイ・ラインモードや
、メモリモードの場合には、印字開始前に置換操作を行
い、メモリのデータを置換してから印字を実行すれば、
後から印字された文字を消去して印字し直す手間が省け
てより本発明の効果を生かすことが出来る。
(4)本発明は、前記実施例のようなスペルチェック及
びミススペル単語置換制御以外に、辞書メモリ82から
の同義語の検索とその同義語による置き換え、辞書メモ
リ82からの原形単語に対する活用形(過去形、過去分
詞形、比較級、最上級など)の検索とその活用形による
置き換え、また小文字の単語を大文字の単語へまた大文
字の単語を小文字の単語への置き換え、など入力単語の
データをそれぞれ対応する様々な各種の候補データで置
き換えるのに適用することが出来る。
(5)前記実施例はディシイホイール式タイプライタに
ついて説明したが、本発明はサーマル等のドツトマトリ
クス式や活字ボール式タイプライタや和文、欧文のワー
ドプロセッサ等にも同様に適用し得ることは勿論である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るデータ処理装置の機能ブロック図
、第2図〜第7図は本発明の実施例を示すもので、第2
図は電子タイプライタの斜視図、第3図は電子タイプラ
イタの要部縦断側面図、第4図は電子タイプライタの制
御系のブロック図、第5図は候補データメモリの説明図
、第6図はLCDディスプレイの表示画面を例示する説
明図、第7図はスペルチェックとミススペル単語置換制
御のルーチンのフローチャートである。 3・・キーボード、 C・・制御装置、 76・・メイ
ンCPU、  80・・ROM、  81・・プログラ
ムメモリ、 82・・辞書メモリ、90・・RAM、 
 91・・現在位置メモリ、92・・単語データメモリ
、 93・・印字データメモリ、  94・・ラインバ
ッファ、  95・・カーソル位置ポインタ、 96・
・候補データメモリ、 D・・表示装置、 70・・表
示用CPU、  71・・LCDディスプレイ、  7
3・・ディスプレイコントローラ。 特 許 出 願 人  ブラザー工業株式会社第1図 第5図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)文字や記号のデータを入力する入力手段と、前記
    入力手段で入力された入力データと置き換え可能な候補
    データを記憶している候補メモリと、前記入力データの
    候補データを前記候補メモリにおいて検索する検索手段
    と、 前記検索手段により候補データが検出されなかった入力
    データを除いて、候補データが検出された入力データと
    その候補データとを対にして複数対表示する表示手段と
    、 前記候補データが検出された入力データをその候補デー
    タで置き換える置換手段とを備えたことを特徴とするデ
    ータ処理装置。
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