JPS63125141A - 多層容器及びその製造方法 - Google Patents
多層容器及びその製造方法Info
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- JPS63125141A JPS63125141A JP61266086A JP26608686A JPS63125141A JP S63125141 A JPS63125141 A JP S63125141A JP 61266086 A JP61266086 A JP 61266086A JP 26608686 A JP26608686 A JP 26608686A JP S63125141 A JPS63125141 A JP S63125141A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、耐ガス透過性に優れた多層容器及びその製造
方法に関する。
方法に関する。
従来、この種の多層容器として第5図に示すような多層
容器が知られている。
容器が知られている。
第5図において符号1は、多層容器である。この多層容
器1は、多層板2により右底筒状に一体に形成してなる
ものである。上記多層板2は、ポリエチレンプレフタレ
ート(PET) 、ポリエチレン(PEE)等の合成樹
脂層3,3の間にエチレン・酢酸ビニルアルコール共重
合体あるいはナイロン等のガスバリヤ層4を挟装してな
るものである。
器1は、多層板2により右底筒状に一体に形成してなる
ものである。上記多層板2は、ポリエチレンプレフタレ
ート(PET) 、ポリエチレン(PEE)等の合成樹
脂層3,3の間にエチレン・酢酸ビニルアルコール共重
合体あるいはナイロン等のガスバリヤ層4を挟装してな
るものである。
この多層容器1において、間口縁の端面、すなわら多層
板2の端面は外部に露出している。
板2の端面は外部に露出している。
上記ガスバリヤ層4は、耐ガス透過性の非常に優れた材
料であるが、非常に吸湿しやすく、吸湿すると白化現象
や耐ガス透過性が落ちるという性質がある。したがって
、ガスバリtJm4は、空気中での吸湿を避けるため、
PET、ポリオレフィン等の合成樹脂層3.3に挟装し
て使われる。
料であるが、非常に吸湿しやすく、吸湿すると白化現象
や耐ガス透過性が落ちるという性質がある。したがって
、ガスバリtJm4は、空気中での吸湿を避けるため、
PET、ポリオレフィン等の合成樹脂層3.3に挟装し
て使われる。
上記構成からなる多層容器1は、例えば、空気との遮断
が必要なコーヒー類や炭酸飲料水等の物質を収納する容
器として用いられる。
が必要なコーヒー類や炭酸飲料水等の物質を収納する容
器として用いられる。
一方、多層容器1を製造するには、多層板2の押出パリ
ソンを直接成形するダイレクト・ブロー成形方法や、多
層板2により予備中空成形体を成形し、この予備中空成
形体を二輪延伸ブロー成形する方法がとられている。
ソンを直接成形するダイレクト・ブロー成形方法や、多
層板2により予備中空成形体を成形し、この予備中空成
形体を二輪延伸ブロー成形する方法がとられている。
ところで、上記従来の多層容器1にあっては、開口縁端
面部に多層板2の断面部が露出しているため、どうして
もガスバリ171ff14が空気に触れることになり、
このガスバリヤ層4が空気中の水分を吸って容器の密閉
性が徐々に悪くなるという欠点があった。
面部に多層板2の断面部が露出しているため、どうして
もガスバリ171ff14が空気に触れることになり、
このガスバリヤ層4が空気中の水分を吸って容器の密閉
性が徐々に悪くなるという欠点があった。
また、従来の多層容器1の製造方法にあっては、開口縁
端面部に多層板2の断面部が露出してしまうことになる
。しかし、多層板2の断面部を覆う方法が今まで存在し
なかった。
端面部に多層板2の断面部が露出してしまうことになる
。しかし、多層板2の断面部を覆う方法が今まで存在し
なかった。
この発明は、上記欠点を解消して、耐ガス透過性の優れ
た多層容器及びその製造方法を提供することを目的とし
ている。
た多層容器及びその製造方法を提供することを目的とし
ている。
この発明に係る多層容器は、多層板の断面部が露出する
端部にガスバリヤ層を覆うように合成樹脂層を固れして
なるものである。
端部にガスバリヤ層を覆うように合成樹脂層を固れして
なるものである。
上記の多層容器の製造方法は、多層板の断面部が露出づ
る開口縁端面部の全周にわたって、多層板の一方の側の
合成樹脂層を多層板の断面部から突出さUて合成樹脂片
を成形Jる工程、上記合成樹脂片をガスバリヤ層の上方
に傾ける工程、上記合成樹脂片を上方より抑圧して、こ
の合成樹脂片をガスバリヤ層の断面部及び他方の側の合
成樹脂層の断面部に密着さぼる工程、上記合成樹脂片と
ガスバリヤ層の断面部及び他方の側の合成樹脂層の断面
部とを溶融、固着する工程を有することを特徴とする。
る開口縁端面部の全周にわたって、多層板の一方の側の
合成樹脂層を多層板の断面部から突出さUて合成樹脂片
を成形Jる工程、上記合成樹脂片をガスバリヤ層の上方
に傾ける工程、上記合成樹脂片を上方より抑圧して、こ
の合成樹脂片をガスバリヤ層の断面部及び他方の側の合
成樹脂層の断面部に密着さぼる工程、上記合成樹脂片と
ガスバリヤ層の断面部及び他方の側の合成樹脂層の断面
部とを溶融、固着する工程を有することを特徴とする。
また別の多層容器の’!j3a方法は、多層板の断面部
の露出する開口縁端面部の全周にわたって、多層板の一
方の側の合成樹脂層を多層板の断面部からガスバリヤ層
の上方斜めに突出させて、斜面状の合成樹脂片を成形す
る工程、上記合成樹脂片を押圧して、この合成樹脂片を
ガスバリヤ層の断面部及び他方の側の合成樹脂層の断面
部に密るさせる工程、上記合成樹脂片とガスバリヤ層の
断面部及び他方の側の合成樹脂層の断面部とを溶融、固
着する工程を有することを特徴とづる。
の露出する開口縁端面部の全周にわたって、多層板の一
方の側の合成樹脂層を多層板の断面部からガスバリヤ層
の上方斜めに突出させて、斜面状の合成樹脂片を成形す
る工程、上記合成樹脂片を押圧して、この合成樹脂片を
ガスバリヤ層の断面部及び他方の側の合成樹脂層の断面
部に密るさせる工程、上記合成樹脂片とガスバリヤ層の
断面部及び他方の側の合成樹脂層の断面部とを溶融、固
着する工程を有することを特徴とづる。
この発明に係る多層容器及びその製造方法の実施例につ
いて第1図ないし第4図を参照しながら説明する。
いて第1図ないし第4図を参照しながら説明する。
第1図は、この発明に係る多層容器の一実施例を示す図
である。
である。
第1図において第5図の構成要素と同一の要素には、同
一の符号を付し、その説明を省略する。
一の符号を付し、その説明を省略する。
この第1図に示す多層容器5が第5図に示す多層容器1
と異なる点は、多層容器5の開口縁端面部に合成樹脂層
6が固着されている点である。
と異なる点は、多層容器5の開口縁端面部に合成樹脂層
6が固着されている点である。
寸なわら、多層容器5は、多層板2によってイi底筒状
に形成され、開口縁端面部に露出する多層板2の断面部
にガスバリヤ層4を覆うように合成樹脂層6を固着して
なるものである。
に形成され、開口縁端面部に露出する多層板2の断面部
にガスバリヤ層4を覆うように合成樹脂層6を固着して
なるものである。
したがって、上記構成からなる多層容器5によれば、ガ
スバリ17F4が合成樹脂層6によって完全に密閉され
るので、ガスバリヤ層4が空気に触れて吸湿りることが
なく、ガスバリヤ層4の耐ガス透過性を高水準に維持で
き、多層容器5の気密性を高度に維持することができる
。
スバリ17F4が合成樹脂層6によって完全に密閉され
るので、ガスバリヤ層4が空気に触れて吸湿りることが
なく、ガスバリヤ層4の耐ガス透過性を高水準に維持で
き、多層容器5の気密性を高度に維持することができる
。
次に、上記多層容器5の!!!造方法としての第1実施
例を第2図を参照しながら説明する。
例を第2図を参照しながら説明する。
まず、第1工程として、従来例で説明したようにしてブ
ロー成形等で多層容器1を成形する。
ロー成形等で多層容器1を成形する。
次に、第2工程として第2図(a)に示すように、開口
端部の多層板2の新面部内縁から垂直に突出する円筒形
状の合成樹脂片7を加工する。
端部の多層板2の新面部内縁から垂直に突出する円筒形
状の合成樹脂片7を加工する。
次に、第3工程として第2図(b)に示すように、円柱
状部の下部に下部小径の円錐台形状部を形成する治具8
を上記円柱状部に設けたヒータ9によって加熱し、この
加熱した治具8を開口端部上方より合成樹脂片7に押し
付け、同合成樹脂片7を熱により軟化させながらガスバ
リt’Fi44の上方に傾けて、テーパ状の円筒形状に
成形する。
状部の下部に下部小径の円錐台形状部を形成する治具8
を上記円柱状部に設けたヒータ9によって加熱し、この
加熱した治具8を開口端部上方より合成樹脂片7に押し
付け、同合成樹脂片7を熱により軟化させながらガスバ
リt’Fi44の上方に傾けて、テーパ状の円筒形状に
成形する。
次に、第4工程として、第2図(C)に示すように、大
径円柱状部の下部に小径円柱状部を形成した治具10を
上記大径円柱状部に設けたヒータ9によって加、熱し、
この加熱した治具10を開口端部上方より合成樹脂片7
に押圧し、この合成樹脂片7を熱により軟化させながら
、合成樹脂片7を根元から折り曲げ、ガスバリヤ層4の
断面部及び外側の合成樹脂層3の断面部に密着させる。
径円柱状部の下部に小径円柱状部を形成した治具10を
上記大径円柱状部に設けたヒータ9によって加、熱し、
この加熱した治具10を開口端部上方より合成樹脂片7
に押圧し、この合成樹脂片7を熱により軟化させながら
、合成樹脂片7を根元から折り曲げ、ガスバリヤ層4の
断面部及び外側の合成樹脂層3の断面部に密着させる。
次に、第5工程として、上記治具10により開口端部を
加熱して、合成樹脂片7とガスバリヤ層4の断面部及び
外側の合成樹脂層3の断面部とを溶融、固着する。ただ
し、溶融、固着する方法は、上記ヒータ9による加熱の
他に超音波等による方法がある。
加熱して、合成樹脂片7とガスバリヤ層4の断面部及び
外側の合成樹脂層3の断面部とを溶融、固着する。ただ
し、溶融、固着する方法は、上記ヒータ9による加熱の
他に超音波等による方法がある。
上記製造方法によれば、開口端部に露出する多層板2の
断面部のガスバリヤ層4を合成樹脂片7で完全に密閉す
ることができる。
断面部のガスバリヤ層4を合成樹脂片7で完全に密閉す
ることができる。
次に、多層容器5の製造方法としての第2実施例を第2
図ないし第3図を参照しながら説明する。
図ないし第3図を参照しながら説明する。
第2図実施例が第1実施例と異なる点は、間口端部に成
形覆る合成樹脂片7の形状が異なる点と、治具8を用い
る工程が不要な点である。以下第2実施例について説明
する。
形覆る合成樹脂片7の形状が異なる点と、治具8を用い
る工程が不要な点である。以下第2実施例について説明
する。
まず、第1工程として、従来例で説明したようにブロー
成形等で多層容器1を成形する。
成形等で多層容器1を成形する。
次に、第2工程として第3図に示すように、開口端部の
多層板2の新面部内縁からガスバリヤ層4の上方に斜め
に突出するテーパー状の円筒形状をした合成樹脂片7を
加工する。
多層板2の新面部内縁からガスバリヤ層4の上方に斜め
に突出するテーパー状の円筒形状をした合成樹脂片7を
加工する。
次の第3工程以下は、第1実施例の第4工程以下と同一
であるので説明を省略する。
であるので説明を省略する。
−り瓦製造方法によれば、開口端部に露出する多層板2
の断面部のガスバリヤ層4を合成樹脂片7で完全に密閉
することができ、また治具8を使う二l:稈が不要にな
るので多層容器5の価格を低減することができる。
の断面部のガスバリヤ層4を合成樹脂片7で完全に密閉
することができ、また治具8を使う二l:稈が不要にな
るので多層容器5の価格を低減することができる。
次に、多層容器5の製造方法としての第3実施例を第4
図を参照しながら説明する。
図を参照しながら説明する。
第3実施例が第1実施例、第2実施例と異なる点は、第
1実施例の第4、第5工程、第2実施例の第3、第4工
程において治具10の代りに治具11を使う点である。
1実施例の第4、第5工程、第2実施例の第3、第4工
程において治具10の代りに治具11を使う点である。
治具11は、大径円柱状部11aの底面周縁部に円筒部
11bを形成し、底面中央部に小径円柱状部を形成した
ものである。
11bを形成し、底面中央部に小径円柱状部を形成した
ものである。
以下、多層容器の製造方法のうち、上記治具11を用い
る工程のみ説明し、他の工程の説明を省略する。
る工程のみ説明し、他の工程の説明を省略する。
まず工程Δとして、治具11を大径円柱状部11aに設
けたヒータ9によっ加熱し、この加熱した治具11の大
径円柱状部11aの底面を開し]端部の上方より合成樹
脂片7に押圧し、この合成樹脂片7を熱して軟化させな
がら根元より折り曲げ、ガスバリヤ層4の断面部及び外
側の合成樹脂層3の断面部に密着させる。これと同時に
、開口端部の外周部が円筒部11bの内側に嵌入する。
けたヒータ9によっ加熱し、この加熱した治具11の大
径円柱状部11aの底面を開し]端部の上方より合成樹
脂片7に押圧し、この合成樹脂片7を熱して軟化させな
がら根元より折り曲げ、ガスバリヤ層4の断面部及び外
側の合成樹脂層3の断面部に密着させる。これと同時に
、開口端部の外周部が円筒部11bの内側に嵌入する。
次に工程Bとして、上記治具11により間口端部を加熱
して、合成樹脂片7とガスバリヤ層4の断面部及び外側
の合成樹脂層3の断面部とを溶融、固着する。ただし、
溶融、固着する方法は、上記ヒータ9による加熱の他に
超合波等による方法がある。
して、合成樹脂片7とガスバリヤ層4の断面部及び外側
の合成樹脂層3の断面部とを溶融、固着する。ただし、
溶融、固着する方法は、上記ヒータ9による加熱の他に
超合波等による方法がある。
上記製造方法によれば、合成樹脂片7とガスバリヤP’
i4の断面部及び外側の合成樹脂層3の断面部との溶融
、固着時に、開口端部の外周に流出する溶F!&樹脂を
円筒部11bで食い止めることができ、開口端部外周の
仕上がりのきれいな多層容器5を得ることができる。
i4の断面部及び外側の合成樹脂層3の断面部との溶融
、固着時に、開口端部の外周に流出する溶F!&樹脂を
円筒部11bで食い止めることができ、開口端部外周の
仕上がりのきれいな多層容器5を得ることができる。
この発明に係る多層容器によれば、多層板の断面部が露
出する端部にガスバリヤ層を覆うように合成樹脂層を固
着したので、ガスバリヤ層が空気に触れて吸湿すること
なく、ガスバリヤ層の耐ガス透過性を高水準に維持する
ことができ、多層容器の気密性を高度に維持することが
できる。
出する端部にガスバリヤ層を覆うように合成樹脂層を固
着したので、ガスバリヤ層が空気に触れて吸湿すること
なく、ガスバリヤ層の耐ガス透過性を高水準に維持する
ことができ、多層容器の気密性を高度に維持することが
できる。
一方、この発明に係る多層容器のtJ造方法によれば、
多層板の断面部が露出する端部にガスバリヤ層を覆うよ
うに合成樹脂層を溶融、固着できるので、ガスバリヤ層
を合成樹脂層で完全に密閉することができる。
多層板の断面部が露出する端部にガスバリヤ層を覆うよ
うに合成樹脂層を溶融、固着できるので、ガスバリヤ層
を合成樹脂層で完全に密閉することができる。
第1図はこの発明に係る多層容器の一実施例を示す断面
図、第2図(a)〜(C)はこの発明に係る多層容器の
製造方法としての第1実施例を示す説明図、第3図は同
多層容器の製造方法としての第2実施例を示す説明図、
第4図は同多層容器の製造方法としての第3実施例を示
す説明図、第5図は従来の多層容器の断面図である。 1.5・・・・・・多層容器、2・・・・・・多層板、
3.6・・・・・・合成樹脂層、4・・・・・・ガスバ
リヤ層、7・・・・・・合成樹脂片。 出願人 釜屋化学工業株式会社 第2図 第5図
図、第2図(a)〜(C)はこの発明に係る多層容器の
製造方法としての第1実施例を示す説明図、第3図は同
多層容器の製造方法としての第2実施例を示す説明図、
第4図は同多層容器の製造方法としての第3実施例を示
す説明図、第5図は従来の多層容器の断面図である。 1.5・・・・・・多層容器、2・・・・・・多層板、
3.6・・・・・・合成樹脂層、4・・・・・・ガスバ
リヤ層、7・・・・・・合成樹脂片。 出願人 釜屋化学工業株式会社 第2図 第5図
Claims (3)
- (1)合成樹脂層の間にガスバリヤ層を挟装する多層板
によって形成された3層以上の多層容器において、 上記多層板の断面部が露出する端部にガスバリヤ層を覆
うように合成樹脂層を固着してなることを特徴とする多
層容器。 - (2)合成樹脂層の間にガスバリヤ層を挟装する多層板
によって形成される多層容器の製造方法において、 上記多層板の断面部が露出する開口縁端面部の全周にわ
たって、多層板の一方の側の合成樹脂層を多層板の断面
部から垂直に突出させて合成樹脂片を成形する工程、上
記合成樹脂片をガスバリヤ層の上方に斜めに傾ける工程
、上記合成樹脂片を上方より押圧して、この合成樹脂片
をガスバリヤ層の断面部及び他方の側の合成樹脂層の断
面部に密着させる工程、上記合成樹脂片とガスバリヤ層
の断面部及び他の側の合成樹脂層の断面部とを溶融、固
着する工程を有することを特徴とする多層容器の製造方
法。 - (3)合成樹脂層の間にガスバリヤ層を挟装する多層板
によって形成される多層容器の製造方法において、 上記多層板の断面部の露出する開口縁端面部の全周にわ
たって、多層板の一方の側の合成樹脂層を多層板の断面
部からガスバリヤ層の上方に斜めに突出させて、斜面状
の合成樹脂片を成形する工程、上記合成樹脂片を上方よ
り押圧して、この合成樹脂片をガスバリヤ層の断面部及
び他方の側の合成樹脂層の断面部に密着させる工程、上
記合成樹脂片とガスバリヤ層の断面部及び他方の側の合
成樹脂層の断面部とを溶融、固着する工程を有すること
を特徴とする多層容器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61266086A JPS63125141A (ja) | 1986-11-08 | 1986-11-08 | 多層容器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61266086A JPS63125141A (ja) | 1986-11-08 | 1986-11-08 | 多層容器及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63125141A true JPS63125141A (ja) | 1988-05-28 |
Family
ID=17426142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61266086A Pending JPS63125141A (ja) | 1986-11-08 | 1986-11-08 | 多層容器及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63125141A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002046489A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-12 | Horie Metal Co Ltd | 燃料タンクの開口部構造及びその開口部構造を有する燃料タンクの製造方法 |
JP2002193233A (ja) * | 2000-12-20 | 2002-07-10 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 酸素吸収性を有する多層容器及びその製法 |
JP2008246958A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 積層剥離ボトル口筒部の係止片の成形方法 |
-
1986
- 1986-11-08 JP JP61266086A patent/JPS63125141A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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