JPS63124331A - 防眩効果及び帯電防止効果を有するブラウン管の製造方法 - Google Patents

防眩効果及び帯電防止効果を有するブラウン管の製造方法

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JPS63124331A
JPS63124331A JP26852686A JP26852686A JPS63124331A JP S63124331 A JPS63124331 A JP S63124331A JP 26852686 A JP26852686 A JP 26852686A JP 26852686 A JP26852686 A JP 26852686A JP S63124331 A JPS63124331 A JP S63124331A
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JP
Japan
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ray tube
proof effect
cathode ray
cathode
electrification
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Yoshimi Otani
義美 大谷
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ブラウン管フェース面に、5i02を主成分
とし、さらに金属化合物を含んだ凸凹被膜を施すことに
より、ブラウン管フェース面での外光反射を散乱させ画
面を見やすくするとともに、静電気の帯電を防止し埃の
吸着や人体への不快な影響を除く、ブラウン管の製造に
関するものである。
[従来の技術1 従来ブラウン管フェース面に、テトラアルコキシシラン
のアルコール溶液を吹付は塗布後焼成してなる5i02
の透明で微細な凸凹を有する反射防止被膜を備え、かつ
最表面層としてシラノール基を含む帯電防止膜を施す技
術は知られている(特開昭1111−11894e号参
照)。しかし、この方法では、帯電防止効果が空気中の
湿度に依存しているため年間を通じて安定した帯電防止
効果が得られないという欠点がある。また、本来充分高
い温度で焼成すればガラスとシリカの密着力は強いが、
シラノール基を多く残すためには、低い温度で焼成する
必要があり、このため膜の密着強度が劣り実用上問題と
なる。
また、特開昭54−12550号に見られるようにブラ
ウン管フェース面に珪素化合物とノニオン系界面活性剤
等よりなる帯電防止膜をブラウン管フェース面に施す技
術が知られているが、界面活性剤は、時間の経過と共に
徐々に失われて、帯電防止効果は長期に持続しないとい
う欠点をもっている。更に、この帯電防止効果も空気中
の湿度に依存しているため、年間を通じて安定した帯電
防止効果が得られないという欠点を持っている。
[発明の解決しようとする問題点] 本発明の目的は、従来技術の有していた前述・の欠点を
解消しようとするものである。すなわち、本発明では、
ブラウン管フェース面に防眩効果がありかつ帯電防止効
果をもち、その帯電防止効果については空気中の湿度の
影響を受けず、またブラウン管フェース面との密着強度
が強く、S i02を主成分とし、さらに金属化合物を
含んだ半永久的に効果がある凸凹被膜を有するブラウン
管を新規に提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点を解決すべくなされたものであ
り、ブラウン管フェース面にシランのハロゲン化物、シ
ランアルコキシドあるいはシリルイソシアネート等の加
水分解反応抜脱水縮合反応によりシリカゾルとなり得る
各種シラン化合物を用いたシリカゾル液にFe、 Go
、 Ni。
Cu、 Ag、 Zn、 Al、 Inのハロゲン化物
、硝酸塩あるいは硫酸塩中より選ばれる1種あるいは2
種以上の化合物を添加した溶液をブラウン管フェニス面
にスプレー塗布後、焼成することにより、ガラスとの密
着力の強固な防眩効果及び帯電防止効果を有する凸凹被
膜を備えたブラウン管を提供するものである。
本発明における、ガラスとの密着力が強く半永久的な防
眩効果及び帯電防止効果を持った凸凹膜をつくる処理液
は、シラン化合物として、加水分解反応後に脱水縮合反
応によりシリカゾル液となりえる化合物、すなわち、ハ
ロゲン化ケイ素、シランアルコキシド、シリルイソシア
ネート等を、アルコール単独、2種以上のアルコール、
アルコールとカルボン酸エステルあるいはケトン等との
混合溶媒、水及び加水分解反応触媒としての酸からなり
(酸は、有機酸でも無機酸でもよい)、加水分解反応つ
いで脱水縮合反応を起こしシリカゾル液となったものに
Fe、 Go、 Ni、 Gu、 Ag、 Zn、 A
l、 Inのハロゲン化物、硝酸塩あるいは硫酸塩を添
加することにより製造する。
ここで、上述のシラン化合物として例えば四塩化ケイ素
、テトラエトキシシラン、テトライソシアネート等を使
用し、好ましくは5i02換算で上述の溶媒100mJ
1に対してo、oiモル以上0.13モル以下になるよ
うに混合する。ここでS i02分が0.01モル未満
ではスプレーにより有効な凸凹被膜とするのに長時間を
要し、0.13モルを越えると極端に短い時間で膜厚が
厚くなり、均一膜とするためのスプレー制御がむずかし
くなる。
次に、空気中の湿度に依存しない一定した帯電防止効果
を持たせるために添加するFe、 Go。
Ni、 Cu、 Ag、 Zn、 Al、 Inのハロ
ゲン化物、硝酸塩あるいは硫酸塩としては、例えばFe
Cl3 。
FeCl2.FeBr2.NiCl2.N1(NO3)
、2.Go(NO3)2゜Go  CI2.Fe(NO
3)2.Cu(NO3)2.CuCl2.Zn(NO3
)2゜ZnCl2.AlCl+、Al(NO3)2.l
lICl3.Zn(SO2)2゜Zn5O4(NH3)
2sO4,CoSO4,FeSO4等が使用でき、これ
らは結晶水を含んだものでもよい。また、これら以外の
化合物でも前述のシリカゲル液に溶解可能なものであれ
ば使用できる。
ここで、これら帯電防止機能を持たせるための前述の金
属化合物のシリカゲル液への添加量は、シリカゲル液中
の5i02固形分に対する重量%で0.03%以上15
.0%以下の範囲であり好ましくは0.03%〜5.0
%が良い。0.003%以下の添加量では、有効な帯電
防止効果を示さず、又15%以上の添加では、スプレー
塗布後焼成した凸凹膜のガラスとの密着強度が劣化する
等の問題が生じる。
次に、スプレー塗布及び焼成方法について説明する。ま
ず、パネルフェース面を洗浄後フェース面温度が35℃
から 100 ’C!の範囲になるようにパネルを予熱
する。ここでバネルフェース面温が35°C未満では、
スプレー塗布により有効な凸凹被膜となりえず、 10
0°Cを越えると凸凹被膜のガラスとの密着強度が劣化
する。次に前述のシリカゾル液に金属化合物を添加した
本発明による処理液をパネルフェース面にスプレー塗布
する。スプレー粒子はパネルフェース面に到達すると直
ちに大半の溶媒を失い指触乾燥状態の凸凹被膜となる。
次に 100°Cから350℃の温度範囲で焼成する。
好ましくは150℃から250℃の温度範囲で焼成する
。ここで350℃を越えた温度で焼成すると、有効な帯
電防止効果が得られず、 100°C未満の温度で焼成
するとガラスと凸凹被膜の密着強度が弱くなる。以上の
処理により空気中の湿度に影響されない半永久的な帯電
防止効果及び防眩効果を持つガラスとの密着強度の強い
凸凹被膜を備えたブラウン管を提供できる。
[作用コ ここで帯電防止効果の作用については明確には分ってい
ないが、たとえば350°Cを越えた温度で焼成処理を
行なうと有効な帯電防止効果が表われないことより、シ
リカゾル液に添加した金属化合物が高温で分解してしま
わないことが必要と思われる。また、帯電防止効果の確
認はパネルフェース面の半面に本発明による凸凹被膜を
施し、未処理の半面と同時にケモノ皮あるいは絹布で強
くこすりeあるいはΦの帯電をパネルフェースに生ぜし
め、タバコの灰のパネルフェース面への付着状況により
行なった(以後アッシュテストと呼ぶ)。このアッシュ
テストにより、パネルフェース面の未処理部分へのタバ
コの灰の付着状況と本発明による凸凹被膜へのタバコの
灰の付着状況を比較すると、未処理部分へのタバコの灰
の付着は著しいが、本発明による凸凹被膜には全く、タ
バコの灰の付着は見られなかった。
[実施例] 表1に本発明の実施例と比較例の結果を示す。
実施例1 エタノール      100m文 H208m文 エチルシリケート    5m文 硝酸(81%)       1m文 AIC:h          O,041g実施例2 エタノール       60IIIKLイソプロパツ
ール   30m文 メチルエチルケトン   10m立 820          10mJljエチルシリケ
ート    10m文 硝酸(81%)       2m文 FeBr2・2H+OO,077g 実施例3 エタノール       90m文 酢酸エチル      10m文 820          10mM エチルシリケート    8m文 塩酸(36%)      0.8m交NiCl6−6
H200,034g 実施例4 インプロパツール   60w文 ブタノール       40m文 エチルシリケート    Bffi文 塩酸(36%)      1□文 0LI(NO3)2 ・3H200,063g実施例5 エタノール       40m文 インプロパツール   30m文 ブタソール       5oIl1文H2010mM エチルシリケー)     10m文 塩酸(36%)       2m文 111CI3 ・X820      0.041g(
x=3〜4) 実施例6 エタノール       50m文 インプロパツール   50m文 )120          1010文エチルシリケ
ート10m文 硝酸(61%)       1m文 Zll(NO3)2 ・8H200,058g実施例7 エタノール       50m文 ブタノール       50m文 H2010mJ1 エチルシリケート    10m文 硝酸(61%)       1m文 Go(NO3)2−6H200,084g実施例8 エタノール       50m文 インプロパツール   5OII1文 H2010mJlj エチルシリケート    f1mu 硝酸(61%)       1m文 C6H5COOAg       O,015g比較例
1 エタノール      100ffl見H208m文 エチルシリケート    5m文 硝酸(61%)1m文 比較例2 市販品 (プラスチック用帯電防止塗料) [発明の効果] 本発明による凸凹被膜は、第1表から明らかのように、
空気中の湿度の影響を受けず、安定した帯電防止効果を
示し、ブラウン管フェースの帯電による人体への不快感
及び埃の吸着による汚れや画面のみにくさを解消できる
とともに、外光のブラウン管フェース面での反射を乱反
射し防眩効果を示すことにより画面を見やすくし、オペ
レーターの目の疲労を軽減することができる。また、帯
電防止効果及び防眩効果は半永久的に持続する。
また、スプレー条件により外光の拡散程度を自由に選べ
るし、容易に再生ができるという利点もある。更にまた
、ガラスとの密着強度にもすぐれている。更に、極めて
低い温度で快感できるため、製造コスト面でも有利であ
る。
手続補正書 昭和61年12月25日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブラウン管のフェース面に、ハロゲン化ケイ素、
    シランアルコキシドあるいはシリルイソシアネート等を
    用いて作ったシリカゾル溶液にFe、Co、Ni、Cu
    、Ag、Zn、Al、Inのハロゲン化物、硝酸塩ある
    いは硫酸塩中より選んだ1種あるいは2種以上の化合物
    を添加した溶液をスプレー塗布後、焼成することを特徴
    とする防眩効果及び帯電防止効果を有するブラウン管の
    製造方法。
JP26852686A 1986-11-13 1986-11-13 防眩効果及び帯電防止効果を有するブラウン管の製造方法 Granted JPS63124331A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63181247A (ja) * 1987-01-23 1988-07-26 Hitachi Ltd 陰極線管
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JPH0696687A (ja) * 1992-04-24 1994-04-08 Samsung Display Devices Co Ltd 扁平形ブラウン管の導電膜及びその製造方法
US6384318B1 (en) 1999-05-31 2002-05-07 Kaneka Corporation Solar battery module

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US6607936B2 (en) 1999-05-31 2003-08-19 Kaneka Corporation Solar battery module

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