JPS63124039A - 像ブレ防止装置 - Google Patents

像ブレ防止装置

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JPS63124039A
JPS63124039A JP61271586A JP27158686A JPS63124039A JP S63124039 A JPS63124039 A JP S63124039A JP 61271586 A JP61271586 A JP 61271586A JP 27158686 A JP27158686 A JP 27158686A JP S63124039 A JPS63124039 A JP S63124039A
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広己 染矢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は像プレ防止カメラに係り、詳しくは、カメラブ
レの程度に応じて像ブレのない撮影を撮影者の撮影意図
に最も近い条件で行うことができるカメラに関するもの
である。
[発明の背景] −mに、手ブレ等によりカメラがブレると、その影響で
像がブレで撮影される、所謂像ブレが生じることがある
像ブレの発生はカメラブレの程度により異なるが、低速
シャッター秒時を選択した場合に多く発生する傾向にあ
る。勿論カメラブレに対する撮影者の能力は十人十色で
あり、時と場所によって変わるので、実際に像ブレが生
じたか否かはフィルムを現像してからでないと分らない
のが現状である。そのため、像ブレが生じ易い状況下に
おいては繰返して数コマ分撮影することがしばしば行な
われる。
そこで、像ブレの発生をできるだけ少なくするためにプ
ログラムシャッターを有するカメラにおいてカメラブレ
に関係なく高速シャッター側を優先的に選択するように
プログラムしたカメラが提案されている。
しかしながらこのようなカメラにあっては、高速側シャ
ッターが優先するために、使用頻度の高い絞り値とシャ
ッター秒時との組合せが得られなくなる場合があり、必
ずしも撮影者の撮影意図(シャッター秒時や絞りによる
効果、画角等)を充分に反映させることができるものと
は言えなかった。
[発明の目的コ 本発明は、このような観点に鑑みなされたもので、カメ
ラブレの程度に応じてできる限り撮影者の撮影意図が反
映され、しかも像ブレのない撮影ができる像プレ防止カ
メラを提供することを目的とするものである。
[発明の概要] 本発明による像プレ防止カメラは、加速度からカメラブ
レ量を検出するカメラブレ量検出手段と、撮影レンズの
焦点距離情報と該カメラプレ量検出手段からのカメラブ
レ量に基づいて設定シャッター秒時が像ブレを許容でき
るか否かを判定し、否と判定したときに焦点距離の変更
を指示する手段とを備えたことを特徴とするものである
[発明の実施例] 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明によるカメラの一実施例を示すカメラ本
体の概略図、第2図+1第1図のカメラ本体に撮影レン
ズを装着した状態を示す断面図である。
図中、1はカメラ本体で前面部の片側にグリップ部4が
設けられている。以下の説明においてフィルム給送方向
と平行方向をX軸方向、該X軸方向と上下方向に垂直な
方向をy軸方向、撮影レンズの光軸方向をZ軸方向とす
る。
2a、2bはy@力方向離隔対向しグリップ部4に配置
されたZ軸方向にその感度軸を一致させた加速度センサ
ーで、一方の加速度センサー2aがレリーズ釦4aの近
傍に設けられ、他方の加速度センサー2bがグリップ4
の下端部に設けられている。3a、3bはX軸方向に離
隔対向して配置されたZ軸方向にその感度軸を一致させ
た加速度センサーで、一方の加速度センサー3aがレリ
ーズ釦4aの近傍に設けられ、他方の加速度センサー3
bがグリップ4の反対端部に設けられている。なお、加
速度センサー3aを加速センサー2aで兼用してもよい
。このレリーズ釦4aは第1ストロークでONする第1
ストロークスイツチと、第2ストロークでONする第2
スイツチとにより構成されていて、第1ストロークスイ
ツチがONすると測光、測距が開始され、第2ストロー
クスイツチがONするとシャッターレリーズが開始され
る。そして、シャッターレリーズのためにレリーズ釦4
aを押した場合と、物等が誤まりてレリーズ釦4aにぶ
つかった場合とを区別するために、第1ストロークスイ
ツチがONシてから第2ストロークスイツチがONする
までの時間が一定時間経過しないと第2ストロークスイ
ツチがONL、てもシャッターレリーズができない禁止
時間が設けられており、本実施例ではこの禁止時間を1
00m5としている。、5は撮影レンズ18からのレン
ズ焦点距離、被写体距離及びレンズへの電源供給等のイ
ンターフェース用のカメラ接点、6はフィルムパトロー
ネ、7はフィルムパトローネ6の外周面に表示されたD
Xコード6aを読み取るためのDX接点である。11は
フォーカスレンズ系、12はヘリコイド及びモーター等
からなるフォーカスレンズ駆動部、13はズームレンズ
系、14はモーター及カムあるいはボイスコイル等から
なるズームレンズ駆動部、15は絞り、16はステップ
モーター等からなる絞り駆動部、17は前記カメラ接点
5と接続可能なレンズ接点である。
19は撮影レンズ18の焦点距離を例えば長焦点側から
短焦点側に切換えてもフィルム面での画角を等しくする
ためのアパーチャーマスクで、可動ミラー20aとフィ
ルム20bとの間に設けられている。
このアパーチャーマスク19は、第10図に示すように
、帯状に形成された非透光性のマスク本体19aを被写
体光の光軸中心を挟んで上下に対向配置された巻軸19
b、19cに夫々その端部を巻付け、上側巻軸19bを
ギヤトレイン19dを介してモータ19cにより回転さ
せてマスク本体を上下方向に移動させる。その際、下側
巻軸19cの軸端部に嵌挿されて一端側がこの巻軸19
cに他端側がカメラ本体に夫々係止されたコイルばね1
9fに蓄勢されたばね力によりマスク本体19aが下方
に向は緊張されてマスク本体19aのたるみが防がれて
いる。
マスク本体19aは、その長さ方向に沿って大きさの異
なる角孔19g、19h、19iが穿設されていて、例
えば撮影レンズ18の焦点距離を長焦点側にすると角孔
19gが巻軸19b、19c間に位置し、また短焦点側
にすると、該角孔19gよりも小さいサイズの角孔19
h又は19iが巻軸19b、19c間に位置して長焦点
選択的と同じ画角で被写体をフィルムに写し込むことが
できるようになっている。
すなわち、角孔19gを最長焦点(F −L 。
mm)用としてそのサイズをA。X130とし、角孔1
9hを焦点距!IF = L Iam (L o > 
L +)用とした場合、角孔19hのサイズAI、Bl
をとすることにより焦点距離F=L、mmでを選択した
場合と同じ画角が焦点距離り、mmを選択した場合に得
られることとなる。
そして、モータ19eは撮影レンズ18の焦点距離に応
じてその焦点距離に対応する角孔19g、19h、19
i・・・・を選択するように駆動される。
なお、本実施例においては、撮影レンズ18の長焦点側
の焦点距11 (F)をF=70mm短焦点側の焦点距
離をF=35mmとし、長焦点に対応する角孔19gを
36 X 24 mm、短焦点に対応する角孔19hを
36/ IT x 24/ IT raoとして、この
望遠端と広角端の2つの焦点距離の変更に応じて角孔1
9g、19hの選択が行えるようにしている。
したがって、撮影レンズの焦点距離に応じてマスク本体
19aの角孔19g、19h。
19i・・・・を変更することにより設定レンズ焦点距
離での視野がわかり、引き伸し等のトリミング作業を容
易に行うことができることとなる。
第3図は第1図に示した加速度センサー2a、2b、3
a、3bの詳細図である。21は外枠であって、この外
枠21から剛性の小さい2枚の支持バネ22によりコイ
ル23を取り付けたベース24が吊り下げられている。
コイル23ベース24の上下にはこれらと離隔的に磁気
回路板25と永久磁石26a、26b(26bは図示せ
ず)がそれぞれ配置されている。磁気回路板25は外枠
21に固定されており、永久磁石26a、26bは外枠
21の底部に固定されている磁気回路背板27上に取り
付けられている。ベース24にはスリット28が設けら
れており、このスリット28の上方の磁気回路板25に
は赤外線発光ダイオード等の投光器29が配され、スリ
ット28の下方の磁気回路背板27上にはPSD(Po
sition 5ensitiveDiode)等の光
電式の変位測定器30が配置されている。すなわち、加
速度aが外枠21に対し矢印で示すように働くと、コイ
ル23ベース24からなる振り子は加速度aと反対の方
向に傾き、この振り角はスリット28を介する投光器2
9からのビームの変位測定器30上の位置により検出さ
れる。一方、永久磁石26a。
26bからの磁束は永久磁石26a、26・b1磁気回
路板25、磁気回路背板27を通る閉磁束ループが形成
されており、コイル平面に垂直な方向に磁束が発生する
ようになってている。
この永久磁石26a、26bの極性は逆向きになってお
り、コイル23に電流を流す事によってフレミングの法
則に従って振子の振れが制御可能である。そこで振り子
が振れないように電流を流すことにより、加速度aに対
応するフィードバック電流が取り出され、この電流をピ
ックアップすることにより加速度を得るようにしている
。 第4図に第1図に示したカメラに組込まれた制御装
置のブロック図である。
図中、41は撮影レンズを介した光を電気信号に変換す
るためのSPC等の受光素子からなる測光センサー、4
2は測光回路で、測光センサー41からの信号電流を温
度補償及び対数圧縮等を行ない被写体の輝度を温度に依
存しない電圧信号として出力する。測光回路42から出
力される測光値(BvO)は、 Bvo =ByAvOである。
Bv:実際の被写体輝度値 Avo :撮影レンズの開放F値 43はシャッター秒時および絞り値を決定するTV−A
V演算回路で、プログラム部45に用意されているプロ
グラムに基づぎ、入力される測光回路42からの測光値
(BVO) とOX接点7を介してDXコード6aから
読取ったフィルムの感度値(Sv)とにより、シャッタ
ー秒時(TV)および絞り値(Av)を決定する。この
プログラム部45に用意されているプログラムとしては
、例えば第6図に示すTv−Av線図が設定されている
。なお後で詳述するがこのTV−AV演算回路43は、
後記する像プレ量比較判定回路からの判定結果によって
はプログラム部45のプログラムに基づき設定したTV
値およびAv値をプログラムから外れて変更し、また変
更されたTV値にフィルムラチチュードを加味し、夫々
撮影可能か否かを判定するようにもなっている。46は
シャッター駆動回路で、TV−AV演算回路43からの
TV倍信号処理してシャッター58の駆動を制御する。
47は絞り駆動回路で、Tv−Av演算回路43からの
AV傷信号より絞り15を駆動する絞り駆動部16を制
御する。48は第1図に示した加速度センサー2a、2
b、3a、3bからなり、カメラブレを加速度信号とし
て出力するカメラプレ検出手段で、得られた加速度信号
を像プレ量演算回路49に出力する。像ブレ量演算回路
49は、カメラブレ量検出手段48からの加速度信号と
、被写体までの距離を検出する被写体距離検出手段50
からの被写体距離信号と、撮影レンズの焦点距離を検出
する焦点距離検出手段51からの焦点距離信号とにより
フィルム面上での像プレ量を演算する。ここで、この像
プレ量の算出を第5図に基づいて説明する。
D(被写体比Ilりがレンズの焦点距離fに比べて十分
大きいので横倍率β=f/Dとする。
又、プレ角が十分小さいのでフィルム面上での像ブレ量
Xは下記の式で示される。
−j◆k x =−X D Xβ  (被写体側+)=二とLxf j、には加速度センサー3a、3bからの加速度を2回
積分行なうことにより得られた値、1は加速度センサー
3a、3b間の距離を示している。
又上述の像プレ量はカメラをx、y軸まゎりに回転する
ことに起因するブレであるがx、 y軸方向にシフトす
ることによりブレが発生するが簡易な実験により被写体
距離が2m以遠の場合は無視できたのでここでは省略す
る。
像プレ量演算回路49は、レリーズ釦4aの第1ストロ
ークスイツチsw1をONすると像ブレ量の演算を開始
し、第2ストロークスイツチSW2をONすると像プレ
量の演算を停止する。
そして、第2ストロークスイツチsw2をONする前の
一定時間(本実施例では100m5)内における像プレ
量の演算値を像プレ量記憶回路52に記憶させる。53
は像プレ量分割回路で、像プレ量記憶回路52で記憶し
た一定時間内における像プレ量を、Tv−Av演算回路
43で設定したシャッター秒時相当時間により時系列的
に分割し、各分割時間内におけるる像プレ量の最大と最
小との差の絶対値を演算する。本実施例において、像プ
レ量記憶回路52に記憶されている像プレ量のレコード
時間は100m5なので、像プレ量分割回路53におけ
るシャッター秒時相当時間による分割は、シャッター秒
時が1/30の場合3分割、1/6oの場合6分割、1
/125の場合12分割される。像プレ量演算回路49
で演算される像プレ量は例えば第7図に示すように変化
していて、第7図中斜線で囲む部分が像プレ量記憶回路
52に記憶される。記憶された像プレ量を拡大したもの
が第8図である。そして、この記憶された像プレ量が像
プレ量分割回路53により設定されたシャッター秒時相
当時間により時系列的に分割され、各分割時間内におけ
る像プレ量の最大値と最小値との差の絶対値を演算した
もの(以下この値を像プレ量値と称す)が第9図である
54は像プレ量比較判定回路で、像プレ量分割回路53
からの各像プレ値a(a、、a2゜aSr・・・a、1
)と基準像プレ量設定手段55からの基準ブレ値すとを
夫々比較する。基準像ブレ値すはフィルム面上で許容さ
れる像プレ値以下であればよく、本実施例では最小錯乱
円を考慮して35μmとしている。59はズームレンズ
駆動部14を駆動させるズームレンズ駆動回路、56は
制御不能を警告表示するファインダー内あるいはカメラ
外面に設置された液晶、LED等からなる表示器57を
駆動する警告表示駆動回路で、夫々像ブレ量比較判、定
回路54により作動される。また、警告表示駆動回路5
6はTV・八、演算回路43からの指示によっても作動
される。
ここで像プレ量比較判定回路54の作用と、判定結果に
基づくシステムの動作を説明する。
像プレ量比較判定回路54は、像プレ量分割回路53か
らの像プレ値a(a、、a、、・・・an)と、基準像
プレ値設定手段55からの基準像ブレ値すとを比較し、
全ての像プレ値が、a≦bであれば設定TV値と同じT
V値を出力し、これをTV−AV演算回路43に出力す
る。また像プレ値の1つでも、a<bの場合は像プレ量
分割回路53にTV値を1段増したシャッター秒時相当
の時間による分割(例えばTVが1760の場合、Tv
−Tv+ 1 =1/125.12分割)が指示される
。そして、再分割指示後、像プレ量分割回路53から得
られた像プレ値a′は像プレ量比較判定回路54に再人
力され、像プレ値a′と基準像ブレ値すとを再比較する
。ここで、a≦bであればTV−AV演算回路43へT
v−Tv+1を出力し、a’ <bであれば上記のこと
を繰返す。
次に像プレ量比較判定回路54から、TV=T、+nの
値が出力された場合のTv−Av演算回路43の動作に
ついて説明する。
Tv−Av演算回路43にTv=Tv+nの値が像ブレ
量比較判定回路54から入力されると、TV・AV演算
回路では絞り出し直しによるプログラムシフト処理とフ
ィルムラチチュード処理が行なわれる。
■ 絞り出し直しによるプログラムシフト処理この処理
は、Tv ” Tv + nの値が入力した場合、プロ
グラム部45のプログラムに拘束されずにシャッター駆
動回路46にTv= Tv+ n s絞り駆動回路4フ
にA、=^、−nの値を出力する。
すなわち、シャッター秒時の増加した段数nだけ絞り値
の段数を減することにより、像プレ許容範囲内で被写体
の露出を正常に保りたままで、しかも撮影者の撮影意図
(この場合はプログラム部45のプログラム)に近い状
態で撮影可能となる。
この時、AV−n <Avo  (撮影レンズのFNO
)の場合は制御不能となり、警告表示駆動回路56へ信
号を出力し表示器57を駆動させ警告する。
■ フィルムラチチュード処理 この処理は、 DXコード6aから読取ったフィルムラ
チチュードを加味して絞り値を決めるもので、例えばフ
ィルムラチチュードがフィルム÷3 感度に対して−1の場合は一1段までTV値又はAV値
の増加を許容できるので、Tv=Tv+1が像プレ量比
較判定回路54から出されたとすると、シャッター駆動
回路46にTV+1、絞り駆動回路47にAVを出する
。したがって、この場合は絞り効果を変えないで像プレ
許容範囲内に抑えた写真を撮影することが可能となる。
また、AV−n<Avoの場合でも、TV値の増加段数
nがフィルムラチチュードの一側許容範囲と等しいと、
シャッター駆動回路46にTV+n絞り駆動回路47に
^、−Av0=Qを出力し、さらにTV値の増加段数n
よりもフィルムラチチュードの一側許容範囲が大きいと
、シャッター駆動回路46にTv+n、絞り駆動回路4
7にその許容範囲内で初期設定されたAV値を超えない
で、できるだけAV値に近い値が出力される。
そして、フィルムラチチュードの範囲から外れた場合は
前述したプログラムシフト処理と同様に表示器57を駆
動し警告表示を行なう。
以上が像プレ量比較判定回路54からTv=Tv+nの
値が出力された場合のTv−AV演算回路43における
動作説明である。さらに、本実施例では像プレ防止方法
として焦点距離変更処理を備えており、以下にこの処理
を説明する。
■ 焦点距離変更処理 像プレ量比較判定回路54からTV+nの値が出力され
た場合、像プレ量比較判定回路54では焦点距離変更処
理が行なわれる。この処理は、レンズ距離検出手段51
からのレンズ距離を見て、望遠側にある場合はこれを広
角側に変更するため信号をズームレンズ駆動回路59に
出力し、前述したズームレンズ駆動部14に給電しレン
ズ焦点距離を変更するとともに、アパーチャーマスク1
9のモータ19aにも給電を行なってマスク本体19a
の角孔を角孔19gから角孔19hに変更させる。そし
て、再度プレ演算回路で像プレ量を変更されたf値で演
算し直し、像プレ量記憶保持回路52で記憶保持された
像プレ量に対してプログラム部45のプログラムに基づ
いて設定されたシャッター秒時相当の時間で像プレ量分
割回路53において分割を前述の場合と同様に行なう。
、そして、得られた像プレ値aを像プレ量比較判定回路
54で基準像プレ値と比較し、a≦bであれば設定され
たTv値、AV値を再出力する。これにより、シャッタ
ー秒時、絞り値を変更することなく像プレ量を許容範囲
内で抑えた写真を撮影することが可能となるとともに、
アパーチャーマスク18の角孔を角孔19gから角孔1
9hに変更したことにより撮影者が設定した視野枠で写
真を撮影することが可能となる。
また、レンズ焦点距離が広角端あるいは広角端にしても
プレ量が許容できない場合は上記と同様に警告駆動回路
56へ出力し表示器57を駆動し警告表示を行なう。
なお、本実施例では、像プレ量分割回路53からTv 
” Tv + nの値が出力された場合、先ず絞り出し
直しによるプログラムシフト処理を行い、この処理でも
撮影不可能であるとフィルムラチチュード処理を行い、
さらにこの処理でも撮影不可能であると焦点距離変更処
理を行ない、この焦点距離変更処理でも撮影不可能の場
合に表示器57を駆動して警告表示を行うようにしてい
る。
ここでの、■−〇−〇の各処理の序列は、撮影時の優先
度を(i)フレーミング、(it)適正露光、(ili
)絞り、シャッター効果としたもので、必ずしも絶対的
なものでないことを付記する。
58はシャッターであり、前述の如くシYツタ−駆動回
路46ヘシヤツター秒時絞り駆動回路47へ絞り値が出
力されると設定シャッター秒時で走行する。このときシ
ャッターの走行開始信号で像プレ量演算回路49の演算
を開始し、像プレ量記憶回路52へ像ブレ量を出力する
。そしてシャッター走行完の信号で像プレご記憶回路5
2のデータを記憶保持する。このデータを像プレ量分割
回路53に出力して分割を行なうが、最初のシャッター
予備走行時間と最後の余裕走行時間の分を除いて分割す
る。すなわち全開秒時(シャッターが完全に開く最大の
シャッター秒時)の場合は分割1である。この像プレ量
と基準像プレ量すの値とを像プレ量比較判定回路54で
比較しプレ量の方が多い場合には警告表示駆動回路56
に警告の表示を指示して表示器57を駆動し、撮影者に
撮った写真がブしているので再度撮影することをうなが
す。前述の警告と区別するため前述のものを点滅として
こちらを点灯としてもよい。又表示内容を変えることも
当然可能である。
続いて上記実施例の構成によるカメラの作動について説
明する。 本実施例のカメラ1に35〜70/F2.8
の撮影レンズを装着する。
カメラのプログラム部45には第6図の如く露出のプロ
グラム線図が設定されているものとする。このカメラに
パトローネ(DXマーク付ISO100  ラチチュー
ド  )を装着することによすDXコード6aからIS
O100の信号及びラチ+3 チュードがフィルム感度に対して  の信号がDX接点
7を介してTVAV演算回路43に供給可能となる。次
に電源SW(図示せず)を投入することにより本システ
ムを含めたカメラのシステムがスタンバイ状態になる。
第1ストロークスイツチSWIを押すことにより測光及
びプレ量測定を開始する。例えばevo −2のとき、
DXコード6aとプログラム部45よりTV=6(17
60)、^−= 4 (FNo= 4 )となる。
次にプレ量測定について述べる。加速度センサー3aと
加速度センサー3bの信号が像プレ量演算回路49に出
力される。像プレ量演算回路49では加速度センサー3
aと加速度センサー3bの差分にレンズ焦点距離検出手
段51からの信号を含めてあらかじめ設定された重み付
けを行ない、これを2凹稜分してフィルム面上での像プ
レ量として像プレ量記憶回路52へ出力する。像プレ量
記憶回路52では像プレ量演算回路49からの信号を、
100m5の時間分を記憶し順次新しい信号により更新
する。第2ストロークスイツチSW2がONシた時点で
更新をやめ第2ストロークスイツチsw2がONする前
100m5の像プレ量データを記憶保持する。
これについて加速度センサー2aと加速度センサー2b
ついて同様に行ない第2ストロークスイッチ5W2ON
前100m5のデータを記憶保持する。
次に第2ストロークスイツチSW2がONすることによ
り像プレ量分割回路53では設定TV値に対してプレ量
を比較する。第7図は加速度センサー3aと加速度セン
サー3bの差分からフィルム面上でのプレ量を測定換算
したグラフである。第8図は第7図のa時点で第2スト
ロークスイッチSW、がONシた時のプレ量記憶回路5
2のデータである。ここではTV=6がTv−Av演算
回路43から出力されているため100m5のデータを
6分割し、各分割像プレ値al”−’afiを像プレ量
比較判定回路54へ出力する。そして基準像プレ量設定
手段55からの基準像プレ値b(ここでは35μm)と
比較する。第9図を見てわかるように35μmでは6分
割の内3つがオーバーしていることがわかる。この場合
は、再度像プレ量分割回路53でTV+ 1 = 7の
値すなわち12分割行ない像プレ量比較判定回路54で
基準像プレ値b(35μm)と比較する。第9図に示す
如くこの場合の像プレ値a1°+a2°・・・a12°
は全て35μm以下とわかる。その際、加速度センサー
2a。
2b、3a、3bの両方のデータに対して比較判定を行
ないプレ量の多い方の値で新しいTV値を出力する。こ
こで像プレ量比較判定回路54からTv+1の値をTV
AV演算回路43に出力し、TVAV演算回路43では
プログラムシフト処理が行なわれてプログラム部45の
第6図に示すプログラム線図を無視して同E、線上のA
V−3を演算する。これによりシャッター駆動回路46
へTV=7、絞り駆動回路47へAy−AvO−0を出
力し、カメラのシーケンスにそってミラーがアップし絞
り駆動部16がA、−Av=Oに絞りを設定しシャッタ
ーが1/125  (TV−7)で走行する。
次にプログラムシフト処理でも撮影不可能と判定された
場合のフィルムラチチュード処理について述べる。上述
と同様に測光回路42よりBvo”6の信号が与えられ
たとする。しかしここではプレ量が大きく像ブレ量比較
判定回路54からTV=8の信号がTVAV演算回路4
3に出力されたとする。TVAV演算回路43では第6
図の同Ev線上からAV=2を演算する。しかし装着レ
ンズはAv0=3であり、制御不能となる、この場合D
xコード6aからのラチチュードがフィルム感度に対し
て43の信号を比較して−1段まl で許容できるので、シャッター駆動回路46へTV=8
、絞り駆動回路47へAV−AvO= Oの信号を出力
する0次にもっとプレ量が大きくプレ量比較判定回路5
4からTV=9の信号がTVAV演算回路43に出力さ
れた場合、TVAV演算回路43では第6図の同Ev線
上からAV= 1を演算する。すなわちOXコード6a
からのラチチュード+3 がフィルム感度に対して−1の信号を含めても装着レン
ズの絞り制御範囲外となる。フィルムラチチュード処理
でも撮影不可能と判定されると、焦点距離変更処理が行
なわれる。この処理が指示されると、レンズ焦点距離検
出手段51の値を見てレンズが望遠側か広角側かを判定
し、望遠側にある場合はズームレンズ駆動@路59へ出
力しズームレンズ駆動部14に給電して広角端へ駆動す
るとともにアパーチャーマスク19のモータ19eに給
電してマスク本体19aを巻上げ、角孔を角孔19gか
ら角孔19hに変更する。広角端に駆動したことでレン
ズ焦点距離検出手段51の信号が変更され、再度この値
で像プレ量記憶回路52にあるるデータを演算し、像プ
レ量記憶回路52のデータを書き換える。そしてプレ分
割を行ない基準像プレ値と比較しTv値(TV= 8 
)の判定を行なう。このTv値により像ブレが許容でき
ると判定された場合は絞り及びシャッターが駆動される
。また、像ブレが許容できないと判定された場合はシャ
ッター駆動回路46及び絞り駆動回路47への出力をや
め警告表示駆動回路56へ出力し表示器57を駆動制御
し表示する。
次にシャッター走行時には上述の如くシャッター駆動回
路46へTv=Tv”、絞り駆動回路47へAV−Av
o=0の信号が夫々出力され、シャッター58及び絞り
15が駆動されるが、シャッター58が走行するとき、
シャッター走行開始でプレ量が演算されシャッター走行
完でプレ量が記憶保持される。このデータを分割し基準
像プレ値と比較することによりシャッター走行中のプレ
量が許容プレ量であるかを判別し、像プレ量の方が大き
い場合には警告表示される。
本実施例では像プレ量を記憶保持しこの保持した像プレ
量を基準像プレ値と比較しているが、リアルタイムでカ
メラプレを設定したレンズ焦点距離およびシャッター秒
時を加味して設定したシャッター秒時による所定時間で
分割し、演算して許容レンズ焦点距離をファインダー内
外に表示してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、カメラブレの影響
で生じる像ブレが設定シャッター秒時において許容でき
るか否かを判定し、否と判定したときに撮影レンズの焦
点距離の変更が行なわれて像ブレの発生がより少ない焦
点距離で撮影できるので、撮影者のカメラブレに対する
能力に応じて像ブレのない写真を撮影することができる
といった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明によるカメラの一実施例を示す斜視図、
第2図はその断面図、第3図は加速度センサーの一部切
欠斜視図、第4図はブロック図、第5図はカメラブレ愈
と像プレ量との関係を示す図、第6図はTv−Av線図
、第7図は像プレ波形、第8図は像プレ波形図の部分拡
大図、第9図は像プレ分割図、第10図はアパーチャー
マスクの斜視図、第11図はそのマスク本体の平面図を
示している。 1:カメラ本体、 2a、2b、3a、3b:加速度センサー、4ニゲリツ
プ     5:カメラ接点、6:フィルムパトローネ
、 7:D×接点、    19ニアパーチャーマスク41
:測光センサー、 42:測光回路、43:Tv・^、
演算回路 45ニブログラム部、46:シャッター駆動
回路、 47:絞り駆動回路、 48:カメラプレ量検出手段、 49:像ブレ量演算回路、 50:被写体距離検出手段、 51:レンズ焦点距離検出手段、 52:像ブレ量記憶回路、 53:像ブレ量分割回路、 54:像プレ量比較判定回路、 55:基準像プレ量設定手段、 56:警告表示駆動回路、 57:表示器、     58:シャッター、59:ズ
ームレンズ駆動回路。 第1図 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 加速度からカメラブレ量を検出するカメラブレ量検出手
    段と、撮影レンズの焦点距離情報と該カメラブレ量検出
    手段からのカメラブレ量に基づいて設定シャッター秒時
    が像ブレを許容できるか否かを判定し、否と判定したと
    きに焦点距離の変更を指示する手段とを備えたことを特
    徴とする像ブレ防止カメラ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0267322U (ja) * 1988-11-09 1990-05-22
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