JP2017068183A - 撮像装置 - Google Patents

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一彰 山名
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Abstract

【課題】振動、落下などの外乱により視野率が変化しにくい光学ファインダを提供すること。
【解決手段】観察光路を正立正像に変換反射するペンタプリズム(8)と、前記ペンタプリズム(8)を保持する保持部材1(21)と、被写体の観察エリアを決定する視野枠(18)と、前記視野枠(18)を保持する保持部材2(23)を有したファインダユニット(100)と、撮像素子(15)と、前記ファインダユニット(100)と、前記撮像素子(15)の位置関係の少なくとも一部を決定する筐体部材(19)を有した撮像装置であって、前記保持部材1(21)は筐体部材(19)に固定され、前記保持部材2(23)は観察光路と垂直な平面を移動可能なように構成され、前記筐体部材(19)に固定されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、被写体を観察する光学ファインダに関し、主にその内部構成に関する。
被写体を観察する光学ファインダと撮影光路内外を移動可能なミラーと、被写体を撮像する撮像素子を備えたカメラが知られている。
このようなカメラでは、光学ファインダ内の観察エリアを決定している視野枠と撮像素子の撮像エリアを決定している撮像枠が略同一であることが望ましい。
このため、前記カメラの製造工程では、視野枠と撮像枠の一致度を示す値である視野率を保証するため、高精度な調整が行われている。
また、ユーザーの使用環境において、カメラの振動や落下などの外乱が発生しても上記視野枠と撮像枠の相対位置を一定に保つため、光学ファインダはミラーボックス部材などの筐体に強固に固定されている(特許文献1参照)。
特開2007−187727号公報
しかしながら、従来例のような光学ファインダは、ペンタプリズム、接眼レンズなどの光学部品にて構成されている。
そのため、重量が重く、振動や落下などにより、慣性力が大きく作用し、従来の光学ファインダの固定方法では、筐体から動いてしまい、視野枠が動き、視野率が変化するという問題があった。
本発明は、上記従来例を鑑みたものであり、その目的は、振動、落下などの外乱により視野率が変化しにくい光学ファインダを有した撮像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、
観察光路を正立正像に変換反射するペンタプリズム(8)と、
前記ペンタプリズム(8)を保持する保持部材1(21)と、
被写体の観察エリアを決定する視野枠(18)と、
前記視野枠(18)を保持する保持部材2(23)を有した
ファインダユニット(100)と、
撮像素子(15)と、
前記ファインダユニット(100)と、前記撮像素子(15)の
位置関係の少なくとも一部を決定する筐体部材(19)
を有した撮像装置であって、
前記保持部材1(21)は筐体部材(19)に固定され、
前記保持部材2(23)は観察光路と垂直な平面を移動可能なように、
前記筐体部材(19)に固定されている
ことを特徴とする。
本発明に係る撮像装置によれば、ペンタプリズムと視野枠がそれぞれ別体化され、筐体部材に固定されているため、視野枠を保持するユニットの重量は軽く、慣性力の影響を受けにくい。そのため、振動、落下などの外乱により視野率が変化しにくい光学ファインダを提供することが可能となる。
本発明のデジタル一眼レフカメラの構成図 本実施例におけるファインダユニット100の構成図。 本実施例におけるペンタユニット101の構成図 本実施例におけるFSユニット102の構成図 本実施例における視野率調整を説明するための図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5を参照して、本発明の実施例による、デジタル一眼レフカメラについて説明する。図1は本発明のデジタル一眼レフカメラの構成図で、光学ファインダ観察状態を示している。
図1において、1はカメラ本体、2は交換レンズである。光学ファインダ観察状態では、交換レンズ2を通った撮影光束は、主ミラー3により、90°上方に反射される。また、主ミラー3はハーフミラーで構成され、主ミラー3を一部透過した撮影光束は、サブミラー4によりカメラ本体1の底面方向に反射される。底面方向に反射された撮影光束はAFユニット5に導かれる。
AFユニット5は、従来から一眼レフカメラに用いられている位相差AF方式で構成されている。主ミラー3により、90°上方に反射された撮影光束は、ピント板6に結像する。ピント板6の結像面は、撮影面と光学的に等距離な位置に配置されている。
7は高分子分散液晶パネル(以下PN−LCDと称する)で、PN−LCD7はピント板6の直上に配置されている。PN−LCD7は非通電時には拡散状態になり、通電時に透過状態になる高分子分散液晶で構成されている。
8はペンタプリズム、9は接眼レンズユニットで、ピント板6に結像した像をPN−LCD7を通し、ファインダ像として観察できるように構成されている。
10は測光ユニットで、測光ユニット10はピント板6の拡散光をヤブにらみ方向から検出して被写体の測光を行う。
11は情報表示ユニットで、TN液晶パネルとバックライト等で構成される。情報表示ユニット11から出た光はプリズム12を介してペンタプリズム8に入り、接眼レンズユニット9を通してファインダ像の下側に観察される。
13はPN−LCD7の照明用のライトガイドバーである。ライトガイドバー13は第1の情報表示パネルと対向する側に配置されている。
14はシャッターユニットである。シャッターユニット14は縦走りのフォーカルプレーンシャッターで構成されている。
15は撮像素子で、CMOSセンサー等で構成される。また、上記撮像素子により、撮像される写真の範囲いわゆる撮像枠が決定される。
16は交換レンズ2に内蔵された撮影光学系である。撮影光学系16はカメラ本体1からのコントロールにより、フォーカス調整が可能な構成をとっている。
17は絞りである。絞り17はカメラ本体1からのコントロールにより、開口径の調整が可能な構成をとっている。
18は視野マスクであり、視野の範囲いわゆる視野枠を決定する。また、前記撮像枠と、視野枠の位置により、視野率(視野枠と撮像枠の一致度を示す値)が決定される。
100は、ファインダユニットであり、本実施例におけるファインダユニット100は、後述するが、ペンタプリズム8や、接眼ユニット9、測光ユニット10を有するペンタユニット101(図2)と、ピント板6やPN−LCD7、視野マスク18、ILC表示パネル11を有するFSユニット102(図2)に分離することができる。
図1において、撮影動作が行われる場合、主ミラー3とサブミラー4が上方に跳ねあげられ、シャッターユニット14と絞り17により露光量がコントロールされて撮像素子15で撮影が行われる。撮影後、主ミラー3とサブミラー4は図1の位置に戻る。
図2は本実施例におけるファインダユニット100の構成図である。
本実施例におけるファインダユニット100は、ペンタユニット101と、FSユニット102に分離される。
19はミラーボックス部材であり、ミラーボックス部材19は、ファインダユニット100を保持しているほか、主ミラー3やAFユニット5、シャッターユニット14、撮像素子15を保持し、その位置を決定しているが、図面簡略化のため、ファインダユニット100と、ミラーボックス部材19のみ表示している。
ペンタユニット101は、ビス20により、ミラーボックス部材19に締結される。
また、後述するが、FSユニットは、ミラーボックス部材19に接着される。
図3は本実施例におけるペンタユニット101の構成図である。
ペンタユニット101は、ペンタプリズム8、接眼レンズユニット9、測光ユニット10で構成される。ここで、本実施例におけるファインダユニット100の測光ユニット10は、接眼レンズ蓋22に取り付けられるが、図面簡略化のために省略している。
21は、ペンタ保持部材であり、ペンタプリズム8および、接眼レンズ27〜29からなる接眼ユニット9を保持する。
22は、接眼レンズ蓋であり、接眼レンズユニットが光軸から垂直方向に抜けないように蓋をする役割を果たしている。また、接眼レンズ蓋22は、ビス30により、ペンタ保持部材21に締結されている。
27は、G1レンズである。28は、G2レンズである。G2レンズは、視度補正のために光軸方向に移動するが、公知の技術のため説明を割愛する。29は、G3レンズである。本実施例における接眼ユニット9は3枚のレンズにより構成される。G3レンズ29は、撮影者に一番近い場所に配置されている。
図4は本実施例におけるFSユニット102の構成図である。
FSユニット102は、ピント板6、PN−LCD7、情報表示ユニット11、視野マスク18で構成される。
23は、PN−LCD保持部材であり、PN−LCD7、ライトガイドバー13、情報表示ユニット11を保持する。
24は、FS保持部材であり、ピント板7、視野マスク18を保持する。
25は、ペンタマスクであり、主に情報表示ユニット11の情報枠として使用する。また、ペンタマスク25は、両面テープなどでPN−LCD保持部材23に固定される。
26は、ゴミ侵入防止部材であり、ファインダユニット100がミラーボックス部材19に組み込まれた状態では、ペンタ保持部材21とPN−LCD保持部材23の間で潰されることでゴミの侵入を防止する。また、後述する視野率調整では、固定されたペンタ保持部材の下をFSユニット102と一体的にゴミ侵入防止部材が潰されたまま、滑るように移動する。
31は、PN−LCD固定テープであり、ライトガイドバー、PN−LCDをPN−LCD保持部材23に固定するために使用する。
32は、ピント調整ワッシャであり、その厚みによりピント板の光軸方向の位置を調整する。
33は、ピント板抑えバネであり、その両端である33a、33bをFS保持部材24に引っ掛けてピント板6、視野マスク18、ピント調整ワッシャ32を光軸方向に押しつけている。
34は、情報表示ユニット11を保持する情報表示ユニット保持部材である。
FS保持部材24はビス35、情報表示ユニット保持部材34はビス36によってそれぞれPN−LCD保持部材24に締結されていることで、ユニット化されている。
次に、図5を用いて前記撮像枠と前記視野枠の相対位置の調整、つまり、視野率の調整について説明する。
本発明におけるデジタル一眼レフカメラでは、前記撮像枠を固定した状態で、視野率の調整を行う。視野率の調整には、図5−1のように、視野枠の位置を移動させ、固定された撮像枠と視野枠を合わせる。具体的には、本発明のファインダユニット100では、ペンタユニット101(図2)は、ミラーボックス部材19に固定し、FSユニット102(図2)の位置をベクトルXまたは、ベクトルZの方向に移動させる。
上記により、FSユニット102(図2)と一体的に移動する視野マスク18の位置を移動させ、視野率を調整する。
ここで、FSユニット102(図2)を移動させる手段は複数あるが、例えば、PN−LCD保持部材23(図4)に設けた突起23aや23bを不図示の冶具により掴んでベクトルXまたはベクトルYの方向に移動させる方法でもよい。また、PN−LCD保持部材23に設けた固定部23cは、ペンタユニット101(図2)とFSユニット102(図2)をミラーボックス部材19に取り付けた際も、ペンタユニット101から露出するように構成している。
図5−2のように、FSユニット102を、所望の視野率の位置まで移動したら、PN−LCD保持部材23に設けた固定部23cとミラーボックス部材19に設けた固定部19aに接着剤22を塗布することでミラーボックス19とFSユニット102を固定する。
ここで、本実施例によれば、一眼レフカメラをユーザーが使用環境下において、たとえば、あやまって落下させてしまった場合でも、ペンタユニット101とFSユニット102が分離されているため、ペンタプリズム8のような重い部品の慣性がFSユニット106、視野マスク18に伝達されにくい。そのため、視野マスク18の位置が変化しにくく、視野率が変化しにくい。
また、ペンタユニット101とFSユニット102の間にはゴミ侵入防止部材があり、常にゴミの侵入を防いでいるため、PN−LCD7や、ペンタプリズム8を取り外し、ゴミを除去する作業が不要となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 カメラ本体、2 交換レンズ、3 主ミラー、4 サブミラー、5 AFユニット、
6 ピント板、7PN−LCD、8 ペンタプリズム、9 接眼レンズユニット、
10 測光ユニット、11 情報表示ユニット、12 プリズム、
13 ライトガイドバー、14 シャッターユニット、15 撮像素子、
16 撮影光学系、17 絞り、18 視野マスク、19 ミラーボックス部材、
26 ゴミ侵入防止部材、100 ファインダユニット、101 ペンタユニット、
102 FSユニット

Claims (4)

  1. 観察光路を正立正像に変換反射するペンタプリズム(8)と、
    前記ペンタプリズム(8)を保持する保持部材1(21)と、
    被写体の観察エリアを決定する視野枠(18)と、
    前記視野枠(18)を保持する保持部材2(23)を有した
    ファインダユニット(100)と、
    撮像素子(15)と、
    前記ファインダユニット(100)と、前記撮像素子(15)の
    位置関係の少なくとも一部を決定する筐体部材(19)
    を有した撮像装置であって、
    前記保持部材1(21)は筐体部材(19)に固定され、
    前記保持部材2(23)は観察光路と垂直な平面を移動可能なように構成され、
    前記筐体部材(19)に固定されている
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記保持部材2(23)は、前記観察光路において、
    前記保持部材1(21)よりも被写体側に配置され、
    前記保持部材1(21)と、前記保持部材2(23)を
    前記筐体部材(19)に固定した時、
    前記保持部材2(23)の固定部(23c)が、
    前記保持部材1(21)から露出するように構成している
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記保持部材1(21)と、前記保持部材2(23)の間には、
    外部から侵入するゴミを遮断するシーリング部材(26)が配置され、
    前記保持部材2(23)は、
    前記シーリング部材(26)の少なくとも一部をつぶした状態で
    前記撮影光路と垂直な平面を移動する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記ファンダユニット(100)はさらに透過型液晶素子(7)を有し、
    前記透過型液晶素子(7)は、
    前記保持部材2(23)により保持されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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