JPH0915669A - 防振機能を備えた水中用カメラ - Google Patents

防振機能を備えた水中用カメラ

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JPH0915669A
JPH0915669A JP7189863A JP18986395A JPH0915669A JP H0915669 A JPH0915669 A JP H0915669A JP 7189863 A JP7189863 A JP 7189863A JP 18986395 A JP18986395 A JP 18986395A JP H0915669 A JPH0915669 A JP H0915669A
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JP
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shake
vibration
image
optical system
control means
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JP7189863A
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Kenzaburo Suzuki
憲三郎 鈴木
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラの揺れに起因する像位置変動を補正す
ることのできる、防振機能を備えた安価な水中用カメラ
を提供すること。 【構成】 撮影光学系の物体側に着脱自在に装着された
アタッチメント部を備え、アタッチメント部は、撮影光
学系のブレ情報を検出するためのブレ検出手段と、ブレ
検出手段からのブレ情報と主制御手段からの作動シーク
エンス情報とに基づいてブレ補正指令を生成するための
ブレ制御手段と、撮影光学系を介してフィルム面に形成
される像の位置をシフトさせるための防振光学手段と、
撮影光学系のブレに起因する像の位置変動を補正するた
めに、ブレ制御手段からのブレ補正指令に基づいて防振
光学手段を駆動するための駆動手段と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防振機能を備えた
水中用カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】本明細書において、光学系のブレ(揺
れ)に起因する像位置の変動を補正することを「防振」
または「防振補正」という。従来の防振技術は、もっぱ
ら空気中で用いられる光学系や光学システムに関するも
のであり、水等の液体中で用いる光学系や光学システム
に対する防振技術は未だ提案されていない。例えば、水
中において撮影を行う場合、クローズアップレンズと視
野枠とが一体となった接写装置を水中カメラに装着した
り、撮影レンズを装着した一眼レフレックスカメラを水
中用ハウジング内に収容したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水中に
おいては三脚等の支持手段によってカメラを安定的に保
持することができないので、水流、海流、波等によるカ
メラの揺れ(すなわち光学系のブレ)が発生し易い。そ
の結果、カメラの撮影レンズによって形成される像の位
置が変動し、画質の低下を招くという不都合があった。
まして、水中においては、スローシャッターやスローシ
ンクロによる撮影を行うことができず、作画手段(撮影
表現手段)が限られていた。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、カメラの揺れに起因する像位置変動を補正す
ることのできる、防振機能を備えた安価な水中用カメラ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、被写体の像をフィルム面に形成
するための撮影光学系と、カメラの作動シークエンスの
制御を行う主制御手段とを有する水中用カメラにおい
て、前記撮影光学系の物体側に着脱自在に装着されたア
タッチメント部を備え、前記アタッチメント部は、前記
撮影光学系のブレ情報を検出するためのブレ検出手段
と、前記ブレ検出手段からのブレ情報と前記主制御手段
からの作動シークエンス情報とに基づいてブレ補正指令
を生成するためのブレ制御手段と、前記撮影光学系を介
して前記フィルム面に形成される像の位置をシフトさせ
るための防振光学手段と、前記撮影光学系のブレに起因
する前記像の位置変動を補正するために、前記ブレ制御
手段からのブレ補正指令に基づいて前記防振光学手段を
駆動するための駆動手段と、を備えていることを特徴と
する防振機能を備えた水中用カメラを提供する。
【0006】本発明の好ましい態様によれば、前記ブレ
制御手段は、前記ブレ検出手段からのブレ情報に基づい
て適切な作動シークエンス情報を前記主制御手段にフィ
ードバックし、前記主制御手段は、前記ブレ制御手段か
らフィードバックされた作動シークエンス情報に基づい
て作動シークエンスを制御し直す。
【0007】
【発明の実施の形態】まず、上述のように構成された本
発明の水中用カメラについて、システム構成上の特徴お
よび利点を説明する。本発明においては、ブレ検出手段
や防振光学手段等からなる防振のための機構をカメラ本
体に対して着脱自在な防振アタッチメントとして構成し
ている。このような構成は、カメラ本体の軽量化に有効
であるばかりでなく、普通の水中用カメラからなるカメ
ラ本体に対して大きな変更を要しないという利点があ
る。
【0008】すなわち、カメラの作動シークエンスを制
御するためのカメラ本体側の主制御手段を、防振アタッ
チメント側の防振システムに対応させて変更するだけで
よい。この場合、主制御手段の変更は、たとえばソフト
ウェア上のわずかな修正に他ならない。このため、もと
もと高価な水中用カメラ本体の価格を大きく上昇させる
ことなく、防振アタッチメントを随時装着するだけで防
振機能を備えた水中カメラを実現することが可能にな
る。
【0009】また、本発明にかかる防振アタッチメント
は、汎用性を有し且つ着脱自在に構成されている。した
がって、本発明にかかる防振アタッチメントを他の水中
用カメラにもそのまま使用することも可能である。この
ような汎用性防振アタッチメントの使用により、本発明
のシステムとしての経済性が著しく向上する。
【0010】以下、本発明の実施例を、添付図面に基づ
いて説明する。図1は、本発明の実施例にかかる防振機
能を備えた水中用カメラの構成を概略的に示すブロック
図である。図1の防振機能を備えた水中用カメラは、通
常の(防振機能を備えていない)水中用カメラと基本的
に同じ構成を有するカメラ本体15を備えている。カメ
ラ本体15内には、水中の被写体(不図示)からの光を
フィルム面2に結像させる撮影光学系1、およびカメラ
全体の作動シークエンスを制御する主制御部6が設けら
れている。
【0011】また、撮影光学系1の光路中にはシャッタ
セクタ4が配置され、このシャッタセクタ4はシャッタ
ユニット3によって駆動されるようになっている。すな
わち、シャッタユニット3は、主制御部6からの作動シ
ークエンス指令に基づいてシャッタセクタ4の開閉を行
い、シャッタスピードや絞りを制御する。また、カメラ
本体15内には、被写体の明るさを検出する測光部5が
設けられている。測光部5は被写体側から集光レンズと
受光素子とを有し、検出結果を主制御部6に供給する。
【0012】図1の水中用カメラはさらに、カメラ本体
15の物体側(被写体側)に着脱自在に装着された防振
アタッチメント10を備えている。防振アタッチメント
10内には、撮影光学系1の光軸AX上に配置された防
振光学装置11が設けられている。防振光学装置11
は、駆動部9によって駆動され、撮影光学系1によって
フィルム面2に形成される像の位置をシフトさせること
ができる。なお、防振光学装置11として、後述するよ
うに、光学くさび、フロントコンバーター、クローズア
ップレンズ等の光学系を用いることができる。
【0013】防振アタッチメント10内には、カメラ全
体のブレ情報、すなわち撮影光学系1のブレ情報を検出
するためのブレ検出部7が設けられている。ブレ検出部
7は、所定位置に複数配置された加速度センサーまたは
速度センサー等を有し、検出結果(X,Y,Z方向の加
速度や速度を表す信号)をブレ制御部8に供給する。ブ
レ制御部8は、主制御部6からの作動シークエンス情報
(すなわち測光部5で測定した被写体の明るさ、設定絞
り値、シャッタースピード、フィルム感度等)とブレ検
出部7からのブレ情報とに基づいてブレ補正指令を生成
し、生成したブレ補正指令を駆動部9に供給する。
【0014】防振光学装置11が光学くさびからなる場
合、ブレ補正指令とは、光学くさびの頂角の大きさ、頂
角を変化させる速度や加速度等をいう。また、防振光学
装置11がフロントコンバーターまたはクローズアップ
レンズからなる場合、ブレ補正指令とは、駆動すべきレ
ンズ群の偏心位置、駆動速度や駆動加速度等をいう。こ
うして、ブレ制御部8からのブレ補正指令に基づいて駆
動部9が防振光学装置11を駆動することにより、撮影
光学系1のブレに起因する像位置の変動が補正される。
なお、防振補正を行う場合、防振光学装置11の光学性
能において、特に防振に伴う収差の変化が充分に小さい
ことが望ましいことはいうまでもない。
【0015】ブレ制御部8では、ブレ補正指令の生成と
ともに、生成したブレ補正指令に対して適正なシャッタ
ースピードや絞り値等のデータを求める。これらの適正
なシャッタースピードや絞り値等のデータが主制御部6
にフィードバックされ、主制御部6ではカメラの作動シ
ークエンスを制御し直すことが望ましい。このとき、カ
メラ本体の作動シークエンスの制御方式として、絞り優
先モードや、シャッタースピード優先モードや、スロー
シンクロや、スローシャッターなど各種の方式が考えら
れる。したがって、これらの方式に適した形で、ブレ制
御部8から主制御部6に上述のデータが供給されること
が好ましい。
【0016】図2は、図1の防振光学装置11として光
学くさび12を用いた例を示す図である。ここで、光学
くさびとは、頂角を変化させて透過する光線に偏角を与
える光学系であって、様々な構成が考えられる。しかし
ながら、本発明においては、以下のような構成が望まし
い。
【0017】すなわち、本発明において、透明な屈折力
を有しない一対の光学部材を対向配置することによって
光学くさびを構成するのが好ましい。なお、透明な屈折
力を有しない光学部材として、たとえばガラスやプラス
チック等の光学材料からなる平行平面板がある。そし
て、少なくとも最も物体側の面が水に接し、一対の光学
部材の間には水よりも小さい屈折率を有する液体または
気体が封入されている。
【0018】こうして、一対の光学部材のうち少なくと
も一方を駆動することによって、一対の光学部材の間に
形成される液体部分または気体部分の頂角を変化させ
る。その結果、プリズム作用により、一対の光学部材の
間に封入された液体部分または気体部分を透過する光線
に偏角を与え、後続する撮影光学系で形成される像の位
置をシフトさせることができる。
【0019】具体的は、図2に示すように、光学くさび
12は、物体側から順に、平行平面板P1と、平行平面
板P2とから構成されている。平行平面板P1の物体側
の面および平行平面板P2の像側の面はそれぞれ水に接
している。また、平行平面板P1と平行平面板P2との
間にはベローBが設けられ、平行平面板P1の像側面と
平行平面板P2の物体側面とベローBの内周面とで形成
される空間には空気が封入されている。
【0020】カメラ本体側の平行平面板P2は、その物
体側の面と撮影光学系の光軸AXとの交点Rを中心とし
て傾動可能に構成されている。したがって、駆動部9に
よって平行平面板P2を適宜駆動して所定角度だけ傾動
させることによって、光学くさび12の頂角を所定量だ
け変化させることができる。その結果、光学くさび12
を透過する光線に対して、頂角の大きさに応じた所定量
の偏角を与え、後続の撮影光学系を介してフィルム面上
に形成される像位置を所定量だけシフトさせることがで
きる。なお、図2は偏角作用のない状態を示しており、
この状態では平行平面板P1および平行平面板P2の各
面が光軸AXに対して垂直であり、光学くさびの頂角は
0である。
【0021】撮影光学系のブレ情報は、たとえば適当に
配置された複数の加速度センサーのようなブレ検出部7
によって検出される。ブレ検出部7で検出された加速度
は、ブレ制御部8に供給される。ブレ制御部8は、ブレ
検出部7の出力と主制御部6からの情報とに基づいて、
ブレ補正指令を駆動部9に供給する。駆動部9は、ブレ
補正指令にしたがって平行平面板P2を所要量だけ傾動
させることにより、防振を行うことができる。
【0022】図3は、図1の防振光学装置11としてフ
ロントコンバーター13を用いた例を示す図である。こ
こで、フロントコンバーターとは、撮影光学系の物体側
に装着される光学系であって、物体側から平行に入射し
た光線束を像側に平行に射出する光学系をいう。フロン
トコンバーターは、広角化するためのワイドコンバータ
ーであっても、望遠化するためのテレコンバーターであ
っても良い。しかしながら、全長を短くするためには、
ガリレイ型または逆ガリレイ型のアフォーカルコンバー
ターにすることが最も良い。
【0023】具体的には、図3に示すように、フロント
コンバーター13は、物体側から順に、物体側に平面を
向けた平凹レンズ13aと、両凸レンズ13bと、平行
平面板13cとから構成されている。平凹レンズ13a
の物体側の面および平行平面板13cの像側の面は、そ
れぞれ水に接している。このように、フロントコンバー
ター13は、物体側から順に、負レンズ群(平凹レン
ズ)と、正レンズ群(両凸レンズ)とを備えたアフォー
カル系を構成している。
【0024】そして、駆動部9によって両凸レンズ13
bが光軸直交方向に適宜移動されるようになっている。
すなわち、駆動部9によって防振レンズ群である両凸レ
ンズ13bを適宜駆動して光軸AXから所定量だけ偏心
させることによって、後続の撮影光学系を介してフィル
ム面上に形成される像位置を所定量だけシフトさせるこ
とができる。
【0025】撮影光学系のブレ情報は、たとえば適当に
配置された複数の加速度センサーのようなブレ検出部7
によって検出される。ブレ検出部7によって検出された
加速度は、ブレ制御部8に供給される。ブレ制御部8
は、ブレ検出部7の出力と主制御部6からの情報とに基
づいて、ブレ補正指令を駆動部9に供給する。駆動部9
は、ブレ補正指令にしたがって両凸レンズ13bを所要
量だけ偏心させることにより、防振を行うことができ
る。
【0026】図4は、図1の防振光学装置11としてク
ローズアップレンズ14を用いた例を示す図である。本
発明におけるクローズアップレンズは、レンズ系全体と
して正の焦点距離を有する光学系である必要である。さ
らに、クローズアップレンズの最も物体側の面は水と接
するので、最も物体側の光学部材は防振に際して固定で
あることが望ましい。
【0027】具体的には、図4に示すように、クローズ
アップレンズ14は、物体側から順に、両凹レンズ14
aと、物体側に凸面を向けた平凸レンズ14bと、平行
平面板14cとから構成されている。両凹レンズ14a
の物体側の面および平行平面板14cの像側の面は、そ
れぞれ水に接している。そして、駆動部9によって平凸
レンズ14bが光軸直交方向に適宜移動されるようにな
っている。すなわち、駆動部9によって防振レンズ群で
ある平凸レンズ14bを適宜駆動して光軸AXから所定
量だけ偏心させることによって、後続の撮影光学系を介
してフィルム面上に形成される像位置を所定量だけシフ
トさせることができる。
【0028】撮影光学系のブレ情報は、たとえば適当に
配置された複数の加速度センサーのようなブレ検出部7
によって検出される。ブレ検出部7で検出された加速度
は、ブレ制御部8に供給される。ブレ制御部8は、ブレ
検出部7の出力と主制御部6からの情報とに基づいて、
ブレ補正指令を駆動部9に供給する。駆動部9は、ブレ
補正指令にしたがって平凸レンズ14bを所要量だけ偏
心させることにより、防振を行うことができる。
【0029】ここで、防振レンズ群が正の屈折力の場合
には、防振レンズ群は両凸レンズを少なくとも1枚含む
ことが望ましい。一方、防振レンズ群が負の屈折力の場
合には、防振レンズ群は両凹レンズを少なくとも1枚含
むことが望ましい。なお、クローズアップレンズ14に
より、有限距離物点に対する焦点合わせを行うことが可
能である。
【0030】このように、本発明の防振光学装置とし
て、光学くさび、フロントコンバーターおよびクローズ
アップレンズを用いる例を示した。しかしながら、反射
鏡や反射屈折型の光学素子や音響素子等のように、光線
に偏角を与えることのできる光学系であれば、防振光学
装置として上述の例と同様の効果を得ることができるこ
とは明らかである。
【0031】さらに、水中での発光手段がカメラに取り
付けられ、この発光手段が主制御部により制御されると
ともに主制御部により露出の制御を行うように構成すれ
ば、さらに好都合である。この場合、測光部により検出
された被写体の明るさが予め定められた値以下であると
きには、主制御部からの指令により水中での発光手段を
強制的に発光させることができる。
【0032】一般的に、写真撮影では、シャッタースピ
ードを遅くすると、画像がぶれてしまう。このため、従
来の水中用カメラでは、シャッタースピードをある一定
のスピードより遅くすることはできなかった。しかしな
がら、本発明のカメラでは、水中でありながら、シャッ
タースピードを遅くしても像位置の変動を補正した良好
な画像が得られる。
【0033】また、水中では、光の伝播時に強度が減衰
してしまうので、照明光が遠距離まで届かない。このた
め、遠距離の被写体が暗く、露光不足にならざるを得な
かった。換言すれば、従来の水中用カメラでは、撮影距
離を大きくすることができなかった。しかしながら、本
発明のカメラでは、水中でありながら、スローシンクロ
撮影やスローシャッター撮影が可能となり、遠距離の被
写体に対しても充分な露出を得ることができる。
【0034】このように、本発明により、撮影表現手段
が格段に広がる。また、本発明をオートフォーカスシス
テムや多重分割測光システムと組み合わせることによ
り、さらに撮影表現手段が広がる。
【0035】
【効果】以上説明したように、本発明によれば、カメラ
の揺れに起因する像位置変動を補正することのできる、
防振機能を備えた安価な水中用カメラを実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる防振機能を備えた水中
用カメラの構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】図1の防振光学装置11として光学くさび12
を用いた例を示す図である。
【図3】図1の防振光学装置11としてフロントコンバ
ーター13を用いた例を示す図である。
【図4】図1の防振光学装置11としてクローズアップ
レンズ14を用いた例を示す図である。
【符号の説明】
1 撮影光学系 2 フィルム面 3 シャッタユニット 4 シャッタセクタ 5 測光部 6 主制御部 7 ブレ検出部 8 ブレ制御部 9 駆動部 10 防振アタッチメント 11 防振光学装置 12 光学くさび 13 フロントコンバーター 14 クローズアップレンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の像をフィルム面に形成するため
    の撮影光学系と、カメラの作動シークエンスの制御を行
    う主制御手段とを有する水中用カメラにおいて、 前記撮影光学系の物体側に着脱自在に装着されたアタッ
    チメント部を備え、 前記アタッチメント部は、 前記撮影光学系のブレ情報を検出するためのブレ検出手
    段と、 前記ブレ検出手段からのブレ情報と前記主制御手段から
    の作動シークエンス情報とに基づいてブレ補正指令を生
    成するためのブレ制御手段と、 前記撮影光学系を介して前記フィルム面に形成される像
    の位置をシフトさせるための防振光学手段と、 前記撮影光学系のブレに起因する前記像の位置変動を補
    正するために、前記ブレ制御手段からのブレ補正指令に
    基づいて前記防振光学手段を駆動するための駆動手段
    と、 を備えていることを特徴とする防振機能を備えた水中用
    カメラ。
  2. 【請求項2】 前記ブレ制御手段は、前記ブレ検出手段
    からのブレ情報に基づいて適切な作動シークエンス情報
    を前記主制御手段にフィードバックし、 前記主制御手段は、前記ブレ制御手段からフィードバッ
    クされた作動シークエンス情報に基づいて作動シークエ
    ンスを制御し直すことを特徴とする請求項1に記載の防
    振機能を備えた水中用カメラ。
  3. 【請求項3】 前記防振光学手段は、頂角が可変の光学
    くさびであり、 前記ブレ制御手段は、前記光学くさびの頂角を変化させ
    ることによって前記像の位置変動を補正することを特徴
    とする請求項1または2に記載の防振機能を備えた水中
    用カメラ。
  4. 【請求項4】 前記防振光学手段は、一部のレンズ群が
    前記撮影光学系の光軸に対して偏心可能なフロントコン
    バーターであり、 前記ブレ制御手段は、前記フロントコンバーターの前記
    一部のレンズ群を光軸とほぼ直交する方向に変位させる
    ことによって前記像の位置変動を補正することを特徴と
    する請求項1または2に記載の防振機能を備えた水中用
    カメラ。
  5. 【請求項5】 前記防振光学素子は、一部のレンズ群が
    前記撮影光学系の光軸に対して偏心可能なクローズアッ
    プレンズであり、 前記ブレ制御手段は、前記クローズアップレンズの前記
    一部のレンズ群を光軸とほぼ直交する方向に変位させる
    ことによって前記像の位置変動を補正することを特徴と
    する請求項1または2に記載の防振機能を備えた水中用
    カメラ。
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Cited By (3)

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