JPS63122991A - 負荷制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、例えば家庭用電化機器を集中コントロール
するのに利用される負荷制御システムに関し、特に、複
数個あるタイマーコントロール用の時計手段の時計情報
を設定する技術に関する。

［従来の技術］ この種の負荷制御システムにおける時計情報の設定方式
としては、特開昭６１−１３９１４３号公報に開示され
た技術が一般的である。

この従来システムでは、全体を集中コントロールするた
めのメインコントローラと、各種の負荷機器を制御する
ための複数の端末機器とが通信手段で結合され、集中コ
ントロールに必要な各種の制御情報が通信手段を解して
授受される。

また、負荷機器をタイマーコントロールするために、メ
インコントローラ及び端末機器はそれぞれ時計手段を有
している。これら時計手段のうち、メインコントローラ
のものには時計情報（時刻）を設定するための設定手段
を設けているが、他のちのには設定手段はない。

メインコントローラの設定手段で時計情報を設定すると
、その情報が上記通信手段によつて各端末機器に伝えら
れ、システム中のすべての時計手段に同一の時計情報が
設定される。つまり各時計手段の時刻がメインコントロ
ー′うの設定手段で一度にセットされる。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の負荷制御システムは以上のように構成されている
ので、時計情報の設定が特定のユニット（メインコント
ローラ）でしか行えず、他のユニット（各端末機器）で
行うことができないため不便であった。また、メインコ
ントローラが故障したときには、システム中の各時計手
段に時計情報を伝えることができない等の問題もあった
。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、複数のユニットに設定手段を設け、そのいず
れで時計情報を設定しても、システム中の時計手段に対
して統一的に情報設定が行えるようにした負荷制御シス
テムを提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係る負荷制御システムは、複数のユニットに
設けられている設定手段のいずれかによって時計情報が
設定されたときに、その情報を各ユニットを結ぶ通信手
段によって他ユニットの時計手段に伝える時計情報伝送
手段を備えたものである。

［作用］ 複数ある設定手段のうち任意のものを操作して時計情報
を設定すれば、前記時計情報伝送手段によって他ユニッ
トの時計手段にも同じ時好情報が設定される。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例システムの概要を示してい
る。この実施例では４つのユニット（１０）、（２０）
、（３０）、（４０）が伝送ライン（１）によって結ば
れ、相互に制御情報を授受するシステム構成である。こ
こでは、ユニット（１０）が前述したメインコントロー
ラに相当する集中コントロール用であり、他の３つのユ
ニット（２０）、（３０）、（４０）が前述した端末機
器に相当する負荷制御用である。

各ユニットにはタイマーコントロール用の時計部（２）
がある。各時計部（２）は、時計駆動部（３）と、時計
表示部（４）と、時計設定部（５）とからなる。つまり
前述した従来のものと異なり、各ユニットにそれぞれ時
計設定部（５）を設けである。

第２図のフローチャートは、時計情報設定に関しての各
ユニットにおける通常時の動作を示している。

また、電源投入時のイニシャル処理として、各ユニット
は他のユニットに対して「登録要求」を送信する。この
「登録要求」を受信したユニットは、その旨をメモリ上
に記憶しておく　（第２図のステップ２１０，２１１，
２１２）。つまり、各ユニットが互いに「登録要求」を
交換し合い、互いが互いを登録し、システムの構成ユニ
ットを認知し合う。

さらに、電源投入時のイニシャル処理として、端末に相
当する３つのユニット（２０）。

（３０）　、　　（４０）は、メインコントローラに相
当するユニット（ｌＯ）に「時計情報要求」を発する。

なお、電源投入時には、まずユニット（１０）の設定部
（５）によって時計情報を設定する。

「時計情報要求」を受信したユニット（１０）は、自ら
の時計部（２）の時計情報を相手に送信する（ステップ
２４０，２４１．２４２）。これを受けとった相手方は
、その時計情報を時計部（２）にセットする（ステップ
２２０．２２１）。

以上がイニシャル処理である。この後は次のように動作
する。

ある任意のユニットで設定部（５）が操作されて時計情
報がセットしなおされると（変更されると）、そのユニ
ットから残る他の登録ユニットに対し、変更された時計
情報が送信される（ステップ２３０，２３１）。これを
受信したユニットは、その時計情報を時計部（２）にセ
ットする（ステップ２２０，２２１）。

また各ユニットが他の処理（ステップ２５０）を実行し
ているときに、自らの時計情報をセットしなおす必要が
生じた場合、その処理中（ステップ２５０）で他ユニッ
トに「時計情報要求」を発する。これを受信したユニッ
トは時計情報を相手に返す（ステップ２４０，２４１，
２４２）。相手方はその時計情報を時計部（２）にセッ
トする（ステップ２２０，２２１）。

なお、あるユニットから送信された時計情報を全ユニッ
トに伝送する方式としては、情報をユニットからユニッ
トへ順次中継する方式でも良い。

［発明の効果］ 以上詳細に説明したように、この発明に係る負荷制御シ
ステムにあっては、任意のユニットの設定手段を操作し
てシステム中の複数の時計手段の時計情報をセットする
ことができ、実使用上非常に便利になる。また、ある特
定ユニットが故障しても、はぼ全体が故障しない限り、
システム中の時計情報を設定・変更することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による負荷制御システムの
概要を示すブロック図、第２図は同上システムにおける
各ユニットの動作を示すフローチャートである。 図において、（１）は伝送ライン、（２）は時計部、（
１０）　、　　（２０）　、　　（３０）　、　　（４
０）はユニットである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　大　岩　増　雄 （他　２名）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）集中コントロール用及び負荷制御用の複数のユニ
   ットが通信手段で結合された負荷制御システムであって
   、いくつかのユニットにはタイマーコントロール用の時
   計手段があるとともに、いくつかの時計手段には時計情
   報設定用の設定手段があり、これら設定手段のいずれか
   によって時計情報が設定されたときに、その情報を上記
   通信手段によって他の上記時計手段に伝える時計情報伝
   送手段とを備えたことを特徴とする負荷制御システム。
2. （２）時計情報を必要とする旨の要求を発したユニット
   を他のユニットで登録しておき、時計情報が設定された
   ときにその情報を登録してあるユニットに伝送すること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の負荷制御シス
   テム。