JPS6312106B2 - - Google Patents

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JPS6312106B2
JPS6312106B2 JP53029986A JP2998678A JPS6312106B2 JP S6312106 B2 JPS6312106 B2 JP S6312106B2 JP 53029986 A JP53029986 A JP 53029986A JP 2998678 A JP2998678 A JP 2998678A JP S6312106 B2 JPS6312106 B2 JP S6312106B2
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JP
Japan
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coating
composition
acid
colloidal silica
weight
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JP53029986A
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English (en)
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JPS53130732A (en
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Chaarusu Aamuburasutaa Deibitsudo
Furederitsuku Fuitsushaa Uiriamu
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Rohm and Haas Co
Original Assignee
Rohm and Haas Co
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Publication date
Priority claimed from US05/779,194 external-priority patent/US4159206A/en
Application filed by Rohm and Haas Co filed Critical Rohm and Haas Co
Publication of JPS53130732A publication Critical patent/JPS53130732A/ja
Publication of JPS6312106B2 publication Critical patent/JPS6312106B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はシリコンを基材とした耐候性と耐摩耗
性を有する被覆組成物及びその接着方法に関す
る。更に詳しくは(A)約30〜50重量部のコロイド状
シリカと(B)約50ないし70重量部の、ジアルキルジ
アルコキシシランおよびアルキルトリアルコキシ
シランの重量比で約1:19ないし約1:4である
混合物から成ることを特徴とする特に熱可塑性基
質に耐摩耗性を付与する耐候性を有する被覆組成
物及びその接着方法に係る。 他の特性がうまくつり合いがとれた耐摩耗性被
覆組成物を提供する試みが多数なされてきた。特
に熱可塑性被覆の分野では、この目的の達成はむ
ずかしい。Clarkのベルギー特許第821403号に
は、式RSi(OH)3のシラノールの部分縮合物の低
級脂肪族アルコール―水溶液中にコロイド状シリ
カの分散された液から成る被覆組成物を開示して
いる。ここで、Rは、1個ないし3個の炭素原子
のアルキル基、ビニル基、3,3,3―トリフル
オロプロピル基、ガンマーグリシドキシプロピル
基とガンマーメタクリロキシプロピル基から成る
グループから選ばれ、シラノールの少なくとも70
重量パーセントはCH3Si(OH)3である。該組成物
は、特に10重量パーセントないし70重量パーセン
トのコロイド状シリカと30重量パーセントないし
90重量パーセントの部分縮合物から成る10重量パ
ーセントないし50重量パーセントの固型分を含ん
でいる。該組成物は、更に、充分な酸を含み、PH
は3.0ないし6.0の範囲内にある。Clarkの被覆組
成物は、充分な耐摩耗性の目的を達したが、二三
の欠点を有した。例えば、水に浸漬するとひび割
れし、うまく風化しない。 Du Pontに譲渡された二三の特許、即ち、米国
特許第3429845号、第3429846号、第3651003号と
第3819562号は、フツ化炭素とヒドロキシル基お
よびグリシジル基を含んだモノマーを基材とした
耐摩耗性被覆を開示している。これらの被覆は使
用しにくく、湿質に弱いだけでなく高価である。 本発明の目的は、経済的で使用しやすい耐候性
で耐摩耗性被覆を提供することである。他の目的
は、耐摩耗性被覆のすぐれた使用方法を提供する
ことである。更に、耐候性および耐摩耗性の改善
された被覆製品を提供することを目的とする。 これらの目的は、次に述べる説明から明らかに
なるように、一方で、コロイド状シリカおよびジ
アルキルジアルコキシシランとアルキルトリアル
コキシシランの混合物から成る被覆組成物に係る
本発明によつて達成される。 他方では、本発明は、約30〜50重量部のコロイ
ド状シリカと、約50〜70重量部の(i)ジアルキルジ
アルコキシシランと(ii)アルキルトリアルコキシシ
ランの混合物で、(ii)に対する(i)の重量比が約1:
19ないし約1:4である混合物から成る組成物に
希酸加水分解剤と縮合触媒を添加することを特徴
とする耐候性で耐摩耗性被覆基質を製造する方法
に係る。他方では、本発明は、生成した被覆製品
に係る。 次にClarkの米国特許第3986997号、鈴木等の
米国特許第3894881号に開示されているように、
熱可塑性および熱硬化性重合物は、シロキサンお
よびシリコンを基材とした上に述べた耐摩耗性被
覆組成物により耐摩耗性を改善することができ
る。しかしながら、このような上述の被覆組成物
は、ポリカーボネート基質に直接使用すると、う
まく接着しない。 ところでシロキサン耐摩耗性被覆を施す前に、
メタクリル酸メチル重合物をバインダーとした一
次被覆の利点が知られ、メタクリル酸メチル重合
物を結合被覆に使用する時はいつでも、耐摩耗性
被覆を施す前に結合被覆を焼結させる方法があ
る。 そこで本発明の他の目的は、熱可塑性および熱
硬化性基質のシリコンおよびシロキサン型耐摩耗
性被覆組成物の接着性を改善する一次被覆剤を提
供することである。 本発明の更に他の日的は、このような基質に対
する該被覆の接着性を改善する方法を提供するこ
とである。 本発明は、更に、上記一次被覆及び耐摩耗性被
覆を有する基質を提供することを目的とする。 ジアルキルジアルコキシシランとアルキルトリ
アルコキシシランの混合物を使用すると、アルキ
ルトリアルコキシシランのみを含む類似の被覆組
成物と比較して、ひびわれ抵抗と耐候性が改善さ
れることが判明した。ジアルコキシシランを一部
置換されても、耐摩耗性にはほんの少ししか、影
響を及ぼさないことがわかつた。 本発明の被覆系では、コロイド状シリカの酸性
水分散液に対応するジおよびトリアルコキシシラ
ンを添加することにより、シランから対応するシ
ラノールが生成する。生成した組成物は、一つは
式RSi(OH)3を有し、一つは式RR′Si(OH)2を有
するシラノールの混合物の部分縮合物の低級脂肪
族アルコール―水溶液中のコロイド状シリカの分
散液から成る。ここで、RとR′は、それぞれ、
1個ないし3個の炭素原子のアルキル基、ビニル
基、3,3,3―トリフルオロプロピル基、ガン
マーグリシドキシプロピル基、ガンマーアクリロ
キシプロピル基とガンマーメタクリロキシプロピ
ル基から成る群から選ばれ、該組成物は、10重量
パーセントないし50重量パーセントの固体を含
み、部分縮合物に対するコロイド状シリカの比は
重量比で、約1/1ないし3/7であり、該組成物は、
3.0ないし6.0の範囲のPHを保持するのに充分な酸
を含んでいる。 上述したように、被覆組成物の非揮発生の固状
部分は、コロイド状シリカとシラノール混合物の
部分縮合物の混合物である。シラノールは、(i)ジ
アルキルジアルコキシシランと(ii)アルキルトリア
ルコキシシランの対応混合物の加水分解によつて
生成する。(ii)に対する(i)の重量比は、好ましくは
約1:19ないし約1:4である。適当なジアルコ
キシシランと適当なトリアルコキシシランとして
は、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよび
t―ブトキシ置換体を含むものであり、これらは
加水分解により遊離して対応するアルコールとな
り、これにより、被覆組成物中に存在するアルコ
ールの少なくとも一部が生成する。酸性水溶液中
でシラノールが生成する時、ヒドロキシル置換体
の縮合が起り、―Si―O―Si―結合が形成され
る。縮合は完全ではなく、むしろシロキサンはか
なりの量のシリコンに結合したヒドロキシル基を
有するので、重合物は水―アルコール溶媒に可溶
である。この可溶性の部分縮合物は三個の―SiO
―結合毎に、少なくとも一個のシリコンと結合し
たヒドロキシル基を有するシロキサノール重合物
として特徴ずけることができる。 組成物のシリカ成分は、コロイド状シリカとし
て存在する。これらのシリカ分散体はよく知られ
た方法によつてつくられ、“Ludox”と
“Nalcoag”のような登録商標の下に市販されて
いる。安定性のすぐれた分散体を得、すぐれた特
性の被覆を得るために、50〜400ミリミクロン
(もつと好ましくは60〜150ミリミクロン)の粒子
大のコロイド状シリカを使用することが望まし
い。コロイド状シリカは、本発明の実施には使用
されない微粉状でないポリ硅酸あるいは硅酸のア
ルカリ金属塩のような他の水に分散可能なSiO2
型とは違つている。 シリカは、低級脂肪族アルコール―水溶媒中の
シロキサノール重合体溶液中に分散される。適当
な低級脂肪族アルコールには、メタノール、エタ
ノール、n―プロパノール、イソプロパノールお
よびt―ブチルアルコールが挙げられる。このよ
うなアルコールの混合物も使用可能である。プロ
パノールは、好ましいアルコールであり、アルコ
ール混合物を使用する時は、混合物中の少なくと
も50重量パーセントはプロパノールを使用して、
被覆の接着性を最適にすることが望ましい。溶媒
系には、シロキサノールを確実に溶解するため
に、約20ないし75重量パーセントのアルコールを
含まなければならない。場合によつては、アセト
ン、ブチルセロソルブ等のような水に混合しうる
極性溶媒を更に少量、例えば、溶媒系の20重量%
以下で使用することもできる。トルエンのような
アルコールと混合しうる溶媒も使用することがで
きる。 被覆の最適特性を得、被覆組成物の即時ゲル化
を防ぐために、約3.0ないし6.0(好ましくは4.0〜
5.0)のPHを得るに充分な酸が存在していなけれ
ばならない。適当な酸としては、塩酸、酢酸、ク
ロロ酢酸、クエン酸、安息香酸、ジメチルマロン
酸、蟻酸、プロピオン酸、グルタル酸、グリコー
ル酸、マレイン酸、マロン酸、トルエンスルホン
酸、シユウ酸などのような有機酸および無機酸が
挙げられる。酢酸、蟻酸、プロピオン酸とマレイ
ン酸からなる群から選ばれた充分水に混合しうる
カルボン酸を、被覆組成物中のPHを4ないし5に
保持するために添加することが望ましい。更に充
分な浴時間を得るために、これらの酸のアルカリ
金属塩が可溶であり、したがつて、かなりの量の
アルカリ金属あるいは金属酸化物(0.2%NaO以
上)を含んだシリカとこれらの酸の使用が可能で
ある。最も好ましい酸は酢酸である。 被覆組成物は、それぞれRR′Si(OCH32とRSi
(OCH33のようなジアルコキシシランとトリア
ルコキシシランの混合物をコロイド状シリカの水
性ゾルに添加し、有機酸を添加することにより必
要なレベルにPHを調整することにより容易に生成
する。混合がすばやく行われるならば、二成分を
混合する前に、シランあるいはヒドロゾルに酸を
添加することが可能である。シランのアルコキシ
置換体の加水分解によつてアルコールが生成す
る。例えば、―Si(OC2H53―モルの加水分解で、
エタノール3モルが生成する。最終組成物中に必
要な固型分のパーセントによつて、更にアルコー
ル、水、あるいは水に混合しうる溶媒が加えられ
る。組成物はよく混合され、部分縮合物の形成を
確実にするためにしばらく放置する。このように
して得られた被覆組成物は、数日間安定な低粘度
の液体である。シラノールの縮合が、非常にゆつ
くりと続くので、組成物は、最終に、ゲル構造を
とる。組成物の浴時間は、室温以下、例えば40〓
に分散体を保持することによつて延長することが
できる。 緩衝縮合触媒を、最終の被覆の耐摩耗性を最適
にするために、より緩かな硬化状態を使用するた
めに、組成物に添加することができる。蟻酸カリ
ウムのようなカルボン酸のアルカリ金属塩がこの
ような緩衝触媒の一つである。カルボン酸アミン
とカルボン酸第四級アンモニウム塩は、緩衝触媒
の他の例である。もちろん、触媒は溶媒系に可溶
性かあるいは少なくとも混合しうるものでなけれ
ばならない。触媒は、室温では組成物の浴時間を
かなり短かくせず、加熱すると触媒は解離し、縮
合を促進する触媒種、例えばアミンを生成する程
度に潜在的である。緩衝触媒は、組成物のPHに影
響を与えないように使用される。市販されている
コロイド状シリカ分散体のあるものは、カルボキ
シレート触媒を発生させるために、PHの調整の間
に有機酸と反応する遊離のアルカリ金属塩基を含
んでいる。これはPH8あるいは9を有するヒドロ
ゾルからスタートする時そのままあてはまる。組
成物は、酢酸ジメチルアンモニウム、酢酸エタノ
ールアンモニウム、蟻酸ジメチルアンモニウム、
安息香酸テトラエチルアンモニウム、酢酸ナトリ
ウム、プロピオン酸ナトリウム、蟻酸ナトリウム
あるいは酢酸ベンジルトリメチルアンモニウムの
ようなカルボキシレートを添加することによつて
触媒される。触媒の量は、望まれる硬化条件によ
つて変りうるが、組成物中に約1.5重量パーセン
トの触媒では、浴時間が短かく、被覆の光学特性
がそこなわれる。約0.05重量パーセントないし2
重量パーセントの触媒を使用することが望まし
い。 硬化した被覆に最適な特性を得る一方、分散体
の安定性を最大にするために、10〜30重量パーセ
ントの固型分を含み、4〜5の範囲のPHを有する
被覆組成物を使用することが望ましい。ここで、
シリカ部分は60〜150ミリミクロンの範囲の粒子
大を有し、シラノールの部分縮合物が全固型分の
50ないし70重量パーセントの範囲内の量で、メタ
ノール、イソプロパノールおよび水の溶媒中に存
在し、アルコールが溶媒の30ないし60重量パーセ
ントを占め、酢酸ナトリウムと酢酸ベンジルトリ
メチルアンモニウムからなる群から選ばれた触媒
が組成物の0.05ないし0.5重量パーセントの範囲
内の量で存在する。 このような組成物は比較的安定で、約1ケ月の
浴時間を有し、基質に塗布すると、70〜160℃の
範囲の温度で比較的短時間に硬化して耐候性の透
明な耐摩耗性のある表面被覆を得ることができ
る。 本発明の被覆組成物は、流下、噴霧、浸漬によ
る連続表面膜形成などのような普通の方法によつ
て、固体基質に施すことができる。軟かいプラス
チツクシート材の基質は、被覆の使用により著し
く改善されるが、組成物は、木、金属、印刷表
面、毛皮、ガラス、陶器と繊維のような他の基質
にも施すことができる。上に指摘したように、組
成物はアクリル重合物、例えばポリ(メタクリル
酸メチル)、ポリエステル、例えばポリ(テレフ
タル酸エチレン)およびポリ(ジフエニロールプ
ロパンカーボネート)とポリ(ジエチレングリコ
ールビスアリルカーボネート)のようなポリカー
ボネート、ポリアミド、ポリイミド、アクリロニ
トリル―スチレンの共重合物、スチレン―アクリ
ロニトリル―ブタジエン共重合物、ポリ(塩化ビ
ニル)、酢酸セルロース、トリ酢酸セルロース、
セルロースアセテートブチレート、プロピオン酸
セルロース、エチルセルロース、ポリエチレン等
のような、シートあるいはフイルム状の構造上安
定な合成有機重合体基質に対する被覆として特に
有効である。これらの組成物で被覆された透明な
重合物質は、窓、天窓や風防ガラスのような平面
あるいは曲面の境壁、特に輸送機器用に有効であ
る。アクリルやポリカーボネートの目鏡用レンズ
のようなプラスチツクレンズは、本発明の組成物
で被覆できる。高い光学的解像力が要求される場
合には、基質に施す前に被覆組成物を過するこ
とが望ましい。金属上の耐侵蝕被覆のような他の
使用には、クエン酸とクエン酸ナトリウムを含ん
だ組成物のような、ある組成を使用して得られる
わずかなかすみ(5%以下)は有害にはならず、
過も必要ではない。 溶媒を含めて適当な組成、施行条件および基質
の前処理(一次剤の使用を含めて)を選ぶことに
よつて、被覆をほとんどすべての固体表面に接着
させることができる。更に溶媒に強く、耐候性の
表面被覆は、溶媒と揮発性物質を除去することに
より得られる。組成物をべとつきがなくなるまで
風乾するが、部分縮合物中のシラノールの残りが
縮合するために、50ないし150℃の範囲で加熱す
ることが必要である。この最終的な硬化で、充分
架橋した網目構造が形成され、被覆の耐摩耗性が
非常に高められる。被覆の厚みは実際の施工法に
よつて変化するが、0.5ないし20ミクロン、好ま
しくは2〜10ミクロンの厚みが通常使用される。
特に薄い被覆は、回転被覆によつて得られる。 次にこの発明の第2の発明は、メタクリル酸ア
ルキル重合物あるいは少なくとも50重量パーセン
トの少なくとも一種のメタクリル酸アルキルから
なるモノマー混合物から重合させた共重合物と一
種あるいはそれ以上の有機溶媒中に溶かした流れ
改質剤から成る結合被覆組成物を該耐摩耗性被覆
を施す前に使用することを特徴とし、上述のシリ
コンあるいはシロキサン基材の耐摩耗性被覆を熱
可塑性あるいは熱硬化性ポリカーボネート基質に
施し、接着する方法に係わるが、これは次に述べ
る説明から明らかにされる。 ここで使用されるポリカーボネート基質とは、
シート、棒、管、成型品あるいは他の形状でもよ
い。被覆を施した後、窓、天窓、風防ガラス、プ
ラスチツクレンズ、家具等のような平らあるいは
曲がつた製品に使用される。適当なポリカーボネ
ートの例には、ポリ(ジフエニロールプロパンカ
ーボネート)、ポリ(ジフエニレングリコールビ
ス(アリルカーボネート))等が挙げられる。 結合被覆組成物は、メタクリル酸アルキル重合
物、流れ改良剤と一つあるいはそれ以上の有機溶
媒から成る。メタクリル酸アルキル重合物は、少
なくとも一種のメタクリル酸アルキルの少なくと
も50重量パーセントから成るモノマー混合物から
重合させてつくられる。メタクリル酸メチルが好
ましいが、他のC1ないしC6のアルキル基のメタ
クリル酸アルキルも非常に有用である。共重合物
は、共重合可能なモノエチレン系の不飽和型であ
れば何でもよい。例えば、アクリル酸エチルのよ
うなC1ないしC6のアクリル酸アルキル、アクリ
ル酸あるいはメタクリル酸のようなアクリル酸、
メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸イソボル
ニル等のような他のメタクリル酸エステル、スチ
レン、アクリロニトリル等が挙げられる。使用さ
れるメタクリル酸メチルは、Kopchikの1975年11
月19日の出願番号第633302号に開示されているよ
うに、アンモニアあるいはアミンとのイミド化反
応によりイミド化することもできる。上述の重合
物の混合物も、本発明に使用することができる。 好ましい流れ改良剤には、米国特許第3787351
号に開示されているようなフツ化脂肪族オリゴマ
ー、例えば、2―(N―ブチルパーフルオロオク
タンスルホンアミド)エチルアセテート―ポリエ
チレン―ポリプロピレングリコールアクリレート
共重合物が含まれる。他の適当な流れ改良剤に
は、Raybo―3(Raybo Chemical株式会社)、
DC―7とDC―3(Dow Corning株式会社)およ
びSF―1023(General Electric株式会社)のよう
な塗料に使用される市販のシリコン流れ改良剤が
ある。 有機溶媒系は、メタクリル酸アルキル重合物を
溶解することができるものはどれでもよい。適当
な系としては、トルエン、イソプロパノール、ブ
タノール、酢酸セロソルブ、酢酸ブチルなどがあ
る。好ましい系には、約1/1の重量比のトルエン
とイソプロパノールの混合物が挙げられる。 溶媒に対するメタクリル酸アルキルの好ましい
重量比は、約6:94ないし10:90である。この比
がわずかに高くても低くても、重合物の分子量と
組成、溶媒系と望ましい施行速度のような要因に
よるが使用可能である。 溶媒に対する流れ改良剤の好ましい重量比は約
0.01:100ないし1:100である。 更に、重合物の重量に対して0.5ないし10パー
セントのUV吸収剤、例えばベンゾトリアゾル型
を添加することができる。 この結合被覆、即ち一次被覆は、適当な方法、
例えば噴霧、塗布、浸漬、回転によつて基質に施
され、次いで溶媒系によつて、5分ないし20分、
室温で風乾される。室温は約20〜30℃である。 次に、耐摩耗性被覆は、適当な方法、例えば結
合被覆について述べたような方法で施され、高温
で、好ましくは約50℃ないし150℃で硬化する。 生成した製品は、結合被覆なしで製造された製
品に比較して著しく改善される。 この耐摩耗性被覆は、結合被覆のために、すぐ
れた接着性と耐摩耗性を有する。驚くべきことに
は、ポリメタクリル酸メチル基質に同様なシロキ
サン被覆を直接施した時、通常必要である希酸の
侵蝕をこの結合被覆は全く必要としない。 次に実施例により本発明を例示するが、本発明
はこれによつて何ら制限をうけるものではない。 実施例 全ての実施例で、触媒の酢酸ナトリウム三水和
物を水に解かし、コロイド状シリカ分散体(Na
―lcoag1060)をそれに加える。この溶液のPHは
氷酢酸を用いて4.0に調整する。この溶液を10〜
20℃に冷却し、それから、よく撹拌しながら、一
時にシリカ分散体に添加する。アイス浴を用い
て、発熱を30℃以下に保つ。発熱するとよく撹拌
しながら少なくとも1時間溶液を放置して室温ま
で高める。再び氷酢酸を用いて、PHを4.5に調整
する。 実施例 1 次の組成の混合被覆剤を使用する。 水(+NaOAc・3H2O) 33.0g(+0.62g) コロイド状シリカ 60ミリミクロン 50.0g 氷酢酸 2.5g メチルトリメチルシラン 46.7g ジメチルジメトキシシラン 4.8g 混合被覆剤を製造後24時間して、イソプロパノ
ールで固型分を20%に希釈する。希釈された混合
被覆剤を、アクリルシートに施す前に、更に6日
間放置する。シートはイソプロパノールで前洗滌
し、20%の氷酢酸のイソプロパノール溶液で一次
処理し、被覆前に20分間放置して乾燥させる。耐
候性で耐摩耗性の被覆シートが得られた。 実施例 2 混合被覆剤組成物は次の通り。 水(+NaOAc・3H2O) 26.64g(+0.492g) コロイド状シリカ 60ミリミクロン 39.96g 氷酢酸 2.8g メチルトリメトキシシラン
37.3g ジメチルジメトキシシラン
2.6g 混合物を24時間後に20%の固型分に希釈し、希
釈後48時間熟成させる。アクリルシートを10%の
氷酢酸イソプロパノール溶液で一次処理して被覆
する。耐摩耗性のすぐれた被覆が得られた。 実施例 3 混合被覆組成物は次の通り。 水(+NaOAc・3H2O) 16.0g(0.293g) コロイド状シリカ 60ミリミクロン 23.98g 氷酢酸 1.65g メチルトリメトキシシラン 45.5g ジメチルジメトキシシラン 9.1g 混合物は実施例2と同様に使用する。耐摩耗性
の被覆のすぐれた被覆が得られた。 実施例 4 混合被覆組成物は次の通り。 水(+NaOAc・3H2O) 216.2g(+14.3g) コロイド状シリカ 60ミリミクロン 504.0g 氷酢酸 26.0g メチルトリメトキシシラン
1073.3g ジメチルジメトキシシラン
95.28g 混合被覆剤を24時間後にイソプロパノールで固
型分20%に希釈し、希釈後48時間して、アクリル
シートにこの混合物を施す。このアクリールシー
トはイソプロパノールで洗浄され、15%の酢酸イ
ソプロパノール溶液で一次処理される。すぐれた
耐候性の被覆が得られた。 実施例 5 実施例4の混合被覆組成物をイソプロパノール
で固型分12%まで希釈し、実施例4に記載したよ
うに施工する。耐摩耗性のすぐれた被覆が得られ
た。 実施例 6 実施例4の混合被覆組成物を24時間後と48時間
後にイソプロパノールで固型分20%まで希釈し、
この混合被覆剤を、イソプロパノールで洗浄し、
UV安定剤として1%(固状)のTinnvin327と
0.5%(固状)のCyasovb1084を含んだイソプロ
パノールとトルエンの50/50混合物中のポリ(メ
タクリル酸メチル)の6%溶液で主被覆を施した
ポリカーボネートシートに施した。一次被覆溶液
も、レベリング剤として3%(全重量に対して)
のDC―7と、0.01%(全重量に対して)の
FC431を含んでいる。すぐれた接着性を有する透
明で水平な耐候性および耐摩耗性の被覆が得られ
た。 実施例7 (比較例) ベルギー特許第821403号の方法に従つて被覆溶
液をつくり、一次被覆を施さないアクリルシート
と、20%の酢酸イソプロパノール溶液を施したア
クリルシートの両方に施工する。一次被覆シート
上の最初の接着性は良好であるが、一次被覆なし
のシート上では、接着性はまずまずであつた。し
かしながら、被覆は、3日ないし4日間140〓の
水中で浸漬するとひびわれがおこり、改良型クセ
ノンアーク耐候試験機を用いた加速耐候性では、
500時間以内にひどいひびわれが生じた。 実施例8 (比較例) ベルギー特許第821403号に従つて実施例7でつ
くられた被覆シートを、実施例4でつくられた本
発明の類似の被覆シートと比較した。次表に、比
較した被覆シートの特性を示す。
【表】 実施例4
実施例 9 次のメタクリル酸アルキルの重合物を、通常の
塊状重合法によつて合成する。 A ポリメタクリル酸メチル;数平均分子量
50000 B ポリ(メタクリル酸メチル/メタクリル酸)
(97.7/0.3);粘度平均分子量50000 C ポリ(メタクリル酸メチル/メタクリル酸イ
ソブチル/メタクリル酸グリシジル)(75/
32/2);数平均分子量50000 D 1975年11月15日出願の第633302号のKopchik
法により23%のCH3―グルタルイミド官能基に
メチルアミンでイミド化したポリ(メタクリル
酸メチル/酢酸エチル)(99/1) E ポリ(メタクリル酸メチル/メタクリル酸ブ
チル/メタクリル酸イソブチル)(60/15/
25);数平均分子量、50000 実施例 10 次の溶媒系がつくられる。 A トルエン/イソプロパノール(1:1) 実施例 11 A 33.3部の水、0.62部のNaOAc・3H2O、50.0
部の60ミリミクロンのコロイド状シリカ、2.5
部の氷酢酸、46.7部のメチルトリメトキシシラ
ン、4.8部のジメチルジメトキシシランをイソ
プロパノールで20%固状に希釈し、施す前に6
日間置く。 B 米国特許第3986997号の実施例7により、被
覆溶液をつくる。 実施例 12 一次被覆を次のようにしてつくる。 A 重合物:溶媒比を6:94の割合で、実施例
10Aの溶媒系に9Aの重合物を溶解し、流れ改
良剤として、0.01部の2―(N―ブチルパーフ
ルオローオクタンスルフオンアミド)エチルア
クリレート―ポリエチレン―ポリプロピレング
リコールアクリレート共重合物を添加する。重
合物に対して、7.5パーセントの2―(2―ヒ
ドロキシ―5―t―オクチルフエニル)―ベン
ゾチアゾールをUV吸収剤として加える。 B 9Aの代りに9Bの重合物を使用する他は実施
例11Aを繰り返す。 C 実施例9Cの重合物を使用する他は実施例11A
を繰り返す。 D 実施例9Dの重合物を使用することを除いて
実施例11Aを繰り返す。 E 実施例9Aと9Cの重合物を1/1で併用すること
を除いて実施例11Aを繰り返す。 実施例 13 実施例12A,B,C,DとEの結合被覆をポリ
(ジフエニルプロパンカーボネート)シートとポ
リ(ジエチレングリコールビス(アリルカーボネ
ート))シートに、該溶液をシート上で流下させ、
10分間風乾後、実施例11Aと11Bのシリコン耐摩
耗性被覆剤混合物を用いて被覆する。シリコン被
覆を100℃で2時間、硬化させる。 被覆前にポリカーボネート基質の溶媒洗滌の必
要もなく、すぐれた接着性を有する透明で、水平
な耐摩耗性被覆が得られた。接着性を試験するた
めにクロスハツチテープはく離テストを行なつ
た。被覆は、140〓の水中に30日間浸漬してもは
く離しなかつた。 実施例14 比較例 実施例11Aのシリコン耐摩耗性被覆を、ポリ
(ジフエニルプロパンカーボネート)シートに、
本発明の一次被覆をまず施すことなく、実施す
る。 耐摩耗性被覆は、接着性が悪く、指のつめでは
く離する。 実施例15 比較例 本実施例は、シリコン耐摩耗性被覆の実施前
に、結合被覆を焼結しない重要性を示す。 実施例4Aの結合被覆を、ポリ(ジフエニルプ
ロパンカーボネート)に施すが、実施例13のよう
に、シリコン耐摩耗性被覆を施す前に、10分間、
単に風乾するのではなく、一次被覆を100℃で20
分間焼結させた後、実施例11Aのシリコン被覆を
施し、その後、実施例13のように100℃で2時間
硬化させる。 140〓の水中に2日間浸漬させると、被覆はは
く離する。 本発明の好ましい実施の態様を以下に説明す
る。 (1) 更に、縮合触媒を含有させてなる特許請求の
範囲第1項記載の組成物。 (2) 更に、水を含有させてなる特許請求の範囲第
1項記載の組成物。 (3) 組成物が溶媒中に存在する特許請求の範囲第
1項記載の組成物。 (4) 上記溶媒がアルコールである第3項記載の組
成物。 (5) 更に、加水分解反応剤として弱酸を含んでい
る特許請求の範囲第1項記載の組成物。 (6) 上記加水分解反応剤が氷酢酸である特許請求
の範囲第1項記載の組成物。 (7) 特許請求の範囲第1項記載の組成物に、希酸
加水分解反応剤と縮合触媒を添加し、生成した
コロイド懸濁液を熱可塑性物質に使用し、その
後、約70〜160℃の温度で硬化させることを特
徴とする耐候性と耐摩耗性を有する被覆された
基質の製造方法。 (8) 基質が熱可塑性である前第7項記載の方法。 (9) 特許請求の範囲第1項記載の硬化性組成物が
被覆された基質から成る製品。 (10) 基質が熱可塑性である前第9項記載の製品。 (11) 熱可塑性物質がアクリル系である前第10項記
載の製品。 (12) 熱可塑性物質がセルロースアセテートブチレ
ートである前第10項記載の製品。 (13) メタクリル酸アルキルの熱可塑性重合物あ
るいは少なくとも一種のメタクリル酸アルキル
を少なくとも50重量パーセント含むモノマー混
合物を重合させて得られた共重合物あるいはこ
れらの重合物の混合物と、一種あるいはそれ以
上の有機溶媒に溶解した流れ改良剤とから成る
結合被覆組成物を用い、特許請求の範囲第1項
記載の耐摩耗性被覆組成物を被覆する前に、約
20ないし30℃の温度で乾燥させることを特徴と
するポリカーボネート基質に耐摩耗性被覆組成
物を接着する方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)30ないし50重量部のコロイド状シリカと、
    (B)50ないし70重量部の、(i)ジアルキルジアルコキ
    シシランおよび(ii)アルキルトリアルコキシシラン
    の重量比で、1:19ないし1:4である混合物
    と、からなることを特徴とする耐候性および耐摩
    耗性被覆組成物。 2 上記シランがシラノールに部分的に加水分解
    されたものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 3 上記コロイド状シリカの粒子の大きさが、50
    ないし400ミリミクロンであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。 4 上記ジアルキルジアルコキシシランがジメチ
    ルジメトキシシランであり、上記アルキルトリア
    ルコキシシランがメチルトリメトキシシランであ
    り、加水分解反応剤として氷酢酸を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の組成物。
JP2998678A 1977-03-18 1978-03-17 Weatherproof and wearrresistant coating composition and method of bonding same Granted JPS53130732A (en)

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