JPS63121041A - 不要部自己除去性の乾式転写用物品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は不要部自己除去性の（ｓｅｌｆ−ｗｅｅｄｉｎ
ｇ）、可１真性の、乾式転写用物品またはデカルコマニ
アに関するものであり、−ｉ様においては特に、自己支
持性一体化裏打フィルム層を持たない低側面（ｌｏｗ−
ｐｒｏｆｉ　Ｉｅ　）の転写用物品に関する。

背摺技術 乾式転写用材料の一形態は永久に付着したまま利用され
る連続した自己支持性のベースフィルムの一方の表面に
設りられた接着剤層と、ベースフィルムの反対表面にグ
ラフィックパターン状に分布された１層以上のインキ層
とを有するものである。フィルムはインキおよび接ｎ剤
のための基体を構成し、かつ両者が互いに汚染し合わな
いように両者を永久に分離した状態に維持するものであ
る。さらに、このフィルムが比較的厚く自己支持性であ
ることから、この転写用物品は実質的にシワや亀裂など
を伴わずに貯蔵および取扱が可能である。しかし、ベー
スフィルムの存在によってもたらされる利益と共に、成
る種の不利益もある。

主に、フィルムのコスト、およびフィルムの存在が転写
物品に与えるかなりの厚さ。この後者の特徴は審美上お
よび性能上の欠点をもたらす。被転写り体表面に対して
高い側面を有する転写物品は審美上不自然な外観を呈す
る。性能の点からすると、高側面は転写物品が縁端で段
差を生じる可能性を増大させ、かかる段差は基体と転写
物品との間の空間に異物が侵入するのを許し更には接着
接合にただれを生じさＶる。ベースまたは支持フィルム
の厚さを減少させることはフィルムによって達成される
はずの利益の低下につながる。

転写用物品のもう一つの態様は総じて支持体またはフィ
ルムベースを省いて１０〜４０μ程の薄さのマーキング
を提供するものである。かかる物品は審美上、塗装マー
キングに近い。しかしながら、ベースフィルムの削除は
かかる物品の構成に必要な製造技術にも及びかかる構成
体に利用できる材料にもかなりの制約を与えるので、こ
の形態を多数の用途に、特に過酷な環境条件に遭遇する
ような用途に採用することを妨げる。製造上の制約のな
かには、グラフィックデザインを逆転印刷する必要性（
２色印刷では、第一インキ層より先に第二層を印刷しな
ければならない）および接着剤を適用づるためのｉ択的
手法（ロール塗布ではなくシルクスクリーニングまたは
グラビアプリンティング）に対する依存性がある。材料
上のｔＡ約の主なものは接着剤が一般に潜在テープ例え
ば水溶性接着剤や溶剤活性接着剤であることである。

これは転じて接着剤作ｖｊ化工程を接合手順の中に導入
することを要求し、困ｎ性を数倍にするので、このタイ
プのデカルコマニアの使用には熟練を要づる。かかる支
持フィルム無しのグラフィックはまた、一般に、脆く、
あまり強靭でないので、不要部を除去して最終デカルコ
マニアパターンを与えるために従来のフィルムベースグ
ラフィックと共に使用されているカッティングおよびト
リミング作業のタイプを排除しないにしても制限する。

米国特許第４．４５４．１７９号（ベネット他）には、
予め定められたインキパターンの形態のグラフィックデ
ザインを担持している担体フィルムを有する乾式転写用
物品が記載されている。このインキパターンの上には化
学線感受性接着剤が存在する。インキパターンは非イン
４：領域の接着剤だけが化学線に曝露されるように化学
線に対してマスクとして作用する。これは転写用物品が
基体上に配置され担体フィルムと共に露出部の接着剤が
選択的に除去されて優にグラフィックデザインとその下
の非露出部の接着剤とが表面に接合されたまま残ること
を可能にする粘着性の差を接着剤に発生させる。この特
許に記載されているのは、逆転印刷によって製造された
物品である。加えて、そこに記載されているのは、ｍ体
に直に適用されたグラフィックである。一般に、かかる
グラフィックは低接着力で担体に保持されているに過ぎ
ない。このことは転写用物品が後で基体上に配置される
又は配置し直されるときにグラフィックが甲ＩＩＩに担
体から剥離してしまう等の困ガな事態に至らしめること
がある。

米ｌ特許第４，５１４．４５７号（佐々木）には、接着
剤層と、接着剤層の一方の表面に設けられたインキ受容
表面を提供する粒子の被覆と、粒子層上に設けられたグ
ラフィック画像とを右する転写用物品が記載されている
。接着剤が粒子層を通ってグラフィック画像層中へ移行
するのを防ぐために粒子層と共にバインダーを使用する
ことが好ましい。使用される接着剤層は好ましくは室温
感圧性接着剤であるが、感熱接着剤も使用できる。

発明の概要 本発明は化学線応答性接着剤と、予め定められたグラフ
ィックパターンを成すグラフィック層と、接着剤層とグ
ラフィック層との闇に介在するインキ受容層とを有する
転写用物品を提供するものである。この物品は一体構成
のものであり、成る態様においては、低側面を有するこ
とができ、永久的自己支持性フィルム層が無くてもよい
。さらに、グラフィック層の上にオーバーコートが設け
られていてもよい。

本発明を図面を参考にしながら説明する。

第１図、第３図、および第５図は場合によっては一時的
に剥離ライナーを組み合わされていてもよい本発明の乾
式転写用物品の各種態様の拡大断面図であり、そして 第２図、第４図、および第６ＦＸ：Ｕは化学線に曝露さ
れ、キスカットされ、そしてアプリケ−シコンテープを
適用された後に基体へ接合された第１図、第３図、およ
び第５図のそれぞれの乾式転写用物品の拡大断面図であ
る。

一定の尺度で描かれているわけではないこれ等図面は重
なる例示であって限定的に解釈されるべきではない。

図面特に第１図を引用するが、乾式転写用物品１０は接
着剤Ｖ！Ｊ１１を有しており、その上に粒子１２からな
るインキ受容層２１が存在している。

層２１の上には、第一インキ１４と第二インキ１５から
なるグラフィック層１３が存在している。

層１３とインキ受容層２１の露出した即ちインキによっ
て覆われていない部分との上には、オーバーレイヤーま
たはクリアコート１６が設けられている。この乾式転写
用物品１０は所望の基体に適用される前に接着剤Ｍ１１
１を覆っているライナー１７Ｉ！Ｉちシリコーンコーテ
ッド！ｌ　１１１紙のような通常のＩＩ　ｌ１ｌｌｉラ
イナーに適用されている。

第２図では、第１図の転写用物品が先ず化学線に曝露さ
れ、１９で示されているようにキスカットされ、そして
クリアコート１６にアプリケーションテープ２０を適用
された後に基体１８に接合されている（剥離ライナー１
７は既に除去されている）。図示されているように、ア
プリケーションテープ２０は一部除去された段階にある
。アプリケーションテープ２０は転写用物品を基体へ貼
り付けるための補助手段として作用すると共に転写用物
品１０の取扱を可能にする。アプリケーションテープが
使用されないと、転写用物品が非常に薄く可撓性構造で
あることからシワになる。物品１０を基体に適用した後
、アプリケーションチー７２０は除去され８！棄される
。基体上には低側面のグラフィック画像が賎る。この操
作中に、露出部の接着剤も除去されるので、物品１０は
不要部自己除去性である。基体１８への必要な接合力を
付与するために圧力または熱が必要とされる場合には、
テープ２０は転写用物品１０が確実に基体に接着され支
持される以前にかかる力によってＩ０伽されることがな
いように接触表面として作用することができる。

転写用物品１０は多様な通常技術によって製造でき、そ
のことは本発明の利点の一つである。代表的な手順はロ
ールまたはノツチバー被覆操作によって接着剤Ｗ４１１
を剥離ライナー１７に適用するものである。接着剤を乾
燥して溶剤などを除去した後、静電塗装法または重力手
法によって粒子１２の層２１を接着剤層１１の裸出表面
に適用する。かかる方法はインキ受容表面を提供するよ
うに確実に粒子を互いに十分に近接さける。好ましいこ
とには、これ等適用技術は粒子の実質的に均一な同一平
面の単層被覆を提供する。個々の粒子は最も好ましくは
接触している隣接粒子である即ち連続している。インキ
受容層の構成にバインダー例えば樹脂（図示されていな
い）が酋まれでいる場合には、バインダーは粒子１２を
含有するスラリー等として適用されてもよいし又は粒子
１２をもって被覆されたＦＪ２１に溶液として適用され
てバインダーがｖＪ接粉粒子１２間に流ｆＪＪ　Ｌ、、
て隣接粒子１２を結合させるマトリックスを形成しても
よい。粒子および／またはバインダーを適用した結果と
して液体が存在するならば、それを除去してから、層２
１にインキ１４および１５をそれぞれ適用する。インキ
の適用はシルクスクリーニングやグラビアプリンティン
グやオフセットプリンティングなどを含む様々な印刷技
術によって行うことができる。

グラフィックデザイン（それは１種類のインキまたは逆
の順序ではなく正規の順序で繰り返し適用された複数の
インキからなる）の適用後、望むならば、インキ保護オ
ーバーレイヤーまたはクリアコート１６がグラビアまた
はシルクスクリーンプリンティングを含む通常の被覆技
術によって適用されてもよい。クリアコート１６は好ま
しくは、グラフィックデザインの表面上で連続であるべ
きであり、かつその下のデザインの検出（一般に目視検
出）を可能にするようなものであるべきである。クリア
コート１６は大抵はしばしば可視光に透明な樹脂であり
、そして化学線に対しては必ず透明でなければならない
。

第１図はさらに物品１０がインキ受容層２１のインキ担
持表面側から化学線（矢印２３によって表わされている
）にｆｌｕｆｆされることを示している。

グラフィック層１３は化学線がインキの下の接着剤層１
１の区域へ通過しないようにマスクする。

化学線はインキを含有していない部分を通過して接着剤
組成物の化学反応を開始さゼてその区域の被転′８ｕ体
への接着ポテンシャルを、マスクされた即ちｒＩＡ露さ
れなかった区域の接着ポテンシャルに比べて、相対的に
低下させる。

第２図を参考に説明すると、化学線に曝露された後、そ
の製品は１９でキスカットされ、それからアプリケーシ
ョンテープ２０を適用される。剥離ライナー１７を除去
した摸、その物品は手でしごくことによって付与される
ような圧力をもって基体１８の表面へ適用できる。現像
はアプリケーションテープ２ｏに剥離力を印加すること
によって行われる。基体１８の表面とインキ下の区域の
接着剤との間の接着力は基体１８と化学線′ｆＡ露区域
の接着剤との間の接着力よりも大きい。

キスカッティングは一般に像様の形態にトリミングする
インキ画像１４の輪郭に従ってインキ受容層２１のイン
キ担持表面側から望むならば剥離ライナーの表面に至る
まで構成体を打抜くことによって行われる。従って、剥
離ライナー１７は部分的にカッティングされてもよいし
又はカットはライナーの表面に到達しなくてもよい。代
替として、キスカッティングは全く省かれてもよい。後
者の場合には、上記の接着力の差異は物品がインキ部分
の輪郭に沿ってｇｇ量することを可能にする。

第３図および第４図はクリアコ−１−を利用しなかった
場合の本発明の別の態様を示す。従って、この構成体は
接着剤層１１と、粒子１２からなるインキ受容層２１と
、第一インキ１４からなるグラフィック層１３と、！Ｉ
Ｊ離ラクライナー１フらなる。

第４図において、アプリケーションテープ２０はテープ
の少なくとも一部分２４がインキ領域１４の外側のイン
キ受容層２１の露出部に接触するように適用される。こ
れは加圧貼り合わせまたはｒ！１ｍによって達成される
。テープ２０が適用される前に、得られた製品は化学ｇ
ｉ！（第３図では２３によって表わされている）に１０
１１されており、また、場合によっては４；スカッティ
ングされていてもよい。それから、上記のように基体１
８に適用される。

第５図および第６図は粒状インキ受容層を非粒状インキ
受容層２５で置き換えた本発明の別の態様を示している
。

本発明の転写用物品は任意のクリアコートの有無にかか
わらず望むならば全体で４０μ以下の厚さをもって即ち
低側面をもって提供されることができる。接着剤Ｗ１は
一般に５〜３０μの範囲にあり、そしてインキ受容層は
５００人〜２０μ（好ましくは１〜５μ）である。イン
キ受容層が個々の粒子からなる場合には、それ等は一般
に主要゛寸法が１０人〜５μの範囲にある。粒子は単層
として設けられてもよいし又は多層として設けられても
よい。インキ層の全体の厚さは存在するサブ層の数も含
めて様々な因子に依存する。一般に、インキ層の□全体
の厚さは約０．５〜３０μの範囲にある。

本発明には広く様々な接着剤が使用できる。それ等は化
学線に対して生来応答性であってもよいし又は化学線に
露光される前に接着剤層中へ化学線応答性物質を導入す
ることによってそのように構成されてもよい。例えば、
インキが適用されていない領域ではインキ受容層を通過
するがインキが適用された領域ではかかる通過がブロッ
クされるところの化学線応答性オーバーレイヘアーが使
用されてもよい。一般に、接着剤は防水性で耐熱性で耐
候性であることが望ましい。接着剤層は厚さが代表的に
は５〜１５μの範囲にあり、より一般には１０〜１５μ
の範囲にある。接着剤層はパターン層であってもよいし
又は連続層であってもよいが、後者が一般的である。

化学線に対して生来応答性である接着剤組成物は化学線
に１１１されなかった領域に比べて減少した粘着性およ
び増大した凝集強さを組成物に生じさせるように化学線
に応答可能である１種以上の成分を含有している。

この点から有効な接着剤の例は米国再発行特許第２４．
９０６号（ウルリツヒ）に開示されているような感圧性
ポリアクリレート接着剤および天然ゴム接着剤；および
Ａ−８−△（但し、Ａは熱可塑性ポリマーブロックを表
わし、Ｂはエラストマーブロックを表わしている）のゴ
ム状ブロック共重合体を含有している熱可塑性ゴム状接
着剤である。これ等材料は必要ならばラジカル開始剤の
ような化学線応答性物質を有効量（例えば、０．５〜５
重量％）導入するように改質されてもよい。

有効な接着剤組成物のさらに別のクラスは米国特許第４
，４５４．１７９号第６欄１７行〜第７１Ｅ１１４行お
よびそれ等の実施例に記載されている。

この開示は参考のためにここに組み入れられる。

化学線に生来応答性でない接着剤組成物は化学線応答性
成分を含有していない上記のもの等である。しかしなが
ら、それ等は必要な化学線応答性物質によって浸透され
ることが可能でなければならない。

インキ受容層は化学線を通過させることが可能でなけれ
ばならない。加えて、それは通常化学線に非応答性の接
着剤が使用される場合にはクリアコートの少な（とも化
学線応答性成分の通過を可能にするものでなければなら
ない。この観点から、インキ受容層は好ましくは５μ（
最も好ましくは３μ）以下の厚さであることが判明した
。もつと厚いインキ受容層も使用できるが、厚い層は化
学線応答性成分が接着剤層へ肉って通過する能力を低下
させることが判明した。

粒状材料がインキ受容層として利用される場合には、粒
子は必要なグラフィックデザインのために適切な基体に
均一な表面平滑性を付与するのに十分なサイズおよび形
状を有するものであることが好ましい。一般法則では、
グラフィックデザインのためにより細かい解像力が要求
される程、粒子はより微小であるべきであり、そして層
１１の表面により密に配置されているべきである。約０
．１〜約５μ（より好ましくは０．２〜３μ）の範囲の
粒子サイズが利用されてもよい。粒子は規則的な形状で
あってもよいし不規則な形状であってもよいが、前者が
好ましい。実質的に均一なサイズの球状または平板状（
薄片状）粒子が最も望ましい（特に、粒子含有層がバイ
ンダーを包含している場合には）。粒子の製造に適する
材料はガラス、シリカ、火山灰、雲母、プラスデック、
金属、およびそれ等の組み合わせなどを包含する様々な
合成および天然物質である。

粒状インキ受容層に使用されてもよいバインダーは転写
物品の構成に使用される粒子や接着剤やインキと適合性
のある材料であればよい。この材料は一般に樹脂、代表
的には多目的ウレタン樹脂またはアクリル樹脂である。

バインダー（一般に、インキ受容層の全ｆｆ１ｆｆｉの
０〜５０重量％の範囲にある）は粒子と一緒にスラリー
として適用されてもよいし又は粒子とは別個に適用され
てもよい。バインダーはその層からインキ含有層中への
接着剤の移行に対するバリャを提供するために隣接粒子
間の空隙を充填するのに十分な渚で存在づるべきである
。バインダーが存在しない場合には、インキ受容層の表
面積の少なくと６５０％が粒子によって覆われることが
好ましく、より好ましくは８０％、最も好ましくは９５
％〜１００％覆われる。しかしながら、最後の限度を達
成するのは実際には難しい。粒子含有インキ受容層中に
バインダーが存在する場合には、好ましくは層の表面積
の少なくとも５０％が粒子によって占められるべきであ
り、より好ましくは７５％、最も好ましくは９０％以上
である。

本発明に有効な非粒状インキ受容層は適切なインキ受容
表面を形成することができ、かつ接着剤Ｊ３よびインキ
と適合性がある有機樹脂から選択される。有効な樹脂の
例はビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、アセテート樹脂などである。それ等
は溶液から接着剤上に適用され乾燥されてもよいし、代
わりにドライフィルムとして接着剤上に適用されてもよ
い。

好ましくは、この構成に使用される接着剤は生来化学線
応答性である。

使用できるインキのタイプは溶剤ベースインキ、多成分
化学反応性インキ、化学線硬化性インキなどである。溶
剤ベースインキは適切な溶剤に溶解されて所望の表面に
印（鍔され乾燥されるポリ塩化ビニルやアクリル樹脂の
ような手合体バインダーを利用している。多成分化学反
応性システムにおける反応性成分は適切な液状媒体に溶
解または分散され、印刷され、溶剤を蒸発され、それか
ら反応性成分の反応によって硬化される。代表的な多成
分化学反応システムはポリウレタンインキを生成するた
めに共反応性ポリオール樹脂とポリイソシアネートを含
イｊしている。化学Ｉ！ｉＩ＠！化性インキシステムは
硬化を生じるために化学＃！（一般に、紫外線）に応答
性であるウレタン−アセテートのような反応性プレポリ
マーおよびモノマーの使用を伴う。インキは重合体成分
（好ましくは、高い引張強ざの重合体または樹脂、例え
ば、ポリビニルブチラール、硝酸セルロース、酢酸セル
ロース、アルキド、Ｊ３よび乾性油で変性または共Φ合
されたアルキド；スチレン、ウレタン、ビニル、アクリ
ル樹脂、ポリビニルハライド、ポリウレタン、ウレタン
アクリレート、エポキシ填合体、エポキシ−フェノール
、エポキシ−ポリアミド、および触媒添加エポキシ樹脂
および共重合体：ユリアー、メラミノー、Ｊ３よびベン
ゾ−グアナミンホルムアミトル合体；塩素化および異性
化ゴム、ポリスチレン、Ｊ３よびポリビニルトルエン；
ポリアクリレート、および熱硬化性アクリル樹脂）を含
有していてもよい。インキは有機溶媒または水中の溶液
、分散物、またはエマルションとして適用され、適用後
に溶剤または水が除去される。分散性を敗訴するため及
び被覆力を増大させるために界面活性剤で顔料粒子を被
覆することによって改質された顔料も含めて印刷インキ
に使用することが周知であるあらゆる手近な顔料が本発
明のインキ配合物に使用可能である。

インキは様々な通常の被覆または印刷技術にＪ：って適
用される。スクリーン印刷は好ましい手法である。イン
キグラフィックは中層でもよいし又は多色層でもよい。

インキは接着剤が応答する化学線に対して不透明である
。本発明に関連して不透明とは、化学反応した接着剤と
未反応の接着剤とによって規定される潜在パターンが提
供される（それは物理的に現像可能である）ように、付
着インキがインキの存在しない部分に比らべて接着剤層
への十分な１ヒ学翰の通過をブロックすることを意味し
ている。

好ましくは、インキは少なくとも５０％不透明である。

インキの表面を例えば磨滅から保護するために場合によ
って設けられてもよいクリアコートは化学線に対して透
明な材料からなる。化学線に対して透明とは、ａ露され
た領域の接着剤層に粘着性の低下を生じさせるのに十分
な化学線がクリアコートを通過できることを意味してい
る。クリアコートはまた化学線応答性であってもよく、
そして好ましくは化学線応答性である。一般に、その厚
さは約１０〜約３０μの範囲にあり、少なくとも６μで
あるべきである。

接着剤層が化学線に対して生来応答性でない場合には、
インキ受容層を通過して接着剤層へ浸透することができ
る化学線応答性オーバーコートが使用される。広く様々
なかかる組成物が使用できる。それ等はポリエステルポ
リオール／ポリイソシアネート組成物を含有するオリゴ
マー、脂肪族ウレタンアクリレート組成物、等々である
。一般に、このコートは接着剤層中への浸透にとって十
分な措の材料が提供されるように少なくとも６μの厚さ
である。

ライナー１７およびアプリケーションテープ２０はそれ
等が関与する表面に一時的に付着し転写用物品自体にｆ
ｉｍを与えることなくその表面から完全に剥離可能であ
る通常のシート様材料であればよい。接着剤層と組み合
わされた！ＩＪＩ！ＩＩライナー１７の場合には、シリ
コーンコーテッドＩＩ　Ｉｌｌライナーが適切である。

テープ２０は一般に、それによってＩわれる物品表面に
対して非凝集接合する感圧接着剤で被覆されたフィルム
またはベーパーである。

次に実施例によって本発明をさらに説明するが、下記実
施例中における部およびパーセントは別に規定されてい
ない限り全て虫最による。

実施例１ ブチルアクリレート１００重吊部とアクリル酸５ＴＩ！
ｆｆｉ部とからなる共ｍ合体に架橋剤［コロネート（Ｃ
０ＲＯＮ＾ＴＥ）　Ｌ、日本ポリウレタン株式会社の製
品の商品名１０．５重υ部を添加することによって接着
剤を製造した。この接着剤をシリコーンコーテッド剥Ｉ
ｌｌ　！ａ上にロール塗布し、１００℃で３分間乾燥し
た（乾量１０μ）。平均粒子直径１μを有するナトリウ
ムガラスの微粒子を静電塗装法によって接着剤層−［に
均一に被覆した。被覆は本質的に、厚さ３〜５μを有す
る連続粒子の単層であった。

アクリル樹１指［パラロイド（ＰＡＲＡＬＯＩＤ）Ｃ−
１０ｍＶ、０−ム・アンド・ハース社の製品の商品名］
をトルエンで約２０＠に希釈し、この溶液なカーテン被
覆法によって微粒子層上に薄＜′１ｉｍしく乾量で約２
ｇ／ｍ２）、そして１２０℃で３分間乾燥した。アクリ
ルＩＭ脂はナトリムガラス粒子間の隙間を充填した。

グラフィックパターンは塩化ビニルタイプのインキ［ス
コッチカル（５ＣＯＴＣＩＩＣＡＬ　）　、ブランド３
９１５、ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファク
チャリング・カンパニー（以後、「３Ｍ」に称する）の
製品の商品名］を使用してシルクスクリーン印刷によっ
て粒子含有層上に印刷され、そして６５℃で３０分間乾
燥された。

それから、インキおよび粒状表面の上に紫外（ＵＶ）光
応答性オーバーコートが下記配合のアクリルポリウレタ
ン組成物から適用された：配　　　合　　　　　　　　
　　　　　　　　　　部ポリウレタンアクリレートオリ
ゴマー　５５．０トリメチルプＤバントリアクリレート
　１１．ＯＮ−ビニルピロリドン　　　　　　　　１５
．０２−エチルへキシルアクリレート　　　　８．０２
．２−ジェトキシアセトフェノン　　５．０ジメチルア
ミノエタノール　　　　　　　２．０マルチフｏ　（Ｈ
ｕｌｔｉｆｌｏｗ）　（モンサント・インダストリアル
・ケミカル社の製品 の取引名）１．０ ＦＣ−１３１（３Ｍの製品の商品名）１．０Ｔ−２９２
（チバガイギー社の製品 の商品名）１．０ ＺＮ−ナフチネート　　　　　　　　　　１．０アクリ
ルポリウレタン組成物は乾燥されて厚さ１５μの層を与
えた。得られた構成体はアイ・グラフィック・カンパニ
ー類のＵＢＯ４５１−５ＡＭ　　ＬＩＶユニットからの
ＬＩＶ先に対して１６０αの距離で５ＴｒＬＺ分の走行
速度で曝露された。

Ｕｖ光源は１２０ワツト／１のハロゲン化金属ランプで
あった。

照射された構成体は次いでインキｆｒｉ域の外縁からＯ
〜１馴内側のところをシリコーン！ＩＩ　１紙に至るま
でキスカットされ、そしてアプリケーションテープ（ス
コッチカル・ブランドＳＣＰＭ−３、住友３Ｍ社の製品
の商品名）をオーバーコートに貼り付けられた。

この転写用物品を適用するために、！ＩＩ　１１１紙を
転写用物品から取り除き、この物品を基体即ち塗装され
たスチールパネルに、アプリケーションテープをしごく
ことによって、十分に圧接した。アプリケーションテー
プを剥離したところ、塗装の感触および外観を有するグ
ラフィックデザインでマークされた基体表面が残った。

加えて、この転写用物品は不要部自己除去性であった。

実施例２ インキ受容層中に樹脂が包含されていないこと及び使用
した粒状材料が平均直径１０μを有するベンゾ−グアナ
ミンホルムアルデヒド樹Ｉｔ［エボステル（ＥＰＯ５Ｔ
ＥＲ）　Ｓ　Ｕ　−７、日本触媒化学工業株式会社の製
品の商品名］であったこと以外は実施例１を繰り返した
。

得られた物品は実施例１の結果と同じ結果をもたらした
。

実施例３ 次の点を変更した以外は実施例１を繰り返した：接着剤
；　　感圧性化学線応答性接着剤（ＳＵ−１０４、タオ
合成化学株式会社 の製品の商品名） 粒子：　　　ベンゾ−グアナミンホルムアルデヒド（エ
ボステル５ｔＪ−７） バインダー：無し グラフィックパターン：塩化ビニルインキ（スコッチカ
ルブランド３ ９１６．３Ｍの製品の 商品名） オーバーコート：無し 光照射：　　　２．５ｍ／分の走行速度大ｆ［１のよう
に塗装スチール基体に通用されアプリケーションテープ
を除去された後には、基体上にグラフィックが残され、
それは塗装の外観および感触を有していた。この転写用
物品は不要部自己除去性であった。

実施例４ 次の点を変更したこと以外は実施例３を繰り返したニ ゲラフイックパターン：塩化ビニルインキ（スコッチカ
ルブランド４ １０３．３Ｍの製品の 取引名） オーバーコート：アクリルポリオールポリウレタン 光照射：　　　　　３ｍ／分の走行速度塗装されたスチ
ール基体に適用し、アプリケーションテープを取り除い
た後には、基体にグラフィックが接着しており、それは
塗装の外ｗＡおよび感触を有していた。

実施例５〜７ ＳＵ−１０４接着剤の厚さ３０μの層が用いられ、非粒
状インキ受容層が用いられ、オーバーコートは使用され
ず、そしてグラフィックパターンとしてスコッチカルブ
ランド３９１５ｊ３よび３９２０スクリーン印刷インキ
（３Ｍの製品の商品名）が使用されたこと以外は実施例
１を繰り返した。

さらに、この物品はインキ適用侵に７５℃で１時間加熱
された。第１表には使用されたイン４：受容層が列挙さ
れている。

第１表 実施例　−−一一工２土叉旦亘−一一　　区Ａ５　　ポ
リＪ冨化ビニル（Ｃ−１６５ ２７、坂束化学株式会社の製 品の商品名）　　　　　　　　　５０μ６　　ポリエス
テル（ＳＭ−５、 ＣＩＡホイル社の製品の商品 名）　　　　　　　　　　　　５０μ ７　　ポリ塩化ビニル［アポニル （へＰＯ旧［）Ｐ１岡木理研工業 株式会社の製品の商品名］　　　５０μ塗装されたスチ
ール括体に適用しアプリケーションテープを取り除いた
後には、基体に各グラフィックが接着しており、それは
塗装の外観および感触を有していた。各物品は不要部自
己除去性で　。

あった。

本発明の転写用物品は自己支持性フィルムを有する転写
用物品の利点と、該フィルムを持たない転写用物品の利
点とを合わせて享受している。シワおよび亀裂は実質的
に軽減される。ベースフィルムの存在ににる反りが解消
される。本発明の転写用物品は経済的で耐久性のある便
利な、通常の効率的高速被覆技術および材料を利用して
構成できる。美的な低側面の塗装様外観が達成される。

！ＩＪ　ｌｌｔライナーをきらんと有する転写物品は搬
送、貯蔵、および繰出のためにロール状に形成すること
が可能である。活性化可能な潜在接着剤に依存する必要
はな（なる。

当業者には本発明の範囲および思想を逸脱することなく
様々な変形および変更が明らかになろう。

【図面の簡単な説明】

第１図、第３図、および第５図は場合によって一時的に
剥離ライナーを組み合わされていてもよい本発明の乾式
転写用物品の各種態様の拡大断面図であり、そして 第２図、第４図、および第６図は化学線に露光され、キ
スカットされ、そしてアプリケーションテープを適用さ
れた後に基体に接合された第１図、第３図、および第５
図のそれぞれの乾式転写用物品の拡大断面図である。

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）化学線応答性組成物からなる接着剤層と、予め定
   められたグラフィックパターンを成すグラフィック層と
   、該接着剤層と該グラフィック層との間の化学線透過性
   インキ受容層を有することを特徴とする乾式転写用物品
   。
2. （２）さらに該接着剤層が感圧性であることを特徴とす
   る、特許請求の範囲第１項の物品。
3. （３）さらに該グラフィック層および該インキ受容層の
   露出部分の上にオーバーレイヤーを有していることを特
   徴とする、特許請求の範囲１項の物品。
4. （４）さらに該オーバーレイヤーが化学線応答性化学線
   透過性層からなることを特徴とする、特許請求の範囲第
   ３項の物品。
5. （５）さらに該オーバーレイヤーが該インキ受容層を通
   過して化学線応答性の該接着剤層に浸透していることを
   特徴とする、特許請求の範囲第４項の物品。
6. （６）さらに該オーバーレイヤーの上にアプリケーショ
   ンテープを有していることを特徴とする、特許請求の範
   囲第３項の物品。
7. （７）さらに該インキ受容層はインキ印刷適性表面を呈
   するように互いに十分に近接している不連続不活性粒子
   の層からなることを特徴とする、特許請求の範囲第１項
   の物品。
8. （８）さらに該インキ受容層が非粒状の有機樹脂層から
   なることを特徴とする、特許請求の範囲第１項の物品。
9. （９）さらに該グラフィック層および該インキ受容層の
   露出部分の上にアプリケーションテープを有しているこ
   とを特徴とする、特許請求の範囲第１項の物品。