JP3314972B2 - 感熱記録媒体 - Google Patents

感熱記録媒体

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JP3314972B2
JP3314972B2 JP01687993A JP1687993A JP3314972B2 JP 3314972 B2 JP3314972 B2 JP 3314972B2 JP 01687993 A JP01687993 A JP 01687993A JP 1687993 A JP1687993 A JP 1687993A JP 3314972 B2 JP3314972 B2 JP 3314972B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録層と感熱記録層
とを備えた磁気記録併用型の感熱記録媒体、特にプリペ
イドカードとして使用するのに適した感熱記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、公衆電話サービスの利用に代表さ
れるプリペイドカードには、磁気記録層を備えた磁気記
録媒体を使用することが一般的であった。ところが近
年、このプリペイドカードが鉄道、バスなどの乗車券や
回数券、高速道路通行券、遊園地などの入場券あるいは
物品の購入など種々の分野で広く用いられるようになる
に従って、カード表面に利用者の目に見える形で使用記
録や残高表示などを印字記録したいという要求が生じて
きた。
【0003】この要求に対応するために、従来の磁気記
録層に加えて、サーマルヘッドなどの加熱手段でカード
表面に可視情報を印字記録することができる、感熱記録
層を備えた、いわゆる磁気記録併用型の感熱記録媒体が
用いられるようになっている。
【0004】この種の感熱記録媒体は、可視情報を不可
逆的に印字記録することができる不可逆性感熱記録層を
備えたものと、可視情報の書き換えが可能な可逆性感熱
記録層を備えたものの2種類に大別される。
【0005】前者の不可逆性感熱記録層を備えた感熱記
録媒体は、顕色剤、およびこの顕色剤と加熱下で反応す
るロイコ染料などの発色剤をバインダー中に含有させた
感熱発色型の記録材料を用いて不可逆性感熱記録層を形
成したもので、通常は基材の片側の面に磁気記録層、隠
蔽層、不可逆性感熱記録層および保護層をこの順に積層
した構成を有している。基材の他の面にも不可逆性感熱
記録層を設ける場合には、隠蔽層、不可逆性感熱記録層
および保護層を基材の他の面にこの順に積層する。
【0006】一方後者は、低分子/高分子マトリックス
系などの、加熱温度により透明度が可逆的に変化する記
録材料を用いて可逆性感熱記録層を形成したもので、通
常は基材の片側の面に磁気記録層、平滑層、金属蒸着
層、可逆性感熱記録層および保護層をこの順に積層した
構成を有している。基材の他の面にも可逆性感熱記録層
を設ける場合は、平滑層、金属蒸着層、可逆性感熱記録
層および保護層を基材の他の面にこの順に積層する。
【0007】また不可逆性感熱記録層と可逆性感熱記録
層とをそれぞれの面に備えている感熱記録媒体も知られ
ている。このような感熱記録媒体は、基材の一方の面に
磁気記録層、隠蔽層、不可逆性感熱記録層および保護層
をこの順に積層し、基材の他の面に磁気記録層、平滑
層、金属蒸着層、可逆性感熱記録層および保護層をこの
順に積層した構成を有している。この場合、磁気記録層
は、どちらか片方の面のみに形成されても良い。
【0008】いずれの感熱記録媒体の場合も、可視情報
の記録は、保護層の表面に沿ってサーマルヘッドを走行
させ、感熱記録層の所定の部分を加熱することにより行
われる。したがって保護層の表面に凹凸があると、サー
マルヘッドや磁気ヘッドとの充分な密着がえられず、鮮
明な画像形成ができないためばかりか、凹部にゴミ、ほ
こり、汚れがたまるので、できるだけ平滑な状態に仕上
げられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような平滑な表面を有する従来の感熱記録媒体におい
て、サーマルヘッドによる印字記録を多数回にわたって
繰り返すと、サーマルヘッド上、磁気ヘッド上、あるい
は搬送用のローラ、ベルトなどにごみ、ほこり、汚れな
どが付着し、印字品質ならびに磁気記録面での書き込み
・読み取り性能などの低下を招くという問題が生じた。
【0010】このような問題を解決するものとして、磁
気カードの片面あるいは両面にセルフクリーニング層を
設けて磁気ヘッド等の汚れを防止している例がある。こ
の磁気カード用のセルフクリーニング層としてはアルコ
ール、フレオン等の洗浄液を不織布やフェルトに含浸さ
せたもの、粘着性の材料を用いるものなどが知られてい
る。しかしながら、この磁気カード用のセルフクリーニ
ング層は一般的に表面が粗く、また耐熱性が劣る。この
ため、不可逆性感熱記録層や、特に繰り返し印字記録を
行うための可逆性感熱記録層を備え、サーマルヘッドの
加熱により印字をおこなうことで媒体表面の耐熱性や平
滑性が要求される各種感熱記録媒体には用いることがで
きなかった。
【0011】したがって、本発明の目的は、耐熱性を考
慮することなく、不可逆性感熱記録層を備えた感熱記録
媒体においては印字品質を低下させることなく、また可
逆性感熱記録層を備えた感熱記録媒体においては印字品
質および繰り返し印字記録の耐久性を低下させることな
く、サーマルヘッドや磁気ヘッド、あるいは搬送用ロー
ラ、ベルト等の搬送系に付着したゴミ、ほこり、汚れ等
を除去することができる、セルフクリーニング層を有す
る感熱記録媒体を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材と、この
基材の少なくとも一方の面に設けられた磁気記録層、可
視情報記録層、保護層およびセルフクリーニング層とを
備え、前記セルフクリーニング層が、前記保護層上の非
印字領域に限定されて形成されており、かつ表面に微細
な凹凸を有しており、さらに前記セルフクリーニング層
の表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.1〜1.0μm
の範囲にあることを特徴とする感熱記録媒体を提供す
る。
【0013】本発明において、可視情報記録層が不可逆
性の記録を行なうものである場合には、磁気記録層上に
設けられた隠蔽層および不可逆性感熱記録層からなり、
この不可逆性感熱記録層上に、保護層およびセルフクリ
ーニング層が積層される。
【0014】また可視情報記録層が可逆性の記録を行な
うものである場合には、磁気記録層上に、平滑層、金属
蒸着層および可逆性感熱記録層が設けられる。
【0015】すなわち、本発明におけるセルフクリーニ
ング層は、感熱記録媒体の表面の保護層上の非印字領域
のうち、少なくともサーマルヘッド、磁気ヘッドおよび
搬送用ローラ、ベルト等の搬送系に当接する部分に設け
ることで、サーマルヘッド等に付着したゴミ、ほこり、
汚れ等を除去することができる。
【0016】このように、セルフクリーニング層が印字
領域を避けて設けられているため、サーマルヘッドがセ
ルフクリーニング層と直接的に接するのは、発熱してい
ない非印字時のみである。したがって本発明のように非
印字領域に限定すれば、耐熱性を考慮せずに感熱記録媒
体にセルフクリーニング層を形成することができる。さ
らに、セルフクリーニング層を非印字領域に限定して形
成しているため、このセルフクリーニング層の表面が微
細な凹凸を有していても、サーマルヘッドを用いた感熱
記録媒体の印字品質に影響を与えることがない。
【0017】このようなセルフクリーニング層は、樹脂
バインダー中に顔料を含有させた塗料もしくはインキを
用いて形成することができる。バインダーに適した樹脂
は、ビニル系、ウレタン系、アクリル系、アルキッド
系、エポキシ系等の熱可塑性または熱硬化性樹脂から選
択することができる。また顔料は、セルフクリーニング
層の表面に微細な凹凸を形成する要素として用いるもの
で、ほとんど全ての無機顔料あるいは有機顔料の中から
任意に選択して使用することができる。とくにサーマル
ヘッド等に付着したゴミ、ほこり、汚れ等を充分に除去
するためには、セルフクリーニング層の表面の中心線平
均粗さ(Ra)が、0.1〜1.0μmの範囲にあるこ
とが好ましい。
【0018】このような微細な凹凸を形成することがで
きる顔料としては、粒径0.1〜1.0μmの、望まし
くは球形状あるいは鱗片状の炭酸カルシウム、焼成カオ
リン、非晶質シリカ、尿素ホルマリンフィラー、ポリエ
チレンフィラー、ポリスチレンフィラー、シリコンフィ
ラー、ベンゾグアナミンフィラー、アクリルニトリルフ
ィラーが適している。
【0019】このような塗料もしくはインキを用い、通
常の印刷方法やコーティング方法で感熱記録媒体の表面
の保護層上の非印字領域の全面あるいは一部分にセルフ
クリーニング層を形成する。セルフクリーニング層を感
熱記録媒体表面に部分的に形成するには、オフセット印
刷法、シルクスクリーン印刷法、活版印刷法、グラビア
印刷法など公知の一般的な印刷方法を用いることがで
き、また全面に形成するのであれば、これら一般的な印
刷方法の他に、ロールコーティング法、リバースロール
コーティング法、ダイレクトグラビアコーティング法、
メイヤーバーコーティング法、エアナイフコーティング
法など公知の一般的なコーティング方法を用いることが
できる。
【0020】また感熱記録媒体の他の面の非印字領域の
全面あるいは一部分に、前記と同様の第2のセルフクリ
ーニング層を設けることで、セルフクリーニング性をさ
らに向上させることができる。
【0021】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1(a)〜(h)は、本発明のそれぞ
れ異なる態様による感熱記録媒体の平面図である。
【0022】各感熱記録媒体1について、その表面は、
印字領域2と非印字領域3に区分されており、セルフク
リーニング層は、この非印字領域3内に限定されて設け
られている。図1(a)の例では、印字領域2は、感熱
記録媒体1の中央に位置する長方形のもので、その周囲
が非印字領域3で囲まれている。
【0023】この感熱記録媒体1に対して通常の印字装
置で印字を行う際、サーマルヘッドは、印字動作のため
に感熱記録媒体1の長手方向に沿って移動する過程で、
まず非印字領域3に接触し、ついで印字領域2に達して
ここで所定の印字記録を行い、その後に非印字領域3に
接触する。したがってサーマルヘッドが非印字領域3に
接触しながら移動する過程で、非印字領域3に形成され
たセルフクリーニング層と接触することにより、自動的
にサーマルヘッドに付着したゴミ、ほこり、汚れ等がク
リーニングされる。
【0024】印字領域2および非印字領域3として、図
1(a)に示したものの他に、図1(b)〜(f)に示
すような種々の区分を採用することができる。これらの
態様では、サーマルヘッドの移動経路内に印字領域2が
存在し、サーマルヘッドの移動方向に関して印字領域2
の前方および後方の少なくとも一方に非印字領域3が設
けられている。
【0025】なお図1(g)および(h)に示すよう
に、印字動作時にサーマルヘッドとは接触しない位置に
非印字領域3を形成し、この非印字領域3にセルフクリ
ーニング層を設けた場合、あるいは印字記録が行われる
表面とは反対側の表面のみにセルフクリーニング層を設
けた場合にも、感熱記録媒体1の搬送経路をクリーニン
グすることができるので、サーマルヘッドや磁気ヘッド
を間接的にクリーニングする効果が得られる。
【0026】またセルフクリーニング層は、非印字領域
3の全面にわたって設けることがより効果的であるが、
非印字領域3のうち、サーマルヘッド、磁気ヘッド、搬
送用ローラ、ベルトなどと接触する部分に更に限定して
設けても、サーマルヘッドなどをクリーニングすること
ができる。
【0027】図2は本発明の感熱記録媒体の断面図であ
り、感熱記録層として不可逆性感熱記録層を備えた場合
の例である。
【0028】この感熱記録媒体1は、基材11の片側の
面に磁気記録層12、隠蔽層13、不可逆性感熱記録層
14、および保護層15をこの順序に積層した構造のも
ので、この保護層15の表面の印字領域2を除いた非印
字領域3の全面にセルフクリーニング層16が設けられ
ている。なお符号17は、必要に応じて保護層15とセ
ルフクリーニング層16の間に設けられた印刷層を示
す。
【0029】基材11としてはポリエチレンテレフタレ
ート、ポリビニルアセテート、ポリスチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリカーボネート、ポリプロピレン等の合成樹
脂からなるシート状物またはこれらの合成樹脂からなる
複合基材や合成紙を使用することができる。基材11の
厚さは感熱記録媒体の用途により適宜決めることができ
る。
【0030】磁気記録層12は、従来の磁気記録媒体に
おいて磁気記録層として一般に用いられているものを使
用することができる。例えば、Ba−フェライト、Sr
−フェライト、Co被着r−酸化鉄、r−酸化鉄等の公
知の磁性材料をバインダー中に含有した磁性塗料を、グ
ラビアコーティング法などの公知の一般的なコーティン
グ方法によって基材11上に塗布することにより形成さ
れる。磁性塗料に使用されるバインダーとしては、ポリ
エステル系樹脂、アルキッド系樹脂、ビニル系樹脂また
はポリウレタン系樹脂もしくはそれらの混合樹脂を用い
ることができる。このような磁気記録層12の好ましい
厚さは10〜20μm程度である。
【0031】隠蔽層13は、磁気記録層12の色彩を視
覚的に隠蔽するもので、金属粒子をバインダー中に含有
する隠蔽用塗料を、グラビアコーティング法などの公知
の一般的なコーティング法によって磁気記録層12上に
塗布することにより形成することができる。隠蔽用塗料
に使用されるバインダーとしては、ポリアミド樹脂、ア
クリル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂などが適している。
また金属粒子としては、Al粒子やAl粉ペーストなど
の他に、Sn、Cu、Ag、Cu−Zn等の非磁性金属
を用いることができる。このような隠蔽層13の厚さは
1〜5μm程度である。
【0032】また図には記載しないが、隠蔽層13と不
可逆性感熱記録層14の間に、両者の密着性向上のため
のアンカー層を設けてもよい。アンカー層としては、ビ
ニル系、アクリル系またはウレタン系等の樹脂を用いる
ことができる。このようなアンカー層の好ましい厚さは
0.5〜3μm程度である。
【0033】不可逆性感熱記録層14は、顕色剤として
のフェノール性化合物と、このフェノール性化合物と加
熱下で反応して発色する発色剤としてのロイコ染料とを
バインダー中に含有する感熱記録インキを、グラビアコ
ーティング法などの公知の一般的なコーティング方法に
よって隠蔽層13上に塗布することにより形成すること
ができる。感熱記録インキにおけるロイコ染料として
は、トリフェニルメタン系、フルオラン系、オーラミン
系、フェノチアジン系、スピロピラン系等の、従来より
感熱記録に使用されている公知のロイコ染料を用いるこ
とができる。またフェノール性化合物としては、o−フ
タル酸、没食子酸等の、従来より感熱記録に使用されて
いる公知のフェノール性化合物を単独で、あるいは任意
の2種以上を混合して用いることができる。またバイン
ダーとしては、アルキッド樹脂、塩化ビニル樹脂、ウレ
タン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリメチルメタ
クリレート樹脂等を用いることができる。このような感
熱記録インキの塗布によって形成される不可逆性感熱記
録層14の好ましい厚さは5〜10μm程度である。保
護層15は、不可逆性感熱記録層14の保存性の向上さ
せるためのものであり、従来の磁気記録媒体等で保護層
として使用されていたものを用いることができる。例え
ばセルロース系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系
樹脂、ビニル系樹脂、エポキシ系樹脂等のバインダー中
に色剤、酸化防止剤および滑性付与剤としてオレオアマ
イド、ステアロアマイドまたはシリコーン等を添加した
保護層用塗料を、グラビアコーティング法などの公知の
一般的なコーティング方法によって不可逆性感熱記録層
14上に塗布することにより形成される。また保護層1
5を形成するためには、紫外線硬化型塗料や電子線硬化
型塗料を用いることができる。このような保護層15の
好ましい厚さは1〜5μm程度である。
【0034】セルフクリーニング層16は、サーマルヘ
ッド、磁気ヘッドおよび搬送用ローラ、ベルト等の搬送
系に直接的に接触することで、サーマルヘッド等に付着
したゴミ、ほこり、汚れを除去するためのものであり、
顔料をバインダー中に含有したセルフクリーニング用塗
料あるいはインキをグラビアコーティング法やオフセッ
ト印刷法などの通常にコーティング方法や印刷方法によ
って保護層15上の非印字領域3に塗布あるいは印刷す
ることで形成することができる。
【0035】セルフクリーニング用塗料あるいはインキ
に用いられるバインダーとしては、ビニル系樹脂、ウレ
タン系樹脂、アクリル系樹脂、アルキッド系樹脂、エポ
キシ系樹脂などの合成樹脂を用いることができる。ま
た、顔料はセルフクリーニング層16の表面に微細な凹
凸を形成する要素として用いるもので、無機顔料、有機
顔料の中から選択することができる。
【0036】ゴミ、ほこり、汚れ等を充分に除去するた
めには、セルフクリーニング層16の表面の中心線平均
粗さ(Ra)が0.1〜1.0μmの範囲にあることが
好ましい。このような微細な凹凸を形成することができ
る顔料としては、粒径0.1〜1.0μm、望ましくは
球形状あるいは鱗片状の炭酸カルシウム、焼成カオリ
ン、非晶質シリカ、尿素ホルマリンフィラー、ポリエチ
レンフィラー、ポリスチレンフィラー、シリコンフィラ
ー、ベンゾグアナミンフィラー、アクリルニトリルフィ
ラーが適している。このようなセルフクリーニング層1
6の好ましい厚さは1〜5μm程度である。
【0037】これら各層の好ましい構成例を以下に示
す。
【0038】基材11として、厚さ188μmの白色ポ
リエチレンテレフタレートフィルム〔商品名:ルミラー
E−24(東レ社製)〕の片面上に、Ba−フェライト
磁性粉末を塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリ
ウレタン樹脂およびイソシアネート系硬化剤からなるバ
インダー溶液中に分散させた磁性塗料をグラビアコーテ
ィング法により塗布し、乾燥させて厚さ10μmの磁気
記録層12を形成した。
【0039】この磁気記録層12の上に、下記の組成の
隠蔽用塗料をグラビアコーティング法により塗布し、乾
燥させて厚さ1μmの隠蔽層13を形成した。
【0040】(隠蔽用塗料の組成) Al粉ペースト〔商品名:MR−9000(旭化成社製)〕 100重量部 アクリル樹脂 150重量部 硬化剤 10重量部 トルエン 600重量部 メチルエチルケトン 100重量部 次に隠蔽層13上にロイコ系感熱インキ〔商品名:T−
1760(日本化薬社製)〕をグラビアコーティング法
により塗布し、乾燥させて厚さ3μmの不可逆性感熱記
録層14を形成した。
【0041】この不可逆性感熱記録層14上に、アクリ
ル系紫外線硬化型インキ〔商品名:GPS−UV150
(日本化薬社製)〕をグラビアコーティング法により塗
布し30m/min、160W/cm、3灯の条件で紫
外線照射を行って硬化、乾燥させて厚さ1μmの保護層
15を形成した。
【0042】次に保護層15上の非印字領域3に紫外線
硬化型のオフセット黒インキでオフセット印刷し、30
m/min、160W/cm、3灯の条件で紫外線照射
を行い、乾燥させて厚さ1μmの印刷層17を形成し
た。
【0043】ついで保護層15上の非印字領域3の全面
に、下記の組成よりなるセルフクリーニング用インキを
UVオフセット印刷方式で印刷し、30m/min、1
60W/cm、3灯の条件で紫外線照射を行いって硬
化、乾燥させて厚さ2μmのセルフクリーニング層16
を形成した。
【0044】(セルフクリーニング用インキの組成) 光重合性プレポリマー(ポリオール・アクリルエステルオリゴマー) 〔商品名:アロニックスM−1600(東亜合成化学工業社製)〕 32重量部 光重合性モノマー(ポリオール・アクリルエステルモノマー) 〔商品名:ライトアクリレートG−201P(共栄油脂化学工業社製)〕 8重量部 不活性ポリマー(ポリエステル) 〔商品名:バイロン−300(東洋紡績社製)〕 17重量部 重合開始剤 〔商品名:ダルキュアー1173(チバガイギー社製)〕 10重量部 紫外線吸収剤 〔商品名:チヌビン1130(チバガイギー社製)〕 03重量部 重合禁止剤 〔商品名:チヌビン292(チバガイギー社製)〕 02重量部 シリカ 〔商品名:ミズカシルP−527(水澤化学工業社製)〕 295重量部 ワックス 〔商品名:ヘキストワックスPE520(ヘキストジャパン社製)〕 3重量部 図3は、本発明の他の実施例による感熱記録媒体の断面
図であり、この例の感熱記録媒体は、感熱記録層として
不可逆性感熱記録層および他の面に可逆性感熱記録層を
備えている。
【0045】すなわち図3の感熱記録媒体1は、基材2
1の片側の面に磁気記録層22、平滑層23、金属薄膜
層24、可逆性感熱記録層25、および保護層26をこ
の順序で積層し、更に基材21の他の面に不可逆性感熱
記録層29、保護層30をこの順序に積層した構造のも
ので、このそれぞれの面の保護層26、30の表面の印
字領域2を除いた非印字領域3の全面にセルフクリーニ
ング層27、31が設けられている。なお符号28、3
2は印刷層で、必要に応じて保護層26、30とセルフ
クリーニング層27、31の間に設けられる。
【0046】ここで、基材21、磁気記録層22、不可
逆性感熱記録層29は図2の不可逆性感熱記録層を備え
た感熱記録媒体を例とした場合の説明で示した材料や形
成方法をそのまま適用することができる。
【0047】また保護層26、30およびセルフクリー
ニング層27、31は可逆性感熱記録層を備えた面、不
可逆性感熱記録層を備えた面に設ける場合も、同様に図
2の不可逆性感熱記録層を備えた感熱記録媒体を例とし
た場合の説明で示した材料や形成方法をそのまま使用す
ることができる。
【0048】平滑層23は、金属薄膜層24の反射特性
を安定させるために設けるもので、ビニル系、ウレタン
系、アクリル系等の樹脂系塗料や紫外線硬化型塗料をグ
ラビアコーティング法などの公知の一般的なコーティン
グ方法によって磁気記録層22上に塗布することで形成
される。このような平滑層23の好ましい厚さは1〜5
μm程度である。
【0049】金属薄膜層24は、可逆性感熱記録層25
の印字記録のコントラストを高めるために反射層として
設けるもので、Al、Sn、Pb、Cr、Niなどの金
属を真空蒸着法、スパッタリング法などの公知の一般的
な薄膜形成手段によって平滑層23上に形成される。こ
のような金属薄膜層24の好ましい厚さは0.03〜
0.1μm程度である。
【0050】可逆性感熱記録層25としては、低分子/
高分子マトリックス系のような、加熱温度により透明度
が変化する、例えば特開昭54−119377号公報、
同55−154198号公報、同64−20193号公
報、特開平3−73383号公報等において知られた材
料を用いることができる。
【0051】これら低分子/高分子マトリックス系材料
は、外部から熱を与えられた時に、その温度に応じて、
透明状態から白濁状態までの範囲で可逆的に変化し、そ
の後常温に戻っても、それぞれの状態を保持することが
できるものである。
【0052】例えば、これらの材料は常温より高い温度
1以上に加熱すると白濁し、これを常温に戻しても、
この白濁状態は保持されるが、更に常温より高く且つT
1より低い温度T2で加熱すると透明となり、これを常温
に戻すと、この透明状態が保持されるものである。
【0053】したがって、このような材料を感熱記録層
として用いた感熱記録媒体では、感熱記録層をT1より
低く且つ常温より高い温度T2に加熱後冷却すると、一
様に透明となり、これにサーマルヘッド等によりT1
上の加熱温度で印字記録すると白濁による文字が形成さ
れる。さらにその後に再度T2の温度に加熱すると、一
様に透明となり、先に印字記録した文字が消去される。
この操作を繰り返すことで、可逆的な印字記録が可能で
ある。
【0054】このような低分子/高分子マトリックス系
材料は、ビニル系などの重合体からなる高分子マトリッ
クス材に、飽和または不飽和脂肪酸などの有機低分子物
質を混合したものを用いることができる。高分子マトリ
ックス材と有機低分子物質の混合割合は、有機低分子物
質1重量部に対して高分子マトリックス材3〜15重量
部程度が適当である。
【0055】高分子マトリックス材は、透明性に優れ、
機械的にも安定な重合体であることが好ましく、このよ
うな重合体としては、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル、ビ
ニルアルコール、マレイン酸、アクリル酸エステル、ア
クリルニトリルまたはポリエステルの1種または2種以
上の共重合体を用いることができる。
【0056】また有機低分子物質は、炭素数約10〜3
0の飽和または不飽和脂肪酸またはその塩類、エステル
類、アミド類の中から選択され、この内ステアリン酸、
オレイン酸などの脂肪酸が好適である。
【0057】可逆性感熱記録層25は、低分子/高分子
マトリックス系材料を有機溶媒に溶解させた可逆性感熱
記録材料を、グラビアコーティング法など公知の一般的
なコーティング方法で金属薄膜層24上に塗布すること
で形成される。このような可逆性感熱記録層25の好ま
しい厚さは5〜10μm程度である。
【0058】これら各層の好ましい構成例を以下に示
す。
【0059】基材21として厚さ188μmの白色ポリ
エチレンテレフタレートフィルム〔商品名:ルミラーE
−24(東レ社製)〕の片面上に、Ba−フェライト磁
性粉末を塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリウ
レタン樹脂およびイソシアネート系硬化剤からなるバイ
ンダー溶液中に分散させた磁性塗料をグラビアコーティ
ング法により塗布し、乾燥させて厚さ10μmの磁気記
録層22を形成した。この磁気記録層22上に、ウレタ
ンアクリレート系の紫外線硬化型塗料〔商品名:ユニデ
ィックV−9080(大日本インキ化学工業社製)〕を
グラビアコーティング法により塗布し、30m/mi
n、160W/cm、3灯の条件で紫外線照射を行い、
乾燥させて厚さ2μmの平滑層23を形成した。
【0060】次に平滑層23の上にアルミニウムを真空
蒸着法により薄膜形成を行い、厚さ0.07μmの金属
薄膜層24を形成した。
【0061】この金属薄膜層24上に、以下の成分より
なる可逆性感熱記録材料をグラビアコーティング法によ
り塗布し、厚さ5μmの可逆性感熱記録層25を形成し
た。 (可逆性感熱記録材料の組成) 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体 〔商品名:VYHH(UCC社製)〕 100重量部 ドコサン酸 〔商品名:ユニスターM−9676(日本油脂社製)〕 50重量部 ステアリルステアレート〔和光純薬社製〕 50重量部 界面活性剤〔商品名:FC−430(住友3M社製)〕 01重量部 MEK 400重量部 トルエン 400重量部 アノン 400重量部 次に可逆性感熱記録層25の上にウレタンアクリレート
系紫外線硬化型塗料〔商品名:ユニディックV−900
2(大日本インキ化学工業社製)〕をグラビアコーティ
ング法により塗布し、30m/min、160W/c
m、3灯の条件で紫外線照射を行って硬化、乾燥させて
厚さ2μmの保護層26を形成した。
【0062】一方、基材21の他の面に、ロイコ系感熱
発色インキ〔商品名:T−1765(日本化薬社製)〕
をグラビアコーティング法により塗布し、厚さ5μmの
不可逆性感熱記録層29を形成した。
【0063】この不可逆性感熱記録層29の上にアクリ
ル系紫外線硬化型インキ〔商品名:GPS−UV150
(日本化薬社製)〕をグラビアコーティング法により塗
布し、30m/min、160W/cm、3灯の条件で
紫外線照射を行い、乾燥させて厚さ2μmの保護層30
を形成した。
【0064】次に保護層26上および他の面の保護層3
0上のそれぞれの非印字領域3にオフセット黒インキで
オフセット印刷し、30m/min、160W/cm、
3灯の条件で紫外線照射を行って硬化、乾燥させて厚さ
1μmの印刷層28、32を形成した。
【0065】さらに保護層26および30上のそれぞれ
の非印字領域3の全面に、図2の不可逆性感熱記録層を
備えた感熱記録媒体の説明で示したものと同様の成分の
セルフクリーニング用インキをUVオフセット印刷方式
で印刷し、乾燥させて厚さ2μmのセルフクリーニング
層27、31を形成した。
【0066】こうして作成した2種の感熱記録媒体の表
裏両面に手垢やほこりをつけた後、サーマルヘッドによ
る印字記録を繰り返し行なった。
【0067】その結果、ゴミ、ほこり、汚れ等が印字領
域やサーマルヘッド、磁気ヘッド、搬送ローラ、ベルト
等に一旦付着しても、非印字領域に設けられたセルフク
リーニング層によって確実に除去され、累積することは
なかった。また印字品質の低下や印字むらもなく、磁気
記録の信頼性の低下も見られなかった。
【0068】
【発明の効果】感熱記録媒体表面の非印字領域のみにセ
ルフクリーニング層を設けたため、印字領域に何ら変更
を加えることなく、感熱記録媒体の印字不良の低減や磁
気記録の信頼性の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱記録媒体に適用された印字領域と
非印字領域の種々の区分をそれぞれ示す平面図。
【図2】本発明の一実施例による感熱記録媒体の部分縦
断面図。
【図3】本発明の他の実施例による感熱記録媒体の部分
縦断面図。
【符号の説明】
1 感熱記録媒体 2 印字領域 3 非印字領域 11,21 基材 12,22 磁気記録層 13 隠蔽層 14,29 不可逆性感熱記録層 15,26,30 保護層 16,27,31 セルフクリーニング層 27,28,32 印刷層 23 平滑層 24 金属薄膜層 25 可逆性感熱記録層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 5/72 B41M 5/26 E 5/80 G06K 19/00 Z (56)参考文献 特開 昭56−88582(JP,A) 特開 平4−201400(JP,A) 特開 平4−364994(JP,A) 特開 昭53−8150(JP,A) 特開 昭56−88580(JP,A) 実開 昭62−19274(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42D 5/00 - 15/10 B41J 29/17 B41M 5/40 G06K 19/00 G11B 5/72 - 5/80

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、この基材の少なくとも一方の面
    に設けられた磁気記録層、可視情報記録層、保護層およ
    びセルフクリーニング層とを備え、前記セルフクリーニ
    ング層が、前記保護層上の非印字領域に限定されて形成
    されており、かつ表面に微細な凹凸を有しており、さら
    に前記セルフクリーニング層の表面の中心線平均粗さ
    (Ra)が0.1〜1.0μmの範囲にあることを特徴
    とする感熱記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記可視情報記録層が、隠蔽層および不
    可逆性感熱記録層を具備して構成されている請求項1に
    記載の感熱記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記可視情報記録層が、金属蒸着層およ
    び可逆性感熱記録層を具備して構成されている請求項1
    に記載の感熱記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記基材の他の面に、表面が微細な凹凸
    を有する第2のセルフクリーニング層が積層されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の感熱記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記セルフクリーニング層が、平均粒径
    0.1〜1.0μmの顔料を含有する塗料またはインキ
    を用いて形成されたものである請求項1〜のいずれか
    1項に記載の感熱記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記顔料が、球形状あるいは鱗片状の炭
    酸カルシウム、焼成カオリン、非晶質シリカ、尿素ホル
    マリンフィラー、ポリエチレンフィラー、ポリスチレン
    フィラー、シリコンフィラー、ベンゾグアナミンフィラ
    ー、アクリルニトリルフィラーからなる群から選ばれた
    ものである請求項に記載の感熱記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記塗料またはインキが紫外線硬化型で
    ある請求項に記載の感熱記録媒体。
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