JPS63119143A - 偏向ヨ−ク - Google Patents

偏向ヨ−ク

Info

Publication number
JPS63119143A
JPS63119143A JP26429586A JP26429586A JPS63119143A JP S63119143 A JPS63119143 A JP S63119143A JP 26429586 A JP26429586 A JP 26429586A JP 26429586 A JP26429586 A JP 26429586A JP S63119143 A JPS63119143 A JP S63119143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
cross arm
magnetic flux
coil
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26429586A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Ii
伊井 勤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP26429586A priority Critical patent/JPS63119143A/ja
Publication of JPS63119143A publication Critical patent/JPS63119143A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はインライン型電子銃を有するカラー受像管に用
いられる偏向ヨークに関する。
(→ 従来の技術 一般にインライン型電子銃を有するカラー受[象管に使
用するセミトロイダル型偏向ヨークによる磁界は垂直偏
向コイルによる磁界をバレル磁界とし、水平偏向コイル
による磁界をビンクッション磁界とすることにより良好
なコンバーゼンスを得ている。
一方、前記垂直コイルによる磁界をバレル磁界としてい
るためこのままではラスタに左右糸巻歪が発生するため
、例えば、特公昭57−35542号公報(HOI J
 29/76)に示される如くぃゆ ht、h 70ントクロスアームとよばれる磁性板を設
けることにより垂直偏向コイルによるスクリーン側にお
ける磁界をビンクッション傾向とし、ラスタ企を補正し
ている。
第1図にフロントクロスアームを備えた偏向ヨークに示
f。フロントクロスアームII+ハコイルセパレータ(
2)の前方拡大部(2a)に取付けられており、垂直偏
向コイル(3)からの漏洩磁束を収集する磁束収集部〔
1a)及びこの収集した磁束をスクリーン側へ放出する
一対の磁界形成部(1b)〔1b)から構成されている
また、特公昭58−20455号公報(H01J29/
76)に示される如く、いわゆるリアクロスアームとよ
ばれる磁性板を設けることにより垂直偏向コイルによる
電子銃側における磁界をバレル型とすることにより良好
なコンバーゼンスを得ると共にラスタ歪を少なくしてい
る。
第2図にリアクロスアームを備えた偏向ヨーク?−示f
。リアクロスアーム(4)はコイルセパレータ(2)の
電子銃側でコイルセパレータ(2)と垂直偏向コイル(
図示省略)との間に取付けられており、第3図(イ)(
ロ)の如く、コイルセパ1ノータ局面に沿うような湾曲
形状となっている。
上述のフロントクロスアーム或いはリアクロスアーム等
の磁性板は通常、無方向電磁鋼板である冷間圧延硅素鋼
板(JIS 5−18、或いは5−24等)を打抜き、
及び折曲加工したものである。
しかしながら上記磁性板の機械加工時、加工部分付近の
金属結晶に外力が加わるため、結晶がストレスを受けそ
の配列がくずされてしまう。従って磁壁が移動しにくく
なり透磁率が低下すると共に、渦電流損失及びヒステリ
シス損失等の鉄損が増加し、これによって、ラスク歪補
正効果が減少したシ磁性板の発熱量の増加による偏向ヨ
ークの温度上昇等の欠点が生ずる。
また、上記磁気特性の劣化は加工状態によりその劣化量
が変動するためラスク歪特性やコンバーゼンス特性の変
動要因となる。
特に偏向角が100以上の広角となり画面曲率が従来の
15〜2倍となるいわゆるフラットフェイス受像管では
補正すべきラスタ止置が犬l】に増加するため上記欠点
が顕著となる。
また、硅素鋼板には一般に絶縁、防錆のため表面にコー
ティングが施こされているが、折曲加工時にコーティン
グが破壊され、錆が発生するため、加工後にメラミン樹
脂を焼付は塗装したり、絶縁コーティングを除去した後
、亜鉛メッキを施こしたりして3す、加工工数及びコス
トがアップするという欠点がある。
Cウ  発明が解決しようとする問題点本発明は上述の
欠点を解消するものであり、磁性板の加工歪による磁気
特性劣化を防止すると共に磁性板の防錆に秀nた偏向ヨ
ークを提供するものである。
に)問題点を解決するための子役 本発明は磁性板の機械加工後にアニール処理を施こして
なる。
(ホ)作 用 上述の手段によシ、加工部分付近の結晶が再び整然と並
ぶため透磁率が増加し且つ鉄損が減少する。
(へ)実施例 以下、本発明の一実施例について説明する。
まず、本実施例における磁性板の加工工程について説明
する。
■ 第1工程 厚さo、stnmo硅素鋼板(JIS、S−18)を打
抜き加工及び折曲加工して25型110フラツトフエー
ス受像管用偏向ヨークに連用される所定形状のフロント
クロスアームを形成する。
■ 第2工程 前記クロスアームをチッ素ガスを充填した還元性ふん囲
気中で750°C,2時間のアニール処理(焼きもどし
)を施こす。
■ 第5工程 アニール処理したクロスアームヲ、微量の酸素を含むふ
ん囲気中を450°C〜550°Cにて短時間通過させ
、表面に非進行性の4酸化3鉄(FesO4)の被膜を
形成するブルーイング(酸化鉄形成)処理を行なう。
その後、上記4酸化3鉄(FeSO4)が3酸化2鉄(
Fe匂20s )に変化しない様、除冷する。
上記処理は前記アニール処理に引き続き同一炉内で行な
われる。
以上の工程により加工されたフロントクロスアームは従
来のものに比してアニール処理によシ透磁率が約28%
増加し、それによる上下糸巻歪及び左右糸巻歪の補正量
は夫々、約42%及び約46%増加した。
また、鉄損の減少によシ温度上昇が3〜5°減少した。
尚、本発明はフロントクロスアーム以外の他の磁界補正
用の磁性板にも適用できることは言うまでもない。
(ト)発明の効果 上述の如く本発明に依れば、フロントクロスアーム及び
リアクロスアーム等の磁性板の機械加工による透磁率の
低下及び鉄損の増加を防止することができるため、ラス
ク歪補正効果の増加及び偏向ヨークの温度上昇の抑圧を
図ることができる。
また、ブルーイング処理により4酸化5鉄の被膜を形成
することにより、亜鉛メッキ或いはメラミン樹脂焼付は
等の別途防錆処理が不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフロントクロスアームを備えた偏向ヨークの斜
視図、第2図はリアクロスアームを備えた偏向ヨークの
側面図、第6図(イ)(ロ)はリアクロスアームの斜視
図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)垂直及び若しくは水平偏向コイルにより発生せし
    められる磁界を補正する磁性板を有する偏向ヨークにお
    いて、前記磁性板の機械加工後にアニール処理を施して
    なる偏向ヨーク。
  2. (2)前記磁性板はコイルセパレータの前方拡大部に取
    付けられ前記垂直偏向コイルからの漏洩磁束を収集する
    磁束収集部及びこの収集した磁束をスクリーン側へ放出
    する一対の磁界形成部で構成されてなる特許請求の範囲
    第1項記載の偏向ヨーク。
  3. (3)前記磁性板は前記コイルセパレータのネック側で
    且つ前記コイルセパレータと前記垂直偏向コイルとの間
    に配されてなる特許請求の範囲第1項記載の偏向ヨーク
  4. (4)前記アニール処理の後、磁性板の表面に4酸化3
    鉄の被膜を形成するブルーイング処理を施してなる特許
    請求の範囲第1項ないし第3項記載の偏向ヨーク。
JP26429586A 1986-11-06 1986-11-06 偏向ヨ−ク Pending JPS63119143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26429586A JPS63119143A (ja) 1986-11-06 1986-11-06 偏向ヨ−ク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26429586A JPS63119143A (ja) 1986-11-06 1986-11-06 偏向ヨ−ク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63119143A true JPS63119143A (ja) 1988-05-23

Family

ID=17401185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26429586A Pending JPS63119143A (ja) 1986-11-06 1986-11-06 偏向ヨ−ク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63119143A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5192935A (en) * 1990-11-22 1993-03-09 Samsung Electron Devices Co. Ltd. Attachment structure of a magnetic piece of a deflection yoke

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5192935A (en) * 1990-11-22 1993-03-09 Samsung Electron Devices Co. Ltd. Attachment structure of a magnetic piece of a deflection yoke

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02228466A (ja) 冷延鋼板の黒化処理方法
JPS62185828A (ja) シヤドウマスク用フレ−ム材の製造方法
WO2001012870A1 (fr) Feuille d'acier de protection contre les perturbations magnetiques et son procede de fabrication
JP3243240B2 (ja) 優れた磁場遮蔽特性を有する薄い冷間圧延内部シールド鋼板を製造する方法
JPS63119143A (ja) 偏向ヨ−ク
EP1335034B1 (en) Low-carbon steel sheet for mask of tension type cathode ray tube with bridge and mask and cathode ray tube
JP3548606B2 (ja) アパーチャーフレーム用鋼板およびその製造方法
US5871851A (en) Magnetic shielding material for television cathode-ray tube and process for producing the same
JP4069970B2 (ja) 内部磁気シールド用鋼板およびその製造方法、ならびに内部磁気シールド
JP3544590B2 (ja) カラー受像管用磁気シールド用素材
JP3756833B2 (ja) ブラウン管インナーフレームと、そのためのフェライト系ステンレス鋼板と、その製造方法
JP3337475B2 (ja) 磁気シールド用素材、その製造方法及びその素材を組み込んだカラー受像管
WO2001012863A1 (fr) Feuille d'acier pour bande thermoretractable et son procede de production
JPH03146644A (ja) 磁気シールド用鋼板
CN101353754A (zh) 一种内磁屏蔽用钢及其制造方法
JP2755962B2 (ja) 低膨張非磁性合金および電子管の管内部品
JP2000169945A (ja) インナーシールド用素材およびその製造方法
JPS60255924A (ja) 磁気シ−ルド部材用素材鋼板の製造方法
JP3775215B2 (ja) 磁気シールド材、磁気シールド材用鋼板とその製造方法
JPH04341541A (ja) 密着性の優れた黒化皮膜を有するtvブラウン管用マスクフレーム材
JP4045746B2 (ja) カラー陰極線管用磁気シールド鋼板およびその製造方法
JP2002012956A (ja) 地磁気シールド特性に優れる高強度冷延鋼板および高強度めっき鋼板とその製造方法
JPH0827520A (ja) Tv用サポートフレーム材の製造方法
JPH1096067A (ja) Tvブラウン管用磁気シールド材およびその製造方法
JP2003064455A (ja) 非履歴透磁率に優れたtvブラウン管用磁気シールド材の製造方法