JPS63118119A - 撮像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば内視鏡の弾入部の先端側に設けられる
とともに固体撮像素子が組み込まれた撮像装置に関する
。

〔従来の技術〕

近年、観察手段として固体撮像素子（ＳＩＤ）　ｔ−用
いた撮像装置が組み込まれた内視鏡が開発されつつある
。上記固体撮像素子は、撮像！［１を形成する内視鏡の
先端部内に組み込まれ、対物レンズによって結像される
視野を電気信号に変換し、この信号を処理してモニタに
写し出すようになっている。

このように、固体撮像素子を使用した撮像装置には、実
開昭５５−８７０６６号公報に示されるものがある。こ
の撮像装置は、対物レンズ系に対向されたラインセンサ
ーの芯出しｒＡ！’ｔ−行なうものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら各部品が高精度で加工されたものでなけれ
ば、上記対物レンズ系や固体撮像素子の相互間に光軸の
偏角や偏心を生じてしまうものであった。また、高精度
で芯出しを行なうためｆＡｇ構造が復線となシ装置の大
型化をまねくものであった。また、部品の加工梢度が低
い場合には、複数種の位置決めグレートを用意し、一つ
一つの手作業によシ調整する必要があるので、製造工数
が増大し、生産性の低い構造であった。さらに、対物レ
ンズ系や固体撮像素子が互いの光軸に対して偏心や偏角
を生じた状態のままで取付けられると、その後信号処理
の際の複雑な補正が必要となシ、非常に生産性の低いも
のであった。

不発明は、対物レンズ系や固体撮像素子の偏心、偏角の
ｇＡ贋の構造を簡素化し、生産性の向上と、小型化を図
ることができる撮像ｊｆｃ置を提供することを目的とす
る。

〔問題点１ｒ解決するための手段及び作用〕本体部材の
１ｌＩＩ壁部から内側に向けて対物レンズ系を配設し、
上記本体部材内に対物レンズ系に対向される固体撮ｆｌ
！素子を設け、上記本体部材の側壁部に最外側に位置さ
れる対物レンズを取付ける取付部を設け、この取付部に
上記対物レンズの調整スペースを設けることで、本体部
材内に固体撮像素子等を設け、上記最外側の対物レンズ
ｔ−調整スペース内で光軸に対する偏心や偏角を調整移
動して取付けることができ、対物レンズ系や固体撮像素
子の調歪構造および調整作業を簡素化し、装置の小型化
を図ることができる撮像装置にある。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図にもとづいて説明する
。この第１図は、内視鏡の先端部２を示すものである。

この挿入部１の湾曲管３の先端に連結されている。先端
部２は、不休部材４からなシ、一方上記湾曲管３の外周
には、電気絶縁材料、たとえば合成樹脂やゴムなどから
なる外皮７が被嵌されている。

そして、上記本体部材４には貫通孔１７が穿設されて、
先端にＩＩＭ祭窓９が形成されている。この本体部材４
内には後述する対物レンズ系１３や固体撮像素子２８等
が設けられておシ、上記固体撮像素子２８は、その撮像
部１４が上記対物レンズ系１３に対向して配設され、湾
曲管３内に軸方向に延長された信号ｆＩＩ＆３６の先端
が電気的に接続されている。このレンズ筒１５の外周に
は、後述する素子保持筒２３がねじへリコイドで連結さ
れている。すなわち、レンズ筒１５の基端側外周には、
おねじ２４が形成されており、このおねじ２４には、素
子保持筒２３の内面に形成しためねじ２５がねじ込まれ
ている。つまシ、レンズ筒１５と素子保持筒２３とは、
相対的に回転することによシ、光幅方向に進退できるよ
うになっている。また、この素子保持筒２３は、上記貫
通孔１７の内面に対して密に接合しておシ、そして、本
体部材４に取付けた４１数の止めねじ２６ｉよシ定位置
に締め付られ後述する構造によシ固定されている。

また、上記対物レンズ系１３のうち最先端の対物レンズ
１６Ａを本体部材４に対して単独に固定し、残る対物レ
ンズ１６を上記レンズ筒１５に分けて取υ付ける。レン
ズ筒１５と素子保持筒２３との間は、接着材４０で固定
される。″１ｆｃ１固体撮像素子２８は、−枚のプリン
ト基板４ノを備え、そのプリント基板４ノは、上記素子
保持筒２３にねじ止め固定されている。さらに、上記最
先端の対物レンズ１６には、本体部材４の先端面部に形
成した取付部としての凹部孔４２に嵌め込まれる。

そして、この凹部孔４２の内径は、対物レンズＪ６Ａの
外径よシ大きくされることでｄｆスペースＴが形成され
ている。このため、組込むとき、上記対物レンズ１６に
は、その凹部孔４２の中で光軸方向に対して直角な方向
に移動できるようになっている。そこで、本体部材４の
先端面部に対物レンズ１６ｋを取付けるときその調整ス
ペースＴを利用して光軸方向に対して直角な方向に移動
しながら偏心、偏角を調整し、適切な位置を選択して決
め、その隙間に接着材４３を埋め込んで固定する。つま
シ、この部分で気密性が確保される。

したがって、これによシ内部に位置するレンズ筒１５と
素子保持筒２３と、からなる撮像ユニット側では、気密
手段が特別必要となるものではない。

つまシ、撮像ユニ、ト側では、防水構造が不要であシ、
それだけ構造のｒＦＩ略化が達成される。しかも、撮像
ユニ、トを組込んだのちその撮像ユニットの周辺におけ
る気密状態の検査を行なう困難な作業をなくすことがで
きる。

また、上記撮像ユニットを組み込むときには、あらかじ
め対物レンズ１６ｋに相当する仮のレンズを用いてピン
ト出しを行なってからその撮像ユ二、トを組み込む。

なお、この実施例では、対物レンズ１６には、本体部材
４の先端面部に直接的に取シ付けるようにしたが、その
対物レンズ１６Ａを取シ付ける固定部材を別に設け、こ
の固定部材を介して取り付けるようにしてもよい。

しかして、この他の実施例では、本体部材４の先端面部
に対物レンズ１６人を取付けるときその調整スペースＴ
を利用して光軸方向に対して直角な方向に移動しながら
偏心、偏角を調整し、適切な位置を選択して決め、その
位置に固定するため、撮像ユニ、ト側にわざわざ芯だし
磯講を設ける必要がなく、先端部２の細径化を確保でき
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、本体部材の最外側
に位置された対物レンズの取付部に調整スペースを設け
ることで、対物レンズ系や固体撮像素子の光軸に対する
偏心や偏角を調整することが容易で６９、かつ、調整講
造が簡単なため、生産コストの低減と、ｇｃｖ！ＩＬの
小型化を図ることができる撮像装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す内視鏡の先端部の側析
面図である。 ４・・・本体部材、１６Ａ・・・対物レンズ、２８・・
・固体撮像素子、４２・・・凹部孔（取付部）、Ｔ・・
・調整スペース。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体部材と、この本体部材の側壁部から内側に向けて配
   設された複数の対物レンズからなる対物レンズ系と、上
   記本体部材内にあって上記対物レンズ系に対向された固
   体撮像素子と、上記対物レンズ系の最外側の対物レンズ
   が設けられる本体部材に形成された取付部と、この取付
   部に形成され上記最外側の対物レンズを偏心変位する余
   裕を持たせる調整スペースとを具備したことを特徴とす
   る撮像装置。