JP2009011513A - 内視鏡及び内視鏡用光学アダプタ - Google Patents

内視鏡及び内視鏡用光学アダプタ Download PDF

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Abstract

【課題】カバー部の開口部の内周面を用いずにフレア絞り及び対物レンズをプリズム上に位置決めして固定することで位置ずれを防止して最適な内視鏡画像を得られ、且つ観察光学系及び内視鏡先端部の細径化を図る。
【解決手段】内視鏡用光学アダプタ2は、照明光学系が設けられた先端枠部材12と、先端枠部材12が取り付けられるアダプタ本体11と、先端枠部材12とアダプタ本体11の一部とをカバーするカバー部5と、対物光学系である対物レンズ6と、アダプタ本体11に固定され対物レンズ6による入射光の光路を変換して撮像素子4Eへと導くプリズム13と、対物レンズ6とプリズム13との間に配されるフレア絞り15とを具備して内視鏡挿入部4に着脱自在であって、プリズム13の入射光が入射される側の面13a上にフレア絞り15と対物レンズ6とを位置決めして固定するための位置決め手段20をアダプタ本体11と先端枠部材12とに設けている。
【選択図】図3

Description

本発明は、側視の視野方向を観察可能にする内視鏡及び内視鏡用光学アダプタに関する。
近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより体腔内臓器を観察したり、必要に応じて処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治療のできる内視鏡が広く用いられている。また、工業用分野においても、ボイラ、タービン、エンジン、化学プラント等の内部の傷、腐食等の観察、検査に工業用内視鏡が広く用いられている。
前記内視鏡には挿入部の先端部にCCDなどの撮像素子を内蔵し、この撮像素子に結像した光学像を、表示装置の画面上に表示させて観察を行えるようにした電子内視鏡(以下、内視鏡と略記)がある。
また、前記内視鏡には、この内視鏡の先端部に側視光学系を有する内視鏡用光学アダプタを装着することで側視の視野方向の観察が可能な側視型の内視鏡がある。また、前記内視鏡用光学アダプタに側視光学系の他に通常の直視光学系を備えることで、直視及び側視の2つの視野方向の観察を可能にした内視鏡もある。
このような内視鏡用光学アダプタを装着する内視鏡は、内視鏡画像の明るさの向上化、及び内視鏡先端部、内視鏡用光学アダプタの細径化が望まれており、従来より、数多くの提案がなされている。
例えば、特許文献1には、内視鏡用光学アダプタ内の光束をカットして暗くすることなく、観察光学系の外径を小さくすることを目的として、内視鏡の観察光学系と光軸が一致した内視鏡用光学アダプタの観察光学系内に明るさ絞りを設けたことを特徴とする内視鏡用光学系アダプタに関する技術が開示されている。
また、特許文献2には、内視鏡用光学アダプタを装着することによって、表示装置の画面上に適正な明るさに調整された直視内視鏡画像と側視内視鏡画像とを表示させて、両画像の観察を同時に行うことを目的として、内視鏡用光学アダプタに表示装置に表示される直視内視鏡画像と側視内視鏡画像との表示明るさを適正に調整する調整手段を設けた内視鏡装置に関する技術が開示されている。
このような従来技術では、いずれの特許文献1及び2に開示された内視鏡用光学アダプタにおいても、この内視鏡用光学アダプタの側視光学系を構成する対物レンズとフレア絞りの位置決めがカバー部に設けられた開口部内の内周面で位置決めされている。
このような従来の内視鏡用光学アダプタの具体的な構成について図10及び図11を参照しながら説明する。図10は内視鏡用光学アダプタ内のプリズム上に間隔スペーサを介してフレア絞り及び対物レンズを配置した構成を示す図、図11は内視鏡用光学アダプタ内のプリズム上に間隔スペーサを設けずに直接フレア絞り及び対物レンズを配置した構成を示す図である。
図10に示す従来例では、内視鏡用光学アダプタ50は、アダプタ本体51と、カバー部52と、先端枠部材53とで主に構成され、間隔スペーサ54、フレア絞り55及び側視光学系の対物レンズ56が前記カバー部52に設けられた開口部52A内に配設されている。
この場合、前記間隔スペーサ54、前記フレア絞り55及び前記対物レンズ56は、アダプタ本体51に固定されたプリズム57上に積層された状態で、それぞれの側面が前記開口部52Aの内周面52aに接触することで、観察光学系を構成するプリズム57、光学レンズ58及びカバーガラス59等の光軸に対して位置決めを行い固定される。
また、図11に示す従来例では、前記特許文献1及び2に示す内視鏡用光学アダプタと略同様に、内視鏡用光学アダプタ50が有するフレア絞り55及び物レンズ56が、前記カバー部52に設けられた開口部52A内に配設され、そして、間隔スペーサ54を設けずに前記同様に前記アダプタ本体51に固定されたプリズム57上に積層された状態で、それぞれの側面が前記開口部52Aの内周面52aに接触することで、観察光学系を構成するプリズム57、光学レンズ58及びカバーガラス59等の光軸に対して位置決めを行い固定される。
実公平6−26889号公報 特開2003−164418号公報
しかしながら、 前記従来の間隔スペーサを設けた内視鏡用光学アダプタでは、間隔スペーサを設けると、その間隔スペーサに積層されるフレア絞り及び対物レンズが、間隔スペーサの厚み分、内視鏡用光学アダプタの長手方向の中心軸に対して鉛直な方向に遠ざかるように配設されてしまうため、内視鏡用光学アダプタ及び内視鏡先端部の細径化を図ることは困難であるといった問題点があった。
また、この場合、対物レンズが間隔スペーサの厚みによって内視鏡用光学アダプタの長手方向の中心軸に対して鉛直な方向に遠ざかるように配設されるため、この対物レンズを前記鉛直な方向に遠ざかるほど小さく構成しなくてはならず、その結果明るさが暗くなってしまうといった問題点があった。
従って、内視鏡用光学アダプタ及び内視鏡先端部の細径化、及び明るさの向上化を図るためには、前記間隔スペーサを設けずに前記フレア絞り及び対物レンズをプリズム上に配設する構成とすることが望ましい。
そのため、前記特許文献1及び2に示すような間隔スペーサを設けない前記従来の内視鏡用光学アダプタ50では、フレア絞り55及び対物レンズ56は、カバー部52に設けられた開口部52A内に配設され、そして、間隔スペーサ54を設けずにアダプタ本体51に固定されたプリズム57上に積層された状態で、それぞれの側面が前記開口部52Aの内周面52aに接触することで、観察光学系を構成するプリズム57、光学レンズ58及びカバーガラス59等の光軸に対して位置決めを行い固定される。
しかしながら、このような構造だと、対物レンズ56が、カバー部52の開口部52Aにおける内周面52a及びこの開口部52Aの加工精度と、アダプタ本体51の突き当て面の加工精度とによっては、内視鏡用光学アダプタ50の長手方向に位置ずれが生じる虞れがある。
また、カバー部52内に設けられる先端枠部材53等の回転規制構造によるガタ、及びカバー部52の開口部52Aの開口精度及びその位置精度によっては、内視鏡用光学アダプタ50の長手方向に対して鉛直な水平方向に位置ずれが生じる虞れもある。勿論、前記内視鏡用光学アダプタ50の組立による浮きなどでも、前記位置ずれは生じる虞れがある。そして、前記位置ずれが生じると、対物レンズ56内の球面56aの中心が光学系の中心軸に対してずれることになり、平面56b上では傾き光軸が傾いてしまうといった傾き角が生じてしまう。小径の内視鏡用光学アダプタにおいては、対物レンズ56の大きさに余裕を持てないため、前記傾き角が大きいと、すぐに側視内視鏡画像のケラレが発生してしまい、最適な側視内視鏡画像を得ることができないといった問題点があった。
さらに、フレア絞りは1枚が0.03mm程度の薄板であって、光学系のフレアを取り除くための開口穴以外に対物レンズのピント調整により実装枚数を変えているが、間隔スペーサ54を設けずに、フレア絞り55を直接プリズム57上に数枚配置すると、先端枠部材53又はプリズム57と、カバー部52との間の微小な隙間に、フレア絞り55がずれてスライドして入り込んでしまい、その結果、光を遮蔽して最適な内視鏡画像が得られないといった問題点もあった。
尚、カプセル内視鏡の内視鏡においても、同様の問題があった。
そこで、本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、カバー部の開口部の内周面を用いずにフレア絞り及び対物レンズをプリズム上に位置決めして固定することで位置ずれを防止して最適な内視鏡画像を得ることができ、且つ観察光学系及び内視鏡先端部の細径化を図ることのできる内視鏡及び内視鏡用光学アダプタを提供することを目的とする。
本発明の内視鏡は、照明光学系が設けられた枠部材と、前記枠部材が取り付けられる本体部と、前記枠部材と前記本体部とをカバーするカバー部と、前記本体部に設けられ、観察部位の観察像光を取り込むための対物光学系と、前記本体部に固定され、前記対物光学系による入射光の光路を変換して撮像素子へと導くプリズムと、前記対物光学系と前記プリズムとの間に配されるフレア絞りと、を具備する内視鏡であって、前記プリズムの前記入射光が入射される側の面上に前記フレア絞りと前記対物光学系とを位置決めして固定するための位置決め手段を、前記本体部と前記枠部材とに設けたことを特徴とする。
また、本発明の内視鏡用光学アダプタは、照明光学系が設けられた先端枠部材と、前記先端枠部材が取り付けられるアダプタ本体と、前記先端枠部材と前記アダプタ本体の一部とをカバーするカバー部と、対物光学系と、前記アダプタ本体に固定され、前記対物光学系による入射光の光路を変換して内視鏡の撮像素子へと導くプリズムと、前記対物光学系と前記プリズムとの間に配されるフレア絞りと、を具備して前記内視鏡の先端部に着脱自在な内視鏡用アダプタであって、前記プリズムの前記入射光が入射される側の面上に前記フレア絞りと前記対物光学系とを位置決めして固定するための位置決め手段を、前記アダプタ本体と前記先端枠部材とに設けたことを特徴とする。
本発明によれば、カバー部の開口部の内周面を用いずにフレア絞り及び対物レンズをプリズム上に位置決めして固定することで位置ずれを防止して最適な内視鏡画像が得られ、且つ観察光学系及び内視鏡先端部の細径化を図ることのできる内視鏡及び内視鏡用光学アダプタを提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(一実施の形態)
図1から図8は本発明に係る内視鏡用光学アダプタの一実施の形態を示し、図1は内視鏡用光学アダプタ及びこの内視鏡用光学アダプタが着脱自在に装着される内視鏡先端部を有する内視鏡装置の構成を示す斜視図、図2は内視鏡用光学アダプタが装着された内視鏡先端部の上面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図3に示す内視鏡用光学アダプタの分解構成斜視図、図5から図7は発明の特徴となる位置決め手段の構成を説明するためのもので、図5は対物レンズを外した状態の内視鏡用光学アダプタの断面斜視図、図6は図3のB−B線断面図、図7はアダプタ本体と先端枠部材とを組み立てた状態の位置決め手段の構成を示す内視鏡用光学アダプタの斜視図、図8は図3のC−C線断面図である。
尚、本発明の実施の形態は、内視鏡用光学アダプタを、例えば側視観察光学系を有して側視の視野方向を観察可能にする側視型内視鏡用光学アダプタに適用した実施の形態について説明する。
図1に示すように、本発明が適用された内視鏡装置1は、本実施の形態の内視鏡用光学アダプタ2と、この内視鏡用光学アダプタ2が止めネジ3により基端部に着脱自在に接続される内視鏡挿入部4を有する内視鏡(図示せず)とを有して構成されている。
前記内視鏡挿入部4は、柔軟性を有する細長に形成されたもので、その基端側には、前記止めネジ3によって嵌合される嵌合部4Aが設けられている。また、前記内視鏡挿入部4の前記嵌合部4A内部には、主にこの嵌合部4Aを構成する硬質の接続本体部4Bが設けられている。
この接続本体部4B内には、前記内視鏡用光学アダプタ2の観察光学系と光学的に接続される対物レンズ群4C及び撮像素子4Eを有する撮像ユニット4Dが設けられている。
前記内視鏡挿入部4の嵌合部4Aには、前記内視鏡用光学アダプタ2の止めネジ3によってこの内視鏡用光学アダプタ2が着脱自在に接続される。
前記内視鏡用光学アダプタ2は、前記内視鏡挿入部4の嵌合部4Aに接続されて、後述する側視型の照明光学系及び対物光学系を備えて側視の視野方向を観察可能にする光学特性を有している。
また、図1に示すように、前記内視鏡用光学アダプタ2の先端側側面部には、後述するカバー部5の2つの開口部5a、5bが形成されている。この開口部5aには、図2に示すように後述する側視観察光学系を構成する対物レンズ6が配置されるようになっている。また、もう一方の先端側の開口部5bには、後述する側視照明光学系を構成する側視照明ユニット7が配置されるようになっている。
そして、図1及び図2に示すように、それぞれの開口部5a、5bからは前記対物レンズ6及び前記側視照明ユニット7が露出されており、そのため、側視方向の前記側視照明ユニット7による照明光の出射と、側視方向の前記対物レンズ6による被検体光の入射とが可能である。このように内視鏡用光学アダプタ2の外観が構成されている。
次に、前記内視鏡用光学アダプタ2の具体的な構成について、図3から図8を参照しながら説明する。
図3及び図4に示すように、本実施の形態の内視鏡用光学アダプタ2は、側視照明光学系を構成する側視照明ユニット7が設けられた先端枠部材12と、この先端枠部材12が取り付けられるアダプタ本体11と、先端枠部材12とアダプタ本体11の一部とをカバーするカバー部5と、観察部位の観察像光を取り込むための側視対物光学系を構成する対物レンズ6と、アダプタ本体11に固定され、対物レンズ6による入射光の光路を変換して内視鏡挿入部4内の撮像ユニット4D(詳しくはこの撮像ユニット4D内の撮像素子4E)へと導くプリズム13と、対物レンズ6とプリズム13との間に配され、画像のフレアを防止するためのフレア絞り15とを具備し、プリズム13の入射光が入射される側の面上13aにフレア絞り15と対物レンズ6とを位置決めして固定するための位置決め手段20を、アダプタ本体11と先端枠部材12とに設けて構成されている。
尚、前記内視鏡用光学アダプタ2が接続される内視鏡挿入部4内部には、撮像ユニット4Dが設けられ、この撮像ユニット4Dには、前記対物レンズ群4Cが設けられている。また、この対物レンズ群4Cの結像位置には固体撮像素子として例えば電荷結合素子(CCD)4Eが配置されており、このCCD4Eから延出する図示しない信号線は図示しないCCUに接続されている。このCCUは、前記CCD4Eで光電変換された画像信号から標準的な映像信号を生成して図示しないモニタに出力する。このことによって、モニタの画面上にCCD4Eに結像した観察部位の側視内視鏡画像が表示されるようになっている。
また、以下の説明では、このような内視鏡挿入部4を有する内視鏡は周知の内視鏡であり、この内視鏡の具体的な構成については発明の主要部ではないので説明を省略する。
前記内視鏡挿入部4の嵌合部4Aに接続される内視鏡用光学アダプタ2は、例えばビスによってカバー部5とアダプタ本体11とが一体に構成されている。また、カバー部5には、前記したように前記側視照明ユニット7及び前記フレア絞り15、対物レンズ6をそれぞれ配置するための2つの開口部5a、5bが形成されている。
開口部5b内に配置される前記側視照明ユニット7は、基板7aと、この基板7a上に配設される2つの電極8と、この2つの電極8近傍の基板7a上に配設される3つのLED9とを有して構成されている。そして、この基板7aには、プリント配線10の接続部10aが電気的に接続され、このプリント配線10の基端部が前記内視鏡挿入部4内に設けられた図示しない信号線に接続されている。
つまり、前記信号線、前記プリント配線10を介して電力が前記基板7aに供給されることで、LED9が発光する。これにより、観察部位を観察するのに必要な照明光を観察部位に対して出射することができる。
このような側視照明光学系を構成する前記側視照明ユニット7は、図3に示すように、前記先端枠部材12の先端側に配設される。
前記先端枠部材12は、図4に示すように、側面に設けられた取付穴12aと、前記アダプタ本体11の側面部11Aに設けられた取付孔11aとを介して、回転規制留め具14を嵌合することによって前記アダプタ本体11の両側側面部11Aに固定される。
この場合、先端枠部材12とアダプタ本体11との間には、前記プリズム13が配置され、このプリズム13は、このアダプタ本体側面部11Aの間に固定されている。
また、前記アダプタ本体11には、前記プリズム13からの観察部位の透過光を前記撮像ユニット4D内のCCD4Eの撮像面に対して結像させるための光学レンズ21及びカバーレンズ22が設けられている。このカバーレンズ22の後端側には、接続された内視鏡挿入部4内の撮像ユニット4Dが配置される。
本実施の形態の内視鏡用光学アダプタ2は、前記したようにプリズム13の入射光が入射される側の面13a上にフレア絞り15と対物レンズ6とを位置決めして固定するための位置決め手段20を、アダプタ本体11と先端枠部材12とに設けて構成されている。
前記位置決め手段の具体的な構成について、図3から図7を参照しながら説明する。
図3から図7に示すように、前記位置決め手段20は、前記アダプタ本体及び前記先端枠部材にそれぞれ形成された当接部材20A、20B、20Cである。
前記当接部材20A、20B、20Cは、前記アダプタ本体11と前記先端枠部材12とに挟持された対物レンズ6及びフレア絞り15のそれぞれ側面に当接して位置決めを行い固定するための当接面20a、20b、20cを有して構成されている。
さらに、具体的な構成を説明すると、前記先端枠部材12に設けられた当接部材20Aは、図3、図4及び図7に示すように、上部の基端側(プリズム13が配置される基端側部分)に配置され、側視方向、すなわち、内視鏡用光学アダプタ2の長手方向の中心軸に対して鉛直な方向に突出するように形成された前記当接面20aを有して構成されている。
この場合、前記当接面20aは、図3、図5及び図6に示すように、前記フレア絞り15と前記対物レンズ6の一部とのそれぞれの側面部と面接触して当接するだけの幅を有して形成されている。
尚、図6に示す接合部分100によって、カバー部5とアダプタ本体11との軸が合わせられるようになっている。
一方、前記アダプタ本体11に設けられた当接部材20Bは、図3、図4及び図7に示すように、前記両側側面部11Aの手元側で、前記プリズム13が固定される上部の先端側に配置され、内視鏡用光学アダプタ2の長手方向の中心軸方向に突出するように構成された前記当接面20bを有して形成されている。
この場合、前記当接面20bは、前記当接面20aと同様に前記フレア絞り15と前記対物レンズ6の一部とのそれぞれの側面部と面接触して当接するだけの幅を有して形成されている。
尚、前記当接部材20Aと前記当接部材20Bは、図3に示すように、それぞれの当接面20a、20bとが前記フレア絞り15と前記対物レンズ6の一部とのそれぞれの側面部と面接触して当接することによって、前記カバー部5の開口部5aの内周面に接触することなく、前記プリズム13の面13a上に配置された前記フレア絞り15及び前記対物レンズ6を位置決めして固定することができるような位置にそれぞれ設けられている。
すなわち、前記カバー部5の開口部5aの内周面と、前記当接部材20A、20Bによって位置決めされ且つ固定された前記フレア絞り16及び前記対物レンズ6との間には、図3に示すように、隙間が設けられることになる。この隙間には、組立時に、接着剤が充填されることで、水密が確保されるようになっている。
また、前記アダプタ本体11に設けられた当接部材20Cは、図4及び図7に示すように、前記両側側面部11Aの手元側の上部で、前記プリズム13の面13aの長さよりも多少長くなるようにそれぞれ形成され、互いの面が内視鏡用光学アダプタ2の長手方向の中心軸に対して向かい合うように構成された2つの前記当接面20cを有して形成されている。
この場合、これら前記当接面20cは、前記両側側面部11Aの内周面を構成しているが、前記当接面20aと同様に前記フレア絞り15と前記対物レンズ6の一部とのそれぞれの側面部と面接触して当接するだけの幅を有して形成されている。
そして、これらの当接面20cは、前記フレア絞り15と前記対物レンズ6の一部とのそれぞれの側面部と面接触して当接することにより、前記フレア絞り15及び前記対物レンズ6の、前記内視鏡用光学アダプタ2の長手方向の中心軸に対して鉛直な水平方向を規制し固定することが可能となる。
次に、前記構成の内視鏡用光学アダプタ2の組立手順及び作用について、図3、図4、図7及び図8を参照しながら説明する。
まず、作業者は、予めプリズム13が固定されたアダプタ本体11の両側側面部11A内に、先端枠部材12を挿入させる。そして、カバー部5を先端枠部材12の先端側からカバーするように装着する。
その後、作業者は、カバー部5の側面部に設けられた取付孔5c、前記アダプタ本体11の取付孔11a、前記先端枠部材12の取付孔12aを介して、回転規制留め具14を嵌合することによって前記カバー部5をアダプタ本体11に押し当てながら前記先端枠部材12を前記アダプタ本体11の片側の側面部11Aに本固定する。尚、カバー部5とアダプタ本体11との軸は、図6に示す接合部分100によって、一致されるようになっている。
この場合、作業者は、フレキシブル基板であるプリント配線10をカバー部5の穴から出しておく。そして、このプリント配線10に側視照明ユニット7を接続させた後、この側視照明ユニット7を先端枠部材12に装着する。
そして、作業者は、フレア絞り15を載せずに、対物レンズ6をプリズム13上に仮に落とし込む。この状態で、作業者は、光学調整機に載せてピントが最適となるフレア絞り15の枚数を割り出す。
その後、作業者は、対物レンズ6を取り出し、割り出した枚数のフレア絞り15をプリズム13上に落とし込む。そして、作業者は、フレア絞り15の上から対物レンズ6を落とし込み、開口部5aを介して接着剤を充填することで、カバー部5と対物レンズ6との接着を行う。尚、この接着はカバー部5と対物レンズ6のみで、フレア絞り15は対物レンズ6とプリズム13との間に挟持されているだけである。
この場合、本実施の形態例では、前記フレア絞り15及びこのフレア絞り15に積層された対物レンズ6の側面部は、前記カバー部5の開口部5aの内周面に接触することなく、図7に示す当接部材20Cの各当接面20cと面接触して当接することにより、前記フレア絞り15及び前記対物レンズ6の、前記内視鏡用光学アダプタ2の長手方向の中心軸に対して鉛直な水平方向が規制される。
また、前記当接部材20Aと前記当接部材20Bは、図3に示すように、それぞれの当接面20a、20bとが前記フレア絞り15と前記対物レンズ6の一部とのそれぞれの側面部と面接触して当接することによって、前記カバー部5の開口部5aの内周面に接触することなく、前記プリズム13の面13a上に配置された前記フレア絞り15及び前記対物レンズ6を位置決めすることができる。
また、この場合、前記フレア絞り15及びこのフレア絞り15に積層された対物レンズ6の側面部は、図3及び図7に示す当接部材20aの各当接面20bと面接触して当接することにより、前記フレア絞り15及び前記対物レンズ6の、前記内視鏡用光学アダプタ2の長手方向が規制される。
このことにより、前記当接部材20A〜20Cにより前記フレア絞り15及び対物レンズ6を直接アダプタ本体11と先端枠部材12に対して位置決めすることができるので、カバー部5の開口部5aの開口精度及びその位置精度によって、内視鏡用光学アダプタ2の長手方向及び径の円周方向に位置ずれが生じることがなく、対物レンズ6の光軸が傾くこともない。よって、側視内視鏡画像のケラレも発生することなく、最適な側視内視鏡画像を得ることが可能となる。
また、前記当接部材20を4方向に設けたために、カバー部5の開口部5a下面とプレズム13の上面との間に隙間が生じても、フレア絞り15はずれることがなく、光が遮蔽されてしまう虞れもない。よって、最適な明るさを十分に確保することも可能である。
尚、前記したようにこの開口部5aの隙間には、接着剤が充填されて、カバー部5と対物レンズ6のみが接着される。そのため、従来技術では、前記開口部5aの上部のみに接着剤が塗布されていたが、本実施の形態では、隙間全体に接着剤が充填されるので、従来技術よりも水密性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、回転規制留め具14でカバー部5及び先端枠部材11をアダプタ本体11に固定する際には、図8に示すように、カバー部5の取付孔5cに嵌合している前記回転規制留め具14の露出部分及び隙間部分に接着剤が充填される。これにより、カバー部5の取付孔5cに嵌合している前記回転規制留め具14近傍の水密を十分に確保することが可能となる。
したがって、本実施の形態によれば、カバー部5の開口部5aの内周面を用いずにフレア絞り15及び対物レンズ6をプリズム13上に位置決めして固定することで、光軸傾きが起きず、またフレア絞り15でピント調整も行うことができ、ずれる心配もない。また、対物レンズ6を小さくすることなく、内視鏡用光学アダプタ2の観察光学系の細径化は勿論、この内視鏡用光学アダプタ2自体及び内視鏡先端部の細径化を図ることが可能となる。
尚、本実施の形態では、通常の挿入部を有する内視鏡用の光学アダプタ2に本発明を適用した構成について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図9に示すようにカプセル内視鏡1A等の内視鏡に本発明を適用しても良い。この場合も、前記実施の形態と同様の作用・効果を得ることが可能となる。
本発明は、以上述べた実施の形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
本発明の一実施の形態の内視鏡用光学アダプタ及びこの内視鏡用光学アダプタが着脱自在に装着される内視鏡先端部を有する内視鏡装置の構成を示す斜視図。 内視鏡用光学アダプタが装着された内視鏡先端部の上面図。 図2のA−A線断面図。 図3に示す内視鏡用光学アダプタの分解構成斜視図。 発明の特徴となる位置決め手段の構成を説明するもので、対物レンズを外した状態の内視鏡用光学アダプタの断面斜視図。 図3のB−B線断面図。 アダプタ本体と先端枠部材とを組み立てた状態の位置決め手段の構成を示す内視鏡用光学アダプタの斜視図。 図3のC−C線断面図。 カプセル内視鏡を示す図 従来の内視鏡用光学アダプタ内のプリズム上に間隔スペーサを介してフレア絞り及び対物レンズを配置した構成を示す図。 従来の内視鏡用光学アダプタ内のプリズム上に間隔スペーサを設けずに直接フレア絞り及び対物レンズを配置した構成を示す図。
符号の説明
1…内視鏡装置、
2…内視鏡用光学アダプタ、
3…止めネジ、
4…内視鏡挿入部、
4A…嵌合部、
4B…接続本体部、
4C…対物レンズ群、
4D…撮像ユニット、
4E…撮像素子、
5…カバー部、
5a、5b…開口部、
5c…取付孔、
6…対物レンズ、
7a…基板、
7…側視照明ユニット、
8…電極。
9…LED、
10…プリント配線、
11…アダプタ本体、
11a…取付孔、
11A…側面部、
12…先端枠部材、
12a…取付穴、
12a…取付孔、
13…プリズム、
13a…面、
14…回転規制留め具具、
15…フレア絞り、
20A〜20C…当接部材、
20a〜20c…当接面、
21…光学レンズ、
22…カバーレンズ。

Claims (5)

  1. 照明光学系が設けられた枠部材と、
    前記枠部材が取り付けられる本体部と、
    前記枠部材と前記本体部とをカバーするカバー部と、
    前記本体部に設けられ、観察部位の観察像光を取り込むための対物光学系と、
    前記本体部に固定され、前記対物光学系による入射光の光路を変換して撮像素子へと導くプリズムと、
    前記対物光学系と前記プリズムとの間に配されるフレア絞りと、
    を具備する内視鏡であって、
    前記プリズムの前記入射光が入射される側の面上に前記フレア絞りと前記対物光学系とを位置決めして固定するための位置決め手段を、前記本体部と前記枠部材とに設けたことを特徴とする内視鏡。
  2. 照明光学系が設けられた先端枠部材と、
    前記先端枠部材が取り付けられるアダプタ本体と、
    前記先端枠部材と前記アダプタ本体の一部とをカバーするカバー部と、
    観察部位の観察像光を取り込むための対物光学系と、
    前記アダプタ本体に固定され、前記対物光学系による入射光の光路を変換して内視鏡の撮像素子へと導くプリズムと、
    前記対物光学系と前記プリズムとの間に配されるフレア絞りと、
    を具備して前記内視鏡の先端部に着脱自在な内視鏡用アダプタであって、
    前記プリズムの前記入射光が入射される側の面上に前記フレア絞りと前記対物光学系とを位置決めして固定するための位置決め手段を、前記アダプタ本体と前記先端枠部材とに設けたことを特徴とする内視鏡用光学アダプタ。
  3. 前記位置決め手段は、前記アダプタ本体及び前記先端枠部材にそれぞれ形成された当接部材であり、
    前記当接部材は、前記アダプタ本体と前記先端枠部材とに挟持された前記対物光学系及び前記フレア絞りにそれぞれ当接して位置決めを行い固定するための当接面を有していることを請求項2に記載の内視鏡用光学アダプタ。
  4. 前記対物光学系及び前記フレア絞りは、前記カバー部に設けられた開口部内に、前記位置決め手段により固定された状態で、且つ前記開口部の内面と接触しないように配置されたもので、前記対物光学系と前記開口部との隙間が水密となるように接着剤で充填されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の内視鏡用光学アダプタ。
  5. 前記内視鏡用光学アダプタは、側視型の前記照明光学系及び前記対物光学系を有して側視の観察方向を可能な側視型内視鏡用光学アダプタであることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1つに記載の内視鏡用光学アダプタ。
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