JP2018018013A - 光学ユニット - Google Patents

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Toshio Shiratori
敏男 白鳥
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陽介 神崎
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Abstract

【課題】レンズの光軸を基準となる中心軸線に一致させることができるとともに、光軸と撮像素子の撮像面の中心を通る中心垂直線とのずれを抑制することのできる光学ユニットを提供すること。【解決手段】光学ユニット100では、複数のレンズ10が筒部32に組み込まれたホルダ30をベース40に組み付ける際、ホルダ30の被ガイド部327がベース40のガイド部417にガイドされ、ホルダ30の中心軸線L327(広角レンズ1の光軸L0)と、ベース40の基準となる中心軸線L417とが一致する。ベース40の基板保持部42には、基板20が物体側とは反対側から当接する位置決め部421が設けられ、基板保持部42および基板20には、中心軸線L417に対して直交する方向における基板20の基板保持部42に対する位置を調整可能に基板を固定する固定部48が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のレンズを保持するホルダがベースに取り付けられた光学ユニットに関するものである。
複数のレンズを保持するホルダをベースを介して光学機器に取り付けるにあたって、ベースの筒状のホルダ保持部の内周面に雌ねじを形成しておく一方、ホルダの外周面に雄ねじを形成した構成が提案されている。かかる構成では、ホルダの筒部の内側に複数のレンズを内側に設ける際、複数のレンズの光軸と筒部の中心軸線とを一致させておき、その後、ベースの筒状のホルダ保持部の内側にホルダをねじ込む(特許文献1参照)。また、特許文献1には、雄ねじと雄ねじとの間のガタつきが原因で光軸のずれや傾きが発生するおそれがあることから、ホルダ保持部に円筒状のガイド部を設けておく一方、ホルダには、ガイド部に嵌る被ガイド部を設けておくことが提案されている。
また、特許文献1には、撮像素子が実装された基板を設けるための構成について、例えば、段落[0021]には、基板を取り付けるための略矩形の輪郭をなす後端面をベースの後端に一体に形成するとともに、撮像素子の撮像面の中心を通る中心垂直線がホルダ保持部の中心軸線に一致するように、撮像素子の中心位置の位置決め部等の寸法が所定値となるように管理することが提案されている。
特開2015−210407号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術のように、複数のレンズの光軸と撮像素子の撮像面の中心を通る中心垂直線とを一致させるにあたって、ベースにおいて撮像素子の中心位置を規定する位置決め部等の寸法を管理しても、ベースを製造する際の寸法精度等の影響で光軸と撮像素子の撮像面の中心を通る中心垂直線とがずれることがあり、この場合、画角が狭まる等の問題が発生する。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、レンズの光軸を基準となる中心軸線に一致させることができるとともに、光軸と撮像素子の撮像面の中心を通る中心垂直線とのずれを抑制することのできる光学ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、複数のレンズと、前記複数のレンズを介して透過してきた光を受光する撮像素子と、前記撮像素子が実装された基板と、前記複数のレンズを内側に保持する筒部を備えたホルダと、前記ホルダを内側に保持する筒状のホルダ保持部、および前記基板を保持する基板保持部を備えたベースと、を有する光学ユニットであって、前記ホルダ保持部は、基準となる第1中心軸線を規定する内周面からなるガイド部を備え、前記筒部は、前記複数のレンズの光軸と一致する第2中心軸線を規定する外周面からなる被ガイド部を備え、前記被ガイド部は、前記ガイド部に位置決めされて前記第1中心軸線と前記第2中心軸線とが一致しており、前記基板保持部には、前記基板が物体側とは反対側から当接する位置決め部が設けられ、前記基板保持部および前記基板の少なくとも一方には、前記第1中心軸線に対して直交する方向における前記基板の前記基板保
持部に対する位置を調整可能に前記基板を固定する固定部が設けられていることを特徴とする。
本発明では、複数のレンズが筒部に組み込まれたホルダをベースに組み付ける際に、ホルダの被ガイド部がベースのガイド部にガイドされて、ホルダの第2中心軸線(複数のレンズの光軸)と基準となる第1中心軸線とが一致する。このため、雄ねじと雄ねじとの間にガタつきが存在している場合でも、第1中心軸線に対する第2中心軸線(複数のレンズの光軸)の傾きや光軸に直交する方向の位置ずれが抑制される。また、基板保持部には、基板が物体側とは反対側から当接する位置決め部が設けられ、基板保持部および基板の一方には、第1中心軸線に対して直交する方向における基板の基板保持部に対する位置を調整可能に基板を固定する固定部が設けられているため、撮像素子の光軸方向の位置、および撮像素子の光軸方向に対して直交する方向の位置を適正に設定することができる。それ故、レンズの光軸と撮像素子の撮像面の中心を通る中心垂直線とのずれを抑制することができる。
本発明において、前記固定部は、前記基板を前記ベースに固定するねじが貫通する穴であって、前記穴の内径が前記ねじの外径より大である態様を採用することができる。かかる態様によれば、撮像素子の光軸方向に対して直交する方向の位置をずらしてレンズの光軸と撮像素子の撮像面の中心を通る中心垂直線との位置を調整した後、ねじによって、基板をベースに固定することができる。
本発明において、前記ホルダ保持部の内周面には、前記ガイド部に対して物体側とは反対側に雌ねじが形成され、前記筒部の外周面には、前記被ガイド部に対して物体側とは反対側に前記雌ねじと噛み合う雄ねじが形成されている態様を採用することができる。かかる態様によれば、雌ねじと雄ねじとの噛み合いによってホルダをベースに固定することができる。また、ホルダを回転することにより、ホルダを光軸方向に移動させることができるので、フォーカシング調整を容易に行うことができる。
本発明において、前記複数のレンズには、前記光軸に対して直交する方向からみたときに前記雄ねじと重なる接合レンズが含まれている態様を採用することができる。ホルダの被ガイド部がベースのガイド部にガイドされる際、被ガイド部には径方向外側から大きな応力が加わるが、光軸に対して直交する方向からみたとき、接合レンズは、雄ねじと重なる位置にあって、被ガイド部と重なる位置にない。このため、接合レンズに大きな応力が加わりにくいので、接合レンズでは、レンズの変形や剥離等の問題が発生しにくい。
本発明において、前記雄ねじでは、前記光軸方向の中間部におけるねじ外径が、前記中間部に対して前記光軸方向の両側で隣り合う両端部のねじ外径より小である態様を採用することができる。かかる態様によれば、雄ねじと雌ねじとによって筒部をホルダ保持部に固定する際、雄ねじが形成されている部分に対して径方向外側から加わる応力を低減することができる。従って、接合レンズに加わる応力を低減することができる。
本発明において、前記筒部の内周面と外周面との間には、前記筒部の物体側とは反対側の端部から凹んで前記光軸に対して直交する方向からみたときに前記雄ねじと重なる肉盗み用の凹部が形成されている態様を採用することができる。かかる態様によれば、筒部において雄ねじが形成されている部分では、凹部に対して径方向内側に位置する部分と凹部に対して径方向外側に位置する部分との肉厚差が小さい。従って、ホルダを樹脂成形する際のヒケが発生しにくいので、雄ねじを精度よく形成することができる。また、ベースにホルダを固定する際、筒部に応力が加わっても、かかる応力は凹部によって吸収される。従って、レンズに大きな応力が加わらない。
本発明において、前記凹部は、前記光軸に対して直交する方向からみたときに前記被ガイド部と重なっている態様を採用することができる。かかる態様によれば、ホルダを樹脂成形する際のヒケが発生しにくいので、被ガイド部を精度よく形成することができる。また、ベースにホルダを固定する際、被ガイド部に応力が加わっても、かかる応力は凹部によって吸収される。従って、レンズに大きな応力が加わらない。
本発明において、前記被ガイド部には、前記第2中心軸線に対して直交する方向に向いた平面部が設けられている態様を採用することができる。
本発明において、前記平面部にパーティングラインが位置している態様を採用することができる。
本発明において、前記複数のレンズによる焦点位置は、温度上昇に伴って物体側とは反対側にシフトし、前記ホルダの線膨張係数は、前記ベースの線膨張係数より小さい態様を採用することができる。かかる態様によれば、環境温度の上昇に伴って焦点位置がシフトした場合でも、かかるシフトを、ホルダとベースとの線膨張係数の差に起因して撮像素子の位置が移動するにより吸収することができる。
本発明において、前記複数のレンズによる焦点位置は、温度上昇に伴って物体側にシフトし、前記ホルダの線膨張係数は、前記ベースの線膨張係数より大きい態様を採用することができる。かかる態様によれば、環境温度の上昇に伴って焦点位置がシフトした場合でも、かかるシフトを、ホルダとベースとの線膨張係数の差に起因して撮像素子の位置が移動するにより吸収することができる。
本発明では、複数のレンズが筒部に組み込まれたホルダをベースに組み付ける際に、ホルダの被ガイド部がベースのガイド部にガイドされて、ホルダの第2中心軸線(複数のレンズの光軸)と基準となる第1中心軸線とが一致する。このため、雄ねじと雄ねじとの間にガタつきが存在している場合でも、第1中心軸線に対する第2中心軸線(複数のレンズの光軸)の傾きや光軸に直交する方向の位置ずれが抑制される。また、基板保持部には、基板が物体側とは反対側から当接する位置決め部が設けられ、基板保持部および基板の一方には、第1中心軸線に対して直交する方向における基板の基板保持部に対する位置を調整可能に基板を固定する固定部が設けられているため、撮像素子の光軸方向の位置、および撮像素子の光軸方向に対して直交する方向の位置を適正に設定することができる。それ故、レンズの光軸と撮像素子の撮像面の中心を通る中心垂直線とのずれを抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る光学ユニットの断面図である。 本発明の実施の形態1に係る光学ユニットに用いたホルダを物体側とは反対側からみたときの斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る光学ユニットの断面図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した光学ユニットを説明する。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る光学ユニット100の断面図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る光学ユニット100に用いたホルダ30を物体側とは反対側か
らみたときの斜視図である。
図1に示すように、本形態の光学ユニット100は、複数のレンズ10と、複数のレンズ10を介して透過してきた光を受光する撮像素子21と、撮像素子21が物体側の面に実装された基板20と、複数のレンズ10を内側に保持するホルダ30とを有しており、ホルダ30は、ベース40を介して撮像装置(図示せず)に搭載される。基板20は、ベース40に保持されている。
複数のレンズ10は、6群7枚のレンズ構成を有する広角レンズ1を構成している。より具体的には、広角レンズ1は、物体側より順に配置された第1レンズ11、第2レンズ12、第3レンズ13、第4レンズ14、絞り70、第5レンズ15、第6レンズ16、および第7レンズ17を備えている。第1レンズ11、第2レンズ12、第3レンズ13、第4レンズ14、および第5レンズ15は単レンズからなり、第6レンズ16および第7レンズ17は、第6レンズ16の像側の凹面と第7レンズ17の物体側の凸面とが接合された接合レンズ19を構成している。第4レンズ14は、リング18に支持された状態でホルダ30に保持されている。広角レンズ1において、第2レンズ12、第3レンズ13、リング18、絞り70、第5レンズ15および第6レンズ16は、外径寸法が略同一であり、第1レンズ11は、第2レンズ12等より外径寸法が大である。また、第7レンズ17は、第6レンズ16等より外径寸法が小であり、第6レンズ16の外周部分は、第7レンズ17より径方向外側に張り出している。
(ホルダ30の構成)
ホルダ30は、物体側とは反対側の端部で赤外線フィルタ等の光学フィルタ50を保持する枠状の底板部31と、底板部31から物体側に延在する円筒状の筒部32とを有しており、筒部32の内側に広角レンズ1(複数のレンズ10)が配置されている。筒部32は、光軸L0方向の略中間位置から物体側が大径部33になっており、大径部33の外周面には周溝330が形成されている。大径部33の物体側の端部は、第1レンズ11を配置するための凹部34になっており、凹部34の底部と第1レンズ11との間には円環状のゴム製シール部材60が配置されている。
筒部32の内部には、底板部31より物体側に離間する位置に環状の段部37が形成されており、段部37には、第6レンズ16の外周部分が物体側から重なっている。従って、ホルダ30の内側に接合レンズ19(第6レンズ16および第7レンズ17)、第5レンズ15、絞り70、リング18(第4レンズ14)、第3レンズ13、第2レンズ12、および第1レンズ11を順に配置した状態で、凹部34を囲む環状凸部341を、第1レンズ11の外周端部を物体側から覆うようにカシメすれば、広角レンズ1がホルダ30の筒部32の内側に保持される。
ホルダ30において、筒部32の外周面322には、光軸l0に対して直交する方向からみたときに接合レンズ19と互いに重なる部分に雄ねじ326が形成されている。また、筒部32の外周面322において、雄ねじ326に対して物体側で隣接する部分(第5レンズ15が保持されている部分)から大径部33までには、円周面からなる被ガイド部327が形成されている。従って、筒部32の外周面322には、被ガイド部327に対して物体側とは反対側に雄ねじ326が形成されている。被ガイド部327は、広角レンズ1の光軸L0と一致する中心軸線L327(第2中心軸線)に対して同軸状に形成されており、被ガイド部327によって、中心軸線L327が規定されている。すなわち、広角レンズ1は、光軸L0が中心軸線L327と一致するように筒部32の内側に位置決めされている。本形態において、被ガイド部327の外径φ327は、雄ねじ326の外径φ326より大である。
複数のレンズ10では、光軸L0に対して直交する方向からみたときに雌ねじ416と重なる位置に接合レンズ19が設けられている。接合レンズ19において、第7レンズ17と筒部32の内周面321との間には隙間が空いている。これに対して、第7レンズ17以外のレンズは、筒部32の内側に軽圧入により保持されている。また、筒部32の内側にリブを形成しておき、リブを利用して、第7レンズ17以外のレンズを筒部32の内側に軽圧入することもある。
本形態において、ホルダ30は樹脂製である。また、図2に示すように、被ガイド部327には、中心軸線L327に対して直交する方向に向いた平面部328が設けられている。このため、被ガイド部327のうち、平面部328を除く円周面が実質的な被ガイド部327aとして利用される。また、平面部328には、光軸L0に沿って延在するパーティングラインPLが位置している。このため、被ガイド部327のうち、平面部328を除く円周面(実質的な被ガイド部327a)にはパーティングラインPLが存在しないので、実質的な被ガイド部327aは精度の高い円弧面になっている。
(ベース40の構成)
再び図1において、ベース40は、ホルダ30を内側に保持するホルダ挿入穴410を備えた筒状のホルダ保持部41と、ホルダ保持部41の物体側とは反対側の端部で径方向外側に向けて突出した角筒状の胴部420を備えた基板保持部42とを有している。ホルダ保持部41の内周面411には、光軸L0方向の途中位置から物体側とは反対側の端部まで、ホルダ30の雄ねじ326と噛み合う雌ねじ416が形成されている。また、ホルダ保持部41の内周面411において、雌ねじ416に対して物体側で隣接する部分からホルダ保持部41の物体側の端部までには、円周面からなるガイド部417が形成されている。従って、ホルダ保持部41の内周面411には、ガイド部417に対して物体側とは反対側に雌ねじ416が形成されている。ガイド部417は、ベース40を光学機器に搭載する際の基準となる中心軸線L417(第1中心軸線)に対して同軸状に形成されており、中心軸線L417を規定している。本形態において、ガイド部417の内径φ417は、雌ねじ416の内径φ416および雄ねじ326の外径φ326より大であり、被ガイド部327の外径φ327と略等しい。ホルダ挿入穴410は、光軸L0方向の全体にわたって雌ねじ416の内径φ416以上の内径を有しており、ホルダ保持部41には、内周面411から内側に突出した凸部が形成されていない。
本形態において、ガイド部417および被ガイド部327の円筒度は20μm以下である。円筒度とは、本来円筒でなければならない部分の、幾何学的円筒からの狂いの大きさを意味する。
ベース40の基板保持部42において、胴部420の物体側とは反対側の端部は、基板20が物体側とは反対側から当接する位置決め部421になっている。また、胴部420には、胴部420を光軸L0方向に貫通する穴422が形成されており、基板20において穴422と重なる位置には、貫通穴からなる穴202が形成されている。従って、物体側から穴422、202を貫通するようにねじ45を設けた後、ねじ45にナット46を止めれば、基板20をベース40に固定することができる。
ここで、基板保持部42および基板20のうちの少なくとも一方には、中心軸線L417に対して直交する方向における基板20の基板保持部42に対する位置を調整可能に基板20を固定する固定部48が設けられている。本形態において、固定部48は、基板保持部42および基板20の双方に形成されている。より具体的には、穴202、422は、中心軸線L417に対して直交する2方向における内径がねじ45の軸部の外径より大の固定部48になっている。従って、ねじ45にナット46を止めて基板20をベース40に固定する際、ナット46を完全に締めるまでは、ベース40に対する基板20の相対
位置を中心軸線L417に対して直交する2方向に調整することができる。
(光学ユニット100の製造方法)
本形態の光学ユニット100を製造するには、まず、ホルダ30の内側に広角レンズ1を設けた状態とする。その際、被ガイド部327の中心軸線L327(第2中心軸線)と広角レンズ1の光軸L0とを一致させる。また、ホルダ30の底板部31に光学フィルタ50を固定しておく。
次に、穴202、422を貫通するようにねじ45を設けた後、ねじ45にナット46を止め、基板20をベース40に仮固定する。次に、ベース40のホルダ保持部41に対して物体側からホルダ30を挿入する。その際、ホルダ30を中心軸線L327周りに回転させて雄ねじ326を雌ねじ416に噛み合わせながらホルダ30をホルダ保持部41の内側に一定寸法、差し込む。その際、ホルダ30の被ガイド部327がベース40のガイド部417に案内されるため、ホルダ30の中心軸線L327(広角1の光軸L)と、ベース40の中心軸線L417とが一致する。
次に、撮像素子21からの出力をモニターしながらホルダ30を回転させ、ホルダ保持部41におけるホルダ30の中心軸線L417方向の位置を調整し、フォーカシング調整を行う。なお、本形態では、雄ねじ326は、雌ねじ416より光軸L0方向の寸法が大であり、ホルダ30の中心軸線L417方向の位置を調整した際、雌ねじ416と雄ねじ326との噛み合い部分の両側には雄ねじ326のねじ山が1ピッチ以上、残る。
また、本形態では、撮像素子21からの出力をモニターし、撮像素子21の撮像面の中心と広角レンズ1による結像中心とのずれを確認する。そして、撮像素子21の撮像面の中心と広角レンズ1による結像中心とがずれている場合には、ナット46を緩め、ベース40に対する基板20の位置を調整して、撮像素子21の撮像面の中心と広角レンズ1による結像中心とを一致させ、その後、ナット46を締めてベース40に基板20を固定する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の光学ユニット100では、複数のレンズ10が筒部32に組み込まれたホルダ30をベース40に組み付ける際に、ホルダ30の被ガイド部327がベース40のガイド部417にガイドされて、ホルダ30の中心軸線L327(第2中心軸線、広角レンズ1の光軸L0)と、ベース40の基準となる中心軸線L417(第1中心軸線)とが一致する。このため、基準となる中心軸線L417に対する中心軸線L327(広角レンズ1の光軸L0)の傾きや光軸L0に直交する方向の位置ずれが抑制される。また、ベース40の基板保持部42には、基板20が物体側とは反対側から当接する位置決め部421が設けられ、基板保持部42および基板20には、中心軸線L417に対して直交する方向における基板20の基板保持部42に対する位置を調整可能に基板を固定する固定部48が設けられているため、撮像素子21の光軸L0方向の位置、および撮像素子21の光軸方向に対して直交する方向の位置を適正に設定することができる。それ故、広角レンズ1の光軸L0と撮像素子21の撮像面の中心を通る中心垂直線とのずれを抑制することができるので、大きな画角を得ることができる。
また、固定部48は、基板20をベース40に固定するねじ45が貫通する穴202、422であって、穴202、422の内径がねじ45の軸部の外径より大である態様が採用されている。このため、撮像素子21の光軸L0方向に対して直交する方向の位置をずらして広角レンズ1の光軸L0と撮像素子21の撮像面の中心を通る中心垂直線との位置を調整した後、ねじ45によって、基板20をベース40に固定することができる。
また、ホルダ保持部41の内周面411には、ガイド部417に対して物体側とは反対側に雌ねじ416が形成され、筒部32の外周面には、被ガイド部327に対して物体側とは反対側に雄ねじ326が形成されている。このため、雌ねじ416と雄ねじ326との噛み合いによってホルダ30をベース40に固定することができる。また、ホルダ30を回転することにより、ホルダ30を光軸L0方向に移動させることができるので、フォーカシング調整を容易に行うことができる。
また、ホルダ30の被ガイド部327がベース40のガイド部417にガイドされる際、被ガイド部327には径方向外側から大きな応力が加わるが、光軸L0に対して直交する方向からみたとき、接合レンズ19は、雄ねじ326と重なる位置にあって、被ガイド部327と重なる位置にない。このため、接合レンズ19に大きな応力が加わりにくいので、接合レンズ19では、第6レンズ16の変形に伴う第6レンズ16と第7レンズ17との剥離等の問題が発生しにくい。
また、ベース40のホルダ保持部41において、ホルダ挿入穴410は、光軸L0方向の全体にわたって雌ねじ416の内径φ416以上の内径を有しており、ホルダ保持部41には、内周面411から内側に突出した凸部が形成されていない。このため、ホルダ保持部41におけるホルダ30の光軸L0方向の可動範囲が長い。
[実施の形態2]
図3は、本発明の実施の形態2に係る光学ユニット100の断面図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示し、それらの詳細な説明を省略する。
図2に示すように、本形態の光学ユニット100も、実施の形態1と同様、複数のレンズ10と、複数のレンズ10を介して透過してきた光を受光する撮像素子21と、撮像素子21が物体側の面に実装された基板20と、複数のレンズ10を内側に保持するホルダ30とを有しており、ホルダ30は、ベース40を介して撮像装置(図示せず)に搭載される。基板20は、ベース40に保持されている。
本形態において、複数のレンズ10は、4群5枚のレンズ構成を有する広角レンズ1を構成している。より具体的には、広角レンズ1は、物体側より順に配置された第1レンズ11、第2レンズ12、第3レンズ13、絞り70、第4レンズ14、および第5レンズ15を備えており、第4レンズ14および第5レンズ15は、第4レンズ14の像側の凹面と第5レンズ15の物体側の凸面とが接合された接合レンズ19を構成している。
本形態でも、実施の形態1と同様、ホルダ30は、物体側とは反対側の端部で赤外線フィルタ等の光学フィルタ50を保持する枠状の底板部31と、底板部31から物体側に延在する円筒状の筒部32とを有しており、筒部32の内部では、段部37に第4レンズ14の外周部分が物体側から重なっている。
ホルダ30において、筒部32の外周面322には、光軸l0に対して直交する方向からみたときに接合レンズ19と互いに重なる部分に雄ねじ326が形成されている。また、筒部32の外周面322において、雄ねじ326に対して物体側で隣接する部分(第5レンズ15が保持されている部分)から大径部33までには、円周面からなる被ガイド部327が形成されている。被ガイド部327は、広角レンズ1の光軸L0と一致する中心軸線L327(第2中心軸線)に対して同軸状に形成されており、被ガイド部327によって、中心軸線L327が規定されている。すなわち、広角レンズ1は、光軸L0が中心軸線L327と一致するように筒部32の内側に位置決めされている。
複数のレンズ10では、光軸L0に対して直交する方向からみたときに雌ねじ416と重なる位置に接合レンズ19が設けられており、接合レンズ19は、光軸L0に対して直交する方向からみたときに被ガイド部327とも重なっている。ここで、筒部32の内周面321と外周面322との間には、筒部32の物体側とは反対側の端部から凹んで光軸L0に対して直交する方向からみたときに雄ねじ326と重なる肉盗み用の凹部329が全周にわたって溝状に形成されている。本形態において、凹部329は、大径部33の径方向内側まで形成されており、光軸L0に対して直交する方向からみたときに被ガイド部327と重なっている。また、凹部329は、物体側とは反対側の端部に形成された部分329bの開口幅が、被ガイド部327と径方向で重なる部分329aの開口幅より広くなっており、それ故、筒部32において雄ねじ326および被ガイド部327が形成されている部分では、凹部329に対して径方向内側に位置する部分と凹部329に対して径方向外側に位置する部分との肉厚差が小さい。
ベース40は、ホルダ30を内側に保持するホルダ挿入穴410を備えた筒状のホルダ保持部41と、ホルダ保持部41の物体側とは反対側の端部で径方向外側に向けて突出した角筒状の胴部420を備えた基板保持部42とを有している。ホルダ保持部41の内周面411には、光軸L0方向の途中位置から物体側とは反対側の端部まで、ホルダ30の雄ねじ326と噛み合う雌ねじ416が形成されている。また、ホルダ保持部41の内周面411において、雌ねじ416に対して物体側で隣接する部分からホルダ保持部41の物体側の端部までには、円周面からなるガイド部417が形成されている。ガイド部417は、ベース40を光学機器に搭載する際の基準となる中心軸線L417(第1中心軸線)に対して同軸状に形成されており、中心軸線L417を規定している。
本形態においても、ベース40のホルダ保持部41において、ホルダ挿入穴410は、光軸L0方向の全体にわたって雌ねじ416の内径φ416以上の内径を有しており、ホルダ保持部41には、内周面411から内側に突出した凸部が形成されていない。このため、ホルダ保持部41におけるホルダ30の光軸L0方向の可動範囲が長い。
ベース40の基板保持部42において、胴部420の物体側とは反対側の端部は、基板20が物体側とは反対側から当接する位置決め部421になっている。また、胴部420には、胴部420を光軸L0方向に貫通する穴422が形成されており、基板20において穴422と重なる位置には、貫通穴からなる穴202が形成されている。従って、物体側から穴422、202を貫通するようにねじ45を設けた後、ねじ45にナット46を止めれば、基板20をベース40に固定することができる。また、穴202、422は、中心軸線L417に対して直交する2方向における内径がねじ45の軸部の外径より大の固定部48になっている。従って、ねじ45にナット46を止めて基板20をベース40に固定する際、ナット46を完全に締めるまでは、ベース40に対する基板20の相対位置を中心軸線L417に対して直交する2方向に調整することができる。
このように構成した光学ユニット100でも、実施の形態1と同様、複数のレンズ10が筒部32に組み込まれたホルダ30をベース40に組み付ける際に、ホルダ30の被ガイド部327がベース40のガイド部417にガイドされて、ホルダ30の中心軸線L327(第2中心軸線、広角レンズ1の光軸L0)と、ベース40の基準となる中心軸線L417(第1中心軸線)とが一致する。このため、基準となる中心軸線L417に対する中心軸線L327(広角レンズ1の光軸L0)の傾きや光軸L0に直交する方向の位置ずれが抑制される。また、ベース40の基板保持部42には、基板20が物体側とは反対側から当接する位置決め部421が設けられ、基板保持部42および基板20には、中心軸線L417に対して直交する方向における基板20の基板保持部42に対する位置を調整可能に基板を固定する固定部48が設けられているため、撮像素子21の光軸L0方向の位置、および撮像素子21の光軸方向に対して直交する方向の位置を適正に設定すること
ができる。それ故、広角レンズ1の光軸L0と撮像素子21の撮像面の中心を通る中心垂直線とのずれを抑制することができるので、大きな画角を得ることができる等、実施の形態1と同様な効果を奏する。
また、筒部32の内周面321と外周面322との間には、筒部32の物体側とは反対側の端部から凹んで光軸L0に対して直交する方向からみたときに雄ねじ326と重なる肉盗み用の凹部329が全周にわたって溝状に形成されている。このため、筒部32において雄ねじ326および被ガイド部327が形成されている部分では、凹部329に対して径方向内側に位置する部分と凹部329に対して径方向外側に位置する部分との肉厚差が小さい。従って、ホルダ30を樹脂成形する際のヒケが発生しにくいので、雄ねじ326および被ガイド部327を精度よく形成することができる。また、ベース40にホルダ30を固定する際、筒部32に応力が加わっても、かかる応力は凹部329によって吸収される。従って、接合レンズ19に用いた第4レンズ14が筒部32の内周面321に接する構成であっても、第4レンズ14に大きな応力が加わらない。それ故、第4レンズ14の変形や、第4レンズ14および第5レンズ15の剥離等の問題が発生しにくい。
[他の実施の形態]
上記実施の形態1、2では、基板20をねじ45およびナット46によってベース40に固定し、ねじ45が貫通する2つの穴202、422の内径をねじ45の軸部の外径より大にすることによって、中心軸線L417に対して直交する方向における基板20の基板保持部42に対する位置を調整可能に基板を固定する固定部48を構成した。但し、固定部48の構成は上記に限らず、例えば、物体側とは反対側からねじ45を止めるねじ穴をベース40に形成し、基板20の穴202の内径をねじ45の軸部の外径より大にすることによって、中心軸線L417に対して直交する方向における基板20の基板保持部42に対する位置を調整可能に基板を固定する固定部を構成してもよい。
上記実施の形態1では、雄ねじ326の光軸L0方向におけるねじ外径の構成については規定されていなかったが、雄ねじ326では、光軸L0方向の中間部におけるねじ外径が、中間部に対して光軸L方向の両側で隣り合う両端部のねじ外径より小であることが好ましい。かかる態様によれば、図2に示す平面部328をホルダ30に設けても、平面部328から雄ねじ326と雌ねじ416との間を通って異物が撮像素子21の側に侵入しにくいという利点がある。また、雄ねじ326と雌ねじ416とによって筒部32をホルダ保持部41に固定する際、雄ねじ326が形成されている部分に対して径方向外側から加わる応力を低減することができる。従って、接合レンズ19に加わる応力を低減することができる。
上記実施の形態1、2において、広角レンズ1(複数のレンズ10)による焦点位置が温度上昇(環境温度の上昇)に伴って物体側とは反対側にシフトする場合、ホルダ30の線膨張係数は、ベース40の線膨張係数より小さい態様を採用することが好ましい。かかる態様によれば、環境温度の上昇に伴って焦点位置が物体側とは反対側にシフトした場合でも、かかるシフトについては、ホルダ30とベース40との線膨張係数の差に起因して撮像素子21の位置が物体側とは反対側に移動するにより吸収することができる。これに対して、広角レンズ1(複数のレンズ10)による焦点位置が温度上昇(環境温度の上昇)に伴って物体側にシフトする場合、ホルダ30の線膨張係数は、ベース40の線膨張係数より大きい態様を採用することが好ましい。かかる態様によれば、かかる態様によれば、環境温度の上昇に伴って焦点位置が物体側にシフトした場合でも、かかるシフトについては、ホルダ30とベース40との線膨張係数の差に起因して撮像素子21の位置が物体側に移動するにより吸収することができる。
1…広角レンズ、10…レンズ、19…接合レンズ、20…基板、21…撮像素子、30…ホルダ、31…底板部、32…筒部、40…ベース、41…ホルダ保持部、42…基板保持部、45…ねじ、46…ナット、48…固定部、50…光学フィルタ、100…光学ユニット、202、422…穴、321、411…内周面、322…外周面、326…雄ねじ、327、327a…被ガイド部、328…平面部、410…ホルダ挿入穴、416…雌ねじ、417…ガイド部、420…胴部、421…位置決め部、L0…光軸、L326…中心軸線(第2中心軸線)、L417…中心軸線、(第1中心軸線)PL…パーティングライン

Claims (11)

  1. 複数のレンズと、
    前記複数のレンズを介して透過してきた光を受光する撮像素子と、
    前記撮像素子が実装された基板と、
    前記複数のレンズを内側に保持する筒部を備えたホルダと、
    前記ホルダを内側に保持する筒状のホルダ保持部、および前記基板を保持する基板保持部を備えたベースと、
    を有する光学ユニットであって、
    前記ホルダ保持部は、基準となる第1中心軸線を規定する内周面からなるガイド部を備え、
    前記筒部は、前記複数のレンズの光軸と一致する第2中心軸線を規定する外周面からなる被ガイド部を備え、
    前記被ガイド部は、前記ガイド部に位置決めされて前記第1中心軸線と前記第2中心軸線とが一致しており、
    前記基板保持部には、前記基板が物体側とは反対側から当接する位置決め部が設けられ、
    前記基板保持部および前記基板の少なくとも一方には、前記第1中心軸線に対して直交する方向における前記基板の前記基板保持部に対する位置を調整可能に前記基板を固定する固定部が設けられていることを特徴とする光学ユニット。
  2. 前記固定部は、前記基板を前記ベースに固定するねじが貫通する穴であって、
    前記穴の内径が前記ねじの外径より大であることを特徴とする請求項1に記載の光学ユニット。
  3. 前記ホルダ保持部の内周面には、前記ガイド部に対して物体側とは反対側に雌ねじが形成され、
    前記筒の外周面には、前記被ガイド部に対して物体側とは反対側に前記雌ねじと噛み合う雄ねじが形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光学ユニット。
  4. 前記複数のレンズには、前記光軸に対して直交する方向からみたときに前記雄ねじと重なる接合レンズが含まれていることを特徴とする請求項3に記載の光学ユニット。
  5. 前記雄ねじでは、前記光軸方向の中間部におけるねじ外径が、前記中間部に対して前記光軸方向の両側で隣り合う両端部のねじ外径より小であることを特徴とする請求項4に記載の光学ユニット。
  6. 前記筒部の内周面と外周面との間には、前記筒部の物体側とは反対側の端部から凹んで前記光軸に対して直交する方向からみたときに前記雄ねじと重なる肉盗み用の凹部が形成されていることを特徴とする請求項3から5までのいずれか一項に記載の光学ユニット。
  7. 前記凹部は、前記光軸に対して直交する方向からみたときに前記被ガイド部と重なっていることを特徴とする請求項6に記載の光学ユニット。
  8. 前記被ガイド部には、前記第2中心軸線に対して直交する方向に向いた平面部が設けられていることを特徴とする請求項3から7までのいずれか一項に記載の光学ユニット。
  9. 前記平面部にパーティングラインが位置していることを特徴とする請求項8に記載の光学ユニット。
  10. 前記複数のレンズによる焦点位置は、温度上昇に伴って物体側とは反対側にシフトし、
    前記ホルダの線膨張係数は、前記ベースの線膨張係数より小さいことを特徴とする請求項1から9までのいずれか一項に記載の光学ユニット。
  11. 前記複数のレンズによる焦点位置は、温度上昇に伴って物体側にシフトし、
    前記ホルダの線膨張係数は、前記ベースの線膨張係数より大きいことを特徴とする請求項1から9までのいずれか一項に記載の光学ユニット。
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