JPS6311705Y2 - - Google Patents

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JPS6311705Y2
JPS6311705Y2 JP6959082U JP6959082U JPS6311705Y2 JP S6311705 Y2 JPS6311705 Y2 JP S6311705Y2 JP 6959082 U JP6959082 U JP 6959082U JP 6959082 U JP6959082 U JP 6959082U JP S6311705 Y2 JPS6311705 Y2 JP S6311705Y2
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JP
Japan
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variable capacitor
board
main body
mounting plate
rotor shaft
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JP6959082U
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JPS5827930U (ja
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  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型バリコンに係り、バリコン基板の
材質及び形状を工夫して全体の薄型化をはかると
共に、回路基板に取付けた状態で該プリント基板
の半田浴を行ないうる小型バリコンを提供するこ
とを目的とする。
従来の小型バリコンとしては、例えば実公昭48
−3878号公報に見られるものの如く、回路基板の
貫通孔に所定高さの金属製有底筐体を嵌入させそ
の底板部が基板の一面から所定寸法離間する位置
で筐体開口側頂部を基板に導通固着し、該有底筐
体の開口側よりバリコンを嵌入して該底板部にお
いてボルト締めする構成のものがあり、これによ
り有底筐体が基板のアース回路の中継の役目を果
ししかもバリコンを基板面に対し所定位置に位置
決めしていた。
しかるに、上記従来例によれば、有底筐体の底
板部及びバリコン自体のバリコン基板の二枚の板
が積重される構成のため、全体厚さが大となり、
しかも部品点数及び組付工数も多大になり、しか
もバリコンが回路基板の両面側に夫々突出してい
るため、バリコンを回路基板に取付けた状態で、
該回路基板の回路部品の端子の半田浴を行なうの
は困難であるという欠点があつた。
本考案は上記欠点を除去したものであり以下図
面と共にその各実施例につき説明する。
第1図は本考案になる小型バリコンの1実施例
を示す一部切截側面図である。。図中、小型バリ
コン1は金属製のバリコン基板2(厚さd)を有
し、このバリコン基板2はバリコン本体3を載置
する基板本体部2aの左右両外側に夫々図中上方
へ十分な寸法L分段差を有した1対の折曲部2b
を介して1対の取付板部2cが折曲形成される。
バリコン本体3はロータ板を固着したロータ軸
4及び夫々ステータ板を固着した複数のステータ
支柱5を有し、ロータ軸4は基板本体部2aに貫
通軸承され、且つ各ステータ支柱5はこの場合後
述の如く基板本体部2aにめ固定される。6は
ダイヤル(又はギヤ)で、ロータ軸4下端部に固
定される。
小型バリコン1は、1対の取付板部2c上面を
夫々第1図中基板下面側に回路部品7を有するプ
リント基板8の下面に当接され、その部分でボル
ト9により固定取付けられる。このときプリント
基板8上面のプリント面8aがバリコン本体3上
面より僅少寸法e分上方へ位置することが必要で
あり、従つて、上記段差寸法Lは予めバリコン基
板2下面より取付板部2c上面までの高さ(L+
d)が小型バリコン1の高さWより若干寸法f
(=t−e)分小となるよう設定しておけばよい。
上記構成によれば、続いてプリント基板8を上
下逆にしてプリント面8aを半田浴に浸して回路
部品7のプリント面8aに突出した端子を該プリ
ント面8aに一度に半田付けすることができる。
この場合バリコン本体3はプリント面8aから上
記寸法e分沈んでいるため半田浴に浸るおそれが
なく不都合を生じない。
又上記構成によれば、バリコン1はバリコン本
体3を外れた両外側部分、即ちバリコン基板2の
取付板部2cにおいてプリント基板8に対しボル
ト締めされているため、例えば従来バリコン本体
範囲内においてバリコン基板と他のプリント基板
とをボルト締めしていたことにより該バリコン本
体内のステータ板等に該ボルト締めに基付く歪が
発生して容量変動等の不都合を生じていたものに
比して、本考案取付機構のバリコン本体3は該歪
の影響を殆ど受けない。従つて小型バリコン1は
上記容量変動等の無い良好な性能を示しうる。又
バリコン基板2は金属製で本来剛性を有し且つ上
記の如く該歪の影響ゆ考慮しなくてもよいのでそ
れ自体の厚さdを極力い薄くしえしかもバリコン
基板2はステータ支柱5の取付以外に基板8への
取付機能も有し該基板8へ取付けるための他の取
付板を積重する等の必要なく一層厚さを薄くしえ
その分バリコン高さWを低減しうる。又他の取付
板を必要としないためそれだけ部品点数を低減し
組付工数も低減しうる。
又上記小型バリコン1では、第2図に示す如
く、バリコン基板2に支柱5を取付ける際の構造
として、バリコン基板2に対し下端部に例えばテ
ーパ状の拡径部10aを有する貫通孔10を穿設
しておき、支柱5を該孔10に上方よりその鍔部
が当接するまで挿入位置決めした後、該支柱5の
下端部を第4図Aに示すめ歯形状5aにより、
第2図に示す如く該拡径部10aに対しめ押圧
して固定取付ける。これによれば、上記支柱5の
め部分は上記拡径部10a内に変形収納されバ
リコン基板2下面に何ら突出しないため、その分
バリコン基板2下面及びダイヤル6上面間のクリ
アランスCを低減されたことになる。即ち、第1
図に示す如く全体高さH=W+C+D+e+Aで
あり、(但しW…バリコン基板及び本体の合計高
さ、C…クリアランス、D…ダイヤル厚さ、e…
プリント基板がバリコンから突出する高さ、A…
プリント基板の回路部品端子の突出高さ)上記の
如く、寸法W(d)、C及びe自体小であるため、全
体高さHはきわめて小となる。
又バリコン基板2は金属製でアース電位としう
るためシールド機能を有し、しかもステータ支柱
5と接触して支柱5もアース電位のため支柱5ど
うし及びステータ板群どうしの浮遊容量を低減さ
せて性能を向上しうる。
又バリコン基板2は折曲部2b及ぼ取付板部2
cを左右両側に夫々形成しているのみのため、四
側に形成する場合に比して加工が容易であり、し
かも取付板部2cの設けられていない他の両側よ
りバリコン本体3のロータ板を調整して容易に容
量調整を行ないうる。
尚バリコン基板2の孔10の拡径部10aは、
これに限ることなく、例えば第3図に示す如くザ
グリ孔形状の拡径部10bとしてこの内部でめ
を行なうようにしてもよい。
又め歯形状5aもこれに限ることなく、第4
図B〜Eに示す如く種々のめ歯形状5b〜5e
でもよいが、支柱の垂直度(耐捩れ性、引抜き強
度を含む)の点から見ればめ歯形状5aが最も
適切である。
更に又上記の如く高さ寸法が低減されて第1図
中、ダイヤル6がバリコン基板2に近接するとそ
の分ロータ軸5も長さ寸法を低減され、材料費を
節減される。
上述の如く、本考案になる小型バリコンによれ
ば、バリコン基板が金属製であり、剛性に富むた
めそれ自体厚さを低減しえしかも該バリコン基板
を折曲形成した取付板部を利用して他の基板へ取
付けられ、バリコン基板とは別部材の取付板を必
要としないため更にこの部分の厚さを低減しえ全
体として薄型化をはかりうると共に部品点数も少
なく組付工数を低減しえ、又金属製のバリコン基
板自体をステータ支柱と接触したアース電位とし
うるため、他の回路との結合を防止するシールド
機能を持たせると共にステータ支柱どうし及びス
テータ板群どうしの各浮遊容量を低減させて性能
を向上しえ、又1対の取付板部はバリコン基板の
左右両側部分のみに折曲形成しているため、四側
に折曲形成する場合等に比して加工が容易であ
り、又取付板部の設けられていない前後方向より
バリコン本体部のロータ板に器具を差込んで容易
に容量調整を行なえ一層組付工数を低減しえ、又
バリコンを他の回路基板に取付けたとき上記取付
板部の段差部の効果により回路基板の回路部品端
子突出側面がバリコン本体より更に僅少寸法上方
に位置するため、該回路部品端子突出側面をバリ
コン本体に半田を付着させることなく半田浴に浸
して回路部品端子を一度に半田付けでき組付工数
を大巾に低減しうる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる小型バリコンの1実施例
を示す一部切截側面図、第2図及び第3図は夫々
上記取付構造の要部の1例及び他の例の要部を示
す縦断面部分図、第4図A〜Eは夫々上記要部に
おける支柱の種々のめ歯形状を示す底面図であ
る。 1……小型バリコン、2……バリコン基板、2
c……取付板部、3……バリコン本体、4……ロ
ータ軸、5……支柱、6……ダイヤル、8……プ
リント基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板本体部と該基板本体部の左右両側部分のみ
    を夫々外側方へその途中に上方折曲段差部を有し
    て該基板本体部と平行に一体的に突出形成してな
    る1対の取付板部とを有する金属製バリコン基板
    と、該基板本体部に貫通支承され上方へ突出した
    ロータ軸に取付けられたロータ板群と該基板本体
    部と接触して上方へ突出するステータ支柱に取付
    けられたステータ板群とを有するバリコン本体部
    とよりなり、該ロータ軸の該バリコン基板の下方
    突出部分に該ロータ軸を回転駆動するべく該バリ
    コン基板下面に近接する状態で駆動用回転体を一
    体的に取付けられ、上記各取付板部の段差部の段
    差寸法を、該各取付板部が該バリコン本体部の上
    部近傍に位置するよう設定し、該各取付板部の上
    面を夫々基板下面側に回路部品を有する他の回路
    基板の該下面側に取付けたとき該回路基板の上面
    が半田浴漬け用に該バリコン本体部上端より僅少
    寸法更に上方に位置する構成としてなる薄型化形
    状の小型バリコン。
JP6959082U 1982-05-13 1982-05-13 小型バリコン Granted JPS5827930U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6959082U JPS5827930U (ja) 1982-05-13 1982-05-13 小型バリコン

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JP6959082U JPS5827930U (ja) 1982-05-13 1982-05-13 小型バリコン

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Publication Number Publication Date
JPS5827930U JPS5827930U (ja) 1983-02-23
JPS6311705Y2 true JPS6311705Y2 (ja) 1988-04-05

Family

ID=29865462

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JP6959082U Granted JPS5827930U (ja) 1982-05-13 1982-05-13 小型バリコン

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