JPS63115775A - インクリボンカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産呈上■肌貝分訃 本発明は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアンの各色
のインクリボンを用いてカラ、−印刷を行なう熱転写記
録装置等に使用されるインクリボンカセットに関する。

従３１すＬ既 複数のサーマルヘッドを備え、これにインクリボンが収
容されたカセットケースを装着してカラー印刷が可能な
、いわゆるドラム型マルチへラドタイプと称される従来
の熱転写記録装置は、例えば特開昭６０−７３８８５号
公報において提案されている。

この熱転写記録装置は、第８図に示すように、熱転写記
録装置本体３１内に、記録紙３２が装着されるプラテン
ロール３３が設けられ、このプラテンロール３３を共用
して、カラー印刷を行なうため、記録紙３２の搬送順に
イエロー、マゼンタ、シアン及びブランクの各色を印刷
する４つの記録部３４〜３７が設けられている。各記録
部３４〜３７には、前記プラテンロール３３に装着され
た記録紙３２にインクリボン３８〜４１のインクを転写
するため、先端に発熱素子（不図示）が取付けられたサ
ーマルヘッド４２〜４５と、未使用状態のインクリボン
３８〜４１を送り出すためのインクリボン供給ロール４
６〜４９と、印刷に供されたインクリボン３８〜４１を
巻取るインクリボン巻取ロール５０〜５３とがそれぞれ
設けられている。インクリボン３８〜４１は、前述のよ
うにイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのインク
からなるものがそれぞれ用いられ、記録紙３２上に個別
的に転写を行ない、単独色もしくは複数の色を重ね合わ
せてカラー印刷を行なう。ところで、前記インクリボン
供給ロール４６〜４９、インクリボン巻取ロール５０〜
５３及びインクリボン３８〜４１は、各色毎に独立した
カセットケース５４〜５７内に収容され、個々に着脱自
在に構成されている。

発明が解決しようとする問題点 しかるに、上記構成の熱転写記録装置において、インク
リボン３８〜４１が印刷に供されて使用済となった場合
、インクリボン３８〜４１の交換は、各色毎にインクリ
ボン３８〜４１やインクリボン供給ロール４６〜４９、
インクリボン巻取ロール５０〜５３が収納されたカセッ
トケース５４〜５７を取り出し、その後、新しいインク
リボン３８〜４１が収納されたカセットケース５４〜５
７を装着しなければならない。

このため、複数の異なった色のインクリボン３８〜４１
を交換する場合は、色の数だけカセットケース５４〜５
７の取外しと取付けを行なわなければならず、大変手間
がかかるという問題点を有する。

また、前記カセットケース５４〜５７は各色毎に分割さ
れ、且つ、独立して取付けられているので、装着時に色
を取り違えたままカセットケース５４〜５７を装着する
恐れがあり、このときは正常な印刷がなされないという
問題点をも包含する。

本発明は、上記の問題点に鑑み、複数色のインクリボン
の交換が一度の作業でできるとともに、装着する色を間
違えることなくインクリボンの交換ができるインクリボ
ンカセットを提供することを目的とする。

濁　点を解′するための 上記目的を達成するため、本発明は、複数のインクリボ
ンと、各インクリボンをそれぞれ搬送するためのインク
リボン供給部及びインクリボン巻取部とを、１つのカセ
ットケース内に収容したことを構成上の特徴とする。

北−Ｕ 上記の構成によれば、複数組のインクリボン等をサーマ
ルヘッドの配置等に合わせた構成として１つのカセット
ケース内に収容していると、該カセットケースを装着す
るのみで、複数のインクリボンの取外しと取付けを一回
の交換動作で行なうことができる。

また、カセットケース内に、予め所定の順番にインクリ
ボンがセントしてあれば、間違うことなく常に正しい場
所にインクリボンを装着することができる。

ｌｆ」 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、本発明に係るインクリボンカセットを装着し
た熱転写記録装置の要部の側面図、第２図はインクリボ
ンカセットを装着していない状態の熱転写記録装置本体
の側面図である。図中、■は、記録紙２が装着されると
ともに、記録紙２を符号ａで示す矢印方向に搬送するプ
ラテンロールで、この周囲には該プラテンロール１を共
有する状態でラインタイプの３つのサーマルヘッド３〜
５が、プラテンロール１の回転角度で９０度ずつの間隔
をあけて設けられており、各サーマルヘッド３〜５の先
端には、所定の印加パルスによって発熱する発熱素子（
図外）がそれぞれ取付けられている。各サーマルヘッド
３〜５は、圧着手段を内装する支持部６〜８で本体９に
装着されている。

１０は、外形が側面視コ字状をしたカセットケースであ
り、プラテンロール１の側方から主走査方向にスライド
させて挿入することにより、本体９に設けられている一
対のカセ・ノドケース装着ガイド１１上に取付けられて
いる。カセットケース１０には、第３図に示すように、
コ字状の各辺に相当する構成部分１０ａ、　１０ｂ、　
１０ｃ内にイエロー、マゼンタ、シアンの各色からなる
インクリボン１２〜１４が収容されるとともに、該イン
クリボン１２〜１４を供給するためのインクリボン供給
部１５〜１７と、インクリボン１２〜１４を巻取るイン
クリボン巻取部１８〜２０とが設けられている。また、
各構成部分１０ａ、　１０ｂ、　１０Ｃの外面には、前
記サーマルヘッド３〜５の支持部６〜８が嵌められる切
欠溝２１が形成され、該カセットケース１０が本体９に
装着された状態では、３つのサーマルヘッド３〜５がそ
れぞれの構成部分１０ａ、　１０ｂ、　１０ｃ内に収容
され、各インクリボン１２〜１４の背面側に配設される
。このため、インクリボン１２〜１４は、サーマルヘッ
ド３〜５の先端と記録紙２との間に介在されることとな
り、前記支持部６〜８に内装された圧着手段によって、
サーマルへラド３〜５の先端がインクリボン１２〜１４
を記録紙２に密着させるとともに、プラテンロール１に
押圧し、インクリボン１２〜１４の所定部分のインクを
溶融して印刷を行なう。

インクリボン供給部１５〜１７及びインクリボン巻取部
１８〜２０は、第４図に示すように、軸支された一対の
フランジ２２ａ　、　２２ｂよりなり、伸張スプリング
２３が一方のフランジ２２ａに取付けられ、インクリボ
ン１２〜１４を弾性挟持して支持する構成にされている
。そして、インクリボン巻取部１８〜２０側のフランジ
２２ｂには、被駆動ギア２４が取付けられており、これ
に噛み合う駆動ギア２５が本体９側に取付けられた駆動
モータ２６で駆動されてインクリボン１２〜１４の巻取
りが行われる。

この実施例の熱転写記録装置は、プラテンロール１によ
って搬送される記録紙２の所定場所に、サーマルヘッド
３の発熱素子でイエローインクリボン１２のイエローイ
ンクを、サーマルヘッド４の発熱素子でマゼンタインク
リボン１３のマゼンタインクを、サーマルヘッド５の発
熱素子でシアンインクリボン１５のシアンインクを溶融
して、それらの各色を重ね合わせるかあるいは単独の色
を配することでカラー印刷を行なう。

そして、前記インクリボン１２〜１４が印刷に供されて
使用済になるとインクリボン１２〜１４の交換を要する
わけであるが、この交換は、１つのカセットケース１０
を取り替えるのみで、すべてのインクリボン１２〜１４
の取り替えが完了する。すなわち、このカセットケース
１０内に、前記インクリボン１２〜１４、インクリボン
供給部１５〜１７及びインクリボン巻取部１８〜２０の
すべてが収納されているので、１つのカセットケース１
０をプラテンロール１の主走査方向に引き出して記録装
置本体９から脱却させると、すべてのインクリボン１２
〜１４を一度に取り出すことができる。その後、新しい
インクリボン１２〜１４等が収容されたカセットケース
１０を、前述の場合と逆にプラテンロール１の主走査方
向に、且つ、各インクリボン１２〜１４を対応するそれ
ぞれのサーマルヘッド３〜５とプラテンロール１との間
に介在させるように挿入して取付けるのみでインクリボ
ン１２〜１４の交換が終了する。したがって、このイン
クリボンカセットが取付けられた熱転写記録装置では、
交換作業を行なうためのカセ・ノドケース１０は１つで
あって、インクリボン１２〜１４の交換を短時間に行な
うことができるとともに、複数の異なる色のインクリボ
ン１２〜１４を使用していても、予め所定どおりの順序
でインクリボン１２〜１４が収容されていれば、この取
り替え時に所定の色のインクリボン１２〜１４を間違え
て取付ける恐れは全く無（なる。

第５図は本発明に係るインクリボンカセットの他の実施
例の側面図であり、このインクリボンカセットは、カセ
ットケース１０内に収容するインクリボン１２〜１４、
インクリボン供給部１５〜１７及びインクリボン巻取部
１８〜２０は、前述の実施例で説明したものと同じに形
成されているが、カセットケース１０の構成に特徴を有
する。すなわち、カセットケース１０は、インクリボン
１２〜１４、及びこれらのインクリボン１２〜１４を搬
送するインクリボン供給部１５〜１７とインクリボン巻
取部１８〜２０とが収容された各構成部分１０ａ、　１
０ｂ、　１０ｃで分割して構成されている。分割された
前記構成部分ＩＱａ、　１０ｂ、　１０ｃは、構成部分
１０ａ、　１０ｂの相対する端部において、構成部分１
０ａ側の上端を長さ方向にやや突出させた部分と構成部
分１０ｂの下端を長さ方向にやや突出させた部分とがビ
ン２７ａ、２７ｂを介して接続リンク２８で回動自在に
連結され、構成部分１０ｂ、　１０ｃの相対する端部で
は、構成部分１０ｃの上端部を厚さ方向にやや突出させ
た部分と構成部分１０ｂの上端とがピン２７ｃを介して
回動自在に連結されている。

この実施例におけるインクリボンカセットの使用は、前
述の実施例と同様に側面視コ字状の状態として熱転写記
録装置本体に装着する。また、インクリボン１２〜１４
の交換においてもカセットケース１０を一体として取付
は取外しを行なう点においても同様である。ところが、
このカセットケース１０は、各インクリボン１２〜１４
を収容した構成部分１０ａ、　１０ｂ、　１０ｃから分
割されており、且つ、ビン２７ａ　＋　２７ｂ　＋　２
７ｃ及び接続リンク２８で連結されているので、第５図
の符号すで示す方向に、構成部分１０ａを回転させて構
成部分１０ｂの裏面側に配し、構成部分１０ｃを符号Ｃ
で示す方向に回転させて前記構成部分１０ｂの表面側に
配すると、全体として個々の構成部分１０ａ、　１０ｂ
、　１０ｃを３段重ねに積層した状態となる。したがっ
て、熱転写記録装置本体に装着しない時は第６図に示す
ように折り畳んでおくと、インクリボンカセットの体積
を小さくして保管することができる。

第７図は、前記した折り畳み可能に構成されたインクリ
ボンカセットを、いわゆる、フラット型のマルチヘッド
タイプの熱転写記録装置に使用する場合の例を示したも
ので、カセットケース１０を一直線状に延ばした状態で
装置本体に装着することにより、ドラム型のマルチへ７
ドタイプに限定することなく、記録紙が直線状に搬送さ
れる熱転写記録装置にも使用が可能で、適応性を拡大す
ることができる。

なお、上記の実施例では、３色のインクリボン１２〜１
４を収容するカセットケース１０の例を説明したけれど
も、ブラックインクリボンを加えて４色のインクリボン
を収容する構成にすることもでき、特に１つのカセット
ケース内に収容するインクリボンの数を限定することは
要しない。

完里■四果 以上のように、本発明は、複数のインクリボンと、各イ
ンクリボンをそれぞれ供給し、巻取るためのインクリボ
ン供給部及びインクリボン巻取部とを、１つのカセット
ケース内に収容したので、複数のインクリボンを使用し
ていても交換時には、１つのカセットケースを取り替え
るのみで、すべてのインクリボンを一挙に交換でき、イ
ンクリボンの交換に要する手間及び時間を短縮できる。

また、インクリボンカセット内には、所定のインクリボ
ンが予め収容されているので、複数のインクリボンが熱
転写記録装置本体に装着されていても、色を取り違えて
取付けることが無くなり、常に正常な印刷を行なうこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るインクリボンカセットを装着した
熱転写記録装置の要部の側面図、第２図はインクリボン
カセットを装着していない状態の熱転写記録装置本体の
側面図、第３図はインクリボンカセットの斜視図、第４
図は第３図のχ−χ線断面図、第５図はインクリボンカ
セットの他の実施例としての側面図、第６図は第５図に
示したインクリボンカセットを折り畳んだ状態の側面図
、第７図は第５図に示したインクリボンカセットをフラ
ット型のマルチヘッドタイプに使用する状態の側面図、
第８図は従来例のインクリボンカセットを用いた熱転写
記録装置の要部の側面図である。 １・・・プラテンロール、　　２・・・記録紙、３〜５
・・・サーマルヘッド、９・・・本体、１０・・・カセ
ットケース、　１２〜１４・・・インクリボン、１５〜
１７・・・インクリボン供給部、１８〜２０・・・イン
クリボン巻取部。 特許出願人　：　ミノルタカメラ株式会社第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のインクリボンと、各インクリボンをそれぞ
   れサーマルヘッドに供給するためのインクリボン供給部
   及び各インクリボンを巻取るためのインクリボン巻取部
   とを、１つのカセットケース内に収容したことを特徴と
   するインクリボンカセット。
2. （２）前記カセットケースが、収容されたインクリボン
   毎の単位部分で分割されるとともに、隣接した単位部分
   のカセットケースが回動自在に連結されてなることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のインクリボンカセ
   ット。