JPS63115060A - 測光的評価を用いる物質の測定法 - Google Patents

測光的評価を用いる物質の測定法

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JPS63115060A
JPS63115060A JP26666787A JP26666787A JPS63115060A JP S63115060 A JPS63115060 A JP S63115060A JP 26666787 A JP26666787 A JP 26666787A JP 26666787 A JP26666787 A JP 26666787A JP S63115060 A JPS63115060 A JP S63115060A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は分析用液体から調製された試料を測光的評価に
より、好ましくはELISA法に従い分析用液体中の診
断上関連する物質特に抗体または抗原の存在を、着色し
た、酵素標識された抗原/抗体複合物を用いて測定する
場合に、ただ1個の試料の1回希釈物が調製されるのみ
であり、この分析用希釈物において抗原/抗体の結合反
応が開始され、ここで好ましくは一方の反応相手は固体
表面に固定されており、そして抗原/抗体複合物は酵素
により惹起される着色反応にかけられて着色した溶液が
調製され、そしてこの着色溶液について測定された吸光
度か、ら、予め測定されている標準データを用いて最終
希釈物力価に相当する力価を測定する方法に関する。
本発明は診断上関連する物質の検出に、および操作工程
なしの定量に用いられ、その際ただ1つの試料混合物で
試料の検査に充分である。
ここでの試験としては、酵素結合イムノソルベントアッ
セイ(ELISA)、ラジオイムノアッセイ(RIA)
、核酸ハイブリッド形成、比澗法またはその他の測定法
が用いられうる。診断上関連する物質は例えば抗原、種
々の免疫グロブリンクラスの抗体、核酸または医学的に
重要な他の代謝生成物である。
診断上関連する物質の通常の定量法は2種の括本的な原
理に基づく。1つは測定すべき物質が既知含量の物質を
含有する試料を用いて予め作成された標準曲線により定
量されうる。代替法は終末点希釈を用い、測定すべき物
質を痛定することからなる。後者方法は、未希釈かまた
は少ししか希釈されてない試験すべき試料において前記
した標準曲線が作成困難であるかまたは不満足にしか利
用できない場合に常に好ましい。これは例えばELIS
A法における分析特異的な抗体の測定の場合がそうであ
る。
この理由で本発明方法は好ましくは後者の場合にも用い
られそ化てその実施形を後程詳細に説明する。診断上関
連する物質の例をあげれば、抗体でありそして前記した
分析の例としてはELISA法が用いられる。従って、
本明細書に言う 「特定の着色シグナル」は他の分析法
と同様に例えば放射性崩壊(カウント)または相対的な
散乱光シグナルをも意味する。
ELISA法は寄生虫、細菌またはウィルスによる感染
における抗体または抗原の検出に用いられる知られた酵
素免疫分析法である。本発明は、例えば特定の分析用希
釈度における特定の抗体に関して分析すべき血清をミク
ロ滴定プレートに固定された抗原と接触させることによ
り形成される着色溶液の評価を改良するのに役立てられ
、場合により生成した抗体/抗原複合物は続いて酵素的
に検出される。特に本発明は、溶液中に形成された酵素
標識された色素形成性免疫複合物についての尺度である
。かくして調製された溶液の吸光度または光学濃度を測
定することによる、かかる溶液の測光的評価に関する。
前記したようにして形成された溶液の吸光度が所定の限
界値または閾値を越える場合は、大抵その血清は陽性と
評価される。この種の評価に関する論議は例えばrlm
mun、 Inrekt、J 9゜33−39 (19
81)に記載されている。
しかしながら、限界値を超過または下まわることの確認
のみならず、分析すべき血清中における抗体の存在に関
して定量的情報を取得しうろことら望ましい。この目的
にいわゆる 「連続希釈」を行う、すなわち種々の試料
希釈物に対してELISAを実施しそしてそれぞれ生成
した着色溶液の吸光度又は光学濃度を測定することも知
られている。個々の測光による測定値をグラフ中で関連
さけることにより各血清試料につきいわゆる試料希釈物
曲線(第1図)が得られる。
試料希釈物曲線が予め設けられた限界値を横切る試料希
釈度が測定すべき抗体の最終希釈度を示し、その際、こ
の最終希釈度は抗体力価の逆数である(最終希釈力価)
。すなわち抗体の定量は検出限界値に達している試料希
釈度を表示することにより行われろ。
試料希釈物曲線の測定ポイントについては、しばしば、
測定さ、れだ吸光値または光学濃度が直接測定された数
値で用いられるのではなく、通常測定値補正が行われる
。補正は、ELISA法で同時実施された適当な対照(
緩衝液、陰性血清)の測定値、またはミクロ滴定プレー
トに固定された対照抗原を含有する測定すべき血清の平
行混合物の測定値、または着色生成速度を観察して出発
時の吸光度を差し引(形で行われうる。さらに、直接測
定された値を、同時実施された標準物から適当な方法で
得られる補正ファクターを乗するか、または直接測定さ
れた値を、同時実施された陰性試料についての値で割る
ことにより得られる商または指数で表示することもでき
る。この補正された測定値は以下特定の着色ソゲナルと
呼ばれ最終希釈物力価についての表示の基礎をなしてい
る。
前記した方法での定1的評価の本質的な欠点はその操作
が時間および試薬を消費することである。それゆえ、唯
一回の試料希釈でELISA法で測定された吸光度から
血清の最終希釈物力価を推論する試みがなされた。従っ
て例えばvanLoon及びvan der Veen
氏により「J、 Cl1n。
Pathol、J 33. 635−639 (198
0)  には、標準曲線と関連させて、唯一回の血清希
釈でELISA法を用い、トキソプラズマ抗体の検出を
行うことが記載されている。その場合、血清希釈度l;
800  においてELISAで測定された吸光度を、
試料希釈度1・800における一連の血清で見出される
吸光度を最終希釈物力価の函数として示す標準曲線にお
ける同じ吸光度と比較する。その際この標準曲線は多数
の血清についての測定平均値をプロットすることにより
グラフに作成された。この方法の改良法はvan Lo
on氏他により  rJ  、   Cl1n、   
Pathol、J   34.  665−669  
 (1981)に記載されており、それによれば、吸光
値を陰性の対照血清を1:800に希釈したものの吸光
度を試料血清の吸光度から差し引くことにより得られる
特定の着色シグナルで置換している。
この方法により、実験的に測定された血清が標準曲線か
ら逸脱するのを少なくともいくつかの場合において改良
できた。しかしながらその他の場合には改良はわずかで
あるので、陰性の対照血清との比較は不必要であった。
この知られた実施法により、実際上の使用にとっての簡
便化、すなわち1個の試料希釈物しか調製する必要がな
い方法が達成されたとしても、この方法は大きな欠点を
有する。この方法にとって適当で好ましい1:800な
る試料希釈度は非常に高いので、この方法の感度があま
りに低くなる(第1図の弱い陽性血清参照)のみならず
ピペット操作における誤差が増幅される。
さらに、実施に際し標準曲線を用いる操作は煩雑である
か、または測定データを自動的に評価するにはコンピュ
ータを必要とする。
本発明の目的は、検査すべき試料をできるだけわずかし
か希釈せずに使用でき、そして力価の測定が簡単な方法
、例えばポケット計算器を用いて行イつれうる、例えば
ELISA法における抗体または抗原の定量的測定法を
提供することである。
その他、本発明による方法の通用領域ら記載する。
この目的は前記した種類の方法に従い、着色溶液の吸光
度(まfこは光学濃度)を測定しそして得られたシグナ
ルA。0から下記式 1式%(1) に従って力価を計算し、これを連続希釈により得られう
る最終希釈物力価と同等とみなすことにより達成された
。ここで式(1)において力価は、シグナルAODが陰
性の対照試料に比較した検出限界での限界値シグナルに
相当する場合の最終希釈度の逆数であり、そして固定さ
れた試験希釈度におけるα値およびβ値は、免疫学的に
反応性を有する表面と検出体としての酵素標識免疫グロ
ブリンまたは抗京とのそれぞれの組み合イつせに関し同
一の反応条件および固定条件下に被分析物の既知最終希
釈物力価を存する試料について一連の試験により別々に
実験的に測定される。
この方法における吸光のシグナルAODとしては面記定
義された特定の着色シグナルが式(1)に挿入されるの
が好ましい。
分析用希釈物として未希釈から1:800までの試料希
釈度が使用でき、I : 150のみの範囲が好ましい
。後者の場合試料希釈度がなお充分に低いので、高感度
の免疫検定法が保証され、他方では1:15(lの試料
希釈度で比較的容易に再現されうる結果が得られうろこ
とが実験で示された。
比較的低い試料希釈度も可能であるが、しかし免疫学的
に反応性を有する表面、例えば抗原で被覆されたミクロ
滴定プレートにおいてのみならず、接合体においてら高
い反応性と結びついた高い純度を必要とする。
α値について使用しつる範囲は3.0〜3.6でありそ
してβ値については0.10〜0.27であることが判
明した。
これらの値αおよびβを正確に測定することが本発明方
法を実地に好ましく使用するための土台をなすものであ
る。αおよびβについての最適な値が一旦見出されたら
すぐに、評価、すなわち分析用試料の力価測定が非常に
簡単に計算により行われうる。αおよびβについての値
は例えば、その血清にそれぞれ特定の着色シグナルを所
望の試料希釈度で測定しそしてさらに力価をそれ自体知
られた方法で終末点希釈により測定することにより、多
数の調査試料についての一連の試験に基づき試薬製造者
により判定されうる。各試料について得られた対の値か
らそれを反復して適合させることにより終末点希釈によ
り測定された力価(Tffl、、、)と、特定の着色シ
グナルを挿入するこ上により式(1)から計算される力
価(TC,1,)との間の一致がQaならのとなるのに
適当なα値およびβ値が求められる。かかる反復操作に
おいては、例えばはじめに任意にとられたαおよびβに
ついての数値を用いて、各試料の特定の着色シグナルか
ら式(1)によりそれに該当する力価Tcarcを計算
する。
加えて終末点希釈により力価Tmaamを測定する。
商Tm、、、/T、、lC= 1.0である場合は、こ
のことは試料希釈物における吸光測定から正しい力価が
導かれろことを意味する。現実的な条件の下では0.8
〜1.25の間にある商は「正確な力価」と見なされね
ばならない。0.5以下および2.0以上の商は、古典
的な滴定に許容されろ再現性限界値をこえていることを
意味する。
通常なお劣る計算上の力価予測が得られる第1回目の試
験後に、αおよびβが段階的に変えられ、然るのち再び
各血清試料について計算された力価を測定された力価と
比較する。この反復操作をその満足できる一致が得られ
るまで続ける。
この試験では、一連の試験で血清の約50%がo、g≦
TllllI411/ Tcala≦ 1.25   
(2)にあてはまる場合に最適となると考えられうるこ
とが示される。これは指示薬酵素としてアルカリフォス
ファターゼを用いる一連の分析での経験に基づくもので
ある。ペルオキシダーゼが指示薬酵素として用いられう
る場合は、「打率」は約65%まで高められうる。しか
しながらこれらの限界はE[、ISA法それ自身の変動
のW1囲内の乙ので、従って測定結果を定量的に評価す
るための本発明による操作はこれを超えることができな
い。
さらに、αおよびβの値は診断用テストの性質にのみな
らず、用いられた、免疫学的に反応性を有する固相およ
び接合体の製造バッチの如何によることが示された。従
ってこれら2種の定数はこの方法を実際に用いるには、
例えばテストプレートおよび接合体のバッチの各組合わ
せについて新たに測定されねばならないが、満足できる
再現性を以っておよび実施に際しての非常に良好な正確
さを以って連続測定による試料の検査が行われうる。
以下の実施例および測定結果により本発明をより詳細に
説明する。その場合添付図面をも参照する。
図面において、 第1図は特定の着色シグナルを試料希釈度の函数として
示すものである、試料希釈曲線の形態をした従来法によ
り実施された連続希釈を示し、 第2図は試料希釈度1 : 150における特定の着色
シグナルの、実際の、最終希釈により測定された力価(
T、、、、、)への依存性を示し、 第3図は第2図におけると同じ試薬での、試料希釈度1
 : 150における特定の着色シグナルへの式(1)
により計算された力価(Tc、□C)の依存性を示し、
そして第4図は1:150に希釈された調査試料の同じ
特定の着色シグナルにおける、第3図からの計算力価T
calcに比較した第2図からの測定力価T1゜6.を
示す。
本発明による方法を試験するために、サイトメガロウィ
ルス抗原がその壁に固定されているミクロ滴定プレート
を用いる血清中のサイトメガロウィルスに対する抗体を
測定する試験、および風疹抗原がその壁に固定されてい
るミクロ滴定プレートを用いる血清中の風疹に対する抗
体を測定する試験を行った。試料希釈度1:150 の
検査用試料を固定された抗原と反応させ、結合しなかっ
た抗体を洗い去り、形成された抗体/抗原複合物にコン
ジュゲート溶液を用いて酵素を結合させ、過剰のコンジ
ュゲート溶液を洗い去り、色原体基質溶液を用いて酵素
を介して着色させ、そして次に停止溶液を用いて反応を
終了させた。ウィルス特異的な抗体の含量に応じて着色
した、かくして調製された試料を、その光学濃度または
吸光率AODを測光的に(所定の波長で)測定すること
により評価した。
連続希釈においては、同じ試料についての最終希釈力価
Tmeasを知られた方法で測定しそして本発明の式(
1)により計算された力価Tcalcと比較した。
この方法の再現性および精度を改良するために、すべて
の場合において比吸光率または「特定の着色シグナルA
。。」を使用した。
第1図は3種の陽性血清A、BおよびC1および1種の
陰性血清りについての種々の試料希釈度(試料希釈度−
1)の函数としての特定の着色シグナルAODの曲線を
示す。比較的高い試料希釈度、例えばI:800におい
てのみ例示されたプロットは平行である。van  L
oon  氏による適当な標準曲線の作成はこれに居づ
いている。
抗体力価が高い血清(例A)における試料希釈曲線の下
方への折れは文献上知られたプロゾーン効果を示すが、
最終希釈力価付近での下方の領域において何故希釈物曲
線がゆるやかになるかは全く不明である。
今、巾広い種類の試料に関する連続希釈により測定され
る最終希釈物力価が以下に示すように、例えば1 : 
150の試料希釈度で測定された吸光度との関連を表わ
すことが見出された。
log力価−α・A′  (1) ここで定数αおよびβは試料条件および試験条件に適合
されうる。
この事実は第2〜4図から明らかである。第2図では希
釈度1:150の血清58件の特定の着色シグナルA。
0の依存性が最終希釈により測定された力価T(Ha 
a sの函数としてプロットされている。他方第3図は
αおよびβについての最適値における吸光度AODから
式(1)に従い計算された力価を示す。この曲線の散古
り度が小さいことは数学的構成から生ずる。
第4図は、式(1)に従い計算された力価の曲線が測定
値のすぐれた平均値であることを今や明らかに示してい
る。このことから従って、本発明方法を用いて最終希釈
物力価の最適な予測が得られることが明らかである。
しかしながら、TcascとT□。との間のこの良好な
一致は、αおよびβ値について慎重に測定された場合に
のみ得られる。
60件の血清について行われた一連の試験から測定およ
び計算により得られた下記の表に示されるデータに基づ
き、αおよびβの測定法および最適化操作の例を説明す
る。
第  1  表 0.3611: 4661: 6100.7630.6
061: 13721: 1285  1.0680.
6601+ 12471: 1464  0.8520
.768    に 1862  1:  tgs7 
           1.0030.8051+ 1
2251+ 20020.6120.8381: 19
851: 2+37  0.9290.8431: 1
4461: 21570.670.8651: 205
81: 2250  0.9150.8791・134
81:23100.5840.8861: 22981
+ 2340  0.9820.9281・17301
: 25260.6850.9581: 22641:
 2664  0.850.9681: 21661:
 2710 Q、7990.9991: 26221:
 2858  0.9181.0411: 31851
: 3064  1.0391.0811+ +911
1: 32680.5851.1661: 22301
: 37250.5991.184  1+ 4410
 1: 3825         1.1531.1
851: 41651: 3831  1.0871.
2021: 11271: 392B 0.2871.
2331: 60961: 410g     1.4
84.1.255   1: 8321  1: 42
33                 1.4921
.266   1: 4459 1: 4304   
       1.0361.270   1: 65
91  1: 432g              
   1.5231.281   1: 5317 1
: 4395          1.211.305
   1: 2842  1: 4543   0.6
261.312   1: 4802 1: 45g6
          1.0471.321   1:
 5390  1: 4643          1
.1611.348   1: 3700 1: 48
14   0.7691.349   1: 3112
 1: 4820   0.6461.354   1
: 4753 1: 4853          0
.9791.363   1: 5537  1・49
11          1.1281.364   
1: 6223 1: 4917          
      1.2661.429     1:  
6076    に 5349           
        1.1361.470   1: 4
116 1: 5633   0.7311.471 
  1:10682 1: 5B40        
        1.8941.476   1+ 7
473 1・5675               
 1.3171.477   1+11172  1:
 5682                  1.
9661.486   1: 5g4I   l: 5
746           Q、931.496  
 1: 77181: 5g+7          
      1.3271.496  1+ 8232
 1: 5817                1
.4151.515   i: 6983 1: 59
53          1.1731.537   
1:10633 1: 6114          
      1.7391.586   1: 921
2 1: 6480                
1.4221.616   1: 7473 1: 6
710          1.1141.632  
1:10266 1: 6835          
      1.5021.674     1:  
8134    に 7168           
         1.1351.6841=6689
1+72490.9231.727   1: 610
1 1: 7603          0.8021
.747   1:20355 1: 7770   
             2.621.780   
1: 5635  ]: 8052   0.71.7
93   1:10633  L: 8164    
             1.3021.2,46 
  1: 7032  1・8633        
  0.8151.898   1: 9408 1:
 9107          1.0331.901
   1:11074 1・9135        
  1.2121.937   1:14945 1:
 9473                 1.5
781.980   1:18718  1: 988
6                  1.8932
.012   1:21805 1:10200   
              2.1382.211 
  1:25725  1:122g9       
          2.0932.224   1:
18375 1:12433            
     1.473表の第1欄には60件の血清につ
いて試料希釈度1 : 150における試料の特定の岩
色シグナルの測定値が示される。第2欄には、同じ血清
についての最終希釈系列物により測定された力価T□、
が示される。第3欄には最適化により見出された値 α
=3.4514  および β=0.2108を用い第
1欄の着色シグナルから式(1)に従ってそれぞれ計算
された同じ血清1こついての力価Tcalcが示される
現代の利用しうる計算器を用いれば、特定の試薬組み合
わせについてのαおよびβを最適化する反復操作を当業
者がプログラムに作成するのに何ら大きな骨折りを要し
ない。
商 T ffi * a M / T Ca I Cを
次の欄に示し、しかも「過小J(0,8より下)、「約
N  (0,8〜1.25)および「過大J (1,2
5より上)に従い分けられる。
ここに示される場合においては、血清の45%について
良好な近似が得られたことが判る。
それゆえ第2図から判る最終呑釈物力価の散乱中を考慮
すると、αおよびβ値の選択が実際上の使用にとって非
常に満足できるものと見なされうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は特定の着色シグナルを試料希釈度の函数として
示すものである、試料希釈曲線の形態をした従来法によ
り実施された連続希釈を示し、 第2図は試料希釈度1 : 150における特定の着色
シグナルの、実際の、最終希釈により測定された力価(
T、、、、)への依存性を示し、第3図は第2図におけ
ると同じ試薬での、試料希釈度1 : 15−0におけ
る特定の着色シグナルへの、式(1)により計算された
力価(Te、、、)の依存性を示し、そして 第4図は1 : 150に希釈された調査試料の同じ特
定の調査シグナルにおける、第3図からの計算力価Te
a+cに比較した第2図からの測定力価T、、。。を示
す。 特許出願人  ベーリングヴエルケ・アクチェンゲゼル
シャフト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)分析用液体から調製された試料を測光的評価により
    、好ましくはELISA法に従い分析用液体中の診断上
    関連する物質特に抗体または抗原の存在を、着色した、
    酵素標識された抗原/抗体複合物を用いて測定する場合
    に、ただ1個の試料の1回希釈物が調製されるのみであ
    り、この分析用希釈物において抗原/抗体の結合反応が
    開始され、ここで好ましくは一方の反応相手は固体表面
    に固定されており、そして抗原/抗体複合物は酵素によ
    り惹起される着色反応にかけられて着色した溶液が調製
    され、そしてこの着色溶液について測定された吸光度か
    ら、予め測定されている標準データを用いて最終希釈物
    力価に対応する力価を測定する方法であって、その特徴
    とするところは着色溶液の吸光度(または光学濃度)を
    測定しそして得られたシグナルA_O_Dから下記式 log力価=α・A^β_O_D(1) に従って力価を計算し、これを連続希釈により得られう
    る最終希釈物力価と同等とみなすところにあり、ここで
    上式(1)において力価は、シグナルA_O_Dが陰性
    の対照試料に比較した検出限界での限界値シグナルに相
    当する場合の最終希釈度の逆数であり、そして固定され
    た試験希釈度におけるα値およびβ値は、免疫学的に反
    応性を有する表面と検出体としての酵素標識された免疫
    グロブリンまたは抗原とのそれぞれの組み合わせに関し
    同一の反応条件および固定条件下に被分析物の既知最終
    希釈物力価を有する試料についての一連の試験により別
    々に実験的に測定されたものである。 2)吸光度または光学濃度のシグナルA_O_Dとして
    、 a)ELISA法で同時実施された対照(例えば緩衝液
    また陰性試料)についての吸光シグナル、または対照標
    本で被覆された表面上の検査すべき試料の平行混合物に
    ついての吸光シグナル、または着色増大についての測定
    開始時の吸光シグナルを検査すべき試料の吸光シグナル
    から差し引くことによるか、 b)検査すべき試料の吸光シグナルに同時実施された対
    照試験(例えば標準物)から得られる補正ファクターを
    乗ずることによるか、または c)検査すべき試料の吸光シグナルおよび同時実施され
    た対照実験(例えば陰性試料)から商または指数を形成
    させることにより、 得られる特定の着色シグナルを前記式(1)に挿入する
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)分析用の希釈物として未希釈から1:800まで、
    好ましくは約1:150の範囲の試料希釈物を用いるこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の方法。 4)αについて用いられる値が3.0〜3.6でありそ
    してβ値は0.10〜0.27であることを特徴とする
    、特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の方法
    。 5)試料について所望の分析用希釈度においてそれぞれ
    シグナルA_O_Dを測定し、さらに力価をそれ自体知
    られた方法で終末点希釈により測定し、そして次に個々
    の分析用液体または試料について得られた測定値の対(
    力価、A_O_D)から、反復して適合させることによ
    り終末点希釈により測定された力価(T_m_e_a_
    s)と、式(1)にシグナルA_O_Dを挿入すること
    により計算される力価(T_c_a_l_c)との間の
    一致を最適なものとなすのに適当なα値およびβ値を求
    めることにより、多数の分析用液体または試料について
    の一連の試験によりα値およびβ値を測定することを特
    徴とする、特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記
    載の方法。 6)個々の分析用液体または試料についてのそれぞれの
    商T_m_e_a_s/T_c_a_l_cが最もしば
    しば0.8〜1.25の範囲内にあるα値およびβ値の
    対を反復して調べることにより決定することを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項記載の方法。 7)風疹抗原、サイトメガロウイルス抗原またはB型肝
    炎表面抗原(HBsAg)に対する抗体がそれぞれ固定
    されたミクロ滴定プレートを用いる、血清中における風
    疹(IgG、IgM)抗体、サイトメガロウイルス(I
    gG、IgM)抗体またはHBsAgの存在を判定する
    ための特許請求の範囲第1〜6項のいずれか1項記載の
    方法の使用。 8)アルカリホスファターゼまたはペルオキシダーゼを
    指示酵素として用いることを特徴とする特許請求の範囲
    第7項記載の使用。
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DE3639279A DE3639279C3 (de) 1986-10-24 1986-11-17 Verfahren zur quantitativen Bestimmung von Antikörpern oder Antigenen nach der ELISA-Methode durch photometrische Auswertung
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DE3842580A1 (de) * 1988-12-17 1990-06-21 Behringwerke Ag Verfahren zur verbesserung von richtigkeit und reproduzierbarkeit der messdaten immunometrischer tests
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DE3122305A1 (de) * 1981-06-05 1983-01-05 Vladimir Florin 3004 Isernhagen Niculescu "immunologisch-diagnostisches verfahren zum nachweis und zur bestimmung von antikoerpern"
JPS58113758A (ja) * 1981-12-26 1983-07-06 Shimadzu Corp 免疫グロブリンの分析方法
JPS58211659A (ja) * 1982-06-03 1983-12-09 Nitsusui Seiyaku Kk 免疫比濁法による血清crpの簡易迅速定量法
JPS6276464A (ja) * 1985-09-30 1987-04-08 Shimadzu Corp 多項目自動分析装置

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AU602170B2 (en) 1990-10-04
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NO170908C (no) 1992-12-23
MX168603B (es) 1993-06-01

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