JPS63113974A - デイスク装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分廚］ この発明は、ディスクトレイへのディスクの載置不良を
確実に検出できるようにしたディスク装着装置に関する
。

［従来の技術］ レコード盤やレーザディスクのようなディスクを再生す
るディスクプレーヤのディスク装着装置には、ディスク
を装置前面で出し入れするフロントローディング方式が
よく用いられる。第４図に示した従来のディスク装着装
置Ｉは、フロントローディング方式であり、装置曲面で
前後方向に進退自在のディスクトレイ２上にディスク３
を載置し、ローディング釦を押すことにより、図中−点
鎖線で示したディスク載置位置から実線で示したディス
ク装着位置まで、ディスクトレイ２を移動させることが
できる。ところで、使用するディスク３は、直径３０ｃ
ｍの大径ディスクと直径２０ｃｍの小径ディスクの２種
類があり、使用ディスクごとに所定の載置位置がすぐに
判るよう、ディスクトレイ２には大小２個の溝又は段差
が環状に形成しである。

［発明が解決しようとする問題点］ 上記従来のディスク装着装置１は、小径ディスク３を装
着するさいに、第４図に実線で示したように、誤って小
径ディスク３をディスクトレイ２の中央からずれた位置
に載置したたままローディング釦を押してしまった場合
、ディスクトレイ２が装置本体内のディスク装着位置に
達したあと、第５図に示したように、ディスク３を上か
ら押さえ付けるクランパ４がディスク３の軸孔３ａに合
致しないばかりか、ディスク３の信号記録面がクランプ
軸５に乗り上げてしまう結果、クランプ軸５により信号
記録面を傷付けてしまうことがあり、ディスク３の再生
はおろか、ディスク３を無事に取り出すことさえも危う
くなる等の問題点があった。

一般に、再生時ディスク３とともに回転するクランパ４
には、軸孔３ａに合致したか否かを検出するセンサ類を
装備しにくいため、例えばディスクトレイ２側にディス
ク３の装着不良を検出するための複数のセンサ（図示せ
ず）を配設し、ディスク３が正規の位置からずれて載置
された場合に、いくつかのセンサが載置不良を検出する
といったような対策を講するのか限度であり、その場合
でら、装置全体の構成の複雑化と製造コストの上昇が避
けられないため、優れて適切な対策とは言えない等の問
題点があった。

［問題点を解決するための手段］ この発明は、上記問題点を解決したものであり、載置さ
れたディスクをディスク載置位置からディスク装着位置
まで搬送するディスクトレイと、このディスクトレイが
あらかじめ定めた所定位置を通過するときにトレイ検出
信号を出力するトレイセンサと、前記ディスクの特定部
分の通過を検出し、それもディスクが正規の載置位置に
載置されて搬送された場合は、前記トレイ検出信号に同
期して特定部分検出信号を出力するディスクセンサと、
このディスクセンサと前記トレイセンサの出力の時間ず
れを検出し、この時間ずれかあらかじめ設定した許容値
を越えたときに、ディスクの載置不良を検出するディス
ク載置不良検出回路とから構成したことを特徴とするも
のである。

［作用］ この発明は、ディスク載置位置にてディスクトレイに載
せたディスクをディスク装着位置まで搬送する過程で、
ディスクトレイが所定位置を通過したさいに、ディスク
センサがディスクの特定部分を検出できなかった場合は
、ディスクの載置不良であるとし、ディスクがディスク
装着位置に達するまでにその載置不良を検出する。

［実施例］ 以下、この発明の実施例について、第１図ないし第３図
を参照して説明する。第１，２図は、それぞれこの発明
のディスク装着装置の一実施例を示す平面図及び回路構
成図、第３図は、第２図に示した回路各部の信号波形図
である。

第１図に示したディスク装着装置１１は、ディスクトレ
イ２があらかじめ定めた所定位置を通過するときにトレ
イ検出信号を出力するトレイセンサ１２と、ディスク３
の軸孔３ａの通過を検出し、それもディスク３が正規の
載置位置に載置されて搬送された場合は、前記トレイ検
出信号に同期して軸孔検出信号を出力するディスクセン
サ１３と、このディスクセンサ１３とトレイセンサ１２
の出力の時間ずれを検出し、この時間ずれがあらかじめ
設定した許容値を越えたときにディスクの載置不良を検
出するディスク載置不良検出回路１．４とを設けて構成
したものである。

トレイセンサ１２は、ディスクトレイ２の端に目印とし
て固定した反射鏡１５と、反射鏡１５の通過を検出する
フォトカブラＩ６からなる。フォトカプラＩ６は、反射
鏡Ｉ５の進路に沿いディスクトレイ２の収容空間を形成
する装置本体１１ａの天井部に、発光素子１６ａと受光
素子１６ｂとを対にして並設したものであり、発光素子
１６ａから出射した光が反射鏡１５で反射されて受光素
子＋６ｂに入射することで、ディスクトレイ２が所定位
置を通過していることを検出する。ディスクセンサＩ３
は、装置本体１１ａの天井部の平曲側中央部に設けた発
光素子１７ａと、この発光素子１７ａの下方にディスク
３の装着位置を挟んで離間対抗配設した受光素子１７ｂ
からなる。

ここで、ディスク載置位置にあるディスクトレイ２上の
反射鏡１５とフォトカプラ１６の間の距離Ｌｔは、ディ
スクトレイ２のディスク載置中心とディスクセンサ１３
間の距離Ｌｄに等しくなるよう配慮しである。従って、
ディスクトレイ２上の正規の位置に載置したディスク３
をディスクトレイ２が搬送する場合は、トレイセンサ１
２が反射鏡１５を検出する時点で、ディスクセンサ１３
がディスク３の軸孔３ａを検出することになる。

そこで、実施例では、トレイセンサ１２の受光素子１６
ｂとディスクセンサ１３の受光素子１７ｂとをディスク
載置不良検出回路１４内の比較回路１８に接続しである
。比較回路Ｉ８から得られる両受光素子１６ｂ、＋７ｂ
の比較誤差出力は、単安定マルチバイブレータ１９のト
リガ入力とされる一方、減算器２０の非反転入力とされ
る。単安定マルチバイブレータ１９は、トレイセンサＩ
２とディスクセンサ１３の出力の時間ずれの許容範囲を
示す保持時間Ｔを有しており、その出力は減算器２０の
反転入力とされる。このため、ディスク３がディスクト
レイ２上の正規の位置に載置されている場合は、比較回
路１８の比較誤差出力は単安定マルチバイブレータ１９
の出力よりもパルス幅が短く、減算器２０の出力はロウ
レベルのままである。

これに対し、第１図中点線で示したようにディスク３が
ディスクトレイ２上の正規の位置に載置されなかった場
合、トレイセンサＩ２の出力とディスクセンサ１３の出
力が、第３図（Ａ）、（Ｂ）に示すごとく、互いに時間
的に一致しなくなる。

このため、同図（Ｃ）、（Ｄ）に示したように、比較回
路１８の比較誤差出力が単安定マルチバイブレーク１９
の出力よりも大なるパルス幅をもち、その結果同図（Ｅ
）に示したごとく、減算器２０の出力はハイレベルとな
る。従って、ディスク載置不良検出回路１４内の減算器
２０の出力がハイレベルとなることによって、ディスク
トレイ２がディスク装着位置に達する前にディスク３の
載置不良が検出される。この実施例の場合、ディスク３
の載置不良が検出されると、ディスクトレイ２を進退駆
動するモータ（図示せず）がただちに逆転駆動され、デ
ィスクトレイ２はディスク載置位置まで押し戻され、こ
れにより載置状態のよくないディスク３にクランパ４や
クランプ軸５が当たって信号記録面を傷付ける等の不都
合を、未然に回避することができる。なお、ディスク載
置不良検出回路１４にアラーム回路（図示せず）等を接
続しておくことで、載置不良を警告することも可能であ
る。

このように、上記ディスク装着装置１１は、ディスク載
置位置にてディスクトレイ２に載せたディスク３をディ
スク装着位置まで搬送する過程で、ディスクトレイ２が
所定位置を通過したさいに、ディスクセンサＩ３がディ
スク３の軸孔３ａを検出できなかった場合は、ディスク
３の載置不良であるとし、ディスク３がディスク装着位
置に達するまでにその載置不良を検出する構成としたか
ら、トレイセンサＩ２にはその搬送位置を検出するため
の目印として例えば反射鏡１５を設けるだけでよく、ま
たディスクセンサ１２はディスク３の特定部分としてそ
の軸孔３ａを検出すればよいのであるから、特別な工夫
なしで簡単に特定部分を検出することができる。さらに
また、ディスクトレイ２が移動開始してからの時間を基
準にディスク３の軸孔３ａを検出する方式とは異なり、
デ・イスクトレイ２の移動速度が変動しても誤検出の虞
れはなく、常に確実にディスク３の載置不良を検出する
ことができる。

なお、上記実施例では、ディスク３の特定部分として、
その軸孔３ａを選んだ場合を例にとったが、ディスク３
の特定部分は軸孔３ａに限定されず、他の例えばディス
ク３のエツジ部分を特定部分とし、このエツジ部分で散
乱される光を受光するディスクセンサ（図示せず）によ
り、ディスク３の通過を検出するような構成としてもよ
い。

また、トレイセンサ１２としては、ディスクトレイ２を
進退駆動するモータの回転位置を検出するセンサ（図示
せず）を代用することも可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明は、ディスク載置位置に
てディスクトレイに載せたディスクをディスク装着位置
まで搬送する過程で、ディスクトレイが所定位置を通過
したさいに、ディスクセンサがディスクの特定部分を検
出できなかった場合は、ディスクの載置不良であるとし
、ディスクがディスク装着位置に達するまでにその載置
不良を検出する構成としたから、トレイセンサにはその
搬送位置を検出するための目印を設けるだけでよく、ま
たディスクセンサはディスク特定部分としてその軸孔や
エツジ部分を特定できるものであればよいので、特別な
工夫を施さなくとも簡単に特定することは可能であり、
さらにまたディスクトレイが移動開始してからの時間を
基準にディスクの軸孔を検出する方式とは異なり、ディ
スクトレイの移動速度が変動しても誤検出の虞れはなく
、常に確実にディスクの載置不良を検出することができ
る等の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１．２図は、それぞれこの発明のディスク装着装置の
一実施例を示す平面図及び回路構成図、第３図は、第２
図に示した回路各部の信号波形図第４．５図は、それぞ
れ従来のディスク装着装置の一例を示す平面図及び要部
拡大正面図である。 ２９１．ディスクトレイ、３．、、ディス・り。 １１、、、ディスク装着装置、１２．、、）レイセンサ
、１３．、、ディスクセンサ、１４．、。 ディスク載置不良検出回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 載置されたディスクをディスク載置位置からディスク装
   着位置まで搬送するディスクトレイと、このディスクト
   レイがあらかじめ定めた所定位置を通過するときにトレ
   イ検出信号を出力するトレイセンサと、前記ディスクの
   特定部分の通過を検出し、それもディスクが正規の載置
   位置に載置されて搬送された場合は、前記トレイ検出信
   号に同期して特定部分検出信号を出力するディスクセン
   サと、このディスクセンサと前記トレイセンサの出力の
   時間ずれを検出し、この時間ずれがあらかじめ設定した
   許容値を越えたときに、ディスクの載置不良を検出する
   ディスク載置不良検出回路とからなるディスク装着装置
   。