JPS63113805A - 磁気ヘツドおよびその製造方法 - Google Patents
磁気ヘツドおよびその製造方法Info
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- JPS63113805A JPS63113805A JP25945486A JP25945486A JPS63113805A JP S63113805 A JPS63113805 A JP S63113805A JP 25945486 A JP25945486 A JP 25945486A JP 25945486 A JP25945486 A JP 25945486A JP S63113805 A JPS63113805 A JP S63113805A
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気記録再生に用いられる磁気うラドおよびそ
の製造方法に関するものである。
の製造方法に関するものである。
現在、磁気記録装置、特にフロッピーディスクドライブ
に使用されている磁気ヘッドは生産コストや装置の簡素
化への有利性から再生と記録を一つの磁気ヘッドで行う
記録再生兼用の磁気ヘッドが主流となっている。
に使用されている磁気ヘッドは生産コストや装置の簡素
化への有利性から再生と記録を一つの磁気ヘッドで行う
記録再生兼用の磁気ヘッドが主流となっている。
ここで記録用磁気ヘッドと再生用磁気ヘッドを別々に見
た場合、記録用磁気ヘッドのギャップ長は記録効率の面
から太き(した方が良(、一方再生用磁気ヘッドの場合
は再生周波数特性の面から逆に小さくした方が良い。そ
の為、従来の記録再生兼用磁気ヘッドのギャップ長は結
局、各専用磁気ヘッドの中間程度に設定されている。従
って記録再生兼用磁気ヘッドは専用磁気ヘッドに比べ特
性が劣るという問題があった。
た場合、記録用磁気ヘッドのギャップ長は記録効率の面
から太き(した方が良(、一方再生用磁気ヘッドの場合
は再生周波数特性の面から逆に小さくした方が良い。そ
の為、従来の記録再生兼用磁気ヘッドのギャップ長は結
局、各専用磁気ヘッドの中間程度に設定されている。従
って記録再生兼用磁気ヘッドは専用磁気ヘッドに比べ特
性が劣るという問題があった。
これを解決するために発明された磁気ヘッドとしてギャ
ップ部にヘッド本体より飽和磁束密度Bsの小さい物質
を付加したものがあり(特開昭60−66310号)、
この物質の特性として飽和磁束密度Bsが700〜25
00ガウス、保磁力Hcが50エルステツド以下である
ことが要求されるため、この物質の対象としてガーネッ
トが用いられている。
ップ部にヘッド本体より飽和磁束密度Bsの小さい物質
を付加したものがあり(特開昭60−66310号)、
この物質の特性として飽和磁束密度Bsが700〜25
00ガウス、保磁力Hcが50エルステツド以下である
ことが要求されるため、この物質の対象としてガーネッ
トが用いられている。
しかるに、ガーネット膜を製造する手段としで。
スパッタリング法と空気中高温熱処理とを組合わせた方
法を用いるが、この方法によりヘクト本体のMn−Zn
フェライト上にガーネット膜を形成すると、Mn−Zn
フェライトの透磁率が低下し。
法を用いるが、この方法によりヘクト本体のMn−Zn
フェライト上にガーネット膜を形成すると、Mn−Zn
フェライトの透磁率が低下し。
磁気ヘッドとして使用できないという問題点が生じた。
この発明は熱処理の必要がない磁気ヘッド材とその製造
方法を提供することを目的とする。
方法を提供することを目的とする。
本発明者らはMn−Znフェライトの特性低下の原因を
調べたところ、フェライトが高温熱処理べ 時に酸化をうけて、その表面付近に非磁性の+−Fe+
Oa層をつくるためであることがわかった。
調べたところ、フェライトが高温熱処理べ 時に酸化をうけて、その表面付近に非磁性の+−Fe+
Oa層をつくるためであることがわかった。
そこで、高温熱処理の必要のない低飽和磁束密度材とし
てNi Cu合金に着目し、これをスパッタリング法
により形成する方法を見い出した。
てNi Cu合金に着目し、これをスパッタリング法
により形成する方法を見い出した。
すなわち重量比で26〜34%の銅と残部ニッケルから
なる合金膜を用い、この合金膜を形成するためのスパッ
タリング条件として、ヘッド本体の表面温度を100〜
500℃、膜形成速度を0.05〜1.0μm/min
で行うようにしである。
なる合金膜を用い、この合金膜を形成するためのスパッ
タリング条件として、ヘッド本体の表面温度を100〜
500℃、膜形成速度を0.05〜1.0μm/min
で行うようにしである。
以下実施例にもとづいて詳細に説明する。
第1図は本発明の合金膜を形成するために用いたDC3
極式マグネトロンスパッタリング装置の断面図である。
極式マグネトロンスパッタリング装置の断面図である。
真空容器1の中には重量比が68%Ni−32%Cuの
合金からなるターゲット2とこれに対向させて55mm
の位置に基板3を配置しており、また、付着速度を速く
するためにタングステンフィラメント4とアノード電極
5を配置している。
合金からなるターゲット2とこれに対向させて55mm
の位置に基板3を配置しており、また、付着速度を速く
するためにタングステンフィラメント4とアノード電極
5を配置している。
この他に基板加熱用のヒータ9およびシャッタ6を配し
ている。
ている。
基板3は密着性を調べるための本体材料であるMn−Z
nフェライトと磁気測定用の石英板とを並べて設置した
。
nフェライトと磁気測定用の石英板とを並べて設置した
。
膜の形成はつぎの手順で行った。まず真空容器1内を5
X 10 ’Torr以下に排気した後、アルゴンガ
ス導入バルブ8を開いてアルゴンガスを導入し1分圧が
7〜9 X 1O−3Torrになるように調整し、ヒ
ータ9により基板3を200℃に加熱した。
X 10 ’Torr以下に排気した後、アルゴンガ
ス導入バルブ8を開いてアルゴンガスを導入し1分圧が
7〜9 X 1O−3Torrになるように調整し、ヒ
ータ9により基板3を200℃に加熱した。
つぎに、交流電源11により30Aの電流をタングステ
ンフィラメント4に通じて加熱した後、直流電源12に
よりアノード電極5に40Vの電圧を印加するとタング
ステンフィラメント4とアノード電極5の間に5Aの電
流が流れ、アルゴンプラズマが発生する。
ンフィラメント4に通じて加熱した後、直流電源12に
よりアノード電極5に40Vの電圧を印加するとタング
ステンフィラメント4とアノード電極5の間に5Aの電
流が流れ、アルゴンプラズマが発生する。
シャッタ6を閉じたままターゲット電源13によりター
ゲット2に200V、 IAの直流電圧を印加して10
分間の予備スパッタリングを行った。
ゲット2に200V、 IAの直流電圧を印加して10
分間の予備スパッタリングを行った。
シャッタ6を開いて10分間本スパッタリングを行い、
Mn−Znフェライトの基板および石英のくj j 基板上にNi −Cu合金膜を形成し、真空中で十分冷
却した後取り出した。この他に上記と同様の方法により
、ターゲットのCu濃度のみを24%から36%まで種
々変えてNi −Cu合金膜を作成した。形成した合金
膜はあらさ計による膜厚測定と指先の摩擦による密着性
および振動試料型磁力計による磁気特性を測定した。そ
の結果膜厚は0.7〜1.0μmであり、密着性も良好
であった。
Mn−Znフェライトの基板および石英のくj j 基板上にNi −Cu合金膜を形成し、真空中で十分冷
却した後取り出した。この他に上記と同様の方法により
、ターゲットのCu濃度のみを24%から36%まで種
々変えてNi −Cu合金膜を作成した。形成した合金
膜はあらさ計による膜厚測定と指先の摩擦による密着性
および振動試料型磁力計による磁気特性を測定した。そ
の結果膜厚は0.7〜1.0μmであり、密着性も良好
であった。
第2図および第3図は前記各合金膜の飽和磁束密度Bs
および保磁力Hcを示したものである。
および保磁力Hcを示したものである。
種々の膜組成のうちCuの濃度が26重量%に満たない
とHaは良いがBsが要求特性の上限を上廻って好まし
くなく2反対にCuの濃度が34重量%を越えるとBs
は良いがHcが要求特性を越えて好ましくない。
とHaは良いがBsが要求特性の上限を上廻って好まし
くなく2反対にCuの濃度が34重量%を越えるとBs
は良いがHcが要求特性を越えて好ましくない。
また、スパッタリング法以外に真空蒸着法や化学めっき
法によってもCuの濃度が26〜34重量%の範囲で上
記の要求特性をほぼ満足すること速度の影響を種々の膜
組成について調べたところ。
法によってもCuの濃度が26〜34重量%の範囲で上
記の要求特性をほぼ満足すること速度の影響を種々の膜
組成について調べたところ。
基板温度が500℃以上ではCuの付着確率が低下して
安定な組成の膜が得られず、逆に基板温度が100℃に
満たないとMn −Znフェライトと膜との密着性が悪
くなり、膜の剥離が起って好ましくないことがわかった
。また、膜の形成速度が0,05μm/minに満たな
いと、スパッタリング中にターゲットの偏析が起り安定
した組成の膜が得られない。
安定な組成の膜が得られず、逆に基板温度が100℃に
満たないとMn −Znフェライトと膜との密着性が悪
くなり、膜の剥離が起って好ましくないことがわかった
。また、膜の形成速度が0,05μm/minに満たな
いと、スパッタリング中にターゲットの偏析が起り安定
した組成の膜が得られない。
以上述べたようにMn −Znフェライト本体のギャッ
プ部表面の薄膜を重量比26〜34 %Cu。
プ部表面の薄膜を重量比26〜34 %Cu。
残りNiの合金で形成させであるから熱処理の必要がな
く本体のMn−Znフェライトの特性を低下させずに高
記録密度のヘッドを製造することができる。また2本体
表面の温度を100〜500℃、膜形成速度を0.05
〜1.0μm/ minでスパッタリングを行うことに
より、良好な特性の薄膜を形成することができその工業
的価値は大である。
く本体のMn−Znフェライトの特性を低下させずに高
記録密度のヘッドを製造することができる。また2本体
表面の温度を100〜500℃、膜形成速度を0.05
〜1.0μm/ minでスパッタリングを行うことに
より、良好な特性の薄膜を形成することができその工業
的価値は大である。
第1図は本発明に用いたスパッタ装置の断面図。
第2図は飽和磁束密度Bsに及ぼす膜組成の影響を示す
図、第3図は保磁力Hcに及ぼす膜組成の影響を示す図
である。 2・・・ターゲット、3・・・基板、4・・・タングス
テンフィラメント、5−アノード電極 第 1 図 1、真空容器 8.アルj′フガス導入バ
ルゴ2、ターゲット 9.ヒータ3、基
板 10.ヒータ用電源4、タングステンフ
ィラメント 11.クイ5メシト加熱用電η原5、アノ
ード電極 12.直流電源6、シャッタ
13.2−ゲ・シト電源7、排気系 14
1合金膜 第2 図 Cu!度(重t%) 第3図 Cu濃度(重量%)
図、第3図は保磁力Hcに及ぼす膜組成の影響を示す図
である。 2・・・ターゲット、3・・・基板、4・・・タングス
テンフィラメント、5−アノード電極 第 1 図 1、真空容器 8.アルj′フガス導入バ
ルゴ2、ターゲット 9.ヒータ3、基
板 10.ヒータ用電源4、タングステンフ
ィラメント 11.クイ5メシト加熱用電η原5、アノ
ード電極 12.直流電源6、シャッタ
13.2−ゲ・シト電源7、排気系 14
1合金膜 第2 図 Cu!度(重t%) 第3図 Cu濃度(重量%)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ギャップ部に本体のMn−Znフェライトよりも飽
和磁束密度の小さい物質を付加した磁気ヘッドにおいて
、前記物質が重量比で26〜34%の銅Cuと残部がニ
ッケルNiからなる合金膜であることを特徴とする磁気
ヘッド。 2 ギャップ部に本体のMn−Znフェライトよりも飽
和磁束密度の小さい物質を付加した磁気ヘッドをスパッ
タリングによって製造する方法において、スパッタリン
グ時の本体表面温度を100〜500℃、膜形成速度を
0.05〜1.0μm/minとすることを特徴とする
磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25945486A JPS63113805A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 磁気ヘツドおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25945486A JPS63113805A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 磁気ヘツドおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63113805A true JPS63113805A (ja) | 1988-05-18 |
Family
ID=17334287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25945486A Pending JPS63113805A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 磁気ヘツドおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63113805A (ja) |
-
1986
- 1986-10-29 JP JP25945486A patent/JPS63113805A/ja active Pending
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