JPS6311311Y2 - - Google Patents

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JPS6311311Y2
JPS6311311Y2 JP1981022222U JP2222281U JPS6311311Y2 JP S6311311 Y2 JPS6311311 Y2 JP S6311311Y2 JP 1981022222 U JP1981022222 U JP 1981022222U JP 2222281 U JP2222281 U JP 2222281U JP S6311311 Y2 JPS6311311 Y2 JP S6311311Y2
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JP
Japan
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internal combustion
combustion engine
determining
air
actuator
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JP1981022222U
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JPS57136837U (ja
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内燃機関の始動判別装置に関する。
従来、特開昭55−107034号に見られるような内
燃機関の始動判別装置は、一般に始動判別を内燃
機関(以下エンジンと言う)の回転数が所定回転
数より上昇したということで行つていたが、エン
ジンが所定回転数まで上昇するのに時間がかか
り、始動判別がそのために遅れ、応答性の良い始
動後制御ができなかつた。
本考案の目的は、時間遅れの無いエンジン始動
判別を行う内燃機関の始動判別装置を提供するこ
とにある。
本考案は、エンジンが始動したかどうかの判別
を吸気圧力が所定値より真空になつたということ
で行い、遅れなく始動後の制御に移行できるよう
にしたものである。
図面によつて実施例とその効果について説明す
る。第1図は本考案を用いるシステム図で主要部
の動作について説明する。エンジン1の始動時
(クランキング中)はフユエルアクチユエータ5
により濃い混合気を供給し、吸気負圧センサ8か
ら検出される吸気負圧により始動判別を行う。始
動後は気化器2のフユエルアクチユエータ5から
供給される濃い混合気を始動後に適した空燃比ま
で薄くし、絞り弁開度はスロツトルアクチユエー
タ7により、アイドル開度付近から、暖機回転数
になるまで開かれる。
ここで、6は全開スイツチ、9は冷却水温セン
サ、10は回転センサ、11は吸気温センサであ
る。
第2図はコントロールモジユール12の構成図
で、入出力関係を示している。入力信号として、
エンジン温度TW、吸気負圧Vc、エンジン回転数
N、アイドル検出スイツチTH.SW、スタータス
イツチS.SWがコントロールモジユール12には
いる。演算処理装置MPU、記憶装置ROM、入
出力LSI(コントロールロジツクCL)、マルチプ
レクサMPX、アナログーデジタル変換器ADか
ら成るコントロールモジユール12により、各ア
クチユエータに制御信号が出力される。第3図
は、フユエルアクチユエータ5の構造図を示した
もので第4図に示した周波数一定のオンオフ信号
で駆動し、オン時間により開閉時間比(t/T)
を変化させて、気化器2に供給される付加燃料量
を制御する。その特性を第5図に示す。吸気負圧
が真空に近いほど燃料が多く吸い込まれる。第6
図はスロツトルアクチユエータ7の詳細図であ
る。2は気化器本体吸気筒の断面を示し、13は
絞り弁、14は絞り弁開閉レバー、18は絞り弁
開閉レバー14と係合するストロークシヤフト、
19はモータの回転を減速し、往復運動に変える
減速歯車、21は駆動用モータである。20はア
イドル検出スイツチで絞り弁開閉レバー14がス
トロークシヤフト18を押している時だけオンに
なる。したがつて、運転者がアクセスを踏んで、
意図的に絞り弁を開いた場合はオフになる。第7
図は、スロツトルアクチユエータ7に印加される
駆動パルスを示し、モータの正転パルス、逆転パ
ルスにより、絞り弁が開いたり、閉じたりする。
その特性を第8図に示す。
次に本考案について、第9図、第10図を用い
て説明する。第9図は始動判別をエンジン回転数
と吸気負圧で行つた場合の判別遅れの比較を示し
たもので、吸気負圧では、レベル負圧P0に遅れ
なく達しているのに対して、回転数では、N0
達するまで(t1−t0)要しており、その時間だけ
始動後の制御に移行するのが遅れる。第9図の下
図に示した絞り弁開度は、吸気負圧によつて始動
判別を行つた場合の制御の様子を示したものであ
る。時刻0でスタータをオンし、t0で始動したこ
とを検出、t2まで、スロツトルアクチユエータ7
に連続通電し、t2後は第7図に示したパルスで暖
機回転数になるよう絞り弁13が制御される。回
転数で始動判別をした場合は、t1で始動したこと
を検出するため、絞り弁13が時間t1までアイド
ル開度θ0から開かないので、暖機回転数制御には
いる前に、エンストが発生した。またフユエルア
クチユエータ5のオンデユーテイをt0で暖機後の
空燃比になるよう小さくするのではなく、それを
t1で行うことから、その遅れの間、非常に多くの
付加燃料が吸込まれてしまう。第10図は本考案
のフローチヤートを示したもので、プログラムは
一定周期(本考案では10ms)で起動(ラン)す
る。始めにステツプ30でアイドル検出スイツチ
をオン判別し、次にステツプ40でスタータスイ
ツチのオン判別、ステツプ50で始動したかどう
かを示す始動フラグ判別、ステツプ60で吸気負
圧判別と順次続いてくるが、ステツプ70からス
テツプ100までにあるようにこの吸気負圧判別
はn0回行い、その回数に達したら始動フラグ1を
セツトする。n0=5としても、本考案における判
別時間は50msで非常に短く、また判別の信頼性
も向上する。始動していない場合は、ステツプ1
10でスロツトルアクチユエータ停止、ステツプ
120でクランキング中に適したオンデユーテイ
をフユエルアクチユエータ7に出力し、出口にぬ
ける。ステツプ30のアイドル検出スイツチオ
ン、ステツプ40のスタータスイツチオフ、また
はステツプ50の始動フラグ1セツトの条件で、
ステツプ160からステツプ200までにあるよ
うに第9図の時間t0以後の制御に移り、ステツプ
160で始動してからの所定時間(t2−t0)を計
測しステツプ170,180でスロツトルアクチ
ユエータに連続通電し、その後、パルスによる回
転数制御を行う。ステツプ200でフユエルアク
チユエータの方は時間t0で始動後に適した混合気
にするため、デユーテイを小さくし、時間の経過
とともに減少させ、最終的にゼロとする。気化器
の基本燃料は別系統から供給される。
また、ステツプ30でアイドルスイツチがオフ
して絞り弁13が開かれると、ステツプ130か
らステツプ150までのようにスロツトルアクチ
ユエータ7の作動を停止し、始動後に適したオン
デユーテイをフユエルアクチユエータ5に与え
る。
そして、本考案になる始動判別装置の概略は第
11図に示すように、所定の周期発生器27によ
つて吸気圧センサ8の出力と所定値を比較手段2
5で比較し、吸気圧センサ8の出力が真空側に偏
つた時の回転をカウンタ手段26で計数して所定
数に達すると始動終了とするものである。
また、この他第12図に示すように比較手段2
5の出力が真空側へ偏つた時の時間を時間比較手
段28で比較して所定時間に達すると始動終了と
することもできる。
本考案によれば、エンジンが始動したことを遅
れなく検出し、エンストすることなく始動後の制
御へスムーズに移行できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を用いるシステム説明図、第2
図はコントロールモジユールの入出力説明図、第
3図はフユエルアクチユエータの構造図、第4図
はフユエルアクチユエータの駆動信号説明図、第
5図はフユエルアクチユエータの特性図、第6図
はスロツトルアクチユエータの詳細図、第7図は
スロツトルアクチユエータの駆動パルス説明図、
第8図はスロツトルアクチユエータの特性図、第
9図は本考案の効果の説明図、第10図は本考案
のフローチヤート、第11図、第12図は本考案
の概略図である。 1……エンジン、2……気化器、5……フユエ
ルアクチユエータ、7……スロツトルアクチユエ
ータ、8……吸気負圧センサ、9……エンジン温
度センサ、10……回転センサ、11……空気温
度センサ、12……コントロールモジユール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関の吸気圧力を検出する圧力センサ、回
    転数を検出する回転センサ、吸入空気を調節する
    空気量制御手段、混合気の空燃比を変化するアク
    チユエータ手段、前記内燃機関の状態により前記
    空気量制御手段の作動を決定する少なくとも1つ
    以上の電子的記憶手段を有するものおいて、少な
    くとも前記内燃機関の始動を前記圧力センサによ
    り検出される吸気圧力と所定値の比較を複数回行
    い、複数回とも連続して所定値より真空のとき、
    前記内燃機関が始動したと判別する判別手段ある
    いは前記吸気圧力が所定時間以上、前記所定値よ
    り真空になつているということで前記内燃機関が
    始動したと判別する判別手段を有していることを
    特徴とする内燃機関の始動判別装置。
JP1981022222U 1981-02-20 1981-02-20 Expired JPS6311311Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981022222U JPS6311311Y2 (ja) 1981-02-20 1981-02-20

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JP1981022222U JPS6311311Y2 (ja) 1981-02-20 1981-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57136837U JPS57136837U (ja) 1982-08-26
JPS6311311Y2 true JPS6311311Y2 (ja) 1988-04-02

Family

ID=29820037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981022222U Expired JPS6311311Y2 (ja) 1981-02-20 1981-02-20

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JP (1) JPS6311311Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945247A (ja) * 1972-07-21 1974-04-30
JPS50101737A (ja) * 1974-01-19 1975-08-12
JPS55127609A (en) * 1979-03-23 1980-10-02 Nissan Motor Co Ltd Controller for internal combustion engine

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945247A (ja) * 1972-07-21 1974-04-30
JPS50101737A (ja) * 1974-01-19 1975-08-12
JPS55127609A (en) * 1979-03-23 1980-10-02 Nissan Motor Co Ltd Controller for internal combustion engine

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Publication number Publication date
JPS57136837U (ja) 1982-08-26

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