JP3116720B2 - 内燃機関の燃料供給制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給制御装置

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JP3116720B2 JP06094285A JP9428594A JP3116720B2 JP 3116720 B2 JP3116720 B2 JP 3116720B2 JP 06094285 A JP06094285 A JP 06094285A JP 9428594 A JP9428594 A JP 9428594A JP 3116720 B2 JP3116720 B2 JP 3116720B2
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    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
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    • F02D9/10Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
    • F02D9/1035Details of the valve housing
    • F02D9/105Details of the valve housing having a throttle position sensor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料供給制
御装置に関し、特に機関の加減速状態に応じて燃料供給
量を過渡補正するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の燃料供給制御装置、特
に吸気系に燃料噴射弁を設けて燃料噴射弁から機関回転
に同期して噴射する燃料噴射量を制御する燃料噴射制御
装置においては、過渡状態(加減速状態)においても最
適な空燃比が得られるように、燃料噴射量を過渡補正、
すなわち、スロットルセンサにより検出されるスロット
ル弁開度TVOの変化量ΔTVOに基づいて加減速を検
出し、加速状態では燃料噴射量を増量補正し、減速状態
では減量補正している(特開昭62−101855号公
報等参照)。
【0003】また、従来においては、過渡補正の許可条
件(開始条件)を、機関始動用のスタータモータを停止
するスタートスイッチOFF後に、スロットル弁の全閉
位置でONとなるアイドルスイッチがOFFとなったこ
ととして、この時点以降、過渡補正を許可していた。す
なわち、図10(a)を参照し、スタートスイッチのOF
F後にアクセルを踏込んでスロットル弁開度TVOを増
大させた場合は、スロットル弁開度TVOの増大開始点
にてアイドルスイッチがOFFとなり、このときに過渡
補正が許可される結果、スロットル弁開度TVOの増大
に対応して過渡補正(増量補正)がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の燃料供給制御装置にあっては、スタートスイ
ッチのOFF後に、アイドルスイッチがOFFとなった
時点で、過渡補正を許可していたため、次のような問題
点があった。図10(b)を参照し、アクセルを踏込んだ
状態でスタートスイッチをONとしてスタータモータを
駆動して、機関を始動し、機関の始動後、即アクセルを
戻した場合は、スタートスイッチOFFの時点で、アイ
ドルスイッチがOFFであるから、過渡補正の許可条件
が成立し、過渡補正が許可される。すると、このときの
アクセルの戻しを減速とみなして、スロットル弁開度T
VOの減少に対応して過渡補正(減量補正)がなされ、
過渡補正量がマイナス側に反映されるので、燃料噴射量
が減少し、その結果空燃比がリーンとなって、回転の落
ち込みを生じてしまう。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、過渡補正の許可条件を適正なものとすることによ
り、始動直後に不必要な減量補正がなされて回転の落ち
込みを生じるのを防止できるようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、図
1に示すように、機関の加減速状態を検出する加減速検
出手段Aと、検出された加減速状態に応じて燃料供給量
を補正する燃料供給量過渡補正手段Bとを備える内燃機
関の燃料供給制御装置において、スタートスイッチの状
態を検出するスタートスイッチ状態検出手段Cと、スロ
ットル弁の状態を検出するスロットル弁状態検出手段D
と、スタートスイッチのOFF後にスロットル弁が全閉
状態であるとき以降に前記燃料供給量過渡補正手段Bに
よる燃料供給量の補正を許可する過渡補正許可手段Eと
を設ける構成としたものである。
【0007】又は、同じく、加減速検出手段Aと、燃料
供給量過渡補正手段Bとを備える内燃機関の燃料供給制
御装置において、スタートスイッチの状態を検出するス
タートスイッチ状態検出手段Cと、スロットル弁の状態
を検出するスロットル弁状態検出手段Dと、スタートス
イッチのOFF後にスロットル弁が全閉状態から開状態
になったとき以降に前記燃料供給量過渡補正手段Bによ
る燃料供給量の補正を許可する過渡補正許可手段E’と
を設ける構成としたものである。
【0008】ここで、前記スロットル弁状態検出手段D
は、スロットル弁の全閉位置を検出するアイドルスイッ
チとすることができる。また、前記加減速検出手段A
は、スロットル弁開度を検出するスロットルセンサを有
し、スロットル弁開度の変化量に基づいて加減速を検出
するものとすることができる。
【0009】
【作用】上記の構成においては、過渡補正の許可条件
(開始条件)をスタートスイッチのOFF後にスロット
ル弁が全閉状態(アイドルスイッチがON)であること
とすることで、アクセル開で始動して、始動後、即アク
セルを戻した場合には、戻す過程ではスロットル弁が全
閉状態ではなく、許可条件が成立しないので、不必要な
過渡補正(減量補正)がなされるのを防止できる。そし
て、許可条件の成立後に、アクセルが踏込まれてスロッ
トル弁開度が増大した時点から過渡補正(増量補正)が
なされる。
【0010】又は、過渡補正の許可条件(開始条件)を
スタートスイッチのOFF後にスロットル弁が全閉状態
から開状態(アイドルスイッチがON→OFF)になっ
たこととすることで、アクセル開で始動して、始動後、
即アクセルを戻した場合には、戻す過程では許可条件が
成立しないので、不必要な過渡補正(減量補正)がなさ
れるのを防止できる。そして、許可条件が成立すると、
最初からスロットル弁開度の変化量に応じた過渡補正
(増量補正)がなされる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図2は本
発明の実施例のシステム図である。機関1には、エアク
リーナ2から吸入された空気がスロットル弁3の制御を
受けて吸入される。吸気通路のスロットル弁3下流のマ
ニホールド部分には各気筒毎に燃料噴射弁4が設けられ
ている。
【0012】燃料噴射弁4は、コントロールユニット5
から機関回転に同期して所定のタイミングで出力される
駆動パルス信号により通電されて開弁し、燃料を噴射す
る。従って、駆動パルス信号のパルス幅により燃料噴射
量を制御できる。コントロールユニット5には、燃料噴
射量の制御のため、吸気通路に設けられて吸入空気流量
Qを検出するエアフローメータ6、クランク角信号を出
力しこれにより機関回転数Nを算出可能なクランク角セ
ンサ7、ウォータジャケット内の水温Twを検出する水
温センサ8、スロットル弁3の開度TVOを検出するス
ロットルセンサ9、スロットルセンサ9に内蔵されてス
ロットル弁3の全閉位置でONとなるアイドルスイッチ
10、機関始動用のスタートスイッチ11等から、信号が入
力されている。
【0013】ここにおいて、コントロールユニット5
は、内蔵のマイクロコンピュータにより、各種センサ・
スイッチからの信号に基づき、後述する燃料噴射量演算
ルーチン等を実行することにより、燃料噴射量Tiを演
算し、このTiのパルス幅の駆動パルス信号を機関回転
に同期した所定のタイミングで燃料噴射弁4に出力して
燃料噴射を行わせる。
【0014】図3は燃料噴射量演算ルーチンを示してい
る。尚、本ルーチンは所定時間毎に又は基準クランク角
信号に同期して実行される。ステップ1(図にはS1と
記してある。以下同様)では、吸入空気流量Qと機関回
転数Nとから、次式により、基本燃料噴射量Tpを演算
する。 Tp=K・Q/N (但し、Kは定数) ステップ2では、水温Twに応じて設定される水温増量
補正係数KTW、後述する図4の過渡補正量演算ルーチン
により設定される加速増量補正係数KACC 及び減速減量
補正係数KDEC などから、次式により、各種補正係数C
OEFを演算する。
【0015】 COEF=1+KTW+KACC −KDEC +・・・ ステップ3では、基本燃料噴射量Tpと各種補正係数C
OEFとから、次式により、燃料噴射量Tiを演算す
る。 Ti=Tp×COEF このようして燃料噴射量Tiが演算されると、これが所
定のレジスタにセットされ、機関回転に同期した所定の
燃料噴射タイミングになると、このTiのパルス幅の駆
動パルス信号が燃料噴射弁4に出力されて、燃料噴射が
行われる。
【0016】図4は過渡補正量演算ルーチンを示してい
る。尚、本ルーチンは所定時間毎に実行される。ステッ
プ11では、後述する図5又は図6の過渡補正許可ルーチ
ンにより過渡補正が許可されているか否かを判定し、許
可されていない場合はそのまま本ルーチンを終了する。
【0017】過渡補正が許可されている場合は、ステッ
プ12へ進む。ステップ12では、スロットル弁開度TVO
の変化量ΔTVO(=今回値−前回値)を算出し、次の
ステップ13では、この変化量ΔTVOに基づいて、加減
速状態を判定する。加速状態(ΔTVO>0)のとき
は、ステップ14へ進んで、現在のスロットル弁開度変化
量ΔTVOに応じた加速増量補正係数KACC を設定す
る。そして、ステップ15へ進んで、減速減量補正係数K
DEC =0に設定する。
【0018】減速状態(ΔTVO<0)のときは、ステ
ップ16へ進んで、現在のスロットル弁開度変化量ΔTV
Oに応じた減速減量補正係数KDEC を設定する。そし
て、ステップ17へ進んで、加速増量補正係数KACC =0
に設定する。定常状態(ΔTVO≒0)のときは、ステ
ップ18へ進んで、加速増量補正係数KACC の減少処理を
行う。加速増量補正係数KACC の減少処理とは、現在の
加速増量補正係数KACC の値を0と比較し、KACC >0
であれば、KACC を予め定めた微少量減少させ、KACC
≦0であれば、KACC =0とするものである。また、ス
テップ19へ進んで、減速減量補正係数KDEC の減少処理
を行う。減速減量補正係数KDEC の減少処理とは、現在
の減速減量補正係数KDEC の値を0と比較し、KDEC
0であれば、KDEC を予め定めた微少量減少させ、K
DEC ≦0であれば、KDEC =0とするものである。これ
らの処理は、加速又は減速状態から定常状態に移行した
直後に、加速増量補正係数KACC 又は減速減量補正係数
DEC を時間経過と共に漸減させるためのものである。
【0019】ここで、図4のステップ12,13の部分がス
ロットルセンサ9と共に加減速検出手段に相当し、図4
のステップ14〜19の部分と図3のステップ2,3の部分
が燃料供給量過渡補正手段に相当する。図5又は図6は
過渡補正許可ルーチンを示している。尚、本ルーチンは
所定時間毎に実行される。
【0020】図5の場合、ステップ21では、スタートス
イッチ11がOFFか否かを判定し、ONの場合は本ルー
チンを終了する。スタートスイッチ11がOFFの場合
は、ステップ22へ進む。ステップ22では、アイドルスイ
ッチ10がONか否かを判定し、アイドルスイッチ10がO
Nの場合のみ、ステップ23へ進んで、過渡補正を許可す
る。
【0021】従って、この場合の過渡補正の許可条件
は、スタートスイッチ11のOFF後にアイドルスイッチ
10がONであることである。尚、図5のステップ21の部
分がスタートスイッチ状態検出手段に相当し、図5のス
テップ22の部分がアイドルスイッチ10と共にスロットル
弁状態検出手段に相当し、図5のステップ23及び図4の
ステップ11の部分が過渡補正許可手段に相当する。
【0022】図6の場合、ステップ31では、スタートス
イッチ11がOFFか否かを判定し、ONの場合は本ルー
チンを終了する。スタートスイッチ11がOFFの場合
は、ステップ32へ進む。ステップ32では、アイドルスイ
ッチ10がONか否かを判定し、アイドルスイッチ10がO
Nの場合は、ステップ33へ進んで、ON履歴フラグF=
1にセットして、本ルーチンを終了する。
【0023】アイドルスイッチ10がOFFの場合は、ス
テップ34へ進む。ステップ34では、ON履歴フラグF=
1か否かを判定し、F=1の場合のみ、ステップ35へ進
んで、過渡補正を許可する。従って、この場合の過渡補
正の許可条件は、スタートスイッチ11のOFF後にアイ
ドルスイッチ10がONからOFFになったことである。
【0024】尚、図6のステップ31の部分がスタートス
イッチ状態検出手段に相当し、図6のステップ32の部分
がアイドルスイッチ10と共にスロットル弁状態検出手段
に相当し、図6のステップ33〜35及び図4のステップ11
の部分が過渡補正許可手段に相当する。次に作用を説明
する。
【0025】図7(a)を参照し、スタートスイッチの
OFF後にアクセルを踏込んでスロットル弁開度TVO
を増大させたときは、スロットル弁開度TVOの増大開
始点にてアイドルスイッチがOFFとなるが、図5の場
合は、スタートスイッチOFFの時点T1 で過渡補正が
許可され、図6の場合は、アイドルスイッチOFFの時
点T2 で過渡補正が許可され、いずれにしても、アイド
ルスイッチOFFの時点以降のスロットル弁開度TVO
の増大に対応して過渡補正(増量補正)がなされる。
【0026】図7(b)を参照し、アクセルを踏込んで
始動し、始動後、即アクセルを戻したときは、スタート
スイッチOFFの時点では過渡補正の許可条件が成立せ
ず、スロットル弁開度TVOの減少に対応した過渡補正
(減量補正)がなされるのを防止できる。この後、図5
の場合は、スロットル弁が全閉となって、アイドルスイ
ッチがONとなった時点T1 で過渡補正が許可され、図
6の場合は、アイドルスイッチがONとなってから再び
OFFとなった時点T2 で過渡補正が許可され、いずれ
にしても、この時点T2 以降のスロットル弁開度TVO
の増大に対応して過渡補正(増量補正)がなされる。
【0027】次に別の過渡補正許可条件について説明す
る。本発明では、過渡補正の許可条件として、スタート
スイッチとスロットル弁(アイドルスイッチ)の状態を
見ているが、実際には複数の許可条件を設定して、いず
れか1つの許可条件が成立すれば、許可しているのが実
状である。その別の許可条件として、従来より、機関回
転数Nが所定値以上になったときに過渡補正を許可する
ものがある。
【0028】しかし、この場合も、アクセル開で始動
し、所定回転数以上となって、アクセルを戻すと、この
戻しを減速とみなして、過渡補正(減量補正)がかかっ
てしまうことがある。従って、このような許可条件を併
用する場合には、図8の別の過渡補正許可ルーチンに示
すごとくするとよい。
【0029】図8の別の過渡補正許可ルーチンについて
説明する。ステップ41では、機関回転数Nが所定値(目
標アイドル回転数+α;α=0〜400rpm)以上か否かを
判定し、YESの場合のみステップ42へ進むステップ42
では、アイドルスイッチ10がONか否かを判定し、YE
Sの場合のみステップ43へ進む。
【0030】ステップ43では、スロットル弁開度TVO
の変化量ΔTVO(=今回値−前回値)が0以上か否か
を判定し、YESの場合のみステップ44へ進む。ステッ
プ44では、過渡補正を許可する。このように、機関回転
数Nが所定値以上、アイドルスイッチがON(スロット
ル弁全閉)、スロットル弁開度変化量ΔTVOが0以上
(すなわち減速状態ではない)を条件として、過渡補正
を許可する。
【0031】尚,アイドルスイッチがONであれば、ス
ロットル弁はほぼ全閉であるから、スロットル弁開度変
化量ΔTVOも0になると考えられるが、スロットル弁
開度変化量ΔTVOが0になるのはTVOのサンプリン
グ時間隔分(例えば 100ms)遅れ、これにより減速状態
から定常に移行した後、 100ms位待って安定してから、
過渡補正を許可できる。
【0032】従って、図9に示すように、アクセル開で
始動して、始動後、即アクセルを戻したとき、機関回転
数Nが所定値以上になっても、アクセルの戻し時に図示
点線のように過渡補正(減量補正)がなされるのを防止
でき、この後、アイドルスイッチがONとなって、しば
らくして、ΔTVO=0となった時点Pにて、過渡補正
が許可され、この許可後にアクセルが踏込まれてから過
渡補正(増量補正)がなされることになる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、過
渡補正の許可条件を、スタートスイッチのOFF後のス
ロットル弁全閉、又はスタートスイッチのOFF後のス
ロットル弁全閉→開とすることで、適正なものとするこ
とができ、始動直後に不必要な減量補正がなされて回転
の落ち込みを生じるのを防止できるという効果が得られ
る。
【0034】また、スロットル弁状態の検出はアイドル
スイッチ、加減速状態の検出はスロットルセンサとそれ
ぞれ分担させることにより、適正な検出機能を確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図2】 本発明の実施例のシステム図
【図3】 燃料噴射量演算ルーチンのフローチャート
【図4】 過渡補正量演算ルーチンのフローチャート
【図5】 過渡補正許可ルーチンのフローチャート
【図6】 過渡補正許可ルーチンの他の例を示すフロー
チャート
【図7】 作用を説明するためのタイミングチャート
【図8】 別の過渡補正許可ルーチンのフローチャート
【図9】 作用を説明するためのタイミングチャート
【図10】 従来の問題点を示すタイミングチャート
【符号の説明】
1 機関 3 スロットル弁 4 燃料噴射弁 5 コントロールユニット 6 エアフローメータ 7 クランク角センサ 9 スロットルセンサ 10 アイドルスイッチ 11 スタートスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−210333(JP,A) 特開 昭59−190435(JP,A) 特開 昭59−147837(JP,A) 特開 平6−33811(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/04 330 F02D 41/10 330 F02D 41/12 330 F02D 45/00 314

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関の加減速状態を検出する加減速検出手
    段と、検出された加減速状態に応じて燃料供給量を補正
    する燃料供給量過渡補正手段とを備える内燃機関の燃料
    供給制御装置において、 スタートスイッチの状態を検出するスタートスイッチ状
    態検出手段と、スロットル弁の状態を検出するスロット
    ル弁状態検出手段と、スタートスイッチのOFF後にス
    ロットル弁が全閉状態であるとき以降に前記燃料供給量
    過渡補正手段による燃料供給量の補正を許可する過渡補
    正許可手段とを設けたことを特徴とする内燃機関の燃料
    供給制御装置。
  2. 【請求項2】機関の加減速状態を検出する加減速検出手
    段と、検出された加減速状態に応じて燃料供給量を補正
    する燃料供給量過渡補正手段とを備える内燃機関の燃料
    供給制御装置において、 スタートスイッチの状態を検出するスタートスイッチ状
    態検出手段と、スロットル弁の状態を検出するスロット
    ル弁状態検出手段と、スタートスイッチのOFF後にス
    ロットル弁が全閉状態から開状態になったとき以降に前
    記燃料供給量過渡補正手段による燃料供給量の補正を許
    可する過渡補正許可手段とを設けたことを特徴とする内
    燃機関の燃料供給制御装置。
  3. 【請求項3】前記スロットル弁状態検出手段は、スロッ
    トル弁の全閉位置を検出するアイドルスイッチであるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の内燃機関の
    燃料供給制御装置。
  4. 【請求項4】前記加減速検出手段は、スロットル弁開度
    を検出するスロットルセンサを有し、スロットル弁開度
    の変化量に基づいて加減速を検出するものであることを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の
    内燃機関の燃料供給制御装置。
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