JPH05187294A - 車両用内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents
車両用内燃機関の空燃比制御装置Info
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- JPH05187294A JPH05187294A JP151992A JP151992A JPH05187294A JP H05187294 A JPH05187294 A JP H05187294A JP 151992 A JP151992 A JP 151992A JP 151992 A JP151992 A JP 151992A JP H05187294 A JPH05187294 A JP H05187294A
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- air
- fuel ratio
- engine
- fuel
- fuel injection
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空燃比をリーン側に制御する場合に、急減速
時のエンストを防止する。 【構成】 通常は、空燃比をリーン側に制御していて
(S15)、車速変化より急減速を検出し(S14)、急減
速の検出時は、目標空燃比をリーン側空燃比よりリッチ
側(例えば理論空燃比)に戻す(S16)。
時のエンストを防止する。 【構成】 通常は、空燃比をリーン側に制御していて
(S15)、車速変化より急減速を検出し(S14)、急減
速の検出時は、目標空燃比をリーン側空燃比よりリッチ
側(例えば理論空燃比)に戻す(S16)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空燃比を理論空燃比よ
りリーン側に制御する車両用内燃機関の空燃比制御装置
に関する。
りリーン側に制御する車両用内燃機関の空燃比制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用内燃機関の空燃比制御装置
として、特定運転条件を除き、空燃比をリーン化して、
燃費の向上等を図るようにしたものがある。すなわち、
電子制御燃料噴射装置を有する内燃機関においては、機
関に吸入される空気量を検出し、該空気量に基づいて目
標空燃比を得るための燃料噴射量を演算し、該燃料噴射
量に基づいて吸気系に設けた燃料噴射弁を駆動している
が、特定運転条件(高回転・高負荷等)を除き、目標空
燃比を理論空燃比(14.7)よりリーン側に設定して、燃
料噴射量を減少させることにより、空燃比をリーン化す
るのである。この場合、リーン化の程度がわずかである
と、NOX 発生量が増大するので、空燃比を燃焼限界
(25)近くの22〜23程度まで大幅にリーン化する必要が
ある。
として、特定運転条件を除き、空燃比をリーン化して、
燃費の向上等を図るようにしたものがある。すなわち、
電子制御燃料噴射装置を有する内燃機関においては、機
関に吸入される空気量を検出し、該空気量に基づいて目
標空燃比を得るための燃料噴射量を演算し、該燃料噴射
量に基づいて吸気系に設けた燃料噴射弁を駆動している
が、特定運転条件(高回転・高負荷等)を除き、目標空
燃比を理論空燃比(14.7)よりリーン側に設定して、燃
料噴射量を減少させることにより、空燃比をリーン化す
るのである。この場合、リーン化の程度がわずかである
と、NOX 発生量が増大するので、空燃比を燃焼限界
(25)近くの22〜23程度まで大幅にリーン化する必要が
ある。
【0003】また、かかるリーン制御を自動変速機(オ
ートマチックトランスミッション)付の車両(以下AT
車という)の減速時に用いるようにしたものもある(特
開昭62−17331号公報参照)。これは、一般に減
速時には燃費改善のため機関への燃料の供給を停止する
いわゆる燃料カットを行っているが、AT車の減速時に
は、通常ODレンジあるいはDレンジといった比較的高
速段で減速するために、機関回転の落込みが早く、燃料
カットの条件に入りにくいため、AT車にとって燃料カ
ットは燃費改善にあまり有効でないことから、減速時に
おいて空燃比をリーン側に制御することにより、AT車
の燃費を向上させるためである。
ートマチックトランスミッション)付の車両(以下AT
車という)の減速時に用いるようにしたものもある(特
開昭62−17331号公報参照)。これは、一般に減
速時には燃費改善のため機関への燃料の供給を停止する
いわゆる燃料カットを行っているが、AT車の減速時に
は、通常ODレンジあるいはDレンジといった比較的高
速段で減速するために、機関回転の落込みが早く、燃料
カットの条件に入りにくいため、AT車にとって燃料カ
ットは燃費改善にあまり有効でないことから、減速時に
おいて空燃比をリーン側に制御することにより、AT車
の燃費を向上させるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに減速時も含めてリーン制御を行う場合、急減速時な
ど機関回転数が急激に低下するときなどは、リーンでは
燃焼が不安定であるがゆえ、エンストに至ることが考え
られる。特にAT車にとってエンストは致命的な商品性
であり、絶対に許容できない。
うに減速時も含めてリーン制御を行う場合、急減速時な
ど機関回転数が急激に低下するときなどは、リーンでは
燃焼が不安定であるがゆえ、エンストに至ることが考え
られる。特にAT車にとってエンストは致命的な商品性
であり、絶対に許容できない。
【0005】本発明は,このような実情に鑑み、リーン
制御における急減速時の耐エンスト性を確保することを
目的とする。
制御における急減速時の耐エンスト性を確保することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、図
1に示すように、機関吸気通路に燃料噴射弁を備える一
方、機関に吸入される空気量を検出する空気量検出手段
と、該空気量に基づいて目標空燃比を得るための燃料噴
射量を演算する燃料噴射量演算手段と、該燃料噴射量に
基づいて燃料噴射弁を駆動する燃料噴射弁駆動手段とを
備える車両用内燃機関の空燃比制御装置であって、特定
運転条件を除いて前記目標空燃比を理論空燃比よりリー
ン側の空燃比に設定するようにしたものにおいて、車両
の急減速を検出する急減速検出手段と、急減速の検出時
に前記目標空燃比を前記リーン側の空燃比よりリッチ側
の空燃比に強制的に変更する目標空燃比切換手段とを設
ける構成としたものである。
1に示すように、機関吸気通路に燃料噴射弁を備える一
方、機関に吸入される空気量を検出する空気量検出手段
と、該空気量に基づいて目標空燃比を得るための燃料噴
射量を演算する燃料噴射量演算手段と、該燃料噴射量に
基づいて燃料噴射弁を駆動する燃料噴射弁駆動手段とを
備える車両用内燃機関の空燃比制御装置であって、特定
運転条件を除いて前記目標空燃比を理論空燃比よりリー
ン側の空燃比に設定するようにしたものにおいて、車両
の急減速を検出する急減速検出手段と、急減速の検出時
に前記目標空燃比を前記リーン側の空燃比よりリッチ側
の空燃比に強制的に変更する目標空燃比切換手段とを設
ける構成としたものである。
【0007】
【作用】上記の構成においては、通常は、目標空燃比を
理論空燃比よりリーン側の空燃比に設定して、リーン制
御を行うが、車両の急減速を検出すると、目標空燃比を
通常のリーン側の空燃比よりもリッチ側の空燃比(例え
ば理論空燃比)に強制的に変更して、制御を行う。これ
により、急減速時の耐エンスト性が確保される。
理論空燃比よりリーン側の空燃比に設定して、リーン制
御を行うが、車両の急減速を検出すると、目標空燃比を
通常のリーン側の空燃比よりもリッチ側の空燃比(例え
ば理論空燃比)に強制的に変更して、制御を行う。これ
により、急減速時の耐エンスト性が確保される。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を説明する。図2は
システム図であり、機関1の吸気通路2には、アクセル
ペダルに連動するスロットル弁3が設けられ、さらに各
気筒への分岐部下流にそれぞれ電磁式の燃料噴射弁4が
設けられている。
システム図であり、機関1の吸気通路2には、アクセル
ペダルに連動するスロットル弁3が設けられ、さらに各
気筒への分岐部下流にそれぞれ電磁式の燃料噴射弁4が
設けられている。
【0009】燃料噴射弁4による燃料噴射は、マイクロ
コンピュータ内蔵のエンジン用コントロールユニット5
により制御され、このコントロールユニット5には、吸
気通路2に設けられた吸入空気流量Q検出用のエアフロ
ーメータ6、クランク角の検出のほか機関回転数Nの算
出に利用されるクランク角センサ7、排気通路8に設け
られた空燃比センサ9等から各種信号が入力されてい
る。
コンピュータ内蔵のエンジン用コントロールユニット5
により制御され、このコントロールユニット5には、吸
気通路2に設けられた吸入空気流量Q検出用のエアフロ
ーメータ6、クランク角の検出のほか機関回転数Nの算
出に利用されるクランク角センサ7、排気通路8に設け
られた空燃比センサ9等から各種信号が入力されてい
る。
【0010】また、機関1の出力側に設けられる自動変
速機10は、マイクロコンピュータ内蔵のAT用コントロ
ールユニット11により制御され、このコントロールユニ
ット11には、車速VSP検出用の車速センサ12等から各
種信号が入力されている。ここにおいて、AT用コント
ロールユニット11は、本発明に係る空燃比制御のため、
図3の急減速検出ルーチンを例えば5ms毎に実行するこ
とにより、車速センサ12からの信号に基づいて急減速を
検出する。
速機10は、マイクロコンピュータ内蔵のAT用コントロ
ールユニット11により制御され、このコントロールユニ
ット11には、車速VSP検出用の車速センサ12等から各
種信号が入力されている。ここにおいて、AT用コント
ロールユニット11は、本発明に係る空燃比制御のため、
図3の急減速検出ルーチンを例えば5ms毎に実行するこ
とにより、車速センサ12からの信号に基づいて急減速を
検出する。
【0011】図3の急減速検出ルーチンについて説明す
る。尚、本ルーチンが急減速検出手段に相当する。ステ
ップ1(図にはS1と記してある。以下同様)では、車
速センサ12からの信号に基づいて車速VSPを検出す
る。ステップ2では、前回検出された車速VSPOLD か
ら今回検出された車速VSPを減算して、車速変化量
(減速度)ΔVSP=VSPOLD −VSPを求める。
る。尚、本ルーチンが急減速検出手段に相当する。ステ
ップ1(図にはS1と記してある。以下同様)では、車
速センサ12からの信号に基づいて車速VSPを検出す
る。ステップ2では、前回検出された車速VSPOLD か
ら今回検出された車速VSPを減算して、車速変化量
(減速度)ΔVSP=VSPOLD −VSPを求める。
【0012】ステップ3では、次回の計算のため、VS
PをVSPOLD として記憶する。ステップ4では、減速
度ΔVSPを所定値と比較することにより、急減速(Δ
VSP>所定値)か否かを判定する。急減速(ΔVSP
>所定値)の場合は、ステップ5へ進んで、減算タイマ
を例えば 200msにセットした後、ステップ7へ進んで、
急減速信号をONにする。
PをVSPOLD として記憶する。ステップ4では、減速
度ΔVSPを所定値と比較することにより、急減速(Δ
VSP>所定値)か否かを判定する。急減速(ΔVSP
>所定値)の場合は、ステップ5へ進んで、減算タイマ
を例えば 200msにセットした後、ステップ7へ進んで、
急減速信号をONにする。
【0013】急減速でない(ΔVSP≦所定値)の場合
は、ステップ6へ進んで、減算タイマの値を読込み、0
になったか否かを判定する。0になっていない場合は、
急減速終了直後(急減速終了後 200ms以内)である。こ
こで、急減速終了直後と判定された場合は、ステップ7
へ進んで、急減速信号をONにし続ける。
は、ステップ6へ進んで、減算タイマの値を読込み、0
になったか否かを判定する。0になっていない場合は、
急減速終了直後(急減速終了後 200ms以内)である。こ
こで、急減速終了直後と判定された場合は、ステップ7
へ進んで、急減速信号をONにし続ける。
【0014】それ以外の場合は、ステップ8へ進んで、
急減速信号をOFFにする。このようにしてON・OF
Fされる急減速信号は、AT用コントロールユニット11
からエンジン用コントロールユニット5に入力されてい
る。エンジン用コントロールユニット5においては、図
4の空燃比切換ルーチンを実行することにより、リーン
制御とストイキ制御との切換え(目標空燃比の切換え)
を行う。ここで、リーン制御とは、目標空燃比(目標A
/F)を例えば22に設定することをいい、ストイキ制御
とは、目標空燃比(目標A/F)を例えば理論空燃比の
14.7に設定することをいう。
急減速信号をOFFにする。このようにしてON・OF
Fされる急減速信号は、AT用コントロールユニット11
からエンジン用コントロールユニット5に入力されてい
る。エンジン用コントロールユニット5においては、図
4の空燃比切換ルーチンを実行することにより、リーン
制御とストイキ制御との切換え(目標空燃比の切換え)
を行う。ここで、リーン制御とは、目標空燃比(目標A
/F)を例えば22に設定することをいい、ストイキ制御
とは、目標空燃比(目標A/F)を例えば理論空燃比の
14.7に設定することをいう。
【0015】ステップ11では、エアフローメータ6から
の信号に基づいて検出される吸入空気流量Qとクランク
角センサ7からの信号に基づいて算出される機関回転数
Nとより算出したQ/Nを、所定の値QNH と比較し、
Q/N>QNH の場合は、ステップ16へ進んでストイキ
制御を選択する。ステップ12では、機関回転数Nを、所
定の高回転数NH と比較し、N>NH の場合は、ステッ
プ16へ進んでストイキ制御を選択する。
の信号に基づいて検出される吸入空気流量Qとクランク
角センサ7からの信号に基づいて算出される機関回転数
Nとより算出したQ/Nを、所定の値QNH と比較し、
Q/N>QNH の場合は、ステップ16へ進んでストイキ
制御を選択する。ステップ12では、機関回転数Nを、所
定の高回転数NH と比較し、N>NH の場合は、ステッ
プ16へ進んでストイキ制御を選択する。
【0016】ステップ13では、機関回転数Nを所定の低
回転数NL と比較し、N<NL の場合は、ステップ16へ
進んでストイキ制御を選択する。このように図5にハッ
チングを付して示す特定運転条件では、出力性能の確保
等のため、ストイキ制御を選択し、リーン制御を行わな
い。ステップ14では、急減速信号のON・OFFを判定
し、OFFの場合はステップ15へ進んでリーン制御を選
択し目標空燃比を例えば22に設定するが、ONの場合は
ステップ16へ進んでストイキ制御を選択し目標空燃比を
例えば14.7に設定する。この部分が目標空燃比切換手段
に相当する。
回転数NL と比較し、N<NL の場合は、ステップ16へ
進んでストイキ制御を選択する。このように図5にハッ
チングを付して示す特定運転条件では、出力性能の確保
等のため、ストイキ制御を選択し、リーン制御を行わな
い。ステップ14では、急減速信号のON・OFFを判定
し、OFFの場合はステップ15へ進んでリーン制御を選
択し目標空燃比を例えば22に設定するが、ONの場合は
ステップ16へ進んでストイキ制御を選択し目標空燃比を
例えば14.7に設定する。この部分が目標空燃比切換手段
に相当する。
【0017】エンジン用コントロールユニット6はま
た、かかるリーン制御・ストイキ制御の選択(目標空燃
比の設定)に従って、図6の燃料噴射制御ルーチンを実
行することにより、燃料噴射弁4による燃料噴射を制御
して、空燃比を制御する。ステップ21では、エアフロー
メータ6からの信号に基づいて検出される吸入空気流量
Qと、クランク角センサ7からの信号に基づいて算出さ
れる機関回転数Nとを読込み、吸入空気流量Qと機関回
転数Nとから、機関に吸入される空気量(Q/N)に対
応して理論空燃比を得るための基本燃料噴射量Tp=K
×Q/N(Kは定数)を演算する。従って、エアフロー
メータ6及びクランク角センサ7が空気量検出手段をな
す。尚、本実施例では、空気量の検出のため、エアフロ
ーメータ6を用いたが、吸気マニホールド負圧又はスロ
ットル弁開度などを検出し、これらから計算又は検索に
より空気量を検出してもよい。
た、かかるリーン制御・ストイキ制御の選択(目標空燃
比の設定)に従って、図6の燃料噴射制御ルーチンを実
行することにより、燃料噴射弁4による燃料噴射を制御
して、空燃比を制御する。ステップ21では、エアフロー
メータ6からの信号に基づいて検出される吸入空気流量
Qと、クランク角センサ7からの信号に基づいて算出さ
れる機関回転数Nとを読込み、吸入空気流量Qと機関回
転数Nとから、機関に吸入される空気量(Q/N)に対
応して理論空燃比を得るための基本燃料噴射量Tp=K
×Q/N(Kは定数)を演算する。従って、エアフロー
メータ6及びクランク角センサ7が空気量検出手段をな
す。尚、本実施例では、空気量の検出のため、エアフロ
ーメータ6を用いたが、吸気マニホールド負圧又はスロ
ットル弁開度などを検出し、これらから計算又は検索に
より空気量を検出してもよい。
【0018】ステップ22では、図4のルーチンにより設
定された目標空燃比に応じて空燃比補正係数KMRを設定
する。ここで、リーン制御の場合はKMRは1より小さ
く、ストイキ制御の場合はKMRは1に設定される。ステ
ップ23では、図4のルーチンにより設定された目標空燃
比に応じて空燃比フィードバック補正係数αを設定す
る。詳しくは、空燃比センサ9を用いて機関排気中のO
2 濃度又はCO濃度等より機関に吸入される混合気の空
燃比を検出し、これを目標空燃比と比較して、周知の比
例積分制御を行うことにより、設定する。
定された目標空燃比に応じて空燃比補正係数KMRを設定
する。ここで、リーン制御の場合はKMRは1より小さ
く、ストイキ制御の場合はKMRは1に設定される。ステ
ップ23では、図4のルーチンにより設定された目標空燃
比に応じて空燃比フィードバック補正係数αを設定す
る。詳しくは、空燃比センサ9を用いて機関排気中のO
2 濃度又はCO濃度等より機関に吸入される混合気の空
燃比を検出し、これを目標空燃比と比較して、周知の比
例積分制御を行うことにより、設定する。
【0019】ステップ24では、次式に従って、基本燃料
噴射量Tp、空燃比補正係数KMR、空燃比フィードバッ
ク補正係数α、バッテリ電圧補正分Tsに基づいて、燃
料噴射量Tiを演算する。 Ti=Tp×KMR×α+Ts ステップ25では、このTiをレジスタにセットする。す
ると、機関回転に同期した所定のタイミングで、このT
iのパルス幅をもつ駆動パルス信号が燃料噴射弁4に出
力されて、燃料噴射が行われる。
噴射量Tp、空燃比補正係数KMR、空燃比フィードバッ
ク補正係数α、バッテリ電圧補正分Tsに基づいて、燃
料噴射量Tiを演算する。 Ti=Tp×KMR×α+Ts ステップ25では、このTiをレジスタにセットする。す
ると、機関回転に同期した所定のタイミングで、このT
iのパルス幅をもつ駆動パルス信号が燃料噴射弁4に出
力されて、燃料噴射が行われる。
【0020】従って、ステップ21〜24が燃料噴射量演算
手段に相当し、ステップ25が燃料噴射弁駆動手段に相当
する。
手段に相当し、ステップ25が燃料噴射弁駆動手段に相当
する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ーン制御を行う場合に、急減速を検出して、空燃比をス
トイキ側に戻すことにより、耐エンスト性を向上させる
ことができるという効果が得られる。
ーン制御を行う場合に、急減速を検出して、空燃比をス
トイキ側に戻すことにより、耐エンスト性を向上させる
ことができるという効果が得られる。
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図2】 本発明の一実施例を示すシステム図
【図3】 急減速検出ルーチンのフローチャート
【図4】 空燃比切換ルーチンのフローチャート
【図5】 リーン制御を行わない領域を示す図
【図6】 燃料噴射制御ルーチンのフローチャート
1 機関 4 燃料噴射弁 5 エンジン用コントロールユニット 6 エアフローメータ 7 クランク角センサ 9 空燃比センサ 11 AT用コントロールユニット 12 車速センサ
Claims (1)
- 【請求項1】機関吸気通路に燃料噴射弁を備える一方、
機関に吸入される空気量を検出する空気量検出手段と、
該空気量に基づいて目標空燃比を得るための燃料噴射量
を演算する燃料噴射量演算手段と、該燃料噴射量に基づ
いて燃料噴射弁を駆動する燃料噴射弁駆動手段とを備え
る車両用内燃機関の空燃比制御装置であって、特定運転
条件を除いて前記目標空燃比を理論空燃比よりリーン側
の空燃比に設定するようにしたものにおいて、 車両の急減速を検出する急減速検出手段と、急減速の検
出時に前記目標空燃比を前記リーン側の空燃比よりリッ
チ側の空燃比に強制的に変更する目標空燃比切換手段と
を設けたことを特徴とする車両用内燃機関の空燃比制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP151992A JPH05187294A (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 車両用内燃機関の空燃比制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP151992A JPH05187294A (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 車両用内燃機関の空燃比制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05187294A true JPH05187294A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=11503753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP151992A Pending JPH05187294A (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 車両用内燃機関の空燃比制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05187294A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4433135A1 (de) * | 1993-09-17 | 1995-03-23 | Mitsubishi Motors Corp | Steuerverfahren für einen Fahrzeugmotor, der einer Fluidkupplungseinricthung mit Kupplung zugeordnet ist |
-
1992
- 1992-01-08 JP JP151992A patent/JPH05187294A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4433135A1 (de) * | 1993-09-17 | 1995-03-23 | Mitsubishi Motors Corp | Steuerverfahren für einen Fahrzeugmotor, der einer Fluidkupplungseinricthung mit Kupplung zugeordnet ist |
DE4433135C2 (de) * | 1993-09-17 | 2000-01-13 | Mitsubishi Motors Corp | Steuerverfahren für einen Fahrzeugmotor, der einer Fluidkupplungseinrichtung mit Kupplung zugeordnet ist |
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