JPS6311206Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6311206Y2
JPS6311206Y2 JP8998380U JP8998380U JPS6311206Y2 JP S6311206 Y2 JPS6311206 Y2 JP S6311206Y2 JP 8998380 U JP8998380 U JP 8998380U JP 8998380 U JP8998380 U JP 8998380U JP S6311206 Y2 JPS6311206 Y2 JP S6311206Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
support plate
plate portion
support
rising
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8998380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5716512U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8998380U priority Critical patent/JPS6311206Y2/ja
Publication of JPS5716512U publication Critical patent/JPS5716512U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6311206Y2 publication Critical patent/JPS6311206Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Sewage (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ビルデングや道路のような構造体相
互間に設けられる〓間を被覆するに使用する伸縮
継手カバーに関する。
上述したような構造体相互間には、寒暖のよう
な温度差に基づく伸縮、工作に伴う機械的振動な
ど、一方の構造体に生じた機械的影響を、他方の
構造体に及ぼさしめないように、通常50mm前後の
〓間が設けられている。そのような〓間は、構造
体使用時には、塵芥のたまりとなつたり、怪我な
どしないようにカバーされていなければならな
い。しかし、上記〓間は、常に一定巾であるとは
限らないから、設けられるカバーの巾もそれに対
応して多種類用意されねばならず、それはむろん
不経済かつ面倒なことである。そこでカバーその
ものに巾方向および上下方向に対しても自由に動
きをすることができるような伸縮性を付与するが
よい。
本考案は、そのような目的で為された伸縮性カ
バーであつて、本考案は、 (a) 両側面1cが上方になるにつれて相互の近接
する方向に傾斜しており、伸縮可能な材料から
成るガスケツト部材1と、 (b) 構造体Bにそれぞれ固定され、相互に対向し
て配置される2個一組の支持部材2であつて、
各支持部材2は、 (b1) 水平に延びる支承板部2bと、 (b2) 支持部材相互の遠去かつた位置で、その
支持板部2bから上方に立上つた立上り部2
aとを有し、 (b3) 支持板部2bの上面に、ガスケツト部材
1が乗載され、 (b4) 立上り部2aの内面と支持板部2bの上
面とのなす角度が、前記ガスケツト部材の側
面1cとその底面1bとのなす角度に等しい
角度に賦形され、かつ上記支持板部2bは、
切欠と舌片2fとで櫛歯状をなしている金属
製支持部材2と、 (c) ガスケツト部材1の上面側縁部と支持部材2
の立上り部2aの外面とを覆い、支持部材2に
固定される金属製化粧部材4とを主要部材と
し、 (d) ガスケツト部材1は、その側面と底面との交
又部において、該部材1と一体な脚部1eを下
垂したものであり、支持部材2は、それに対応
した脚部嵌溝2eを有するものであり、脚部1
eが脚部嵌溝2eに嵌合していることを特徴と
する伸縮継手カバーである。
いま、本考案の一実施例たる第1〜2図につき
説明する。
本考案伸縮継手カバーは、ガスケツト部材1、
2個一組の支持部材2ならびに化粧部材4とを主
要部材とし、所望に応じて併用する止水部材3、
取付けに必要なボルト部材5などの補助部材より
成る(以下繁を避けるため適宜部材の語は省略す
る)。
ガスケツト1は、伸縮しうる材料たとえばネオ
プレンで製せられ、その断面形状は、上面1a、
これと平行な底面1b、左右の側面1cで符示し
た実質台状で、すなわち両側面1c,1cが上方
になるにつれて相互の近接する方向に傾斜してお
り、伸縮性を増大させるためにホローSを有せし
めた長尺材である。実質台状というのは、その上
面や底面には、伸縮を容易化し、またすべり止め
の役割を有する長手方向の溝1d、後述する脚部
1e、化粧部材係止溝1fの存在を許容するほど
の意味である。台形であるから、左・右両側面1
cと底面1bとのなす角度はむろん鋭角である。
なお好ましくは、側面と底面との交又部に、該部
材と一体な脚部1eを下垂させてある。
支持部材2は、立上り部2aと、支承板部2b
とに分かれ、立上り部2aの内面と支承板部2b
の上面とのなす角度が前記したガスケツトの側面
1cと底面1bとのなす角度に等しい角度に賦形
せられている2個一組の金属製部材であり、立上
り部外面には化粧部材4の取付リブ2dが設けら
れている。立上り部内面というのは、むろん取付
使用時にガスケツトの側面1cと当接する面であ
り外面とはその反対側の面をいい、立上り部2a
は、それが取付けらるべき構造体B,Bの状態に
適合して、構造体B,Bが相隣る床である第2図
に示したように、断面くの字状のこともあれば、
一方の構造体Bが、他方の構造体B′が建物の壁
である第3図左側に示したように、断面L字状の
こともある。したがつて第2図の場合2個の支持
部材は左右対称であるが、第3図の場合は非対称
である。しかし符示した部分の機能は同じである
から再述はしない。立上り部の前記内面以外の面
には、必要に応じて間〓リブ2cや、化粧材取付
リブ2dが付設せられる。なお、前記ガスケツト
に設けられている脚部1eに対応して、その脚部
嵌溝2eが設けられる。対応してというのは、具
体的には立上り部内面と支承板部上面との交又す
る位置であること、および前記脚部の断面形状と
等しくて、それが嵌合される下すぼまりの形状で
あるという意味である。支持部材の支承板部2b
は、字句通り板状部分であるが、それには多数の
切欠が施され、それによつて櫛歯形状に舌片2f
が残存した形状を示している。
化粧部材4は、ガスケツトの上面両側縁部を損
傷から保護するための金属製部材で、上記側縁部
に設けられた係合溝1fに係合する係合部4aと
支持部材の立上り部2a外面に設けた取付リブ2
dに取付けられる取付部4bとを有し、前記両部
材1および2間に相跨して固装使用せられる。む
ろんガスケツトの上面側縁部は2つあるから、化
粧部材も2個一組である。
上述したような各部材で、構造体相互間の〓間
をカバーするには、該〓間の両側に、それぞれ支
持部材2,2を相対向させて、それら立上り部2
aにおいて構造体B,Bにアンカボルト5で取付
ける。
その際、左・右一方の支持部材における舌片2
fが、他方の支持部材の支承板部2bに設けられ
ている切欠内に咬み込んだ状態に組合わされるも
のであることは当然で、その咬み合わせ深さlの
程度は、むろんカバーさるべき〓間の巾如何によ
つて定まる。かくて、支持部材2,2が構造体
B,Bに固定せられたら、ガスケツト1のたとえ
ば第2図の左の側面1cを一方の支持部材の立上
り部内面に沿つて押し下げるように辷り込ませ、
ついでガスケツトの伸縮性を利用してそれを変形
させ、他方の、たとえば第2図の右の側面1c
を、他方の支持部材の内面に沿つて、同様に押し
下げる。
押し下げが完了した時点ではガスケツトの側面
と底面とのなす角度と、支持部材の内面とその支
承板部とのなす角度とは等しいから、ガスケツト
1は完全に両支持部材2,2間に嵌め込まれたも
のとなる。ガスケツトの脚部1eが、支持部材の
嵌溝2eに嵌合するものであることも上記構造説
明から当然のことである。かくして取付けられた
ガスケツトは、その台形という形状に起因して、
容易に上方へ脱け出すことはなく、その底面は両
金属製支持部材の舌片1f上に支承せられている
から伸縮可能という可撓材料製でありながら、上
方からの大きな荷重にも耐え得られるのである。
つぎに、ガスケツト1の上面両側縁部を保護す
ると共に、外観を装飾するために、前述した金属
化粧部材4を取付ける。これがため、ガスケツト
上隅部に設けておいた係合溝1fに、化粧部材の
係合部4aを係合させ、該部材の取付部4bをボ
ルト6によつて支持部材2の立上り部に設けてあ
る取付リブ2dに固着させるがよい、添付図面
は、いずれもその場合を示している。第2図示の
とおり、この取付部分をガスケツト上面1aより
も低くしておき、取付後、その部分にコーキング
7を施して、面一にしておけば、損傷したガスケ
ツトの交換取替えもコーキング取除きだけで容易
迅速に行いうる。第3図の場合はその変形態様で
あつて、左側の化粧部材4を全体として可撓力あ
るものとなし、その取付部4b′と支持部材側取付
リブ2d′とをボルト6の使用に代えて自緊的に係
合させている場合を示す。
なお、カバーさるべき〓間の下方に駐車場があ
るなどの理由により、雨水などが〓間から浸入し
て行くことが嫌われる場合には、支持部材2の取
付けに先立つて、ネオプレンのような可撓性材料
製で樋状の止水部材3を、〓間を跨つて差し渡
し、支持部材取付けと同時にこれをも固定させ、
浸入して来た水を、この樋を通して排水溝などに
誘導させるようにするがよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案カバーの使用状態を示す斜視
図、第2図はその縦断面図、第3図は別態様の縦
断面図である。 1はガスケツト部材、2は支持部材、3は止水
部材、4は化粧部材、5はアンカーボルト、6は
ボルト、7はコーキング、Bは構造体、lは舌片
の咬み合い深さ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 両側面1cが上方になるにつれて相互の近接
    する方向に傾斜しており、伸縮可能な材料から
    成るガスケツト部材1と、 (b) 構造体Bにそれぞれ固定され、相互に対向し
    て配置される2個一組の支持部材2であつて、
    各支持部材2は、 (b1) 水平に延びる支承板部2bと、 (b2) 支持部材相互の遠去かつた位置で、その
    支承板部2bから上方に立上つた立上り部2
    aとを有し、 (b3) 支承板部2bの上面に、ガスケツト部材
    1が乗載され、 (b4) 立上り部2aの内面と支承板部2bの上
    面とのなす角度が、前記ガスケツト部材の側
    面1cとその底面1bとのなす角度に等しい
    角度に賦形され、かつ上記支承板部2bは、
    切欠と舌片2fとで櫛歯状をなしている金属
    製支持部材2と、 (c) ガスケツト部材1の上面側縁部と支持部材2
    の立上り部2aの外面とを覆い、支持部材2に
    固定される金属製化粧部材4とを主要部材と
    し、 (d) ガスケツト部材1は、その側面と底面との交
    又部において、該部材1と一体な脚部1eを下
    垂したものであり、支持部材2は、それに対応
    した脚部嵌溝2eを有するものであり、脚部1
    eが脚部嵌溝2eに嵌合していることを特徴と
    する伸縮継手カバー。
JP8998380U 1980-06-25 1980-06-25 Expired JPS6311206Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8998380U JPS6311206Y2 (ja) 1980-06-25 1980-06-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8998380U JPS6311206Y2 (ja) 1980-06-25 1980-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5716512U JPS5716512U (ja) 1982-01-28
JPS6311206Y2 true JPS6311206Y2 (ja) 1988-04-01

Family

ID=29451998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8998380U Expired JPS6311206Y2 (ja) 1980-06-25 1980-06-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6311206Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5716512U (ja) 1982-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6725617B2 (en) Waterproof deck
US5031367A (en) Roof edge fascia system
US2226886A (en) Reglet
US3064273A (en) Swimming pool
JPS61266753A (ja) 伸縮継手装置
JPS6311206Y2 (ja)
JP2796301B2 (ja) コンクリート壁工法
US2732705A (en) Wall structure for buildings
JPS6011223Y2 (ja) 手摺上面防水構造
JP6494705B2 (ja) 排水溝ブロック
JPS6033121Y2 (ja) 伸縮継手
US3582035A (en) Concrete pan forming system
JPH0628593Y2 (ja) 壁面装飾パネルユニット
JPH0363620B2 (ja)
JP2540389Y2 (ja) 開口枠の取付装置
TWM561109U (zh) 用於建築物外部牆體之預組牆板
JPS5932665Y2 (ja) 階段構造
JPH0425473Y2 (ja)
JPH0245702Y2 (ja)
JPS6017460Y2 (ja) パラペツトにおける笠木取付装置
JPH0810116Y2 (ja) 防水層のモルタルによる保護構造
JPS5851293Y2 (ja) 床構造
JPS6229534Y2 (ja)
JPH0548345B2 (ja)
JPH019858Y2 (ja)