JPS5851293Y2 - 床構造 - Google Patents

床構造

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Publication number
JPS5851293Y2
JPS5851293Y2 JP15733378U JP15733378U JPS5851293Y2 JP S5851293 Y2 JPS5851293 Y2 JP S5851293Y2 JP 15733378 U JP15733378 U JP 15733378U JP 15733378 U JP15733378 U JP 15733378U JP S5851293 Y2 JPS5851293 Y2 JP S5851293Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
cover plate
plate
guide rail
floors
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Expired
Application number
JP15733378U
Other languages
English (en)
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JPS5574307U (ja
Inventor
仁 吉田
Original Assignee
株式会社長谷川工務店
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は床構造に関するものである。
従来、長い建物におけるベランダ、廊下などには、地盤
沈下に伴うクラックの発生、温度変化によるコンクリー
トの伸縮、あるいは地震等を考慮して、ベランダ、廊下
等の床を例えば50m置きにこれを縁切りする空隙部を
切込み、この空隙部をステンレス等のカバー板で覆って
いる例がある。
そしてこのカバー板は一端部を一方の床に固定的に取付
けてあり、他端部を他方の床上に載置している。
しかしながらこの床構造によれば、地震に際して対向す
る床が空隙部と平行方向に揺れて、カバー板の固定側の
床とその載置側の床との揺れが相互にずれた時は、載置
側の立ち上り部あるいは建物の壁がカバー板を押圧する
こと・なり、この結果カバー板の固定取付は部分が破壊
されたリカバー板などが破損することがあった。
本考案は上記の欠点を除去するもので、以下その一実施
例を図面にいって説明する。
第1,2図において、建物の側壁1に設けた床2および
3はベランド、廊下などの床を構成しており、これらは
所定幅の空隙部4により一定の間隔を置いて縁切りされ
ている。
床2,3の側方には立上り部2a 、3aが一体的に設
けである。
そして側床2,3間には空隙部4を覆いかつ床を連絡す
るカバー板5が架設しである。
こ)でカバー板5について説明すると、第3図に示すよ
うにカバー板の一端部は錠状に折曲げてあり、この折曲
部5aにはリベット6・・・・・・によりスライド板7
が固着しである。
なお折曲部5aとスライド板7とは一体成形したもので
あってもよく、またスライド板は必ずしも折曲部全長に
わたるものでなくてもよい。
スライド板7は一方の床2の縁部に取付けであるガイド
レール8内に、摺動自在にかつ離脱不能に保持されてい
る。
すなわちガイドレール8は図示の例によれば保持板9と
レール板10とよりなり、この保持板は床2と縁部にそ
ってこれに埋設しである。
さらに保持板9は、頭部を床2に埋設しであるボルト1
1・・・・・・とナツト12・・・・・・によって保持
されている。
13はアンカーである。
またレール板10は上部が逆り字状に層成してあり、そ
のレール面10aをスライド板7がガイドレール8と平
行方向(第3図紙面に垂直方向)に摺動自在である。
そしてレール板10の下部は保持板9に接合すると共に
、ボルト11およびナツト12により固定されている。
さらにレール板10は、突片10 bを保持板90条溝
9a内に嵌合することにより位置決めされている。
また保持板9およびレール板10の上方部にはカバー板
5の折曲部5aに向けて突片9bおよび10 Cが設け
てあり、この突片によりカバー板は離脱不能である。
なおレール8の構成はこの例に限定されない。
またカバー板5の他端部は、第1図に示すように単に床
3上に載置しただけのガイドレール8と直行方向に自由
端となっている。
さらにカバー板5の側方には立上り片5bが設けである
立上り片5bは空隙部4を覆っているが、立上り部2a
に対して所定の間隙を有する位置関係にある。
すなわち第3図に示すように立上り片5bは床2の立上
り部2aとは一定間隔dがあけてあり、床3の立上り部
3aとは側面で接合している。
なお第1,2図において14は床2,3の立上り部2a
、3 aに立設しである手すりである。
つぎに本考案の作用について説明する。
たとえば地震が発生し床2および3が桁行方向(第1図
矢印穴方向)に揺れた場合には、カバー板5は床2と共
に揺れるが、床3側の端部は自由端であるので、床3の
揺れには影響されない。
また床2および3が梁間方向(第1図矢印B方向)に揺
れた場合には、立上り片5bは床3の立上り部3aおよ
び建物の側壁1より梁間方向に押圧されるが、この立上
り片は床2の立上を部2aに当接しないので、スライド
板7は幾分梁間方向にガイドレール8内を摺動し、この
ためカバー板5は床3と共に揺れるが、床2の揺れには
影響されず、カバー板は破壊されない。
なお床2,3が上下動し、そのずれが生じても、カバー
板5は一端部が自由端であるので、揺れのずれによる悪
影響は受けない。
なお本考案はベランダ、廊下は勿論のこと、例えば道路
など種々の分野に利用できる。
以上説明したように本考案によれば、たとえば地震など
により床がどの方向に揺れても、カバー板の取付は部分
は破壊されることはなく、床および建物の壁なども破損
することもない。
また構成が簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は斜視図
、第2図は平面図、第3図は第2図III−III線拡
大断面図である。 2.3・・・・・・床、2a、3a・・・・・・立上り
部、4・・・・・・空隙部、5・・・・・・カバー板、
5a・・・・・・折曲部、5b・・・・・・立上り片、
7・・・・・・スライド板、8・・・・・・ガイドレー
ル、9・・・・・・保持板、10・・・・・・レール板
、D・・・・・・間隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の幅の空隙部により縁切りをされ側方に立上り部を
    形成した床と、この床に架設し上記溝を覆っているカバ
    ー板とよりなり、このカバー板の一端部は上記一方の床
    の縁部に取付けであるガイドレール内をガイドレールと
    平行方向に摺動可能に取付けてあり、その他端部はガイ
    ドレールと直行方向に自由端であることを特徴とする床
    構造。
JP15733378U 1978-11-17 1978-11-17 床構造 Expired JPS5851293Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15733378U JPS5851293Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 床構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15733378U JPS5851293Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 床構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5574307U JPS5574307U (ja) 1980-05-22
JPS5851293Y2 true JPS5851293Y2 (ja) 1983-11-22

Family

ID=29148145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15733378U Expired JPS5851293Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 床構造

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JP (1) JPS5851293Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615453Y2 (ja) * 1979-10-02 1986-02-19

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Publication number Publication date
JPS5574307U (ja) 1980-05-22

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