JPS63111959A - ストリツプの塗装装置 - Google Patents

ストリツプの塗装装置

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JPS63111959A
JPS63111959A JP25778686A JP25778686A JPS63111959A JP S63111959 A JPS63111959 A JP S63111959A JP 25778686 A JP25778686 A JP 25778686A JP 25778686 A JP25778686 A JP 25778686A JP S63111959 A JPS63111959 A JP S63111959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
strip
coating
lift
thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP25778686A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Ban
伴 誠二
Takeshi Tanaka
毅 田中
Kazuo Inaguchi
稲口 和夫
Shiyouhachi Tooiri
遠入 勝八
Kazue Takahashi
一栄 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、帯板、即ちストリップの塗装装置に係り10
に連続した薄鋼板等の両面を塗装ロールによって均一な
塗装を行なう装置に関する。
[従来の技術] 従来から、塗装ロールを用いたストリップの両面塗装装
置としては第5図に示すような構造のものが用いられて
いる。
同図において、101はストリップであり、各ロールに
接触しながら矢印方向へ送られる。
まず、ストリップ101の表面101aの塗装はストリ
ップ101をバッキングロール102で受けて、表面塗
装ロール103をストリップ101の上面から押し付け
ることにより行なわれ、一方、裏面1otbの塗装は裏
面塗装ロール104の上面をストリップ101が当接し
て通過することによって行なわれる。
尚、表面塗装ロール103及び裏面塗装ロール104に
は、それぞれ塗料受皿105,106の中に満たされて
いる塗料107,108に浸漬せしめられている塗料引
上げロール109.110によって塗料107,108
が供給されるが、各塗料受@105.106を支承して
いる台111,112は、それぞれ油圧シリンダ113
,114によって駆動せしめられる移動台車111及び
昇降台112となっている。
ところで、115はリフトロールであり、昇降シリンダ
116によって昇降せしめられ、その使用目的は、先行
するストリップ101と後続するストリップ101とが
溶接等で接合されている場合にその溶接点等が通過する
際に裏面塗装ロール104の損傷を防止することにあり
、昇降シリンダ116でストリップ101を引上げて瞬
間的にストリップlotを裏面塗装ロール104から浮
かす機能を有している(図の二点鎖線で示した状態を参
照)。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、ストリップ101の表側面101aを塗装す
る場合には、バッキングロール102でストリップ10
1を受けて、その上から表面塗装ロール103を押し付
けて塗装できるのに対して、裏側面101bを塗装する
場合は、ストリップ101がその自重と張力のみで裏面
塗装ロール104の当接して通過することになるため、
ストリップ101にそり変形があったときには、バッキ
ングロール102を通過後、裏面塗装ロール104に至
る間でそり変形が現われ、裏面塗装ロール104の面に
均一にストリップ101が接触しないという問題がある
また、リフトロール115が引上げられた場合に、この
ロールの直径が板厚の350倍未満(通常200 m 
m〜300mm)であるような小径ロールであるときに
は、そのロニル115を接触させた部分にそり変形を新
たに生じさせるという問題がある。
そして、上記の結果、ストリップ101の長手方向や幅
方向で塗装ムラが発生したり、塗装の膜厚が不均一にな
ることが避けられず、それを抑制するための装置の調整
は非常に困難なものとなっている。
そこで、本発明は、リフトロールの機構を利用しながら
、従来技術の有する問題点を解消し、ストリップの形状
に係りなく、常に均一で、塗装ムラを生じさせずに塗装
を行なえる塗装装置を提供することを目的として創作さ
れた。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、バッキングロールと表面塗装ロールとの間で
ストリップを狭圧して表面塗装を行ない、表面塗装後に
ストリップを張架させて裏面塗装ロールへ移送するスト
リップの塗装装置において、表面塗装部と裏面塗装ロー
ルとの間に、ストリップの持ち上げ方向へロール高さの
調整が可能であり、ストリップの板厚の所定倍以上の直
径を有するリフトロールを裏面塗装ロールに可能な限り
近く配設したことを特徴とする゛ストリップの塗装装置
に係る。
本発明の基本的概念は第1図に示される。
図において、1はバッキングロールであり、表面塗装ロ
ール2との間でストリップ3を狭圧しながらストリップ
3の表面3aを塗装し、ストリップ3は表面塗装後に張
架させた状態で裏面塗装ロール4へ移送され、その裏面
3bが塗装される。
尚、5,6は塗料受皿、7.8は塗料、9゜10は塗料
引上げロールであり、それぞれ表面及び裏面塗装に用い
られるものである。
本発明においては、バッキングロール1と表面塗装ロー
ル2とからなる表面塗装部と裏面塗装ロール4の間であ
って、’JX 面塗袋ロール4に可能な限り近い位置に
リフトロール11が配設せしめられる。
このリフトロール11は張架されつつ移送されているス
トリップ3の持ち上げ方向へロールの高さの調節が可能
であり、且つそのロールの直径がストリップの板厚の所
定倍以上であるものである。
即ち、ストリップの板厚をtとし、リフトロールの半径
をRとした場合に、 2R/l≧x  (X;所定値) なる関係が成立することを条件とし、このXの値はスト
リップの材質や幅等により適宜設定される。
また前記の裏面塗装ロール4とリフトロール11の軸間
圧#(図においてはAで示される)は両ロール4,11
とその周辺装置との関係等が影響するが、可能な限り小
さいことが望ましい。
即ち、裏面塗装ロール4の半径をrとすると、 A=R+ r+x なる関係が成立するが、このXで示される距離を裏面塗
装ロール4の表面とリフトロール11の表面とが接触せ
ず(x>0)、且つそれらロールの周辺装置に必要とな
る空間が確保される範囲で極力小さくすることが望まし
い。
[作用] 表面塗装ロール4はバッキングロールlと共働して、ま
た裏面塗装ロール4はそのロール表面をストリップ3が
自重と一定の張力をもって当接しながら通過することに
より、それぞれストリップ3の表裏面を塗装することに
なるが、リフトロール11はストリップ3が裏面塗装ロ
ール4に適切に接触できる状態を保てる高さに固定され
、それによってストリップ3は裏面塗装ロール4に接触
する前に生じるそり変形を接触直前で矯正されることに
なる。
即ち、リフトロール11はストリップ3のそり変形を矯
正し、ストリップ11が裏面塗装ロール4に均一に密着
するようにする役割を果たす。
ところで、このリフトロール11の直径が小さいとリフ
トロール11のストリッ゛ブ3への接触により逆に変形
を与え製品形状に問題が生じるため、ストリップ3の板
厚tとの関連において2R/lを所定値X以上に保つ必
要がある。
また、裏面塗装ロール4とリフトロール11の軸間圧@
:Aが大きいと、リフトロール11を通過した後、裏面
塗装ロール4へ接触するまでに再びストリップ3にそり
等が生じるため、Aは前記の条件下に可能な限り小さく
することが要求される。
そしてまた、リフトロール11はストリップ3の持ち上
げ方向へロール高さを調整することができ、これによっ
て第1図に示すようにストリップ3の裏面3aと裏面塗
装ロール4との接触面積(図中の角度αに比例)を調整
することができ、塗装膜厚を微妙に制御することも可能
となる。
尚、ストリップ3の板幅や板厚または材質によってはそ
り等を考慮する必要のない場合があり、そのような場合
には第2図に示すようにリフトロール11を下降させて
ストリップ3に接触させないようにすることができる。
リフトロール11のロール高さの調整手段は限定するも
のではないが、油圧シリンダを用いる手段や電動モータ
等を用いる手段を使用することができ、必要な場合には
塗装状態や塗装膜厚を検出し、その検出信号に基づいて
リフトロール11の高さを自動制御することも可能であ
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第3図及び第4図を用いて説明
する6本実施例は薄鋼板の塗装装置に関する。
第3図は薄鋼板21にそり変形が発生せず、矯正の必要
がない場合を示し1.リフトロール22は油圧シリンダ
22aによって固定ガイド22bに沿って下降した位置
に固定されており、リフトロール22と薄鋼板21は接
触していない。
尚、図において表面塗装部はバー2キングロール23、
表面塗装ロール24、塗料引上げロール25及び塗料2
6の満たされた塗料受皿27からなり、更に表面塗装ロ
ール24、塗料引上げロール25及び塗料受皿27は油
圧シリンダ28によって水平方向へ移動可能な台車29
に搭載されている。そして、薄鋼板21の塗装時には台
車27が左方向へ移動せしめられ1表面塗装ロール24
が薄鋼板21に当接し、非塗装時には台車27は右方向
へ移動して薄鋼板21と表面塗装ロール24は離される
一方、裏面塗装部は裏面塗装ロール30、塗料引上げロ
ール31、及び塗料32の満たされた塗料受皿33から
なり、塗料引上げロール31、及び塗料量@33は油圧
シリンダ34により昇降される台35に搭載されており
、塗装時には台35が上昇して表面塗装ロール30に塗
料引上げロール31が当接し、非塗装時には台35が下
降せしめられ、両ロール30.31が離される。
第4図は薄鋼板21にそり変形が発生するため矯正の必
要が生じた場合を示し、リフトロール22は油圧シリン
ダ22aによって引上げられ、リフトロール22はその
ロール面が薄鋼板21に接し、薄鋼板21を持ち上げ、
裏面塗装ロール30と薄鋼板21の接触面が図のθで示
される角度に対応するものとなるようにその高さが設定
される。なお、薄鋼板21の板厚は0.3〜1.6mm
であり、その材質は焼鈍法冷延鋼板及びめっき鋼板であ
る。
ここに、リフトロール22の直径は薄鋼板21の板厚の
350倍となるものを使用し、また裏面塗装ロール30
とリフトロール22の軸間距離は周辺装置の空間を考慮
して両ロールの半径の和に100mmないし1000m
mの距離を加算した距離とした。
このように裏面塗装ロール30の直径及び位置関係を設
定することにより、薄鋼板21はリフトロール22によ
ってそり変形を除去されて裏面塗装ロール30へ移送さ
れ、またリフトロール22の当接によるそり変形も現わ
れず、完全に裏面塗装ロール30に密着して極めて良好
で均一な塗装面が得られた。
尚、リフトロール22の高さを調整することにより図の
角度θを変化させて、薄鋼板21と裏面塗装ロール30
との接触面積を適宜変化させることができ、塗装膜厚を
調整することができた。
[発明の効果] 以上のように、本発明はリフトロールの直径をストリッ
プとの関係で一定以上に選択し、また同ロールと裏面塗
装ロールとの軸間距離を極力短くすることにより、塗料
の塗装ムラや塗装膜厚の不均一を防止でき、ストリップ
の塗装品質の向上に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の基本的概念を示す図、第3
図及び第4図は実施例装置の概略を示す正面図、第5図
は従来のストリップの塗装装置を示す正面図である。 l・・・バッキングロール 2・・・表面wsロール3
・・・ストリップ 4・・・裏面塗装ロール5.6・・
・塗料受皿 7,8・・・塗料9.10・・・塗料引上
げロール 11・・・リフトロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バッキングロールと表面塗装ロールとの間でスト
    リップを挟圧して表面塗装を行ない、表面塗装後にスト
    リップを張架させて裏面塗装ロールへ移送するストリッ
    プの塗装装置において、表面塗装部と裏面塗装ロールと
    の間に、ストリップの持ち上げ方向へロール高さの調整
    が可能であり、ストリップの板厚の所定倍以上の直径を
    有するリフトロールを、裏面塗装ロールに可能な限り近
    く配設したことを特徴とするストリップの塗装装置。
  2. (2)リフトロールの直径がストリップの板厚の350
    倍以上である特許請求の範囲第(1)項記載のストリッ
    プの塗装装置。
  3. (3)裏面塗装ロールとリフトロールとの軸間距離が両
    ロールの半径の和に100mmないし1000mmの距
    離を加算した距離である特許請求の範囲第(1)項また
    は第(2)項記載のストリップの塗装装置。
JP25778686A 1986-10-28 1986-10-28 ストリツプの塗装装置 Pending JPS63111959A (ja)

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