JP2789353B2 - 金属板の表面処理ラインにおける通板方法 - Google Patents

金属板の表面処理ラインにおける通板方法

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JP2789353B2
JP2789353B2 JP21994689A JP21994689A JP2789353B2 JP 2789353 B2 JP2789353 B2 JP 2789353B2 JP 21994689 A JP21994689 A JP 21994689A JP 21994689 A JP21994689 A JP 21994689A JP 2789353 B2 JP2789353 B2 JP 2789353B2
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義雄 桜井
正逸 井門
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、同一表面処理ラインで金属板のコイルと切
板との通板を可能にする通板方法に関する。
(従来技術) 近年、塗装金属部材の製造には、省力化、原価低減の
ため、素材にプレコート金属板を使用する傾向が益々大
きくなり、それに伴って必要とするプレコート金属板の
種類や品質も多様化してきている。
従来かかるプレコート金属板は、受注量の多少に拘わ
らず塗装設備やラミネート設備を備えたコイルの連続塗
装ラインなどで生産して、切板に切断後受注量だけ出荷
していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、コイルの連続塗装ラインでは、少量生産が困
難なため、受注量が少なくてもどうしても受注量以上生
産せざるを得ず、過剰生産のものが在庫になってしまう
ものであった。この過剰生産のものは、毎月定期的に注
文のあるものであれば問題ないが、受注間隔の長いもの
の場合、長期在庫になるという欠点があった。
また、コイルの連続塗装ラインで塗装やラミネートし
たものは、塗装と並行してライン内で切断しても、ライ
ン内でロールにより繰り返し折り曲げを受けているた
め、平坦度が劣り、厳しい平坦度を必要とする用途には
使用できない。この平坦度不良は、レベラーでロール圧
下率を高めて矯正すれば、平坦にすることができるが、
ロール圧下率を高めると、塗膜やラミネートフィルムな
どが破損するため、圧下率を高くすることができないも
のであった。
これらのことから、コイルの連続塗装ラインのような
表面処理ラインでは、切板の状態で表面処理を施すこと
ができるようにする必要があった。
本発明は、かかる必要性から、コイル、切板の両方を
任意に通板させることができる通板方法を提供するもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、一般に切板の連続塗装ラインなどで通板に
使用されているローラコンベアーを改善することにより
同一表面処理ラインでコイルと切板の通板を可能にし
た。すなわち、本発明は、同一表面処理ラインで金属板
のコイルと切板とをローラコンベアーで交互に通板する
際、ローラコンベアーを駆動ローラの中に下側に上下動
手段を連結したアイドルローラを間隔をおいて配置した
ものから構成して、切板通板の際は上下動手段によりア
イドルローラのレベルを駆動ローラのレベルに合わせて
その上を通板し、コイル通板の際は上下動機構により駆
動ローラのレベルより突出させてその突出ローラの上を
通板するようにした。
(作用) アイドルローラの下側に上下動手段(例えば、油圧シ
リンダーやエアーシリンダーなど)を連結してあると、
アイドルローラの上下位置を調整できる。そこで、その
上下動手段でアイドルローラのレベルを駆動ローラのレ
ベルに合わせ、駆動ローラを移送方向に回転すれば、そ
の上に置いた切板を通板させることができる。一方、上
下動手段によりアイドルローラを駆動ローラのレベルよ
り突出させれば、軸架されたローラが間隔をおいて並
ぶ。従って、突出ローラの上にコイルを乗せ、ブライド
ルなどでコイルをけん引移送すれば、通板できる。
切板通板とコイル通板の時では通板高さが異なり、そ
れに合わせて塗装設備やラミネート設備などの表面処理
設備の位置も変える必要があるが、これは、表面処理設
備の下側に上下動手段(例えば、ジャッキや油圧シリン
ダーなど)を配置して、その上下動手段により設備全体
を上下動させるか、金属板に処理を施す部分だけの部材
の上下動が容易な設備では、その部材を上下動できるよ
うにして、その部材の上下位置を調整することにより行
う。全体を上下動させる設備としては、塗装装置などが
あり、部分だけを上下動させる設備としては、前処理装
置やラミネート装置などがある。
(実施例) 第1図は、本発明法によりコイルの通板と切板の通板
とを可能にした表面処理装置の実施例を示すもので、金
属帯1のペイオフリール2が最初に配置され、このペイ
オフリール2の次にピンチロール3、シャー4、溶接機
5および切板供給装置6が順次配置されている。切板供
給装置6は、上下動可能な架台7の上に切板8を載置し
て、吸引板を有する吸引装置9でベルトコンベアー10の
上に切板8を吸引して供給するようになっている。この
切板供給装置6は公知構造のものである。
切板供給装置6の前後にはサポートロール11がベルト
コンベアー10の位置より高く配置され、コイル通板の際
はその上を通すようになっている。
切板供給装置6の次には、第1ローラコンベアー12が
設けられている。このローラコンベアー12は、第2図に
示すように、並列に配置した駆動ローラ13の中にアイド
ルローラ14を配置して、そのアイドルローラ14の下側に
エアーシリンダー15を連結し、上下動できるようにした
もので、エアーシリンダー15によりアイドルローラ14を
上昇させると、第2図に実線で示すように上昇し、下降
させると点線で示すように下降する。
第1ローラコンベアー12の次には、湯洗装置16が配置
されている。この湯洗装置16は、金属帯1や切板8に付
着しているごみを除去するためのもので、内部には駆動
ローラ13が配置され、しかも、前後には絞りロール17が
配置されている。しかして、この絞りロール17は、上下
のロールにエアーシリンダー18が連結されていて、上下
位置を調整できるようになっている。
湯洗装置16の次には、第2ローラコンベアー19が設け
られている。このローラコンベアー19は、第1ローラコ
ンベアー12と同じ構造である。
第2ローラコンベアー19の次には、ロールコーター2
0、第1ローラコンベアー12と同じ構造の第3ローラコ
ンベアー21および粉体塗料塗装装置22が順次配置されて
いる。ロールコーター20の入側には駆動ローラ13が、ま
た、粉体塗料塗装装置22の下側にはベルトコンベアー23
が配置されており、かつ、両装置の下側には、ジャッキ
24が配置されて、装置全体を上下できるようになってい
る。
粉体塗料塗装装置22の次には、赤外線乾燥装置25と熱
風乾燥装置26とが配置されている。これらの装置は、内
部が連通していて、内部下側の両側に移送チェーン27が
配置され、その上にサポートロール28が配置されてい
る。また、赤外線乾燥装置25の上側には、上下動可能な
赤外線放射装置29が配置されている。ここで、赤外線放
射装置29を上下動可能にしたのは、赤外線は、被加熱体
との距離により乾燥効率が著しく変化するからである。
熱風乾燥装置26の次には、空冷装置30が配置されてい
る。この装置は下側の両側に移送チェーン31が配置され
ている。
空冷装置30の次には、デフレクターロール32、ブライ
ドル33、デフレクターロール34および巻き取りリール35
が順次配置されている。また、デフレクターロール32の
上には切り替えゲートテーブル36が、また、ブライドル
33の上には、ベルトコンベアー37が、さらに、巻き取り
リール35の上にはパイラー38が配置されている。切り替
えゲートテーブル36は、金属帯製品生産の場合は、図示
のように上方に上げておくが、切板製品生産の場合は下
方に下げ、切板がベルトコンベアー37の方に移送される
ようにする。
この表面処理装置で、切板供給装置6のベルトコンベ
アー10、第1ローラコンベアー12、湯洗装置16の駆動ロ
ーラ13、第2ローラコンベアー19、ロールコーター20の
入側に配置した駆動ローラ13、赤外線乾燥装置25と熱風
乾燥装置26との内部に配置された移送チェーン27および
空冷装置30の移送チェーン31は、同一レベルになってお
り、また、切板供給装置6の前後に配置したサポートロ
ール11、赤外線乾燥装置25と熱風乾燥装置26との内部に
配置されたサポートロール28のレベルは、第1ローラコ
ンベアー12、第2ローラコンベアー19、第3ローラコン
ベアー21のアイドルローラ14を第2図の実線の部分に上
昇させた場合のレベルと同一レベルになっている。
(発明の効果) 以上のように、本発明法によれば、同一表面処理ライ
ンでコイルと切板を通板することができる。
従って、受注量が少なくても必要な量だけ生産できる
ので、過剰在庫は解消され、切板の平坦度も良好に保つ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明法によりコイルと切板との通板を可能
にした表面処理ラインの実施例を示すものであり、第2
図は第1ローラコンベアーの詳細拡大側面図である。 1……金属帯、2……ペイオフリール、3……ピンチロ
ール、4……シャー、5……溶接機、6……切板供給装
置、7……架台、8……切板、9……吸引装置、10……
ベルトコンベアー、11……サポートロール、12……第1
ローラコンベアー、13……駆動ローラ、14……アイドル
ローラ、15……エアーシリンダー、16……湯洗装置、17
……絞りロール、18……エアーシリンダー、19……第2
ローラコンベアー、20……ロールコーター、21……第3
ローラコンベアー、22……粉体塗料塗装装置、23……ベ
ルトコンベアー、24……ジャッキ、25……赤外線乾燥装
置、26……熱風乾燥装置、27……移送チェーン、28……
サポートロール、29……赤外線放射装置、30……空冷装
置、31……移送チェーン、32……デフレクターロール、
33……ブライドル、34……デフレクターロール、35……
巻き取りリール、36……切り変えゲートテーブル、37…
…ベルトコンベアー、38……パイラー、
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−91858(JP,A) 特開 昭63−41375(JP,A) 特公 昭42−10322(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 20/02 B65G 13/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一表面処理ラインで金属板のコイルと切
    板とをローラコンベアーで交互に通板する際、ローラコ
    ンベアーを駆動ローラの中に下側に上下動手段を連結し
    たアイドルローラを間隔をおいて配置したものから構成
    して、切板通板の際は上下動手段によりアイドルローラ
    のレベルを駆動ローラのレベルに合わせてその上を通板
    し、コイル通板の際は上下動機構により駆動ローラのレ
    ベルより突出させてその突出ローラの上を通板すること
    を特徴とする金属板の表面処理ラインにおける通板方
    法。
JP21994689A 1989-08-25 1989-08-25 金属板の表面処理ラインにおける通板方法 Expired - Lifetime JP2789353B2 (ja)

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