JPS63110747A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPS63110747A JPS63110747A JP61255615A JP25561586A JPS63110747A JP S63110747 A JPS63110747 A JP S63110747A JP 61255615 A JP61255615 A JP 61255615A JP 25561586 A JP25561586 A JP 25561586A JP S63110747 A JPS63110747 A JP S63110747A
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Landscapes
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
- Fuses (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はレーザ光照射によりプログラムや回路変更を行
えるようにした半導体集積回路装置に関する。
えるようにした半導体集積回路装置に関する。
従来、半導体集積回路をプログラム(回路変更)する方
法として、配線の切断によるものが一般的である。この
切断にあたっては、電流でヒユーズを溶断する方法や、
レーザパルスの光学的エネルギーで配線を溶融飛散する
方法、配線接続にレーザ照射によって不純物を拡散し高
抵抗を低抵抗化する方法等がある。このうち、レーザに
よる配線切断の方法の1つとして、プロシーディング・
オプ・ナショナル・エレクトロン・コンファレンス、第
36号(1982年)第385〜第389頁(Proc
e−eding of National Elect
ron Conference 36(1982’)p
p385−389)において論じられている方法がある
。
法として、配線の切断によるものが一般的である。この
切断にあたっては、電流でヒユーズを溶断する方法や、
レーザパルスの光学的エネルギーで配線を溶融飛散する
方法、配線接続にレーザ照射によって不純物を拡散し高
抵抗を低抵抗化する方法等がある。このうち、レーザに
よる配線切断の方法の1つとして、プロシーディング・
オプ・ナショナル・エレクトロン・コンファレンス、第
36号(1982年)第385〜第389頁(Proc
e−eding of National Elect
ron Conference 36(1982’)p
p385−389)において論じられている方法がある
。
これは、第2図に示すように、Si基板1上に5i02
層2の絶縁膜を介してpolJ−3i配線6が形成され
、その上をリンガラス層7が覆う構造のプログラム配線
部をYAGレーザ(波長1.064μm)のパルス光8
で照射し、poly−81配線3を切断するものである
。パルス光8を照射すると、リンガラス層7はパルス光
8を透過し、pol:+’−8i配線6でのみ吸収され
る。そしてpol7−3i配線3はレーザパルス光のエ
ネルギーで溶融し、圧力によってリンガラス層7を破シ
、飛散除去してPO17−8i配線3が切断される。こ
のときレーザパルス光8のスポット径は位置決め精度、
ビーム径変化などを考慮して配線幅よシ大きくとられて
いるが、レーザパルス光8の強度が最適釦なっていると
周辺にダメージを与えることなく、poly−si配線
3のみが除去される。
層2の絶縁膜を介してpolJ−3i配線6が形成され
、その上をリンガラス層7が覆う構造のプログラム配線
部をYAGレーザ(波長1.064μm)のパルス光8
で照射し、poly−81配線3を切断するものである
。パルス光8を照射すると、リンガラス層7はパルス光
8を透過し、pol:+’−8i配線6でのみ吸収され
る。そしてpol7−3i配線3はレーザパルス光のエ
ネルギーで溶融し、圧力によってリンガラス層7を破シ
、飛散除去してPO17−8i配線3が切断される。こ
のときレーザパルス光8のスポット径は位置決め精度、
ビーム径変化などを考慮して配線幅よシ大きくとられて
いるが、レーザパルス光8の強度が最適釦なっていると
周辺にダメージを与えることなく、poly−si配線
3のみが除去される。
上記の従来技術においては、poli−Si配線3を切
断する際にレーザパルス光8が照射されるが、配線3の
保護膜がレーザ光を透過してしまうため、その保護膜は
配線3が溶融飛散する際の圧力で除去されていた。
断する際にレーザパルス光8が照射されるが、配線3の
保護膜がレーザ光を透過してしまうため、その保護膜は
配線3が溶融飛散する際の圧力で除去されていた。
したがって、レーザパルス光80強度が強くなると、リ
ンガラス層7を破る圧力が大きくなシ、レーザパルス光
8のビーム径が配線幅に等しいときでも、poly−s
i配線3の真上にないリンガラス層も吹き飛ばすように
なる。このため除去されたリンガラス層7の切断面は滑
らかでなくな漫、クラックあるいははがれが生じ、素子
の信頼性能上好ましくない。クラック等が時間の経過に
ともなって広が)、そこから汚染が始まるためである。
ンガラス層7を破る圧力が大きくなシ、レーザパルス光
8のビーム径が配線幅に等しいときでも、poly−s
i配線3の真上にないリンガラス層も吹き飛ばすように
なる。このため除去されたリンガラス層7の切断面は滑
らかでなくな漫、クラックあるいははがれが生じ、素子
の信頼性能上好ましくない。クラック等が時間の経過に
ともなって広が)、そこから汚染が始まるためである。
したがって、配線切断は周辺にダメージを与えることな
く、必要箇所のみ行う必要がある。
く、必要箇所のみ行う必要がある。
またレーザパルス光8のスポット径が配線幅より大きい
ときには81基板1にダメージを与える程度のエネルギ
ーが残存する。この傾向はレーザパルス光8の波長が可
視光の場合に顕著である。
ときには81基板1にダメージを与える程度のエネルギ
ーが残存する。この傾向はレーザパルス光8の波長が可
視光の場合に顕著である。
一方レーザパルス光8の強度が小さいと、Poly−9
i配線3が溶融したのみで、リンガラス層7は除去され
ず、 poly−si配線3は切断されない。したがっ
て、pol)’−3i配線3が最適に切断されるレーザ
パルス光8のパワー範囲は小さくならざるを得ない。
i配線3が溶融したのみで、リンガラス層7は除去され
ず、 poly−si配線3は切断されない。したがっ
て、pol)’−3i配線3が最適に切断されるレーザ
パルス光8のパワー範囲は小さくならざるを得ない。
本発明の目的は、保護膜下の配線をレーザ光により切断
する際に、当該保護膜にクラックやはがれを発生させず
又、配線下の半導体基板にも損傷を与えずに、プログラ
ムや回路変更を可能とじた半導体集積回路装置を提供す
ることにある。
する際に、当該保護膜にクラックやはがれを発生させず
又、配線下の半導体基板にも損傷を与えずに、プログラ
ムや回路変更を可能とじた半導体集積回路装置を提供す
ることにある。
本発明はpoly−3i等の配線を保護する5102の
保護膜中にレーザ光の吸収を増加させ、しかも保護膜と
しての性能を低下させない程度の不純物(例えばCeO
□5)をドープした半導体集積回路装置である。即ち、
保護膜の5102層に可視域近辺(波長314nm以上
の近紫外域、波長1.3μm以下の近赤外域を含む)の
レーザ光を吸収する物質を不純物としてドープすること
によシ達成される。
保護膜中にレーザ光の吸収を増加させ、しかも保護膜と
しての性能を低下させない程度の不純物(例えばCeO
□5)をドープした半導体集積回路装置である。即ち、
保護膜の5102層に可視域近辺(波長314nm以上
の近紫外域、波長1.3μm以下の近赤外域を含む)の
レーザ光を吸収する物質を不純物としてドープすること
によシ達成される。
保護膜、本発明の場合、Si 02膜中に不純物がドー
ピングされていないと、5iO7鳥は波長20Dnmよ
シ長波長の光を透過する。しかし不純物がドーピングさ
れていれはレーザ光の吸収が生ずる。吸収されたエネル
ギーは熱エネルギーにかえられ、不純物入りのSi 0
2層を飛散除去する。したがって照射するレーザパルス
光の数を増やすことによって保護膜のSiO□層を上か
ら順に加工していき、最終的にpoly−9i配線まで
加工することができる。
ピングされていないと、5iO7鳥は波長20Dnmよ
シ長波長の光を透過する。しかし不純物がドーピングさ
れていれはレーザ光の吸収が生ずる。吸収されたエネル
ギーは熱エネルギーにかえられ、不純物入りのSi 0
2層を飛散除去する。したがって照射するレーザパルス
光の数を増やすことによって保護膜のSiO□層を上か
ら順に加工していき、最終的にpoly−9i配線まで
加工することができる。
一方、保護膜の8102Nに不純物がドープされていな
い場合、 poly−3i配線は、レーザパルス光のエ
ネルギで溶融蒸発し、その圧力によって保護膜のSl
02層を除去し、pol:)’−9i配線を切断する。
い場合、 poly−3i配線は、レーザパルス光のエ
ネルギで溶融蒸発し、その圧力によって保護膜のSl
02層を除去し、pol:)’−9i配線を切断する。
そのため、レーザパルス光の強度が大きいと、保護膜で
ある5i02肩はレーザ照射エリアより大きく除去され
る、あるいは、クラック、はがれ等が発生する恐れがあ
ったか、保護膜の8102層に不純物がドープされてい
る場合、保護膜の5i02Nも上から順に加工していく
ため、このような問題は発生しない。
ある5i02肩はレーザ照射エリアより大きく除去され
る、あるいは、クラック、はがれ等が発生する恐れがあ
ったか、保護膜の8102層に不純物がドープされてい
る場合、保護膜の5i02Nも上から順に加工していく
ため、このような問題は発生しない。
t タ、保ago si 02層に不純物がドープされ
ていない場合、レーザパルス光の強度が小さいと、po
l7−3i配線は溶融したのみで、保護膜である810
2Nは除去されず%pol)’−3i配線は切断されな
い。しかし、保護膜のSiO□層に不純物がドープされ
ていると、810□層が上から順に加工されていくため
、圧力によって保護膜の5i02Nを除去する必要がな
く、レーザパルス光の強度が小さくてもpoly−3i
配線を加工することが可能となる。
ていない場合、レーザパルス光の強度が小さいと、po
l7−3i配線は溶融したのみで、保護膜である810
2Nは除去されず%pol)’−3i配線は切断されな
い。しかし、保護膜のSiO□層に不純物がドープされ
ていると、810□層が上から順に加工されていくため
、圧力によって保護膜の5i02Nを除去する必要がな
く、レーザパルス光の強度が小さくてもpoly−3i
配線を加工することが可能となる。
更にレーザパルス光のビーム径が、配線切断するpol
y−9i配線の幅より大きい場合、保護膜である810
2層に不純物がドープされていないと、レーザパルス光
は、保護膜である5i02層を透過し、下層の絶縁層で
あるSiO□層を透過して、Si基板にダメージを与え
る恐れがある。しかし、保護膜であるSi 02層に不
純物をドープすると、レーザパルス光は、保護膜の81
02層に大部分吸収され、下層の絶縁膜であるSi 0
2層を透過してSi基板に達するものはわずかとなる。
y−9i配線の幅より大きい場合、保護膜である810
2層に不純物がドープされていないと、レーザパルス光
は、保護膜である5i02層を透過し、下層の絶縁層で
あるSiO□層を透過して、Si基板にダメージを与え
る恐れがある。しかし、保護膜であるSi 02層に不
純物をドープすると、レーザパルス光は、保護膜の81
02層に大部分吸収され、下層の絶縁膜であるSi 0
2層を透過してSi基板に達するものはわずかとなる。
以下、本発明を図示の実施例にもとづいて詳細に説明す
る。
る。
まず、第1図に本発明の一実施例である半導体集積回路
装置におけるプログラム配線部の構成を示す。第1図(
a)に示すように81基板1に厚さおよそ5000Xの
5i02層2によって電気的に絶縁され、厚さおよそ2
oooX 、幅2μmのpol7−8i配線3が形成さ
れている。この上に厚さ例えばおよそ4000ス、不純
物として希土類元素であって有色イオンのCeイオンが
酸化物Ce 025の形でドープされた5iO7層4が
形成されている。Ceは波長380〜390nm以上の
光を透過し、これ以下の波長の光を吸収する。不純物C
e 025がドープされた8102層4の形成は、例え
ばスパッタ成膜によって行う。
装置におけるプログラム配線部の構成を示す。第1図(
a)に示すように81基板1に厚さおよそ5000Xの
5i02層2によって電気的に絶縁され、厚さおよそ2
oooX 、幅2μmのpol7−8i配線3が形成さ
れている。この上に厚さ例えばおよそ4000ス、不純
物として希土類元素であって有色イオンのCeイオンが
酸化物Ce 025の形でドープされた5iO7層4が
形成されている。Ceは波長380〜390nm以上の
光を透過し、これ以下の波長の光を吸収する。不純物C
e 025がドープされた8102層4の形成は、例え
ばスパッタ成膜によって行う。
第1図(a)の構成のプログラム配線部に対し、YAG
レーザの第3高調波(波長355nm )のレーザパル
ス光6を照射すると、不純物Ce025のCeは価電子
の内側の電子軌道の遷移によってレーザ光を吸収し、吸
収したエネルギーは熱エネルギーに変換され、不純物C
e 025がドープされた5i02層を飛散除去する。
レーザの第3高調波(波長355nm )のレーザパル
ス光6を照射すると、不純物Ce025のCeは価電子
の内側の電子軌道の遷移によってレーザ光を吸収し、吸
収したエネルギーは熱エネルギーに変換され、不純物C
e 025がドープされた5i02層を飛散除去する。
レーザパルス光6を1〜数パルス照射することにより、
5102層4は除去される。そして続けてレーザパルス
光6を照射することによってpoly−3i配線3が、
第1図(b)に示すように除去され、配線切断を行うこ
とができる。このように5in2N4の加工をpo13
’−6i配線3が蒸発する際の圧力によらずに行うため
、8102層4に、クラック、はがれ等が生じない。ま
たレーザパルス光の強度が小さくても、配線切断可能と
なる。
5102層4は除去される。そして続けてレーザパルス
光6を照射することによってpoly−3i配線3が、
第1図(b)に示すように除去され、配線切断を行うこ
とができる。このように5in2N4の加工をpo13
’−6i配線3が蒸発する際の圧力によらずに行うため
、8102層4に、クラック、はがれ等が生じない。ま
たレーザパルス光の強度が小さくても、配線切断可能と
なる。
次に、第1図(a)のプログラム配線部を切断する方法
を第3図によシ説明する。YAGのレーザ発振器9から
発振したレーザ光10(波長1.064μm)は第3高
調波発生器11によって近紫外のレーザ光12(波長3
55nm)に変換され、ビームエキスパンダ13によっ
てビーム径が拡大される。ビーム径が拡大された平行レ
ーザ光はダイクロイックミラー17(Cよって光路が変
更される。ダイクロイックミラー17は、レーザ光の波
長は反射し、干渉フィルタ16によって可視光の特定波
長にする参照光源4の参照光は透過する分光特性をもっ
ている。レーザ光と参照光は矩形開口スリット18によ
って所定の寸法パターンに成形され、/・−7ミラー1
9.21を透過し、投影レンズ24によって、ウェハ2
5上のチップのプログラム配線部に、矩形開口スリット
18のパターンが結像される。
を第3図によシ説明する。YAGのレーザ発振器9から
発振したレーザ光10(波長1.064μm)は第3高
調波発生器11によって近紫外のレーザ光12(波長3
55nm)に変換され、ビームエキスパンダ13によっ
てビーム径が拡大される。ビーム径が拡大された平行レ
ーザ光はダイクロイックミラー17(Cよって光路が変
更される。ダイクロイックミラー17は、レーザ光の波
長は反射し、干渉フィルタ16によって可視光の特定波
長にする参照光源4の参照光は透過する分光特性をもっ
ている。レーザ光と参照光は矩形開口スリット18によ
って所定の寸法パターンに成形され、/・−7ミラー1
9.21を透過し、投影レンズ24によって、ウェハ2
5上のチップのプログラム配線部に、矩形開口スリット
18のパターンが結像される。
結像面ではレーザ光のエネルギによシ、poly−8i
配線の切断が行なわれる。参照光による矩形開口スリッ
トのパターンは位置合せに使用される。この位置合せは
、接眼レンズ20で照明光源23によるプログラム配線
部の像を観察し、パターンが切断箇所と一致するようX
Yテーブル26を動かすことによって行う。
配線の切断が行なわれる。参照光による矩形開口スリッ
トのパターンは位置合せに使用される。この位置合せは
、接眼レンズ20で照明光源23によるプログラム配線
部の像を観察し、パターンが切断箇所と一致するようX
Yテーブル26を動かすことによって行う。
次に第1図及び第3図を用いてレーザパルス光乙の照射
エリアと切断の対象となるPOly−8i配線3の幅に
ついて述べる。矩形開口スリット18の寸法を変化させ
ることによって、レーザパルス光6の照射エリアの寸法
を変化できる。通常、位置決め精度の関係からレーザパ
ルス光の照射エリアの寸法はpoly−3i配線6の幅
よシ大きくとっである。pol)’−8i配線3の線幅
が2μmのとき、例えば、5平方μmとなるように設定
する。このときSiO□層4に不純物5がドープされて
いないとすると、レーザパルス光6は、Si 02層4
及び、SiS102Jを透過し、81基板1に達し、8
1基板1にダメージを与える恐れがある。しかし、Si
02層4に不純物5がドープされているとレーザパル
ス光6は不純物に吸収され、下層のSiO□層2に到達
しない。このため81基板1にもダメージを与える虞れ
がなくなる。Si 02層4に不純物5がドープされて
いない場合、レーザパルス光を最適値にすることが必要
で、とのレーザパルス光の照射によシpoly−3i配
線3及びその上部のみのSiO□層4が除去されるが、
一方、SiO□層4に不純物5がドブされていると、レ
ーザパルス光6の照射エリアの寸法、すなわちpal)
’−9i配線3の幅よシ犬きく、SiO□層4が除去さ
れる。この際の除去された5i02層4の切断面は滑ら
かでクラック等は発生しない。
エリアと切断の対象となるPOly−8i配線3の幅に
ついて述べる。矩形開口スリット18の寸法を変化させ
ることによって、レーザパルス光6の照射エリアの寸法
を変化できる。通常、位置決め精度の関係からレーザパ
ルス光の照射エリアの寸法はpoly−3i配線6の幅
よシ大きくとっである。pol)’−8i配線3の線幅
が2μmのとき、例えば、5平方μmとなるように設定
する。このときSiO□層4に不純物5がドープされて
いないとすると、レーザパルス光6は、Si 02層4
及び、SiS102Jを透過し、81基板1に達し、8
1基板1にダメージを与える恐れがある。しかし、Si
02層4に不純物5がドープされているとレーザパル
ス光6は不純物に吸収され、下層のSiO□層2に到達
しない。このため81基板1にもダメージを与える虞れ
がなくなる。Si 02層4に不純物5がドープされて
いない場合、レーザパルス光を最適値にすることが必要
で、とのレーザパルス光の照射によシpoly−3i配
線3及びその上部のみのSiO□層4が除去されるが、
一方、SiO□層4に不純物5がドブされていると、レ
ーザパルス光6の照射エリアの寸法、すなわちpal)
’−9i配線3の幅よシ犬きく、SiO□層4が除去さ
れる。この際の除去された5i02層4の切断面は滑ら
かでクラック等は発生しない。
次に、本実施例の応用例を第4図によシ説明する。
第1図(a)に示すような半導体集積回路では、このま
まの形で最終製品となる場合もあるが、第4図に示すよ
うに、810□層4の上に最終パシベーション膜として
SiN # 27を形成する場合が多い。
まの形で最終製品となる場合もあるが、第4図に示すよ
うに、810□層4の上に最終パシベーション膜として
SiN # 27を形成する場合が多い。
このとき工程が複雑になることを嫌ってSiN層を形成
してから配線切断が行われる。この場合、818層27
の厚さは約1μmあシ、機械的強度が強いため、又、干
渉によるレーザ光の反射率が増加するため、通常は第4
図に示すように818層27にエツチングによってプロ
グラム配線部に窓28をあけてからレーザ光の照射が行
われる。第4図ではSi基板1に絶縁[si 02層2
を介してpol)’−Si配線3から形成され、その上
に不純物Ce075がドープされた5i02 )fit
4が形成された構造となっている。そして最終パンペ
ージ言ン膜として818層27が形成されている。81
8層27は、プログラム配線部がエツチングにより窓2
8を設けている。
してから配線切断が行われる。この場合、818層27
の厚さは約1μmあシ、機械的強度が強いため、又、干
渉によるレーザ光の反射率が増加するため、通常は第4
図に示すように818層27にエツチングによってプロ
グラム配線部に窓28をあけてからレーザ光の照射が行
われる。第4図ではSi基板1に絶縁[si 02層2
を介してpol)’−Si配線3から形成され、その上
に不純物Ce075がドープされた5i02 )fit
4が形成された構造となっている。そして最終パンペ
ージ言ン膜として818層27が形成されている。81
8層27は、プログラム配線部がエツチングにより窓2
8を設けている。
このプログラム配線部に、YAGの第3高調波(波長3
55nm)のレーザパルス光6を照射すると、不純物C
oはレーザ光を吸収し、吸収したエネルギによって、不
純物Ce 025がドープされたSiO□層4を除去す
る。1〜数パルスによって当該Si 02層を上から順
に除去し、最終パルスでpol)’−8i配線6を除去
して配線切断を行う。このとき、Si 02層4にクラ
ックやはがれが発生しないのは第1図の実施例と同様で
ある。
55nm)のレーザパルス光6を照射すると、不純物C
oはレーザ光を吸収し、吸収したエネルギによって、不
純物Ce 025がドープされたSiO□層4を除去す
る。1〜数パルスによって当該Si 02層を上から順
に除去し、最終パルスでpol)’−8i配線6を除去
して配線切断を行う。このとき、Si 02層4にクラ
ックやはがれが発生しないのは第1図の実施例と同様で
ある。
次に、本発明の他の実施例を第5図によシ説明する。第
5図に示すプログラム配線部の構成は、第4図とほぼ同
一であるが、プログラム配線部の5iNN27に窓あけ
をしていない場合である。818層27は近赤外光や可
視光は透過するが、形成した条件の違いによυ透過率の
違いがあるが近紫外光は透過せず吸収する特性をもって
いる。そこで、第5図に示すプログラム配線部にYAG
の第3高調波(波長355nm )のレーザパルス光6
を照射することによって、818層27を除去し、p
o 1y−3i配線3を切断しようとするものである。
5図に示すプログラム配線部の構成は、第4図とほぼ同
一であるが、プログラム配線部の5iNN27に窓あけ
をしていない場合である。818層27は近赤外光や可
視光は透過するが、形成した条件の違いによυ透過率の
違いがあるが近紫外光は透過せず吸収する特性をもって
いる。そこで、第5図に示すプログラム配線部にYAG
の第3高調波(波長355nm )のレーザパルス光6
を照射することによって、818層27を除去し、p
o 1y−3i配線3を切断しようとするものである。
SiN層の除去は、レーザ照射のパルス数を増やすこと
によって上から順に行っていき、Si o2層4に到達
した点で、第2の実施例と同一のプロセスで5i02
r@ 4を除去し、poly−8i配線3を切断する。
によって上から順に行っていき、Si o2層4に到達
した点で、第2の実施例と同一のプロセスで5i02
r@ 4を除去し、poly−8i配線3を切断する。
ところで、第1図の第1の実施例、及び、第4図のその
応用例では、Si 02層4にドープする不純物の種類
を変えることによって、可視光、あるいは近赤外光のレ
ーザによって、配線切断することが可能である。例えば
、レーザパルス光としてYAGの基本波(波長1.06
4μm)を用いる場合、不純物としてFe2O2を使用
する。
応用例では、Si 02層4にドープする不純物の種類
を変えることによって、可視光、あるいは近赤外光のレ
ーザによって、配線切断することが可能である。例えば
、レーザパルス光としてYAGの基本波(波長1.06
4μm)を用いる場合、不純物としてFe2O2を使用
する。
また有色イオンのかわυにレーザ光を吸収する元素を含
むコロイドを混入しても同様の効果を得ることができる
。
むコロイドを混入しても同様の効果を得ることができる
。
以上説明したように本発明によれば、保護膜の5i02
#にレーザ光を吸収する物質を不純物として混入するこ
とによシブログラム配線部のpol)’−81配線の切
断を行う際、保護膜の除去された部分がレーザ照射エリ
アよシ大きくなることがなく、クラックやはがれも発生
せず、配線切断可能なパワー範囲を大きくとれるという
効果がある。またレーザの照射エリアが配線幅よシ大き
い場合、レーザパルス光を前記保護膜で吸収するため、
下の81基板にダメージを与えることが少ないという効
果がある。
#にレーザ光を吸収する物質を不純物として混入するこ
とによシブログラム配線部のpol)’−81配線の切
断を行う際、保護膜の除去された部分がレーザ照射エリ
アよシ大きくなることがなく、クラックやはがれも発生
せず、配線切断可能なパワー範囲を大きくとれるという
効果がある。またレーザの照射エリアが配線幅よシ大き
い場合、レーザパルス光を前記保護膜で吸収するため、
下の81基板にダメージを与えることが少ないという効
果がある。
第1図は本発明の第1の実施例のプログラム配線部の構
成図、第2図は従来のプログラム配線部の構成図、第3
図は第1図の実施例に適用されるレーザ修正装置の構成
図、第4図は第1の実施例の応用例を示すプログラム配
線部の構成図、第5図は本発明の第2の実施例のプログ
ラム配線部の構成図である。 1・・・Si基板。 2・・・8102層7 3−−・pal)’−3i配線。 4・・・8102層。 5・・・不純物。 27・・・SiN層。
成図、第2図は従来のプログラム配線部の構成図、第3
図は第1図の実施例に適用されるレーザ修正装置の構成
図、第4図は第1の実施例の応用例を示すプログラム配
線部の構成図、第5図は本発明の第2の実施例のプログ
ラム配線部の構成図である。 1・・・Si基板。 2・・・8102層7 3−−・pal)’−3i配線。 4・・・8102層。 5・・・不純物。 27・・・SiN層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体集積回路において、配線を覆うSiO_2の
保護膜にレーザ光を吸収する不純物を混入させたことを
特徴とする半導体集積回路装置。 2、不純物として布土類を含む遷移元素であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路装
置。 3、遷移元素としてFeであることを特徴とする特許請
求の範囲第2項記載の半導体集積回路装置。 4、遷移元素としてCeであることを特徴とする特許請
求の範囲第2項記載の半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61255615A JPS63110747A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61255615A JPS63110747A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63110747A true JPS63110747A (ja) | 1988-05-16 |
Family
ID=17281204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61255615A Pending JPS63110747A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63110747A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03138963A (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-13 | Seikosha Co Ltd | 半導体装置 |
JPH0972U (ja) * | 1991-10-22 | 1997-02-07 | ジェネラル・スキャンニング・インコーポレイテッド | 位相板調節式レーザビームによる集積回路接続パスの切断装置 |
-
1986
- 1986-10-29 JP JP61255615A patent/JPS63110747A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03138963A (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-13 | Seikosha Co Ltd | 半導体装置 |
JPH0972U (ja) * | 1991-10-22 | 1997-02-07 | ジェネラル・スキャンニング・インコーポレイテッド | 位相板調節式レーザビームによる集積回路接続パスの切断装置 |
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