JPS63108865A - カラ−画像処理装置及びその製造方法 - Google Patents

カラ−画像処理装置及びその製造方法

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JPS63108865A
JPS63108865A JP61253691A JP25369186A JPS63108865A JP S63108865 A JPS63108865 A JP S63108865A JP 61253691 A JP61253691 A JP 61253691A JP 25369186 A JP25369186 A JP 25369186A JP S63108865 A JPS63108865 A JP S63108865A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カラー画像信号を所定の色補正処理テーブル
により色補正処理するカラー画像処理装置及びその製造
方法に関する。
[従来の技術] 従来、例えばマスキング等の色補正処理にはROM等に
よるテーブルが使われる事が多い。マスキング処理を例
にとって説明すると、該処理のROM入力には一般には
cy(シアン)1M(マゼンタ)、Y@(イエロー)の
濃度値が使われている。このとき、マスキングROMに
C,、M、Y、3本の入力が入るため、C,、M、Y、
の夫々について8ビツトで表わすとすると、該ROMの
出力は1.ビット当り224通りとなり、全体で莫大な
容量となってしまう。そのため通常、C,、M、Y、を
それぞれ量子化しビット数を落として、7ユキツグ。
OMの入力アドレスとしている。
又、上記の量子化はマスキングROMの入力が輝度71
色i (R−Y、B−Y)の形で入力するものであって
も同様であり、夫々ビット数を少なくして入力するよう
にしている。
[発明が解決しようとする問題点] この従来の量子化は、例えば最下位ビットを落す等、単
に等間隔に圧縮するようにしている。この等間隔の量子
化においてはROM容量に制限がない限り、その間隔が
細かければ細かいほど色の再現性はよくなるのであるが
、しかし上述したようにROM容量には制限を設けざる
を得ない。
一方、人間の視覚特性は特定の色、例えば肌色等には特
に敏感で、そのわずかの相違を判別することができる。
従って、前記の等間隔の量子化によってマスキングRO
Mを構成した場合、該ROM中の肌色以外に対応する部
分は、人間の視覚に与える影響は少ないにもかかわらず
、一定の容量を占めているのであるから、その部分は無
駄になっていると言わざるを得ない、つまり、高い色再
現性を追求すれば、前述した最も敏感な色に対応する部
分を細かく量子化しなくてはならないから、それだけR
OM容量も増え、前記無駄もそれにつれて増える。
本発明は上記従来技術の問題点を解決するために提案さ
れたものであって、その目的はより容量の少ない色補正
処理テーブルであっても、所望の色の色再現性を高く維
持したカラー画像処理装置を提案する点にある。
[問題点を解決するための手段] 上記i!題を実現するための本発明の1つの構成は、カ
ラー画像データに所定の色補正処理を施す色変換テーブ
ルを有するカラー画像処理装置であって、所定の色に相
当するカラー画像データに対しては密な量子化を行って
得た変換データを、又前記所定色以外のカラー画像デー
タに対しては粗な量子化を行って得た変換データを、前
もって夫々格納してある前記色変換テーブルと、前記カ
ラー画像データから、明るさを表わす明情報と彩りを表
わす彩情報とを抽出する抽出手段と、該明情報と彩情報
とから、前記所定色に相当するカラー画像データがカラ
ー画像処理装置に入力したことを検知する検知手段と、
該検知手段による検知結果に応じて前記色変換テーブル
から前記変換データを選択する選択手段とを有する。
他の本発明の構成によれば、カラー画像データから、明
るさを表わす明情報と彩りを表わす彩情報とを抽出する
抽出手段と、前記明情報と副情報とをアドレス入力とし
て入力し量子化アドレスを出力する量子化変換テーブル
であって、この変換テーブルは前記カラー画像データが
所定の色に相当する場合は密な量子化を行った量子化ア
ドレスを、前記所定の色以外の色に相当する場合は粗い
量子化を行った量子化アドレスを夫々格納し、これらの
量子化アドレスが等間隔アドレス空間を構成するように
してあるその量子化変換テーブルと、前記量子化アドレ
スをアドレス入力とし、前記所定色とそれ以外の色に対
応して、色補正演算した画像データを前もって格納した
前記色変換テーブルとを有する。
又上記課題を達成する方法に係る本発明の構成は、カラ
ー画像データを入力して所定の色補正処埋を行う色変換
テーブルを含むカラー画像処理装置の製造方法であって
、前記色変換テーブルに格納される変換データは、所定
の色に相当するカラー画像データに対しては、前記所定
色以外の色に相当するカラー画像データに対するよりも
多くのビットを割り当てるように作成するようにして、
前記色変換テーブルを製造する工程を含む。
【作用] 上記構成の本発明によれば、所定の色の彩情報及び明情
報に相当するカラー画像データが入力すると、選択手段
が前記所定の色に相当するカラー画像データに対しては
密な量子化を前もって行って得た変換データを色変換テ
ーブルから取り出すようにする。
又、他の構成の本発明によると、量子化変換テーブルは
入力のカラー画像データを論理空間を変換したアドレス
として出力し、その変換の際に、前記カラー画像データ
が所定の色に相当する場合は密な量子化を行った量子化
アドレスを、前記所定の色以外の色に相当する場合は粗
い量子化を行った量子化アドレスを出力するものである
本発明に係る製造方法によると、色変換テーブル内に格
納される変換データは、所定の色に相当するカラー画像
データに対しては、前記所定色以外の色に相当するカラ
ー画像データに対するよりも多くのビットを割り当てる
ように作成されているので、前記所定色について高精細
に色補正処理を行うカラー画像処理装置を製造すること
ができる。
[実施例] 以下添付図面を参照しつつ本発明に係る実施例を詳細に
説明する。尚、説明の便宜上、カラー画像データの表色
系については、輝度信号9色差信号の(Y、R−Y、B
−Y)系、又は、輝度9色相、彩度の(Y、H,C)系
を用い、又、色補正処理はマスキング処理を例にして説
明する。
本実施例において、(Y、R−Y、B−Y)系又は(Y
、H,C)系を用いるのは、これらのいずれの系でも色
を表わし所望の色範囲を特定するときに、R−Y、B−
Y或いはH,C等の色成分だけでよいためで、その紘果
、変換テーブルの容量を減らすのに効果があるからであ
る。
さて、マスキング処理の例にもあるように、色補正処理
は同一表色系間の色補正、そして異なった表色系間の色
補正を考えることができる。そこで以下、同一表色系間
における色補正、次に異なった表色系間におけるそれの
順で説明する。異なった表色系間における色補正は同一
表色系間におけるそれとは異なった問題が発生するから
である。
〈同−表色系における色補正) 第2図(a)、(b)に(Y、R−Y、B−Y)系間に
おけるカラー画像データの色補正における量子化の原理
を、第2図(c)にその原理をマスキング処理に適用し
た場合の実施例を示す。第2図(C)中の1は量子化変
換のためのアドレス変換テーブル、2はマスキング処理
のためのマスキングテーブルである。
今、第2図(a)に示すように100で示される領域が
所望の色領域であるとする。この領域100内はなるべ
く細組に変換したいとする。一番外側の領域101はマ
スキングテーブル2の容量を示すと考えられる。デジタ
ル画像データの量子化(アドレスの変換)とは、R−Y
、B−Yで表わされる平面を「・」で代表させるという
ことを意味する。そして、容量とはこの「・」の数を意
味する。本実施例の量子化の基本的概念は、色差(R−
Y、B−Y)空間で所望の色(所望の色として、自然画
像中のほとんどの色は低彩度色であることから、例えば
低彩度の色)に応じた画素分布をプロットして、その分
布密度に応じて、第2図(a)のように、2段階に分け
た粗密さで量子化の間隔を変え、所望色領域100には
量子化間隔を短くし、その色以外の色領域を大ざっばに
量子化するようにしている。第2図(b)はアドレス変
換テーブル1中の変換データ(R−Y’、B−Y’)論
理空間である。第2図(a)の量子化点と同図(b)の
量子化点とは1対1に対応するようになっている。その
結果、第2図(a)に示した領域100は第2図(b)
ではより広がり、その分だけ、所望色の画像データに対
して細かいマスキング処理が施されて、色再現性が向上
するものとなる。尚、第2図(b)の間隔が等間隔であ
るのは、一般にROMへのアドレス入力は等間隔でなく
てはならないからである。さて、このような量子化を行
うのが第2図(c)の実施例である。
第2図(C)の実施例においては、アドレス変換テーブ
ル1により(R−Y、B−Y)の入力信号が(R−Y’
、B−Y’)に変換される。この変換後の(R−Y’、
B−Y’)は第2図(b)のような゛空間を有する。こ
の(R−Y’、B−Y’)は前述したように低彩度色肌
領域においては密な量子化を行った特性を有するから、
マスキングテーブル2によりマスキング処理後の(c、
M、y)ct色再現性に優れる。
第3図は第2図(C)の更に具体的な実施例である。領
域判定回路10は入力の画像データ中の(R−Y、B−
Y)成分が前記所望色領域100内に入っているかを判
定する。その判定結果は二値信号12である。マスキン
グROMIIは前記所望の色以外の色の画像データをマ
スキングするときの変換データを格納するROMで、1
3は反対に所望色のときのそれを格納するROMである
。さて、所望色が第2図(a)、(b)のような矩形領
域100であるときは、画像データ中の上位の数ビット
のみ′を判定すれば、前記領域100内に含まれるカラ
ー画像データであるかが分る。
このようにすれば、もし判定回路10をROMで構成す
れば、そのROM容量は少なくて済む。
又、マスキングROMII、13に入力される画像デー
タは上記上位の数ビツト以外の下位ビットであればよい
。そして、ROMIIは特に精細に色補正する必要がな
い領域のための変換ROMであるから、ROMIIに入
力するビット数はROM13に入力するビット数に比し
て少なくすることができる。このようにして、ROM全
体の容量は増やすことなく、所望色は精細に、それ以外
の色は粗く色補正を行うことができる。
領域判定回路10は判別しようとする色領域が第2図(
a)のような矩形領域であれば、簡単なゲート回路で構
成でき、又少し複雑な領域であればROM等で構成でき
る。
尚、所望色領域が第2図(a)等のように矩形領域10
0でなく、例えば第4図に示すように円形領域100な
らば、(Y、B−Y、R−Y)系を用いずに、(Y、H
,C)系を用いる。これは円形領域の画像データを表現
するには(Y、H。
C)系の方がより少ないビット数で表現できるからであ
る。(Y、H,C)系を用いれば、円形領域であっても
、領域判定回路1oは簡単なゲート回路で構成できる。
く異った表色系間における変換〉 前記第2図等の実施例は所望色が、矩形又は円形のよう
に、比較的単純な領域である場合に有効であるが、第5
図の如き複雑な領域100に対しては有効ではない、こ
のような複雑な領域の例として肌色領域があり、この肌
色は人間の視覚が最も敏感な色の1つである。ここで複
雑な領域とは肌色領域100(第5図)のごとく、領域
中の色を表現するのに画像データ中の多くのビット数を
必要とするものを言う。後述するように、複雑な色領域
についての本発明の色補正処理と、異なった表色系間に
おける色補正処理とは、量子化に関して同じ問題点を胎
んでいるので、以下に提案する実施例は第5図の如き所
望色の領域100について、異った表色系間で色補正処
理を行う実施例を用いて説明することとする。
第5図に本実施例の量子化の概念を説明する。
第5図(a)は(Y、R−Y、B−Y)系での色表示を
、同図(b)は(Y、H,C)系での色表示を示す、そ
して、肌色領域100内の色は、’ (Y、R−Y、B
−Y)系では第5図(a)に示すように、R−Y軸とB
−Y軸に直交する「升目」の交点(量子化点)で表現さ
れ、その1単位、は前記「升目」である、一方、(Y、
H,C)系では、同図(b)に示すように、点0を中心
とする同心円(半径C)と偏角Hの半径との「交点」と
で表され、その1単位は扇形形状の単位である。従来例
の等間隔の量子化とは、(Y、R−y、5−y)系では
前記「升目」が全て同じ面積であることをいい、一方(
y、H,C)系では隣合う半径間の角度が一定であり、
前記同心円の半径間隔が一定であることを意味していた
このような2つの表色系空間間での色変換(色補正処理
)、例えば(Y、R−Y、B−Y)系から(Y、H,C
)系への色変換を考えた場合、従来例の等間隔量子化で
は、(Y、R−Y、B−Y)系の1つの「升目j内に(
Y、H,C)系の1つの「交点」を常に1つ含めるよう
な変換は実質的に不可能である。即ち、 R−Y=CXCosH B−Y−CxSinH であるから、上記式を満足するように単純に第5図(a
)と(b)を重ね合せれば、「升目」内に2つの「交点
」が入ることもあれば、逆に「交点」が全熱存在しない
「升目」も発生するわけである。即ち、色変換を行う両
表色系間で系が異なれば、落ちるビットもあれば、無駄
となるビットも発生するわけである。ビット落ちは細精
度の劣化になり、ビットの無駄は変換ROM容量が膨大
になる事を意味する。これが「複雑な色領域についての
本発明の色補正処理と異なった表色系間における色補正
処理とは量子化に関して同じ問題点を胎んでいる」とい
うことの理由である。即ち、単純な色空間の変換は、必
然的に上記のように細精度の劣化を招来することになる
さてこの実施例の量子化は第6図(a)、(b)のよう
に、肌色領域100について(Y、R−Y、B−Y)系
、(Y、H,C)系共に密に量子化し、その密に量子化
した分だけ肌色以外の領域について粗く量子化するもの
である。第1図はカラ−ビデオプリンタに通用した実施
例のブロック図で、Y、H,Cを入力とするマスキング
ROM24と、その前段にIC変換テーブル23を持つ
カラービデオプリンタを示す。
第1図実施例の動作概略は、Y、R−Y、B−Yの入力
信号がA/D変換され、画像メモリ(2、o、21.2
2)にストアされる。そして、cpU25がプリントす
る画素のR−Y、B−Yを画像メモリ(20,21,2
2)から取り出し、このR−Y、B−YはIC変換テー
ブル23を通してHCに変換される。このHC変換RO
Mの変換データは第6図に示した量子化とHCへの変換
を同時に行ったようなデータ構成にな−っている(第7
図)0次に、Y、H,CはマスキングROM24を通り
、C,、M、Y、に変換され、更にD/A変換され、印
字される。
IC変換テーブル23内に格納される変換データの作成
は次のようにして行われる。先ず、第6図(a)(又は
、(b))に示した量子化の「升目」 (又は「交点」
)の個数(量子化点の個数)を数え、この個数がテーブ
ル23の全体の容量を決定する。このテーブル23の容
量を、マスキングROM24でY(輝度)の一単位当り
の空間容量と同じにすれば、マスキングROM24の全
体容量を増やさずに、肌色領域を精細に、その他の領域
は粗くして、マスキングROM24の容量全体の有効利
用が図れる。
第6図、第7図を用いてIC変換テーブル23を説明す
る。アドレス変換ROM30はカラー画像データを第6
図(a)の量子化空間(R−Y。
B−Y)を第8図の量子化、空間(R−Y’、B−Y’
)に変換するものである。第6図(a)の量子化点の個
数と第8図の量子化空間の量子化点の個数は等しく、又
第8図の空間はHC変換ROM31のアドレス入力とす
るために等間隔に割振られている。第6図<a>の量子
化点と第8図の量子化点は1対1に対応する。
HC変換ROM31はこのようにして得た(R−Y’、
B−Y’)をアドレス入力とする。そして、そのHC変
換ROM3i中の格納データは、第6図(a)と(b)
の量子化空間を重ね合せた状態で、(R−Y、B−Y)
から(H,C)に換算した値を格納してある。即ち、(
R−Y、B−Y)と(R−Y’ 、B−Y’)とはアド
レス変換ROM30により1対1に対応し、HC変換R
OM31の格納データについては(R−Y、B−Y)と
(H,C)とが1対1に対応するようになっている。こ
のようにして、HC変IJljROM31から出力され
る出力は肌色領域は精細に表現し、その他の領域の色に
対しては粗く表現することが可能となる。
〈その他の量子化〉 第9図以下を用いて、異なる色空間間の量子化における
変形例の説明を行う。
第9図(a)は肌色領域100を等間隔量子化に従って
、(R−Y、B−Y)空間と(H,C)空間とで表わし
たものである。簡単のためHを4ビツト、Cを3ビツト
としているが、一般的に今、HにXビットが割り当てら
れているとすると、等間隔に量子化した場合は、 360°+2X−y。
が量子化間隔となる。
第9図(b)は変形例に係る実施例の量子化によるもの
であり、彩度(C)方向には細密化は行わないものであ
る。中心となる肌色の色相(H)をα0、そしてαの両
隣りの色相をα±20 (但し、z < y )とした
ときに、肌色領域を第9図(b)の如く3ビツトで量子
化すれば、その肌色領域の量子化間隔はzoであり、従
って、肌色領域以外の色の色相の量子化間隔は、 (360−zx3)÷211−3 である。
第10図は彩度(C)方向のみについて、肌色領域を細
かく量子化した場合である。これにより彩度に関しても
肌色の滑らかな再現が可能となる。この場合、従来の等
間隔量子化では、色空間の最大彩度をC@aXl肌色の
彩度領域を0〜Cf(Cr<c、□)としたときに、彩
度を等間隔にとった場合に、0〜Cfの間に彩度が8本
割り当てられることになる。
これを本実施例に係る量子化では、肌色の色相αに関し
てのみ、0〜Ctの間にa+b本割り当て、その量子化
間隔をCt÷(a+b)とする。
そして、Cf’−”C,、xの領域における量子化間隔
は、 CCmax −Ct )÷(2” −a−b)とする。
第11図は第9図(b)と第10図の方式の組合せで、
色相、彩度ともに非線形に量子化したものである。
〈実施例の効果〉 以上説明した実施例に共通な特徴は、色差(R−Y、B
−Y)又は色相(H,C)のみに注目して特定の色領域
を細密に量子化して色補正処理の精度を上げることがで
きる。その場合、色差又は色相及び彩度からのみ前記特
定の色領域を認識するので、変換テーブルの容量は少な
くて済む、そして、変換テーブルの容量を増やすことな
く、一部の色領域を特に精細に色補正できるように数々
の工夫が施されている。
即ち、第3図(第2図)の実施例によれば(R−Y、B
−Y)系間の色補正であれば前記特定色領域が矩形領域
等であるとき、(H,C)系間の色補正であれば円形状
の色領域であるときに、精細に色補正ができる。
又、第1図、第6図〜第11図の実施例によれば、前記
特定の色領域が複雑な形状をしているとき、又は異なる
色空間間で色補正を行うときにも、特定の色領域を精細
に補正できる。
尚、上記実施例ではマスキング処理を例に挙げて説明し
たが、色補正処理はマスキング処理に限らない。又、入
力のカラー画像データも(Y、R−Y、B−Y)系、(
Y、H,C)系に限らず、他の表色系でもよい、又、画
素の分布が複雑なときは量子化を2段階のみならず、数
段階に分ければ更に少ない容量でM密な色再現が可能と
なる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、所定の色の彩情報
及び明情報に相当するカラー画像データが入力すると、
選択手段が前記所定の色に相当するカラー画像データに
対しては密な量子化を前もって行って得た変換データを
色変換テーブルから取り出すようにするので、色変換テ
ーブル容量は、増えずに、所定色については高精細に色
補正できる。
又、他の構成の本発明によると、量子化変換テーブルは
入力のカラー画像データを論理空間を変換したアドレス
として出力し、その変換の際に、前記カラー画像データ
が所定の色に相当する場合は密な量子化を行った量子化
アドレスを、前記所定の色以外の色に相当する場合は粗
い量子化を行った量子化アドレスを出力するので、色変
換テーブル容量は増えずに、所定色については高精細に
色補正できる。
本発明に係る製造方法によると、色変換テーブル内に格
納される変換データは、所定の色に相当するカラー画像
データに対しては、前記所定色以外の色に相当するカラ
ー画像データに対するよりも多くのビットを割り当てる
ように作成されているので、前記所定色について高精細
に色補正処理を行うカラー画像処理装置を製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る画像処理装置のブロッ
ク図、 第2図(a)、(b)は本発明の他の実施例に係る画像
処理の概念を説明する図で、第2図(c)はその装置の
ブロック図、 第3図は本発明に係る更に他の変形例のブロック図、 第4図は更に他の変形例に係る概念を説明する図、 第5図(a)、(b)、第6図(a)、(b)そして第
8図は更に他の実施例における画像処理の概念を説明す
る図で、第7図はその装置のブロック図、 第9図(a)、(b)、第10図、第11図は更に他の
画像処理の変形例の概念を説明する図である。 図中、1・・・アドレス変換テーブル、2・・・マスキ
ングテーブル、10・・・領域判定回路、11.13・
・・マスキングROM、12・・・判定信号、100・
・・特定の色領域(肌色)、101・・・色空間、20
〜22・・・画像メモリ、23・・・HCテーブル、2
4・・・マスキングROM、26・・・ヘッドドライバ
であ、る。 特許出願人  キャノン株式会社 −YIO1 第2図 (0) B−Y’ 第2図 (b) 12図 (C) 第4図 B−Y 第5図 (0) 第5図 (b) 第6図 (0) 第6図 (b) 第10!!f 第9図(’b) *l+rl!J”

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラー画像データに所定の色補正処理を施す色変
    換テーブルを有するカラー画像処理装置であつて、 所定の色に相当する前記カラー画像データに対しては密
    な量子化を行つて得た変換データを、前記所定色以外の
    カラー画像データに対しては粗な量子化を行つて得た変
    換データを、前もつて夫々格納してある前記色変換テー
    ブルと、 前記カラー画像データから、明るさを表わす明情報と彩
    りを表わす彩情報とを抽出する抽出手段と、 該明情報と彩情報とから、前記所定色に相当するカラー
    画像データがカラー画像処理装置に入力したことを検知
    する検知手段と、 該検知手段による検知結果に応じて前記色変換テーブル
    から前記変換データを選択する選択手段とを有するカラ
    ー画像処理装置。
  2. (2)入力のカラー画像データは、輝度及び色差を含む
    カラー画像データである事を特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のカラー画像処理装置。
  3. (3)前記の色補正処理はマスキング処理である事を特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載のカラー画像処理
    装置。
  4. (4)カラー画像データに所定の色補正処理を施す色変
    換テーブルを有するカラー画像処理装置であつて、 前記カラー画像データから、明るさを表わす明情報と彩
    りを表わす彩情報とを抽出する抽出手段と、 前記明情報と細情報とをアドレス入力として入力し量子
    化アドレスを出力する量子化変換テーブルであつて、こ
    の変換テーブルは前記カラー画像データが所定の色に相
    当する場合は密な量子化を行つた量子化アドレスを、前
    記所定の色以外の色に相当する場合は粗い量子化を行つ
    た量子化アドレスを夫々格納し、これらの量子化アドレ
    スが等間隔アドレス空間を構成するようにしてあるその
    量子化変換テーブルと、 前記量子化アドレスをアドレス入力とし、前記所定色と
    それ以外の色に対応して、色補正演算した画像データを
    前もつて格納した前記色変換テーブルとを有するカラー
    画像処理装置。
  5. (5)入力のカラー画像データは、輝度及び色差を含む
    カラー画像データである事を特徴とする特許請求の範囲
    第4項に記載のカラー画像処理装置。
  6. (6)前記の色補正処理はマスキング処理である事を特
    徴とする特許請求の範囲第4項に記載のカラー画像処理
    装置。
  7. (7)カラー画像データを入力して所定の色補正処理を
    行う色変換テーブルを含むカラー画像処理装置の製造方
    法であつて、 前記色変換テーブルに格納される変換データは、所定の
    色に相当するカラー画像データに対しては、前記所定色
    以外の色に相当するカラー画像データに対するよりも多
    くのビットを割り当てるように作成するようにして、前
    記色変換テーブルを製造する事を特徴とするカラー画像
    処理装置の製造方法。
  8. (8)前記ビットの割当は色相又は彩度について行われ
    る事を特徴とする特許請求の範囲第7項に記載のカラー
    画像処理装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04219060A (ja) * 1990-07-20 1992-08-10 Sanyo Electric Co Ltd カラー画像処理方法及びその処理回路
JP2008067138A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
JP2009012564A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Honda Motor Co Ltd ステアリングコラム支持構造

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