JPS63108528A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS63108528A
JPS63108528A JP25359786A JP25359786A JPS63108528A JP S63108528 A JPS63108528 A JP S63108528A JP 25359786 A JP25359786 A JP 25359786A JP 25359786 A JP25359786 A JP 25359786A JP S63108528 A JPS63108528 A JP S63108528A
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JP
Japan
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magnetic
modified
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resin
magnetic recording
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Application number
JP25359786A
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English (en)
Inventor
Chihiro Kanemitsu
金光 千尋
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気記録媒体に関し、特に電磁f換特性、ンフ
トエラー及び耐久性に優れた磁気テープ、フロッピーデ
ィスク等の磁気記録材料に適する改良された磁気記録媒
体に係わる。
(従来枝体I) 磁気記録媒体は年々篩密吸化されており、使用される強
磁性粉末は一層a廁な粉末へと開発が進められ℃いる。
これらの磁気記録媒体中の磁性粉は渦式の分散性が安釆
される。一般に磁気記録媒体は、磁性粉末、バインダー
、フィラー、111al滑刑などの各種添加剤、及び浴
剤を混練することにより得られる磁性冷奴な、プラス千
ンクフ1′ルムやソート咎の非磁性基体上に均一に塗、
fbせしめられ乾燥され、しかゐ汲カレンダー処理によ
り)磁性j−六団を鏡面仕上げして形成されろ。
磁性粉、パインター等からなる磁性m液中の異物や凝集
粒子を除くことは勿論、磁性粉が充分に伍性塗歌内でか
散していないと均質な磁性層が得られず、このような不
均一性は磁気デーゾやフロッピーディスクの電磁変換特
性を損うことになる。例えば出力の低下、ノイズの増大
、ドロップアウトの発生等の問題となる。
また、磁性粉がバインダー中で充分に分散し℃いない場
合、i米層中での磁性粉とバインダーとの結合力(接虐
力)が弱く、磁気記録媒体を磁気ヘッドに接し″′C駆
動した場合、磁性層表面からの磁性粉の剥離(粉落ち現
象)が発生し易く、その結果ソフトエラーの増加をもた
らすばかりでなく媒体表面が傷つけられ耐久性が低下す
る。
このように、畿性血液中の磁性粉の分散性及び磁性ケと
バインダーとの接着性は、磁気記録媒体の′IL磁変換
特性、ンフトエラー及び耐久性という基本性能に極め又
ム要であるといえる。
磁性粉の分散性向上に関しては、種々の分散剤が提案さ
れ、そのいくつかは実用に供されている。一般的に菖え
ば、分散剤の電を増すことによっである程度の分散性は
改良されるか、大臘の分散剤な用いると磁性塗液の粘性
特性を変化させるばかりでなく、磁性m膜の物性を低下
させ、耐久性が劣るなど逆効果が現われるので、分散剤
の増盆は好ましくない。
一方、バインダーの面から分散性同上を考えると、塩化
ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合体などの
塩酢ビ系共厘合体あるいは硝酸セルロース等のセルロー
ス系バインダーカ分散性が良好なバインダーとして使用
されているが、一層高度な磁性粉の分散、あるいは磁性
粉の分散塗膜の物性という点では必ずしも充分とは云え
ない。
本発明者らは、か−る問題について鋭意検討した結果、 (i)  磁性塗液のチタントロピーが磁性粉の分散性
に極めてJ[貴な役割を来すこと、 (2)  シェラツク樹脂及びその脂肪族インシアナー
ト変性体は、磁性*iにチタントロピーを賦与する傾向
があり、磁性粉の分散性を大幅に改良できること、 (3)  シェラツク樹脂、又は多価アルコールと二基
!&酸からなる末端ヒドロキシポリエステルの、炭素数
が少(とも12の−bcfi脂肪族モノイソシアナート
によるウレタン変性体を伍性木液のバインダーとして用
いた場合、磁性I−衣表面滑り性を改善できること、 (4)磁性層となるパインター組成のうち、主にシェラ
ツク樹脂を変性したウレタン樹脂を少くとも5 wt%
用いることにより、侭液中の磁性粉の分散性を向上せし
めるばかりでなく、磁性層表面の滑り性をも改善できる
ことを見出し、本発明に到った。
(発明の目的) 本発明の目的は、第1K、倉規な磁気記録媒体を提供す
ることにある。11g2に、磁性粉の分散性の改良によ
り、電6B変換特性及びソフトエラーのすぐれた磁気記
録媒体を提供することKある。
第3に、磁性N表面の滑り性を改善し、耐久性等の丁ぐ
れた磁気記録媒体を提供することである。
(発明の構成) 本発明の上記目的は、非磁性基体上にgli性粉米粉末
インダーを含む磁性塗液を塗布してなる磁性層を有する
磁気記録媒体において、(i)炭素数が少(とも12の
脂肪族七ツインシアナートによるシェラツク樹脂変性体
55〜97JjLit%、及び (i1)  炭素数が少(とも12の脂肪族モノインシ
アナートによる、多価アルコールと二塩基酸からなる末
端ヒドロキシポリエステルの変性体3〜45ムt% からなる変性ウレタン樹脂を該バインダーの組成中に少
(とも5ム量%含有してなる山気記録媒本、によって達
成できる。
本発明を説明する。
本発明で用いるシェラツク樹脂は、ワックス成分を含む
タイプ、ワックス成分を除いた脱ろうタイプ、及び脱色
した漂白タイプ(ワックス成分を含むもの、及び除去し
たものである)等各種あるが、いずれのシェラツク樹脂
も本発明に適用できる。
脂肪族モノインシアナートによる変性体は、シェラツク
樹脂が含有する水酸基の一部にインシアナートを常法に
より付加させることによって得られる。
用いる脂肪族モノインシアナートは、炭素数が少くとも
12、好ましくは16以上、特に好ましくは18以上の
長鎖脂肪族七ノイソシアナートである。炭tAaが12
未満であると変性ウレタン樹脂を用いて得られた磁性層
の滑り性改善が小さくなるので好ましくない。また、芳
香族インシアナートあるいは脂環族インシアナート等で
は、磁性層の滑り住改善効果が殆んど認められない。
代次的な脂肪族モノイソシアナートとして次のものを挙
げることが′t−きる。ドデンルインシアナート、テト
ラデシルインシアナート、ヘキサデシルイソシアナート
、オクタデソルインシアナート、エイコシルインンアナ
ート、ドフシルインシアナート、ヘキサフシルインシア
ナート、オフタフシルインシアナート等である。
好ましいものとして、オクタデシル(ステアリル)イン
シアナート。トコシル(ベヘニル)インシアナート、特
に好ましいものとしてオクタデシルインシアナートを挙
げることができる。
シェラツク樹脂に脂肪族モノインシアナートを付加させ
る割合は、シェラツク樹脂が含有する水酸基の少くとも
5%、好ましくは10%、特に好ましくは15%である
附加割合が5%未満では得られる磁性層の滑り性改善の
効果が小さく不充分である。
本発明で用いる末端ヒドロキシポリエステルのインシア
ナート変性体も、常法によりインシアナートを付加させ
て得られる。
末端ヒトcI−?シポリエステルは、多価アルコールと
二塩基酸とから常法により得ることが出来る。多1曲ア
ルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、l、4−メタンジオール。1,5−ベンタンジオ
ール、1.b−ヘキサンジオール、ポリエチレングリコ
ール。
ボリブaピレングリコール、ポリテトラメチレングリコ
ール等のグリコール類、トリメチローハフOハフ (7
) jOta :i M能アルコール、ペンタエリスリ
トールの如き4官能アルコール等が挙げられる。
好ましいものとして、エチレングリコール。
プロピレングリコール、1.4−フタンジオール。
トリメチロールプロパン等が挙ケラれる。
二塩基酸としては、シュー酸、フハク酸、アジピン酸、
七バシン酸、ドデカンジオン酸等の脂肪族ジカルボン酸
、ナレフタールGll l イ/ 7タール酸等の芳香
康ジカルボン峡等が挙げられる。
アンビン酸、セバンン酸、ドブカフジオン酸の如き脂肪
族ジカルボン酸が好ましい。
末端ヒドロキシポリエステルに脂肪族モノイソシアナー
トを付加させる方法は、ポリエステルの有する水酸基と
はy等モルのインシアナートを反応させるものである。
反応させるインシアナートが少いと、滑り性改醤の効果
が小さく満足するものが得られない。
本発明に用いる変性ウレタン樹脂には、シェラツク樹脂
の炭素数が少くとも12の脂肪族モノインシアナートに
よる変性体を55〜97wt%、好ましくは75〜95
 wt%、特に好ましくは85〜95 wt%用いる。
s s wt%未満でにシェラツク樹脂のチタントロピ
ー発現効果が小さくなり、磁性粉の分散性改良が不光分
となるので好ましくない。
また、末端ヒトミキシポリエステルとしては、炭素数が
少くとも12の脂肪族モ/インシアナ)Kよる変性体を
3〜45 wt%、好ましくは5〜25 vrL%、特
に好ましくは5〜15wt%用いる。3 wt%未満で
はバインダー相互間のTt4解性が減少するので好まし
くない。
末端ヒドロ干シボリエステルの脂肪族上ツインシアナー
トによる変性体を単独で用いた場合、得られる磁性層の
滑り性は改善されるが、磁性粉の分散性改良効果は得ら
れず、磁気記録媒体の電磁変換籍性の改良も充分ではな
い。
また、シェラツク樹脂の脂肪族モノイソシアナートによ
る変性体を単独で用いた場合、磁性塗液に千クン)Il
lビーか発現し、磁性粉の分散性か改良され、磁気記録
媒体の′l!磁変換特性か向上する。更に、磁性層の滑
り性も改善される。
しかしながら、磁性塗液に用いるバインダーは、ポリエ
ステル、ポリウレタン、塩酢ビ系共頁合体、ポリインシ
アナート等の組合せが多く、シェラツク樹脂のインシア
ナート変性体単独よりも、末端ヒドロキンポリエステル
のインシアナート変性体を併用した方か、バインダー相
互の溶解性が向上し、かつ磁性塗膜にした場合に磁性層
の@注を安定化させΦ効果がある。
本発明における変性ウレタンm# +1ぽまたはシェラ
ツク変性体は、バインダー組成(パインター成分の総和
)甲に少くとも5 wt%、好ましくは10wt%、特
に好ましくtユ15wt%言有させな。
5 wt%禾満であると磁性塗膜のチクソトaビー発現
か少なく、磁性粉の分散性向上か不充分となり好ましく
ない。
本発明の変性ウレタン樹脂またはシェラツク変性体は、
他のポリマーパインクーと併用して用いる。これらのポ
リマーバインダーとしては次の例をあげることが出来る
ポリウレタン樹脂、ポリニスデル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、フェノキシ樹力旨、硝酸セルロース等セルロー
ス系ポリマー、ポリクチラール樹脂、NBR等ゴム系樹
脂、塩化ビニル/詐酸ビニル共貞合体等である。
更に、ポリイソシアナート系架橋剤を組合せて使用する
のが望ましい。これらのポリイソシアナート系架橋剤と
して次の例をあげることができる。
トリレンジイソシアナート、−?シリレンジインシアナ
ート、ヘキサメ千しンジイソシアナー)、4.4’−ジ
フェニルメタンジインシアナート等のジイソシアナート
、あるいはトリメチロールプロパンとトリレンジインシ
アナート3モルの付加生成物(日本ポリウレタン樹脂社
(−コロネートLJ等)等である。
本発明に用いるポリイソシアナートは、パインター組成
中の40wt%以下の址か好ましく、特に30 wt%
以下が好ましい。40wt%を超える麓で使用すると磁
性層が剛直になり脆化する上、磁a1−と基体(フィル
ム)との筐看性が低下するのが好ましくない。
本発明では、以上の他に潤滑剤、フィラー。
安定剤、可塑剤等を併用することができる。
代衣的な潤滑剤として、高級脂肪散のエステtlA、M
級アルフールまたは多価アルコールのノ」旨肪威エステ
ル類、シリコン及びフッ素系化合物があげられる。
具体的な潤滑剤の例としては、プトキシエ千ルステアレ
ート、オンイルステアレート、グリセリンのトリオレー
ト、ジメチルポリシロキサン、フッ素変性シリコーンオ
イル等がある。
フィラーの代表側としては、α−酸化鉄、酸化アルミニ
ウム、酸化チタン、人工クイヤモンド、5i−C等の各
種セラミックがあげられる。
その他必要に応じて、カーボンブラックの他界−活性剤
などの帯電防止剤、エポキシ化大豆曲の如きエポキシ化
合物や有機スズ化合物等の安定剤を使用する。
本発明の磁気記録媒体は、本発明のパインター組成に磁
性粉及び各種添加剤を有機浴剤中で分散させて得られた
磁性塗液な非磁性基体上に(21m L、しかる後乾燥
し、次いでカレングー処理により鏡面仕上げをして製造
することができる。
本発明に用いる強磁性粉末の代表側として、1− Fe
、Os 、 Co 4着型のr  Fe20g + F
e2O2、六方晶系バリウムフェライト、メタル粉等が
あげられる。
これら磁性粉末の形状は、針状0粒状、米粒状、板状等
の各種の形態がとり5る。粒子サイズは平々で0.5μ
m以下が好ましく、比衣面積はlυ〜10υwl/&、
好ましくは18〜65d/1である。
また、本発明で用いる有機溶剤は、変性ウレタン―脂ま
たはシェラツク変性体のみならず、ポリウレタン、塩咋
ビ系共ム合体、フェノキシ樹脂、ポリインシアナート等
を#1mする溶剤である。沸点は、500〜250℃、
好ましくは70〜170℃のものがよい。ポリイソシア
ナートには活性水素を有しない溶剤が望ましい。
これらの溶剤は単独もしくは混合して使用される。式次
的な溶剤の例として次のものをあげることができる。
インプパノール、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シクロヘキサノン、酢酸エチル、酢酸ブチル
、トルエン、キシレン、七aソルプ、セロンルプアセテ
ート、、テトラヒドロフラン、 N、N−ジメチルホル
ム7ミド、 N −メチル−2−ピロリドンなどである
。さらに/%ロゲン化炭化水素類も用いることができる
(実施例) 以下に実施例を挙げて本発明乞史に具体的に説明するが
、本発明はこれらの実施例によって限定されるものでは
ない。
尚、実施例中の「部」はInm部」を示す。
合成例1 攪拌機及び冷却器付@1117ラスコにシクロへキサノ
ン−MEK混合11シクロヘキサ/77MEK=773
 )を入れ、nI製説ろうシェラツク樹脂(水酸基価2
50)300#を俗解する。灰石触媒としてジブチルス
ズジラウレート1.5.9を加えた後、オクタデシルイ
ンシアナート45&を攪拌しながら添即し、シェラツク
樹脂を部分的にウレタン化し、シェラツク樹脂変性体溶
液をtA製した。
合成例2 攪拌機及び冷却器付きllフラスコに1,4−プタンジ
オール450.9(5モル)、及びアジピン酸620 
J!(4,25モル)に入れ、150Cで3時間加熱攪
拌しながら縮合により末端ヒドロキシポリエステルを得
る。
次いでシクロヘキサノン溶液とし、ジブチルスズジラウ
レートをポリエステルiit比で0.5%加え、末端ヒ
ドロキシル基をオクタデシルインシアナートと反応させ
ウレタン化した。
このようにして、末端を長−脂肪族インシアナートでウ
レタン化したポリエステル樹脂の溶液をa14製した。
これらのウレタン化変性樹脂溶液を磁性粉の分散用バイ
ンダーとして用いた。
実施例1〜3 下記組成の混合物を連続湿式分散機(アシザワ■、ドレ
イスパールミルPMI )で16時11J3混祿して分
散状態−のよいことを確認した。
56.3部 レシチン              3.2α−アル
ミナ(平均粒径0.5 pm )      4.5カ
ーボンブランク          7.3変性ウレタ
ン*脂(内容を第1次に示す)     3.5  −
)?ポリウレタン(大日本インキ、クリスホン4216
) 9.2  芳フェノキシ樹脂(Ucc、PKf(J
 )         6.2   黄溶剤(MEK/
シクロヘキサノン=2078tl )   165.0
変性ウレタン樹脂は、合成例1及び2で得られたものを
用いた。得られた分散液な下記組成のバインダー及び6
褐滑剤溶液で希釈し、塗布に適した粘度の塗液とした。
ポリイソシアナート化合?(日本ポリウレタン、コロネ
ートし)5.2部簀 潤滑剤(ブトキシエチルステアレート)      4
.6舒剤(MEK/ツタロヘキサノン=21J/80)
    25.υ菱変性つレタン樹脂のパイングー中に
占める割合は14.5% (3,57(3,5+ 9.2 + 6.2 + 5.
2)X100= 3.5 / 24.I X I 00
 = 14.5%ン得られた磁性層aについて、粘腿(
B壓粘度計、四東仄計器、  81(型、4号ローター
)を測定し、過圧な粘匿範囲九入っていることを確認し
た後、レオメータ−(レオマット 115゜■コーデイ
ツクス)を用いて、ずり速度−ずり厄力のヒステリシス
ループを描かせ、その面積によって千クントロピーの程
度を比較した。実施例1〜3の塗液はいずれも大きな千
クツトロピーを示した。
得られた磁性層液を厚さ75μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルムの両面に、乾燥後ノ塗膜厚さが1.5
μmとなるように均一に塗布した。
乾燥後、カレンター処理により磁性層弐面を平滑化した
加熱キュアした後、5.25インチの円板状に打ち抜き
、さらに表圓を研磨テープで磨き、ライナー付塩化ビニ
ル裏ジャケットに入れ、フロッピーディスクを得た◎ 比較例1〜3 比較例1及び2は、mxxの変性ウレタン樹脂を用い【
、実施例1と全く同様にして磁性層液を得た。
比較例3は、第1衣の如く、変性ウレタン樹脂を用いな
いで下記のバインダー組成による以外は実施例1と全く
同様にして磁性塗液を得た。
昔バインダー総鷺は実施例1と同じ。
比較例1は変性ウレタン61を脂中のシェラ゛ツク樹脂
変性体の割合が少いため、塗液のチクソトロピーは小さ
い。
また、比較例2及び3はシエラツク樹脂変性体を含有し
ないため、塗膜のチクソトロピーは殆んど認められない
実施例1〜3及び比較例1.2についての特性評価IL
!i果を第l六に示した。各々の測定は下6己のように
実施した。
(ML磁変換特性の測定) 市販のワイイーデータ社a7+:lンビーテイスク装置
1YD−380を用いて測定した。
1) 2F出力(%) 最内周の出力レベルを比較し、基準レベル(比較例)を
100とした割合(%)で示した。
2)分解能(%) 最内周の2F出力とIF出力の比を比較し、基準ンペル
(比較例)を100とした割合(%)で示した。
3)オーバーライド差異 1F(ぎ号に2 F信号を息ね曹さし、IFF信号残存
率をテンベル(dB )タボし、基準レベル(比較例)
を±0としたときの差異(dB)を示した。
(滑り性) 磁気記録媒体と磁気ヘッドとの滑り性を、520.80
%R1−1雰囲気下における連続耐久性試験によって判
定した。市販のワイイーデータ社製フロッピーディスク
装置YD−380を用い、52℃、80%LLH雰囲気
下で磁気記録媒体を連続使用し、媒体の一方の側に剥離
が発生するまでの時間を耐久時間とした。磁気V、録媒
体の使用条件として52℃、80%RHに苛酷な条件で
ある。
(塗膜の引張り物性) 谷塗液をアプリケーターを用いて、乾燥後の塗膜厚さが
約40μmとなるよう、塗布し乾燥することにより磁性
塗膜サンプルを作成した。
加熱キュア後、引張試1j1機(東洋ボールドワイン社
製、テンシロン RTM−100)により引張強I!反
を測定した。
実施例4〜6 磁性塗液とし【下記組成を用いる他は、実施例1と全く
同様にして、磁性塗液及び5.25インチフロッピーデ
ィスクを得た。
Co−r−Fe、01  )1c 7L12 oe、 
a875.9 emu/l5SA 24.1 m7g 60.5部 レシチン              3.3α−アル
ミナ(平均粒径υ、3μm)        4.2カ
ーボンブランク         5.0バインダー(
g2六に組成を示した)     23.υ潤滑剤(ブ
トキシエチルステ7レート)     3,0〃(スト
キシエチルベヘネート)1.0溶剤(M E K/ シ
y a ヘキf/7=2iJ/80)  2 0 0.
0第2衣のバインダー組成として次のものを用いた。
(i)  変性ウレタン樹脂: 合成例1のシェラツク変性体/合成例2のポリエステル
変性体=90710 (wt比) (2)  ポリウレタン:グンドリンチ、ニスタン57
01(3)  塩酢ビ樹脂: Ucc、 VAGH(4
)  架橋剤二日本ポリウレタン、コロネートL実施例
4〜6及び比較例4.5の血液を、ポリエチレンテレフ
タレート上に20cmのアプリケーターを用いて塗布し
、室温で風乾し、カレンダー処理なしの状態で光沢度を
ω時定した( UGV−4D型光沢度計、スガ試M機■
、角度60度で測定)。実施例4〜6が高い光沢度を示
し磁性粉の分散性の良いことをりわしている。
次に、得られた磁性塗液な凧さ75μmのポリエチレン
テレフタレートフィルムの両面に、乾燥後の塗膜厚さが
1.5μmになるように均一に塗布した。乾燥後、カレ
ンダー処理により磁性層異面を平滑化し、加熱キュアの
後5.25インチの円板状に打ち抜きフロッピーディス
クを作成した。
このフロッピーディスクをターンテーブルにセットし、
70ンビーデイスク用ジヤケツトに使用する不織布ライ
ナーを一定圧力で謀体8!i!面に押しつけ、定速でゆ
っくりと回転させる。媒体表面との摩擦による不織布の
汚れを比較した。
判定は下記によって行った。
実施例4〜6は汚れが少く、媒体り面の磁性粉が安冗し
ており、粉落ちか少いことを示している。
滑り性については、実施例1と同様にして、50℃、8
0%R1(雰囲気下での連続耐久性試験により判定した
実施例4〜5は、比較例4.5に比べ、媒体表面の滑り
性が改善され耐久性が向上している。
第 2 女 着変性ウレタン樹脂の構成(wt比) 合成例1のシエラツク変性体/合成例2のポリエステル
変性体=90/10 (発明の効果) 以上の実施例及び比較例から次のことが明らかである。
(i)  実施例1〜3に示したように、本発明のシェ
ラツク樹脂変性体を王とした変性ウレタン樹脂を用いる
と、塗液にチクソトロピーが発現する。その結果、磁性
粉の分散性を向上させ、第1表に示した如く代六的電磁
変換特性(2FIJj刀1分解能、オーバーライド峙性
)のプれた結果が得られた。
また、媒体の表面滑り性が改善され、52℃、80%R
H昇囲気下での連続耐久性が同上した(比較例3に比べ
)。これは、長鎖脂肪族モフイソシアナート変性により
バインダー中に導入した長鎖炭化水素基の効果で、磁気
ヘッドとの滑り性が改良されるためと考えられる。
このように媒体♂く而の滑り住改善は、耐久性のみなら
ず、媒体と磁気ヘッドとの問題として知られるコンタク
トスタート・ストップ(所謂C35)の改善にもつなが
る。
第1衣に示した塗I漠の引張り物性(直からは、ンエラ
ノク変性体単独(実施例1)K!!2べ、ポリエステル
のインンアナート変性体併用(火施−1fJII2.3
)の万が物性的には安定し【いることが判った。
(2)  実施例4〜6に示したように、本発明のシェ
ラツク樹脂変性体を主とした変性ウレタン樹脂ft5 
wt%より多く用いた場合、チクトロピーの発現が大き
く、高い光沢度が得られ、磁性層次面での汚れも少い。
これは磁性粉の血液中での分散性が良くかつ媒体中での
分散安定性の良いことを示す。
連続耐久性#1:、mにより判定した媒体の滑り性につ
いても本発明の実施例(4〜6)が曖れていることを示
す。
本発明のシェラツク樹BVI変性体を王とした変性ウレ
タン樹脂を用いることにより、層成に千クントロピーを
発現させ、その精米磁性粉の分散性が向上し、11L磁
変換特性及びン7トエラーにすぐれた磁気記録媒体を提
供できる。
更にまた、媒体の滑り性を改善し、耐久性及びC8Sな
ど磁気ヘッドとμm+衣圓との問題解決に寄与すること
大である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、非磁性基体上に強磁性粉末とバインダーとを含む磁
    性塗液を塗布してなる磁性層を有する磁気記録媒体にお
    いて、 前記バインダーが (i)炭素数が少くとも12の脂肪族モノイソシアナー
    トによるシエラツク樹脂変性体 55〜97重量%、及び (ii)炭素数が少くとも12の脂肪族モノイソシアナ
    ートによる、多価アルコールと二塩 基酸からなる末端ヒドロキシポリエステル の変性体3〜45重量% からなる変性ウレタン樹脂を全組成中に少くとも5重量
    %含有せしめたものであることを特徴とする磁気記録媒
    体。 2、変性ウレタン樹脂は、炭素数が少くとも12の脂肪
    族モノイソシアナートによるシエラツク樹脂変性体であ
    る特許請求の範囲第1項記載の磁気記録媒体。
JP25359786A 1986-10-27 1986-10-27 磁気記録媒体 Pending JPS63108528A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001248454A (ja) * 2000-02-16 2001-09-14 Robert Bosch Gmbh 排気ターボチャージャの回転数を制限するための装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001248454A (ja) * 2000-02-16 2001-09-14 Robert Bosch Gmbh 排気ターボチャージャの回転数を制限するための装置

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