JPS6310791A - 13−置換ミルベマイシン類の5−オキシム誘導体 - Google Patents

13−置換ミルベマイシン類の5−オキシム誘導体

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JPS6310791A
JPS6310791A JP62070051A JP7005187A JPS6310791A JP S6310791 A JPS6310791 A JP S6310791A JP 62070051 A JP62070051 A JP 62070051A JP 7005187 A JP7005187 A JP 7005187A JP S6310791 A JPS6310791 A JP S6310791A
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一雄 佐藤
Toshiaki Yanai
矢内 利明
Akira Nishida
西田 ▲あきら▼
Furai Buruuno
ブルーノ・フライ
Osariban Ansonii
アンソニー・オサリバン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ミルベマイシン類およびその類似化合物の1
3−[換−5−オキシム訪導体並びにそれを有効成分と
する殺ダニ、殺虫剤および駆虫剤に関する。
ミルベマイシンは、一連のマクロライド化合物であって
、特開昭50−29742号、同56−324411号
公111等により公知の、下記式(Vl)の化合物であ
る。
H 式中、Xは水素原子を示し2点線は一重結合を示し、R
1はメチル、エチルまたはイソプロピル基を示し、それ
ぞれミルベマイシンA5.ミルベマイシンA4g、よび
ミルベマイシンDと称されている。
また上記式(〜lにおいてXが水素原子であり。
R1か5ea−ブチル基である化合物は、特開昭54−
145699号公報等に記載されたミルベマイシン@縁
体である。また、上記式(VDにおいてXが水酸基であ
り、R+か1−メチル−1−プロペニル、1−メチル−
1−ブテニルまたは1,3−ジメチル−1−ブテニル基
である類似化合物は、特開昭81−10589号公報に
L L−F’−28249として知られている。
また上記式(ト)においてXかオキソ基、水酸基または
アルコキシ基でめり R1か1−メチル−1−7”ロバ
ニル。1−メチルー1−ブテニルまたは1.3−ジメチ
ル−1−ブテニル基である類似化合物は、特開昭61−
280496号公報に記載されている。さらにまた、上
記式(VDにおいてXが水素原子または水酸基であり、
 R1かアルファー分枝C5−8アルキル、アルケニル
、アルキニル、アルコキシアルキルまたはアルキルチオ
アルキル基;アルキル基かアルファー分枝c2−05ア
ルキル基であるC5− CBシクロアルキルアルキル基
;C3−08シクロアルキルまたはC5−c6シクロア
ルケニル基(どちらも場合によりメチレンまたは1また
はそれより多いC1−c4アルキル基またはハロゲン原
子により置換されていてもよいン;または飽和または全
部あるいは一部か不飽和であって、場合により1または
それより多いC1−c4アルキル基またはハロゲン原子
により置換されていてもよい3ないし6員の′rR累ま
たは硫黄含有被素現である類似化合物は、特開昭62−
295110号公報に記載されている。
本発明者等は、ミルベマイシン類およびその類似化合物
の5位および13位を修飾した誘導体の合成について鋭
意検討を行った結果、優れた殺ダニ活性、R主活性、駆
虫活性等容Mする化合物を見出し本発明を完成した。
本発明の新規化合物は、一般式(1)で表わされる。
\。、、3 式中、Xは水素原子、水酸基板たはオキソ基蛋示す。点
線は一重結付または二重結合を示し。
Xか水素原子のときのみ二1結合でありうる。
R1は、C1−6アルキル基、C2−aアルケニルもし
くけアルキニル基、Cl−4アルコキシもしくはアルキ
ルチオC1−4アルキルx、C5aシクロアルキルC1
−5アルキルMr、05−aシクロアルキルもしくはC
5−8シクロアルケニル基(どちらも場合によりメチレ
ンまた4’、i 1個もしくはそれ以上のcl−4アル
キルもしくはハロゲンで置換されていてもよい)、また
は飽和もしくは不飽オロの3ないし6員の酸素もしくは
硫黄含有複素環(1個もし鳴はそれ以上の自−4アルキ
ルもしくはハロゲンで置換されていてもよい)畳示す。
R2は、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、ア
ルケニル基、アルキニル基、アリール基、アラルキル基
又は少なくとも1個の酸素。
硫黄若しくは窒素原子を含み環原子数が4乃至1牛であ
る複素環基である。ただし上記R2基は少なくとも1個
の置換基を有していてもよく。
その置換分は、 R2がアルキル基の場合は、シクロアルキル基;低級ア
ルコキシ基;低級アルケニルオキシ基;低級アルコキシ
カルボニル基;ハロゲン原子;ハロゲンで置換されてい
てもよいアリールオキシ基若しくはアリールチオ基;抵
級アルカノイルオキシ基;保護されていてもよいヒドロ
キシ基:カルボキシ基;アミノ基;モノ若しくはジ低級
アルキルアミノ基;アシルアミノ基;シアノ基;カルバ
モイル基:モノ若しくはジ低級アルキルカルバモイル基
;メルカプト基;駄級アルキルチオ基;低級アルキルス
ルフィニル基;低級アルキルスルホニル基;ニトロ基;
フエノギシフエノキシ基;トリフルオロメチルピリジル
オキシフェノキシ基又は少なくとも1個の酸素、硫黄若
しくは窒素原子を含み環原子数か4乃至14である複素
環基であり。
R2か、アルケニル基又はアルキニル基の場合はアリー
ル基またはR2がアルキル基である場合に示した上記置
換分であり、そして R2が、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基
又は少なくとも1個の酸素、硫黄若しくは窒素原子を含
み環原子数か4乃至14である(!累環基である場合は
、その環上の置換分は、低級アルキル基、低級アルコキ
シ低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、ハロアルケニ
ル基またはR2かアルキル基である場合に示した上記薗
換分である。nは0又は1である。
R5iば、水素原子、低級アルキル基、シクロアルキル
基、アラルキル基又はカルボキシ置換低級アルキル基を
示す。
上記式(I)において、R5が水素原子である場合およ
び/またはR2もしくはR5かカルボキシル基を有する
基である場合はそのエステル誘導体及び薬理上許容され
る塩も本願発明の範囲に包含される。
R1が自−8アルキル、アルケニルまたはアルキニル基
である場合、それは直鎖状または分校状であり、たとえ
ばメチル、エチル、プロピル。
イソプロピル、ブチル、5ec−ブチル、ペンチル、イ
ンペンチル、ヘキシル、θθC−ヘキシル。
ヘプチル、1−エチルヘキシル、1−プロペニル、1−
メチル−1−プロペニル、1−メチル−1−ブテニル、
1.3−ジメチル−1−ブテニル、エチニル等でありう
る。
R1が01−4アルコキシもしくはアルキルチオC1−
4アルキル基である場合は、それらはたとえばメトキシ
メチル、メチルチオメチル、1−ブトキシメチル、1−
エチルチオブチル寺でありうる。R1が03−8シクロ
アルキルC1−5アルキル基である場合、それは、たと
えばシクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、1−
シクロペンチルエチル、シクロヘキシルメチル、1−シ
クロへブナルブチル、シクロオクチルメチル等でありう
る。R1か場合により置換されていてもよいC3−8シ
クロアルキルもしくはC5−8シクロアルケニル基であ
る場合、それらは、たとえばシクロプロピル、シクロブ
チル、2−メチルシクロプロピル、シクロヘキシル、2
−シクロへキモニル。2.2−ジクロルシクロプロピル
シクロへブチル、シクロオクチル、2.5−シクロへキ
サジェニル等でありうる。R1か場合により置換されて
いてもよい複索環である場合、それは、たとえば3−チ
ェニル、3−フリル等でありうる。
R1の好適な代表例としては、たとえばメチル、エチル
、イソプロピル、5ea−ブチル、1−メチル−1−プ
ロペニル、1−)fルー1−ブテニル、t3−ジチル−
1−ブテニル等かあげられる。
R2およびR4の定義における「アルキル基」としては
1例えばメチル、エチル、プロピル。
イソプロピル、ブチル、  5ea−ブチル、インブチ
ル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オク
チル、ノニル、デシル、3−メチルノニル、8−メチル
ノニル、3−エチルオクチル、36フージメチルオクチ
ル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル
、ペンタデシル、ヘキサデシル、1−メチルペンタデシ
ル。
14−メチルペンタデシル、  13.13−ジメチル
テトラデシル、ヘプタデシル、15−メチルヘキサデシ
ル、オクタデシル、1−メチルヘプタデシル、ノナデシ
ル、アイコシル、ヘナイコシル、トコシルのような炭素
数1乃至22個の直鎖又は分枝鎖アルキル基を挙げるこ
とかでき。
好適には、  C1〜18アルキル基である。また、以
下の記載においてことに、R2の1.tlA分、R5゜
R’ 、R” 、R6+R’ *R8rR9およびRI
Dの定族における「低級アルキル基」とは、たとえばC
1−6の。
好ましくはC1−4の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキ
ル基を示す。
R2,R5およびR4等の定義における「シクロアルキ
ル基」としては、例えばシクロプロピル。
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シク
ロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、ノルボル
ナン、アダマンチル、シクロデシル、シクロウンデシル
、シクロドデシルのような綿塊してい℃もよい炭素数3
乃至12の環状アルキル基を挙げることかでき、好適に
はC5−10のシクロアルキル基である。
R2,R5及びR6の定義における「アルケニル基」及
び「アルキニル基」としては、それ自体が2乃至6個の
炭素原子を有するアルケニル基又はアルキニル基であり
え1例えばビニル、IML、<G;tz−プロペニル、
イソプロペニル、フチニル、インブテニル、ブタンジェ
ニル、メチルアリル、ヘキサジェニル、エチニル、プロ
ピニルのような基を挙げることかでき、好適にはC2−
4のアルケニル基又はアルキニル基である。
R2及びR2の置換外の定義における「アリール基」並
びにR4、R5、R6、f17およびR8の定義におけ
る「環上−こ置換されていてもよいアリール基」の「゛
アリール基j部分としては1例えばフェニル、ナフチル
のような炭ighe乃至10個のアリール基を挙げるこ
とかでき、好適にはフェニルである。
R2及びR3の定義における「アラルキル基」並びにR
4及びR7の定義における「環上に置換されていてもよ
いアラルキル基」の「アラルキル基」部分としては1例
えばベンジル、α−メチルベンジル、α、α−ジメチル
ベンジル、フェネチル、フェニルプロピル、ナフチルメ
チル。
ナフチルエチルのような前記定義した「アリール基」か
「低級アルキル基」に置換した基を挙げることかでき、
好適にはC7−12のアラルキル基である。
R2及びR2の置換外の定義における[少な(とも1個
のr!R索、硫黄着しくは窒素原子を含み。
環原子数が4乃至14である複索環基」としては1例え
ばオキシラニル、オキセラニル。アジリジニル、アゼチ
ジニル、チイラニル、チェタニル、’(2,2−ジメチ
ル)−1,3−ジオキソラニル、フリル、チェニル、ピ
ロリル、ピリジル。
チアゾリル、イソチアゾリル、オキサシリル。
インオキサシリル、イミダゾリル、ピラゾリル。
ピラニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、
ベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル。
インドリル、キノリル、イソキノリル、キナゾリル、キ
ノキサリニル、ナフチサジニル。キサンテニル、テトラ
ヒドロフラニル、テトラヒドロチェニル、ピロリジニル
、チアゾリジニル。
イミダゾリジニル、イミダゾリニル、オキサゾリニル、
オキサゾリジニル、ピラゾリジニル。
ピペラジル、テトラヒドロピリミジニル、ジヒドロピリ
タジニル0モルホリニル、インドリニル、テトラヒドロ
キノリル、ピロリドニル、ピペリドニル、ピリドニルの
ような不飽和または部分的もしくは完全に飽和された基
を挙げることかでき、好適にはオキシラニル、オキセラ
ニル。アジリジニル、アゼチジニル、フリル、チェニル
、ピロリル、ピリジル、チアゾリル、オキサシリル、テ
トラヒドロフラニル、テトラヒドロチェニル、ピロリジ
ニル、モルホリニル。
ベンゾフラニル、 (2,2−ジメチル)−1,3−ジ
オキソラニル、ピリドニル、ピペリドニル、ピリドトリ
アゾロニル又はキノリルである。
R2の置換外の定義等における「低級アルコキシ基」と
は、前記定義の「低級アルキル基」か酸系原子と結合し
た基を示し、好適にはメトキシ、エトキシのようなC1
−6アルキルオキシ基でありうる。「低級アルコキシカ
ルボニル基」とは、「低級アルコキシ基」がカルボニル
基に結合した基を示し、好適にはメトキシカルボニル、
エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、t−ブト
キシカルボニルのようなC2−7アルキルオキシカルボ
ニル基でありうる。1「低級アルケニルオキシ基」とは
、「低級アルケニル基」か酸系原子と結合した基を示し
、好適にはアリルオキシ、1−メチルビニルオキシ、イ
ンブテニルオキシ、1,3−ブタンジェルオキシのよう
な基である。「ハロゲン原子」とは、弗素。
塩素、A素、沃素を示す。「ハロゲンで置換されていて
もよいアリールオキシ基若しくはアリールチオ基」とは
、「ハロゲン原子」かアリールオキシ基又はアリールチ
オ基のアリール環。
好適にはベンゼン環上に置換した基を示し、好適にはフ
ェノキシ、フェニルチオ、クロロフェノキシ、ブロモフ
ェノキシ、ヨードフェノキシ。
フルオロフェノキシ、ジクロロフェノキシ、クロロフェ
ニルチオ、ブロモフェニルチオのような基である。「低
級アルカノイルオキシ基」は好適にはアセトキシ、プロ
ピオニルオキシ、ブチリルオキシ、インブチリルオキシ
、3−メチルブチリルオキシ、ピパロイルオキシのよう
な01−5 フルカッイルオキシ基である。「保haれ
ていてもよいヒドロキシ基」の保岐基分としては1通常
の水@基の保護基であ4%ば特Iこ除定はないか、好適
には、トリメチルシリル。トリエチルシリル、イソプロ
ピルジメチルシリル。
t−ブチルジメチルシリル、メチルジイソプロピルシリ
ル、メチルジ−t−ブチルシリル、トリイソプロピルシ
リルのようなトリ低級アルキルシリル基;ホルミル、ア
セチル、クロロアセチル、ジクロロアセチル、トリクロ
ロアセチル。
トリフルオロアセチル、メトキシアセチル、プロピオニ
ル、n−ブチリル、(E)−2−メチル−2−ブテノイ
ル、イソブチリル、ペンタノイル。
ピバロイルのような低級脂肪族アシル基又はベンツイノ
L/、O−(シフロモメチルンベンン′イル。
0−(メトキシカルボニル)ベンゾイル、p−フェニル
ベンゾイル、2,4.6−トリメチルベンゾイル、p−
トルオイル、p−アニソイル、p−クロロベンゾイル、
p−ニトロベンソイル。
0−ニトロベンゾイル、α−ナフトイルのような芳香族
アシル基でありえ、2@またはそれ以上の水酸基を同時
に保護する基としては、たとえばインプロピリデンのよ
うなアルキリデン基等でありうる。モノ若しくはジ低級
アルキルアミノ基とは、前記の低級アルキル基がアミノ
基の水屋原子と1個もしくは2個置換した基を示し、好
適にはメチルアミン、エチルアミノ、プロピルアミノ、
インブチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、
メチルエチルアミノ。
メチルブチルアミノのようなモノもしくはジー01−6
  アルキルアミノ基である。「アシルアミノ基」とは
、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、ヘキ
サノイルのようなO+ −b  脂肪族アシル基又はベ
ンゾイル、ナフトイルのような芳香族アシル基かアミノ
基の水素原子と置換した基を示し、好適に番ゴアセチル
アミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノのような
C2−4脂肪族アシルアミノ基である。「モノ若しくは
ジ低級アルキルカルバモイル基」とは前記低級アルキル
基かカルバモイルの水素原子と1個もしくは2佃置換し
た基を示し、好適にはメチルカルバモイル、ジメチルカ
ルバモイル。
ジエチルカルバモイルのようなモノもしくはジC1−6
アルキルカルバモイル基である。「低級アルキルチオ基
」とは、前記低級アルキル基か硫黄原子に結合した基を
示し、好適にはメチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ
、ブチルチオ。
5ea−ブチルチオのようなC1−6アルキルチオ基で
ある。同様に、「低級アルキルスルフィニル基及び低級
アルキルスルホニル基」とは、前記低級アルキル基がス
ルフィニル基又はスルホニル基に結合した基を示し、好
適にはメチルスルフィニル、エチルスルフィニルのよウ
ナc1−6アルキルスルフイニル基又は、メタンスルボ
ニル、エタンスルホニルのようなC1−6アルキルスル
ホニル基である。
R2の置換基の定義における「低級アルコキシ低級アル
キル基」とは、「低級アルコキシ基」か「低級アルキル
基」に結合した基を示し、たとえばメトキシメチル、エ
トキシメチル、プロポキシメチル、2−メトキシエチル
、2−エトキシエチル、2−ブトキシエチル、3−プロ
ポキシプロピルのようなC1−6アルキルオキシCl−
6アルキル基を挙げることかでき、好適にはC1−4ア
ルキルオキシC1−4アルキル基である。「ハロ低級ア
ル千ル基」とは、「ハロゲン原子」か「低級アルキル基
」に結合した基を示し、好適には、クロロメチル、プロ
七メチル。
ヨードメチル、フルオロメチル、ジクロロメチル、トリ
フルオロメチル、トリクロロメチル。
2−クロロエチル、 2.3−’)ブロモプロビル。
2、2.2−1−リクロロエチル、1,2,2.2−テ
トラブロモエチルのような1乃至4ハロゲン置換Ct−
a  アルキル基である。同様に、「ハロアルケニル基
」七は、「ハロゲン原子」か1アルケニル基」に置換し
た基を示し、好適には2.2−ジブロモビニル、2.2
−ジクロロビニルのヨウな1乃至4ハロゲン直換C2−
6アルケニル基である。
上記のR2基として好適なものとしては、たとえは水素
原子−メチル、エチル、イソプロピル。
t−7’チル、ペンチル、ヘプチル、ペンタデシルのよ
うなCl−22アルキル基;シクロプロピル。
シクロブチル、シクロヘキシル、1−メチルシクロプロ
ピル、1−メチルシクロヘキシル、アダマンチルのよう
な縮環していてもよいC5+2シクロアルキル基;トリ
フルオロメチル、ヨードメチル、クロロメチル、プロ七
メチル、トリクロロメチル、トリブロモメチル、2−ク
ロロエチル、フルオロメチル、2−フルオロエチル。
2−ブロモエチル、1.1−ジクロロエチル、1゜1−
ジメチル−2−クロロエチル、2.λ2−トリクロロエ
チル、λ2.2−トリブロモエチル。
λ2.2−1−リフルオロエチルのようなハロケン化C
1−6アルキル基:メトキシメチル、エトキシメチル、
メトキシエチル、2−メトキシエチルのようなC1−4
アルコキシC1−4アルキル基;フェノキシメチル、4
−フルオロフェノキシメチルのような環かハロゲン化さ
れていてもよいアリールオキシC1−6アルキル基;2
−ヒドロキシエチル、ヒドロキシメチル、2.3−ジヒ
ドロキシプロピル、アセトキシメチル、ピバロイルオキ
シメチルのような保護されていてもよいヒドロキシC1
−6アルキル基;2−メルカプトエチルのようなメルカ
プ?Cl−6アルキル基;メチルチオメチルのようなC
1−4アルキルチオC1−4アルキル基;ジメチルアミ
ノメチルのようなジC1−4アルキルアミノcI−4ア
ルキル基;2−インブテニル−3,3−ジメチルシクロ
プロピルのようなアルケニル置換シクロアルキル基; 
2− (1,2,2,2−テトラブロモエチル)−3,
3−ジメチルシクロプロピルのようなハロC1−4アル
キル置換シクロアルキル基;2−(2,2−ジクロロビ
ニル) −3,3−ジメチルシクロプロピルのようなハ
ロアルケニル置換シクロアルキル基;2−フルフリル、
イミダゾリルメチル、4−ピリジルメチル、2−チェニ
ルメチル、2.2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−
4−イルメチルのような複X RO+ −6アルキル基
;2,2−ジクロロビニルのようなハロゲン化アルケニ
ル基;ビニル、1−7’ロペニル、1−インブテニルの
ようなC2−4アルケニル基;1−プロピニル、エチニ
ルのようなC2−4アルキニル基;ベンジル、フェネチ
ル、α−メチルベンジル、α、α−ジメチルベンジルの
ようなC7−9アラルキル基:フェニルのようなアリー
ル基;2−.3−若(、<は4−クロロフェニル。
2−93−若しくは4−ブロモフェニル、2−93−若
しくは4−フルオロフェニル、2.4−’;クロロフェ
ニル、2.5−ジクロロ−6−メトキシフェニル、2,
3゜4.5.6−ペンタフルオロフェニル、λ6−ジフ
ルオロフェニルのヨウナハロゲン化アリール基ことにハ
ロフェニル基;メトキシフェニルのようなC1−4アル
コキシアリール基ことにアルコキシフェニル基;4−ニ
トロフェニルのようなニトロ7′リール基ことにニトロ
フェニル基;2−.3−若しくは4−トリル。
4−t−ブチルフェニルのようなC1−4アルキルアリ
ール基ことにアルキルフェニル基;2+。
3−若しくは4−トリフルオロメチルフェニル。
2.5−ジトリフルオロメチルフェニルのようなハロC
1−4アルキル置換アリール話、ことにハロアルキル7
mフェニル基:1−アセトキシフェニルのような保dさ
れていてもよいヒドロキシVt侠アリール基ことにヒド
ロキシrJt侠フエニ=ル           ニル
ト ル基;2−オキセW 2−アゼチタ)ζ′2−若しくは
3−フリル、2−若しくは3−チェニルS 1−イソ千
ノリル、2−看しくは4−ピリジルのような1個もしく
は2個のへテロ原子を有する5もしくはB貝の被素環基
を挙げることかできる。
また、上記R5基として、好適には水素原子。
低級アルキル基、シクロアルキル基、ベンジル基又はカ
ルボキシメチル基である化合物であり。
特に好適にはR3か水素原子である化合物である。
R3か水素原子である化合物はオキシム化合物であり、
それ故、エステルを形成しつる。同様に@R223よび
/またはR3かカルボキシ基を有する基である場合もエ
ステルを形成しつる。
構造式から理解されるとおり1本願の式(1)の化合物
の活性本体は、1B員塊マクロライド環を有する13−
置換−5−ケトミルベマイシン類の5−オキシム化合物
にあり、エステルを形成する酸自体にはない。それ故、
このようなエステルが活性を著しく楓じない限り、エス
テルの踵類には何ら限定はなく、従ってエステルを形成
する酸自体についても何ら限定はない。そのようなエス
テルとしては1例えばカルボン酸エステル、カルバミン
酸エステル、炭酸エステル。
スルホン酸エステル又はリン酸エステルをあげることか
でき、好適には1次の一般式<n);’i有する化合物
である。
\onsa 上記式中、x0点腺、R1,R2及びnは前記と同意R
i示し、R5aは1式−00R4(式中R4は置換され
ていてもよいアルキル基、シクロアルキル基、環上に置
換されていてもよいアラルキル基若しくは環上に置換さ
れていてもよいアリール基を示すC)を有する基;式−
0NR5R6(式中、 R5及びR6は同−又は異なっ
て、水素原子、低級アルキル基、アルケニル基、アルキ
ニル基若しくは環上に置換されていてもよいアリール基
を示し、2は酸素原子若しくは硫黄原子を示す。)を有
する基;式2  (式中120ZR7 は前記したものと1勺意義を示す。R7は低級アルキル
基、環上に置換されていてもよいアラルキル基、環上に
置換されていてもよいアリール基又は生体内で加水分解
されつるカルボキシ基の保餓基を示す。)を有する基;
式−8O21R8(式中R8は低級アルキル基若しくは
環上に置換されていてもよいアリール基を示す。)fc
有する基あるいは 式−P(OR9)(ORIOJ (式中、 R9及びR
10(−;同−又は!Aなって、低級アル干ル基を示し
、Zは前記と同意義を示す。)を有する基を示す。
R4及びR7の定義に2ける「環上に置換されていても
よいアラルキル基」の置換外としては5低級アルキル基
、ハロゲン原子又はニド0.21!iヲ挙げることかで
き、層全体として好適には、3−若しくは4−メチルベ
ンジルのよウナC1−6アルキル置換ベンジル基;4−
クロロベンジル。
4−ブロモベンジル、4−フルオロベンジルのようなハ
ロゲン化ベンジル基又は4−ニトロベンジル基である。
R4、R5、R6、R7及びR8の定義における「環上
に置換されていてもよいアリール基]の置換外としては
、低級アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、カルボキ
シ基又は低級アルコキシカルボニル基を挙げることがで
き、層全体として好適には2−トリル、3−トリル、4
−トリル。
2、4. s−) !JメチルフェニルのようなC1−
6アルキル置換フェニル基;2−クロロフェニル。
3−90口フェニル、4−’70ロフェニル、2−ブロ
モフェニル、3−ブロモフェニル、4−ブロモフェニル
のようなハロゲン化フェニル基;4−ニトロフェニルの
よウナニトロフェニル基;            。
42−カルボキシフェニル、3−カルボキシフェニル、
4−カルボキシフェニルのようなカルボキシフェニル基
又は2−メトキシカルボニルフェニル、3−メトキシカ
ルボニルフエニ/L/、4−、+1トキシカルボニルフ
ェニル、2−エトキシカルボニルフェニル、3−エトキ
シカルボニルフェニル、4−エトキシカルボニルフェニ
ルのような低級アルコキシカルボニルフェニル基である
R5及びR6の定義における「アルケニル基」及び「ア
ルキニル基」は、好適にはビニル、アリル、1−プロピ
ニル、2−プロピニル、又バインプロペニル基である。
R7の定義における「生体内で加水分解されやすいカル
ボキシ基の保護基」とは1例えばアセトキシメチル、プ
ロピオニルオキシメチル。
ブチリルオキシメチル、ピバロイルオキシメチルなどの
脂肪族アシルオキシメチル基、1−メトキシカルボニル
オキシエチル、1−エトキシカルボニルオキシエチル、
1−プロポキシカルボニルオキシエチル、1−イソプロ
ポキシカルボニルオキシエチル、1−ブトキシカルボニ
ルオキシエチル、1−インブトキシカルボニルオキシエ
チルなどの1−低級アルコキシカルボニルオキシエチル
基、フタリジル基、(2−オキソ−5−メチル−1,3
−ジオキソレン−4−イル)メチル基、  (2,2−
ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル基
又は(3,4−ジヒドロピラン−2−カルボニルオキシ
コメチル基を挙げることかでき、好適には、(2,2−
ジメチル−先3−ジオキソランー4−イル)メチル基又
は(3,4−ジヒドロピラン−2−カルボニルオキシノ
メチル基である。
また、R3か水素原子である化合物(I)および/また
はR2もしくはR3かカルボキシ基を有する基である場
合は、各種の塩基を用いて薬理上許容される塩となすこ
とかでき1例えば、アルカリ金属塩(リチウム、ナトリ
ウム、カリウム塩等)、アルカリ土類金属塩(カルシウ
ム、バリウム塩等ン、他の金属塩(マグネシウム、アル
ミニウム塩等)又は有機アミン塩(特に、トリエチルア
ミン、トリエタノールアミン等の第三級アミン塩)をあ
げることかでき、好適にはアルカリ金属塩であり、特に
好適にはナトリウム1カリウム塩である。
化合物(1)及び(If)はオキシム基に関して、シン
−及びアンチ−異性体か存在するが0本願発明は特に限
定されず、シン−異性体、アンチ−異性体並びにシン−
及びアンチ−異性体の混合物を含む。
13位の立体配位に関しては、αまたはβ配位蛋とりう
る。それ故1式(1)及び式(II)の化合物は、それ
ぞれの立体異性体およびそれらの混合物を含むか、最も
好適には、β配位の化合物である。
本発明の一般式(りヲ有する化合物の具体例としては1
例えば次表に示される化合物かあげられる。
なお、 Meはメチル基を、 Etはエチル基を、nu
はブチル基を、Acはアセチル基をそれぞれ示す。
上記の例示化合物中、特に好適な化合物は、化合物番号
”s 2Qs旧、 26.27.31.35.36゜3
7、38.41.42.43.46.50.55.56
.61゜62、87.90.91.92.93.94.
97.102.108゜120、122.124.15
5.161.165.167、170゜172、173
.176、177、178.181.182.183゜
184、186.187.1118.190.191 
 の化合物である。
本発明に係る化合物(1)は、以下に示すように一般式
(Ill)を有する13−置侠−5−ケトミルベマイシ
ン類および同類似化合物から製造される。
(上記式中、X9点線 R1,R2,R3及び nは前
記したものと同意義を示す。) 工程人は、化合物(Ul)を、ヒドロキシルアミン又は
その塩(たとえば、塩酸、硝酸または硫酸のような鉱酸
との塩)と、反応させるととによって、5位をオキシム
化して式(Ia)の化合物を製造する工程である。反応
は、通常は不活性溶媒中で行なわれ、そのような溶媒と
しては、たとえがメタノール、エタノールのようなアル
コール類、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエ
ーテル類、酢酸のような脂肪酸類、または水並びKこれ
らの溶媒の混合物があげられる。反応温度は好適には1
0〜80℃であり、反応時間は通常1時間ないし一昼夜
程度である。
工程Bは、化合物(III)を、一般式N)I20R3
(R3は前記したものと同X義を示す。)を有するオキ
シム試業又はその塩(工程人と同様な塩)と反応させる
ことにより5位をオキシム化して式(Ib)を有する化
合物を製造する工程である。
本工程の反応条件は、工程人とほぼ同様である。
工程Cは、化合物(Ia)のオキシム部分をエステル化
し、化合物(Ib)を製造する工程である。
式(U)において、13 aがカルボン酸、N、N−ジ
置換カルバミン酸、炭酸、スルホン酸又はホスホン酸の
残基である化合物は、R3が水素である化合物(Ia)
と対応する酸ハライドとを、通常、不活性溶剤中、好適
には塩基の存在下に反応させることによっても製造する
ことができ。
またこの方法は有利な態様でもある。
使用される塩基は、脱酸能を有するものなら特に限定さ
れないが、好適には有機アミン、例えばトリエチルアミ
ン、N、N−ジメチルアニリン、ピリジン、4−ジメチ
ルアミノピリジン1.4−ジアザビシクロ(2,2,2
]オクタン、5−ジアザビシクロC4,3,0)ノネン
−5又は1.8−ジアザビシクロC5,4,0)ウンデ
セン−1をあげると。とができる。
使用される不活性溶剤は、反応に関与しなければ特に限
定されないが、好適にはヘキサン、ベンゼン、トルエン
、キシレンのよウナ炭化水素類;ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類;又
はメチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素のよう
なハロゲン化炭化水素類をあげることができる。
反応は通常呈温付近で行われ、反応時間は30分間乃至
5時間である。
上述の各方法の反応終了後、反応目的物は容、 易に反
応混合物から常法に従って、採取することができる。例
えば、反応混合物を水にあけ、必要なら不溶物を1別後
又は酸又はアルカリで中和後、水不混和性有機溶剤で抽
出する。抽出液を乾燥後、溶剤を留去することによって
得る、 ことができる。さらに必要なら、常法、例えば
再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することも
できる。
式(I[)において、R5aがN−置換力ルバミン酸残
基である化合物は、R5が水系である化合物(I)と対
応するイソシアネートと?、不活性溶剤中、塩基の存在
下に反応させることによって製造される。
使用される塩基及び不活性溶剤は前述の方法において使
用されるものと同様である。
反応は通常室温付近で行われ、反応時間は1時間乃至2
0時間である。
上述の各方法の反応終了後、反応目的物は容易に反応混
合物から常法に従って、採取することができる。例えば
、反応混合物を水にあけ、必要なら不溶物をF別後又は
酸又はアルカリで中和後、水不混和性有機溶剤で抽出す
る。抽出液を乾燥後、溶剤を留去することによって得る
ことができる。さらに必要なら、常法、例えば再結晶、
カラムクロマトグラフィー等で精製することもできる。
出発物質である式(II)の化合物は、以下に示すよう
に一般式(1j)を有する13−ヒドロキシ−5−ケト
ミルベマイシン類より製造される。
0υ n2−(o)n−C−OH(V) (上記式中、R1,R2及びnは前記したものと同意義
を示す。) 工程りは、式(N)で示される13− ヒドロキシ−5
−ケトミルベマイシン類を、式(V)で示されるカルボ
ン酸もしくはその反応性誘導体と反応させることによっ
て、式(I[)の化合物を製造する工程である。工程り
の反応は、式(y)め化合物の13位の水酸基とカルボ
ン酸(V)とのエステル化反応であって、それ故エステ
ル化反応としてそれ自体知られた公知の方法によって行
なわれる。式(V)のカルボン酸の反応性誘導体として
は、たとえば、酸ハライド(酸クロリド、酸プロミド等
)、酸無水物、混合酸無水物、p−ニトロベンジルエス
テルのヨウナ活性エステル、活性アミド類等、エステル
化に通常用いられるものがあげられる。
式(りのカルボン酸を用いる場合は、好適にはジシクロ
へキルカルボジイミド(DCC)、p −トルエンスル
ホン酸、硫酸等の脱水剤が使用され、ことにDCCが有
利に使用される。DCCが使用される場合は、さらに好
適には、ピリジン、4−ピロリジノピリジン等が触媒量
併用される。
DCCが脱水剤として使用される場合、その使用量は、
通常1ないし5当量、好適には1.5 ないし4当量で
ある。
反応は、通常は溶媒中で行なわれる。溶媒の椎類は、反
応に関与しないものであれば411FK限定はなく、た
とえば、ヘキサン、石油エーテル、ベンゼン、トルエン
、キシレン、クロロホルム、塩化メチレン、0−クロル
ベンゼン等の炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールジメチル
エーテル等のエーテル類、酢酸メチル、酢酸エチル等の
エステル類等があげられる。
反応温度は、通常0℃ないし50℃、好適にはO′cな
いし20℃であり、反応忙要する時間は通常30分間な
いし3時間である。
式(v)のカルボン酸の酸ハライドを用いる場合は、反
応は好適には塩基の存在下で行なわれ、好適な塩基とし
ては、たとえば、トリエチルアミン、N、N−ジメチル
アニリン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、1
,5−ジアザビシクロ[4,3,0]]ノネンー5(D
BN)または1.8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウ
ンデセン−7(DBU)のような有機塩基があげられる
式(V)のカルボン酸の酸ハライドは、通常1ないし1
0当量、そして塩基は、通常2−5 当量使用される。
れ同様である。
反応終了後、目的物である式(1)の化合物は、周知の
方法で反応混合物より単離され、必要に応じてカラム・
クロマトグラフィー等の公知手段により精製される。
天然物または半合成の前記ミルベマイシン類およびその
類縁化合物から、前記(N)の化合物を得るには、次の
各方法による。
23位の水酸基(すなわちXが水酸基である化合物)を
脱水させて22.23−位に二■結合を形成させ、つい
でそれを還元して22.23 −位を一重結合とする方
法、および23位の水酸基を適当なチオエステルに変換
後、還元的に脱離させて23−Hとする方法はNatu
rai ProductReports、 Vol 3
.42 (198B)に記載されている。
25位に、前記定義の81を微生物学的手法で導入させ
る方法は、特開昭62−29590号公報に記載されて
いる。
また、13位を水酸化させる方法は、特開昭61−10
38114号に記載されている。
天然物であるミルベマイシン類およびその類縁化合物は
、一般的にいって糧々の割合で製造され、そして、各フ
ラクションは単離されたのちに、または混合物のままで
、反応に付される。
それ故、反応の各段階の化合物は、単一化合物(例えば
、R1としてメチル、エチル、イソプロピル又は5ec
−ブチルの化合物)もしくはそれらの混合物のいずれで
もありえる。従って、式(1)の化合物も単一化合物も
しくは混合物として製造されうる。
本発明の化合物は果樹、野菜及び花弁に寄生するナミハ
ダニ類(Tetranychua )、リンゴハダニや
ミカンハダニ(Panonychus )及びサビダニ
等の成虫及び卵、動物に寄生するマダニ科(Ixo−d
idae )、ワクモ科(nermanysside 
)及びヒゼンダニ科(5arcoptidae )等に
対してすぐれた殺ダニ活性を有しているばかりではなく
、既存の殺ダニ剤が効かなくなり近年大問題となって来
ている抵抗性のダニに対し【も、すぐれた活性を有して
おり、この点が本発明化合物の大きな特徴である。
本発明の化合物は、更にヒツジバエ(0estruS 
)、キンバx (Lucilia)、ウシバx (Hy
poderma )、ウマバエ(Gautrophil
us )等及びのみ、 しらみ等の動物や鳥類の外部寄
生虫;ゴキブリ、家バエ等の両生害虫;その他アブラム
シ類、−翅目幼虫等の各種711園芸害虫に対して活性
である。
史にまた土壌中の根こぶ虫(Meloidogyne 
)、マツノザイ線虫(Bursaphelenchus
 )、ネダ=(Rhi−zoglyphus )等に対
しても活性である。
又、本発明の化合物は、植物に害を与える昆虫、特lC
植物を摂食することによって害を与える昆虫に対しても
活性である。
更に本発明の化合物は動物および人間の駆虫剤としてす
ぐれた殺寄生虫活性を有している。
とくに豚、羊、山羊、牛、馬、犬、猫および鶏のような
家畜、家禽およびベットに感染する次の線虫に有効であ
る。
ヘモンクス属(Haemonchus )、トリコスト
ロンギルス属(Tr ichostrongylus 
)、オスチルターギヤ属(Ostertagia )、
ネマトデイルス属(Nematodirus )、り―
ペリア属(Cooperia )、アスカリス属(AS
Caris)、 プノストムーム楓(nunostomum)、エンファ
ゴストムーム属(Oesophagos tmum )
、チャペルチアJA (Chabertia ) 。
トリキュリス属(Trichuris ) 。
ストOンギルス属(Strongylus )、トリコ
ネマ属(Tr ichonema )、デイクチオカウ
ルス属(D ic tyocau lus )、キャビ
ラリア17B (Capillaria )、ヘテラキ
ス属(HeterakiS )、トキソカラ属(Tox
ocara )、アスカリゾイア属(人5caridi
a )、オキシラリス属(0xyuris )、アンキ
ロストーマ属(Ancylostoma )、ランシナ
リア属(Uncinaria )、トキサスカリス属(
Toxascaris )およびパラスカリスir4 
(Parascaris )。
ネマトデイルス属、クーペリア属およびエソファゴスト
ムーム属のある種のものは腸管を攻撃し、一方へモンク
ス属およびオスチルターギア稿のものは祠に寄生し、デ
イクチオカウルス属の寄生虫は肺に見出されるが、これ
らにも活性を示す。
また、フィラリア科(Pi 1ariidae )やセ
タリャ科(5etari 1dae )の寄生虫は必滅
および血管、皮下およびリンパ管組威のような体内の他
の組織および器管に見出され、これらにも活性を示す。
また、人間に感染する寄生虫に対しても有用であり、人
間の消化管の最も普通の寄生虫は、アンキロヌトーマ属
(Ancylostoma )、ネカトール属(NeC
ator )、 アスカリス属(人5caris )、 ストロンギロイデスI!4(s trongyloid
es )、トリヒネラ属(Trichinella)、
キャビラリア属(Capi 1laria )、トリキ
ュリス属(Trichuris )およびエンテロビウ
ス属(Enterobius )である。
消化管の外に血液または他の組織および器管に見出され
る他の医学的に夏要な寄生虫フイラリア科のプツヘレリ
ア属(Wuchereria )、ブルーシア属(Br
ugia )、オンコセルカ属(0nchocerca
 )およびロア糸状虫属(Loa )並びに蛇状扇虫科
(Dracuncul 1dae )のドラクンクルス
属(Dracun−culus )の寄生虫、腸管内寄
生虫の特別な腸管外寄生状態におけるストロンギロイデ
ス属およびトリヒネラ属にも活性を示す。
本発明化合物を動物および人における駆虫剤として使用
する場合は、液体飲料として経口的に投与することがで
きる。飲料はW通ベントナイトのような懸濁剤および湿
潤剤またはその他の賦形剤と共に適当な非毒性の溶剤ま
たは水での溶液、懸濁液または分散液である一一般に飲
料はまた消泡剤を含有する。飲料処方は一般に活性化合
物を約0.01〜0.5重量%、好適には0.01〜0
.11量%を含有する。
乾燥した固体の単位使用形態で経口投与することが望ま
しい場合は、普通所望量の活性化合物を含有するカプセ
ル、丸薬または錠剤を使用する。これらの使用形態は、
活性成分を適当な細かく粉砕された希釈剤、充填剤、崩
解剤および/または結合剤、例えばデンプン、乳糖、メ
ルク、ステアリン酸マグネシウム、他物性ゴムなどと均
質に混和することによって製造される。
このような単位使用処方は、治僚される宿主動物の種類
、感染の程度および寄生虫の種類および宿主の体■によ
って駆虫剤の亘量および含量に関して広く変化させるこ
とができる。
動物飼料によって投与する場合は、それを飼料に均質に
分散させるか、トップドレッシンクとして使用されるか
またはペレットの形態として使用される。普通望ましい
抗寄生虫効果を達成するためには、最終飼料中に活性化
合物をQ、GO01〜0.02g6を含有している。
また、液体担体賦形剤に溶解または分散させたものは、
前冑内、筋肉内、気管内または皮下に注射によって非経
口的に動物に投与することができる。非経口投与のため
に、活性化合物は好適には落花生油、綿実油のような適
当な植物油と混合する。このような処方は、一般に活性
化合物な0,05〜50″M1に%含有する。
また、ジメチルスルホキシドまたは炭化水素溶剤のよう
な適当な担体と混合することによって局所的に投与し得
る。この製剤はスプレーまたは直接的注加によって動物
の外部表面に直接適用される。
最舎の結果を得るための活性化合物の最適使用佃は、治
僚される動物の種類および寄生虫感染の型および程度に
よってきまるが、一般だ動物体重1−当り約0.01〜
100■、好適には0.5〜sooswを経口投与する
ことによって得られる。
このような使用量は一度にまたは分割した使用量で1〜
5日のような比較的短期間にわたって与えられる。
次に、実施例及び参考例によって、本願発明をさらに具
体的に説明する。以下の実施例において、13−置換基
の立体は全てβ配位である。
実施例1(工程人) 3二(式Ia、 R’ : C2H5,R2: CH2
O+Fsn:o、X:11.点線は一厘結合) ヒドロキシルアミン塩酸塩(ssq)の水溶液(3ml
 )に、13−(4−フルオロフェノキシ)アセチルオ
キシ−5−ケトミルベマイシンA4た。反応終了後、反
厄液を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和
食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、J縮し
た。残渣をシリカゲル・カラムクロマトグラフィーで精
製し、目的化合物rerqt(収率61.8%)を得た
質量スペクトル(m/ z) : 709 (M+) 
、 675核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ(
cnc15)ppm:3.97(s、 IH,7位OH
)、 4.67(S、 IH,6位1i)t5.0B 
(d、 IH,13位H,J=10.6Hz )以下、
実施例1と同様の操作により、実施例2から94の化合
物が製造された。 これらの実施例の化合物は全てR3
が水素原子であり、ある以外は全て人 ある。
実施例95(工程B) 13−ベンジルオキシカルボニルオキシ−5−ケトミル
ベマイシン人4+5 5 0−カルボ(2,5:1の混
合物) 、  n2ニーcH2べ◇、R3:CH2C0
OH,n : 1 、  X : H、点綴は−■結合
〕13−ベンジルオキシカルボニルオキシ−5−ケトミ
ルベマイシンλ4とA3の混合物(A4:人、=2.3
 : 1 ) (180M9)とo−カルボキシメチル
ヒドロキシルアミン塩酸塩(34oη)とから、実施例
1と同様の操作で、目的化合物198り(収率9S%)
を得た。
ff!スペクトルm/z : 671 (M”−92)
 、 627g、a気共鳴スペクトル(270M1(Z
)δ(CDCJ、 ) ppm :170 (S、IH
,7位OH) 、 4.70(S、 IH,6位H)。
4.72(d、 IH,13位H,J=10.6H2)
以下、対応するヒドロキシルアミン塩酸塩を用いて、実
施例95と同様の操作により、実施例96と97の化合
物を製造した。これらの実施例で大は共に人である。
実施例98(工程C) シム(式Ib、 R1: −C2H5,R2: −C2
H5,R5ニーcoc(cn3)3. n : L X
 :H,点線は−■結合)13−エトキシカルボニルオ
キシ−5−ケトミルベマイシンA4−5−オキシム(1
29η)のベンゼン浴液(5ml )に、水冷下ピバロ
イルクロライド(22μl)とトリエチルアミン(31
μl)を加え、 呈温で4時間攪拌した。
反応長子後、反応液を水にあけ、詐取エチルで抽出した
。抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲル・カラムクロマト
グラフィーで精製し、目的化合物113 岬(収率77
.4%)を得た。
JX量スペクトル(m/z) : 727(M+)核磁
気共鳴スペクトル(2yoMnz)δ(cDcJ3)p
pm :3.98(S、  IH,7位OH)、4.5
7(s、IH,6位l5t75(d、 IH,1a位H
,J=1o、5Hz)以下、対応する散クロライドを用
いて、実施例98と同様の操作により、実施例99から
127の化合物を製造した。これらの実施例で実施例1
28(工程C) 13−ヒバロイルオキシ−5−ケトミルベマイシン人4
−5−オキシム(13111g)のテトラヒドロフラン
溶液(5ml )に、メチルイソシアネ−) (1ml
 )を加え、8時間放置した。反応終了後、溶層を留去
し、残渣をシリカゲル・カラムクロマトグラフィーで積
装して、目的化合物118jIIF(収*8λ196)
を得た。
xiスペクトル(mlz) : 655(M+−5y)
、 637゜1m気共覧1リスベクトル(27obmz
)δ(CDCJ 3) pptn :3.90(S、 
 1H,7位OH)、 4.67 (s、 IJ 6位
H)14.91(a、 tli、 13位H,J:10
.8H2)参考例1 C2H5,R2: CH2O+F、 n : O,人:
 丈)4−フルオロフェノキシ酢9(17#)の塩化メ
チレン溶液(15m)に、1.3−ジシクロへキシルカ
ルボジイミド(23jIf)と化合物(lII)(R’
: C2H5、62q )をj臓次加え、最後に直跡童
の4−ピロリジノピリジンを加えた後、室温で30分攪
拌した。反応終了後、反応液をろ過し、ろ液を水にあけ
、酢酸エチルで抽出した。
抽出液を水と飽和食塩水で洗い、硫散マグネシウムで乾
燥した。溶媒留去後、残渣をシリカゲル・カラムクロマ
トグラフィーにより精製し、掲記化合物44ηを得た。
JXfスペクトル(mlz ) : 708 (M”)
核磁気共鳴スペクトル(zyomnz)δ(cpCa5
)ppm :3.86(s、 IH,1位OH)、 t
ot(s、 IH,6位a ) ts、oe(a、 I
HI 13位1(、J=10.3)12)参考例2 LL −F28249α(特開昭61−10589号公
報、61.2119 ) ’4アセトン(s mt )
に溶解し、活性二酸化マンガン(0,649)を加えて
、30分間激しく攪拌した。反応液をセライトで濾過し
、ついでF液を濃縮し、5−ケト−LL −F2824
9αの粗生成物(59,3■)を得た。
質量スペクトル(mlz) : 61G、 592.5
74核磁気共鳴スペクトルδ(CDCj3) pI)m
 :3、ys(s、 1)1. C70H)t 3.1
34(S、 IH,06H)。
上記の粗生成物を全量、ギ酸(3ml )に浴解し、二
酸化セレン(13WIg)を加えて室温で1.5時間攪
拌した。反応終了後、反応液にセライトを加えてセレン
化合物をP別した。F液を水にあけ、酢酸エチルで抽出
し、硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮した。得られた残渣
にメタノール(2麿り、ジオキサン(3耐)、2N塩酸
 (1d )を加え、室温で一夜攪拌した。反応液を水
にあけ;酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥
後111#iした。
!MtIiを分取薄層シリカゲルクロマトグラフィー(
メルク製2人rt、 5715.20clIX20CM
、  厚さ2eus、ヘキサン:酢飯エチル=1:1で
展開)で精製し、掲記化合物(13,2IIII)を得
た。
’J[量スペクトル(mlz) : 626(M+−3
6)、 606゜590、349.331.259.2
42.179核磁気共鳴スペクトル δ(cnc15+
o2o)ppm :3.73(d、 IH,C13H,
J=9.7H2)、 a、rs(d、 lH。
C25H,J:10.5Hz)、 3.84(S、 I
H,06H)実施例129 ミハダ二(ハ扛餌【肌肛出皿)を接種した。接種1日後
、接穂來に3ppmの一度の試験化合物を含む溶液7 
#/をミズホ式回転散布塔にて、散布液量が3.51m
9/c7!12葉面槓になる様に散布した。
3日後に、双眼顕微鏡によって成虫の生死を調べた。各
化合物について2連制で試験を行い、試験中薬液処理薬
は、25℃の恒温室内に保存した。
以上の得られた結果を次表に示した。
の一群を両面接着テープを用いて、ポリ塩化ビニルのパ
ネル上に列状に固定した。なお、1列は10頭を含む。
実施例化合物を以下のようζこ試験した。
一連の群に対して注射によって、2μ!又は1μlの溶
媒に0.0 O05μgから5μfの試験化合物を溶解
させた薬剤を処理した。効力はIR9o値、即ち処理後
30日後における分裂生殖を90%阻害する0度で表示
した。IR,。値によると、 実施例2. 3. 6.
 7. 9. 10. 11. 18. 19の化合物
は、0,5μl/群の濃度で有効であった。
実施例131 予め、100 ppmの濃度の試験化合物溶液2〜3 
mlを注入しておいた試験管中に、1群約100〜20
0頭の種々の成育段階のワクモ(Dermanyssu
sgallinae )を移し入れ、綿栓をし、10分
間攪拌した。その後、試験溶液な綿栓を通して吸出し、
架剤処理されたワクモを3日間常温に保った。
処理3日後の時点で、実施例6.7.8s 9+ IL
ll、 12.13.15.17.18.19.2G、
 22.23.24゜25、27.31.32.33.
34.53.54.58.59.60゜61、62.6
4. G5. G6.67、68.69.70.71.
72゜73、 74. 75. 76、 7B、  了
9. 81. 84. 85. 86. 88゜89、
90.91および126の化合物は、いずれも試論濃度
でLClooすなわち試験区のワクその完全死滅を示し
た。
実施例132 予め1 dの液体培地と1ooppmの濃度の試験化合
物溶液1耐とを注入しておいた試験管中に、産卵直後の
ヒツジウジバエ(Lucilia 5ericata 
)の卵を1群約30〜50個移し入れた。綿栓をして、
試験管を30″Cで4日間保った。処理4日後の時点で
、実施例6.7.9.13.17.19.2G。
23、24.25.26.27.2B、 29.31.
32.33.34゜35、36.38.41.43.4
4.45.47.53.54.59゜62、63.65
.6B、 67、70.71.73.74.75.76
゜78、79.8G、 81.84.85.86.87
.88.89.90゜91、96.101.105.1
08.111.112.113.1141116および
126の化合物は、いずれも試験4度でLCloo、す
なわち試験区のヒツジウジバエの完全死滅を示した。
特計出願人三共株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の一般式( I )で表わされる化合物;▲数式
    、化学式、表等があります▼( I ) 式中、Xは水素原子、水酸基またはオキソ基を示す。点
    線は一重結合または二重結合を示し、Xが水素原子のと
    きのみ二重結合でありうる。 R^1は、C_1_−_8アルキル基、C_2_−_8
    アルケニルもしくはアルキニル基、C_1_−_4アル
    コキシもしくはアルキルチオC_1_−_4アルキル基
    、C_3_−_8シクロアルキルC_1_−_5アルキ
    ル基、C_3_−_8シクロアルキルもしくはC_5_
    −_8シクロアルケニル基(どちらも場合によりメチレ
    ンまたは1個もしくはそれ以上のC_1_−_4アルキ
    ルもしくはハロゲンで置換されていてもよい)、または
    飽和もしくは不飽和の3ないし6員の酸素もしくは硫黄
    含有複素環(1個もしくはそれ以上のC_1_−_4ア
    ルキルもしくはハロゲンで置換されていてもよい)を示
    す。 R^2は、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、
    アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アラルキル
    基又は少なくとも1個の酸素。 硫黄若しくは窒素原子を含み環原子数が4乃至14であ
    る複素環基である。ただし、上記R^2基は少なくとも
    1個の置換基を有していてもよく、その置換分は、 R^2がアルキル基の場合は、シクロアルキル基;低級
    アルコキシ基;低級アルケニルオキシ基;低級アルコキ
    シカルボニル基;ハロゲン原子;ハロゲンで置換されて
    いてもよいアリールオキシ基若しくはアリールチオ基;
    低級アルカノイルオキシ基;保護されていてもよいヒド
    ロキシ基;カルボキシ基;アミノ基;モノ若しくはジ低
    級アルキルアミノ基;アシルアミノ基;シアノ基;カル
    バモイル基;モノ若しくはジ低級アルキルカルバモイル
    基;メルカプト基;低級アルキルチオ基;低級アルキル
    スルフィニル基;低級アルキルスルホニル基;ニトロ基
    ;フェノキシフェノキシ基;トリフルオロメチルピリジ
    ルオキシフェノキシ基又は少なくとも1個の酸素、硫黄
    若しくは窒素原子を含み環原子数が4乃至14である複
    素環基であり、 R^2が、アルケニル基又はアルキニル基の場合はアリ
    ール基またはR^2がアルキル基である場合に示した上
    記置換分であり、そして、 R^2が、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル
    基又は少なくとも1個の酸素、硫黄若しくは窒素原子を
    含み環原子数が4乃至10である複素環基である場合は
    、その環上の置換分は、低級アルキル基、低級アルコキ
    シ低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、ハロアルケニ
    ル基またはR^2がアルキル基である場合に示した上記
    置換分である。nは0又は1である。 R^3は、水素原子、低級アルキル基、シクロアルキル
    基、アラルキル基又はカルボキシ置換低級アルキル基を
    示す。〕を有する化合物並びにR^3が水素原子である
    場合および/またはR^2もしくはR^3がカルボキシ
    ル基を有する基である場合はそのエステル誘導体及び薬
    理上許容される塩。 次の一般式を有する特許請求の範囲第1項 の化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R^1、R^2及びnは特許請求の範囲第1項
    の記載と同意義を示し、R^3^aは、式−COR^4
    (式中、R^4は置換されていてもよいアルキル基、シ
    クロアルキル基、環上に置換されていてもよいアラルキ
    ル基若しくは環上に置換されていてもよいアリール基を
    示す。)を有する基; 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^5及びR^6は同一又は異なつて、水素原
    子、低級アルキル基、アルケニル基、アルキニル基若し
    くは環上に置換されていてもよいアリール基を示し、Z
    は酸素原子若しくは硫黄原子を示す。)を有する基; 式 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、Zは前
    記と同意義を示す。 R^7は低級アルキル基、環上に置換されていてもよい
    アラルキル基、環上に置換されていてもよいアリール基
    又は生体内で加水分解されうるカルボキシ基の保護基を
    示す。)を有する基; 式 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R^8
    は低級アルキル基若しくは環上に置換されていてもよい
    アリール基を示す。)を有する基あるいは 式 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R^9
    およびR^1^0は同一又は異なつて、低級アルキル基
    を示し、Zは前記と同意義を示す。)を有する基を示す
    。 下記の一般式( I )で表わされる化合物; ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) 式中、Xは水素原子、水酸基またはオキソ 基を示す。点線は一重結合または二重結合を示し、Xが
    水素原子のときのみ二重結合でありうる。R^1は、C
    _1_−_8アルキル基、C_2_−_8アルケニルも
    しくはアルキニル基、C_1_−_4アルコキシもしく
    はアルキルチオC_1_−_4アルキル基、C_3_−
    _8シクロアルキルC_1_−_5アルキル基、C_3
    _−_8シクロアルキルもしくはC_5_−_8シクロ
    アルケニル基(どちらも、場合によりメチレンまたは1
    個もしくはそれ以上のC_1_−_4アルキルもしくは
    ハロゲンで置換されていてもよいフまたは飽和もしくは
    不飽和の3ないし8員の酸素もしくは硫黄含有複素環(
    1個もしくはそれ以上のC_1_−_4アルキルもしく
    はハロゲンで置換されていてもよい)を示す。 R^2は、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、
    アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アラルキル
    基又は少なくとも1個の酸素、硫黄若しくは窒素原子を
    含み環原子数が4乃至14である複素環基である。ただ
    し上記R^2基は少なくとも1個の置換基を有していて
    もよく、その置換分は、 R^2がアルキル基の場合は、シクロアルキル基;低級
    アルコキシ基;低級アルケニルオキシ基;低級アルコキ
    シカルボニル基;ハロゲン原子;ハロゲンで置換されて
    いてもよいアリールオキシ基若しくはアリールチオ基;
    低級アルカノイルオキシ基;保護されていてもよいヒド
    ロキシ基;カルボキシ基;アミノ基;モノ若しくはジ低
    級アルキルアミノ基;アシルアミノ基;シアノ基;カル
    バモイル基;モノ若しくはジ低級アルキルカルバモイル
    基;メルカプト基;低級アルキルチオ基;低級アルキル
    スルフィニル基;低級アルキルスルホニル基;ニトロ基
    ;フェノキシフェノキシ基;トリフルオロメチルピリジ
    ルオキシフェノキシ基又は少なくとも1個の酸素、硫黄
    若しくは窒素原子を含み環原子数が4乃至 14である複素環基であり、 R^2が、アルケニル基又はアルキニル基の場合はアリ
    ール基またはR^2がアルキル基である場合に示した上
    記置換分であり、そしてR^2が、シクロアルキル基、
    アリール基、アラルキル基又は少なくとも1個の酸素、
    硫黄若しくは窒素原子を含み環原子数が4乃至10であ
    る複素環基である場合は、その環上の置換分は、低級ア
    ルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、ハロ低級ア
    ルキル基、ハロアルケニル基またはR^2がアルキル基
    である場合に示した上記置換分である。nは0又は1で
    ある。 R^3は、水素原子、低級アルキル基、シクロアルキル
    基、アラルキル基又はカルボキシ置換低級アルキル基を
    示す。〕を有する化合物並びにR^3が水素原子である
    場合および/またはR^2もしくはR^5がカルボキシ
    ル基を有する基である場合はそのエステル誘導体及び薬
    理上許容される塩を有効成分とする殺虫、殺ダニ、駆虫
    剤。
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