JPS63107902A - 農薬固形製剤 - Google Patents

農薬固形製剤

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JPS63107902A
JPS63107902A JP12068587A JP12068587A JPS63107902A JP S63107902 A JPS63107902 A JP S63107902A JP 12068587 A JP12068587 A JP 12068587A JP 12068587 A JP12068587 A JP 12068587A JP S63107902 A JPS63107902 A JP S63107902A
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棚林 力
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澤村 正壽
Tooru Nunoe
布重 徹
Hisashi Obayashi
久 大林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、融点70℃以下で常温固体の農薬有効成分を
含有し、製剤粒子の大きさが変化せず安定に保持される
農薬固形製剤に関する。
[従来の技術] 従来より使用される農薬固形製剤には、たとえば粉剤、
粗粉剤、水和剤、水溶剤9粒剤、微粒剤、微粒MP等が
あるが、これら固形製剤は目的とする農薬としての効果
を十分に発揮させるためには製剤それぞれの粒子の大き
さがそれぞれの製剤に規定された大きさに保持されてい
ることが必要である。
ところが、製剤中の有効成分が製造時の乾燥温度又は製
剤後の貯蔵温度よりも低い融点(70℃以下)を有し常
温で固体である場合、これらの農薬固形製剤たとえば粉
剤、粗粉剤、水和剤、水溶剤等においては経時的に有効
成分の結晶が析出しお互いに付着、凝集して粗粒となり
有効成分の均一性を欠くことがあり、また粒剤、微粒剤
等においては経時的に有効成分が粒子表面に析出し粒子
がお互いに付着、凝集して固まる(この現象はケーキン
グ、ブロッキング、固結などと呼ばれるが、本明細書で
は「固結」なる用語を用いることとする)ことがある。
このような有効成分の経時的変化は、環境温度の変化に
より、有効成分が固体−液体一固体と状態変化すること
により生ずるものと考えられる。
すなわち、製造時仕込むべき有効成分が当初固体であっ
ても、その性質によっては乾燥工程時に融解したり、或
いは乾燥工程を伴わない製法にあっては、貯蔵時の温度
上昇により融解する。融解した有効成分は粒子表面に滲
出し、他の粒子上に滲出した有効成分と融合する。その
後環境温度が低下17、その有効成分の融点以下になっ
た場合融合した有効成分の結晶化が起り付着、凝集して
粗粒或いは固結の生成に結びつくものと考えられる。
農薬固形製剤中のこのような有効成分の付着。
凝集による粗粒の生成、或いは粒子同志の付着、凝集に
よる固結の生成、即ち製剤粒子の経時的変化は、有効成
分の均一性を損い有効成分濃度の極端な偏り及び散布時
の分級の原因等になり、部分的な薬効不足或いは反対に
薬害発生の原因等となる。
とりわけ、粒剤は粉剤、水和剤より流動性があり、包装
、使用において取扱いやすいことが特徴となっているが
、固結はこの特徴を消失させることを意味し、粒剤にと
っては致命的な現象である。これは粒剤の包装後、輸送
、貯蔵中経時的に生じやすいものであるため、発見、予
測がしにくく、一旦固結した粒剤はその程度にもよるが
、流動性、かないために使用時の取扱いが非常に厄介と
なり、その与える経済的、労力的損害は大きい。
従って、農薬固形製剤においては、一般に有効成分の経
時的変化を防止することが必要であり、この様な経時的
変化の防止剤として従来ケトン類(特公昭41−771
6.特公昭42−9275.特公昭44−308)、ア
ルコール類(特公昭44−308.特公昭46−313
56、特開昭53−88324)、フェノール類(特公
昭44−1307)、脂肪酸又はその塩(特開昭50−
155632.特公昭55−18681)’、酸性リン
酸エステル又はその塩(特公昭5g−13209)、ラ
クトン(特開昭59−216801)、アルキレングリ
コール又はそのエーテル(特公昭6〇−5561)等が
知られている。しかし、この様な1、従来の防止剤と化
学構造、物性等が明らかに異なるリン酸トリエステル、
芳香族カルボン酸エステル又は炭素数10以上の脂肪族
カルボン酸エステルをこの様な防止剤として用いること
については、今まで報告されていない。
[発明が解決しようとする問題点] 農薬固形製剤の有効成分の経時的変化を防止する従来公
知の防止剤は、たとえば毒性が高い、高価である、防止
効果が充分でない、用いられる農薬成分が限定されてい
る等の欠点を有しており、特に有効成分が融点70℃以
下で常温固体の農薬成分である場合には満足できるもの
でない。従って、融点70’C以下で常温固体の農薬成
分を含有する農薬固形製剤において、有効成分の経時的
変化を防止するよで充分に満足できる防止剤を従来公知
の防止剤以外より求める必要がある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は、融点70℃以下で常温固体の農薬成分を
含有する農薬固形製剤の経時的変化の防止法につき種々
検討した結果、融点70℃以下で常温固体の農薬有効成
分を、リン酸トリエステル、芳香族カルボン酸エステル
及び炭素数10以上の脂肪族カルボン酸エステルより選
ばれた1種以上の高沸点溶媒に溶解させたものを固体担
体に担持させて得られる農薬固形製剤が、予想外にも有
効成分の経時的変化(粗粒あるいは固結の生成等)がな
く、しかも毒性が極めて低く、安価に製造でき、農薬と
して充分に満足できるものであること、特にその有効成
分が3−フェノキシベンジル 2−(4−エトキシフェ
ニル)−2−メチルプロピルエーテル[以下“エトフェ
ンブロックス”と称する]である農薬固形製剤において
は有効成分の経時的変化防止効果がより優れていること
を見出し、これらに基づいて本発明を完成した。
即ち、本発明は、 (IXi)リン酸トリエステル、 (ii)芳香族カルボン酸エステル、 (iii )炭素数10以上の脂肪族カルボン酸エステ
ル より選ばれた1種以上の高沸点溶媒に溶解せしめ、た融
点70℃以下で常温固体の農薬成分を固体担体に担持せ
しめたことを特徴とする経時的変化を防止した農薬固形
製剤、 (2)融点70℃以下で常温固体の農薬成分がエトフェ
ンブロックスである第(1)項記載の農薬固形製剤に関
するものである。
本発明で用いられる農薬成分は、融点が70℃以下、好
ましくは10〜60℃、より好ましくは20〜50℃で
あり、常温(−5℃〜35℃)で固体の農薬である。こ
の様な農薬成分としては、たとえば殺虫剤(たとえばピ
レスロイド系殺虫剤、カルバメート系殺虫剤、有機リン
系殺虫剤、天然殺虫剤など)、殺菌剤(たとえば有機塩
素系殺菌剤、有機リン系殺菌剤、ベンズイミダゾール系
殺菌剤、有機イ才つ系殺菌剤、フェノール系殺菌剤、カ
ルバメート系殺菌剤など)、除草剤(たとえば有機リン
系除草剤、有機塩素系除草剤、カルバメート系除草剤、
酸アミド系除草剤、ジニトロアニリン系除草剤など)、
植物生長調節剤、忌避剤などで融点が70℃以下かつ常
温固体のもの1種または2種以上の混合物が用いられる
。このような本発明で用いられる農薬成分の代表的な具
体例を以下に示す[化合物名の後の括弧内は一般名ある
いは商品名を示ずコ。
(殺虫剤) ピレスロイド系殺虫剤: 5−ベンジル−3−フリルメチル(IR3)シス、トラ
ンスークリサンテメート (レスメトリン)、5−ベン
ジル−3−フリルメチル(I R) トランスークリサ
ンテメート (ビオレスメトリン)、3−フェノキシベ
ンジル(IR3)シス、トランス−3−(2,2−ジク
ロロビニル)−2,2−ンメチルーシクロプロパンカル
ボキシレート (パーメスリン)、 α−シアノ−3−フェノキンベンジル−2−(4−クロ
ロフェニル)3−メチルブチレート (フェンバレレー
ト) カルバメート系殺虫剤: 0−セコンダリーブチルフェニルメチルカルバメート 
(BPMC,バッサ)、 2−エチルチオメチルフェニル メチルカルバメート 有機リン系殺虫剤: 0−3.5.6−ドリクロロー2−ピリジル 0.〇−
ジエチルホスホロチオエート、 0−(4−シアノフェニル)0.0−ジメチルホスホロ
チオエート (CYAP)、 0.0−ジメチル S−メチルカルバモイルメチルホス
ホロノチオエート (ジメトエート)、0−エチル O
−バラ−ニトロフェニル フェニルホスホノチオエート
 (EPN)、 S−α−エトキシカルボニルベンジル 0.0−ジメチ
ルホスホロジチオエート (PAP)、0.0−ジエチ
ル 0−(2,3−ジヒドロ−3−オキソ−2−フェニ
ル−6−ピリダジニル)ホスホロチオエート (ピリダ
フェンチオン)、S−2,3−ジヒドロ−5−メトキシ
−2−オキソ−1,3,4−チアジアゾール−3−イル
メチル0.0−ジメチルホスホロジチオエート (DM
TP)、5−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−オキ
ソベンゾキサゾール−3−イルメチル 0.0−ジメチ
ルホスホロジチオエート (ホサロン)、S  (N−
ポルミル−N−メチルカルバモイルメチル)0.0−ジ
メチルホスホロジチオエート (ホルモチオン)、 2−メトキシ−ベンゾ−411−1,,3,2−ジオキ
サホスホリン−2−スルフィド (サリチオン)、0.
0−ジメチル S−2−(1−メチルカルバモイルエチ
ルチオ)エチル ホスホロチオエート (バミドチオン
) (殺菌剤)  ゛ 有機塩素系殺菌剤: N−プロピル−N−[2−(2,4,6−トリクロロフ
エノキン)エチル]−イミダゾールー1−カルボキサミ
ド 有機リン系殺菌剤: S−ベンジル 0.0−ジイソプロピル ホスホロチオ
エート (IBP) 有機イオウ系殺菌剤ニ ジイソプロピル 1.3−ジチオラン−2−イリデン 
マロネート (イソブロチオラン)、Sn−ブチル S
′−P−ターシャリ−ブチルベンノルN  3−ピリジ
ルジチオカーボンイミデート(ジチオベート) カルバメート系殺菌剤。
プロピル 3−(ジメチルアミノ)プロピルカルバメー
ト (プロバモカルブ) (除草剤) 有機リン系除草剤: 〇−エチル O−(4−メチル−2−二トロフェニル)
−N−イソプロピル ホスホロアミド チオエート (
アミプロホス)、 0.0−ジイソプロピル 5−2−ベンゼンスルホンア
ミド エチル ホスホロジチオエート、O−メチル o
−(4−メチル−2−ニトロフェニル)−N−イソプロ
ピル ホスホロアミドチオエート (アミプロホスメチ
ル) 有機塩素系除草剤: S−エチル 4−クロロ−2−メチル−フェノキシ(チ
オアセテート)  (MCPA−チオエチル)ジニトロ
アニリン系除草剤: α、α、α−トリフルオロー2.6−シニトローN、N
−ジプロピルーp−トルイジン(トリフルラリン)酸ア
ミド系除草剤: 2−クロロ−2’、6’−ジエチル−N−メトキシメチ
ルアセトアニリド (アラクロール、ラッソー)これら
農薬成分の中で特に好ましいものは、たとえば エトフエンブロックス、 0−セコンダリーブチルフェニル メチルカルバメート
 (BPMC,バッサ)、 ジイソプロピル 1,3−ジチオラン−2−イリデン 
マロネート (イソブロチオラン)、S−ベンジル 0
.O−ジイソプロピル ホスホロチオエート (IBP
)、 α、α、α−トリフルオロー2.6−シニトローN、N
−ジプロピル−p−トルイジン  (トリフルラリン)
、 あるいはこれらの混合物とりわけエトフェンブロックス
とイソブロチオランの混合物、エトフェンブロックスと
IBPの混合物、バッサとIBPの混合物な、どである
また、本発明で用いられる高沸点溶媒は、沸点が150
℃以上、好ましくは200℃以上、より好ましくは25
0℃以上であり、常温(−5℃〜35℃)において農薬
成分を1%以上溶解させるもので、リン酸トリエステル
、芳香族カルボン酸エステル及び炭素数10以上の脂肪
族カルボン酸エステルより選ばれる1種または2種以上
の混合物である。リン酸トリエステルとしては、分子量
100〜1000好ましくは200〜500のものが用
いられ、具体的にはトリブチルホスフェート、トリアミ
ルホスフェート、トリオクチルホスフェートなどのトリ
ー04−1゜アルキルホスフェート類、ブチルジフェニ
ルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェートなど
の04−8゜アルキルジフェニルホスフェート類、トリ
クロロエチルポスフェードなどのトリーハロゲノC!−
4アルキルホスフェート類、S−α−エトキシカルボニ
ルベンジル 0.O−ジメチルホスホロジチオエート(
PAP)などのジアルキルアラルキルホスホロジチオエ
ート類、0.0−ジメチル 0−4−二トローm−)リ
ルホスホロチオエート(MEP)などのジアルキルアリ
ールホスホロチオエート類などが用いられる。芳香族カ
ルボン酸エステルとしては、分子量100〜800好ま
しくは120〜500のものが用いられ、具体的には安
息香酸メチル、安息香酸エチル、安息香酸プロピル、安
息香酸ブチルなどの安息香酸C1−I+アルキルエステ
ル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジ
プロピル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジイソデシルな
どのフタル酸ジーC1−12アルキルエステルなどが用
いられる。
炭素数10以上の脂肪族カルボン酸エステルとしては、
分子量170〜500好゛ましくは170〜300のも
のが用いられ、具体的には酢酸2−エチルヘキシルなど
の酢酸C3−I2アルキルエステル、コハク酸ジプロピ
ル、コハク酸ジブチルなどのコハク酸ジー03−。アル
キルエステル、アジピン酸ジブチル、アジピン酸シアミ
ルなどのアジピン酸ジーC7−6アルキルエステルなど
が用いられる。高沸点溶媒の好ましい例としては、たと
えばオクチルジフェニルホスフェートなどの04−1゜
アルキルジフェニルホス、フェート類、S−α−エトキ
シカルボニルベンジル 0.0−ジメチルホスホロジチ
オエート (PAP)などのジアルキルアラルキルホス
ホロジチオエート類あるいはそれらの混合物などが用い
られる。
また、本発明で用いられる固体担体は、農薬固形製剤の
製造で一般に希釈剤、増量剤として用いられているもの
などが用いられ、本発明の目的が達成される限り特に限
定されるものではない。このような固体担体としては、
たとえば植物性粉末(たとえば、米糖、大豆粉、タバコ
粉、小麦粉、木粉など)、鉱物性粉末(たとえば、カオ
リン、ベントナイト、リン酸カルシウム、酸性白土など
のクレー類。
滑石粉、ロウ石粉などのタルク類、珪藻土、雲母粉など
のシリカ類など)、さらにアルミナ、硫黄粉末。
活性炭なども用いられ、これらは一種または二種以上を
(製剤中に5〜90重量%好ましくは10〜80重量%
)混合して使用しうる。
本発明の農薬固形製剤は、(i)リン酸トリエステル、
(ii)芳香族カルボン酸エステル、(iii)炭素数
10以上の脂肪族カルボン酸エステルより選ばらた1種
以上の高沸点溶媒に溶解せしめた融点70℃以下で常温
固体の農薬成分を固体担体に担持せしめて製造する。
本発明の農薬固形製剤の製造は、農薬固形製剤の一般的
な製造法に準じて行うことができる。たとえばまず高沸
点溶媒に、溶媒に対して1〜85重量%好ましくは5〜
50重量%の農薬成分を溶解させてもよい。溶解時必要
に応じて加温(40〜60℃)することができる。次に
、高沸点溶媒に溶解せしめた農薬成分を常法に従って固
体担体に担持させ、さらにこれにたとえば浸透剤、湿潤
剤、粘漿剤、安定剤などを適宜添加した後、常法に従っ
てたとえば粉剤、粗粉剤、水和剤、水溶剤、粒剤、微粒
剤、錠剤などの固形製剤に製造してもよい。従って、本
発明の農薬固形製剤を製造する場合に、必要に応じて農
薬固形製剤の製造で一般に用いられているたとえば石け
ん類、高級アルコールの硫酸エステル、アルキルスルホ
ン酸、アルキルアリールスルホン酸、第4級アンモニウ
ム塩、オキシアルキルアミン、脂肪酸エステル、ポリア
ルキレンオキサ5イド系、アンヒドロソルビトール系な
どの界面活性剤等を、一般に製剤中に0.2〜10%程
度、含有させることもできる。さらに、必要に応じ、カ
ゼイン、ゼラチン1殿粉、アルギン酸、寒天、CMC,
ポリビニルアルコール、ベントナイト、クレゾール石け
んなどを適宜用いてもよい。また、必要に応じ融点が7
0℃を越えるまたは常温(−5〜35℃)で液体の殺菌
剤(たとえば有機塩素系殺菌剤、有機リン系殺菌剤、ベ
ンズイミダゾール系殺菌剤、銅系殺菌剤。
有機イオウ系殺菌剤、フェノール系殺菌剤、抗生物質な
ど)、殺虫剤(天然殺虫剤、カーバメート系殺虫剤、有
機リン系殺虫剤など)、殺ダニ剤、殺線虫剤。
除草剤、植物生長調節剤、安定剤、共力剤、誘引剤。
忌避剤、香料、植物栄養剤、肥料、各種アミノ酸、低分
子ないし高分子のリン酸塩類などを適宜、たとえば農薬
成分を高沸点溶媒に溶解する際にあるいは溶解後円形製
剤とする際等に混合してもよい。
かくして得られる本発明の農薬固形製剤は、安価な原料
から製造することができ、毒性が極めて少なく安全で、
通常の保存条件下では長期間保存しても農薬成分が経時
的に変化しない優れた農薬である。そして、本発明の農
薬固形製剤は、同じ農薬成分を含む従来の固形製剤と同
様の方法で用いることができ、その結果従来品に比べて
優れた効果を発揮することができる。たとえば、農薬成
分として殺虫剤を含有する場合、本発明の農薬固形製剤
は、対象の害虫に対してたとえば育苗箱処理9作物の茎
葉散布、虫体散布、水田の水中施用あるいは土壌処理な
どにより使用することができる。
また、農薬成分として殺菌剤を含有する場合、本発明の
農薬固形製剤は、たとえば作物に散布、散粉、潅注ある
いは種子粉衣などにより作物に安全かつ有効に使用する
ことができる。そして、本発明の農薬固形製剤を殺虫剤
または(および)殺菌剤として使用する場合その施用量
は、施用時期、施用場所、施用方法等々に応じて広範囲
に変えることができるが、一般的にはへクタール当り有
効成分が10g〜3000g好ましくは50g〜100
0gとなるように施用することが望ましい。また、農薬
固形製剤が水和剤である場合には、殺虫または(および
)段、菌作用を有する有効成分の最終濃度が10〜11
000ppの範囲となるように希釈して使用すればよい
さらに、本発明の農薬固形製剤を除草剤として常法に従
って用いる場合、その使用量は水田1アール当り、約1
〜50g1より好ましくは、約2〜40gであり、畑地
1アール当り約1〜50g1より好ましくは約2〜40
gである。
そして、本発明の農薬固形製剤は、従来の農薬固形製剤
の使用法に従って用いられる。従って、例えば農業およ
び園芸用有用植物体を咀しやく加害する鱗翅目害虫たと
えばハスモンヨトウ(Spo −doptera 1i
ttura)、コブノメイガ(Cnaphalocro
cismedinalis)、イネットムシ(Parn
ara guttata)、コナガ(Pluttell
a maculipennis)、モンシロチョウ(P
ieris rapae crucivora)、ニカ
メイガ(Chil。
5uppressalis) 、タバコガ(Helic
overpa assulta)。
ア’7ヨトウ(Leucania 5eparata)
、ヨトウガ(Moms −5tra brassica
e)、コカクモンハマキ(Adoxophyesora
na) 、キンモンホソガ(Lithocolleti
s ringoni−alla)、ワタツメイガ(Cn
aphalocrocis medinalis)。
ジャガイモガ(Phthorimaea opercu
lella)などの幼虫、M翅目害虫たとえばニジュウ
ヤホンテントウムシ(Epilachna vigin
tioctopunctata)、ウリハムシ(Aul
acophora femoralis)、キスノノミ
ハムシ(Phyllotreta 5tiolata)
、イネミズゾウムシ(Lis−sorhoptrus 
oryzaphilus)、イネゾウムシ(Echin
o−cnemus squameus)、イネクロカメ
ムシ(Oulema or−yzae)などの幼成虫、
直翅目害虫たとえばトノサマバッタ(t、ocusta
 migratoria)などの幼成虫、半翅目害虫た
とえばイネクロカメムシ(Scot 1nophara
lurida)、ナシグンバイ(Stophanjti
s nashi)、ヒメトビウンカ(Laodelph
ax 5Liatellus)、 )ビイロウンカ(N
iloparuata lugens)、ツマグロヨコ
バイ(Nephotettix cincticeps
)、ヤノネカイガラムシ(Unaspis yanno
nensis)、ダイズアブラムシ(Aphisgly
cines)、ワタアブラム(Aphis gossy
pii)などの幼成虫、ハダニ類たとえばナミハダニ(
Tetrayc−hus urticae)、ミカンハ
ダニ(Panongchus citri)。
リンゴハダニ(Fanonychus ulmi)など
の幼成虫、植物体の根部に寄生する線虫類たとえばキタ
ネコブセンチュウ(Meloidogyne hapl
a)などの農園芸害虫、穀物を食害するコクゾウ(Si
tophilus zeamais)、コクヌストモド
キ(Tribolum castaneum)などの貯
穀害虫、羊毛、皮革1紙などを食害するイガ(Tine
a pellionella)、ヒメカツオブシムシ(
Attagenus piceus)、ヤマトシミ(C
tenolepismavillosa)などの家庭害
虫2人畜に直接間接に危害を与えるアカイエカ(Cul
ex pipiens)、ニッポンヤマブユ(Simu
lium nacojapi)、イエバエ(Musca
domes t 1ca) 、キンバエ(Lucili
a caesar)、クロゴキブリ(Periplan
eta fuliginosa)、チャバネゴキブリ(
Blattala germanica)、ヤマトダニ
(Ixodesjaponens is)などの衛生・
家畜害虫に卓効を示すか、あるいは例えば稲熱病菌、紋
枯病菌、小球菌核病菌、胡麻葉枯病菌などに対して強い
併殺的殺滅力を示すか、さらに稲の病原菌のみならず、
疏菜類など多くの作物に病害を惹き起す病原菌例えば胡
瓜灰色疫病菌、菜豆菌核病菌、苺灰色黴病菌などに対し
て抗菌力を示すか、あるいはたとえばヒエ類、コナギ、
キカノグサ、アゼナ、アブツメ、カヤツリグサ等の水田
1年生帷草、マツバイ、ヘラオモダカ、ヒルムシ口等の
多年生雑草、葉令の若いホタルイ、ミズガヤツリなどを
防除することができる。
従って、本発明の農薬固形製剤は、副作用がきわめて少
なく安全で、簡易、安価、かつ長時間の保存後において
も適確にすぐれた作用、効果を奏しうるから当業界にお
ける有用性はきわめて大きい。
[作 用] 試験例1 本発明の農薬固形製剤の粉剤(下記実施例1で得られる
粉剤)と、通常の製法により製造した粉剤(次の対照例
1で得られる粉剤)の粒度分布及び粉末度を製造直後と
室温(−5〜35℃)にて3年間保存後に測定し、その
結果を表−1に示した。
対照例1(粉 剤) エトフェンブロックス5部(以下“部”は“重潰部”を
示す)を加温(60℃)溶解し、これをクレー90部、
ホワイトカーボン5部の混合物に添加し、混合後粉砕す
る。
粒度分布測定法;試料粉剤50gを内径200mmのJ
IS標準篩に入れ、ロータップマンーンにて30分間篩
過して測定した。
粉末度測定法(農薬公定検査法): 試料粉剤50gを200滅のビーカーにとり、界面活性
剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム月%を含む
水80滅を加え、ガラス棒を用いてよくねりまぜて分散
させ、試料をフルイ網[フルイわくの内径20cm、i
さ4,5cmの標準フルイ(300メツシユ、46μ)
を用いる]上に移す。水100旙を残りの試料に注ぎ加
え、同様にフルイ網上に移し、この操作を繰り返してビ
ーカー内の資料全部をフルイ網上に移す。次にゴム管か
ら水を少量ずつゆるやかに試料に注ぎかけ〔ゴム管は内
在的1 cm、水の流量は毎分4〜5Qを標準とするコ
ながらフルイを水平にふり動かして試料を通過させる。
流出した水の中に試料がほとんど認められなくなってか
らフルイ網上に残った試料を網の隅に寄せ集め、注水を
とめる。少量の水を洗びんでふきつけて残留する資料を
蒸発皿に洗い移し、しばらく静置して上澄液を傾斜して
捨て、水浴上で乾燥し、残留物を秤量し。
試料の通過量の百分率を算出する。
測定結果(表−1) %:重量% 試験例2 本発明の農薬固形製剤の水和剤(下記実施例2及び実施
例7で得られる水和剤)と通常の製法により製造した水
和剤(次の対照例2で得られる水和剤)の粉末度及び懸
垂率を製造直後と室温(−5〜35℃)にて1年間保存
後に測定し、その結果を表−2に示した。
対照例2(水和剤) エトフェンブロックス8部を加温(60℃)溶解し、ホ
ワイトカーボン10部に吸着させ、粉砕後リグニンスル
ホン酸カルシウム3部、ディクスゾールWK(第一工業
製薬社製の界面活性剤)3部。
珪藻土76部の混合物に添加し、混合後頁に粉砕する。
粉末度測定法:試験例1と同じ 懸垂率測定法(農薬公定検査法): 試料水和剤10g(有効成分Ag)をビーカーにはかり
とり、20℃の硬度3度の水[硬度3度の水の調製法:
炭酸カルシウム0.3077g、酸化マグネシウム0.
092gを少量の希塩酸に溶かしたのち、砂浴上で蒸発
乾固して塩酸を除去し、水でIQに希釈する。
この水は硬度30度であるから、利用に際して10倍に
希釈する]50滅を加えよくねりまぜて十分分散させ、
250dの有枠メスシリンダー移し、上記と同じ20℃
の硬度3度の水を加えて250滅とし、15分間静置し
たのち11分間に30回はげしく倒立してふりまぜ、5
分間静置する。つぎに257辺のホールピペットを液中
に入れ、その先端を液の中央に保ち。
検液25旙を静かに吸いとり、有効成分の含量を測定す
る(Bg)。そして次の式により懸垂率を算出する。
測定結果(表−2) 試験例1,2.0結果、通常の製法で得られる粉剤、・
水和剤に比べ、高沸点溶剤を添加した本発明の粉剤、水
和剤は経時的な粗粒の形成を抑制することができること
が分る。
試験例3 本発明の農薬固形製剤の粒剤(下記実施例3で得られる
粒剤)75gを200威容トールビーカーに入れ、25
g/cm’になるように加重し、8℃、湿度80%で7
日間放置後、固結の状況を観察した。なお、対照として
、エトフェンブロックスを加温(60℃)溶解して添加
したのみで製造した粒剤(次の対照例3で得られる粒剤
)と、エトフェンブロックスをホワイトカーボンに吸着
させ、濃厚粉剤として添加して製造した粒剤(次の対照
例4で得られる粒剤)を用いた。
結果は、次の判断基準を用いて表−3にまとめた。
−:ビーカーを斜めにして固まりを認めない。
+:ビーカーを斜めにして固まりがあるがくずれる又は
5mm以下の固ま り。
+:ヒーカーを斜めにして約半量くずれず、5mm以上
の固まり。
雅:ビーカーを斜めにしてほとんどくずれない。
対照例3(粒 剤) エトフェンブロックス1.5部を加温(60℃)溶解し
、これをクレー93部、カルボキシメチルセルロース5
部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル0.5
部の混合物に添加し、適量の水を加えて捏和し、細孔よ
り押し出して成型乾燥する。
対照例4(粒 剤) エトフェンブロックス1.5部を加温(60℃)溶解し
、ホワイトカーボン3.5部に吸着させ、粉砕後クレー
89.5部、カルボキシメチルセルロース5部、ポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテル0.5部の混合物
に添加し、適mの水を加えて捏和し、細孔より押し出し
て成型乾燥する。
結果(表−3) 試験例4 本発明の農薬固形製剤の粒剤(下記実施例4で得られる
粒剤)及び通常の製法により製造した粒剤(次の対照例
5.6で得られる粒剤)を用いて試験例3と同一条件で
試験を行った。
結果は次の表−4の通りである。
対照例5(粒 剤) 0−セコンダリーブチルフェニルメチルカルバーメート
(以下“BPMC”と称する)4部を加温(60℃)溶
解し、これをホワイトカーボン4部、カルボキシメチル
セルロース5部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル0.5部、クレー86.5部の混合物に添加し、
適量の水を加えて捏和し、細孔より押し出して成型乾燥
する。
対照例6(粒剤) BPMC4部を加温(60℃)溶解し、ホワイトカーボ
ン4部に吸着させ、粉砕後カルボキシメチルセルロース
5部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル0.
5部、クレー86.5部の混合物に添加し、適量の水を
加えて捏和し、細孔より押し出して成型乾燥する。
結果(表−4) 試験例3.4の結果、通常の製法で得られる粒剤に比べ
、高沸点溶剤を添加した本発明の粒剤では固結防止効果
が明らかに認められる。
試験例5 本発明の農薬固形製剤のDL粉剤(下記実施例5で得ら
れるDL粉剤)及び通常の製法により製造したDL粉剤
(次の対照例7.8で製造したDL粉剤)の3検体を用
いてヒメトビウンカに対する殺虫効力試験を行った。
対照例7 (DL粉剤) エトフェンブロックス5部を加温(60℃)溶解し、ホ
ワイトカーボン5部、クレー90部に吸着させた後粉砕
し、エトフェンブロックスの濃厚粉剤とする。この濃厚
粉剤の室温(−5〜35℃)1年経過品10部をクレー
89.7部、トリレスC(三共株式会社製の凝集剤)0
.3部と共に混合後粉砕する。
対照例8 (DL粉剤) エトフエンブロツクスlO部を加温(60℃)溶解し、
ホワイトカーボン6部、クレー84部に吸着させた後粉
砕し、エトフェンブロックスの濃厚粉剤とする。この濃
厚粉剤の室温(−5〜35℃)1年経過品5部をクレー
94.7部、トリレスC013部と共に混合後粉砕する
試験方法: (1)方  法 1/10000 aボット植供試作物の水稲に塩ビ円筒
(直径10.5cm1高さ22.0cm)を立てその中
に供試害虫を放し、およそ1時間後にベルジャーダスク
ー(4部cmHg)を用い、所定量の試料薬剤を散布し
た。
散布後1分間静置した後、塩ビ円筒開口部をゴースで覆
い、温室に置いた(温室内温度20〜30℃)。
(2)供試作物 水稲1品種:日本晴、定植:5本/ポット、供試時のス
テージ:本葉3枚(草丈:約17cm)(3)供試害虫 ヒメトビウンカ(Laodelphax 5tiate
llus)、絡合幼虫、lO頭/ボット (4)区制1反復 5ポット/試料、3反復 (5)調査時間、方法 薬剤散布後3,24及び48時間後に死虫敗(水面に落
下し刺激を与えても飛び上がらない中毒虫を含む)を調
べた。又、24時間後の死虫数をもとにブリス(Bl 
1ss)のプロビット法(全国農村教育協会編「農薬生
物検定法」記載の方法)によりLD、。値を求めた。
結果を表−5、表−6にまとめた。
試験結果 (エトフェンブロックスDL粉剤のヒメトビウンカに対
する殺虫効果) 表−5死去率(%) 表−6LD5゜値 表−51表−6より、死去率及びLD5゜値共に実施例
5と対照例7.8のDL粉剤の間には明らかな差が見ら
れ、高沸点溶剤が添加された本発明の農薬固形製剤はエ
トフェンブロックスの結晶化ないし粗粒形成が抑制され
たことにより通常の製法で得られる製剤に比べて明らか
に優れた殺虫効果を示すことが認められた。
[実施例コ 次に本発明による実施例を挙げて説明するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。なお割合は
全て重量部を示すものとする。
実施例1.(粉剤) エトフェンブロックス5部を安息香酸エチル10部に加
温(60℃)溶解し、これをクレー80部、ホワイトカ
ーボン5部の混合物に添加し、混合後粉砕する。
実施例2.(水和剤) エトフエンブロックス8部を安息香酸エチル16部と共
に加温(60℃)溶解し、これをホワイトカーボン10
部、リグニンスルホン酸カルシウム3部、ディクスゾー
ルWK(第一工業製薬社製の界面活性剤)3部、珪藻土
60部の混合物に添加し、混合後、粉砕する。
実施例3.(粒剤) エトフェンブロックス【、5部をオクチルジフェニルホ
スフェート3.5部に加温(60℃)溶解し、これをク
レー89.5部、カルボキシメチルセルロース5部、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル0.5部の混
合物に添加し、適量の水を加えて捏和し、細孔より押し
出して、成型乾燥する。
実施例4.(粒剤) BPMC4部をオクチルジフェニルホスフェート10部
に加温(60℃)溶解し、これをホワイトカーボン4部
、カルボキシメチルセルロース5部、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル0.5部、クレー76.5部
の混合物に添加し、適量の水を加えて捏和し、細孔より
押し出して成型乾燥する。
実施例5.(DL粉剤) エトフェンブロックス5部をオクチルジフェニルホスフ
ェート15部に加温(60℃)溶解し、これをホワイト
カーボン20部、クレー60部に吸着させた後粉砕し、
エトフエンブロックスの濃厚粉剤とする。この濃厚粉剤
の室温(−5〜30℃)1年経過品lO部を、クレー8
9.7部、トリレスC013部と共に混合後粉砕する。
実施例6.(パダンバッサ粒剤) BPMC4部をオクチルジフェニルホスフェート10部
に加温(60℃)溶解し、これをカルタップ塩酸塩(パ
ダン:武田薬品工業製)35部、ホワイトカーボン4部
、カルボキシルメチルセルロース5部、ポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル0.5部、PAP(日本化
学工業源の安定化剤)0.5部、クレー72.5部の混
合物に添加し、適量の水を加えて捏和し、細孔より押し
出して成型乾燥する。
実施例7.(水和剤) エトフェンブロックス8部とS−α−エトキシカルボニ
ルベンジル 0.0−ジメチルホスホロジチオエート(
PAP)32部とを加温(60℃)溶解し、これをホワ
イトカーボン20部、リグニンスルホン酸カルシウム3
部、ディクスゾールWKa部、珪藻土34部の混合物に
添加し、混合後粉砕する。
[発明の効果] 本発明で得られる融点70℃以下で常温固体の農薬成分
を含有する農薬固形製剤は、安価に製造することかでき
、毒性が極めて低く、しかも有効成分が経時的に変化し
ない優れた農薬である。従って、本発明は、融点70℃
以下で常温固体の農薬成分を含有する農薬固形製剤とし
て薬効、毒性、経済性の面で従来品よりも優れたものを
提供することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(i)リン酸トリエステル、 (ii)芳香族カルボン酸エステル、 (iii)炭素数10以上の脂肪族カルボン酸エステル より選ばれた1種以上の高沸点溶媒に溶解せしめた融点
    70℃以下で常温固体の農薬成分を固体担体に担持せし
    めたことを特徴とする経時的変化を防止した農薬固形製
    剤。
  2. (2)融点70℃以下で常温固体の農薬成分が3−フェ
    ノキシベンジル2−(4−エトキシフェニル)−2−メ
    チルプロピルエーテルである特許請求の範囲第(1)項
    記載の農薬固形製剤。
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