JPS63107551A - 金属接着剤複合シ−ト - Google Patents

金属接着剤複合シ−ト

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JPS63107551A
JPS63107551A JP9240487A JP9240487A JPS63107551A JP S63107551 A JPS63107551 A JP S63107551A JP 9240487 A JP9240487 A JP 9240487A JP 9240487 A JP9240487 A JP 9240487A JP S63107551 A JPS63107551 A JP S63107551A
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JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
metal
composite
sheet
frp
Prior art date
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Pending
Application number
JP9240487A
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English (en)
Inventor
昭彦 田中
田島 秀夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電磁波反射体、パラボラアンテナ、EMl(ε
1ectro Magnetic Interfere
nce)シールド等に用いられる金属接着剤複合シート
に関する。
〔背景技術及び解決すべき事項〕
パラボラアンテナ等に用いられる電[波反射成形体とし
て繊維強化熱硬化性樹脂(以下FRPと称する)と炭素
繊維、導電化処理存機繊維、アルミコートガラス繊維、
金属メツシュなどとの複合によってできたFRP成形体
が広く用いられているが、反射率のすぐれた金属シート
を反射面に複合化した金属シート複合成形体が望まれて
いる。
従来一般的に実施されているFRPと金属箔等の金属シ
ートとの複合成形体の製法は、あらかじめ成形されたF
RPと金属シートとにそれぞれ未架橋ポリウレタン、未
架橋エポキシ等の接着剤を吹付塗布又は刷毛塗りした後
に、両者を接着複合するようになっている。しかしなが
らFRPを成形した後にこれを金属シートと複合するも
のであるため、製造工程が二段階になり、専用の圧着接
着装置が必要になる等の不具合がある。
さらに複合゛成形体の金属シートの表面に保護膜処理を
行う場合には、あらかじめF RPと金属シートとを接
着複合した後に、金属面上に保2I膜を吹付塗装又は刷
毛塗りにより塗布するため、F!i装に技術を要し、乾
燥硬化に時間がかかって乾燥設備が必要と・なる不具合
がある。
そこでFRPの金属シー)?1合成形体の製造工数の低
減を目的として、未硬化FRPと金属シートとの同時一
体複合成形が考えられる。しかしエポキシ等のペースト
状又は液状の接着剤を塗布した金属シートと未硬化FR
Pとを同時一体複合成形する場合には、未硬化FRPの
流動により接着剤が成形品外へ押し出され、また、接着
剤と未硬化FRPの硬化速度が合わず接着強度が低下す
る原因となる。
また接着性熱可塑性樹脂フィルムを貼り合わせた金属シ
ートと未硬化FRPとの同時一体複合成形を行うと、同
時一体複合成形時における金型からの熱及び、未硬化F
RPの反応熱によって接着性熱可塑性樹脂フィルムが軟
化溶融したところへ、金型内の未硬化FRPからの空気
又は未硬化FR■)から発生するスチレンヘーバ等が巻
き込まれて接着不良、さらには外観不良を生ずることに
もなる。これを改善するために、接着性熱可塑性樹脂フ
ィルムの軟化溶融温度を上げると、未接着状態を生ずる
原因となる。
また成形品の外部金属表面を保護するために塗料の吹付
塗装及び刷毛塗りも行われるが、上塗り塗装をする前に
下地処理や下塗りが必要となり、また塗装に技術が必要
で乾燥硬化に時間がかかったり、乾燥設備が必要になる
等の工数増大の原因となる。
本発明は上記事実を考慮し、製造が間車で特殊な製造設
備が不要な金属シート複合成形体を得るための金属接着
剤複合シートを提供することが目的である。
〔発明の概要及び作用〕
本発明に係る金属接着剤複合シートでは、金属シートの
片面に接着剤を塗布すると共に、加熱により接着剤を架
橋させたことを特徴としている。
したがって本発明の金属接着剤複合シートを用いれば、
未硬化FRPの硬化成形と同時に金属シートを強力に接
着一体化した複合体を得ることができ前車6童実に金属
シート複合成形体が出来上る。
このように例えばポリウレタン等の架橋型接着剤を架橋
させた後に熱硬化性樹脂と重ねて使用するので、従来の
ように架も1型ボリウレクン接着剤を成形時に未架も1
状態で使用するものとは異なり、成形時に接着剤が成形
品外へ押し出されることはなく、成形品表面が円滑で大
きな接着強度を得ることができる。
金属シートは接着剤が塗布される片面とは反対側の片面
に熱可塑性樹脂フィルムを複合化積層することにより電
波反射面の保護層を得ることができる。
また金属接着剤複合シートは製品形状に近い状態に加圧
展延予備成形した後に繊維強化熱硬化性樹脂と同時一体
複合成形させれば更に正確な表面形状を得ることができ
る。
〔発明の実施例〕
図面に示される如(本実施例では金属接着剤複合ノー1
−10と繊維強化熱硬化性樹脂12とを用い、これらが
所定形状に同時一体複合成形されて所定形状の金属シー
ト複合成形体が出来上がる。
金属接着剤複合シート10は金属箔、金属板等の金属薄
肉シート14の片側にポリウレタン接着剤16が塗布さ
れている。このポリウレタン接着剤16は架も1型の接
着剤であり、離型材18を重ねて貼り合わせた後に加熱
により架橋される。この場合、架橋率は赤外分析等によ
るNGO反応率の測定にて50%以上、さらに好ましく
は70%以上が望ましい。
この金属接着剤複合シートloには他の片面へ保護層と
して熱可塑性樹脂フィルム2oを接着剤22を介して貼
りつけ、接着剤22の架橋により熱可塑性樹脂フィルム
2oを固定すれば金属薄肉シート14の電磁波反射面側
を保護することができる。
この金属接着剤複合シート1oは離型材18を剥離し、
これへ未硬化繊維強化熱硬化性樹脂12を重ね、加圧加
熱して所定形状に同時一体複合成形させる。これにより
裏面が繊維強化熱硬化性樹脂12で補強された金属シー
ト複合FRP成形体が出来上がる。この同時一体複合成
形はすでにポリウレタン接着剤16が架橋されているた
め、ポリウレタン接着剤16の流出がなく、単に一回の
同時一体成形でパラボラ状等の所望の形状の金属複合シ
ートが正確に得られる。
これをパラボラアンテナに通用すれば、電波反射面は金
属板、金属箔等の金属シートであるため反射効率に優れ
、炭素繊維、金属メツシュ、アルミコートガラス繊維、
導電化処理有機繊維等を複合化するものに比べて電波t
i失は極めて少ない。
またこの同時一体複合成形の前に金属接着剤複合シー)
10を予備成形して製品形状に近い形状に加圧展延成形
すればさらに正確な製品が出来上がる。
金属薄肉シート14としてはアルミニウム、銅、鉄等の
金属が、接着剤16としては架橋型ポリウレタン系、架
橋型アクリル系の接着剤が、離型材18としてはポリエ
チレンフィルム、パラフィン紙、等が通用できる。また
熱可塑性樹脂フィルム20としてはポリlフッ素化ビニ
ールフィルム(テトラ−フィルム)が、接着剤22とし
てはポリウレタン系、エポキシ系、アクリル系、ゴム系
の接着剤が、さらに繊維強化熱硬化性樹脂12としては
不飽和ポリエステル、ビニールエステル、エポキシ樹脂
、フェノール樹脂等が適用できる。
y21七LL 150μmの肉厚を有する金属薄肉シート14としての
アルミ箔の片面に接着剤16として架橋型ポリウレタン
接着剤を約IOμmrg−さて塗布し、離型材18とし
てポリエチレンシートを貼って60″Cのオーブン内で
48時間加熱架橋させた。
架橋型ポリウレタン接着剤としては、主剤としてタケラ
ックA315(商品名:武田薬品工業株式会社)、硬化
剤としてタケラックA30(商品名二同前)をlO:1
の重量比で混同して用いた。
接着剤の塗布量は5〜30μm厚が好ましい。加熱架橋
条件は60℃、24〜48時間または80’c、t〜2
時間程度とするのが好ましい。この好ましい接着剤の塗
布量及び加熱架橋条件は以降の実験例でも同様である。
その後ポリエチレンシートを剥がしてからポリウレタン
接着剤塗布面と繊維強化熱硬化性樹脂12としての未硬
化FRP (SMC:シートモールデイングコンバウン
ド)とを30cm四方の平板金型で140°Cの温度と
55kg/c+aの圧力で加熱加圧し、アルミ箔複合F
RP成形体を同時一体複合成形した。
これによって得られた厚さ4III11の複合成形体は
、アルミ箔が強く接着しており、アルミ箔につき180
度の剥離試験を行った結果、3.7kg/25mm幅の
強度を得ることができた。
ス」(斑」− 表面に熱可塑性樹脂フィルム20としてテトラ−フィル
ム(肉厚38μm)を金属薄肉シート14としての肉厚
100μmのアルミ箔にポリウレタン接着剤で複合積層
化した。アルミ箔の他の片側に接着剤として実験例1と
同様の架橋型ポリウレタン接着剤16を約10μmの肉
厚で塗布し、離型材18として肉厚30μmのポリエチ
レンフィルムを貼り合せ、60°Cのオーブン内で48
時間加熱架橋させた。ここで、離型材のポリエチレンフ
ィルムを剥がし、繊維強化熱硬化性樹脂12としての未
硬化FRPと重ね合わせてI 40 ”Cの金型内で5
5 kg / cdの圧力をかけて成形した。この厚さ
4鴎の金属シート複合成形体の金属箔の剥離試験を行っ
た結果、3.7kg/25+m幅の強度を得ることがで
きた。
一実」L炎」− 表面に熱可塑性樹脂フィルム20としてテトラ−フィル
ム(肉厚38μm)を金属薄肉シート14としての肉厚
1100tIのアルミ箔にポリウレタン接着剤で複合積
層化した。アルミ箔の他の片側に接着剤として実験例1
と同様の架橋型ポリウレタン接着剤16を約10μmの
肉厚で塗布し、外型材18として肉1! 30 u m
のポリエチレンフィルムを貼り合せ、60℃のオーブン
内で48時間加熱架橋させた。
ここまでは前記第2実験例と同様であるが、ここで離型
材のポリエチレンフィルムを剥がした後に接着力をより
強力とするために架橋型ポリウレタン接若剤上にブライ
マーとして日本合成ゴム製9036(ifW品名)を刷
毛塗りで数μm厚に塗布し、30分後に未硬化F R’
Pと重ね合せて実験例2と同様に140°Cの金型内で
55 kg / cdの圧力をかけて成形した。
かようにして得た厚さ4Mの金属シート複合成形体の金
属箔の剥離試験を行なった結果、5.5kg / 25
 mm幅の強度を得ることができた。
なお、プライマーとしてはイソシアネート系等のブライ
マーを用いることができる。また、プライマー塗布後、
成形までの時間は好ましくは15分以上16時間以内、
さらに好ましくは30〜60分である。
一実」(併〕ユ 実験例2で用いた未硬化FRPと同時一体複合成形する
前の金属接着剤複合シートをパラボラ形状をした予備成
形機にセットし、2 kg / c4のエア加圧によっ
て加圧展延させ、離型材のポリエチレンフィルムを剥ぎ
取って寒冷紗及び未硬化FRPとパラボラ金型内で14
0°Cの温度と55kg/cdの圧力で加熱加圧し、パ
ラボラアンテナのりフレフタ−を成形した。このリフレ
フクーとしての金属ノート複合成形体は、強度、外観及
び電波性能が優れたものであった。
なお、この場合、実験例3と同様に離型材?り離後プラ
イマーを塗布してから成形してもよい。
上且亘± 実験例1において架橋型ボリウレクン接着剤を塗布した
後に直ちに未硬化FRP (SMC)と金型内で140
°C、55kg/c1aの圧力で加熱加圧したところ、
アルミ箔はFRPと接着せずに節単に剥離した。
2七Jし医」− 実験例4においてアルミ箔複合シートをパラボラ形状に
予備成形せずに、FRPと同時一体成形したところ、良
好な成形品は得られなかった。
上五貝ユ 実験例4において、テトラ−フィルムの代わりにポリ2
フツ化ビニルフイルム(カイナー)、ポリ4フツ化ビニ
ルフイルム(テフロン)を使用シたところ、加圧展延の
予備成形ができず、予備成形品を良好に得られなかった
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係る金属接着剤複合シートは
架橋型接着剤を架橋させた後にFRPと同時一体複合成
形するものであるため、従来の如(接着剤を硬化させな
がら成形する複合シートとは全く異り、未硬化FRPと
金属との同時一体複合成形が可能となって製造工数の低
減が達成される優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の詳細な説明するための複合成形前の金属
接着剤複合シートを示す分解断面図である。 10・・・金属接着剤複合シート、 12・・・繊維強化熱硬化性樹脂、 14・ ・ ・金属薄肉シート、 1G・・・ボリウレクン接着剤、 18・・・離型材、 20・・・熱可塑性樹脂フィルム、 22・・・接着剤。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属シートの片面に接着剤を塗布すると共に、加
    熱により接着剤を架橋させたことを特徴とする金属接着
    剤複合シート。
  2. (2)前記接着剤には離型材が貼り合わせてあることを
    特徴とした前記特許請求の範囲第(1)項記載の金属接
    着剤複合シート。
JP9240487A 1986-06-24 1987-04-15 金属接着剤複合シ−ト Pending JPS63107551A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19873720866 DE3720866A1 (de) 1986-06-24 1987-06-24 Metallverbundblech

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61-147882 1986-06-24
JP14788286 1986-06-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63107551A true JPS63107551A (ja) 1988-05-12

Family

ID=15440342

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9240487A Pending JPS63107551A (ja) 1986-06-24 1987-04-15 金属接着剤複合シ−ト

Country Status (1)

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JP (1) JPS63107551A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0260742A (ja) * 1988-08-26 1990-03-01 Denki Kagaku Kogyo Kk 金属複合シートの製法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0260742A (ja) * 1988-08-26 1990-03-01 Denki Kagaku Kogyo Kk 金属複合シートの製法

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