JPS63107383A - 留守番録画装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビジョン放送を受信し、映像および音声を
記録するビデオ・テープレコーダに係わり、特に録画す
る日時、録画チャンネルを指定し録画することのできる
留守番録画装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、ビデオ・テープレコーダの留守番録画装置では、
録画する日時、録画時間、録画チャンネルを単数または
複数設定できる手段と、録画を制御する制御手段とを有
しており、これらの相互作用によって留守番録画を実現
している。

従来の留守番録画装置の動作を第３図を用いて説明する
。

同図でビデオ・テープレコーダ部１は、図示しないチュ
ーナ部、変調器部、録画増幅部、再生増幅部、ビデオヘ
ッド部、録画／再生駆動および制御部、高周波増幅部、
復調器部、出力映像を所定のチャンネル信号にのせるた
めの変調器部などを備えている。録画設定部２は録画す
る日時や録画時間および録画チャンネルを設定するもの
である。

また録画制御部３は録画を制御するものであり、カレン
ダ時計部４は時計機構である。

このような留守番録画装置を備えたビデオ・テープレコ
ーダの使用者は、録画設定部２のスイッチ類などを操作
して録画日時、録画時間、録画チャンネルを入力し、こ
れらを設定する。録画制御部３はカレンダ時計部４から
出力される日時データと録画設定部２により設定された
録画日時の比較動作をこれが一致するまで継続する。

録画日時となってこの比較結果が一致すると、録画制御
部３は録画チャンネル信号をビデオ・テープレコーダ部
１に供給し、録画を開始する。録画の終了については録
画制御部３が録画時間をカレンダ時計部４の出力データ
と比較し、時間の一致した時点でビデオ・テープレコー
ダ部１への人力を停止することで行っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上説明した従来の留守番録画装置は一応完成度の高い
ものであるが、録画日時の変更が不可能な構成となって
いる。従って放送局の番組変更により放送開始時間がず
れた場合、録画される内容は、ずれた時間分について他
の番組内容となった。

そして極端な場合には、所望の番組はほとんど録画され
ないという事態も発生した。

そこで本発明の目的は、番組変更による放送時間のずれ
に対しても融通性に富んだ留守番録画を実現できるよう
にした留守番録画装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の留守番録画装置は、録画する日時、録画時間、
録画チャンネルを設定する設定手段と、放送局からの番
組変更を示す所定信号を受信し検出する検出手段と、こ
の検出手段からの出力信号をもとに録画を制御する制御
手段と、録画日時の基準を設定するカレンダ時計部とを
備えており、制御手段は、設定手段の設定した録画日時
とカレンダ時計部の日時とを比較し一致した場合で、か
つ検出手段からの信号が有意である場合は、この信号が
無意となるまで、設定した録画チャンネルの録画開始を
停止させ、無意となってからその録画を開始させる。

従って、番組変更による放送時間のずれに対しても当該
番組の録画を行うことができる。

〔実施例〕

以下実施例につき本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明による留守番録画装置の一実施例を示す
ブロック図であり、第２図はこの装置の動作説明図であ
る。

第１図において、ビデオ・テープレコーダ部１１は周知
のもので、第３図のビデオ・テープレコーダ部１と同様
にテレビジョン放送を受信し、指定したチャンネルの映
像および音声を記録するものである。録画設定部１２は
録画する日時、録画時間、録画チャンネルを設定するた
めのものである。また変更信号検出部１３は、ビデオ・
テープレコーダ部１１を介して供給される放送局からの
番組変更を示す所定の信号を受信、検出するものである
。この変更信号検出部１３の出力としての番組変更信号
は録画制御部１４に供給される。

録画制御部１４はこの番組変更信号をもとにビデオ・テ
ープレコーダ部１１における録画を制御する。その機能
、動作については詳しく後述する。

カレンダ時計部１５は録画日時の基準となる日時データ
を出力するもので、これは録画制御部１４に供給される
。

スーパー・インポーズ発生部１６は公知のものであって
、録画制御部１４からの制御信号に基づきビデオ・テー
プレコーダ部１１に番組変更メツセージを供給するもの
である。この制御信号は、録画制御部１４にて録画設定
部１２に設定した録画日時とカレンダ時計部１５の日時
データとを比較し一致した場合で、かつ変更信号検出Ｂ
１３から番組変更信号が出力される場合に出力されるも
のである。

次に第２図を併用して留守番録画装置の動作を説明する
。同図ａは録画設定部１２により設定された録画日時お
よび録画時間を示している。また同図すはビデオ・テー
プレコーダ部１１が録画制御部１４により制御されて実
際に録画が行われる留守番録画状態を示している。同図
Ｃは変更信号検出部１３の出力としての番組変更信号を
示している。最後に同図ｄは実際の放送信号の状態を示
している。ここで、時間については絶対時間を示すもの
とする。

さて録画制御部１４は録画設定部１２により設定された
情報とカレンダ時計部１５の出力する日時データとの比
較を行うと共に、変更信号検出部１３から出力される番
組変更信号を監視する。そして比較結果が一致するまで
待機する。比較結果が一致した時点で変更信号検出部１
３の設定した録画チャンネルにおいて番組変更信号が出
力されていないときには、録画設定部１２の設定内容と
同一の録画チャンネルおよび録画開始時間によりビデオ
・テープレコーダ部１１の制御が行われ、従来と同様の
留守番録画が行われる。

ところで何らかの事情により該当する録画チャンネルの
番組が変更となったときには、第２図ｄに示したように
放送信号がずれることになる。この場合、本実施例の留
守番録画装置は以下のように動作する。

すなわち録画制御部１４は変更信号検出部１３の出力を
監視している。そして、録画設定部１２に設定した録画
日時とカレンダ時計部１５の日時データとが一致し、か
つ変更信号検出部１３から番組変更信号（第２図Ｃ）が
出力されている場合には、ビデオ・テープレコーダ部１
１およびスーパー・インポーズ発生部１６を制御し、ス
ーパー・インポーズ発生部１６からの所定の番組変更メ
ツセージをビデオ・テープレコーダ部１１にて第２図す
に示すごとく所定時間ｔだけ録画させる。そして同図Ｃ
に示す番組変更信号がなくなるまで元の待機状態に復す
る。

番組変更信号の出力がなくなると、録画制御部１４はビ
デオ・テープレコーダ部１１を制御し、留守番録画状態
とする。そして第２図すに示すようにあらかじめ設定さ
れた録画時間Ｔの間、この状態を保持する。録画時間Ｔ
の経過後は、ビデオ・テープレコーダ部１１を制御し元
の待機状態に復する。

このように、本実施例の留守番録画装置では放送局の番
組変更により放送時間がずれたりすると、変更信号検出
部１３は放送局からの番組変更を示す番組変更信号を該
当する番組の放送開始まで録画制御部１４へ送出し続け
る。そしてこの番組変更信号が無意となった時点でビデ
オ・テープレコーダ部１１に設定した録画チャンネルの
該当番組の録画を開始させ、設定した録画時間分経過後
録画を停止させることができる。以上のように番組変更
による放送時間のずれに対しても当該番組の録画を損な
うことなく所定の録画時間分行うことができるので、融
通性の富んだ留守番録画を実現することができる。

なお、本実施例においては、一つの留守番録画要求に対
する場合について言及したけれども、本発明はこれに限
定されることなく複数の留守番録画要求に対しても適用
可能であることはいうまでもない。

〔発明の効果〕

上述したように本発明を用いれば番組変更による放送時
間のずれに対しても、番組変更を検出する検出手段およ
びこの検出手段からの出力信号（番組変更信号）をもと
にテレビジョン放送信号の録画を制御する制御手段を設
けたので、番組変更による放送時間のずれに対しても当
該番組の録画を行うことができ、融通性に冨んだ留守番
録画を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による留守番録画装置の一実施例を示す
ブロック図、第２図は第１図の装置の動作説明図、第３
図は従来の留守番録画装置の一例を示すブロック図であ
る。 １１・・・・・・ビデオ・テープレコーダ部、１２・・
・・・・録画設定部、１３・・・・・・変更信号検出部
、１４・・・・・・録画制御部、１５・・・・・・カレ
ンダ時計部、１６・・・・・・スーパー・インポーズ発
生部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、テレビジョン放送を受信し、指定されたチャンネル
   の映像および音声を記録するビデオ・テープレコーダに
   おいて、録画する日時、録画時間、録画チャンネルをそ
   れぞれ設定する設定手段と、放送局からの番組変更を示
   す所定の信号を検出する検出手段と、この検出手段の出
   力信号をもとに録画を制御する制御手段と、録画日時の
   基準を設定するカレンダ時計部とを備え、前記制御手段
   は、前記設定手段の設定した録画日時と前記カレンダ時
   計部の日時とを比較し一致した場合で、かつ前記検出手
   段からの信号が有意である場合はこの信号が無意となる
   まで設定した録画チャンネルの録画開始を停止させるこ
   とを特徴とする留守番録画装置。 ２、前記検出手段からの信号が無意となってから前記設
   定手段によって設定された録画時間だけ前記制御手段が
   録画を行わせることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の留守番録画装置。