JPS63105336A - 給湯用蛇口 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はセントラル給湯システムの末端に使用され、お
湯を開閉する給湯用蛇口に関するものである。

従来の技術 近年、大型の給湯器により台所、洗面、浴室等へ配管し
て給湯用蛇口の開閉で給湯させるセントラル給湯システ
ムが普及している。

以下図面を参照しながら、上述した従来の給湯用蛇口に
ついて説明する。

第４図は従来の給湯用蛇口を使用したセントラル給湯シ
ステムを示すものである。１はお湯を供給する給湯器で
ある。２は給湯用配管、３は給水用配管、４は給湯用蛇
口、６は給水用蛇口、６はシャワー、７は浴槽である。

給湯用蛇口４と給水用蛇口５は一体となったミキシング
バルブムである。図中の矢印は湯と水の流れを示す。

以上のように構成された給湯用蛇口について、以下その
動作について説明する。

お湯を使用するときは、給湯器１の運転スイッチを「入
」にし給湯用蛇口４を開にすれば、そのうちにお湯が出
てくる。熱くなり過ぎれば、給水用蛇口６を開にして水
とお湯を混合すれば、希望するお湯の温度を得ることが
できる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、給湯器１と給湯用
蛇口４が遠く離れた所にあると、給湯配管２に溜まって
いる冷めた湯は、給湯用蛇口４を開いたときに、その冷
めたい湯がしばらく出てくる。その時間は、距離が遠く
なる程顕著になる。

そして、浴槽７にお湯を張る場合、シャワー６を使用す
る場合等、給湯用蛇口４を開にしてから出てくる冷めた
いお湯は使い勝手上非常に不便であるという問題点を有
していた。

本発明は上記問題点に鑑み、給湯用蛇口から冷めたいお
湯を出さない構成とした給湯用蛇口を提供するものであ
る。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の給湯用蛇口は三方
弁を使用し、水からお湯になったら形状記憶合金により
三方弁の閉子を自動的に回転させ弁の方向を給湯に切替
えるようにしたものである。

作用 本発明は上記した構成によって、給湯用蛇口のつまみを
開にしたとき、そこを流れるお湯の温度が低い場合にあ
らかじめ配管された排水管の方へお湯を棄てる。そして
高い温度の訃湯が来たときに自動的に弁が切替ってお湯
だけを取り出せるようにしたものである。

実施例 以下本発明の実施例の給湯用蛇口について、図面を参照
しながら説明する。なお、上記従来例と同一部分には同
一符号を付して詳細な説明を省略するとともに異なる部
分を中心に説明する。第１図は本発明の実施例における
セントラル給湯システム概略図を示す。８は本発明の給
湯用蛇口本体で、三方切替弁をなし、入口８１Ｌ１出口
８ｂ。

Ｓ−Ｃを有する。９は冷めた湯を逃す逃し管、１゜は流
し台のシンク、１１は洗面所の洗面台、１２は排水管で
ある。第２図は、本発明の８給湯用蛇口本体の縦断面図
を示すものである。１３は閉子で給湯用蛇口本体８の入
口８１Ｌ、出口８ｂ、８０に連絡する連通孔１３１Ｌを
有する。１４はバネ、１６はつまみ、１ｅは閉子１３の
閉時をロックするロック機構である。第３図は第２図の
つまみ開時の横断′面図である。

以上のように構成された給湯蛇口について以下第１〜第
３図を用いてその動作を説明する。第２図において、閉
子１３は閉の位置にある。閉子１３の軸に設けられたバ
ネ１４は、形状記憶合金で構成され、常温下においてバ
ネ定数が最小にある温度で最大になるよう設定しておく
、つまみ１６の閉止時は、閉子１３は閉の位置にあり、
バネ１４の蓄える力は最小となっておりロック機構１６
によって止まっている。つまみ１６を９０°左側へ廻せ
ば閉子１３は第３図のようになり連通孔１３２Ｌが開放
されて矢印の方向に入口８！Ｌから出口８ｂへお湯が流
れる。そして、バネ１４は９０゜回転させた分の位置エ
ネルギーを蓄える。給湯用蛇口本体８の中を通るお湯の
温度が上昇するとバネ１４の温度も上昇しある温度でバ
ネ定数が最大となって、更に閉子１３を左へ９０’回転
させ、お湯の流れを第３図の入口８＆から出口８ｃに変
えるのである。したがって、第３図の入口８ｆＬ、出口
ａｂ、ｓｃをそれぞれ第１図で給湯用配管２を入口８ａ
に接続、逃し管９を出口８ｂに、出口８０は給湯口に接
続すれば、冷めたお湯は逃し管９を通して排水管１２へ
棄てることができ、熱いお湯だけを給湯口から取シ出す
ことが可能となる。

以上のように本実施例によれば、給湯用蛇口を三方弁と
し、三方弁の閉子に形状記憶合金を使用したバネを設け
、ある特定の温度で閉子を自動的に回転させ弁の方向を
給湯口へ切替えるようにしたことにより、給湯口よシ有
効なお湯のみ取り出せ、ることかできる。

発明の効果 以上のように本発明は、給湯蛇口を三方弁で形成し、三
方弁の閉子に、閉子を回転させるつまみと、閉子の回転
力を蓄えるバネと、閉子をロックさせるロック機構を備
え、前記バネに形状記憶合金を使用し、ある温度でバネ
定数が最大となるように設定されたバネを設けることに
よシ閉子を自動的に回転させることができ、弁の方向を
切替えて有効なお湯のみ取り出せるようにしたもので配
管中の冷めたいお湯から暖かいお湯が蛇口より出てくる
まで手の感触で確認する必要もなく、浴槽のお湯張りに
よる温度設定やシャワー等の使い勝手が一段と向上し、
快適なお湯が使えるということに大きく貢献することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における給湯用蛇口を使用した
セントラル給湯システムの概略配管図、第２図は本発明
の給湯用蛇口の縦断面図、第３図は、第２図の横断面図
、第４図は従来のセントラル給湯システム概略配管図で
ある。 ８・・・・・・給湯用蛇口本体、１３・・・・・・閉子
、１４・・・バネ、１６・・・・・・つまみ、１６・・
・・・・ロック機構。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名８−
氷〉漬用莞口本体 クー′Ａｉ／４を 第１図 ！ ８−蛤遍用坩ユ和本 ８を一人口 ｇｂ　、ｓｒ、−日日 ／３−Ｐｆｌ子 ／３Ｑ−一逢蓮孔 ｆ４−バネ 第　２　図　　　　　　　　　　ｔＳ−−フ日みｆ乙−
゛ローｌクオ東１４ 第　３　図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 閉子を有し、かつ三方弁をなす給湯用蛇口本体と、前記
   閉子を回転させるつまみと、閉子の回転力を蓄えるバネ
   と、閉子をロックさせるロック機構を備え、前記バネは
   形状記憶合金を使用し、ある特定の温度でバネ定数が最
   大となるように設定し、このバネにより前記閉子をある
   温度で自動的に回転させ給湯方向に切替えるようにした
   給湯用蛇口。