JPS607068Y2 - 消毒温水手洗器 - Google Patents

消毒温水手洗器

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JPS607068Y2
JPS607068Y2 JP2272081U JP2272081U JPS607068Y2 JP S607068 Y2 JPS607068 Y2 JP S607068Y2 JP 2272081 U JP2272081 U JP 2272081U JP 2272081 U JP2272081 U JP 2272081U JP S607068 Y2 JPS607068 Y2 JP S607068Y2
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JP
Japan
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hot water
water
faucet
disinfectant
outlet
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JP2272081U
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JPS57136343U (ja
Inventor
清 山下
Original Assignee
株式会社 精和工業所
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Publication date
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  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば病院、デパート、駅、学校等は元より
一般家庭に於ける手洗場や洗面所等に設置するところの
改良された消毒温水手洗器に関する。
一般に、手を洗う場合、水洗いだけで済ませる場合もあ
るが、衛生上の見地から石鹸水等の消毒液を用いる事が
多い。
この為、各手洗場や洗面所等に於いては、消毒液を貯溜
した消毒液器が設置されている。
とりわけ、病院に於ては、衛生管理条件が厳格であるの
で必ずと云って良い程設置されている。
ところで、給湯設備を有している建物にあっては、洗面
所の蛇口から常温水と温水とを流出させる事が出来る。
一般家庭に於ても台所等では瞬間湯沸器が設置されてい
る場合が多いので、これに依る温水と、通常の蛇口から
の常温水とを利用する事が出来る。
従ってこの様な温水が得られる洗面所等に於ては、消毒
液器からの消毒液と温水に依り手を洗う事ができる。
温水を使用すると、冬場等の寒い時期でも体感的に手洗
いを嫌厭する事がなく、又、洗浄効果も向上するという
利点がある。
ところが従来にあっては、温水が出る処と、消毒液が出
る処が可成り離間していた関係上、消毒液を手に付けて
洗浄消毒した後に温水用の蛇口を捻って洗い流すという
様に手洗いを遂行せねばならず、誠に面倒であった。
とりわけ、消毒液を付は洗浄消毒した後に温水用の蛇口
を捻る場合には、手洗い後にこの蛇口も洗わねばならず
、又これを回避しようとすれば温水を出し放しにせねば
ならないので節水に反するという難点があった。
更に、給湯設備は通常ランニングコストの安く付く重油
やガスを用い、瞬間湯沸器はガスを使用する関係上、そ
の設置にあたっては大掛りな工事をせねばならず、簡単
に設置できないばかりでなく、イニシャルコストも高く
付く難点があった。
本考案は、成上の問題点に鑑みこれを解消する為に創案
されたもので、その主たる目的は、一つの蛇口から消毒
液と適温の温水とが順次適量づつ流出され、手洗いに要
する手間が掛からない様にした消毒温水手洗器を提供す
るにある。
本考案の他の目的は、水源と電源とがあればどこへでも
容易に設置でき、その工事が極めて簡単であると共に、
イニシャルコスト並びにランニングコストがあまり掛ら
ない消毒温水手洗器を提供するにある。
本考案の更に他の目的は、蛇口の出口下方に洗うべき手
が位置した事を検知する検知器に依り適量の消毒液と同
じく適量且つ適温の温水とが順次流出する様にし、手洗
い後に蛇口等を洗う必要がない様にした消毒温水手洗器
を提供するにある。
以下、本考案の実施例を示す図面に基づきその詳細を説
明する。
図面は、本考案に係る消毒温水手洗器の構造を示す概要
図である。
本考案の消毒温水手洗器1は、貯湯槽2と、この内部に
設けた電気ヒータ3と、消毒液槽4と、蛇口5と、水道
水源等の水源に繋がれた給水管6と、この給水管6の途
中に介設された給湯用電磁弁7と、給水管6の末端に設
けられた導水管6からの水を二経路に分流する為の分配
弁8と、分配弁8の第一出口8′と貯湯槽2の下部入口
2′とを繋ぐ第一導水管9と、分配弁8の第二出口8″
と蛇口5の第一人口5′とを連結する第二導水管10と
、貯湯槽2の上部出口2″と蛇口5の第一人口5′とを
繋ぐ給湯管11と、消毒液槽4の下部出口4′と蛇口5
の第二人口5″とを連結する消毒液導管12と、この消
毒液導管12の途中に設けられた消毒液用電磁弁13と
、蛇口5の出口5″′の下方に洗うべき手が位置した事
を検知して消毒液用電磁弁13と給湯用電磁弁7とを順
次開弁制御する検知器14とからその主要部が構成され
ている。
貯湯槽2は、本実施例の場合、密閉型のタンクにしてあ
り、その周りには断熱材(図示せず)が付設されて保温
性能が向上する様にしである。
タンクの容量は、20/位が適当であるが、これに限る
事はない。
貯湯槽2は、放熱を考慮しないならば上方開放型として
も良く、又、この様にした後、別途作製した蓋体に依り
閉塞することが出来る。
有蓋型にすれば、槽内点検に至便となる。
而して、貯湯槽2の中程より上方位置には温度検知器(
サーモスタット)15が設けられ、槽内温度、とりわけ
上層の温度が常に略80°Cになる様に電気ヒータ3を
制御し、又、同機能を発すべくこれら電気ヒータ3、温
度検知器15と電源とを結線する。
貯湯槽2に設ける電気ヒータ3は、本実施例の場合、槽
内の下層位置に配される。
そして給水口、即ち入口2′は該槽2の底壁に、又、給
湯口つまり出口2″は槽2を構成する一側壁の上方位置
に夫々開口されている。
この様にすれば比較的短時間で高温の温水が得られる。
消毒液槽4は石鹸水等の消毒液を一定量貯溜するもので
、本実施例では上方が開放したタンクに為され、蓋体1
6にて閉塞する様にしている。
消毒液を補給する場合は、蓋体16を外して注入し、該
槽4の容量は2〜31位が適当である。
該槽4を構成する底壁には出口4′が穿設される。
蛇口5は、二つの入口5′、5″と一つの出口5″′を
備えて居り、消毒液と温水とが同じ出口5″′から流出
される様になっている。
本実施例の場合、検知器14の関係に依り全体がラッパ
状を呈し、その細径部に二つの入口5′、5″が設けら
れると共に、拡径部が出口5″′となるものを採用して
いる。
しかし、この様なものに限定される事はない。
分配弁(フローデイバイダバルブ)8は、水道水源から
の常温水を貯湯槽2へ送給すると共に、その一部を直接
蛇口5へ送る為のもので、貯湯槽2からの高温水と水道
水源からの常温水とを合流させて約45℃の適温水を蛇
口5から流出させる為に設けられる。
蛇口5の出口5″′の下方に洗うべき手が位置した事を
検知して消毒液用電磁弁13と給湯用電磁弁7とを順次
開弁制御する検知器14は、本実施例の場合、操作杆1
7と、これの操作により作動するリミットスイッチ18
と、図示していないタイマリレー回路とから構成されて
いる。
前記操作杆17は、蛇口5の細径部内に上下動自在に挿
嵌されてその上部には下動を規制するストッパ17′が
設けられ、操作杆17の下部には操作部17″が設けら
れる。
この操作部17’は、蛇口5の出口5′″より若干下方
位置に存していて使用者の手に依って該操作杆17を昇
降操作し易い様にしである。
下動は重力により行なわれる。尚、蛇口5の細径部の上
部と操作杆17との間にはOリング等を介装してシール
して置くと良い。
リミットスイッチ18は蛇口5の一部等に固定されてそ
の触子はストッパ17′に接触している。
そして手を洗うべき使用者が操作杆11の操作部17′
に触れてこれを上動させたならば、リミットスイッチ1
8が作動して、先ず消毒液用電磁弁13のソレノイドに
一定時間通電して開弁させると共に、その後には給湯用
電磁弁7のソレノイドに所定時間だけ通電してこれを開
弁させる。
つまり、この様な動作を行なうべくタイマリレー回路を
構成する。
同回路は、種々の構成が考えられ、周知のものを採用で
きるので、詳細は割愛している。
検知器14は、本実施例に限定される事はなく、例えば
、操作杆17を揺動自在にして、この動きに依りリミッ
トスイッチ18を作動させても良いし、又、操作杆17
並びにリミットスイッチ18の換りに光電式等のセンサ
ーを用いて、蛇口5の出口5″′の下方に手が位置した
事を検出し、この信号に依り電磁弁13と7が順次開弁
作動する様にしても良い。
尚、本実施例にあっては、給水管6の電磁弁7前段位置
には流量調節止水栓19を設けている。
開栓19に依り給水すべき量を調節すると共に、本考案
の消毒温水手洗器1の故障や点検時には該栓19を閉弁
して給水を停止する。
又、本実施例では、貯湯槽2と消毒液槽4とを別体にし
ているが、これらを合体させても良く、各電磁弁7,1
3・分配弁8・蛇口5等を浴槽2.4と共にコンパクト
に纏める事も出来、これらは本考案の要旨に基づき適宜
設計変更し得る。
本考案は、この様な構成であるので次にその作用を述解
する。
使用に先だって、貯湯槽2内には出口2“の水位まで水
を貯溜して置き、消毒液槽4内にも蓋体16を外して所
定量の消毒液を入れて置く。
貯湯槽2が有蓋型の場合は、蓋体を外して注水する。
本実施例の如く密閉型の場合には、消毒液槽4に消毒液
を入れずに操作杆17を適数回作動させて給湯用電磁弁
7を開弁させ、貯湯槽2内に水道水源からの水を満す。
その後、消毒液槽4内に消毒液を入れる。
貯湯槽2内に所定の水が満たされたならば、電気ヒータ
3を電源に繋いで貯溜水を加熱する。
所定時間を経過した以後に於ては、温度検知器15も働
いて貯湯槽2内のとりわけ上層は約80℃の高温水とな
り、これが保たれる。
流量調節止水栓19は、適量の給水が行なわれるべく開
弁して置く。
この様な状態から以後に於て、使用者が手を洗う為に操
作杆17の操作部17″に触れてこれを上動させると、
リミットスイッチ18がON動作して、先ず消毒液用電
磁弁13のソレノイドに一定時間の通電が行なわれる。
従って開弁13は、一定の時間に限り開弁腰消毒液槽4
に貯溜しである消毒液をその出口4′から消毒液導管1
2・消毒液用電磁弁13・蛇口5の第二人口5″を経て
出口5″′から流出される。
そこで使用者は、この消毒液にて手を洗浄消毒する。
前記消毒液用電磁弁13が閉弁した後、所定時間が経過
すれば、今度は給湯用電磁弁7のソレノイドに一定時間
だけ通電されてこれを開弁させる。
そうすると、水道水源からの常温水は、給水管6に依り
流量調節止水栓19・給湯用電磁弁7を経て分配弁8に
達し、その一部は第一導水管9を通って貯湯槽2へ、残
りは第二導水管10を経て蛇口5の第一人口5′へ送ら
れる。
貯湯槽2の入口2′から常温水が流入すると、その水位
は上昇して行き、流入した量だけ漸次上層の高温水は出
口2″から給湯管11を経て蛇口5の第一人口5′へ送
られる。
蛇口5の内部、若しくは本実施例の如くその手前の位置
にて第二導水管10と給湯管11とを接続した時にはそ
の接続部では、貯湯槽2からの高温水(約80°C)と
ダイレクトに送給されて来る常温水とが混合されて、約
45℃の温水となって蛇口5の出口5″′から放流され
る。
そこで、使用者は、適温になっている温水に依り手に付
いた消毒液をきれいに洗い流す事ができる訳である。
尚、本実施例では、適量の消毒液が流出された後、一定
時間経過後に適量の高温水が流出される様に為したが、
この様にせず、消毒液が流出されると同時に高温水も流
出させて所謂混合液を蛇口から流し、その後一定時間径
た時に消毒液の流出を停止して高温水のみを流出させる
様にしても良い。
以上既述した如く本考案に依れば、使用者は消毒液を付
けて洗浄消毒した後にこれを適温なる温水に依り洗い流
す事ができる。
一つの蛇口から消毒液と適温の温水とが順次適量づつ流
出されるので、手洗いに要する手間が掛らない。
水源と電源とがあればどこへでも容易に設置できる。
従って工事が簡単であると共に、構造も比較的簡単であ
るので、コストの安いものを提供する事ができる。
従来の如く、洗浄消毒したままの手に依り温水用蛇口を
捻る必要がないので、消毒液が蛇口外部に付着してその
後これを洗い流す事が無く、スピーディ−に手を洗う事
ができる。
高温水と常温水とを混合して適温水を得る様にしたので
、高温水の給湯量が少なく、て済み、これに依り容量の
小さい電気ヒータを用いる事ができ、電気代を節減でき
る等諸種の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の消毒温水手洗器の一実施例の概要構造
を示す概要図である。 1・・・・・・消毒温水手洗器、2・・・・・・貯湯槽
、3・・・・・・電気ヒータ、4・・・・・・消毒液槽
、5・・・・・・蛇口、6・・・・・・給水管、7・・
・・・・給湯用電磁弁、8・・・・・・分配弁、9・・
・・・・第一導水管、10・・・・・・第二導水管、1
1・・・・・・給湯管、12・・・・・・消毒液導管、
13・・・・・・消毒液用電磁弁、14・・・・・・検
知器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯湯槽2と、該貯湯槽2内の水を加熱する電気ヒータ3
    と、消毒液を貯溜した消毒液槽4と、二つの入口5′と
    5″と一つの出口5″′を備えた蛇口5と、水源に繋が
    れた給水管6と、該給水管6の途中に介設した給湯用電
    磁弁7と、前記給水管6の末端に設けられ通流水を二経
    路に分流する分配弁8と、該分配弁8の第一出口8′と
    貯湯槽2の入口2′とを繋ぐ第一導水管9と、前記分配
    弁8の第二出口8″と蛇口5の第一人口5′とを連結す
    る第二導水管10と、前記貯湯槽2の出口2″と蛇口5
    の第一人口5′とを繋ぐ給湯管11と、前記消毒液槽4
    の出口4′と蛇口5の第二人口5″とを連結する消毒液
    導管12と、この消毒液導管12の途中に設けられた消
    毒液用電磁弁13と、前記蛇口5の出口5″′下方に洗
    うべき手が位置した事を検知して消毒液用電磁弁13と
    給湯用電磁弁7とを順次所要時間づつ開弁制御する検知
    器14とから構成した事を特徴とする消毒温水手洗器。
JP2272081U 1981-02-18 1981-02-18 消毒温水手洗器 Expired JPS607068Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57136343U JPS57136343U (ja) 1982-08-25
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