JP2733364B2 - 混合水栓の湯水切換構造 - Google Patents

混合水栓の湯水切換構造

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JP2733364B2 JP7598290A JP7598290A JP2733364B2 JP 2733364 B2 JP2733364 B2 JP 2733364B2 JP 7598290 A JP7598290 A JP 7598290A JP 7598290 A JP7598290 A JP 7598290A JP 2733364 B2 JP2733364 B2 JP 2733364B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、混合水栓の湯水切換構造に関するもので
ある。さらに詳しくは、この発明は、温度設定を変えず
に、湯水の切換を簡便に、かつ確実に行うことができ、
しかも水のみを効率よく吐水させることのできる混合水
栓の切換構造に関するものである。
(従来の技術) 従来より、住宅等の洗面所、化粧室、浴室、キッチン
などの給湯・給水系に用いられる水栓装置については、
高性能化が進められており、これまでに種々のものが開
発されてきている。
たとえば第5図に示したような給湯用バルブ(A)と
給水用バルブ(B)とを設けたダブルハンドル混合栓
(ア)をはじめとして、第6図に示したような1つのレ
バーで湯水の切換、混合等を可能としたシングルレバー
混合栓(イ)や、第7図に例示したように湯温を簡便に
調節でき、しかも湯温を所望の温度に設定することので
きる温度調節ハンドル(ウ)を設けたサーモスタット式
混合栓(エ)などが知られている。
この第7図に示したサーモスタット式混合栓(エ)や
温度センサを装着した各種の混合水栓については、たと
えば第8図に例示したような構造を有するものが知られ
てもいる。
バルブ(オ)本体に水弁(カ)と湯弁(キ)とを回転
自在に設けるとともに、回転軸(ク)を介して、モータ
(ケ)に接続した駆動部(コ)を配設して、モータ
(ケ)を回転させることにより水弁(カ)と湯弁(キ)
とを自動調節して、水流路(サ)および湯流路(シ)か
らの湯水の流量を調節し、混合水流路(ス)を通る混合
水の温度を所要の設定温度にする。混合水流路(ス)に
は温度センサ(セ)を設けてもおり、この温度センサ
(セ)による混合水の検知温度を設定温度と比較して、
湯水の温度を自動制御してもいる。
また、第9図に例示したようなバルブやハンドルを省
略した電子混合水栓(ソ)が提案されてもおり、パネル
に設けたボタンを操作するだけで、湯水の切換、混合な
どを行い、浴槽(タ)への給湯等を簡便に行うことがで
きるようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これらの第5図〜第8図に示したよう
な混合水栓を用いた従来の給湯・給水系においては、一
般的に、第10図に示したような給湯系(チ)の湯流路
(ツ)に湯弁(テ)を、また給水系(ト)の水流路
(ナ)に水弁(ニ)を設けるとともに、これらの湯流路
(ツ)と水流路(ナ)とを混合弁(ヌ)に接続した構成
としているために、サーモスタット等の設定温度を変え
ずに水のみを吐水させることや、効率よく水を吐水させ
ることは困難であるのが実情であった。
たとえば第7図に示したサーモスタット式混合栓
(エ)を混合弁(ヌ)として用いた場合には、水のみを
吐水させようとしても、サーモスタットを所定の温度に
設定しているために、サーモスタットが動作して水弁
(ニ)を閉鎖し、あるいは狭め、湯弁(テ)を開放す
る。このため、吐水時に混合弁(ヌ)の水側開口部が閉
じられて、あるいは狭められて、水のみを吐水すること
はできない。このように、従来では、サーモスタット式
混合栓(エ)を使用した場合には、サーモスタットの設
定温度を変えずに水のみを吐水させることは不可能であ
った。
また、第5図に例示したダブルハンドル混合栓(ア)
や第6図に例示したシングルレバー混合栓(イ)を混合
弁(ヌ)として用いた場合には、水を吐水させるため
に、湯弁(テ)を閉鎖すると、第11図に示したように、
湯流路(ツ)が全面的に閉鎖されることから、吐水口
(ネ)へ流出する吐水量が湯水混合時よりも減少し、水
の吐水効率が著しく低減してしまうという問題がある。
一方、第9図に例示したような電子混合水栓(ソ)に
おいては、第7図で例示したような温度調節ハンドル
(ウ)にモータを付設して、モータ駆動で温度設定を切
り換えることができるようにしており、操作パネルのボ
タンを操作するだけで自動的に温度設定を変えることが
でき、これによって水のみの吐水に容易に切り換えるこ
とができるという利点がある。
しかしながら、温度調節ハンドルをモータ駆動させる
ことから、電子混合水栓(ソ)の機構そのものが、かえ
って複雑となり、しかも必ずしも安価とはならないとい
う欠点がある。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもの
であり、従来の湯水混合栓の吐水についての欠点を解消
し、温度設定を変えずに、湯水の切換を簡便に、かつ確
実に行うことができ、しかも水のみを効率よく吐水させ
ることのできる改善された混合水栓の切換構造を提供す
ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の課題を解決するものとして、給湯
系の湯流路と給水系の水流路が混合弁に接続され、この
混合弁の上流側において、湯流路に三方弁が、水流路に
は二方弁がそれぞれ設けられるとともに、水流路は二方
弁の流出側で分岐し、三方弁の湯流入側とは異なる一流
入側に連通路を通じて接続されていることを特徴とする
混合水栓の湯水切換構造を提供する。
この発明においては、二方弁、三方弁として電動弁ま
たは電磁弁を配設し、ワンタッチで湯水の切換を行うこ
とを好ましい態様としている。
(作用) この発明の混合水栓の湯水切換構造においては、給湯
系の湯流路と給水系の水流路が混合弁に接続され、この
混合弁の上流側において、湯流路に三方弁が、水流路に
は二方弁がそれぞれ設けられるとともに、水流路は二方
弁の流出側で分岐し、三方弁の湯流入側とは異なる一流
入側に連通路を通じて接続されているため、湯水の切換
を簡便に、かつ確実に行うことができ、しかも水のみの
吐水を効率よく行うことができる。水のみを吐水する場
合には、二方弁を開放し、かつ二方弁と三方弁との連通
路から湯流路へと向かう方向に三方弁を開放する。サー
モスタット等の設定温度を変更しなくとも、水を吐水す
ることができる。また、湯流路の一部に水を通すことが
できるため、従来の水のみの吐水時に発生しやすかった
吐水量の低減を防止することができる。
(実施例) 以下、図面に沿って実施例を示し、この発明の混合水
栓の湯水切換構造についてさらに詳しく説明する。
第1図は、この発明の混合水栓の湯水切換構造の構成
を例示した構成図である。
この第1図に例示したように、この発明においては、
給湯系(1)の湯流路(2)と給水系(3)の水流路
(4)が混合弁(5)に接続され、この混合弁(5)の
上流側において、湯流路(2)に三方弁(6)が、水流
路(4)には二方弁(7)がそれぞれ設けられるととも
に、水流路(4)は二方弁(7)の流出側で分岐し、三
方弁(6)の湯流入側とは異なる一流入側に連通路
(8)を通じて接続されている。混合弁(5)の種類に
ついては特に制限はなく、ダブルハンドル混合栓、シン
グルレバー混合栓、サーモスタット式混合栓等の従来公
知のものを任意に用いることができる。
たとえば設定温度で出湯する場合には、第2図に例示
したように、三方弁(6)のy→x方向のみを開放する
とともに、二方弁(7)を開放する。このようにするこ
とで、湯は湯流路(2)を、また水は水流路(4)をそ
れぞれ設定温度に対応する流量で流れ、次いで混合弁
(5)で混合され、吐水口(10)から吐水する。この
時、連通路(8)方向には三方弁(6)を閉鎖しいるた
めに、水が連通路(8)から湯流路(6)へと流れ込む
ことはない。もちろん、湯も連通路(8)へ流れ込むこ
とはない。
一方、水のみを吐水する場合には、第3図に示したよ
うに、三方弁(6)をz→x方向に開放するとともに、
二方弁(7)を開放する。この時、三方弁(6)の給湯
系(1)側は閉鎖している。このため、湯は三方弁
(6)で止められる。水は、二方弁(7)を通って水流
路(4)を流れるとともに、三方弁(6)のz→x方向
が開いていることから、水流路(4)だけでなく、連通
路(8)を通って湯流路(2)へ流れ、混合弁(5)の
湯側開口部から吐水口(10)へと流出する。このため、
従来のダブルハンドル混合栓やシングルレバー混合栓を
用いた場合の水のみの吐水時における吐水量の低下とい
う問題を解消することができる。湯水の切換による吐水
量の低減が防止され、効率よく水だけを吐水することが
できる。また、サーモスタット式混合栓を用いた場合に
は、サーモスタットの動作により混合弁(5)の湯側開
口部が開くため、ここから水を流出させることができ、
確実に水のみを吐水することができる。従来、不可能で
あった水のみの吐水を、簡便に、しかもサーモスタット
等の設定温度を変えずに行うことができる。
第4図の概念図に示したように、従来では、水(10)
のみを吐水する場合には、湯(11)と水(10)との混合
吐水時と比較して、混合栓(5)の水の流入面積が減少
するのに対し、この発明の湯水切換構造においては、水
(10)のみを吐水しても混合弁(5)における水の流入
面積を湯水混合時と同様に確保することができる。
湯および水を上水する場合には、三方弁(6)をz→
x方向に開放して、給湯系(1)側を閉鎖するととも
に、二方弁(7)を閉鎖する。この場合、三方弁(6)
の全ての方向を閉鎖することも可能である。
以上のような三方弁(6)および二方弁(7)の動き
は、所望の作業に対応して連動させることができる。ま
た、これらの弁を、たとえば電動弁または電磁弁とする
ことにより、その開閉を操作パネルに設けたボタンで操
作することもできる。これによって、温度調節ハンドル
やバルブ等を回さずに、ワンタッチで簡便に操作するこ
とができる。
もちろんこの発明は、以上の例によって限定されるも
のではない。三方弁および二方弁の構造や構成、混合弁
としての湯水混合栓の種類、構造および形状等の細部に
ついては様々な態様が可能であることはいうまでもな
い。
(発明の効果) 以上詳しく説明した通り、この発明によって、湯水の
切換を簡便に、かつ確実に、しかも効率よく行うことが
できる。サーモスタット等の温度設定を変えずに、湯水
の切換を行うことでき、また、湯水の切換による吐水量
の低減が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の混合水栓の湯水切換構造の構成を
例示した構成図である。 第2図は、設定温度で出湯する場合の弁の開閉状態と湯
水の流れとを示した構成図である。 第3図は、水を吐水する場合の弁の開閉状態と水の流れ
とを示した構成図である。第4図は、その場合の混合弁
での水の流入面積を例示した概念図である。 第5図、第6図および第7図は、各々、湯水混合水栓を
例示した斜視図である。 第8図は、サーモスタット式混合栓の構造を例示した一
部切欠断面図である。 第9図は、電子混合水栓を浴室とともに例示した斜視図
である。 第10図および第11図は、各々、従来の湯水混合水栓の構
成と吐水する場合の湯水の流れについて示した構成図で
ある。 1…給湯系 2…湯流路 3…給水系 4…水流路 5…混合弁 6…三方弁 7…二方弁 8…連通路 9…吐水口 10…水 11…湯

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯系の湯流路と給水系の水流路が混合弁
    に接続され、この混合弁の上流側において、湯流路に三
    方弁が、水流路には二方弁がそれぞれ設けられるととも
    に、水流路は二方弁の流出側で分岐し、三方弁の湯流入
    側とは異なる一流入側に連通路を通じて接続されている
    ことを特徴とする混合水栓の湯水切換構造。
  2. 【請求項2】二方弁および三方弁には、電動弁または電
    磁弁が設けられている請求項(1)記載の混合水栓の湯
    水切換構造。
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