JPS63103704A - ラジアルタイヤ - Google Patents
ラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPS63103704A JPS63103704A JP61249584A JP24958486A JPS63103704A JP S63103704 A JPS63103704 A JP S63103704A JP 61249584 A JP61249584 A JP 61249584A JP 24958486 A JP24958486 A JP 24958486A JP S63103704 A JPS63103704 A JP S63103704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt layer
- width
- layer
- reinforcing cover
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 43
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 15
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 15
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 abstract description 10
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 abstract description 5
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 abstract description 5
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 2
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 2
- 239000004753 textile Substances 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/20—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
- B60C9/2003—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords
- B60C9/2009—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords comprising plies of different materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は高速耐久性に優れた高速走行用のラジアルタイ
ヤに関するものである。
ヤに関するものである。
従来、高速走行用のラジアルタイヤとして、トレンド部
のスチールベルト層のエツジ部または全体を補強カバー
で覆うようにしたものがあり、この補強カバーによって
高速走行時に遠心力によって浮き上がろうとするスチー
ルベルト層を抑制することによって、高速耐久性を向上
させるようにしている。
のスチールベルト層のエツジ部または全体を補強カバー
で覆うようにしたものがあり、この補強カバーによって
高速走行時に遠心力によって浮き上がろうとするスチー
ルベルト層を抑制することによって、高速耐久性を向上
させるようにしている。
最近では、上記構造によって得られる高速耐久性をさら
に高めるため、第3,4図に示すように、スチールベル
ト層2のエツジ部を覆う幅狭の補強カバー3と、全体を
覆う幅広の補強カバー4との両方を同時に設けるように
したものが提案されている。しかし、このベルト構造に
よると、補強カバー3.4のスプライス部3s+4sの
剛性が、スプライス部以外の部分の剛性よりもかなり大
きくなり、かつその画部分の剛性差の程度が、ショルダ
一部とセンタ一部とでも相違が生じ、前者における剛性
差よりも後者における剛性差の方が大きくなっている。
に高めるため、第3,4図に示すように、スチールベル
ト層2のエツジ部を覆う幅狭の補強カバー3と、全体を
覆う幅広の補強カバー4との両方を同時に設けるように
したものが提案されている。しかし、このベルト構造に
よると、補強カバー3.4のスプライス部3s+4sの
剛性が、スプライス部以外の部分の剛性よりもかなり大
きくなり、かつその画部分の剛性差の程度が、ショルダ
一部とセンタ一部とでも相違が生じ、前者における剛性
差よりも後者における剛性差の方が大きくなっている。
このように周方向において剛性差を有することはタイヤ
のユニフォミティーを低下させ、それが高速走行時の振
動発生原因になり、乗心地を悪くしたり、またそのスプ
ライス部3s、4sでの故障を発生させやすくしている
。
のユニフォミティーを低下させ、それが高速走行時の振
動発生原因になり、乗心地を悪くしたり、またそのスプ
ライス部3s、4sでの故障を発生させやすくしている
。
また、補強カバーは遠心力によって浮き上がろうとする
スチールベルト層を拘束するために設けるものであるの
で、その作用のためには補強カバーとして所定の剛性を
有することが必要である。そして、この剛性を大きくす
るためには、一般には補強カバーを構成しているコード
のデニール(コード径)を太き(すればよいが、単にデ
ニールを大きくしていくと糸の切断面に段差を生じ、ま
すますスプライス部とそれ以外の部分との間における剛
性差を大きくし、タイヤのユニフォミティを低下させて
しまい、かつ上記段差部分から高速走行時に故障を発生
しやすくしてしまうことになる。
スチールベルト層を拘束するために設けるものであるの
で、その作用のためには補強カバーとして所定の剛性を
有することが必要である。そして、この剛性を大きくす
るためには、一般には補強カバーを構成しているコード
のデニール(コード径)を太き(すればよいが、単にデ
ニールを大きくしていくと糸の切断面に段差を生じ、ま
すますスプライス部とそれ以外の部分との間における剛
性差を大きくし、タイヤのユニフォミティを低下させて
しまい、かつ上記段差部分から高速走行時に故障を発生
しやすくしてしまうことになる。
本発明の目的は、居住性を低下させることなく、高速耐
久性のレベル向上を図ることができるようにする高速走
行用のラジアルタイヤを提供することにある。
久性のレベル向上を図ることができるようにする高速走
行用のラジアルタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のラジアルタイヤは、
トレッド部に設けたベルト層の外側に、このベルト層の
両エツジ部を覆う幅狭の補強カバーを少なくとも1層ず
つ設けるとともに、さらに前記ベルト層の全体を覆う幅
広の補強カバーを、1枚の補強カバーを巻き重ねること
によって複数層に形成したことを特徴とするものである
。
トレッド部に設けたベルト層の外側に、このベルト層の
両エツジ部を覆う幅狭の補強カバーを少なくとも1層ず
つ設けるとともに、さらに前記ベルト層の全体を覆う幅
広の補強カバーを、1枚の補強カバーを巻き重ねること
によって複数層に形成したことを特徴とするものである
。
本発明において使用するベルト層としては、スチールコ
ード、テキスタイルコードのいずれから構成されたもの
であってもよいが、好ましくはスチールコードのベルト
層を使用したもののがよい。
ード、テキスタイルコードのいずれから構成されたもの
であってもよいが、好ましくはスチールコードのベルト
層を使用したもののがよい。
また、本発明に使用する補強カバーとしては、ナイロン
等のテキスタイルコードによりS織などのシートにした
ものが好ましく適用され、特にその繊維素材としては熱
収縮性の合成繊維コードからなるものが好ましい。この
ような熱収縮性合成繊維コードからなる補強カバーは、
加硫時に収縮してベルト層を一層固く拘束することがで
きるため、高速耐久性の向上に一層寄与することができ
るからである。また、この補強カバーの厚さとしては、
ベルト層はどに厚(なっている必要はなく、一般にはベ
ルト層よりも薄手にしたものが好ましい。
等のテキスタイルコードによりS織などのシートにした
ものが好ましく適用され、特にその繊維素材としては熱
収縮性の合成繊維コードからなるものが好ましい。この
ような熱収縮性合成繊維コードからなる補強カバーは、
加硫時に収縮してベルト層を一層固く拘束することがで
きるため、高速耐久性の向上に一層寄与することができ
るからである。また、この補強カバーの厚さとしては、
ベルト層はどに厚(なっている必要はなく、一般にはベ
ルト層よりも薄手にしたものが好ましい。
本発明においては、上記補強カバーはベルト層のエツジ
部を覆う幅狭なものと、ベルト層全体(全幅)を覆う幅
広のものとの2種類が使用される0幅狭の補強カバーの
幅としては特に限定されないが、好ましくはベルト層幅
の20%以上の大きさになるようにするのがよい。
部を覆う幅狭なものと、ベルト層全体(全幅)を覆う幅
広のものとの2種類が使用される0幅狭の補強カバーの
幅としては特に限定されないが、好ましくはベルト層幅
の20%以上の大きさになるようにするのがよい。
上記2種類の補強カバーのうち、エツジ部を覆う幅狭の
補強カバーは少なくとも1層設ければよいが、全体を覆
う幅広の補強カバーは少なくとも2層設けることが必要
である。この場合、2層以上の幅広の補強カバーは1枚
の補強カバーをベルト層の周囲に複数回巻き重ねること
によって複数層の状態にする必要がある。
補強カバーは少なくとも1層設ければよいが、全体を覆
う幅広の補強カバーは少なくとも2層設けることが必要
である。この場合、2層以上の幅広の補強カバーは1枚
の補強カバーをベルト層の周囲に複数回巻き重ねること
によって複数層の状態にする必要がある。
また、このように1枚の補強カバーを複数層に巻き重ね
る構成にすることにより、1層毎に補強カバーを独立さ
せる場合よりはスプライス部の数を少なくすることがで
き、それによってスプライス部とそれ以外の部分との間
の剛性差を少なくすることができる。
る構成にすることにより、1層毎に補強カバーを独立さ
せる場合よりはスプライス部の数を少なくすることがで
き、それによってスプライス部とそれ以外の部分との間
の剛性差を少なくすることができる。
第1.2図は本発明の実施例からなるラジアルタイヤの
トレッド部を例示するもので、トレンド部1には上下2
層からなるスチールベルト層2が埋設されている。この
スチールベルト層2の両エツジ部は、それぞれ1層ずつ
のナイロンコードからなる幅Weの補強カバー3.3に
よって覆われており、さらにこの補強カバー3を含め、
スチールベルト層2の全幅が、これと同一幅Wfのナイ
ロンコード°からなる別の補強カバーによって二重巻き
され、それによって見掛は上2層からなる補強カバー4
.4によって覆われている。
トレッド部を例示するもので、トレンド部1には上下2
層からなるスチールベルト層2が埋設されている。この
スチールベルト層2の両エツジ部は、それぞれ1層ずつ
のナイロンコードからなる幅Weの補強カバー3.3に
よって覆われており、さらにこの補強カバー3を含め、
スチールベルト層2の全幅が、これと同一幅Wfのナイ
ロンコード°からなる別の補強カバーによって二重巻き
され、それによって見掛は上2層からなる補強カバー4
.4によって覆われている。
第2図に示すように、幅狭の補強カバー3は周方向に1
個所のスプライス部3sを形成しているだけであり、ま
た見掛は上2層に形成された幅広の補強カバー4.4も
、実際は1枚の補強カバーが二重に巻き重ねられたもの
であるので、スプライス部4aは1個所だけしか形成さ
れていない。
個所のスプライス部3sを形成しているだけであり、ま
た見掛は上2層に形成された幅広の補強カバー4.4も
、実際は1枚の補強カバーが二重に巻き重ねられたもの
であるので、スプライス部4aは1個所だけしか形成さ
れていない。
上述したラジアルタイヤにおいて、補強カバーの拘束力
(15!lIJ性)を大きくするためには、一般にはコ
ードのデニールを大きくすればよい。
(15!lIJ性)を大きくするためには、一般にはコ
ードのデニールを大きくすればよい。
しかし、デニールが大きくなるにつれ、スプライス部に
おける糸の切断面の段差が大きくなり、かつそのスプラ
イス部3s、4sとそれ以外の部分との剛性差も大きく
なっていく。しかし、第1.2図に示す本発明の場合に
は、デニールを大きくしなくても、2層以上にした幅広
の補強カバー4の巻き重ね数を増やすことにより剛性を
上げることができるので、スプライス部とそれ以外の部
分との剛性差を、小さくすることができる。したがって
、タイヤのユニフォミティを向上し、また高速耐久性を
全体的にレベルアップすることができる。
おける糸の切断面の段差が大きくなり、かつそのスプラ
イス部3s、4sとそれ以外の部分との剛性差も大きく
なっていく。しかし、第1.2図に示す本発明の場合に
は、デニールを大きくしなくても、2層以上にした幅広
の補強カバー4の巻き重ね数を増やすことにより剛性を
上げることができるので、スプライス部とそれ以外の部
分との剛性差を、小さくすることができる。したがって
、タイヤのユニフォミティを向上し、また高速耐久性を
全体的にレベルアップすることができる。
また、最近の高速走行用車両の傾向として、高速での運
動性(特に操縦安定性)を向上するため、車のサスペン
ションにキャンバ−アングルをつけたアライメント設計
を行うことが行われるようになってきている。これはタ
イヤにとってはショルダ一部の接地圧を上げ、発熱性を
増すため、高速耐久性を低下させる要因になっている。
動性(特に操縦安定性)を向上するため、車のサスペン
ションにキャンバ−アングルをつけたアライメント設計
を行うことが行われるようになってきている。これはタ
イヤにとってはショルダ一部の接地圧を上げ、発熱性を
増すため、高速耐久性を低下させる要因になっている。
しかし、本発明のラジアルタイヤでは、このようなアラ
イメント設計にしても、ショルダ一部にベルト部のエツ
ジ部を覆う補強カバーを配置しており、さらに全体を覆
う2層の補強カバーを配置しているため、従来のタイヤ
に比べて高速耐久性の低下を少なくすることができる。
イメント設計にしても、ショルダ一部にベルト部のエツ
ジ部を覆う補強カバーを配置しており、さらに全体を覆
う2層の補強カバーを配置しているため、従来のタイヤ
に比べて高速耐久性の低下を少なくすることができる。
これらのことを、以下に具体的な実験データによって説
明すると、次の通りである。
明すると、次の通りである。
まず、第1,2図に示す本発明によるラジアルタイヤと
、第3,4図に示す従来構造のラジアルタイヤとについ
て、センタ一部におけるスプライス部とそれ以外の部分
との剛性差、およびショルダ一部におけるスプライス部
とそれ以外の部分との剛性差をそれぞれ比較すると、表
1に示す結果が得られた。
、第3,4図に示す従来構造のラジアルタイヤとについ
て、センタ一部におけるスプライス部とそれ以外の部分
との剛性差、およびショルダ一部におけるスプライス部
とそれ以外の部分との剛性差をそれぞれ比較すると、表
1に示す結果が得られた。
表1から本発明のラジアルタイヤの場合は、センタ一部
およびショルダ一部ともスプライス部とそれ以外の部分
との剛性差が、従来タイヤに比べて小さくなっている。
およびショルダ一部ともスプライス部とそれ以外の部分
との剛性差が、従来タイヤに比べて小さくなっている。
また、タイヤサイズを225150VR16と同一にし
て、第1.2図の本発明ラジアルタイヤ(但し、幅狭の
補強カバーの幅をスチールベルト層幅の26%にしたタ
イヤAと、15%にしたタイヤBとの2本を用意した)
と第3゜4図の従来構造のラジアルタイヤとについて、
SAE J 332aに規定される測定法に従って
ユニフォミティをそれぞれ測定し、従来タイヤにおける
測定値を100として、本発明のラジアルタイヤA、B
を指数表示した結果を表2に示すと、次の通りであった
。
て、第1.2図の本発明ラジアルタイヤ(但し、幅狭の
補強カバーの幅をスチールベルト層幅の26%にしたタ
イヤAと、15%にしたタイヤBとの2本を用意した)
と第3゜4図の従来構造のラジアルタイヤとについて、
SAE J 332aに規定される測定法に従って
ユニフォミティをそれぞれ測定し、従来タイヤにおける
測定値を100として、本発明のラジアルタイヤA、B
を指数表示した結果を表2に示すと、次の通りであった
。
表2
表2から、本発明のラジアルタイヤでは、タイヤA、B
とも、いずれもユニフォミティが従来タイヤよりも向上
しており、特にエツジ部を覆う幅狭の補強カバーの幅を
スチールベルト層幅の20%以上にしたタイヤAが優れ
ていた。
とも、いずれもユニフォミティが従来タイヤよりも向上
しており、特にエツジ部を覆う幅狭の補強カバーの幅を
スチールベルト層幅の20%以上にしたタイヤAが優れ
ていた。
また、第1,2図に示す本発明のラジアルタイヤと、第
3,4図に示す従来のラジアルタイヤについて、キャン
バ−アングルを1.56となるように条件設定した試験
条件(本発明はタイヤD、従来はタイヤF)と、キャン
バ−アングルをつけない試験条件(本発明はタイヤC1
従来はタイヤE)とを、それぞれEC共同体規定による
室内高速耐久試験(ECE30)に準じて、タイヤ破損
までに至るまでの最高速度をそれぞれ測定したところ、
表3に示すような結果を得た。
4゜表3 表3から、本発明タイヤC,Dはいずれも高速耐久性が
従来タイヤE、Fに比べて優れており、しかもキャンバ
−アングルのついた試験条件と、つけないものとの差も
、従来タイヤでは20km/hもの差がでるのに対し、
本発明ではわずか10km/hの差しかでていない。
3,4図に示す従来のラジアルタイヤについて、キャン
バ−アングルを1.56となるように条件設定した試験
条件(本発明はタイヤD、従来はタイヤF)と、キャン
バ−アングルをつけない試験条件(本発明はタイヤC1
従来はタイヤE)とを、それぞれEC共同体規定による
室内高速耐久試験(ECE30)に準じて、タイヤ破損
までに至るまでの最高速度をそれぞれ測定したところ、
表3に示すような結果を得た。
4゜表3 表3から、本発明タイヤC,Dはいずれも高速耐久性が
従来タイヤE、Fに比べて優れており、しかもキャンバ
−アングルのついた試験条件と、つけないものとの差も
、従来タイヤでは20km/hもの差がでるのに対し、
本発明ではわずか10km/hの差しかでていない。
上述したように本発明のラジアルタイヤは、ベルト層の
両エツジ部を少なくとも1層ずつの幅狭の補強カバーで
覆うとともに、そのベルト層の全体を1枚の幅広の補強
カバーを巻き重ねるようにして少なくとも2層以上に覆
う構造としたため、居住性の低下を招(ことなく、高速
耐久性のレベルを向上することができる。
両エツジ部を少なくとも1層ずつの幅狭の補強カバーで
覆うとともに、そのベルト層の全体を1枚の幅広の補強
カバーを巻き重ねるようにして少なくとも2層以上に覆
う構造としたため、居住性の低下を招(ことなく、高速
耐久性のレベルを向上することができる。
第1図は本発明の実施例によるラジアルタイヤのトレッ
ド部を示す縦断面図、第2図は同ラジアルタイヤの補強
カバーの周方向の巻きつけ状態を示す説明図、第3図は
従来のラジアルタイヤのトレッド部を示す縦断面図、第
4図は同ラジアルタイヤの補強カバーの周方向の巻きつ
け状態を示す説明図である。 1・・・トレンド部、 2・・・スチールベルト層、
3・・・幅狭の補強カバー、 4・・・幅広の補強カバ
ー〇
ド部を示す縦断面図、第2図は同ラジアルタイヤの補強
カバーの周方向の巻きつけ状態を示す説明図、第3図は
従来のラジアルタイヤのトレッド部を示す縦断面図、第
4図は同ラジアルタイヤの補強カバーの周方向の巻きつ
け状態を示す説明図である。 1・・・トレンド部、 2・・・スチールベルト層、
3・・・幅狭の補強カバー、 4・・・幅広の補強カバ
ー〇
Claims (2)
- (1)トレッド部に設けたベルト層の外側に、このベル
ト層の両エッジ部を覆う幅狭の補強カバーを少なくとも
1層ずつ設けるとともに、さらに前記ベルト層の全体を
覆う幅広の補強カバーを、1枚の補強カバーを巻き重ね
ることによって複数層に形成したラジアルタイヤ。 - (2)幅狭の補強カバーの幅が、ベルト層の幅の20%
以上の大きさである特許請求の範囲第1項記載のラジア
ルタイヤ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61249584A JPS63103704A (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | ラジアルタイヤ |
US07/101,601 US4865102A (en) | 1986-10-22 | 1987-09-28 | Radial tire |
DE19873734700 DE3734700A1 (de) | 1986-10-22 | 1987-10-14 | Guertelreifen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61249584A JPS63103704A (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | ラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63103704A true JPS63103704A (ja) | 1988-05-09 |
Family
ID=17195184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61249584A Pending JPS63103704A (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | ラジアルタイヤ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4865102A (ja) |
JP (1) | JPS63103704A (ja) |
DE (1) | DE3734700A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019116862A1 (ja) * | 2017-12-13 | 2019-06-20 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4890659A (en) * | 1987-04-28 | 1990-01-02 | Bridgestone Corporation | Reinforcing laminate for tire and heavy duty pneumatic radial tire using the same |
DE3826587A1 (de) * | 1988-08-04 | 1990-02-15 | Sp Reifenwerke Gmbh | Guertelreifen und verfahren zu dessen aufbau |
US5186773A (en) * | 1988-11-21 | 1993-02-16 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic radial tire for passenger cars with specified spacing of tread and band joints |
DE3926645A1 (de) * | 1989-08-11 | 1991-02-14 | Sp Reifenwerke Gmbh | Fahrzeugluftreifen |
JPH04365604A (ja) * | 1990-08-24 | 1992-12-17 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ラジアルタイヤ |
US5385188A (en) * | 1992-04-29 | 1995-01-31 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic radial tire for passenger cars |
JP4757699B2 (ja) * | 2006-04-24 | 2011-08-24 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤの製造方法および空気入りタイヤ |
CN106379115A (zh) * | 2016-10-28 | 2017-02-08 | 中国化工集团曙光橡胶工业研究设计院有限公司 | 一种越野车轮胎耐高速带束层的成型方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2556930A1 (de) * | 1975-12-17 | 1977-06-30 | Uniroyal Ag | Runderneuerter fahrzeugluftreifen |
JPS5726003A (en) * | 1980-07-21 | 1982-02-12 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | Tire |
LU83980A1 (fr) * | 1982-02-26 | 1983-09-02 | Goodyear Tire & Rubber | Ceinture de renforcement pour pneumatiques a carcasse radiale |
JPS60185602A (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-21 | Bridgestone Corp | 乗用車用空気入りタイヤ |
-
1986
- 1986-10-22 JP JP61249584A patent/JPS63103704A/ja active Pending
-
1987
- 1987-09-28 US US07/101,601 patent/US4865102A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-10-14 DE DE19873734700 patent/DE3734700A1/de not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019116862A1 (ja) * | 2017-12-13 | 2019-06-20 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
JP2019104397A (ja) * | 2017-12-13 | 2019-06-27 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3734700A1 (de) | 1988-04-28 |
US4865102A (en) | 1989-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62251203A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPS6351886B2 (ja) | ||
JP3096925B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
EP0360538A2 (en) | Pneumatic tire for passenger car | |
JPS63103704A (ja) | ラジアルタイヤ | |
JPS63315306A (ja) | 乗用車用ラジアルタイヤ | |
US5082042A (en) | Belt arrangement for high durable pneumatic radial tire | |
JPH0558112A (ja) | 高性能空気入りラジアルタイヤ | |
JP2769040B2 (ja) | 高速走行用空気入りラジアルタイヤ | |
JP2002337510A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP2967367B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
US4585045A (en) | Pneumatic tire for passenger car | |
JPH05286309A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JPH08216618A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JPH04962Y2 (ja) | ||
JPS62251202A (ja) | 空気入りタイヤ | |
EP0370749B1 (en) | Pneumatic radial tyre for passenger cars | |
JPS63125406A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2574152B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPS592908A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPS61157404A (ja) | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ | |
JP2912632B2 (ja) | ラジアルタイヤ | |
JPH0228003A (ja) | 空気入りタイヤおよびその製造方法 | |
JP3868121B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP3590081B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ |