JPS6310216Y2 - - Google Patents

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JPS6310216Y2
JPS6310216Y2 JP7229880U JP7229880U JPS6310216Y2 JP S6310216 Y2 JPS6310216 Y2 JP S6310216Y2 JP 7229880 U JP7229880 U JP 7229880U JP 7229880 U JP7229880 U JP 7229880U JP S6310216 Y2 JPS6310216 Y2 JP S6310216Y2
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welding
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welding conditions
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JP7229880U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、消耗電極式自動溶接機(MIG溶
接機と称する)または非消耗電極式自動溶接機
(TIG溶接機と称する)をマイクロプロセツサ等
により制御を行なう自動溶接制御装置、特に全姿
勢溶接に適した自動溶接制御装置に関するもので
ある。
一般に直線、円周を問わず、自動溶接を行なう
場合、溶接上必要なシーケンスを自動的に進め、
溶接経路に沿つて何ケ所か設けられた原点、すな
わちチエツクポイントを通過することにより発せ
られる原点検出信号を検知することにより、溶接
電流等の各種出力値、並びにピーク電流時間等の
時限設定値を歩進させる方法を採用している。こ
のような制御をマイクロプロセツサにより行なう
装置においては、大半が周辺装置としてキーボー
ド、フロツピーデイスクドライブ装置、或いはテ
ープリーダ・パンチヤ等を装備しており、これら
データ設定器によつて入力された溶接条件データ
はICメモリ、コアメモリ、フロツピーデイスク
等に記憶される。
従来、この種の装置の溶接シーケンスとして第
1図に示すものがあり、溶接条件の構成としては
第2図に示すものがあつた。第2図は、従来の自
動溶接装置における、データ設定器からのデータ
を記憶する記憶装置の状態を示す図である。この
記憶内容は全周を4つの溶接領域に分割した円周
全姿勢溶接を行なう場合を示している。図中、パ
ス1〜パスNは夫々データブロツクを示してお
り、このパスは固定された固定条件と夫々異なる
分割条件1〜4との組合せによる連続したデータ
となつている。固定条件は通常時限設定の値を有
しており、分割条件は溶接電流等の値を有してい
る。すなわち、全姿勢溶接においては、各種の姿
勢毎に溶接電流等を変化させる必要があり、上述
の分割条件1〜4が必要となる。
この第2図に示したデータ構成、即ち溶接条件
を用いて、第1図に示した溶接シーケンスを行な
う場合について説明する。先ず、溶接開始し、定
常溶接条件出力1によりパス1の分割条件1と固
定条件との組合せによる溶接制御信号が出力され
る。このとき、溶接停止2の判定を行なう。即
ち、この制御装置自体を停止するか否かの判定を
行なうものであり、外部よりの信号により制御さ
れるものである。ここで溶接停止信号が検出され
たら、溶接電流を低下する等のクレータ処理4を
行ない溶接を終了することになる。次に、溶接停
止信号が検出されないときは原点検出信号の有無
を判定し、原点歩進3を行なう。すなわち、ここ
ではデータ条件の分割条件1〜4の当否を判定す
るものであり、原点検出信号の検出により分割条
件を歩進させることになる。なお、原点検出信号
が検出されないときは、同一の分割条件の条件に
基づき溶接を行なうことになる。また、原点検出
信号が検出されたときは、分割条件番号が4以下
か否かを判定5し、4以下のときは分割条件を歩
進して溶接を継続し、4以上となつたときにはク
レータ処理4を行ない溶接が終了する。このよう
にして、パス1のデータブロツクの溶接が終了す
ることになり、パス2〜パスNのデータブロツク
のデータ条件に基づき溶接を行なう場合は、第1
図の溶接シーケンスを再度繰り返す必要があるた
め、改めて溶接開始を行なう必要があつた。従つ
て、従来装置の記憶装置においては夫々のパスが
独立して使用されることになり、厚肉の管溶接の
如く同一部分を複数回溶接するときには煩雑な作
業をともなうことになるという欠点があつた。
この考案は上述の点に鑑みなされたものであ
り、記憶装置の構成を改良することにより、煩雑
な作業をともなうことなく自動的に溶接が行なえ
る自動溶接制御装置を提供することを目的とす
る。
以下、図面に基づきこの考案装置を詳述する。
第3図はこの考案装置の一実施例の記憶装置の
一部分を説明するための図であり、第4図はこの
実施例装置を使用したときの溶接シーケンスを示
す図である。即ち、この考案装置の記憶装置は、
第2図に示した連続した複数のデータからなるパ
ス1〜パスNのデータブロツクを記憶するデータ
記憶部と、第3図に示したパス1〜パスNの読み
出し順位の制御関係を記憶する順位記憶部とによ
り構成したものである。また、この記憶装置への
データの設定はデータ設定器により行なう。さら
に、溶接機の駆動は記憶装置からの信号に応じて
行なわれる。
この実施例では、第3図に示す如く、パス1〜
パスNは順次配列されており、夫々のパス間の連
続性及び不連続性をコード01〜コードN−1に
より設定されて記憶装置の順位記憶部に記憶され
ている。
このように、第2図に示したデータ記憶部と、
第3図に示した順位記憶部とからなる記憶装置を
有する自動溶接制御装置の溶接シーケンスを第4
図に基づき説明する。
パス1のデータブロツクに対応する制御は第1
図に示した溶接シーケンスと同様に行なわれる。
すなわち、パス1のデータの分割条件が4以上で
あると判定5されるまでは、データ記憶部のパス
1のデータに基づき溶接作業が行なわれる。パス
1に対応する溶接作業が終了したとき、順位記憶
部からの連続データの読取り7が行なわれる。す
なわち、コード01のデータによりパス1とパス
2との連続または不連続の判定8が行なわれるこ
とになる。このとき、不連続との判定の場合、ク
レータ処理4が行なわれ溶接が終了するように制
御される。また、コード01が連続との判定8の
場合、出力値セツト9が行なわれ、パス2のデー
タブロツクのデータに基づき溶接作業が行なわれ
ることになる。なお、パス2のデータに基づく制
御はパス1の制御と同様に行なわれる。この様
に、順位記憶部のデータにより各パス間の連続性
が制御される。
以上のように、この実施例では順位記憶部に各
パス間の連続、不連続のデータを蓄積しているの
で、何ら作業をともなうことなく、次段のパスに
基づく溶接を行なうべく制御できることになる。
なお、この実施例では、順位記憶部に各パスを
順次配列し、夫々のパス間の連続性を制御するデ
ータを記憶するように構成したが、この考案はこ
れに限られず、順位記憶部に夫々のパスの任意の
制御順位を記憶させ、それに基づく溶接制御を行
なうようにしてもよい。
以上の様に、この考案装置では、記憶装置を連
続した複数のデータからなるデータブロツクを複
数個記憶するデータ記憶部と、データブロツクの
読み出し順位を記憶する順位記憶部とにより構成
しているので、データブロツク間の制御に何ら煩
雑な作業をともなわなくなり、全くの自動溶接を
行なえる効果があり、特に全姿勢溶接を行なう制
御装置として有用性がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の溶接シーケンスを示す図、
第2図は従来の溶接条件の構成を示す図、第3図
はこの考案装置の一実施例の記憶装置の一部分を
説明するための図、第4図はこの考案の実施例装
置の溶接シーケンスを示す図である。図中、同一
または相当部分には同一符号を付してある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の溶接工程を工程ごとに溶接条件を変え
    て溶接を行なうための上記溶接条件のデータ設定
    を行なうデータ設定器と、このデータ設定器から
    上記複数個の溶接工程に係る溶接条件のデータか
    らなるデータブロツクを複数個記憶するデータ記
    憶部を有する記憶装置と、この記憶装置からの溶
    接条件に基づいて溶接機を駆動する駆動制御装置
    と、溶接経路に沿つて上記溶接工程毎に設けられ
    た複数の原点を通過する度に原点検出信号を出力
    する原点検出手段と、この原点検出手段からの信
    号により上記データブロツクの溶接条件を歩進さ
    せる歩進手段とを備えた自動溶接制御装置におい
    て、上記記憶装置に上記複数個のデータブロツク
    の読出し順位と、データブロツク間の連続関係を
    データとして記憶する順位記憶部を設け、上記順
    位記憶部に記憶された所定のデータブロツクの溶
    接が終了したときに次に読み出されるデータブロ
    ツクの連続関係を判定する判定手段と、この判定
    手段が不連続と判定したときクレータ処理を行な
    い、連続と判定したとき上記次に読み出されるデ
    ータブロツクを読み取り溶接作業を続行させる制
    御手段とを設けたことを特徴とする自動溶接制御
    装置。
JP7229880U 1980-05-26 1980-05-26 Expired JPS6310216Y2 (ja)

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JPS56175171U JPS56175171U (ja) 1981-12-24
JPS6310216Y2 true JPS6310216Y2 (ja) 1988-03-25

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