JPH11175111A - 自動機の制御装置及び制御方法 - Google Patents

自動機の制御装置及び制御方法

Info

Publication number
JPH11175111A
JPH11175111A JP34533497A JP34533497A JPH11175111A JP H11175111 A JPH11175111 A JP H11175111A JP 34533497 A JP34533497 A JP 34533497A JP 34533497 A JP34533497 A JP 34533497A JP H11175111 A JPH11175111 A JP H11175111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic machine
stored
control device
process information
operation instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP34533497A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Kikko
幹雄 橘高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP34533497A priority Critical patent/JPH11175111A/ja
Publication of JPH11175111A publication Critical patent/JPH11175111A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の自動機の並列動作を、簡単な制御構成
で的確に制御する自動機の制御装置及び制御方法の提
供。 【解決手段】 所定の動作順序で動作を行う自動機のそ
れぞれの動作に予めステップ番号を付与する。CPU
は、制御装置により当該自動機を制御するに際して、現
在のステップ番号に等しいステップ番号の動作を選択し
(S301)、1つの動作を開始(S302,S306)または検出(S30
4,S308)する度に現在のステップ番号を変更する(S303,S
305,..)。CPUは、次回の処理において、該変更され
たステップ番号に等しいステップ番号の動作を行う。こ
のような処理構成を、制御対象の複数の自動機に対して
順次行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動機の制御装置
及び制御方法に関し、例えば、複数の自動機を並列に制
御する制御装置及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、工業製品の生産ラインにおい
ては、複数の自動機を並列に制御すべく、それら複数の
自動機を統括制御するホストコンピュータ等の制御装置
には、所謂、マルチタスク(疑似マルチタスク)が採用
されることが多い。
【0003】一般に、制御装置においてマルチタスクを
実現する方法としては、制御装置上でマルチタスクOS
(オペレーションシステム)を採用する方法と、制御装
置のCPUをタイムスライスすることによってマルチタ
スクを実現する方法とが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
マルチタスクOSが実現可能な制御装置は、一般のパー
ソナルコンピュータと比較して高価である。また、タイ
ムスライスによるマルチタスクOSでは、高速なレスポ
ンス、即ち、ある事象の変化に対する迅速な動作出力が
必要とされる自動機にはリアルタイム性に欠ける場合が
ある。
【0005】また、複数の自動機を並列して制御すると
きには、それぞれの自動機の協調動作や同期運転等が必
要となり、本操業前に動作所用時間をチューニングする
場合が多い。そのような場合、動作の実行状態をオペレ
ータがストップウオッチによって測定すると測定誤差が
大きいため、例えば、オシロスコープ、ペンレコーダー
等の測定器で自動的に測定すべく、本操業時には撤去す
る測定出力を一時的に設けたり、制御プログラムを部分
的に変更することがある。
【0006】しかしながら、このような方法で動作所用
時間をチューニングすると、本操業では不要となる測定
用出力が必要であってコストが問題であり、また、制御
プログラムを変更する場合には変更に伴う2次的な不具
合が生じる可能性がある。
【0007】そこで、本発明は、複数の自動機の並列動
作を、簡単な制御構成で的確に制御する自動機の制御装
置及び制御方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の自動機の制御装置は以下の構成を備えるこ
とを特徴とする。
【0009】即ち、自動機の動作を制御する制御装置で
あって、自動機の所定の複数の動作工程毎に予め設定さ
れた工程情報のうち、該複数の動作工程の何れか1工程
を表わす工程情報を記憶する記憶手段と、前記複数の動
作工程のうち、前記記憶手段に記憶している工程情報が
表わす動作工程の動作指示を前記自動機に出力し、該記
憶している工程情報を、次の動作工程を表わす工程情報
に更新する動作指示手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0010】また、例えば前記動作指示手段は、前記記
憶手段に記憶している工程情報に従って前記自動機に今
回の動作指示をするに際して、前記自動機が今回の動作
指示が可能な所定の状態にないときには、今回の動作指
示の出力及び前記記憶手段に記憶している工程情報の更
新を行わずに、今回の動作指示を終了することを特徴と
する。
【0011】また、例えば、前記制御装置によって前記
自動機を複数制御するときには、前記動作指示手段を、
自動機毎に直列に備えるとよい。
【0012】更に、好ましくは、所定の時間周期毎にカ
ウントするカウント値と前記記憶手段に記憶している工
程情報とを該所定の時間周期毎にテーブルに記憶し、そ
の記憶したカウント値、工程情報の差異、並びに該所定
の時間とに基づいて、前記複数の動作工程のうちの所望
する動作工程間の所用時間を算出する算出手段を備える
とよい。
【0013】または、上記の目的を達成するため、本発
明の自動機の制御方法は以下の構成を備えることを特徴
とする。
【0014】即ち、自動機の動作を制御する制御方法で
あって、自動機の所定の複数の動作工程毎に予め工程情
報を設定し、前記複数の動作工程の何れか1工程を表わ
す工程情報を記憶し、前記複数の動作工程のうち、前記
記憶している工程情報が表わす動作工程の動作指示を前
記自動機に出力し、該記憶している工程情報を、次の動
作工程を表わす工程情報に更新することを特徴とする。
【0015】また、例えば、前記制御装置によって前記
自動機を複数制御するときには、それらの自動機毎に、
上記の制御方法を直列的に行うことを特徴とする。
【0016】更に、好ましくは、所定の時間周期毎にカ
ウントするカウント値と前記記憶している工程情報とを
該所定の時間周期毎にテーブルに記憶し、その記憶した
カウント値、工程情報の差異、並びに該所定の時間とに
基づいて、前記複数の動作工程のうちの所望する動作工
程間の所用時間を算出するとよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動機の制御装置
の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】[第1の実施形態]はじめに、本実施形態
において制御対象の自動機の一例として採用する装置1
から装置3の構成と動作について説明する。尚、説明の
便宜上、装置1から装置3は、何れも同様な構成を備え
ており、且つ同様な動作を行うものとし、一例として装
置1について説明する。
【0019】装置1は、不図示の空気供給源から供給さ
れるエアーを駆動源として動作する機構を備えており、
ソレノイドバルブ(SV)110により下降動作を行
い、SV110により上昇動作を行う。装置1の下降端
は、リミットスイッチ(LS)112により検出され
る。また、装置1の上昇端は、LS113により検出さ
れる。
【0020】同様に、装置2は、SV114及び115
により動作を行い、LS116及び117により動作状
態を検出される。また、装置3は、SV118及び11
9により動作を行い、LS120及び121により動作
状態を検出される。
【0021】図4は、本発明の第1の実施形態としての
装置1から装置3の動作順序を説明するフローチャート
であり、装置1から装置3の装置自体の動作順序を示す
ものである。従って、本実施形態に係る制御装置による
各装置の制御手順を示すものではない。
【0022】図中、例えば装置1において、ステップS
401及びステップS402では、下降動作を開始し、
下降端まで下降動作を継続する。次に、ステップS40
3及びステップS404では、上昇動作を開始し、上昇
端まで上昇動作を継続する。
【0023】尚、下降端の検出は、LS112の状態に
より検出する。上昇端の検出は、LS113の状態によ
り検出する。また、下降(上昇)動作は、例えば、後述
する制御装置がSV110をオン(オフ)、SV111
をオフ(オン)にすることにより行われる。
【0024】次に、装置1から装置3を制御する制御装
置の構成を説明する。本実施形態において、制御装置
は、所謂プログラマブルコントローラ(PLC)や、入
出力インタフェースを備えるホストコンピュータ等を想
定している。
【0025】図1は、本発明の第1の実施形態としての
制御装置のブロック構成図である。
【0026】図中、CPU101は、後述する制御プロ
グラムを実行するCPUである。ROM102は、各種
パラメータやCPU101にて実行するプログラム等を
格納するRAMである。RAM103は、動作プログラ
ムの一時記憶エリアやCPU101のワークエリア等と
して使用される。タイマコントローラ104は、時間を
計測し、所定周期毎に割り込み要求信号109をCPU
101に出力するコントローラである。
【0027】尚、制御プログラムや各種パラメータ等
は、例えば、フロッピーディスク等の外部の情報記録媒
体から読み取ってもよいことは言うまでもない。
【0028】入出力インタフェース(I/F)105
は、SV110及び111のオン・オフを制御する制御
出力信号を出力すると共に、LS112及び113から
の入力信号が入力されるインターフェースである。同様
に、入出力インタフェース(I/F)106は、SV1
14及び115のオン・オフを制御する制御出力信号を
出力すると共に、LS116及び117からの入力信号
が入力されるインターフェースである。また、入出力イ
ンタフェース(I/F)107は、SV118及び11
9のオン・オフを制御する制御出力信号を出力すると共
に、LS120及び121からの入力信号が入力される
インターフェースである。
【0029】また、上記のCPU101からI/F10
7までの各構成はバス108により互いに接続されてい
る。
【0030】次に、上記の制御装置による装置1から装
置3の並列動作について説明する。本実施形態におい
て、本実施形態の特徴として、制御装置は、装置1から
装置3の並列動作を、ステップ番号により管理する。
【0031】ここで、図4を参照して説明した装置1か
ら装置3の動作を、ステップ番号により実現するための
シーケンスステップ処理について説明する。CPU10
1は、この処理を、装置1から装置3のそれぞれについ
て順次行う。
【0032】図2は、本発明の第1の実施形態としての
シーケンスステップ処理を示すフローチャートである。
本実施形態のシーケンスステップ処理を実現するために
は、各装置が行う所定の動作を、複数のステップ(工
程)に予め分解する必要がある。
【0033】ここでは、装置1の場合を例に説明する。
図2において、装置1の所定の一連の動作(図4)は、
4つのステップ番号(工程番号)に予め分解されてい
る。
【0034】尚、本実施形態では、装置の動作の複数の
ステップを、ステップ番号で表わすが、これに限られる
ものではなく、例えば記号等で表現してもよいことは言
うまでもない。
【0035】同図において、ステップS301では、現
在のステップ番号に応じて分岐するステップであり、ス
テップ番号(=1から4)に応じて、ステップS30
2,304,306,或いは308の何れかに進む。
【0036】ステップS302は、下降動作のステップ
であり、ソレノイドバルブ110をオン、且つソレノイ
ドバルブ111をオフにすることにより、装置1の下降
動作を開始し、ステップS303に進む。ステップS3
03は、次に実行するステップ番号を設定するステップ
であり、ステップ番号を2に設定する。
【0037】ステップS304は、リミットスイッチ1
12の状態によって装置1が下降端に位置することを検
出するステップであり、下降端に到達していればステッ
プS305に進み、下降端に到達していなければ終了す
る。ステップS305では、ステップ番号を3に設定す
る。
【0038】ステップS306は上昇動作のステップで
あり、ソレノイドバルブ110をオフ、且つソレノイド
バルブ111をオンにすることにより、装置1の上昇動
作を開始し、ステップS307に進む。ステップS30
7では、ステップ番号を4に設定する。
【0039】ステップS308は、リミットスイッチ1
13の状態によって装置1が上昇端に位置することを検
出するステップであり、上昇端に到達していればステッ
プS309に進み、下降端に到達していなければ終了す
る。ステップS309では、ステップ番号を1に設定す
る。
【0040】上述した図2のシーケンスステップ処理に
よれば、ステップS304で装置が下降端に位置してい
ないとき、及びステップS308で装置が上昇端に位置
していないときには当該装置についてのシーケンスステ
ップ処理を終了している。このため、ステップS302
で下降動作を開始してから下降端を検出するまでの所要
時間、そして、ステップS306で上昇動作を開始して
から上昇端を検出するまでの所要時間において、CPU
101がリミットスイッチの状態の変化を検出するため
に待機状態(入力待ち状態)となることを防止できる。
【0041】次に、図2のシーケンスステップ処理に基
づいて、制御装置が装置1から装置3を並行して動作さ
せるときの処理を説明する。
【0042】図3は、本発明の第1の実施形態としての
制御装置のメイン処理のフローチャートである。
【0043】図中、ステップS201からステップS2
03は、装置1から装置3までのステップ番号の初期設
定を行うステップであり、それぞれのステップ番号に1
を設定する。
【0044】ステップS204は、装置1のシーケンス
ステップ処理を行うステップであり、上述した図2のシ
ーケンスステップ処理を行い、ステップS205に進
む。
【0045】同様に、ステップS205及びステップS
206は、装置2及び装置3のシーケンスステップ処理
を行うステップであり、上述した図2のシーケンスステ
ップ処理を行う。また、ステップS206で装置3につ
いての処理を終了したら、ステップS204に戻って上
記の処理を繰り返す。これにより、装置1から装置3
は、図4で説明した動作順序でそれぞれ動作を行い、当
該制御装置により、各装置をステップ番号に応じて並行
して制御することができる。
【0046】即ち、図2及び図3に示すように全体の動
作を構成すれば、例えば、制御装置のCPU101で動
作するオペレーションシステム(OS)がシングルタス
クであっても、装置1から装置3までを的確に並列制御
することができ、CPU101が入力待ち状態になる時
間を低減できるため、CPU101を効率よく動作させ
ることができる。
【0047】[第2の実施形態]第2の実施形態におい
て、制御装置及び制御対象である装置1から装置3の構
成は上述した第1の実施形態の場合と略同様であり、重
複する説明は省略する。本実施形態が異なるのは、各装
置の動作所要時間が計測できることである。
【0048】図6は、本発明の第2の実施形態としての
タイマ割り込み処理を示すフローチャートであり、所定
周期毎にタイマコントローラ104が発生させる割り込
み要求信号109により、CPU101は、カウンタの
値を1加算する(ステップS601)。
【0049】次に、図2のシーケンスステップ処理に基
づいて、制御装置が装置1から装置3を並行して動作さ
せるときの処理を説明する。
【0050】図5は、本発明の第2の実施形態としての
制御装置のメイン処理のフローチャートである。尚、ス
テップS509からステップS511は、装置1から装
置3についてのシーケンスステップ処理であり、本実施
形態においても上述した図2の処理と同様な処理が行わ
れる。
【0051】図中、ステップS501は、装置1から装
置3のステップ番号(CST1〜CST3)の初期設定
を行うステップであり、ステップ番号にそれぞれ1を設
定する。ステップS502は、データNo.の初期設定
を行うステップであり、データNo.に1を設定する。
【0052】ステップS503は、装置1から装置3の
前回のステップ番号(PST1〜PST3)の初期設定
を行うステップであり、前回のステップ番号に0を設定
する。
【0053】ステップS504は、カウンタ値をイニシ
ャライズするステップであり、カウンタ値に0を設定す
る。
【0054】ステップS505は、ステップ番号(CS
T1〜CST3)の変化を監視するステップであり、装
置1から装置3についてそれぞれ現在のステップ番号と
前回のステップ番号を比較し、装置1から装置3につい
てどれか不一致であれば、シーケンスステップ処理によ
ってステップ番号の変化が有りと判断してステップS5
06に進み、すべて一致すれば変化なしと判断してステ
ップS509に進む。
【0055】ステップS506は、ステップ履歴を記憶
するステップであり、カウンタ値、装置1から装置3の
現在のステップ番号(CST1〜CST3)、そしてデ
ータNo.を、RAM103内のテーブル(後述する図
7)に記憶する。そして、ステップS507では、ステ
ップ番号(CST1〜CST3)を、前回のステップ番
号(PST1〜PST3)に設定する。
【0056】ステップS508では、データNo.に1
加算し、ステップS509に進む。
【0057】ステップS512は、メイン処理の終了を
判別するステップであり、不図示のキーボードからの終
了信号の有無等に基づいて判断する。本ステップで終了
が指示されていないときには、ステップS505に戻っ
て上述した処理を継続する。
【0058】次に、各装置の動作所用時間の算出方法
を、図7を参照して説明する。
【0059】図7は、本発明の第2の実施形態としての
RAM内のデータテーブルを示す図であり、ステップS
506でRAM103に記憶したデータを表わす。
【0060】図中、データNo.1の行には、カウンタ
値、装置1のステップ番号(CST1)から装置3のス
テップ番号(CST3)がすべて初期設定値が記憶され
ている。データNo.2の行には、装置1から装置3が
ステップ302で下降を開始した直後の値が記憶されて
いる。
【0061】同様に、データNo.3の行には、装置1
がステップS304で下降端に位置することを検知した
直後の値が記憶されている。No.4の行は、装置1が
ステップS306で上昇を開始した直後の値が記憶され
ている。そして、データNo.5の行は、装置3がステ
ップS304で下降端に位置することを検知した直後の
値が記憶されている。
【0062】ここで、例えば、装置1が上昇端から下降
端まで下降するのに要した所要時間を求める。装置1の
CST1について、データNo.3のカウンタ値とデー
タNo.2のカウンタ値との差(121−0)は、12
1である。従って、タイマコントローラ104からの割
り込み要求信号109の周期が10msecの場合に
は、装置1が上昇端から下降端まで下降するのに要した
所要時間は、10×121=1210msecである。
【0063】同様に、例えば、装置3が上昇端から下降
端まで下降するのに要した所要時間を求める。装置3の
CST1について、データNo.5のカウンタ値とデー
タNo.2とのカウンタ値との差(230−0)は、2
30である。従って、タイマコントローラ104からの
割り込み要求信号109の周期が10msecの場合に
は、装置3が上昇端から下降端まで下降するのに要した
所要時間は、10×230=2300msecである。
【0064】以上のように、本実施形態によれば、RA
M103に所定時間毎にカウンタ値とステップ番号(C
ST1〜CST3)を記憶することにより、動作所用時
間を算出したい動作の範囲をステップ番号の値の変化で
容易に認識でき、その所望する動作所用時間をカウンタ
値に基づいて容易に算出することができる。
【0065】また、第1の実施形態と同様に、装置1か
ら装置3までを良好に並列制御することができると共
に、CPU101が入力待ち状態になる時間を低減でき
るため、CPU101を効率よく動作させることができ
る。
【0066】
【他の実施形態】尚、本発明は、複数の機器(例えばホ
ストコンピュータ,インタフェイス機器等)から構成さ
れるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に
適用してもよい。
【0067】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0068】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0069】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM等
を用いることができる。
【0070】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0071】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の自動機の並列動作を、簡単な制御構成で的確に制
御する自動機の制御装置及び制御方法の提供が実現す
る。
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態としての制御装置のブ
ロック構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態としてのシーケンスス
テップ処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態としての制御装置のメ
イン処理のフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態としての装置1から装
置3の動作順序を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態としての制御装置のメ
イン処理のフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態としてのタイマ割り込
み処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態としてのRAM内のデ
ータテーブルを示す図である。
【符号の説明】
101:CPU, 102:ROM, 103:RAM, 104:タイマコントローラ, 105,106,107:入出力I/F, 108:バス, 109:割り込み要求信号, 110,111:ソレノイドバルブ, 112,113:リミットスイッチ, 114,115:ソレノイドバルブ, 116,117:リミットスイッチ, 118,119:ソレノイドバルブ, 120,121:リミットスイッチ,

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動機の動作を制御する制御装置であっ
    て、 自動機の所定の複数の動作工程毎に予め設定された工程
    情報のうち、該複数の動作工程の何れか1工程を表わす
    工程情報を記憶する記憶手段と、 前記複数の動作工程のうち、前記記憶手段に記憶してい
    る工程情報が表わす動作工程の動作指示を前記自動機に
    出力し、該記憶している工程情報を、次の動作工程を表
    わす工程情報に更新する動作指示手段と、を備えること
    を特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 前記動作指示手段は、前記記憶手段に記
    憶している工程情報に従って前記自動機に今回の動作指
    示をするに際して、前記自動機が今回の動作指示が可能
    な所定の状態にないときには、今回の動作指示の出力及
    び前記記憶手段に記憶している工程情報の更新を行わず
    に、今回の動作指示を終了することを特徴とする請求項
    1記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記自動機が今回の動作指示が可能な所
    定の状態にないときとは、前記自動機が、前回の動作指
    示に従って動作しているときであることを特徴とする請
    求項2記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置によって前記自動機を複数
    制御するときには、前記動作指示手段を、自動機毎に直
    列に備えることを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 更に、所定の時間周期毎にカウントする
    カウント値と前記記憶手段に記憶している工程情報とを
    該所定の時間周期毎にテーブルに記憶し、その記憶した
    カウント値、工程情報の差異、並びに該所定の時間とに
    基づいて、前記複数の動作工程のうちの所望する動作工
    程間の所用時間を算出する算出手段を備えることを特徴
    とする請求項1記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 自動機の動作を制御する制御方法であっ
    て、 自動機の所定の複数の動作工程毎に予め工程情報を設定
    し、 前記複数の動作工程の何れか1工程を表わす工程情報を
    記憶し、 前記複数の動作工程のうち、前記記憶している工程情報
    が表わす動作工程の動作指示を前記自動機に出力し、 該記憶している工程情報を、次の動作工程を表わす工程
    情報に更新することを特徴とする請求項1記載の制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記記憶している工程情報に従って前記
    自動機に今回の動作指示をするに際して、前記自動機が
    今回の動作指示が可能な所定の状態にないときには、今
    回の動作指示の出力及び前記記憶している工程情報の更
    新を行わずに、今回の動作指示を終了することを特徴と
    する請求項6記載の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記制御装置によって前記自動機を複数
    制御するときには、それらの自動機毎に、請求項6の制
    御方法を直列的に行うことを特徴とする請求項6記載の
    制御方法。
  9. 【請求項9】 更に、所定の時間周期毎にカウントする
    カウント値と前記記憶している工程情報とを該所定の時
    間周期毎にテーブルに記憶し、その記憶したカウント
    値、工程情報の差異、並びに該所定の時間とに基づい
    て、前記複数の動作工程のうちの所望する動作工程間の
    所用時間を算出することを特徴とする請求項6記載の制
    御方法。
  10. 【請求項10】 自動機の動作を制御する制御プログラ
    ムを格納した記録媒体であって、その記録媒体により、
    コンピュータを、 自動機の所定の複数の動作工程毎に予め設定された工程
    情報のうち、該複数の動作工程の何れか1工程を表わす
    工程情報を記憶する記憶手段と、 前記複数の動作工程のうち、前記記憶手段に記憶してい
    る工程情報が表わす動作工程の動作指示を前記自動機に
    出力し、該記憶している工程情報を、次の動作工程を表
    わす工程情報に更新する動作指示手段として動作させる
    ことを特徴とする記録媒体。
  11. 【請求項11】 更に、前記記録媒体により、コンピュ
    ータを、所定の時間周期毎にカウントするカウント値と
    前記記憶手段に記憶している工程情報とを該所定の時間
    周期毎にテーブルに記憶し、その記憶したカウント値、
    工程情報の差異、並びに該所定の時間とに基づいて、前
    記複数の動作工程のうちの所望する動作工程間の所用時
    間を算出する算出手段として動作させることを特徴とす
    る請求項10記載の記録媒体。
JP34533497A 1997-12-15 1997-12-15 自動機の制御装置及び制御方法 Withdrawn JPH11175111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34533497A JPH11175111A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 自動機の制御装置及び制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34533497A JPH11175111A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 自動機の制御装置及び制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11175111A true JPH11175111A (ja) 1999-07-02

Family

ID=18375890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34533497A Withdrawn JPH11175111A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 自動機の制御装置及び制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11175111A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002287823A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Bridgestone Corp 診断装置
JP2002287822A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Bridgestone Corp タイミングチャート作成方法及び装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002287823A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Bridgestone Corp 診断装置
JP4608120B2 (ja) * 2001-03-23 2011-01-05 株式会社ブリヂストン 診断装置
JP2002287822A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Bridgestone Corp タイミングチャート作成方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0561646B2 (ja)
JPH07129418A (ja) マルチタスク環境でのプログラム制御方式
JPH11175111A (ja) 自動機の制御装置及び制御方法
US6829518B2 (en) Numerical control apparatus
JPH0934518A (ja) 制御処理装置
JP4070744B2 (ja) 同期制御装置
JPH0331909A (ja) Ncデータ実行方式
JP3692990B2 (ja) 数値制御装置
JP2533373B2 (ja) 制御プログラム作成方法
JP2707031B2 (ja) 加工プログラムのチェック方法及びその装置
US11650571B2 (en) Control device, control method, and control program for executing a machining program using flag indications
JP3460747B2 (ja) 数値制御装置
JPS6045453B2 (ja) 多重プロセツサ
JPH056213A (ja) 産業用ロボツト制御方法およびその装置
JP2002024052A (ja) コンピュータ周辺機器のエラー再現試験方法
JP2533370B2 (ja) 制御プログラム作成方法
WO1990007739A1 (en) Control method for robot
JPH1133878A (ja) Nc工作機械の加工スケジュール制御方法およびnc装置ならびにnc工作機械の加工スケジュール制御プログラムを記録した記録媒体
JP3018790B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JP2003248507A (ja) 数値制御装置及び数値制御方法
JP2003084816A (ja) 数値制御装置
JP3198638B2 (ja) 複数種類の工作物を複数種類の工具により加工する工作機械
JPH04355805A (ja) 学習制御装置
JPH06230814A (ja) ロボット制御装置
JPH11134008A (ja) プログラマブルコントローラ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301